JPH06203078A - 情報検索方法およびその装置 - Google Patents

情報検索方法およびその装置

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JPH06203078A
JPH06203078A JP4362172A JP36217292A JPH06203078A JP H06203078 A JPH06203078 A JP H06203078A JP 4362172 A JP4362172 A JP 4362172A JP 36217292 A JP36217292 A JP 36217292A JP H06203078 A JPH06203078 A JP H06203078A
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JP
Japan
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information
node
classification
database
search
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JP4362172A
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English (en)
Inventor
Shinichi Komori
眞一 小森
Mitsuyoshi Mihara
円美 三原
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 処理の対象となる情報によって異なる、その
情報に最適な情報の表現の形式により情報の管理を行う
ことができる情報検索方法およびその装置を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 本発明の情報検索装置は、データベース1お
よび分類検索部2から構成されている。データベース1
は、表形式の分類情報により情報の管理等を行う一般的
なRDBMSである。分類検索部2の分類表示/操作部
22は、データベース1の表形式の分類情報を木構造の
分類情報に変換し、また、選択された分類に基づいてデ
ータベース1にデータを検索させる。検索結果表示部2
3は、データベース1より得られた情報の一覧表を表示
装置24に表示し、また、上記一覧表中の文書を特定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は表形式のデータを管理す
るデータベース管理システムに、機構造の形式をとるデ
ータを管理する機構を付加した情報検索方法およびその
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な計算機においは、記憶装置、例
えばハードディスク装置に記録するデータ(ファイル)
の分類を行う場合、図2に示すように木構造の分類情報
によりデータの分類を行うのが普通である。一方、関係
データベース管理装置(RDBMS)は、図3に示すよ
うな表形式の分類情報により、データの分類を行うのが
普通である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の計算機、あるい
はRDBMSにおいては、それぞれ以上述べたような分
類情報によりデータの管理等を行っていた。したがっ
て、木構造の分類情報によってデータの管理を行う場合
と、表形式の分類情報でデータの管理を行う場合につい
て別々にデータを管理し、格納し、また検索するソフト
ウェアが必要とされるという問題点があった。
【0004】また、単一の計算機等により、複数の利用
者をサポートする必要がある場合において、利用者によ
って個別に指定される情報に基づいて処理を行う場合に
発生する矛盾の回避をする機構を、個々の情報ごとに準
備する必要があるといった問題点があった。
【0005】本発明の情報検索方法およびその装置は、
以上に述べた従来技術の問題点に鑑みてなされたもので
あり、処理の対象となる情報によって異なる、その情報
に最適な情報の表現の形式により情報の管理を行うこと
ができ、また、複数の表現の形式による情報の管理を行
うにもかかわらず単一の装置によりデータを一括管理す
ることが可能な情報検索方法およびその装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明の情報検索方法およびその装置は、データベー
スの表形式の分類情報を木構造の分類情報に変換し、前
記木構造の分類情報に基づいて前記データベースにデー
タの検索を行わせる。
【0007】また、前記ノードについてルートノードか
らのパス情報を保持することを特徴とする。
【0008】また、上記各ノードについてユニークなノ
ード識別情報を保持することを特徴とする。
【0009】また、上記各ノードについてそれぞれのノ
ードの属性情報を保持することを特徴とする。
【0010】また、前記ノードの内、下位のノードを有
するものについて、それぞれのノードの下位ノード情報
を保持することを特徴とする。
