JPH0616349U - テープスタンド - Google Patents

テープスタンド

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Publication number
JPH0616349U
JPH0616349U JP053691U JP5369192U JPH0616349U JP H0616349 U JPH0616349 U JP H0616349U JP 053691 U JP053691 U JP 053691U JP 5369192 U JP5369192 U JP 5369192U JP H0616349 U JPH0616349 U JP H0616349U
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JP
Japan
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tape
arm
stand
hand
present
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP053691U
Other languages
English (en)
Inventor
隆博 岡本
Original Assignee
株式会社アヤ文化店
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社アヤ文化店 filed Critical 株式会社アヤ文化店
Priority to JP053691U priority Critical patent/JPH0616349U/ja
Publication of JPH0616349U publication Critical patent/JPH0616349U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 持ち運びが容易で、テープを上に引いてもテ
ープ巻ごと上に脱け出すことを防止できるテープスタン
ドを提供することを目的とする。 【構成】 本体背部から上部に延びるアームを有し、そ
の前端がテープ巻の中心ごとカッタ刃との中間の上部に
位置することを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本願考案は、移動運搬が容易であって、テープ巻が上方へ脱出してしまわない ように構成したテープスタンドに関する。
【0002】
【従来の技術】
卓上設置型テープスタンドは大略図8のごときものであり、テープを引いたと きに、他方の手でテープスタンドを押さえていなくとも、テープスタンド全体を 動かなくするために、1kgを越える程の重さにしてあって、しかも安定感を良 くするために、下部を低くしてあるものが多い。
【0003】 また、テープ巻の脱着は、テープ芯円盤の中心軸をテープスタンド両側面の内 側の溝に差し込んで行うが、使用時にテープを前方に引いたときにはもちろんの こと、やや上向きに引いたときでも丸ごと脱け出してしまわないように、図9や 図10のように、溝はまっすぐ下向きでなく、やや前に向けてある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このようなテープスタンドには、二つの問題点があった。 第一に、1kg以上の重さがあって、しかも上すぼまりの持ちにくい形なので 、ある場所から別の場所へ運ぶときには、片手で持ち運ぶのが非常に難しいとい う点がある。 片手がふさがっているために、しかたなく片手で持って、手が滑って足の上へ 落として足のケガをしたということもあるくらいである。 そして、場所の移動は行わなくとも、同じ場所で向きを変えることすらやりに くいという問題点があった。 また、棚に載せてあるテープスタンドを取り出すときにも取り出しにくいとい う欠点があった。
【0005】 第二に、使用時に使用者とテープスタンドとの位置関係により、テープを上に 引っ張らざるを得ない場合に、テープ巻が芯ごとテープホルダーの上へ抜け出し てしまうことが応々にして生じるという点である。
【0006】 この考案は、上記の事情のもとで考え出されたものあって、テープスタンドの 持ち運びや向きの変更等が片手で容易に行うことができ、しかも、テープを上方 に引っ張ったときでもテープ巻が不用意に上へ脱け出さないようにすることをそ の課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本願考案では、テープスタンドの背部から上部に 延びるアームを設け、その前端を、テープ巻の中心からカッタの刃の位置との間 の上部に位置させてある。
【0008】
【考案の作用および効果】
