JPH06208835A - ダイヤモンド材を電子源に用いた陰極ルミネセンス・ディスプレイ - Google Patents

ダイヤモンド材を電子源に用いた陰極ルミネセンス・ディスプレイ

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JPH06208835A
JPH06208835A JP5237268A JP23726893A JPH06208835A JP H06208835 A JPH06208835 A JP H06208835A JP 5237268 A JP5237268 A JP 5237268A JP 23726893 A JP23726893 A JP 23726893A JP H06208835 A JPH06208835 A JP H06208835A
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JP
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optically transparent
substantially optically
conductive layer
disposed
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Application number
JP5237268A
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English (en)
Inventor
Curtis D Moyer
カーティス・ディー・モイヤー
James E Jaskie
ジェイムズ・イー・ジェイスキー
Robert C Kane
ロバート・シー・ケイン
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Motorola Solutions Inc
Original Assignee
Motorola Inc
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  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 陰極ルミネセンス層103,203に対し遠
位に配置された透明なフェースプレート104,204
上に配置された透明な導電層105,205上に配置さ
れたダイヤモンド材の層106,206を有する電子エ
ミッタを提供する。 【構成】 外部から付与される適切な信号の入力が、ダ
イヤモンド材層106,206からの電子の放出を誘発
し、陰極ルミネセンス層103,203からの光子放出
を実質的に励起する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に陰極ルミネセン
ス蛍光ディスプレイに関し、さらに詳しくは、非熱電子
的電子源を用いる陰極ルミネセンス蛍光ディスプレイに
関する。
【0002】
【従来の技術】陰極ルミネセンス・ディスプレイは周知
の技術であり、一般的に、熱励起によって電子を放出す
る電子源を使用する。これらの熱励起電子源を使用する
ディスプレイは、ブラウン管装置に典型的に利用されて
いる。そのような電子源の一つの一般的な欠点は、電子
源から電子放出を誘発するために必要な熱エネルギが、
動作効率にとって有害であるということである。別の欠
点は、加熱によってこれらの電子発生源から電子放出を
誘発する必要があるために、これらの電子発生源が、平
面ディスプレイへの適用に一般的に望ましい分散型電子
源の実現にあまり適していないということである。
【0003】それとは別に、陰極ルミネセンスディスプ
レイへの適用に適した一種の非熱電子的電子源である、
マイクロエレクトロニクス電界放出電子源が知られるよ
うになった。マイクロエレクトロニクス電界放出電子源
は、一般的に、数百オングストローム程度の非常に小さ
い曲率半径の幾何学的不連続性を持つように形成された
電子エミッタに電界を与えることによって利用される。
そのようなマイクロチップ電子エミッタを多数使用し、
100万個以上のマイクロチップをマイクロチップ電子
エミッタ配列にパターン化することによって、分散型冷
