JPH0616676Y2 - ペンチ - Google Patents
ペンチInfo
- Publication number
- JPH0616676Y2 JPH0616676Y2 JP1988118128U JP11812888U JPH0616676Y2 JP H0616676 Y2 JPH0616676 Y2 JP H0616676Y2 JP 1988118128 U JP1988118128 U JP 1988118128U JP 11812888 U JP11812888 U JP 11812888U JP H0616676 Y2 JPH0616676 Y2 JP H0616676Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pliers
- nail
- head
- view
- showing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)
- Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
Description
本考案は、特に仮止釘を抜いたり、釘の頭部を切除して
隠し釘にする際に好適に用いられるペンチの改良に関す
るものである。
隠し釘にする際に好適に用いられるペンチの改良に関す
るものである。
【従来の技術】 本出願人は、先に実開昭58-117354号や実公昭62-40780
号(実用新案登録第1730944号)等において、壁面化粧
板や天井化粧板等に打ち込まれた仮止釘を能率よく抜き
取る仮止釘抜用ペンチを提案して実用に供している。 通常、ペンチは上記仮止釘抜用ペンチも含めて、くわえ
部、結合部、柄部を有しており、左右のくわえ部先端部
同士が段違いにならずに同じように咬合う構造にされて
いる。
号(実用新案登録第1730944号)等において、壁面化粧
板や天井化粧板等に打ち込まれた仮止釘を能率よく抜き
取る仮止釘抜用ペンチを提案して実用に供している。 通常、ペンチは上記仮止釘抜用ペンチも含めて、くわえ
部、結合部、柄部を有しており、左右のくわえ部先端部
同士が段違いにならずに同じように咬合う構造にされて
いる。
このようなペンチで、特に太さが0.8mm以下のハリ釘と
いわれている細い釘を抜く場合には、第10図に示すよう
に、釘(7)の頭部の付け根部分をペンチ左右のくわえ部
(21)(21)で強く挟み込んで引張るために、この図の2点
鎖線で示すように、頭部だけが切れて取除かれ、釘(7)
本体が抜けずに壁面化粧板や天井化粧板等の施工材中に
残ることがしばしばあった。 また、釘(7)を施工材(10)に打ち込んだ後、頭部を折り
取って外部に釘が見えないようにする隠し釘の場合、第
11図のように、釘(7)を所定位置まで打ち込んだ後、釘
(7)の頭部をハンマ(12)等で横からたたいて釘(7)の頭部
寄り部分に設けた切込み(9)から上部を折って飛ばして
いたが、この際に第12図中の符号(13)のように大きな引
き摺り傷が施工材(10)表面に付いていた。本考案はこの
傷付き防止も目的とする。
いわれている細い釘を抜く場合には、第10図に示すよう
に、釘(7)の頭部の付け根部分をペンチ左右のくわえ部
(21)(21)で強く挟み込んで引張るために、この図の2点
鎖線で示すように、頭部だけが切れて取除かれ、釘(7)
本体が抜けずに壁面化粧板や天井化粧板等の施工材中に
残ることがしばしばあった。 また、釘(7)を施工材(10)に打ち込んだ後、頭部を折り
取って外部に釘が見えないようにする隠し釘の場合、第
11図のように、釘(7)を所定位置まで打ち込んだ後、釘
(7)の頭部をハンマ(12)等で横からたたいて釘(7)の頭部
寄り部分に設けた切込み(9)から上部を折って飛ばして
いたが、この際に第12図中の符号(13)のように大きな引
き摺り傷が施工材(10)表面に付いていた。本考案はこの
傷付き防止も目的とする。
そこで、上記課題を解決するために開発された本考案の
ペンチは、結合部(2)で交差し、この前方をくわえ部(1)
(1)、後方を柄部(3)(3)としたペンチにおいて、前記く
わえ部(1)(1)が段違いに咬合うように、該くわえ部(1)
(1)の一方又は両方の先端部に段部(4)を形成し、前記結
