JPH06205850A - 化学及び細菌戦用フィルター付注入機構 - Google Patents
化学及び細菌戦用フィルター付注入機構Info
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- JPH06205850A JPH06205850A JP9993593A JP9993593A JPH06205850A JP H06205850 A JPH06205850 A JP H06205850A JP 9993593 A JP9993593 A JP 9993593A JP 9993593 A JP9993593 A JP 9993593A JP H06205850 A JPH06205850 A JP H06205850A
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A62—LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
- A62B—DEVICES, APPARATUS OR METHODS FOR LIFE-SAVING
- A62B7/00—Respiratory apparatus
- A62B7/12—Respiratory apparatus with fresh-air hose
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T137/00—Fluid handling
- Y10T137/7722—Line condition change responsive valves
- Y10T137/7781—With separate connected fluid reactor surface
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- Business, Economics & Management (AREA)
- Emergency Management (AREA)
- Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 注入器機構は、航空機乗組員用の化学及び細
菌戦(CBW)用スーツのフード及びバイザーの曇りを
除去する。 【構成】 機内空気を移動させるために呼吸装置用ガス
を使用する。注入器は、流量率調節用の針バルブと高度
補正用のアネロイド気圧計を含む。CBWフィルター
は、注入器により生じた負圧の下流にあり、その結果該
負圧領域において装置内に吸い込まれるいかなる大気も
浄化する。CBWフィルターの下流における装置内の正
圧は、曇り除去用ガス流の内方への漏洩及び汚染を防止
する。
菌戦(CBW)用スーツのフード及びバイザーの曇りを
除去する。 【構成】 機内空気を移動させるために呼吸装置用ガス
を使用する。注入器は、流量率調節用の針バルブと高度
補正用のアネロイド気圧計を含む。CBWフィルター
は、注入器により生じた負圧の下流にあり、その結果該
負圧領域において装置内に吸い込まれるいかなる大気も
浄化する。CBWフィルターの下流における装置内の正
圧は、曇り除去用ガス流の内方への漏洩及び汚染を防止
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、航空機乗組員用化学及
び細菌戦(CBW)防毒マスク装置のフード及びバイザ
ーの曇りを取り除くために用いられる注入機構に関す
る。
び細菌戦(CBW)防毒マスク装置のフード及びバイザ
ーの曇りを取り除くために用いられる注入機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般
に、たいていの航空機乗組員用CBW防毒マスク装置
は、該航空機乗組員用防毒マスクのフード及びバイザー
の曇りを取り除くためのガス流を供給するために、モー
ター駆動式フィルター付送風機か100パーセント呼吸
用ガスのどちらかを使用している。これらの方法の各々
はいくつかの欠点を持っている。
に、たいていの航空機乗組員用CBW防毒マスク装置