陰極電子源を実現することができる。しかし、マイクロ
エレクトロニクス電界放出電子エミッタは、熱電子エミ
ッタより効率が高いが、それぞれが数百オングストロー
ム程度の非常に小さい物理的特徴を持つエミッタを多数
設ける必要性に関連して、制約される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、これらの
欠点のうち少なくとも幾つかを克服する平面ディスプレ
イおよび分散形電子源の必要性が存在する。
【0005】
【課題を解決するための手段】この必要性およびその他
は、主表面を持つ基板,主表面上に配置された導電層,
導電層上に配置された陰極ルミネセンス層,陰極ルミネ
センス層に対し遠位に配置され、それとの間に介在領域
を形成する、実質的に光学的に透明なフェースプレー
ト,介在領域内でフェースプレート上に配置された実質
的に光学的に透明な導電層,および実質的に光学的に透
明な導電層上に配置され、動作可能にそれに結合された
ダイヤモンド材層を有する陰極ルミネセンス装置の提供
によって、実質的に満たされる。
【0006】この必要性およびその他はさらに、主表面
を持つ基板、主表面上に配置された多数の導電層,少な
くとも導電層上に配置された陰極ルミネセンス層,陰極
ルミネセンス層に対して遠位に配置され、それとの間に
介在領域を形成する、実質的に光学的に透明なフェース
プレート,介在領域内でフェースプレート上に配置され
た多数の実質的に光学的に透明な導電層,および多数の
光学的に透明な導電層の少なくとも幾つかの上に配置さ
れ、動作可能にそれらに結合されたダイヤモンド材層か
ら構成され、導電層の少なくとも幾つかおよび実質的に
光学的に透明な導電層の少なくとも幾つかに、外部から
付与される適切な信号を入力すると、それらに対応する
ダイヤモンド材層によって電子が放出されて、陰極ルミ
ネセンス層からの光子放出を事実上励起し、この光子放
出を実質的に光学的に透明なフェースプレートを通して
観察することができるように構成された陰極ルミネセン
ス画像ディスプレイの提供によって、さらに満たされ
る。
【0007】
【実施例】図1は、本発明に従って構成した陰極ルミネ
センス装置100の実施態様の一部分の側面図である。
上に導電層102が配置された主表面111を持つ基板
が設けられている。導電層102は、半導体技術で見ら
れるホトリソグラフィやエッチング法など、適切な手段
を用いることによってパターン形成する。陰極ルミネセ
ンス層103が導電層102上に配置されているが、こ
れは支持基板101の主表面111の露出部上にも配置
することができる。実質的に光学的に透明なフェースプ
レート104を陰極ルミネセンス層103に対し遠位に
配置し、それとの間に介在領域107を形成する。実質
的に光学的に透明な導電層105を、フェースプレート
104上に配置する。ダイヤモンド材層106(電子エ
ミッタ)を、実質的に光学的に透明な導電層105上に
配置し、動作可能にこれと結合する。一般に、実質的に
光学的に透明な導電層105およびダイヤモンド材層1
06は、半導体技術で見られるホトリソグラフィ,エッ
チング,リフトオフなど、適切な方法を幾つでも使用す
ることによってパターン形成する。導電層102と実質
的に光学的に透明な導電層105との間に外部から印加
される電圧110など、外部から付与される適切な信号
の入力によって、ダイヤモンド材層106に電界が誘発
される。誘導電界が適切な大きさ、一般に1×105
/cm2 以上に達すると、ダイヤモンド材層またはダイ
ヤモンド材電子エミッタ106から電子が放出される。
放出された電子は介在領域107を横断し、陰極ルミネ
センス層103に衝突して、光子エネルギ放出を励起
し、その後、導電層102で捕集される。本発明の適用
対象によっては、外部から付与される10ボルト台以下
の電圧または信号を用いることによって、電子放出を達
成することが望ましい。一般に、10ボルト台以下のそ
うした電圧または信号は、介在領域107を1.0ミク
ロン台以下の大きさとすることによって、達成すること
ができる。
【0008】光子は、方向を選択することなく、陰極ル
ミネセンス層103から放出される。フェースプレート
104に向かって放出された光子は、介在領域107,
実質的に光学的に透明なダイヤモンド材層106,実質
