JPH0620508Y2 - おむつ搬送車 - Google Patents

おむつ搬送車

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JPH0620508Y2
JPH0620508Y2 JP1989128379U JP12837989U JPH0620508Y2 JP H0620508 Y2 JPH0620508 Y2 JP H0620508Y2 JP 1989128379 U JP1989128379 U JP 1989128379U JP 12837989 U JP12837989 U JP 12837989U JP H0620508 Y2 JPH0620508 Y2 JP H0620508Y2
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JP
Japan
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pusher
rod
brake
diaper
attached
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JP1989128379U
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JPH0367629U (ja
Inventor
郁子 後藤
忠 井浦
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多比良株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は養護老人ホームあるいは病院等の施設におい
て、おむつを交換する際に使用する、おむつ搬送車に関
するものである。
(従来の技術) 従来、おむつ交換時に使用するおむつ搬送車は例えば第
1図に示すようにキャスターを取付けた基台の上部をフ
レームで囲んだ大型のもので、交換したおむつを収集す
る容器,交換するおむつ、タオル等を入れる容器等を載
置するよう形成されていた。
(考案が解決しようとする課題) ところで、従来の搬送車は大型であるため、ベッドサイ
ドに近ずけることができないため、交換時には離れた位
置に止められた搬送車より、一々おむつあるいはタオル
等をベッドサイドに運び、また交換されたおむつを搬送
車迄運ばなければならず、手間を要するものであった。
また従来のものでは単におむつあるいはタオル等を無雑
作に載せて運搬する機能を具備するだけであった。
この考案は前記従来の難点を解消するために開発したも
ので、小型で小廻りがきくためベッドサイド迄近ずくこ
とができ、またおむつ、タオルの他、多種用具を使用し
易くコンパクトに配置でき、かつ安全性のあるおむつ搬
送車を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するために、この考案はブレーキを具備
するキャスターを取付けた脚基部に押手を立上げ、この
押手部分におむつ収納部はもとより用具載置、記録用の
台部を設け、さらにごみ袋、洗濯物入れをコンパクトに
設け、小型に形成したものである。
(実施例) 以下図示した実施例に基いて説明する。
1は車本体を示すもので、車本体1は金属製パイプを略
コ字状に折曲した横方向の脚基部2を形成し、この脚基
部2の左、右開放端部のそれぞれに大きめのキャスター
3を取付けて車本体1全体の後部とし、キャスター3に
隣接してブレーキ4が取付けてある。また脚基部2の二
個所の折曲部分にもそれぞれキャスター3を取付け前部
となしている。そして脚基部2の前方は若干幅狭く先細
り状態になっている。
脚基部2の左、右杆体2a,2aのそれぞれの中間部に
は上方に向け一本の金属パイプによる押手5が立上がっ
ている。この押手5は脚基部2の左、右杆体2a,2a
に跨って一体的に略コ字状に形成され、下半部は垂直に
立上がり中間部で折曲し上半部は後方に傾斜してあり、
上端部は幅方向に水平な押手ハンドル部5aとなし、フ
レームを傾斜している。
押手5の上半部には水平方向に台部6が取付けてある。
この台部6は押手5の左、右杆体5b,5bよりそれぞ
れ垂壁6a,6aを立上げ、この垂壁6a,6a間に跨
って水平に板材6bが取付けてあり用具載置用、記録用
台7となっている。この用具載置用、記録用台7の後側
縁に沿って大きめの角型の凹部7dを設けてあり、この
凹部7dを囲んで縁枠7bが立上げられ保温用ボックス
載置部7cとなっている。また一側縁に寄って凹部7a
が設けてあり、この凹部7aを囲んで縁枠7eが立上げ
てあり、消毒用ティッシュペーパー載置部7fとなって
いる。そして縁枠7eの上端にコ字状の留め金7gが対
向的に二個開閉自在に取付けられ、消毒用ティッシュペ
ーパーを固定するよう形成してある。
用具載置用、記録用台7の前端には一段下って水平に板
材8aが取付けてあり記録台8となっている。そして記
録台8の左、右側縁の下面をコ字状に形成してあり、記
録台8の下面には凾体状の小物入れ用引出し9が取付け
てある。押手5の左、右杆体5b,5bの中間部にはそ
れぞれ後方へ向けヘの字状に折曲した腕杆10を取付け、
この腕杆10の先端部にはさらに回転自在の支杆10aを上
方に向け取付け、さらに左、右腕杆10の折曲部と左、右
支杆10aの先端に跨って幅方向に平行な水平バー10bを取
付け、この水平バー10bに使用済のおむつを入れるごみ
袋11の上側縁を開閉自在に固定するよう形成してある。
押手5の左、右杆体5b,5bの下半部間に跨って上、
下四段の横桟12が取付けてあり、この横桟12の内、上段
の横桟12は直線状に、中段上部の横桟12はコ字状に前方
に張り出した状態で取付けてあり、中段下部の横桟12は
中間部で上方へコ字状に二個屈曲した形状に形成してあ
り、さらに下段の横桟12はコ字状に前方に張り出した状
態で形成してある。
そしてこれら横桟12に使用前のおむつ収納篭13が着脱自
在に掛吊して上下二段に取付けられている。おむつ収納
篭13は底部、左、右側部及び背部をメッシュ13aで囲
み、前方及び上方を開口したものであり、コ字状に前方
に張り出した横桟12により、下部が前方に若干張り出す
ように傾斜して取付けられている。
押手5の左、右杆体5b,5bの下半部には後方に向け