卓上設置型のテープスタンドは、底面にゴムやウレタンを貼るだけでなく、全 体を重くすればする程安定して、片手でテープを引いたときでも動かなくてよい のだが、重すぎると片手ではもちろんだが両手でも持ち運びがしにくくなってし まうので、ほとんどの場合に1kg台の重量としている。
【0009】 ところが、図1に示すようなアームを取付けることにより、2kgを越える重 量を持っても片手で容易に移動させることができる。 そして、そのアームの前端部をテープ巻の回転中心の位置よりも前方の上部に 位置させることにより、真上や後方上部からテープを引いても、テープ巻には常 にテープを前に引くときと同方向への回転のモーメントだけがかかって、テープ 巻が芯の円盤ごと上方へ脱け出してしまうということがなくなる。
【0010】 また、アームの背後部分は、高いところにある棚に乗せてあるテープスタンド を掴むときなどにきわめて便利であり、アームの上部は、カバンを下げるように 片手で持てば、テープスタンドの重さがほとんど苦にならなくてすむものである 。
【0011】
【実施例の説明】
以下、本願考案の実施例を、図面を参照しつつ具体的に説明する。 図1および図2は本願考案のテープスタンドの第一の実施例を示す。 このテープスタンドは本体7の上にカッタ刃支持部9とテープ巻をはめる円盤 芯6と、円盤芯6を両サイドで支えるテープ支持部8と、ほぼ直角に屈曲するア ーム4とが、乗った形態となっている。
【0012】 アーム4はさらに、テープ止め1と、アームの水平部2とアームの垂直部3と から成りたっている。 通常の持ち運びや向きの変更等の際にはアーム4の水平部2を持てば容易であ り、テープスタンドが2kg前後の重いものであっても手が疲れることもなく、 誤って手が滑って落としてしまうこともない。
【0013】 また、高い棚などに収納しておく場合はアーム4の垂直部3を握れば出し入れ が容易である。 そして、テープスタンドの位置よりもかなり高いところから、テープを上に引 っ張っても矢印の方向へ回るだけで上への脱け出しは全く見られない。
【0014】 これは実験してみるとわかるが、どんな強く速く引いても大丈夫である。 ただし、その効果が出るためには、アーム4のテープ止め1の前端部がテープ 巻の回転する中心より前方上部に位置することが必要である。
【0015】 そして、力学的にはテープ止め1の前端部の位置は前へ寄れば寄るほど、テー プ巻の脱け出し防止効果が上がるが、だからといってカッタ刃10よりも前にく ると、上からテープが見えなくなってしまうので、カッタ刃10よりもやや後ろ 寄りになっている方が使い勝手がよい。
【0016】 なお、テープ支持部8とアーム4の水平部2との間隔は、テープ巻5の直径程 度分開いておれば、テープの交換の際の出し入れが容易である。 また、テープ支持部8の内面にある溝11は、円盤芯の6の中央の軸を入れる ためのものであるが、垂直に設けるよりも図2に示すように、奥へ行く程前に進 むようにして傾けておけば、テープを引いたときのテープ巻脱け出し防止の効果 を一層大きくすることができる。これは、他の実施例でも同様である。
【0017】 次に本考案の第二の実施例を図3ないし図8に示す。 この例ではカッタ刃支持部9から本体7、テープ支持部8、アーム部4と、す べてひとつながりになっており、第一の実施例で示したようなテープ止め部1は 設けていない。 そして、アーム4も水平部と垂直部が、はっきりと分かれているわけではない 。
【0018】 しかし、その作用効果は、第一の実施例と全く同等であり、持ち運びが簡単で 片手で強い握力を必要とせずに移動できるし、上からテープを引いたときのテー プ巻の脱け出しも防止できる。
【0019】 この実施例は第一の実施例とは、単にスタイル上の相違があるだけで、機能・ 構造上は同一のものであるといえる。
【0020】 次に第三の実施例を図9に示す。 これは、テープ支持部8と本体7が一体化したものであり、アーム4もやはり 水平部と垂直部の区別はない。そしてテープ止めは第一の実施例のような円筒状 ではなく球状である。
【0021】 しかし、これもやはりその作用効果においては第一の実施例と全く同じである 。なおこの考案の範囲と先に述べた3つの実施例に限定されるものではない。た とえば図10に示す第四の実施例のようにアーム4が背部のものと上部のものと に分かれていてもよい。この例の場合は、上部アーム2はやや低い位置にあるか わりにカッタ刃支持部9をやや前にずらせて、その上端と、上部アーム2の前端 との間から、テープ巻5を出し入れできるようになっている。
【0022】 また、図11に示す第五の実施例のように、カッタ刃支持部9も高いめにして 、手の平全体で握れるようにしてテープカッタを前後どちらからでも支持できる ようにするのもよい。
【0023】 なお、テープスタンドの運搬を容易ならしめるものとして、公知のもので、図 12に示すような吊手付のものがあるが、これは本考案の範囲には含まれない。