は、該航空機乗組員用防毒マスクのフード及びバイザー
の曇りを取り除くためのガス流を供給するために、モー
ター駆動式フィルター付送風機か100パーセント呼吸
用ガスのどちらかを使用している。これらの方法の各々
はいくつかの欠点を持っている。
【0003】モーター駆動式フィルター付送風機ユニッ
トの使用は、航空機乗組員が航空機に入り留まっている
間、呼吸用及び曇り除去用ガスの安全な供給源を提供す
るのに有効である。しかしながら、航空機乗組員が航空
機内に入るやいなや、フィルター付送風機は、飛行中操
縦席にしまいこむのにやっかいであり、またバッテリ寿
命が限られている。また、フィルターを通した機内空気
は、より高い高度において航空機乗組員の呼吸を長くす
るのに十分な酸素濃度を含んでいないので、航空機が約
10,000フィートの高度より下における任務が予定
されている場合、フィルター付送風機は呼吸用ガスを供
給するために用いることができるだけである。
トの使用は、航空機乗組員が航空機に入り留まっている
間、呼吸用及び曇り除去用ガスの安全な供給源を提供す
るのに有効である。しかしながら、航空機乗組員が航空
機内に入るやいなや、フィルター付送風機は、飛行中操
縦席にしまいこむのにやっかいであり、またバッテリ寿
命が限られている。また、フィルターを通した機内空気
は、より高い高度において航空機乗組員の呼吸を長くす
るのに十分な酸素濃度を含んでいないので、航空機が約
10,000フィートの高度より下における任務が予定
されている場合、フィルター付送風機は呼吸用ガスを供
給するために用いることができるだけである。
【0004】第2の方法は、曇り除去用に100パーセ
ント呼吸用ガス(酸素)を使用する。これは、液体酸素
(LOX)または高圧ガス状酸素(GOX)呼吸用ガス
供給器を消費し、航空機の航続時間能力を制限する結果
となり得る。航空機に装備された搭載式酸素発生装置
(OBOGS)から曇り除去用100パーセント呼吸用
ガスを使用すると、無制限の供給が可能なため航続時間
を制限しない。しかしながら、それは、曇り除去用ガス
流の必要条件に適応させ、また必要とされる呼吸用ガス
を最小の酸素濃度レベルに維持するために、OBOGS
を相当大きくする必要がある。
ント呼吸用ガス(酸素)を使用する。これは、液体酸素
(LOX)または高圧ガス状酸素(GOX)呼吸用ガス
供給器を消費し、航空機の航続時間能力を制限する結果
となり得る。航空機に装備された搭載式酸素発生装置
(OBOGS)から曇り除去用100パーセント呼吸用
ガスを使用すると、無制限の供給が可能なため航続時間
を制限しない。しかしながら、それは、曇り除去用ガス
流の必要条件に適応させ、また必要とされる呼吸用ガス
を最小の酸素濃度レベルに維持するために、OBOGS
を相当大きくする必要がある。
【0005】米国特許第4,741,332 号に示された先行技
術は、CBWフィルターを介して吸い込まれかつ曇り除
去の目的に用いられる機内空気を移動させるために、注
入器を使用している。この注入器はCBWフィルターの
下流にあるが、この注入器によって作り出される負圧
(吸い込み)は、装置の構成要素の接合部において内方
への化学的作因漏洩を許し、その結果曇り除去用ガス流
の汚染を生じる。
術は、CBWフィルターを介して吸い込まれかつ曇り除
去の目的に用いられる機内空気を移動させるために、注
入器を使用している。この注入器はCBWフィルターの
下流にあるが、この注入器によって作り出される負圧
(吸い込み)は、装置の構成要素の接合部において内方
への化学的作因漏洩を許し、その結果曇り除去用ガス流
の汚染を生じる。
【0006】したがって、航空機の飛行能力を減じない
ようにまたは実質的により大きな容量を有する酸素供給
装置を必要としないように、生理学的に安全な酸素曇り
除去及び呼吸用ガスを提供すると同時に酸素供給源にお
ける需要量をできるだけ少なくする曇り除去装置を提供
することが望ましい。さらに、CBWフィルターの下流
に負圧及び内方への化学的作因漏洩の可能性を生じな
い、曇り除去用の機内空気を移動させるための注入器を
提供することが望ましい。
ようにまたは実質的により大きな容量を有する酸素供給
