JPH06173774A - 触媒ガス発生器 - Google Patents

触媒ガス発生器

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JPH06173774A
JPH06173774A JP5222591A JP22259193A JPH06173774A JP H06173774 A JPH06173774 A JP H06173774A JP 5222591 A JP5222591 A JP 5222591A JP 22259193 A JP22259193 A JP 22259193A JP H06173774 A JPH06173774 A JP H06173774A
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B64G1/26Guiding or controlling apparatus, e.g. for attitude control using jets
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2,000時間を超える長い耐用寿命を有す
る低流量ガス発生器を提供する。 【構成】 熱電スラスタ用の触媒ガス発生器10が、触
媒室12と、触媒室12と連通している推進材供給細管
20と、細管20を触媒室12に接続する管状の隔離断
熱器24とを有するようにした。この場合、細管20
は、触媒室12への細管20の入口46から間隔をおい
た個所で断熱器24と結合されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、広くは触媒ガス発生
器、より具体的には電熱式スラスタ用の触媒ガス発生器
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ステーション維持目的のために宇宙衛星
内で用いられる種類の小型電熱スラスタは、一般的に
は、ヒドラジン等の液体推進材を推進動力発生ガスに変
換する触媒ガス発生器を用いる設計になっている。この
ガスは、その場合、電熱スラスタを介して直接に排除又
は供給される。
【0003】この種の典型的なガス発生器は、エンジン
の燃焼室又は電熱スラスタと連通している触媒床を有し
ている。液体推進材は触媒床内へ拡散噴射される。触媒
床内では、この推進材が分解され、高温ガスを発生させ
る。この高温ガスは触媒床から放出され、ノズルを介し
て膨張し、推力を生じさせる。付加的な衝撃エネルギー
が必要な場合には、高温ガスを、ノズルによる膨張に先
立ってアークジェット又はレジストジェットを介して供
給するようにする。
【0004】この種の或る触媒ガス発生器組立体の場
合、AT&T用ゼネラル・エレクトリック社製衛星に現
在設置されているアークジェット・スラスタと組合せて
用いられる。図1には、代表的なガス発生器が示されて
いる。ガス発生器組立体1は触媒室3に連結された推進
材インゼクタ体2を有している。液体推進材は、インゼ
クタ体2の中心口を貫通する細管4を介してインゼクタ
体2へ供給される。細管4は、取付けフランジ5にろう
接され、インゼクタ体2の中心を貫通して延び、先端が
インゼクタ体2の外側にろう接される。この開放先端は
積層スクリーン6に隣接している。積層スクリーン6
は、液体推進材が細管4を出て触媒室3に入るさいに、
推進材を拡散させる。
【0005】触媒分解反応は発熱反応である。したがっ
て、かなりの熱量がインゼクタ体2内で発生する。熱分
流器7は、放熱ひれ8に連結された銅製のV字体であ
り、インゼクタ体2の中心部にろう接された環状基部を
有している。熱分流器7は、触媒室3内での触媒反応に
よりインゼクタ体2へ伝達される熱を伝導し、かつ放熱
する。ガス発生器の有効寿命はインゼクタ体2近辺の細
管4の脆弱化と差込み個所とにより制限される。したが
って、第2の熱分流器9が細管4にろう付けされ、細管
の放熱のための付加的な経路が備えられている。この熱
分流器9は基本的には湾曲した銅製のバーであり、一端
が細管4にろう付けされ、他端が取付けフランジ5にボ
ルトで固定されている。こうして、細管先端を介しイン