合部(2)の枢着軸をこれに連結された切換えレバー(6)の
回動によってくわえ部(1)(1)の一方が前方又は後方へ移
動する偏心軸(5)としたことを特徴とする。
ペンチは、結合部(2)で交差し、この前方をくわえ部(1)
(1)、後方を柄部(3)(3)としたペンチにおいて、前記く
わえ部(1)(1)が段違いに咬合うように、該くわえ部(1)
(1)の一方又は両方の先端部に段部(4)を形成し、前記結
合部(2)の枢着軸をこれに連結された切換えレバー(6)の
回動によってくわえ部(1)(1)の一方が前方又は後方へ移
動する偏心軸(5)としたことを特徴とする。
上記のような構成からなる本考案のペンチは、第6図や
第7図に示すように、くわえ部(1)(1)が釘(7)を左右か
ら段違いに挟み込んで曲げて、従来のように釘(7)の頭
部を切除することなく確実に掴む。また、釘(7)の頭部
付近の所定場所に切込み(9)を設けた隠し釘用の釘の場
合、第8図のように、施工材(10)の表面から突出した釘
(7)の頭部付近に外挿された弾性材(8)部分を左右から強
く挟み込むと、一方のくわえ部(1)が加える力の方向
(実線矢印X)と、他方のくわえ部(1)が加える力の方
向(実線矢印Y)とが逆向で、かつズレているから、釘
(7)の切込み(9)に曲げ力を与えて容易に切込み(9)から
上部を折り取ることができる。この時、第9図に示すよ
うに、折り取られた釘(7)の頭部部分の下端切り口が施
工材(10)の表面に付ける引き摺り傷(17)は、第12図に示
した従来の方法によって付けられた引き摺り傷(13)に比
べて、非常に小さいものに抑えられる。 また、偏心軸(5)の回動によってくわえ部(1)(1)の咬合
状態を切換え可能な構造であるから、段違いにくわえ部
(1)(1)を咬合わすことによって上記の作用が得られ、ま
た、それから切換えて通常のペンチのようにくわえ部
(1)(1)が同じように咬合わされるようにすることによっ
て、通常のペンチと同様に使用することができ、1つの
ペンチが多機能を発揮することになる。
第7図に示すように、くわえ部(1)(1)が釘(7)を左右か
ら段違いに挟み込んで曲げて、従来のように釘(7)の頭
部を切除することなく確実に掴む。また、釘(7)の頭部
付近の所定場所に切込み(9)を設けた隠し釘用の釘の場
合、第8図のように、施工材(10)の表面から突出した釘
(7)の頭部付近に外挿された弾性材(8)部分を左右から強
く挟み込むと、一方のくわえ部(1)が加える力の方向
(実線矢印X)と、他方のくわえ部(1)が加える力の方
向(実線矢印Y)とが逆向で、かつズレているから、釘
(7)の切込み(9)に曲げ力を与えて容易に切込み(9)から
上部を折り取ることができる。この時、第9図に示すよ
うに、折り取られた釘(7)の頭部部分の下端切り口が施
工材(10)の表面に付ける引き摺り傷(17)は、第12図に示
した従来の方法によって付けられた引き摺り傷(13)に比
べて、非常に小さいものに抑えられる。 また、偏心軸(5)の回動によってくわえ部(1)(1)の咬合
状態を切換え可能な構造であるから、段違いにくわえ部
(1)(1)を咬合わすことによって上記の作用が得られ、ま
た、それから切換えて通常のペンチのようにくわえ部
(1)(1)が同じように咬合わされるようにすることによっ
て、通常のペンチと同様に使用することができ、1つの
ペンチが多機能を発揮することになる。
以下図面によって本考案の実施例を詳細に説明する。 第1図は本考案に係るペンチの第1実施例を示す平面図
である。 本考案の第1実施例のペンチは、第1図に示すように、
結合部(2)の枢着偏心軸(5)で交差し、この前方をくわえ
部(1)(1)、後方を柄部(3)(3)としたペンチのくわえ部
(1)(1)が段違いに咬合うように、このくわえ部(1)(1)の
一方の先端部に段部(4)を形成したものである。この段
部(4)は、仮想線で示すようにくわえ部(1)(1)を閉じる
と、他方のくわえ部(1)の外方へ被さるようになってい
る。また、段部(4)が形成されていない方のくわえ部(1)
のほぼ中間部には、外方へ突出した突出アーム(11)を設
けており、この突出アーム(11)を支点として、釘の打ち
込まれた部分をあまり曲げることなくほぼ真っ直ぐに、
かつ能率的に抜き取ることができる。柄部(3)(3)は外力
