JPH06210A - オゾンガスを用いた治療器 - Google Patents

オゾンガスを用いた治療器

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Publication number
JPH06210A
JPH06210A JP4186248A JP18624892A JPH06210A JP H06210 A JPH06210 A JP H06210A JP 4186248 A JP4186248 A JP 4186248A JP 18624892 A JP18624892 A JP 18624892A JP H06210 A JPH06210 A JP H06210A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ozone gas
ozone
radiator
gas
treatment device
Prior art date
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Pending
Application number
JP4186248A
Other languages
English (en)
Inventor
Mamoru Hama
衛 浜
Yutaka Kagaya
豊 加賀谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MIHAMA Manufacturing
Silver Seiko Ltd
Mihama Seisakusho KK
Original Assignee
MIHAMA Manufacturing
Silver Seiko Ltd
Mihama Seisakusho KK
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Filing date
Publication date
Application filed by MIHAMA Manufacturing, Silver Seiko Ltd, Mihama Seisakusho KK filed Critical MIHAMA Manufacturing
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Publication of JPH06210A publication Critical patent/JPH06210A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M35/00Devices for applying media, e.g. remedies, on the human body
    • A61M35/30Gas therapy for therapeutic treatment of the skin

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Anesthesiology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 腕あるいは脚等の局部に効果的にオゾンガス
を作用させて、オゾンガスを用いた治療が容易にかつ効
果的に行えるようにする。 【構成】 腕、脚等の患部位置で巻きつけて装着され、
送入されたオゾンガスを外部に徐々に排出する排気孔1
8が設けられたオゾンガスの放射体10と、該放射体1
0中にオゾンガスを送入すべく放射体10に一端を取り
付けた送気管12と、該送気管12の他端が脱着可能に
取り付けられ、送気管12からオゾンガスを送入するた
めのオゾンガスの送出機とを有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はオゾンガスを用いた治療
器に関する。
【0002】
【従来の技術】オゾンガスはその強力な酸化作用によっ
て一般に殺菌、脱臭等に用いられるが、傷口などにオゾ
ンガスを吹きつけることによって傷を治癒させる効果が
あることが知られている。また、皮膚にオゾンガスを吹
きつけることによって血行をよくするといった効果も知
られている。本出願人はこのような治療効果に鑑み、先
に、オゾンガスを用いた治療器として袋状に形成した密
封体にオゾンガスを通流させ、患部にオゾンガスを接触
させるようにした器具について提案した(特開平3-1393
58号) 。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の治療
器では使用に際して患部を密封体中に差し入れてオゾン
ガスを患部に接触させるようにするから、脚などで局所
的にオゾンガスを接触させたいような場合には扱いにく
いという問題点があった。脚等の患部では局所的にオゾ
ンガスを接触させれば済むから、このような治療の場合
には患部のみにオゾンガスを接触させるようにすれば使
いやすくなる。また、治療器を用いる場合は、たとえば
横になったままでも使用できる等のように楽な姿勢で使
用することができればさらに使いやすくなり、治療効果
を高めることが可能である。
【0004】本発明は上記問題点を解消すべくなされた
ものであり、その目的とするところは、腕あるいは脚等
の患部に局所的にオゾンガスを接触させることによって
効果的な治療を行うことができるとともに、取り扱いも
容易なオゾンガスを用いた治療器を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため次の構成を備える。すなわち、腕、脚等の患部
位置で巻きつけて装着され、送入されたオゾンガスを外
部に徐々に排出する排気孔が設けられたオゾンガスの放
射体と、該放射体中にオゾンガスを送入すべく放射体に