装置を必要としないように、生理学的に安全な酸素曇り
除去及び呼吸用ガスを提供すると同時に酸素供給源にお
ける需要量をできるだけ少なくする曇り除去装置を提供
することが望ましい。さらに、CBWフィルターの下流
に負圧及び内方への化学的作因漏洩の可能性を生じな
い、曇り除去用の機内空気を移動させるための注入器を
提供することが望ましい。
【0007】本発明の目的は、CBWフィルターと航空
機乗組員のCBWスーツのフード及びバイザーへの送出
のための機内空気を移動させる曇り除去用注入器を提供
することにある。
機乗組員のCBWスーツのフード及びバイザーへの送出
のための機内空気を移動させる曇り除去用注入器を提供
することにある。
【0008】本発明の別の目的は、CBWフード及びバ
イザーを曇り除去する際に用いるCBWフィルターの上
流に機内空気を移動させるための主なエネルギーを与え
るために酸素供給ガスを使用する曇り除去用注入器を提
供することにある。
イザーを曇り除去する際に用いるCBWフィルターの上
流に機内空気を移動させるための主なエネルギーを与え
るために酸素供給ガスを使用する曇り除去用注入器を提
供することにある。
【0009】本発明の更に別の目的は、CBWフィルタ
ーの下流における負圧を防止すると共に、曇り除去用ガ
ス流の中にフィルターを通していない空気を吸い込むこ
とを除去するために、CBWフィルターの上流に機内空
気を移動させる注入装置を提供することにある。
ーの下流における負圧を防止すると共に、曇り除去用ガ
ス流の中にフィルターを通していない空気を吸い込むこ
とを除去するために、CBWフィルターの上流に機内空
気を移動させる注入装置を提供することにある。
【0010】本発明のこれら及びその他の目的は、説明
中に用いられた参照数字が図面に見られる数字に対応す
る、以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
中に用いられた参照数字が図面に見られる数字に対応す
る、以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、注入機
構は、航空機の機内空気を移動させかつCBWのフード
及びバイザーへのガスの送出の前にそれをCBWフィル
ターに通すための主なエネルギーを与えるために、LO
X、GOX、またはOBOGSを利用する。注入器は、
典型的に75パーセントもしくはそれ以上だけ、曇り除
去の役目の呼吸用ガスの消費を減らし、飛行中別個のフ
ィルター付送風機を必要なくする。本発明は、装置の化
学的保護の有効性を危くするであろういかなる内方への
漏洩も排除するために、フィルターとパイロットの間に
常に正圧が存在することを確実にするために、注入器の
下流にフィルターを設ける。提案した注入器の下流にお
けるどんな漏洩も、一定の正圧の効果として生命維持装
置から外に向かうであろう。
構は、航空機の機内空気を移動させかつCBWのフード
及びバイザーへのガスの送出の前にそれをCBWフィル
ターに通すための主なエネルギーを与えるために、LO
X、GOX、またはOBOGSを利用する。注入器は、
典型的に75パーセントもしくはそれ以上だけ、曇り除
去の役目の呼吸用ガスの消費を減らし、飛行中別個のフ
ィルター付送風機を必要なくする。本発明は、装置の化
学的保護の有効性を危くするであろういかなる内方への
漏洩も排除するために、フィルターとパイロットの間に
常に正圧が存在することを確実にするために、注入器の
下流にフィルターを設ける。提案した注入器の下流にお
けるどんな漏洩も、一定の正圧の効果として生命維持装
置から外に向かうであろう。
【0012】曇り除去用注入器は、該注入器を介する呼
吸用ガス流を制限することにより、移動される機内空気
とCBWフード及びバイザーへの全部合わせたガス流の
調節を行なう、手動調節可能なバルブを装備し得る。ま
た、注入器は、航空機の機内大気圧を検知して手動調節
可能なバルブへの供給圧を制御する、排出ベローズ(ア
ネロイド気圧計)を装備し得る。これは、全高度におい
て比較的一定の容積流量率を提供するために航空機の機
内圧力の関数として注入器を流れる酸素流を制限すると
