JPH0616515Y2 - 撒餌籠 - Google Patents

撒餌籠

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JPH0616515Y2
JPH0616515Y2 JP11679789U JP11679789U JPH0616515Y2 JP H0616515 Y2 JPH0616515 Y2 JP H0616515Y2 JP 11679789 U JP11679789 U JP 11679789U JP 11679789 U JP11679789 U JP 11679789U JP H0616515 Y2 JPH0616515 Y2 JP H0616515Y2
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JP
Japan
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bait
basket
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bait basket
fishing
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JP11679789U
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JPH0356374U (ja
Inventor
安洋 北川
Original Assignee
株式会社ヨーヅリ
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、魚釣りの際に撒餌を水中内に放出するための
撒餌籠に関し、更に詳しくは撒餌の量を2倍収納可能な
撒餌籠に関する。
(従来の技術及び考案が解決しようとする課題) 本出願に先行する技術として本件出願人は実開平1-1306
72を出願公開済である。
この考案の要旨は、第4図(イ)に示すように、開口部
23を有する撒餌籠本体22内に撒餌25と一緒に釣針24を収
納してなる構成で、撒餌籠21が水中にて重り8によって
C方向に反転し、該撒餌籠21内の撒餌25が水中内に放出
されると同時に釣針24も水中内に飛び出す作用により集
魚効果を発揮させて好適な釣りを行わせるものである。
しかるに、この従来の撒餌籠においては、必然的に収納
できる撒餌の量が限定されており、対象とする魚によっ
ては撒餌の量が不足してしまうという恐れがあった。
このため同図(ロ)に示すように、前記餌籠本体22を2
体用意してその開口部23同士を密着させて撒餌の収納量
を2倍に増やす方法が考えられたが、この場合釣針24を
収納させる開口部23が互いに閉鎖されてしまうこととな
るため上記のように釣針24を収納させることが出来ない
ため、該釣針24の付け餌が投げ釣り時に飛んでしまった
り、釣針24が餌籠本体22に絡みついてしまう等の問題点
を有していたのである。
本考案は上記の課題に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは撒餌の収納量を2倍に増加させるととも
に、釣針を水中に放出すべく保持して投げ釣りを行なえ
る撒餌籠を提供するところにある。
(課題を解決するための手段) 本考案は、水中内で反転作用をもって撒餌の放出を行う
撒餌籠において、撒餌籠本体と別体に釣針を収納させる
ための筒状体を具備させることにより上記課題を解決せ
んとしてなされたものである。
すなわち本考案は、2体の籠体3a、3bが互いの開口部4a、
4b同士を開閉自在に構成されてなる撒餌籠本体2と、該
撒餌籠本体2の上端と下端にその両端部を取り付けら
れ、しかも吊下環9を該上下端間に移動自在に支持して
なる線状体7と、該撒餌籠本体2の上側に保持されてな
る該撒餌籠本体2を反転させるための重り8と、該撒餌
籠本体2の側部に設けられ、釣針を収納させるための有
底状の筒状体5とからなる撒餌籠である。
(作用) 上記構成からなる撒餌籠においては、2体の籠体内に撒
餌を収納可能であるため、従来のものに比して2倍の撒
餌を収納させて集魚効果を向上させることができるとと
もに、釣針を撒餌籠本体と別体に設けられてなる筒状体
内に収納させれば、該撒餌籠の水中内における反転時に
釣針が該筒状体内より放出されることとなるため、前記
の集魚効果によって好適な釣りが行えることとなる。
(実施例) 以下、本考案の1実施例について図面に沿って説明す
る。
第1図(イ)において、1は撒餌籠を示し、2はステン
レス製の線状体によって形成されることにより多数の孔
Sが全周面に渡って形成されてなる籠体3a、3bとからな
る撒餌籠本体を示す。
この籠体3a、3bの取付構造は、同図(ロ)に示すよう
に、開口部4a、4bの縁輪を挿通させることより該開口部4
a、4bを回動自在に且つ閉塞方向に付勢状態にて支持する
バネ体11と、籠体3bから突設され籠体3aの縁部に係合す
る係止体10によって構成されてなり、前記係止体10の籠
体3aへの係脱によって開口部4a、4bの閉鎖、開放を行う
ものである。
5は、籠体3aの側部に設けられてなる上面開放型の筒状
体で、釣針を収納させるためのものである 7は、両端部を餌籠本体2の上下端部に取り付けられ、
且つ釣糸等の取付用の吊下環9を上下に移動自在に支持
してなる線状体を示し、該線状体7の上部は重り8を挿
通してなる。
12は、籠体3a、3bの周囲の孔Sからの撒餌の放出量を調
節するためのカバー体を示す。
本実施例は上記の構成からなり次にその作用について説
明する。
先ず、第2図(イ)に示すように、籠体3a、3bの係止体1
