JPH0619993Y2 - 傘型水鉄砲 - Google Patents

傘型水鉄砲

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JPH0619993Y2
JPH0619993Y2 JP12667489U JP12667489U JPH0619993Y2 JP H0619993 Y2 JPH0619993 Y2 JP H0619993Y2 JP 12667489 U JP12667489 U JP 12667489U JP 12667489 U JP12667489 U JP 12667489U JP H0619993 Y2 JPH0619993 Y2 JP H0619993Y2
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JP
Japan
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umbrella
central axis
water
pipe
preparation chamber
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP12667489U
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English (en)
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JPH0371291U (ja
Inventor
健治 今村
Original Assignee
有限会社エイト企画
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は傘型水鉄砲に関し、さらに詳しくは水鉄砲全体
を傘型に形成して、相手方と水と打合いをすると同時に
相手方から飛んでくる水を開いた状態の傘のシート面で
避けられるようにした傘型水鉄砲に関する。
〔従来の技術〕
従来の水鉄砲は、その文字通り鉄砲型をしており、単に
放水するだけの機能しか有していないものであった。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述した従来の水鉄砲は、放水するだけの機能しか有し
ていなかったので、子供達の遊びの現場では水の打合を
するだけで、遊び方が単調にならざるを得ないという問
題点があった。
本考案は水鉄砲を傘型に形成し、傘を開いた状態にして
おくと、傘のシート面で相手方からの放水を避けること
ができ、自分が放水せんとするときには傘を閉じなけれ
ばならないようにしておき、この際には相手方からの放
水を受ける危険に晒されるので、遊びの現場でスリリン
グなゲーム性を得られるようにしたものである。
本考案の技術的課題は、上記問題点を解消した傘型水鉄
砲を提供することにある。
〔考案の技術的課題を解決するために講じた技術的手段〕
技術的課題を解決するために講じた技術的手段は、傘状
本体の中心軸をパイプ体で形成し、該パイプ体の先端を
水の発射口となし、傘状本体の柄部に相当する部分を水
の貯溜タンクとなし、前記貯溜タンクより一回分の発射
量の水を導入することができる発射準備室を中心軸と貯
溜タンクの接続部付近に形成し、該発射準備室内に発射
準備室の摺動隔壁を前記発射口方向へ常時弾発させてい
る弾発体を内蔵し、前記スライドパイプが発射準備室の
摺動隔壁端縁を押圧自在となるようにスライドパイプを
前記パイプ体に摺動自在に嵌着し、傘状本体のシート面
を張設した主骨の先端基部を前記中心軸の先端付近に軸
着し、この主骨の中間位置に一端を軸着した補助骨の他
端をスライドパイプに軸着して主骨を中心軸に対して開
閉自在となし、前記スライドパイプが摺動隔壁端縁に当
接している間は主骨が中心軸に対し閉状態となり、前記
スライドパイプが摺動隔壁端縁から離れる距離に応じて
主骨が中心軸に対し開角度を変えて開状態になるように
構成したことである。
〔作用〕
本考案は上記の構成にかかるので、スライドパイプを把
持してパイプ体上で摺動させ、スライドパイプをパイプ
体の先端方向へ押し込むと傘が開き、反対にスライドパ
イプをパイプ体の手前方向へ引き込むと傘が閉じる。
ここで、スライドパイプを発射準備室の摺動隔壁の端縁
に当接させると、発射準備室内の水が発射口より発射さ
れることとなる。スライドパイプを摺動隔壁の端縁に当
接させるためには、当然のことながら傘が閉じた状態に
なっていることが条件となる。
一方傘を開いた状態にしておけば、傘のシート面で相手
方からの放水を避けることができる。
〔実施例〕
本考案を図面の実施例について説明すると、第1図は本
考案の縦断面斜視図、第2図は同斜視図である。
本考案は傘状本体Aの中心軸1をパイプ体で形成し、そ
の中心軸1内にビニールパイプ2を内挿している。この
ビニールパイプ2は、その先端を先端キャップ3で保持
され、発射口4に形成されている。
また中心軸1の手前側端部にはU字状、あるいはその他
の適宜形状からなる柄部5が取付けられ、この柄部5内
は水の貯溜タンク6を構成している。符号7は貯溜タン
ク6の水栓であり、8は吸い込用のビニールパイプであ
る。
さらに柄部5の内部には、前記貯溜タンクの仕切壁9が
設けられ、この仕切壁9にはピストンジョイント10が
設けられ、ピストンジョイント10の先端にはピストン
11が逆止弁用ベアリング12aを介して取付けられて
いる。
ついで傘部の主骨13、13…の中間位置には補助骨1
4、14…の一端が係止され、該補助骨14、14…の
他端は前記中心軸1に摺動自在に嵌着されているスライ
ドパイプ15に係止される。ここで主骨13、13…や
補助骨14、14…の構成としては、一般の傘と同様に
金属製とすることはもちろん、その他柔軟性のあるポリ
プロピレンのような合成樹脂素材を用いたり、あるいは
エアー入りの袋状体を利用することも可能である。ただ
し、いずれの場合であっても、関節点M1、M2、M3
は、軸着、溶着あるいは突起16に孔部を嵌着する等の
適宜手段により曲折自在に取付けられる必要がある。