共に、航空機の高度が変化するにつれて流量率を手動で
調節する必要性をなくする。
吸用ガス流を制限することにより、移動される機内空気
とCBWフード及びバイザーへの全部合わせたガス流の
調節を行なう、手動調節可能なバルブを装備し得る。ま
た、注入器は、航空機の機内大気圧を検知して手動調節
可能なバルブへの供給圧を制御する、排出ベローズ(ア
ネロイド気圧計)を装備し得る。これは、全高度におい
て比較的一定の容積流量率を提供するために航空機の機
内圧力の関数として注入器を流れる酸素流を制限すると
共に、航空機の高度が変化するにつれて流量率を手動で
調節する必要性をなくする。
【0013】曇り除去用注入器は、サイズ及び重量をで
きるだけ小さくするために、典型的な、人体装備式酸素
呼吸調節器内に一体化しても良い。呼吸調節器との一体
化は、両方の構成要素に供給器の共通の呼吸用ガス源を
分配することを許容し、注入機構用の別個のガス供給配
管の必要性をなくする。
きるだけ小さくするために、典型的な、人体装備式酸素
呼吸調節器内に一体化しても良い。呼吸調節器との一体
化は、両方の構成要素に供給器の共通の呼吸用ガス源を
分配することを許容し、注入機構用の別個のガス供給配
管の必要性をなくする。
【0014】かけがえとして、曇り除去用注入器は、C
BW両立式生命供給装置の提供の非再現コストを減らす
ために、外部モジュールとして人体装備式酸素呼吸調節
器に取り付けても良い。外部モジュールとして人体装備
式呼吸調節器と組み合わせることは、両方の構成要素に
供給器の共通の呼吸用ガス源を分配することを許容し、
注入機構用の別個のガス供給配管の必要性をなくする。
BW両立式生命供給装置の提供の非再現コストを減らす
ために、外部モジュールとして人体装備式酸素呼吸調節
器に取り付けても良い。外部モジュールとして人体装備
式呼吸調節器と組み合わせることは、両方の構成要素に
供給器の共通の呼吸用ガス源を分配することを許容し、
注入機構用の別個のガス供給配管の必要性をなくする。
【0015】
【実施例】次に図面を参照すると、図1は、本発明によ
るCBWフィルター付注入機構を使用する呼吸用ガス供
給器の概略図10である。呼吸用ガス供給器12は、望
ましいものとしてLOX、GOXまたはOBOGSを含
む。供給器12からの呼吸用ガスは、注入器14のイン
レット13とパイロットの調節器16に結合される。調
節器16の出力は、航空機乗組員用の飛行スーツのフー
ド20の下の呼吸マスク19に結合される。注入器14
は、大気インレット17と、アウトレット25がフード
20のフード及びバイザー曇り除去用継手26に結合さ
れているCBWフィルター24の導管23により結合さ
れるアウトレット21とを含む。注入器14と調節器1
6は、本発明の精神から離れることなく物理的に分離し
得るものであるが、互いに結合されたものとして略図的
に示される。
るCBWフィルター付注入機構を使用する呼吸用ガス供
給器の概略図10である。呼吸用ガス供給器12は、望
ましいものとしてLOX、GOXまたはOBOGSを含
む。供給器12からの呼吸用ガスは、注入器14のイン
レット13とパイロットの調節器16に結合される。調
節器16の出力は、航空機乗組員用の飛行スーツのフー
ド20の下の呼吸マスク19に結合される。注入器14
は、大気インレット17と、アウトレット25がフード
20のフード及びバイザー曇り除去用継手26に結合さ
れているCBWフィルター24の導管23により結合さ
れるアウトレット21とを含む。注入器14と調節器1
6は、本発明の精神から離れることなく物理的に分離し
得るものであるが、互いに結合されたものとして略図的
に示される。
【0016】次に図2を参照すると、注入器14は、減
圧器30のインレット通路29に導くインレット13を
有する本体28からなる。減圧器30は、ピストン32
の片側に形成された制御室31内に調整圧を発生させ
る。押圧棒33は、ピストン32の上部に載っており、
アネロイド気圧計34の膨張または収縮により駆動され
る。アネロイド気圧計は、ガス抜き通路36により大気
に結合される、独立した室35内に取り付けられる。ピ