的に光学的に透明な導電層105,および実質的に光学
的に透明なフェースプレート104を横断し、観測可能
な輝度として出現する。さらに、フェースプレート10
4以外の方向に放射された光子の一部は、フェースプレ
ート104の方向に反射して、その後輝度として出現す
る。これらの光子の反射は、陰極ルミネセンス層103
内の粒界,基板101に光学的反射性材料が含まれる場
合には基板101の主表面111,および導電層102
が反射性材料から形成される場合には導電層102な
ど、数箇所で発生する。
【0009】本発明の目的は、観測可能な輝度として利
用可能性できる光子エネルギーの部分を増大することを
通して、少なくとも部分的に効率の向上を実現した陰極
ルミネセンス装置を提供することである。
【0010】本発明の別の目的は、フェースプレート1
04に対応する側を第1面、基板101に対応する側を
第2面として、両面のどちらからでも光子エネルギが観
察される陰極ルミネセンス装置を提供することである。
両面の輝度観察が望ましい本発明の別の実施態様では、
基板101および導電層102が両方とも、実質的に光
学的に透明な材料を含むようにすることが必要である。
【0011】図1および図2に示す陰極ルミネセンス装
置100では、後でさらに説明するディスプレイ200
の場合と同様に、ダイヤモンド材層を、実質的に単結晶
ダイヤモンド層,多結晶ダイヤモンド材層,または粒状
ダイヤモンドなどの多数の離散ダイヤモンド結晶のいず
れかとして実現することができる。ダイヤモンド材層
は、色々な構造形態を得るために様々な析出技術によっ
て実現される。色々な構造を呈する。実質的単結晶ダイ
ヤモンド材層の場合、好適な結晶配向が誘導電界に暴露
されるようにすることが望ましい。ダイヤモンド材の特
定の結晶配向は、低い電界強度での電子放出を可能にす
る低い表面仕事関数を示すことが知られている。あるい
はまた、低い表面仕事関数の電子放出場所の統計分布を
もたらす結晶配向分布を有する多結晶ダイヤモンド材層
を設けることが望ましい場合もある。さらにまた、粒状
のダイヤモンド材をはじめとする多数のダイヤモンド微
結晶を利用することによって、低い表面仕事関数の電子
放出場所の統計分布を達成することが望ましい場合もあ
る。
【0012】次に、図2について説明する。この図は、
図1に関してこれまで説明したように本発明を組み込ん
だ陰極ルミネセンス装置の実施態様を回転して、図1に
対し実質的に直交する方向から見た側面図を示してい
る。図1および図2の表現から、実質的に光学的に透明
な導電層105と導電層102が、相互に対して角を成
すように配置されていることが分かる。
【0013】図3は、図1および図2に関連してこれま
で説明したのと同様に、本発明に係る陰極ルミネセンス
画像ディスプレイ200の実施態様の部分拡大斜視図で
あり、図1および図2に関連して先に識別した特徴に対
応する特徴は、ここでは、数字「2」から始まる類似の
符号で示されている。図3はさらに、多数の導電層20
2,多数の導電層202に対して角を成すように配置さ
れた多数の実質的に光学的に透明な導電層205,およ
びそれぞれが多数の実質的に光学的に透明な導電層20
5のうちの一つの実質的に光学的に透明な導電層上に配
置された多数のダイヤモンド材層206が設けられてい
ることを示す。また、多数の導電層202のそれぞれお
よび多数の実質的に光学的に透明な導電層205のそれ
ぞれを選択的に付勢することを可能にする、外部に設け
られた相互接続部230が作動可能に接続されているこ
とを、概略的に示している。多数の導電層202の一つ
および多数の実質的に光学的に透明な導電層205の一
つを任意に選択すると、図3に示すように、選択された
層の定義済み交差ができ、その領域で、多数の実質的に
光学的に透明な導電層205のうちの選択された実質的
に光学的に透明な導電層上に配置されたダイヤモンド材
層206から形成された電子エミッタから、矢印eで示
される電界が誘発される。こうして、前記交差の領域に
実質的に対応するこの領域で電子放出が行われ、これは
次に、光子エネルギと表示された矢印で示す光子エネル
ギ放出を、ひいては輝度を、交差と同一領域に対応する
フェースプレートの実質的にその領域だけにもたらす。