ゼクタ体2から伝えられる熱は、熱分流器9を介して取
付けフランジ5に伝えられる。
【0006】このガス発生器の耐用寿命は約900時間
である。この耐用寿命は、インゼクタ材料の過度の窒化
による劣化や、非揮発性残渣の堆積による推進材供給細
管4の端部の詰まりによって制限を受ける。
【0007】より効率的なガス発生器、したがって、有
意に性能を向上させ、低流量で長期にわたる作動を可能
にすることにより低動力のアークジェット及びレジスト
ジェットで使用できる構成のガス発生器の必要は、常に
存在する。そうした構成であれば、また低コストの衛星
用の電熱スラスタに一液性推進材グレードのヒドラジン
を使用することもできよう。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
課題は、2000時間以上の長い耐用寿命を有するよう
に低流量ガス発生器を構成することにある。本発明の別
の目的は、非揮発性残渣の枕積による供給細管の詰まり
が防止されるように、ガス発生器を構成することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によるガス発生器
は、触媒床を有する触媒室と、触媒室と連通している推
進材インゼクタとを有している。触媒室は、インゼクタ
体と触媒室とからかなり離れ、かつそれらから熱絶縁さ
れた個所で推進材細管とインゼクタ体と物理的に結合さ
れた一体の隔離断熱部を介してインゼクタ体と結合され
た推進材細管を有している。
【0010】インゼクタ体は、実質的には、ほぼ円形の
フランジである。この円形フランジは、触媒室の一端を
形成する中央インゼクタ部分と、このインゼクタ部分を
取囲む環状支持部とを有している。このインゼクタ部分
は、インゼクタ体と、ガス発生器を組付けるさいに用い
られる支持プラットフォームとに熱量を供給する。イン
ゼクタ部分は、液体推進材を供給する細管を取囲んで中
央に配置された一体の管状隔離断熱部を有している。こ
の断熱部の開放端部は、環状基部区域でインゼクタ部分
と一体に結合されている。反対側の端部は、細管を取囲
んで閉じられ、細管にろう付けされている。したがっ
て、細管はインゼクタ体から間隔をおいたところで支持
されている。
【0011】細管の開放端部は、積層スクリーンと円形
プレートとに隣接するインゼクタ部分を貫通する開口内
に位置している。円形プレートは、断熱部内の触媒と触
媒室内の触媒床との間の遮熱材として役立っている。加
えて、細管と断熱部内側との間の環状空間には、断熱材
の作用を有するシェル405触媒が充填されている。
【0012】したがって、細管は、インゼクタ体から離
れた個所で断熱部を介して支持されると同時に、インゼ
クタ体内へ延びる細管自由端部は、実質的に触媒床から
熱絶縁されている。このような構成により細管先端のと
ころ、及びその近くでの温度は最低限に抑えられる。こ
のため、窒化による劣化や、触媒微粒子及び非揮発性残
渣の沈積による推進材供給細管の詰まりによってガス発
生器の機能が損われるまでの時間を長期化することがで
きる。
【0013】
【実施例】本発明の以上特徴及びそのほかの特徴は、添
付図面につき以下で行なう詳説により一層明らかになる
であろう。
【0014】図2には、本発明によるガス発生器10が
縦断面図で示されている。ガス発生器10は、大体にお
いて円筒形の触媒室12を有している。触媒室12に
は、シェル405触媒等の被覆セラミック触媒を充填
し、中央インゼクタ部分16と環状支持部18とを有す
るインゼクタ体14によって一端が閉じられるようにす
るのが好ましい。触媒室12の他端は、出口フランジ
(図示せず)によって閉じられている。インゼクタ部分
16は、触媒室12の一端にろう接又は溶接され、触媒
室12の一端を形成している。
【0015】推進材供給細管20はインゼクタ部分16
内へ延び、液体推進材を触媒室12内へ向ける。支持部
18は、周方向に間隔をおいて配置された管状隔離体2
2を介して、取付けフランジ19から間隔をおいてこの
フランジ19に結合するのが好ましい。隔離体22は、
支持部18の周方向に好ましくは120°の間隔をおい