【0011】また、前記表形式の分類情報の木構造の分
類情報への変換は、指定された分類に対応するノードの
前記識別情報に基づいて、前記各ノードの前記下位ノー
ド情報を検索し、下位ノードがある場合はその識別情報
を取り出し、さらに下位ノードの前記識別情報に基づい
て再帰的に変換処理を行うことを特徴とする。
【0012】また、前記データの検索は、前記木構造の
分類情報について指定された分類に対応するノードの属
するノードの部分集合を抽出し、前記ノードの部分集合
の情報を前記データベースへの問い合わせ条件文に変換
して前記データベースに入力し、前記データベースにデ
ータの検索を行わせることを特徴とする。
【0013】また、前記ノードの部分集合の抽出は、指
定された分類に対応するノードのパス情報と、その他の
ノードのパス情報の大小関係の比較によって行われるこ
とを特徴とする。
【0014】また、情報を記憶し、表形式の分類情報に
よってこの情報を管理し、問い合わせ条件文に基づいて
前記情報を検索するデータベースと、前記表形式の分類
情報を木構造の分類情報に変換し、前記木構造の分類情
報を表示し、前記木構造の分類情報について指定された
分類情報に対応するノードに属するノードの部分集合を
抽出する手段と、前記ノードの部分集合を前記データベ
ースへの問い合わせ条件文に変換し、前記データベース
に対して前記問い合わせ条件文を使用してデータの検索
を行わせ、前記問い合わせ条件文に対応した検索結果を
受け、この検索結果を表示する手段とを有する。
【0015】
【作用】分類検索部は、表形式のRDBMSの分類情報
を木構造の分類情報に変換し、この木構造の分類情報に
基づいて指定されたノードの部分集合を抽出し、そのパ
ス情報を生成する。問い合わせ言語合成部は、このパス
情報に基づいて問い合わせ条件文を生成し、RDBMS
にデータの検索を行わせる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の情報検索方法およびその装置
の実施例を説明する。図1は、本発明の情報検索装置の
構成を示す図である。図2は、木構造の分類情報の例を
示す図である。図1に示すように本発明の情報検索装置
は、大きく分けてデータベース1および分類検索部2か
ら構成されている。
【0017】データベース1は、一般的な関係データベ
ース管理システム(RDBMS)である。データベース
1は、問い合わせ言語と呼ばれる言語を介して利用され
る。ここで、RDBMSに使用される問い合わせ言語と
してはほとんどの場合、SQLと呼ばれる、ANSI
X3.135−1986、およびISO/TC97/S
C21/WG3 N117(1987)において標準化
された言語が用いられる。
【0018】また、RDBMSはデータをいわゆる表形
式の分類情報を使用して管理しており、SQLはそのデ
ータに対して柔軟な問い合わせ処理を行う機能を有して
いる。データベース1においても、表形式のデータを管
理しており、与えられた問い合わせを処理して、その問
い合わせに対する結果を返す動作をする。
【0019】以下、データベース1の各部分を説明す
る。問い合わせ言語処理部11は、上記SQLといった
問い合わせ言語の条件文を解析し、データの検索を実行
する部分である。なお、データーベース1においては、
各データはファイルの形式で記憶されている。表管理部
12は、データベース1に記憶されている表形式のデー
タに対する検索、更新、削除、および追加等の処理を行
う。
【0020】索引管理部13は、表形式のデータの任意
の属性について、高速な検索を行うための索引データを
管理する。外部記憶管理部14は、外部記憶装置15の
制御を行う。
【0021】情報符号部15は、例えば光ディスク記録
装置、あるいは磁気ディスク記録装置であり、表形式デ
ータおよび索引データを永続的に記憶し、また表管理部
12および索引管理部13からの読み出しに応じてこれ
らのデータを出力する。
【0022】分類検索部2は、データベース1内で表形
式データとして管理されている分類情報を、図2に示す
ような階層を持つ木構造の分類情報に変換し、表示等を
行う。なお、RDBMS以外の一般的な計算機システ
ム、例えばUNIXシステム等においては、図2に示す
ような階層を有する木構造の分類情報で管理することが
普通である。
【0023】以下、分類検索部2の各部分について説明
する。問い合わせ言語合成部21は、データベース1か
ら必要なデータを取り出すための上記問い合わせ言語に
よる問い合わせ条件文を合成してデータベース1に転送
し、さらにこの問い合わせ条件文に対する応答データを
データベース1から受け取る。
【0024】分類表示/操作部22は、データベース1
内に表形式データとして表現された分類情報を問い合わ
せ言語合成部21を介してデータベース1から取り出
し、木構造の分類情報に変換して表示装置24に表示す
る。また、指示入力装置25により選択された分類を問
い合わせ言語合成部21に渡し、問い合わせ言語合成部
21を介してデータベース1にデータを検索させる。
【0025】検索結果表示部23は、問い合わせ言語合
成部21を介してデータベース1より得られた文書(フ
ァイル)の一覧表を表示装置24に表示する。また、検