多数の定義済み交差のそれぞれを組織的に選択し、適切
な外部信号をそれに付与することによって、観測可能な
画像が生成される。
【0014】一般に、陰極ルミネセンス画像ディスプレ
イ200は、幾つかの方法によって作成することができ
る。単なる例として、陰極ルミネセンス画像ディスプレ
イ3200は二つの部分に分けて作成される。第1部分
は、第2部分とは別個に処理されるフェースプレート2
04,光学的に透明な導電層205,および多数のダイ
ヤモンド材層206を含む。第2部分は、第1部分とは
別個に処理される基板201,導電層202,および陰
極ルミネセンス層203を含む。その後、第1部分およ
び第2部分を固定された空間関係で相互の上に配置し、
こうしてフェースプレート204と陰極ルミネセンス層
203との間に介在領域207を形成する。第1部分と
第2部分の配置はさらに、フェースプレート204のダ
イヤモンド材層206と陰極ルミネセンス層203とを
介在領域207によって分離させることによって規定さ
れる。さらに、フェースプレート204の多数のダイヤ
モンド材層206および光学的に透明な導電層205の
配置は、導電層202が光学的に透明な導電層205お
よび多数のダイヤモンド材層206と交差するように実
施し、こうして格子構造を形成し、個々の交差点を相互
接続部230によって選択することができるようにす
る。
【0015】適用対象によっては、以上に説明したよう
に得られる画像は、フェースプレート204からだけで
なく、基板201を通して出現する輝度によっても、観
測できるようにすることが望ましい。そのような適用対
象では、基板201および導電層202を両方とも、基
板201では例えば石英またはサファイア、導電層20
2では例えばインジウムすず酸化物(ITO)をはじめ
とする、実質的に光学的に透明な材料から形成すること
が望ましい。さらに、最適な性能を達成するために、ダ
イヤモンド材層206や陰極ルミネセンス層203な
ど、その他の構造を実質的に光学的に透明にすること
は、普通の技術の熟練者にとって明白である。
【0016】
【実施態様項】
(請求項2) 基板が実質的に光学的に反射する性質で
あることを特徴とする請求項1記載の陰極ルミネセンス
装置。 (請求項3) ダイヤモンド材層が実質的に単結晶ダイ
ヤモンド膜から構成されることを特徴とする請求項1記
載の陰極ルミネセンス装置。 (請求項4) ダイヤモンド材層が実質的に多結晶ダイ
ヤモンド膜から構成されることを特徴とする請求項1記
載の陰極ルミネセンス装置。 (請求項5) ダイヤモンド材層が実質的に粒状ダイヤ
モンド材などの多数のダイヤモンド材微結晶によって構
成されることを特徴とする請求項1記載の陰極ルミネセ
ンス装置。 (請求項6) 介在領域が1.0ミクロン台であること
を特徴とする請求項1記載の陰極ルミネセンス装置。 (請求項7) A 主表面を持つ基板; B 主表面上に配置された多数の導電層; C 少なくとも導電層上に配置された陰極ルミネセンス
層; D 陰極ルミネセンス層に対して遠位に配置され、それ
との間に介在領域を形成する、実質的に光学的に透明な
フェースプレート; E 介在領域内でフェースプレート上に配置された多数
の実質的に光学的に透明な導電層;および F 実質的に光学的に透明な導電層の少なくとも一部分
の上に配置され、動作可能にそれに結合されたダイヤモ
ンド材層;によって構成されることを特徴とする陰極ル
ミネセンス装置。 (請求項8) 介在領域が1.0ミクロン台であること
を特徴とする請求項7記載の陰極ルミネセンス装置。 (請求項9) 基板が実質的に光学的に反射する性質で
あることを特徴とする請求項7記載の陰極ルミネセンス
装置。 (請求項10) ダイヤモンド材層が実質的に単結晶ダ
イヤモンド膜によって構成されることを特徴とする請求
項7記載の陰極ルミネセンス装置。 (請求項11) ダイヤモンド材層が実質的に多結晶ダ
イヤモンド膜によって構成されることを特徴とする請求
項7記載の陰極ルミネセンス装置。 (請求項12) ダイヤモンド材層が粒状ダイヤモンド
材などの多数のダイヤモンド材微結晶によって構成され
ることを特徴とする請求項7記載の陰極ルミネセンス装
置。 (請求項14) 介在領域が1.0ミクロン台であるこ
とを特徴とする請求項2記載の陰極ルミネセンス装置。 (請求項15) 基板が実質的に光学的に反射する性質