て配置しておく。インゼクタ体14には別の構成の支持
部を用いてもよい。たとえば、間隔をおいた複数の開口
を有する管状の金属スリーブを3本の隔離体22の代り
に用いることもできる。
【0016】インゼクタ部分16は、大体においてカッ
プ形状であり、軸線Aを中心として対称的な一体の管状
隔離断熱部24により閉じられた中央開口23を有して
いる。断熱部24は、インゼクタ部分16から間隔をお
いて位置する閉鎖端部48と、開口23の周囲の基部2
6のところでインゼクタ部分16と一体にされた開放端
部とを有している。
【0017】断熱部24と供給細管20との間の環状区
域には、シェル405触媒が充填されている。この触媒
は、生じ得る推進材の滞溜や、それと関連する始動時の
爆燃又は不調を防止する。加えて、この触媒は、セラミ
ック材料であるため、高い耐熱性を有している。したが
って、この触媒は基部26の区域と細管20との間の熱
伝動の遮熱材として作用する。供給細管20は、断熱部
24を貫通して延びている。断熱部24の閉鎖端部は細
管20にろう付けされている。インゼクタ部分16は外
側リム28を有し、外側リム28は、触媒室12及び環
状内側リム30とろう付け、溶接、一体結合のいずれか
により結合されている。内側リム30は、前記インゼク
タ部分16から外側リム28とは反対の方向で軸方向に
延びている。環状の内側リム30は、大体においてV字
形の熱分流器を取付け、かつ定心するための突出部をな
している。
【0018】図4に示されているように、断熱部24
は、開口23の周囲の環状基部26の区域でインゼクタ
部分16と一体に結合されている。断熱部24は、内側
リム30から半径方向内側に間隔をおいて位置してい
る。支持部18と、インゼクタ部分16と、断熱部24
とを有するインゼクタ体14はインコネル625製の単
体であるのが好ましい。インゼクタ熱分流器32は純銅
製又は高い熱伝導率を有する材料製であるのが好まし
い。熱分流器32は環状のベース34を有し、このベー
ス34が、インゼクタ部分16の内側リム30の周囲に
かん合し、リム30と部分16の表面とに溶接又はろう
付けされている。V字形の熱分流器32の脚は、銅製放
熱ひれプレート33にろう付けしておくか、又はプレー
ト33と一体に構成しておく。熱分流器32は、インゼ
クタ部分16の基部26の区域から熱を導出し、細管2
0の先端が熱により劣化することのないように保護す
る。
【0019】大体において円形ディスク状のインゼクタ
プレート36と金属製積層スクリーン38とが、基部2
6を覆っており、等間隔の4個の屈曲タブ40によりイ
ンゼクタ部分16に固定されている。細管20の開放端
部は、インゼクタプレート36の中心開口42内へ延び
ているので、プレート36に接触することも、スクリー
ン38に接触することもない。
【0020】インゼクタプレート36は、周方向に間隔
をおいて設けられた3つの開放スロット44を有してい
る。プレート36の外周は図3から最もよく知ることが
できる。インゼクタプレート36と積層スクリーン38
は、触媒室12内の触媒を、断熱器24と供給細管20
との間の管状区域25内の触媒とを分離している。ま
た、インゼクタプレート36も、触媒室12と管状区域
25との間の遮熱材として役立っている。プレート36
とスクリーン38とは、その全周にわたって、屈曲タブ
40を介してインゼクタ部分16によりルーズに支持さ
れている。3つのスロット44は、プレート36の外縁
に機械加工により形成されており、断熱器24内の管状
区域25に通気している。スクリーン38は、触媒粒子
が細管20の出口に詰まるのを防止し、細管20内への
微粒子の侵入を遅らせることができる。
【0021】推進材流は、細管20の出口のところでイ
ンゼクタプレート36と積層スクリーン38とにより制
御される。インゼクタプレート36は、基部26の区域
を触媒室12内の分解区域から遮蔽している。この分解
区域は、スクリーン38からの流れの下流又は流れの内
に位置していた。このプレート36は、また、細管20
の端部周囲の推進材の循環を防止する。プレート36
は、プレート36の中心開口42と細管外径との間に僅
かの遊びをもって細管20の端部にかん合している。細