がかからない時は、竹の子ばね等のスプリング材(12)に
よって常に外方へ開くようになっている。 第2図に第2実施例のペンチの要部を平面図で示し、第
3図に第2実施例のペンチを通常のペンチと同様に使用
できるようにした状態を同要部平面図で示している。 第2図及び第3図に示す第2実施例は、第1実施例と同
様に、結合部(2)で交差しこの前方をくわえ部(1)(1)、
後方を柄部(3)(3)としたペンチであるが、結合部(2)の
枢着軸の構造が異なるものである。すなわち、くわえ部
(1)(1)が段違いに咬合うように結合部(2)の枢着軸を偏
心軸(5)とし、これに連結された切換えレバー(6)を180゜
(又は90゜にすることもできる)回動させることによっ
て、一方のくわえ部(1)が上方(又は下方)へ移動する
ように部分的に偏心させている。切換えレバー(6)を第
2図のように図中の左下方へ向けていると、くわえ部
(1)(1)は段違いに咬合い、第3図のように切換えレバー
(6)を180゜回して図中の右上方へ逆向きにすると、通常
のペンチと同様にくわえ部(1)(1)が同じように咬合うの
である。なお、これら第2図及び第3図は、実線でペン
チの開状態を示し、2点鎖線で閉状態を示している。 第4図及び第5図にこの第2実施例のペンチの結合部分
の具体的な構造を縦断面図で示している。 第4図は第3図のようにくわえ部(1)(1)先端が同じ位置
で揃って咬合う状態の場合を示し、第5図は第2図のく
わえ部(1)(1)が段違いに咬合う状態の場合を示してい
る。これらの図で明らかなように、枢着軸である偏心軸
(5)は、図の上半分の同軸で回動する軸心部(51)と、下
半分の偏心部(52)とからなる。第4図のくわえ部(1)(1)
が揃った状態から、第5図のように切換えレバー(6)を
逆向きに180゜回動させると、偏心部(52)部分に外挿され
た一方(図では下方)のくわえ部(1)が前方に押され
て、他方のくわえ部(1)より偏心部(52)が偏心している
分だけ第2図のように突出するのである。 以上の本考案に係るペンチが奏する作用効果を第6図〜
第9図を用いて述べる。 第6図は本考案ペンチで施工材に打ち込まれた仮止釘の
頭部を挟んだ状態を示す一部破断側面図であり、第7図
は第6図の要部拡大断面図である。 第6図及び第7図から明らかなように、仮止釘(7)の施
工材(10)表面から突出した弾性材(8)部分を、本考案の
ペンチのくわえ部(1)(1)で段違いに挟み込むと、その挟
んだ部分が曲げて掴まれ、従来のように仮止釘の頭部を
切除して抜き損じるということがなく、確実で能率のよ
い釘抜き作業ができる。 また、第8図に施工材(10)に打ち込まれた隠し釘の頭部
を本考案ペンチで挟んだ状態を一部破断要部側面図で示
し、第9図に第8図の状態の後に釘(7)の頭部が折り取
られた状態の施工材(10)表面を拡大平面図で示している
が、これらの図から下記のことが明らかである。 すなわち、隠し釘(7)の場合釘の頭部付近へ切込み(9)が
設けられており、第8図のように施工材(10)の表面から
突出した弾性材(8)の部分を強く挟み込むだけで前述の
作用の欄で述べたように、その釘(7)の頭部を折り取る
ことができ、従来のようにハンマ等で横からたたいて折
り取る方法に比べて、確実かつ能率的な作業が可能であ
る。また、第9図のように、引き摺り傷(17)が小さく
て、あまり目につくことがなく、良好な仕上げの隠し釘
作業ができるのである。
である。 本考案の第1実施例のペンチは、第1図に示すように、
結合部(2)の枢着偏心軸(5)で交差し、この前方をくわえ
部(1)(1)、後方を柄部(3)(3)としたペンチのくわえ部
(1)(1)が段違いに咬合うように、このくわえ部(1)(1)の
一方の先端部に段部(4)を形成したものである。この段
部(4)は、仮想線で示すようにくわえ部(1)(1)を閉じる
と、他方のくわえ部(1)の外方へ被さるようになってい
る。また、段部(4)が形成されていない方のくわえ部(1)
のほぼ中間部には、外方へ突出した突出アーム(11)を設
けており、この突出アーム(11)を支点として、釘の打ち
込まれた部分をあまり曲げることなくほぼ真っ直ぐに、
かつ能率的に抜き取ることができる。柄部(3)(3)は外力
がかからない時は、竹の子ばね等のスプリング材(12)に