ストン32は制御バネ37により付勢され、該ピストン
32の下側はガス抜き口38により大気へガス抜きされ
る。制御室31は、通路39により、可動針41及びオ
リフィス42からなる針バルブ40に結合される。針4
1は、ねじ付シャフト43と、オリフィス42と相対的
に動くテーパー付端部44からなる。針バルブのアウト
レットは、注入ノズル50に導く注入室46に結合され
る。注入ノズル50は、大気インレット17から大気を
受け入れる混合室51の一端に位置決めされる。混合室
51は注入器アウトレット21に結合され、導管23は
この注入器アウトレット21をCBWフィルター24に
結合する。CBWフィルター24のアウトレット25
は、図1に示されるように、フード及びバイザー曇り除
去用継手26に結合される。
圧器30のインレット通路29に導くインレット13を
有する本体28からなる。減圧器30は、ピストン32
の片側に形成された制御室31内に調整圧を発生させ
る。押圧棒33は、ピストン32の上部に載っており、
アネロイド気圧計34の膨張または収縮により駆動され
る。アネロイド気圧計は、ガス抜き通路36により大気
に結合される、独立した室35内に取り付けられる。ピ
ストン32は制御バネ37により付勢され、該ピストン
32の下側はガス抜き口38により大気へガス抜きされ
る。制御室31は、通路39により、可動針41及びオ
リフィス42からなる針バルブ40に結合される。針4
1は、ねじ付シャフト43と、オリフィス42と相対的
に動くテーパー付端部44からなる。針バルブのアウト
レットは、注入ノズル50に導く注入室46に結合され
る。注入ノズル50は、大気インレット17から大気を
受け入れる混合室51の一端に位置決めされる。混合室
51は注入器アウトレット21に結合され、導管23は
この注入器アウトレット21をCBWフィルター24に
結合する。CBWフィルター24のアウトレット25
は、図1に示されるように、フード及びバイザー曇り除
去用継手26に結合される。
【0017】
【好適な実施態様の操作方法】呼吸用ガス供給器12
は、注入器インレット13と、インレット通路29を介
して減圧器30の制御室31に、呼吸用ガスを供給す
る。制御室31からの空気は、通路39及び針バルブ4
0を介して注入室46に流れ込む。注入ノズル50を介
する室46からの空気流は、混合室51内に、大気イン
レット17を介して大気を吸い込む低圧領域を作り出
す。その結果生じる室51内の注入ガスと大気の混合ガ
スは、注入器アウトレット21、導管23を介してCB
Wフィルター24へ進む。混合ガスは、CBWフィルタ
ーにより浄化されてきれいにされ、フィルターアウトレ
ット25へ流れ、そして航空機航空機乗組員のフード2
0のフード及びバイザー曇り除去用インレット26へ流
れ込む。
は、注入器インレット13と、インレット通路29を介
して減圧器30の制御室31に、呼吸用ガスを供給す
る。制御室31からの空気は、通路39及び針バルブ4
0を介して注入室46に流れ込む。注入ノズル50を介
する室46からの空気流は、混合室51内に、大気イン
レット17を介して大気を吸い込む低圧領域を作り出
す。その結果生じる室51内の注入ガスと大気の混合ガ
スは、注入器アウトレット21、導管23を介してCB
Wフィルター24へ進む。混合ガスは、CBWフィルタ
ーにより浄化されてきれいにされ、フィルターアウトレ
ット25へ流れ、そして航空機航空機乗組員のフード2
0のフード及びバイザー曇り除去用インレット26へ流
れ込む。
【0018】減圧器30の動作は、押圧棒33を介して
作用するアネロイド気圧計34により高度補正される。
アネロイド気圧計34は、注入器の本体に取り付けられ
ると共にガス抜き通路36により大気圧にさらされる、
排出ベローズからなる。大気圧変化に応答するアネロイ
ド気圧計34の運動は、押圧棒33によってピストン3
2に結合される。装置を流れる曇り除去流量率は、オリ
フィス42における針バルブ40のテーパー44の位置
の調節により変えることができる。この調節が行われる
やいなや、アネロイド気圧計24は、針バルブ40へ送