て使用済みのタオルを入れる洗濯物入れ14が二個取付け
られている。この洗濯物入れ14は上面に蓋が設けてあ
り、前記横桟12のコ字状屈曲部に帯体15によって取付け
られている。
第4図は前記ブレーキ4部分を示すものである。押手5
の左、右杆体5bの下端部は後方に折曲してあり、その
先端に作動ノブ5cが横方向に突設してあり、脚基部2
の左、右側部を構成する杆体2aの上方に配設され、杆
体2aから上方へ突設された突片において左、右杆体5
bは杆体2aに回転自在に枢着している。脚基部2の杆
体2aの後端部には後部キャスター3が取付けてある。
この後部キャスター3に隣接して杆体2aの側面にブレ
ーキロッド16が回転自在に取付けてある。ブレーキロッ
ド16は逆L字状の支片16aの一側中間部に外側方向に直
線状の支片16bが突設した構成からなり、支片16aの一側
中間部において回転自在に杆体2aに取付けてあり、ま
た支片16bの下端と杆体2aの中間部に下方へ突設した
突起との間に引張りバネ17を張設してあり、停止時には
支片16aの一端部においてキャスター3を圧接し、支片1
6bは作動ノブ5cに隣接している。そして移動に際して
押手5の押手ハンドル5aを斜後方に押し下げれば、杆
体5bの後端は支点Aを中心に回転し作動ノブ5cが下
方へ移動し、作動ノブ5cが下方へ移動し、作動ノブ5
cがブレーキロッド16の支片16bを押し下げてブレーキ
ロッド16が支点Bを中心として回転し、これに伴ない支
片16aの端部分が上りキャスター3から離れてブレーキ
4は開放され前進可能となる。また停止する際には押手
ハンドル5aを斜前に押し上げる。
第5図はブレーキ機構の他の実施例を示すものである。
この実施例では押手ハンドル5aの斜下方に隣接して
左、右杆体5b,b間に跨って杆体5bに沿い上、下動
するストッパーグリップ18が取付けてある。このストッ
パーグリップ18からは左、右杆体5b,5b内部に沿っ
てアウターチューブ19aに被覆されたワイヤー19が連接
され、このワイヤー19の先端部にはブレーキロッド20が
取付けてある。ブレーキロッド20は杆体2aの後端より
突出し、ブレーキロッド20の中間部にはリブ20aが設け
てあり、このリブ20aを杆体2a内に設けたストッパー
2bとの間に圧縮バネ21が巻接してあり停止時にはブレ
ーキロッド20の先端がキャスター3を圧接している。
そして移動に際して押手ハンドル5aとともにストッパ
ーグリップ17を握持すればワイヤー19は上方に移動し、
これに伴ないブレーキロッド20が移動し、キャスター3
から離れて前進可能となる。ストッパーグリップ18の握
持を離せばブレーキロッド20の先端がキャスター3を圧
接して停止する。
使用に際しては、第3図に示すようにおむつ収納篭13内
に使用前のおむつ22を並べて入れ保温用ボックス載置部
7cには保温用ボックス23を載置し、消毒用ティッシュ
ペーパー載置部7fに消毒用ティッシュペーパー24を載
置し、容器毎留め金7gで固定し、また尿量チェック用
のはかり25等を載置する。さらに小物入れ用引出し9に
は筆記用具、簡単な治療具を入れ、記録台8では患者の
状態を記録する際に記録用紙26を載置して使用する。使
用済のおむつはごみ袋11内に入れ、患者の清拭を行い汚
れたタオルは洗濯物入れ14に入れ搬送するものである。
なお、未使用の場合は第6図に示すようにこの考案のお
むつ搬送車を互いに前後に組込んで並べて収納する。
(考案の効果) この考案は以上の構成からなるので次の通りの効果を奏
する。
(1)この考案の搬送車はおむつを搬送するだけでな
く、保温用ボックス、消毒用ティッシュペーパー、筆記
具、簡単な治療器具及び尿量チェック用はかり、洗濯物
等を同時に運ぶことができる。
(2)しかも横方向の脚基部の中間部から一本の押手を
立上げ、基本的にはこの押手部分の上下に前記器具の全
てをコンパクトにまとめるように立体的な構成となって
いるので、小型であり小回りがきくため、従来の平面的
に広がりのある搬送車と異なり、ベッドサイド迄近ずけ
ることができ、おむつその他の用具を遠く迄取りに行
き、運ぶ必要がなく、きめ細かい介護が期待できる。
(3)押手の上半部に用具載置用、記録用の台部を設
け、かつ、その下面に小物入れ用の引出しを設けてある
ので、楽な姿勢で、台部に載置した保温用ボックス、消
毒用ティッシュペーパー等から必要なものを取り出すこ
とができ、患者の健康状態の記録等を筆記することがで
きる。
(4)押手の下半部には横桟を設け、この横桟部分に掛
吊しておむつ収納篭、洗濯物入れを取付けるよう形成し
てあるので、内容物の出し入れの際には取外して簡単に
作業を行うことができる。
(5)腕杆にごみ袋を開閉自在にとりつけるので、おむ
つの回収に手間がかからず、回収したおむつをかさばら
ずに搬送することができる。
(6)横方向の脚基部の中間部から一本の押手を立上
げ、上半部を後部に向け折曲した構成からなるので、収
納時にスタッキングが可能であり、スペースを取らな
い。
(7)請求項2のように構成されているので、押手ハン
ドル部分を若干下げるだけで前進可能であり、押手ハン
ドル部分から手を離すだけで自動的にブレーキがかかる
ため、簡単な操作で安全性を保持することができる。
(8)請求項3のように構成されているので、押手ハン
ドルとストッパーグリップを同時に握るだけで前進可能
であり、押手ハンドルとストッパーグリップから手を離
すだけで自動的にブレーキがかかるため簡単な操作で安
全性を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の斜視図、第2図はこの考案の斜視図、
第3図は使用状態を示す斜視図、第4図はブレーキ部分
を示す部分正面図、第5図はブレーキ部分の他の実施例
の部分正面図、第6図は収納時を示す概略正面図であ
る。 1……車本体、2……脚基部、3……キャスター、4…
…ブレーキ、5……押手、6……台部、7……用具載置
用台、8……記録台、9……引出し、10……腕杆、11…
…ごみ袋、12……横桟、13……おむつ収納篭、14……洗
濯物入れ、15……帯体、16……ブレーキロッド、17……
引張りバネ、18……ストッパーグリップ、19……ワイヤ
ー、20……ブレーキロッド、21……圧縮バネ、22……お
むつ、23……保温用ボックス、24……消毒用ティッシュ
ペーパー、25……はかり、26……記録用紙