前記スライドパイプ15を発射口4の方向へ押付ける
と、補助骨14が主骨13を押し開くため、傘が開かれ
る。ここで中心軸1の適当位置に出没自在のダンピング
ストッパ17を設けておくと、スライドパイプ15より
手を離しても傘の開状態は、そのまま保持されることと
なる。
ついでダンピングストッパ17を指先で押し込んでスラ
イドパイプ15を柄部5の方向へ引き下げると、スライ
ドパイプ15に係止されている補助骨14も一体的に引
き下げられ、その結果主骨も同様に引き下げられて傘は
閉状態となる。ここで前記中心軸1と貯溜タンク6の接
続部付近に発射準備室18が形成されている。この発射
準備室18内には、ベアリング12aを介して貯溜タン
ク6より一回分の発射量の水が導入されるようになって
おり、その内部には例えばコイルバネの如き弾発体19
が内蔵されている。
発射準備室18を構成するための摺動隔壁20は、その
外壁面が前記柄部5の内壁面と接した状態で、柄部5内
で出没自在となるものであり、前記スライドパイプ15
の端縁で摺動隔壁20を柄部方向へ押し込むと、摺動隔
壁20は柄部5内に没し、その結果発射準備室18内の
水がピストン11に押圧され、もうひとつの逆止弁用ベ
アリング12bからビニールパイプ2を経由して発射口
4に至り、勢いよく外部へ放水されることとなる。
スライドパイプ15への押圧力を緩めると、摺動隔壁2
0は弾発体19の復元力で原状に復帰し、そのとき発射
準備室18内には貯溜タンク6から次の放水のために、
再度水が流入することとなる。
このように、本考案では放水しようとする際には、スラ
イドパイプ15が摺動隔壁20に接しているため、傘は
閉状態となっており、反対に傘を開状態にして相手の放
水をシート面21で避けているときは、スライドパイプ
15は傘の先端方向へ押し込まれているため、自分の水
鉄砲の放水はできないこととなる。
〔考案の効果〕
よって本考案によれば、傘を開状態にすることにより相
手方の放水を避けることができるディフェンス機能を有
し、反対にアタック時には傘を閉じなければならないの
で、相手方とのタイミングを計りながら攻防を繰り返し
て水鉄砲遊びが行えるので、スリリングに満ちたゲーム
性を味わうことができ、形態は新規な傘型であるので、
外見の面白さも兼ね備えている等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の縦断面斜視図、第2図は同斜視図であ
る。 A……傘状本体、M1、M2、M3……関節点 1……中心軸、2、8……ビニールパイプ 3……先端キャップ、4……発射口 5……柄部、6……貯溜タンク 7……水栓、9……仕切壁 10……ピストンジョイント 11……ピストン 12a、12b……逆止弁用ベアリング 13……主骨、14……補助骨 15……スライドパイプ、16……突起 17……ダンピングストッパ 18……発射準備室、19……弾発体 20……摺動隔壁、21……シート面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】傘状本体の中心軸をパイプ体で形成し、該
    パイプ体の先端を水の発射口となし、傘状本体の柄部に
    相当する部分を水の貯溜タンクとなし、前記貯溜タンク
    より一回分の発射量の水を導入することができる発射準
    備室を中心軸と貯溜タンクの接続部付近に形成し、該発
    射準備室内に発射準備室の摺動隔壁を前記発射口方向へ
    常時弾発させている弾発体を内蔵し、前記スライドパイ
    プが発射準備室の摺動隔壁端縁を押圧自在となるように
    スライドパイプを前記パイプ体に摺動自在に嵌着し、傘
    状本体のシート面を張設した主骨の先端基部を前記中心
    軸の先端付近に軸着し、この主骨の中間位置に一端を軸
    着した補助骨の他端をスライドパイプに軸着して主骨を
    中心軸に対して開閉自在となし、前記スライドパイプが
    摺動隔壁端縁に当接している間は主骨が中心軸に対し閉
    状態となり、前記スライドパイプが摺動隔壁端縁から離
    れる距離に応じて主骨が中心軸に対し開角度を変えて開
    状態になるように構成したことを特徴とする傘型水鉄
    砲。
JP12667489U 1989-10-31 1989-10-31 傘型水鉄砲 Expired - Lifetime JPH0619993Y2 (ja)

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JP12667489U JPH0619993Y2 (ja) 1989-10-31 1989-10-31 傘型水鉄砲

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0371291U JPH0371291U (ja) 1991-07-18
JPH0619993Y2 true JPH0619993Y2 (ja) 1994-05-25

Family

ID=31674474

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JP12667489U Expired - Lifetime JPH0619993Y2 (ja) 1989-10-31 1989-10-31 傘型水鉄砲

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101615561B1 (ko) * 2015-03-25 2016-04-29 김소진 물 분사기를 구비한 놀이용 우산

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101615561B1 (ko) * 2015-03-25 2016-04-29 김소진 물 분사기를 구비한 놀이용 우산

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0371291U (ja) 1991-07-18

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