索結果表示部23を介して指示入力装置25から入力さ
れる選択情報に従って上記一覧表中の文書を特定する。
【0026】表示装置24は、例えばCRTディスプレ
イ装置であり、検索結果表示部23の制御に従って各種
情報を表示する。指示入力装置25は、例えばマウスと
いった入力装置であり、検索結果表示部23に対する制
御情報の入力を行う。
【0027】以上述べたデータベース1および分類検索
部2の各部分は、それぞれ独立のハードウェアを有する
か、同一の計算機上にソフトウェア的に実現されている
かを問わない。また、本実施例の以下の説明において
は、図2に示した文書の検索を行う場合について述べ
る。
【0028】以下、図2を参照して表形式の分類情報と
木構造の分類情報について説明する。木構造の分類情報
においては、各情報は、図2(B)に(ノード名/ノー
ドID)と示される、いわば情報の入れ物(ノード)に
より管理されている。各ノードはノード名とノードID
の2つの情報で管理される。ここで、ノードIDは各ノ
ードについて全ノードを通じてユニークに付される番号
である。
【0029】図2(A)に示す例では、最上位のノード
は(文書/0)であり、この“文書”という分類は下位
の各ノードを含む。この最上位のノードをルートノード
と呼び、他のノードと区別する場合がある。このノード
(文書/0)はさらにノード(報告書/1)とノード
(特許/2)の2つに分類されている。この内、ノード
(報告書/1)はさらにノード(データベース/3)と
ノード(ネットワーク/4)の2つに分類されている。
【0030】また、ルートノードからあるノードへと至
る経路をノードIDで表したものを、そのノードのパス
という。例えば、ノード(ネットワーク/4)のパス
は、“/0/1/4”と表される。
【0031】図3は、図2に示した木構造の分類情報と
同一内容の情報を表形式で表したものを示す図である。
図3においては、図2に示した分類情報を図3(A)、
(B)に示す2つの表で表している。
【0032】図3(A)に示すノード情報表には、ノー
ドID、分類名(ノード名)、パス、および各ノードの
上位ノードのID(親ID)の各属性が定義されてお
り、その具体値が書き込まれている。
【0033】図3(B)に示すノード親子関係表には、
各ノードの下位ノード(子ノード)のID情報を保持す
る。あるノードの下位に、いくつの下位ノードが存在す
るかは予め決定することができない。このため、ノード
の上位、下位(親子)関係を記述するためにこのノード
親子関係表を用意し、各ノードについての情報が冗長に
なることを防止している。
【0034】以下、本発明の情報検索方法およびその装
置の動作を説明する。分類検索部2は、図3に示した木
構造の分類情報から、図2に示した表形式の分類情報を
生成し、これを問い合わせ言語の条件文に変換し、デー
ターベース1に入力してデータの検索を行う。
【0035】利用者は、分類検索部2に接続される指示
入力装置25を使用して操作情報を分類検索部2に入力
することにより、分類検索部2に対してデータの検索を
指示する。
【0036】ここで、指示入力装置25を使用した操作
情報の入力は、表示装置24に表示されたウィンドウを
表示装置24(マウス)でクリックすることにより行う
か、あるいは別に設けられたキーボード等(図示せず)
による入力により行われるかを問わない。この操作情報
は分類表示/操作部22により解析され、データの検索
が要求されたことを認識する。
【0037】分類表示/操作部22はデータの検索が要
求された場合、問い合わせ言語合成部21を介してデー
ターベース1に分類情報を要求する。データーベース1
はこの要求に対して、図2に示す表形式の分類情報を分
類検索部2に返す。分類表示/操作部22は、データー
ベース1から受けた表形式の分類情報を木構造の分類情
報に変換する。
【0038】図4は、分類表示/操作部22における表
形式の分類情報から木構造の分類情報への変換処理のフ
ローチャートである。以下、図4を参照して、分類表示
/操作部22における上記変換処理を説明する。この処
理は、以下に述べるような再帰的処理により行われる。
【0039】図4(A)において、ステップ01(S0
1)において、分類表示/操作部22は、上記変換に使
用されるプログラム(関数Convert(int I
D))を、ID=0について起動する。
【0040】図4(B)は、関数Convertの処理
を示すフローチャートである。図4(B)において、ス
テップ11(S11)において、ノード情報表において
指定されたIDのノードの検索を行う。ステップ12
(S12)において、検索したノードのノード名とノー
ドIDを表示装置24に表示する。
【0041】ステップ13(S13)において、ノード
親子関係表で指定されたIDの関係を検索する。ステッ
プ14(S14)において、ノード親子関係表に示され
る下位のノード(子ノード)のノードIDを順に取り出
す。
【0042】ステップ15(S15)において、処理の
対象になっているノードに子ノードが存在するするか、
否かを判断する。子ノードが存在する場合、S17の処
理に進み、存在しない場合S18の処理に進む。