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブレーキを具備するキャスターを取付けた
    左、右杆体からなる横方向の脚基部を形成し、この脚基
    部の中間部より一本の杆体を折曲した押手を前記左、右
    杆体に跨って垂直に立上げ、上半部を後方に折曲し押手
    ハンドル部を設けてフレームを形成したものであって、
    押手の上半部には用具載置用、記録用の台部を設け、こ
    の台部の下面には、小物入れ用の引出しを設けたもので
    あり、押手の下半部には押手の左、右杆体に跨って横桟
    と腕杆を設けて車本体を形成したものであり、横桟に掛
    吊しておむつ収納籠、洗濯物入れを、また腕杆には開閉
    自在にごみ袋を取付けてなるおむつ搬送車。
  2. 【請求項2】ブレーキは、逆L字状の支片の一側中間部
    に直線状の支片を突設したブレーキロッドを、押手を形
    成する左、右杆体にキャスターに隣接して回転自在に取
    付け、左、右杆に突設した作動ノブが直線状の支片を押
    すことによりL字状支片ががキャスターを圧接するよう
    形成してなる請求項1記載のおむつ搬送車。
  3. 【請求項3】ブレーキは、押手の押手ハンドルに隣接し
    て取付けられた移動自在のストッパーグリップにワイヤ
    ーが連接され、このワイヤーの先端は押手を形成する
    左、右杆体の先端部に配設してあり、ワイヤーの先端に
    はさらにブレーキロッドが取付けてあり、前記ストッパ
    ーグリップの移動によりブレーキロッドが移動するよう
    形成してなる請求項1記載のおむつ搬送車。
JP1989128379U 1989-11-01 1989-11-01 おむつ搬送車 Expired - Lifetime JPH0620508Y2 (ja)

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JPH0367629U JPH0367629U (ja) 1991-07-02
JPH0620508Y2 true JPH0620508Y2 (ja) 1994-06-01

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5331446B2 (ja) * 2008-10-30 2013-10-30 株式会社岡村製作所 カート
JP6172638B2 (ja) * 2014-06-16 2017-08-02 浩美 管 介護用オムツ交換トレイ付き収納箱

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6311944U (ja) * 1986-07-09 1988-01-26

Family Cites Families (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60139222U (ja) * 1984-02-28 1985-09-14 株式会社東芝 折りたたみ式記録計

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JPS6311944U (ja) * 1986-07-09 1988-01-26

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