JPH0621543U - 液体容器 - Google Patents

液体容器

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JPH0621543U
JPH0621543U JP1415792U JP1415792U JPH0621543U JP H0621543 U JPH0621543 U JP H0621543U JP 1415792 U JP1415792 U JP 1415792U JP 1415792 U JP1415792 U JP 1415792U JP H0621543 U JPH0621543 U JP H0621543U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液体注出時において液量表示管81内の液位
の高さを見易くし、且つ内容器12内に収容される液量
をその最大液位から最小液位までのほぼ全範囲に亘って
外部に表示し得るようにし、さらに内容器12の上端部
を保護でき、しかもその保護部材を最大注液高さを示す
目印として有効利用し得るようにする。 【構成】 液体注出通路9と液量表示装置8とを備えた
液体容器において、内容器12の開口縁12bに、該内
容器12の上部開口12a内に所定深さTだけ臨出させ
て該開口縁12bをカバーするカバー体18を設け、さ
らに液量表示装置8の覗き窓82は、液体注出通路9の
注口管94をカバーする注口管カバー16の直下に設
け、しかも該覗き窓82を、下位となる内容器12内の
最低液位の高さLから上位となるカバー体18の臨出下
端の高さHまでのほぼ全高さ範囲に亘って形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、内容器内の液量を外部に表示する液量表示装置を備えた液体容器に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4には従来の液量表示装置つきの液体容器が示されている。この図4に示す 液体容器では、液量表示装置108は、内容器112内に連通する液量表示管1 81内の液位の高さを外ケース111に形成した縦長の覗き窓182から目視す ることによって内容器112内の液量を知ることができるようになっている。又 、この公知例では、覗き窓182は、注口194の位置より水平回動方向にかな りの角度範囲(例えば角度60〜80°)だけ変位した位置に設けられている。 尚、この種の液量表示装置108においては、液量表示管181の後側に表示板 が設けられており、液量表示管181の液体流入部分に凸レンズ作用が働いて該 表示板の模様が拡大表示されることにより、液量表示管181内の液位の高さ部 分で該表示板の模様が変化して見えるようになる。
【0003】 ところで、この図4に示す従来の液体容器では、液量表示装置の覗き窓182 は、さほど高位置までは形成されておらず、内容器112内の液量がある程度ま で(覗き窓182の上端182aの高さまで)少なくなるまでは、覗き窓182 から見える範囲の液量表示管181内には常に液体が流入している。このように 、液量表示管181内における覗き窓182から見える全範囲に液体が流入して いる場合は、該覗き窓182から見える液量表示管181の全長さ部分で均一に 凸レンズ作用が働き、表示板の模様が拡大表示されるものの、その表示が均一に 現れる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、図4に示す従来の液体容器では、覗き窓182が注口194の位置 より水平回動方向にかなりの角度離れた位置にあるので、液体注出位置(注口1 94部分)からは該覗き窓182を通して液位の高さの確認ができず、液体注出 時において液量表示管181内の液位を見るのに姿勢を変更する(見る位置を変 える)必要があり、液体残量の確認作業が面倒であった。
【0005】 又、図4に示す液体容器に使用されている液量表示装置では、覗き窓182か ら見える液量表示管181の上限高さが内容器112内への満液高さよりかなり 下方に位置し、該内容器112内の液位が満液状態から覗き窓182の最高高さ 位置(符号182aの高さ)までの範囲で変化しても、その液位の変化が覗き窓 182からは確認することができない。即ち、内容器112内の液位が覗き窓1 82の上端182aの高さより高い場合には、覗き窓182からは内容器112 内の正確な液量を確認することができないという問題がある。
【0006】 さらに、覗き窓182から見える液量表示管181の上限高さまで液体が流入 している状態では、該液体流入部分の凸レンズ作用により表示板の模様が拡大表 示されるものの、覗き窓182から見える範囲では液量表示管181部分の表示 が均一に現れるので、該液量表示管181内に液体が流入しているのか否かが識 別しにくいという問題があった。