管20から出る推進材は、スクリーン38内へ入りプレ
ート36の表面に沿って進む。
【0022】細管20を介して供給される推進材が断熱
器24を通り、基部26に達し、細管先端46から出る
さい、推進材はインゼクタプレート36を湿し、プレー
ト36の周囲をめぐって触媒室12内へ入る。インゼク
タプレート36は、また、推進材が、断熱器24と細管
20との間の管状区域25内の触媒内へ逆流するのを防
止する。これにより、管状区域25内の触媒は先ず第一
に絶縁材として作用することが可能となる。
【0023】このように、推進材供給細管20の主な断
熱は、一体の隔離断熱器24により実現される。断熱器
24は、インゼクタボディ14のインゼクタ部分16の
基部26のところで支持されている。断熱器24は、イ
ンゼクタ部分16の薄壁延長部をなしており、細管20
と同心的に細管を取囲んでいる。細管20と断熱器24
とは、断熱器24の閉鎖端部又は末端部48のところで
ろう付け又は溶接により接合されている。
【0024】インゼクタ部分16は熱分流器32により
冷却される。熱分流器32は、環状ベース部分34から
銅製放熱ひれ33へ熱を伝え、放熱ひれ33のところ
で、局所的に外界へ半径方向に放熱される。
【0025】断熱器24への熱流は断熱器基部26の設
計によって制限される。第一に、熱分流器32は、その
ベース34が、断熱器24から半径方向に間隔をおいた
内側リム30に隣接する、インゼクタ部分16の面に直
接ろう付けされている。第二に、インゼクタボディ14
のインゼクタ部分16の横断面積が、基部26のところ
で最少限に抑えられ、熱が断熱器24へよりも熱分流器
32へ優先的に伝えられるようにされている。
【0026】再び図2について見れば、供給細管20
は、取付けフランジ19と断熱器24の閉鎖端部48と
にろう付け又は溶接されている。細管20には膨張ルー
プ50が設けられ、始動時、冷却時、ガス発生器作動時
の細管の膨張と収縮が補償されている。
【0027】触媒室12側から見たガス発生器の端面図
を示したのが、図13である。この図では、中心部に位
置する積層スクリーン38がタブ40により保持されて
いる様子を見ることができる。スクリーン38の下方に
は、インゼクタプレート36内に破線でスロット44が
示されている。
【0028】細管20は、単一の単体管であってもよけ
れば、細管20が断熱器24へ入るところで、より内径
の大きい管部分54への移行部52を有するようにして
もよい。このより内径の大きい細管部分54により、断
熱器のろう付け接合部の丁度上流に段階部と内径の変更
部とが設けられることにより細管内で流れの混合が促進
され、熱伝導率が高められ、その結果、推進材液体の沸
とうの可能度が低減される。
【0029】このガス発生器の寿命は、内圧を十分に高
く維持して、推進材温度を推進材の飽和点又は沸点以下
に抑えることに、一部依存している。ガス発生器内圧の
制御は、電気式の付加推進装置(図示せず)内の適当な
オリフィス操作(又は他の流量制限手段)により、又は
ガス発生器出口(図示せず)において行なわれる。
【0030】以上、本発明を特定の一実施例について説
明したが、本明細書に開示された発明の思想を逸脱する
ことなしに、多くの変更、変更態様、変化形が可能であ
ることは言うまでもない。たとえば断熱器24は、イン
ゼクタ体14とは異なる材料で別個に製造して、インゼ
クタ部分16の基部26にろう接又は他の適当な形式で
接合することもできる。材料が使用温度に耐えられるか
ぎり、また細管20とインゼクタ14との固定結合部が
基部26から十分な間隔を有するかぎり、熱伝導率の低
い金属又はセラミック材料を使用することができよう。
【0031】管状区域25に充填される材料は、触媒セ
ラミックとは別の材料であってもよい。低密度で低熱伝
導率の他の材料を用いることもできれば、この区域25
を空にしておくこともできる。セラミック材料を用いれ
ば、推進材の滞溜による圧力の乱高下が最低限に抑えら
れるすぐれた性能が得られる。
【0032】隔離器とインゼクタを製造する材料は、ま
た、既述のように、インコネルとは異なる材料であって
もよい。他のニッケル超合金、耐火材料、類似の耐窒化