であることを特徴とする請求項2記載の陰極ルミネセン
ス画像ディスプレイ。 (請求項16) ダイヤモンド材層が実質的に単結晶ダ
イヤモンド膜によって構成されることを特徴とする請求
項2記載の陰極ルミネセンス画像ディスプレイ。 (請求項17) ダイヤモンド材層が実質的に多結晶ダ
イヤモンド膜によって構成されることを特徴とする請求
項2記載の陰極ルミネセンス画像ディスプレイ。 (請求項18) ダイヤモンド材層が実質的に粒状ダイ
ヤモンド材などの多数のダイヤモンド材微結晶によって
構成されることを特徴とする請求項2記載の陰極ルミネ
センス画像ディスプレイ。 (請求項19) 基板およびその上に配置された導電層
が実質的に光学的に透明であることを特徴とする請求項
2記載の陰極ルミネセンス画像ディスプレイ。 (請求項20) 光子放出が実質的に光学的に透明なフ
ェースプレートおよび実質的に光学的に透明な基板を通
して観察できることを特徴とする請求項19記載の陰極
ルミネセンス画像ディスプレイ。 (請求項22) A 主表面を持つ、実質的に光学的に
透明な基板; B 主表面上に配置された第1群の多数の実質的に光学
的に透明な導電層; C 少なくとも第1群の実質的に光学的に透明な導電層
上に配置された、実質的に光学的に透明な陰極ルミネセ
ンス層; D 実質的に光学的に透明な陰極ルミネセンス層に対し
て遠位に配置され、それとの間に介在領域を形成する、
実質的に光学的に透明なフェースプレート; E 介在領域内でフェースプレート上に配置された第2
群の多数の実質的に光学的に透明な導電層;および F 多数の実質的に光学的に透明な導電層の少なくとも
一部分の上に配置され、動作可能にそれに結合された実
質的に光学的に透明なダイヤモンド材層;によって構成
され、外部から付与される適切な信号を、第1群および
第2群の実質的に光学的に透明な導電層の少なくとも一
部分に入力すると、それに対応するダイヤモンド材層か
ら電子が放出され、次いで陰極ルミネセンス層からの光
子放出が励起され、この光子放出が、実質的に光学的に
透明なフェースプレートおよび実質的に光学的に透明な
基板の両方から観測可能であることを特徴とする両面表
示用陰極ルミネセンス装置。 (請求項23) 実質的に光学的に透明な基板が石英に
よって形成されることを特徴とする請求項22記載の両
面表示用陰極ルミネセンス装置。 (請求項24) 実質的に光学的に透明な基板がサファ
イアによって形成されることを特徴とする請求項22記
載の両面表示用陰極ルミネセンス装置。 (請求項25) 第1群の多数の実質的に光学的に透明
な導電層がインジウムすず酸化物によって構成されるこ
とを特徴とする請求項22記載の両面表示用陰極ルミネ
センス装置。
【図面の簡単な説明】
【図1】陰極ルミネセンス装置の請求の部分側面図であ
る。
【図2】図1に関連して先に示した請求を、図1に対し
実質的に直交方向から見た部分側面図である。
【図3】陰極ルミネセンス画像ディスプレイの請求の拡
大部分斜視図である。
【符号の説明】
100 陰極ルミネセンス装置 101 基板 102 導電層 103 陰極ルミネセンス層 104 フェースプレート 105 導電層 106 ダイヤモンド材層 107 介在領域 111 主表面 200 陰極ルミネセンス画像ディスプレイ 201 基板 202 導電層 203 陰極ルミネセンス層 204 フェースプレート 205 導電層 206 ダイヤモンド材層 207 介在層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェイムズ・イー・ジェイスキー アメリカ合衆国アリゾナ州スコッツデイ ル、イー・マウンテン・ビュー12256 (72)発明者 ロバート・シー・ケイン アメリカ合衆国アリゾナ州スコッツデイ ル、エヌ・ナインティーサード・ストリー ト27031

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A 主表面(111)を有する基板(1
    01); B 主表面(111)上に配置された導電層(10
    2); C 導電層(102)上に配置された陰極ルミネセンス
    層(103); D 陰極ルミネセンス層(103)に対し遠位に配置さ