一端を取り付けた送気管と、該送気管の他端が脱着可能
に取り付けられ、送気管からオゾンガスを送入するため
のオゾンガスの送出機とを有することを特徴とする。ま
た、前記放射体の外側面にオゾン分解剤を収納する収納
体を取り付け、該収納体の外面に前記オゾン分解剤を通
して放射体内のオゾンを含んだエアを排気するための排
気口を設けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】オゾンガスの放射体は腕、脚等の患部に巻きつ
けるようにして装着し、オゾンガスの送出機に接続した
送気管から前記放射体中にオゾンガスを送り込む。患部
は放射体によってオゾンガスが通流する空間内におかれ
てオゾンガスに接触する。放射体中に送入されたオゾン
ガスはその後、排気孔から徐々に外部に排出され、放射
体中には新鮮なオゾンガスが供給される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。図1は本発明に係るオゾンガス
を用いた治療器の一実施例を示す。この実施例の治療器
は耐オゾン性を有する可撓性フィルムを用いて筒状に形
成したオゾンガスの放射体10を有し、この放射体10
に連通してオゾンガスを送出するための送気管12を接
続している。送気管12と放射体10との連結部分の近
傍には薄板を螺旋状にまげた乱流子14を装着する。乱
流子14を装着することによってオゾンガスを乱流状態
で供給でき、かつ送気管12を屈曲させないようにする
ことができる。また、放射体10の両端には腕等を放射
体10内に差し入れた際に放射体10の両端の開口部を
シールするためのシール部16を設ける。18は放射体
10中のオゾンガスを徐々に外部に排気するための排気
孔である。
【0008】図1(b) に上記実施例の治療器の使用状態
を示す。使用に際しては図のように筒状の放射体10の
内部に腕、脚等を通して装着し、患部位置に放射体10
を止める。放射体10はその両端のシール部16をバン
ド等で巻きつけるようにして患部を密封する。送気管1
2の他端はオゾンガスの送出機に接続し、オゾンガスの
送出機から一定圧力でオゾンガスを送出することによっ
て、放射体10内にオゾンガスを送入する。放射体10
はオゾンガスの送出圧力によって風船状にふくらみ、患
部にオゾンガスが接触する。
【0009】放射体10に送入されたオゾンガスは排気
孔18から徐々に外部に放出される。排気孔18の開口
径および放射体10に穿設する数を適当に設定すること
によってオゾンガスの排気量を調節することができる。
放射体10内に送出されたオゾンガスは時間とともに分
解していくから、少しずつ放射体10から排気して新鮮
なオゾンガスを送出するようにすることが必要である。
本実施例の治療器の場合は、図1(b) に示すように腕や
脚を放射体10にとおして使用するから、腕などで局所
的にオゾンガスを接触させたいような場合には患部部分
のみに接触させることができてオゾンガスを有効に使用
することができる。
【0010】図2はオゾンガスの治療器の他の実施例と
して、上記例と同様に腕、脚等の局部にオゾンガスを接
触できるようにした治療器の例を示す。この実施例では
図2(b) に示すように、オゾンガスの放射体として帯状
の巻きつけ部20の両側縁部に半円状のサイドカバー部
22を設けたもので、巻きつけ部20の端部にバンド2
4を付けて放射体を患部に固定できるようにしている。
オゾンガスの送出装置に接続する送気管12は巻き付け
部20の略中央部に接続する。18は巻きつけ部20に
穿設した排気孔である。図2(a) は巻きつけ部20を正
面方向から見た様子を示す。
【0011】図2(c) に腕の患部に上記放射体を取り付
けた様子を示す。帯状の巻きつけ部20を腕に巻きつけ
るようにし、バンド24で固定して取り付ける。オゾン
ガスの送出機に接続した送気管12からオゾンガスを送
入することによって、放射体が膨らみ患部にオゾンガス
が接触する。放射体が膨らんだ際にサイドカバー部22
が帯状の巻きつけ部20の側縁部分を閉止し患部の上方
にオゾンガスを収容する一定の空間が確保される。放射
体内に送入されたオゾンガスは排気孔18から少しずつ
外部に排気され、徐々に新しいオゾンガスが送入されて
患部にオゾンガスが接触する。
【0012】本実施例の治療器では巻きつけ部20にサ
イドカバー部22を設けることによって腕等に巻きつけ
て装着した場合に、サイドカバー部22を設けた側のみ
にオゾンガスが送入される空間があくようになる。たと
えば腕に装着した場合は、図1に示す例では全周にわた
ってオゾンガスが接触するのに対し、本実施例では部分
的にオゾンガスが接触する。したがって、本実施例の場
合はさらに局所的にオゾンガスが接触する。
【0013】図3は巻きつけ方法によって患部に装着す
るオゾンガスの治療器のさらに他の実施例を示す。本実
施例では図3(a) に示すようにオゾンガスの放射体を2
層に設け、患部に接触する側のパッド部30とパッド部
30の外面に取り付けた袋体部32によって放射体を形
成する。パッド部32は気体を良好に通流する素材によ
って形成し、パッド部32と袋体部32との境界部の袋
体のフィルムにはオゾンガスを通流させる透孔を穿設す
る。パッド部30および袋体部32は可撓性の素材によ
って形成し、図3(b) に示すように腕等に簡単に巻きつ
けて装着できるようにする。巻きつけた後にバンド24
で固定し、送気管12からオゾンガスを送入することに
よって袋体部32からパッド部30にオゾンガスを送出
し、患部にオゾンガスを接触させる。
【0014】図3(c) は上記実施例の治療器を患部に装
着した様子を示す。袋体部32には上記実施例と同様に
オゾンガスの排気孔18を設けて、送気管12から袋体
部32に送り込まれたオゾンガスを少しずつ排気するよ