【0043】ステップ17(S17)において、関数c
onvertを子ノードのノードIDについて起動する
(再帰的呼び出しを行う)。ステップ18(S18)に
おいて、処理を終了し、元の処理に戻る。以上の処理が
終了した時点で、図3に示すルートノードID0の表形
式の分類情報から図2に示す木構造の分類情報への変換
が終了する。この図3に示す分類情報は、分類表示/操
作部22により保持され、また表示装置24に表示され
る。
【0044】以下、分類検索部2が文書を検索する動作
について説明する。図5は、文書情報表の内容を示す図
である。図5に示すように、文書情報表はデーターベー
ス1に保持され、文書名とその分類IDを定義する表で
ある。
【0045】ここで、分類IDとは、その文書が属する
ノードのノードIDと同じものであり、ある文書が属し
ている分類を示す。例えば、文書名「データベース装
置」という文書は、図2に示したノード(特許/2)に
属していることを表している。
【0046】また、ある分類に属するということは、そ
の文書が属するノードと、その文書が属するノードより
も下位のノードに属することを示す。具体的には、図2
に示すように、分類(報告書/1)に属するということ
は、ノード(データベース/3)およびノード(ネット
ワーク/4)に属するものをも含むということである。
【0047】従って、文書の検索においては、木構造の
分類情報の部分木を求める必要がある。この、分類情報
の部分木を求めるということは、図2に示す木構造の分
類表から複数のノード情報を得ることと等価である。こ
のノードの集合を得るためには、ノードのパス情報を使
うことができる。
【0048】例えば、利用者が表示装置24に表示され
た分類情報を指示入力装置25(マウス)でクリックす
ることにより、検索を行うノードとしてノード(報告書
/1)を指定した場合、ノード(報告書/1)のパスが
“/0/1”となる。よって、このノード(報告書/
1)により指定されるノードの部分集合は、“/0/
1”より大きく“0/2”よりも小さいパスを有するノ
ードとなる。
【0049】この場合、パスの大小は、一般の計算機で
使用される辞書における文字の出現順で先に出てくるも
のを小さいとし、後に出てくるものを大きいとすること
により判定可能である。このように、分類表示/操作部
22により指定されたノードの集合が決定されれば、分
類情報と文書情報の結合により、指定された分類に属す
る文書情報を取り出すことが可能である。
【0050】以上述べたように分類表示/操作部22で
取り出された文書情報に基づいて、問い合わせ言語合成
部21は以下のような条件文を問い合わせ言語(SQ
L)により生成する。 Select 文書情報 FROM 文書情報、ノード情報 WHERE 文書情報.分類ID=ノード情報ID AND ノード情報.パス >= “/0/1” AND ノード情報.パス < “/0/1”
【0051】つまり、問い合わせ言語合成部21は指定
されたノードのパスから上記の問い合わせ条件文を生成
し、この問い合わせ条件文をデーターベース1に転送す
ることによりデーターベース1にデータの検索を依頼す
る。データーベース1はこの依頼に対して応答を行い、
文書情報を分類検索部2に返す。この文書情報を検索結
果表示部23が問い合わせ言語合成部21を介して受
取、表示装置24に表示することにより、文書の検索が
終了する。
【0052】以下、図6を参照して検索処理を説明す
る。図6は、検索処理を示すフローチャートである。図
6において、ステップ21(S21)において、分類表
示/操作部22は、利用者によって指定された分類のパ
スを得る。
【0053】ステップ22(S22)において、分類表
示/操作部22はパスの範囲(部分集合)を計算する。
ステップ23(S23)において、問い合わせ言語合成
部21は問い合わせ文を生成する。ステップ24(S2
4)において、問い合わせ言語合成部21は生成した問
い合わせ文をデーターベース1に転送する。
【0054】ステップ25(S25)において、データ
ーベース1は、上記問い合わせ文に応答して結果をデー
ターベース1に返す。ステップ26(S26)におい
て、検索結果表示部23はデータ(文書)があったか否
かを判断する。データがあった場合、S27の処理に進
み、なかった場合、処理を終了する。ステップ27(S
27)において、検索結果表示部23はデーターベース
1がら得た文書名を表示装置24に表示する。
【0055】以上述べたように本発明の情報検索装置を
構成することにより、以下のような効果が得られる。デ
ータ管理を行う分類情報の表現の形式は1つではなく、
対象となる情報によって最適な形式が存在する。特に、
木構造の分類情報は利用者にとってわかりやすい表現方
法である場合が多い。
【0056】そこで、木構造の表現形式による分類情報
と、表形式の分類情報をとを分類検索部2により変換す
ることによって、一般的なRDBMSであるデーターベ
ース1を使用してデータを一括管理することが可能とな
った。この結果、データを格納、検索等を行う手段を複
数有する必要がなくなり、開発のコストが下がり、さら
に信頼性の向上を期待することができる。