性材料のいずれかを用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】先行技術によるガス発生器組立体の縦断面図。
【図2】本発明によるガス発生器の縦断面図。
【図3】図2のガス発生器の端面図。
【図4】図2のガス発生器のインゼクタ部分の拡大断面
図。
【符号の説明】
10 ガス発生器 12 触媒室 14 インゼクタ体 16 インゼクタ部分 18 支持部 19 取付けフランジ 20 推進材供給細管 22 隔離材 23 中心開口 24 隔離断熱器 26 インゼクタ部分の基部 28 外側リム 30 内側リム 32 熱分流器 33 放熱ひれ 36 インゼクタプレート 38 積層スクリーン 40 屈折タブ 42 中心開口 46 細管先端
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 チャールズ アール.ロバーツ アメリカ合衆国ワシントン州ウッディンビ ル,ワンハンドレッド アンド セブンテ ィース プレース エヌイー 17519 (72)発明者 フリーリィ アール.シュワム アメリカ合衆国ワシントン州ベレビュー, エヌ.イー.フォーティーンス ストリー ト 10624

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電熱式スラスタ用の触媒ガス発生器(1
    0)において、 触媒床を有するガス発生室(12)と、 前記触媒床へ推進流体流を供給するようにされた推進材
    供給細管(20)と、 前記ガス発生室(12)と連通している前記供給細管
    (20)の一端を受容するようにされた推進材インゼク
    タ(14)を有しており、前記インゼクタ(14)が支
    持部(18)と、細長い管状の隔離断熱部(24)を有
    するインゼクタ部(16)とを有し、前記断熱部(2
    4)が前記ガス発生室(12)から間隔を置いた個所で
    前記供給細管(20)に接続される一端(48)と、中
    心開口(23)の周囲に前記インゼクタ部(16)の基
    部を形成する他端(26)とを有し、前記中心開口(2
    3)内には前記供給細管(20)の一端(26)が貫通
    していることを特徴とする、電熱スラスタ用の触媒ガス
    発生器。
  2. 【請求項2】 前記供給細管(20)が前記隔離断熱部
    (24)内で双方の間に環状部(25)を形成している
    ことを特徴とする、請求項1記載の触媒ガス発生器。
  3. 【請求項3】 前記環状部(25)に触媒セラミック材
    料が充填されていることを特徴とする、請求項2記載の
    触媒ガス発生器。
  4. 【請求項4】 全体として平らなインゼクタプレート
    (36)が、前記中心開口(23)にかぶせられ、前記
    断熱部端部(26)から間隔をおいて配置されているこ
    とを特徴とする、請求項1記載の触媒ガス発生器。
  5. 【請求項5】 前記インゼクタプレート(36)が、前
    記触媒床を前記断熱部(24)内で前記触媒から隔離す
    ることを特徴とする、請求項3記載のガス発生器。
  6. 【請求項6】 前記インゼクタプレート(36)が少な
    くとも1つのスロット(44)を有し、前記隔離断熱部
    (24)内の前記環状部(25)を前記触媒室、すなわ
    ちガス発生室(12)へ通気させることを特徴とする、
    請求項5記載の触媒ガス発生器。
  7. 【請求項7】 前記隔離断熱部(24)と前記インゼク
    タ部(16)とがインコネル製であることを特徴とす
    る、請求項1記載の触媒ガス発生器。
JP22259193A 1992-09-08 1993-09-07 触媒ガス発生器 Expired - Fee Related JP3282755B2 (ja)

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DE (1) DE69317720T2 (ja)

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