よって常に外方へ開くようになっている。 第2図に第2実施例のペンチの要部を平面図で示し、第
3図に第2実施例のペンチを通常のペンチと同様に使用
できるようにした状態を同要部平面図で示している。 第2図及び第3図に示す第2実施例は、第1実施例と同
様に、結合部(2)で交差しこの前方をくわえ部(1)(1)、
後方を柄部(3)(3)としたペンチであるが、結合部(2)の
枢着軸の構造が異なるものである。すなわち、くわえ部
(1)(1)が段違いに咬合うように結合部(2)の枢着軸を偏
心軸(5)とし、これに連結された切換えレバー(6)を180゜
(又は90゜にすることもできる)回動させることによっ
て、一方のくわえ部(1)が上方(又は下方)へ移動する
ように部分的に偏心させている。切換えレバー(6)を第
2図のように図中の左下方へ向けていると、くわえ部
(1)(1)は段違いに咬合い、第3図のように切換えレバー
(6)を180゜回して図中の右上方へ逆向きにすると、通常
のペンチと同様にくわえ部(1)(1)が同じように咬合うの
である。なお、これら第2図及び第3図は、実線でペン
チの開状態を示し、2点鎖線で閉状態を示している。 第4図及び第5図にこの第2実施例のペンチの結合部分
の具体的な構造を縦断面図で示している。 第4図は第3図のようにくわえ部(1)(1)先端が同じ位置
で揃って咬合う状態の場合を示し、第5図は第2図のく
わえ部(1)(1)が段違いに咬合う状態の場合を示してい
る。これらの図で明らかなように、枢着軸である偏心軸
(5)は、図の上半分の同軸で回動する軸心部(51)と、下
半分の偏心部(52)とからなる。第4図のくわえ部(1)(1)
が揃った状態から、第5図のように切換えレバー(6)を
逆向きに180゜回動させると、偏心部(52)部分に外挿され
た一方(図では下方)のくわえ部(1)が前方に押され
て、他方のくわえ部(1)より偏心部(52)が偏心している
分だけ第2図のように突出するのである。 以上の本考案に係るペンチが奏する作用効果を第6図〜
第9図を用いて述べる。 第6図は本考案ペンチで施工材に打ち込まれた仮止釘の
頭部を挟んだ状態を示す一部破断側面図であり、第7図
は第6図の要部拡大断面図である。 第6図及び第7図から明らかなように、仮止釘(7)の施
工材(10)表面から突出した弾性材(8)部分を、本考案の
ペンチのくわえ部(1)(1)で段違いに挟み込むと、その挟
んだ部分が曲げて掴まれ、従来のように仮止釘の頭部を
切除して抜き損じるということがなく、確実で能率のよ
い釘抜き作業ができる。 また、第8図に施工材(10)に打ち込まれた隠し釘の頭部
を本考案ペンチで挟んだ状態を一部破断要部側面図で示
し、第9図に第8図の状態の後に釘(7)の頭部が折り取
られた状態の施工材(10)表面を拡大平面図で示している
が、これらの図から下記のことが明らかである。 すなわち、隠し釘(7)の場合釘の頭部付近へ切込み(9)が
設けられており、第8図のように施工材(10)の表面から
突出した弾性材(8)の部分を強く挟み込むだけで前述の
作用の欄で述べたように、その釘(7)の頭部を折り取る
ことができ、従来のようにハンマ等で横からたたいて折
り取る方法に比べて、確実かつ能率的な作業が可能であ
る。また、第9図のように、引き摺り傷(17)が小さく
て、あまり目につくことがなく、良好な仕上げの隠し釘
作業ができるのである。
以上詳細に説明した本考案に係るペンチは、仮止釘を確
実に掴んで引き抜くことができ、作業能率を向上させ
る。また、隠し釘の頭部除去時における施工材表面への
傷付きを防止する。更に、ペンチ結合部の枢着軸を偏心
軸にしたことにより、通常のペンチとしても使用するこ
とができる両用型となっている。
実に掴んで引き抜くことができ、作業能率を向上させ
る。また、隠し釘の頭部除去時における施工材表面への
傷付きを防止する。更に、ペンチ結合部の枢着軸を偏心
軸にしたことにより、通常のペンチとしても使用するこ
とができる両用型となっている。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案に係るペンチの第1実施例を示す平面
図、第2図は同第2実施例を示す要部平面図である。第
3図は第2実施例のペンチを通常のペンチと同様に使用
できるように切換えた状態を示す同要部平面図である。