【0057】また、データベース管理システムが提供す
る、同時実行における矛盾の回避機構や障害からの回復
機構をこのシステムにより管理される全ての情報にその
まま適応することが可能である。また、ノードのパス情
報をノードの属性として保持することにより、部分木の
獲得が簡単に、かつ高速に行えるようになった。
【0058】以上述べた実施例の他に本発明の情報検索
方法およびその装置は種々の構成を採ることができる。
以上述べた実施例は例示である。
【0059】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、処理
の対象となる情報によって異なる、その情報に最適な情
報の表現の形式により情報の管理を行うことができ、ま
た、複数の表現の形式のによる情報の管理を行うにもか
かわらず単一の装置によりデータを一括管理することが
可能な情報検索方法およびその装置を提供することが可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報検索装置の構成を示す図である。
【図2】木構造の分類情報の例を示す図である。
【図3】図2に示した木構造の分類情報と同一内容の情
報を表形式で表したものを示す図である。
【図4】分類表示/操作部における表形式の分類情報か
ら木構造の分類情報への変換処理のフローチャートであ
る。
【図5】文書情報表の内容を示す図である。
【図6】検索処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】 1・・・データーベース 11・・・問い合わせ言語処理部 12・・・表管理部 13・・・索引管理部 14・・・外部記憶管理部 15・・・外部記憶装置 2・・・分類検索部 21・・・問い合わせ言語合成部 22・・・分類表示/操作部 23・・・検索結果表示部 24・・・表示装置 25・・・指示入力装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データベースの表形式の分類情報を木構造
    の分類情報に変換し、 前記木構造の分類情報に基づいて前記データベースにデ
    ータの検索を行わせる情報検索方法。
  2. 【請求項2】前記ノードについてルートノードからのパ
    ス情報を保持することを特徴とする請求項1に記載の情
    報検索方法。
  3. 【請求項3】上記各ノードについてユニークなノード識
    別情報を保持することを特徴とする請求項1または請求
    項2に記載の情報検索方法。
  4. 【請求項4】上記各ノードについてそれぞれのノードの
    属性情報を保持することを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれかに記載の情報検索方法。
  5. 【請求項5】前記ノードの内、下位のノードを有するも
    のについて、それぞれのノードの下位ノード情報を保持
    することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の
    情報検索方法。
  6. 【請求項6】前記表形式の分類情報の木構造の分類情報
    への変換は、 指定された分類に対応するノードの前記識別情報に基づ
    いて、前記各ノードの前記下位ノード情報を検索し、下
    位ノードがある場合はその識別情報を取り出し、さらに
    下位ノードの前記識別情報に基づいて再帰的に変換処理
    を行うことを特徴とする請求項5に記載の情報検索方
    法。
  7. 【請求項7】前記データの検索は、 前記木構造の分類情報について指定された分類に対応す
    るノードの属するノードの部分集合を抽出し、 前記ノードの部分集合の情報を前記データベースへの問
    い合わせ条件文に変換して前記データベースに入力し、
    前記データベースにデータの検索を行わせることを特徴
    とする請求項1〜6のいずれかに記載の情報検索方法。
  8. 【請求項8】前記ノードの部分集合の抽出は、 指定された分類に対応するノードのパス情報と、その他
    のノードのパス情報の大小関係の比較によって行われる
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報検索方法。
  9. 【請求項9】情報を記憶し、表形式の分類情報によって
    この情報を管理し、問い合わせ条件文に基づいて前記情
    報を検索するデータベースと、 前記表形式の分類情報を木構造の分類情報に変換し、前
    記木構造の分類情報を表示し、前記木構造の分類情報に
    ついて指定された分類情報に対応するノードに属するノ
    ードの部分集合を抽出する手段と、 前記ノードの部分集合を前記データベースへの問い合わ
    せ条件文に変換し、前記データベースに対して前記問い
    合わせ条件文を使用してデータの検索を行わせ、前記問
    い合わせ条件文に対応した検索結果を受け、この検索結
    果を表示する手段とを有する情報検索装置。
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