0の係合を解除して、開口部4a、4bを開放する。この状態
にて籠体3a、3bの両方に撒餌を収納し、その後係止体10
を係合して開口部4a、4bを閉鎖する。
そして筒状体5内部に餌を取り付けた釣針を撒餌と共に
収納する。
次に、水中に着水された撒餌籠1は、同図(ロ)から
(ハ)に示すように、重り8の重量によって餌籠本体2
の上部が下側に移動され該下部は上側に移動され(B方
向)撒餌籠1の上下が反転させられる。つまり、吊下環
9を中心として線状体7が上部から下部へと移動するこ
とにより前記反転が行われるのである。
この反転に伴って、餌籠本体2の側部に設けられてなる
筒状体5から釣針が自重によって水中内に放出させられ
て、釣りが行える状態となるとともに、餌籠本体2内の
撒餌は該餌籠本体2の上下端部或いは中央部分に形成さ
れてなる孔Sより水中内に放出されることとなる。
このように、本実施例の撒餌籠においては、2体の籠体
3a、3bからなるため、通常の2倍の量の撒餌を収納でき
るため、集魚効果を著しく向上させることが可能となる
とともに、釣針を筒状体5内に収納させており撒餌籠1
の反転と同時に釣針を水中内に放出させて前記集魚効果
を有する好適な条件にて釣りが行えるのである。
尚、上記実施例においては、筒状体5は籠体3a側に設け
られてなるが、決してこれに限定されず籠体3bに設けら
れていてもよい。又、筒状体5の底部は完全に閉じられ
ていなくてもよく、要は収納する釣針が落ちないよう構
成されておればよくその具体的な形状や個数、構成等は
限定しない。
又、上記実施例においては、重りは線状体7に挿通され
ることにより、撒餌籠本体2の上部に保持されてなる
が、決してこれは条件ではなく、例えば第3図のように
撒餌籠本体2内の上部に設けられていてもよく、その保
持手段等も問うものではない。
更に、釣針は、線状体7を移動自在な吊下環9によって
取り付けられてなるが、これは必須の条件ではなく、例
えば第3図に示すように撒餌籠本体2の上部(反転時下
部)から取り付けられていてもよい。
尚、上記実施例中、籠体3a、3bの表面にはカバー体12を
具備させてなるため、これにより孔Sを調節して、水中
内へ撒餌の放出の速度を調整可能であるという利点があ
るが、これは必須の条件ではなくカバー体12は設けられ
なくても良い。
又、上記実施例の籠体3a、3bの材質は線状体に限定され
ず、例えば第3図に示すような合成樹脂等の殻状体に多
数の孔Sが穿設されているものでもよい。
その他、上記実施例における、撒餌籠の細部の仕様変更
や、材質等は考案の意図する範囲内で設計変更可能であ
る。
(考案の効果) 叙上のように本考案の撒餌籠は、2体の籠体によって構
成されてなるため、通常の2倍の撒餌を収納でき集魚効
果を向上してなる撒餌籠であるとともに、釣針は撒餌籠
本体と別体に設けられてなる筒状体内に収納されてなる
ため撒餌籠の反転に伴って該筒状体内部から該釣針を放
出させて前記好適な条件で釣りを行なうことのできる撒
餌籠を提供するという極めて格別なる効果を有するに至
った。
又、本考案の撒餌籠における釣針を収納するための筒状
体は撒餌籠本体と完全に別体に設けられてなるため、釣
針が撒餌籠の開口部等に引っ掛かる恐れがなく好適に使
用できるという大なる利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る一実施例を示し、(イ)は斜視
図、(ロ)はそのA−A断面図。 第2図(イ)〜(ハ)は、本考案に係る一実施例の使用
状態を示す正面図。 第3図は、本考案に係る他実施例を示す正面図。 第4図(イ)、(ロ)は、従来の撒餌籠を示す正面図。 1…撒餌籠、2…撒餌籠本体、3a、3b…籠体、4a、4b…開
口部、5…筒状体、7…線状体、8…重り、9…吊下環

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】2体の籠体3a、3bが互いの開口部4a、4b同士
    を開閉自在に構成されてなる撒餌籠本体2と、該撒餌籠
    本体2の上端と下端にその両端部を取り付けられ、しか
    も吊下環9を該上下端間に移動自在に支持してなる線状
    体7と、該撒餌籠本体2の上側に保持されてなる該撒餌
    籠本体2を反転させるための重り8と、該撒餌籠本体2
    の側部に設けられ、釣針を収納させるための有底状の筒
    状体5とからなることを特徴とする撒餌籠。
JP11679789U 1989-10-04 1989-10-04 撒餌籠 Expired - Lifetime JPH0616515Y2 (ja)

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JP11679789U JPH0616515Y2 (ja) 1989-10-04 1989-10-04 撒餌籠

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Publication Number Publication Date
JPH0356374U JPH0356374U (ja) 1991-05-30
JPH0616515Y2 true JPH0616515Y2 (ja) 1994-05-02

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JP11679789U Expired - Lifetime JPH0616515Y2 (ja) 1989-10-04 1989-10-04 撒餌籠

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