第4図及び第5図は第2実施例のペンチの結合部分の縦
断面図であり、第4図は第3図の状態の場合を示し、第
5図は第2図の状態の場合を示す。第6図は本考案ペン
チで仮止釘の頭部を挟んだ状態を示す一部破断側面図、
第7図は第6図の要部拡大断面図である。第8図は隠し
釘の頭部を本考案ペンチで掴んだ状態を示す一部破断要
部側面図、第9図は施工後の施工材表面を示す拡大平面
図である。 第10図は従来のペンチで釘の頭部を掴んだ状態を示す要
部側面図である。第11図は従来の隠し釘頭部を除去する
方法を示す一部破断側面図、第12図は施工後の施工材表
面を示す拡大平面図である。 (1)くわえ部、(2)結合部 (3)柄部、(4)段部 (5)偏心軸、(6)切換えレバー (7)釘、(8)弾性材 (9)切込み、(10)施工材 (11)突出アーム、(12)スプリング材 (51)軸心部、(52)偏心部
図、第2図は同第2実施例を示す要部平面図である。第
3図は第2実施例のペンチを通常のペンチと同様に使用
できるように切換えた状態を示す同要部平面図である。
第4図及び第5図は第2実施例のペンチの結合部分の縦
断面図であり、第4図は第3図の状態の場合を示し、第
5図は第2図の状態の場合を示す。第6図は本考案ペン
チで仮止釘の頭部を挟んだ状態を示す一部破断側面図、
第7図は第6図の要部拡大断面図である。第8図は隠し
釘の頭部を本考案ペンチで掴んだ状態を示す一部破断要
部側面図、第9図は施工後の施工材表面を示す拡大平面
図である。 第10図は従来のペンチで釘の頭部を掴んだ状態を示す要
部側面図である。第11図は従来の隠し釘頭部を除去する
方法を示す一部破断側面図、第12図は施工後の施工材表
面を示す拡大平面図である。 (1)くわえ部、(2)結合部 (3)柄部、(4)段部 (5)偏心軸、(6)切換えレバー (7)釘、(8)弾性材 (9)切込み、(10)施工材 (11)突出アーム、(12)スプリング材 (51)軸心部、(52)偏心部
Claims (1)
- 【請求項1】結合部(2)で交差し、この前方をくわえ部
(1)(1)、後方を柄部(3)(3)としたペンチにおいて、前記
くわえ部(1)(1)が段違いに咬合うように、該くわえ部
(1)(1)の一方又は両方の先端部に段部(4)を形成し、前
記結合部(2)の枢着軸をこれに連結された切換えレバー
(6)の回動によってくわえ部(1)(1)の一方が前方又は後
方へ移動する偏心軸(5)としたことを特徴とするペン
チ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988118128U JPH0616676Y2 (ja) | 1988-09-07 | 1988-09-07 | ペンチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988118128U JPH0616676Y2 (ja) | 1988-09-07 | 1988-09-07 | ペンチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0239886U JPH0239886U (ja) | 1990-03-16 |
JPH0616676Y2 true JPH0616676Y2 (ja) | 1994-05-02 |
Family
ID=31362212
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988118128U Expired - Lifetime JPH0616676Y2 (ja) | 1988-09-07 | 1988-09-07 | ペンチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0616676Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-09-07 JP JP1988118128U patent/JPH0616676Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0239886U (ja) | 1990-03-16 |
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