【0007】 本考案は、上記した従来の液体容器の問題点に鑑み、液体注出時において液量 表示管内の液位の高さを見易くし、且つ内容器の上端部を保護でき、しかもその 保護部材を内容器内への最大注液高さを示す目印として有効利用し得るようにす るとともに、内容器内に収容される液量を最大液位から最小液位までのほぼ全範 囲に亘って外部に表示し得るようにした液体容器を提供することを目的としてい る。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、液体容器本体内に設けた内容器内の液体を注出する一連の液体注出 通路を有し、且つ前記内容器内に連通する液量表示管内の液位の高さを液体容器 本体に設けた覗き窓から目視し得るようにした液量表示装置を備えた液体容器に おいて、内容器の開口縁に、該内容器の上部開口内に所定深さだけ臨出させて前 記開口縁をカバーするカバー体を設け、さらに液量表示装置の覗き窓は、液体注 出通路の注口管をカバーする注口管カバーの直下に設け、しかも該覗き窓を、下 位となる内容器内の最低液位の高さから上位となるカバー体の臨出下端の高さま でのほぼ全高さ範囲に亘って形成したことを特徴としている。
【0009】
【作用】
本考案の液体容器では、内容器の開口縁をカバー体でカバーしているので、内 容器の開口縁部分に外部の物品が衝突することがなくなる。
【0010】 又、該カバー体の下端は、内容器上部開口内の所定深さまで差し込まれている ので、カバー体の下端が給液口の口縁より所定高さだけ下方位置に見え、該カバ ー体の下端縁を内容器内に液体を注入する際の最大注液高さを示す目印として利 用できる。即ち、内容器内への液体注入作業時において、最大注液高さを示す目 印がない場合には、内容器内が見えにくいために給液口の口縁から溢れるまで液 体を注入することがあるが、給液口からカバー体の下端縁が見えていると、該下 端縁まで液体を注入したときにそれを外部から視認することができ、それによっ て過給液に対する注意を喚起させることができる。
【0011】 ところで、液体注出操作は、注口の下方に受液容器を位置させる関係上、一般 に注口側から操作するが、液量表示装置の覗き窓は、注口管をカバーする注口管 カバーの直下に設けているので、液体注出操作時においては、その注出作業者が 該覗き窓に対面するようになり、姿勢を変更することなく液量表示管内の液位の 高さを確認することができる。
【0012】 又、内容器内の液量は、その満液位から最低液位までの全範囲に亘って、液量 表示管内の液位の高さによって表示されるが、本考案では、液量表示装置の覗き 窓を内容器内の最低液位の高さからカバー体の下端高さ(満液位の高さとなる) までのほぼ全高さ範囲に亘って形成しているので、内容器内の液量に応じて液量 表示管内で変位する液位の高さのほぼ全範囲を覗き窓から見ることができ、それ によって内容器内の液量をその満液位から最低液位までのほぼ全範囲に亘って知 ることができる。
【0013】
【考案の効果】
本考案の液体容器では、次のような効果がある。即ち、内容器の上部開口の内 面をカバー体でカバーしているので、該内容器の上端部分を保護できる。又、該 カバー体の下端が内容器上部開口内の若干深さまで差し込まれているので、該カ バー体の下端縁を内容器内への給液時における最大注入液位の目印として有効利 用できる。さらに、液量表示装置の覗き窓を注口管カバーの直下に設けているの で、液体注出作業位置において液量表示管内の液位を見ることができ、液体注出 時において液量の確認作業が容易となる。又、内容器内の最低液位の高さからカ バー体の下端高さ(満液位の高さとなる)までのほぼ全高さ範囲に亘って形成し ているので、内容器内の液量を満液位から最低液位までのほぼ全範囲に亘って明 確に知ることができる。
【0014】
【実施例】
図1〜図3を参照して本考案の実施例を説明すると、この実施例では液体容器 としてポンプ注液式液体容器を採用している。
【0015】 この図1〜図3に示す液体容器は、外ケース11内に内容器12を収容し且つ 該外ケース11の上部に肩部材13を載置した液体容器本体1と、エアーポンプ 4を内蔵した蓋体2と、内容器12内の液量を外部に表示する液量表示装置8と 、内容器12の内外を連絡する一連の液体注出通路9とを有している。
【0016】 内容器12は、真空二重ガラス瓶製で、上部開口12aが細口に絞られたもの が使用されている。
【0017】 肩部材13の給液口14の口縁下面と内容器12の上端部との間には、適宜高 さをもつ筒体15が介設されている。
【0018】 一連の液体注出通路9は、該筒体15を介して設置されている。又、液体注出 通路9の横向き注出管部分には、弁ホルダー92が設けられており、該弁ホルダ ー92内に液体容器転倒時に通路を閉塞する止水弁91が収容されている。又、 弁ホルダー92内の液体入口側には、液体注出時に該弁ホルダー92内に流入す る液体が直接止水弁91に衝突するのを防止するための邪魔板93が設けられて いる。
【0019】 肩部材13の前部には、液体注出通路9の注口管94の外側をカバーする注口 管カバー16が設けられている。
【0020】 前記筒体15の下端部は、パッキンを介して内容器12の開口縁12b上に載 置されている。又、該筒体15の下端部には、内容器12の上部開口12a内に 所定深さT(5〜10mm程度)だけ臨出されて該内容器開口縁12bをカバーす るカバー体18が一体形成されている。このカバー体18は、内容器12の上部 開口12aの内面を被覆していて、該内容器12の開口縁12bを保護している とともに、該カバー体18の下端縁18aが内容器12内の満水位を表示する目 印となる。即ち、内容器12内への給液時において、該カバー体18の下端縁1 8aを目印にして行えば、注入した液体が該目印の高さに達したときにそれを目 視でき、給液口14から溢れる前に給液操作を停止することができる。