り届けられる絶対圧を制御し、それにより、高度が変化
するにつれて注入器14を介する容積流量率を自動的に
制御する。
作用するアネロイド気圧計34により高度補正される。
アネロイド気圧計34は、注入器の本体に取り付けられ
ると共にガス抜き通路36により大気圧にさらされる、
排出ベローズからなる。大気圧変化に応答するアネロイ
ド気圧計34の運動は、押圧棒33によってピストン3
2に結合される。装置を流れる曇り除去流量率は、オリ
フィス42における針バルブ40のテーパー44の位置
の調節により変えることができる。この調節が行われる
やいなや、アネロイド気圧計24は、針バルブ40へ送
り届けられる絶対圧を制御し、それにより、高度が変化
するにつれて注入器14を介する容積流量率を自動的に
制御する。
【0019】本発明の使用により、CBWヘルメットの
バイザーの曇りを除去するために必要とされる呼吸用ガ
スの量は、補助送風機を必要とすることなく75パーセ
ントだけ減らされる。さらに、低圧混合室51において
空気流に入るどんな汚染も、下流にあるCBWフィルタ
ー24によって除去される。装置は、CBWフィルター
24と航空機乗組員のフード20の間に、どんな漏洩通
路もフード空気供給器内への内方への流れよりむしろ大
気側への外方の流れを生じることを確実にする正圧を維
持する。
バイザーの曇りを除去するために必要とされる呼吸用ガ
スの量は、補助送風機を必要とすることなく75パーセ
ントだけ減らされる。さらに、低圧混合室51において
空気流に入るどんな汚染も、下流にあるCBWフィルタ
ー24によって除去される。装置は、CBWフィルター
24と航空機乗組員のフード20の間に、どんな漏洩通
路もフード空気供給器内への内方への流れよりむしろ大
気側への外方の流れを生じることを確実にする正圧を維
持する。
【0020】以上のように本発明を説明したが、種々の
代替及び変形は、当業者に明らかであり、付随の特許請
求の範囲により定義されるような本発明の範囲内にある
べく意図される。
代替及び変形は、当業者に明らかであり、付随の特許請
求の範囲により定義されるような本発明の範囲内にある
べく意図される。
【図1】本発明の注入器を使用するCBW呼吸装置の概
略図である。
略図である。
【図2】本発明の注入器を示す。
30 減圧器 31 流量制御器 50 注入ノズル 17 大気インレット 21 注入器アウトレット 24 CBWフィルタ
Claims (4)
- 【請求項1】 航空機乗組員用の化学及び細菌戦(CB
W)用スーツのフード及びバイザーアセンブリーの曇り
を除去するためのガス流を提供する注入器であって、 圧力がかかった供給ガス用のインレットと、該インレッ
トに設けられた制御室を有する減圧器と、 該制御室を注入空洞に結合するための通路と、 該通路内の流量制御器と、 注入空洞に結合され、該注入空洞から混合室内にガスを
注入するための注入ノズルと、 混合室に結合され、それによって、注入ノズルにより混
合室内に生じた低圧が混合室内に大気を吸い込む大気イ
ンレットと、 混合室に結合された注入器アウトレットと、 該注入器アウトレットの下流に結合されたCBWフィル
ターと、 該CBWフィルターのアウトレットを前記フード及びバ
イザーアセンブリーに結合するための手段とからなり、
それによって、CBWフィルターに送り込まれる混合ガ
スが大きな比率で大気を含み小さな比率で供給ガスを含
み、CBWフィルターが注入ノズルにより生じた低圧の
下流にあることを特徴とする注入器。 - 【請求項2】 さらに、 流量制御器を含む針バルブと、 減圧器を高度補正するための手段とを含む請求項1記載
の注入器。 - 【請求項3】 さらに、針バルブ用の手動調節装置を含
む請求項2記載の注入器。 - 【請求項4】 さらに、 減圧器内の可動ピストンと、 大気側に穴が開けられた空洞と、該空洞に取り付けられ
た注入器と、 アネロイド気圧計と可動ピストンの間の押圧棒とを含
み、それにより、アネロイド気圧計の膨張及び収縮が該
押圧棒により可動ピストンに結合される請求項2記載の
注入器。
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