    れ、それとの間に介在領域(107)を形成する、実質
    的に光学的に透明なフェースプレート(104); E 介在領域(107)内でフェースプレート(10
    4)上に配置された、実質的に光学的に透明な導電層
    (105);および F 実質的に光学的に透明な導電層(105)上に配置
    され、動作可能にそれに結合されたダイヤモンド材層
    (106);によって構成されることを特徴とする陰極
    ルミネセンス装置(100)。
  2. 【請求項2】 A 主表面を有する基板; B 主表面上に配置された多数の導電層(202); C 少なくとも導電層(202)上に配置された陰極ル
    ミネセンス層(203); D 陰極ルミネセンス層(203)に対し遠位に配置さ
    れ、それとの間に介在領域(207)を形成する、実質
    的に光学的に透明なフェースプレート(204); E 介在領域(207)内でフェースプレート(20
    4)上に配置された、多数の実質的に光学的に透明な導
    電層(205);および F 多数の実質的に光学的に透明な導電層(205)の
    少なくとも一部分の上に配置され、動作可能にそれに結
    合されたダイヤモンド材層(206);によって構成さ
    れ、 外部から付与される適切な信号を、導電層(202)の
    少なくとも一部分および実質的に光学的に透明な導電層
    (205)の少なくとも一部分に入力すると、それに対
    応するダイヤモンド材層(206)から電子が放出さ
    れ、次いで陰極ルミネセンス層(203)からの光子放
    出が励起され、この光子放出が、実質的に光学的に透明
    なフェースプレートから観測可能であることを特徴とす
    る陰極ルミネセンス装置。
  3. 【請求項3】 A 主表面(111)を持つ基板(10
    1)を設ける段階; B 主表面(111)上に導電層(102)を析出する
    段階; C 主表面(111)上で導電層(102)をパターン
    形成する段階; D 導電層(102)上に陰極ルミネセンス層(10
    3)を析出する段階; E 実質的に光学的に透明なフェースプレート(10
    4)を設ける段階; F フェースプレート(104)上に実質的に光学的に
    透明な導電層(105)を析出する段階; G フェースプレート(104)上で実質的に光学的に
    透明な導電層(105)をパターン形成する段階; H 実質的に光学的に透明な導電層(105)上に、動
    作可能にこれに結合されたダイヤモンド材層(106)
    を析出する段階; I パターン形成された実質的に光学的に透明な導電層
    (105)を、パターン形成された導電層(102)に
    対向して配置し、それによって、パターン形成された実
    質的に光学的に透明な導電層(105)とパターン形成
    された導電層(102)との間に介在層(107)およ
    び交差を形成する段階;によって構成されることを特徴
    とする陰極ルミネセンス装置(100)の製造方法。
JP5237268A 1992-09-02 1993-08-31 ダイヤモンド材を電子源に用いた陰極ルミネセンス・ディスプレイ Pending JPH06208835A (ja)

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US93874492A 1992-09-02 1992-09-02
US938744 1992-09-02

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JP5237268A Pending JPH06208835A (ja) 1992-09-02 1993-08-31 ダイヤモンド材を電子源に用いた陰極ルミネセンス・ディスプレイ

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH08255558A (ja) * 1995-03-20 1996-10-01 Nec Corp 冷陰極およびこれを用いた電子銃とマイクロ波管
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