うにする。本実施例の治療器は上記実施例と同様に腕、
脚等に取り付けて使用する他、腰部に巻きつけて使用す
るといった使い方も可能である。
【0015】なお、上記各実施例ではいずれも患部を密
封する放射体にオゾンガスの排気孔18を設けて排気孔
18から徐々にオゾンガスを排気するようにしたが、こ
の方法だと排気孔18からそのままオゾンを含んだエア
が排気されるため放射体10にはさほど高濃度のオゾン
ガスを送入することができない。図4は排気孔18から
じかにオゾンを含んだエアを排気せずにオゾンを分解し
て排気するようにした構成を示す。この実施例では送気
管12を接続する放射体10の外側面にたとえば活性炭
や触媒等からなるオゾン分解剤40を収納する収納体4
2を外向きに取り付けるとともに、収納体42の内部に
導気管44を配置し、導気管44の端部に送気管12を
接続した。
【0016】導気管44はオゾンガスを放射体10内に
送入する際にオゾン分解剤40に妨げられずに放射体1
0の内部にまで導入するために設けたもので、導気管4
4の先端を収納体44をとおって放射体10の内部にま
で延出させるとともに、導気管44の外側部分で収納体
42の内側にオゾン分解剤40を収納した。収納体42
は実施例では筒状に形成し、一定量のオゾン分解剤40
を収納するためやや大径とし、外端部側は導気管44の
外径サイズにまで徐々にしぼり形状に形成した。収納体
42の端部から導気管44の他端を延出しこの導気管4
4の端部に送気管12を接続している。
【0017】46は収納体42の外端部近傍の外壁に穿
設した排気口である。この排気口46は放射体10から
外部にエアを排気するために開口したものである。図3
(c) にはオゾン分解剤を収納した収納体42取り付けた
例を示すが、この場合は放射体には前述した排気孔18
を設けずに収納体40の排気口46のみからエアを排気
するようにする。このようにしてオゾン分解剤を収納し
た収納体42を放射体に取り付けることによって、放射
体10からオゾンを含んだエアが排気される際にはオゾ
ン分解剤40を通過して排気されるから、排気口46か
らはオゾンが分解され無害化されたエアが排気される。
【0018】上記のようにオゾン分解剤を収納した収納
体42を取り付けた場合には、放射体に対してかなり高
濃度のオゾンガスを送出することが可能であり、これに
よってより効果的な治療効果を奏することができる。な
お、オゾン分解剤を収納した収納体42の構成は上記実
施例に限るものではない。上記実施例では収納体42と
導気管44を同心状に配置したが、送気管12と収納体
42とを別位置に設けてもよく、その場合には収納体4
2の端部に排気口46のみを設けるようにすればよい。
収納体42の配置位置等も適宜設定できることはいうま
でもない。
【0019】上記各実施例の治療器は各々オゾンガスの
送出機に接続して個別に用いることができるが、図5に
示すようにオゾンガスを送出するエアマット等と併用す
ることも可能である。同図で34はオゾンガスの送出機
である。オゾンガスの送出機34にはオゾンガスを送出
する接続口36が複数個設けられているから、これら接
続口36に上記の治療器やオゾンエアマット38を接続
することによって併用することができる。こうして、オ
ゾンエアマット38を用いて全身的にオゾンガスを接触
させるとともに、上記治療器を用いて局部的にオゾンガ
スを集中して適用することが可能になる。
【0020】
【発明の効果】本発明に係るオゾンガスを用いた治療器
によれば、上述したように、腕あるいは脚等に局部的に
オゾンガスを作用させることができてオゾンガスを用い
た治療を効果的になすことができる。また、オゾン分解
剤を収納した収納体を設けた場合にはより高濃度のオゾ
ンガスを使用することができてより効果的なオゾンガス
の利用をなすことができる等の著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】オゾンガスを用いた治療器の一実施例を示す説
明図である。
【図2】オゾンガスを用いた治療器の他の実施例を示す
説明図である。
【図3】オゾンガスを用いた治療器のさらに他の実施例
を示す説明図である。
【図4】オゾン分解剤を収納した収納体の取り付け例を
示す説明図である。
【図5】オゾンガスを用いた治療器の使用例を示す説明
図である。
【符号の説明】
10 放射体 12 送気管 14 乱流子 16 シール部 18 排気孔 20 巻きつけ部 22 サイドカバー部 24 バイド 30 パッド部 32 袋体部 34 オゾンガスの送出機 38 オゾンエアマット 40 オゾン分解剤 42 収納体 44 導気管 46 排気口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 腕、脚等の患部位置で巻きつけて装着さ
    れ、送入されたオゾンガスを外部に徐々に排出する排気
    孔が設けられたオゾンガスの放射体と、 該放射体中にオゾンガスを送入すべく放射体に一端を取
    り付けた送気管と、 該送気管の他端が脱着可能に取り付けられ、送気管から
    オゾンガスを送入するためのオゾンガスの送出機とを有
    することを特徴とするオゾンガスを用いた治療器。
  2. 【請求項2】 放射体の外側面にオゾン分解剤を収納す
    る収納体を取り付け、該収納体の外面に前記オゾン分解
    剤を通して放射体内のオゾンを含んだエアを排気するた
    めの排気口を設けたことを特徴とする請求項1記載のオ
    ゾンガスを用いた治療器。
JP4186248A 1992-06-20 1992-06-20 オゾンガスを用いた治療器 Pending JPH06210A (ja)

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