【0021】 液体容器本体1の前部には、液量表示装置8が設けられている。この液量表示 装置8は、縦長の液量表示管81内の液位の高さを縦長の覗き窓82を通して目 視し得るようになっている。又、この液量表示装置8は、覗き窓82が注口管カ バー16の直下中心線上に位置するようにして設けられている。このように、覗 き窓82を注口管カバー16の直下に位置させると、液体注出位置(注口管94 に対面する位置)から覗き窓82を通して液量表示管81内の液位を見ることが でき、液体注出作業時において液体残量が確認し易くなる。
【0022】 液量表示管81は、その下部を下部連結管84を介して内容器12の底部に接 続させ、上部を上部連結管85を介して前記筒体15から内容器12内に連続さ せている。又、この液量表示管81は、内容器12内の最低液位の高さL(図2 の例では液体注出通路9の下端9aの高さ)から満液高さH(カバー体18の下 端縁18aの高さ)までのほぼ全高さ範囲に亘る液位の高さを表示し得る長さを 有している。
【0023】 液量表示管81の後側には横断面略半円形の表示板83が設けられている。こ の表示板83の液量表示管対向面には傾斜しま模様等の適宜の表示が設けられて いる。尚、この表示板83に設けた表示部分は、液量表示管81内に液体が流入 している範囲においては当該液量表示管部分に凸レンズ作用が生じて拡大表示さ れるようになる。
【0024】 覗き窓82は、液量表示管81と同様に、内容器12内の最低液位の高さLか ら前記満水位の目印となるカバー体18の下端縁18aの高さHまでのほぼ全高 さ範囲Aに亘って連続して形成されている。
【0025】 この液量表示装置8によれば、覗き窓82が上記高さ範囲Aに亘って連続して 形成されているので、液量表示管81内で変位する液位の高さの全範囲を覗き窓 82から目視することができ、従って内容器12内の液位を満液位置から最低位 置までの全範囲に亘って連続して知ることができる。
【0026】 蓋体2は、その後側を蝶番27で枢着するとともに、その前側を蓋ロックレバ ー28でロックしている。
【0027】 蓋体2内には、エアーポンプ4が収容されている。又、蓋体2のほぼ中央部に は、ポンプ押板6をガイドするためのガイド筒壁20が設けられている。このガ イド筒壁20の上端開口縁30は、後側が高く(符号30a)且つ前側が低く( 符号30b)なるように傾斜させた状態で形成している。
【0028】 ポンプ押板6は、ガイド筒壁20内で上下動自在に設けられている。又、この ポンプ押板6は、エアーポンプ4の休止状態(伸長状態)において、ポンプ押板 6の上面6aがガイド筒壁20の上端開口縁30の後側部位30a(上端開口縁 の最高高さ位置)とほぼ同高さに位置するようにして設置されている。
【0029】 図示の液体容器では、ポンプ押板6を押下げ操作すると、エアーポンプ4から の加圧空気が内容器12内に吹き込まれ、該加圧空気によって内容器12内の液 体を一連の液体注出通路9を通してその注口から外部に注出できるようになって いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例にかかる液体容器の正面図であ
る。
【図2】図1のIIーII断面図である。
【図3】図1のIIIーIII断面図である。
【図4】従来の液体容器の斜視図である。
【符号の説明】
1は液体容器本体、2は蓋体、8は液量表示装置、9は
液体注出通路、12は内容器、12aは上部開口、12
bは開口縁、15は筒体、16は注口管カバー、18は
カバー体、18aは下端縁、81は液量表示管、82は
覗き窓、94は注口管である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体容器本体(1)内に設けた内容器
    (12)内の液体を注出する一連の液体注出通路(9)
    を有し、且つ前記内容器(12)内に連通する液量表示
    管(81)内の液位の高さを液体容器本体(1)に設け
    た覗き窓(82)から目視し得るようにした液量表示装
    置(8)を備えた液体容器であって、前記内容器(1
    2)の開口縁(12b)に、該内容器(12)の上部開
    口(12a)内に所定深さ(T)だけ臨出させて該開口
    縁(12b)をカバーするカバー体(18)を設け、さ
    らに前記液量表示装置(8)の覗き窓(82)は、前記
    液体注出通路(9)の注口管(94)をカバーする注口
    管カバー(16)の直下に設け、しかも該覗き窓(8
    2)を、下位となる前記内容器(12)内の最低液位の
    高さ(L)から上位となる前記カバー体(18)の臨出
    下端の高さ(H)までのほぼ全高さ範囲に亘って形成し
    たことを特徴とする液体容器。
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