【0024】 その理由は次のとおりである。 まず、第一に、本考案ではアーム4は固定されており、それ故に、そのアーム 4の前端部によってテープの脱け出し防止の効果が生じるのだが、図12に示す 公知のものでは、使用時には吊手を倒しておくことを前提としており、吊手を立 てたまま固定しておく機構もないので、テープ巻を脱け出さずにすませる作用効 果を持たないという点がある。
【0025】 次に、公知の例では部品点数が増えるが、本考案では第二の実施例のごとく、 一体成形が可能となるので、コストが安くできる。 そして、公知のものでは、頻繁に吊手を使用するうちに、吊手と本体の接続部 が痛んできて、ついには吊手が外れてしまうといった可能性もあるが、本考案で は、そういうおそれはない。
【0026】 また、公知の吊手付のものでは、高いところに置いてあるのを取ろうとする場 合に、その吊手は何らの作用効果をもたないが、本考案のテープスタンドでは、 そういう場合に、片手でしっかりと保持できるという長所をもつ。
【0027】 以上の4つの点において、本考案は図12に示す公知の例とは別のもので、新 規性および進歩性に有しているのである。
【0028】
【提出日】平成4年8月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】
卓上設置型テープスタンドは大略図13のごときものであり、テープを引いた ときに、他方の手でテープスタンドを押さえていなくとも、テープスタンド全体 を動かなくするために、1kgを越える程の重さにしてあって、しかも安定感を 良くするために、下部を広くしてあるものが多い。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】 また、テープ巻の脱着は、テープ芯円盤の中心軸をテープスタンド両側面の内 側の溝に差し込んで行うが、使用時にテープを前方に引いたときにはもちろんの こと、やや上向きに引いたときでも丸ごと脱け出してしまわないように、図14 や図15のように、溝はまっすぐ下向きでなく、やや前に向けてある。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本願考案では、テープスタンドの背部から上部に 延びるアームを設け、その前端を、テープ巻の中心とカッタの刃の位置との間の 上部に位置させてある。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】 しかし、これもやはりその作用効果においては第一の実施例と全く同じである 。なおこの考案の範囲は先に述べた3つの実施例に限定されるものではない。た とえば図10に示す第四の実施例のようにアーム4が背部のものと上部のものと に分かれていてもよい。この例の場合は、上部アーム2はやや低い位置にあるか わりにカッタ刃支持部9をやや前にずらせて、その上端と、上部アーム2の前端 との間から、テープ巻5を出し入れできるようになっている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】 また、図11に示す第五の実施例のように、カッタ刃支持部9も高いめにして 、手の平全体で握れるようにしてテープカッタを前後どちらからでも保持できる ようにするのもよい。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】 以上の4つの点において、本考案は図12に示す公知の例とは別のもので、新 規性および進歩性を有しているのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願考案のテープスタンドの第一の実施例の全
体斜視図である。
【図2】本願考案のテープスタンドの第一の実施例の側
面図である。
【図3】本願考案の第二の実施例の全体斜視図である。
【図4】図3に示す実施例の正面図である。
【図5】図3に示す実施例の左側面図である。
【図6】図3に示す実施例の右側面図である。
【図7】図3に示す実施例の平面図である。
【図8】図3に示す実施例の底面図である。
【図9】本願考案の第三の実施例の全体斜視図である。
【図10】本願考案の第四の実施例の全体斜視図であ
る。
【図11】本願考案の第五の実施例の側面図である。
【図12】従来例の全体斜視図である。
【図13】従来例の全体斜視図である。
【図14】従来例の側面図である。
【図15】従来例の側面図である。
【符号の説明】
1 テープ止め 2 アーム水平部 3 アーム垂直部 4 アーム 5 テープ巻 6 円盤芯 7 テープスタンド本体 8 テープ支持部 9 カッタ刃支持部 10 カッタ刃 11 テープ支持部内面溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 卓上設置型のテープスタンドにおいて、
    背部から上部に延びるアームを有し、そのアームの前端
    の位置がテープ巻の回転中心とカッタ刃との中間の上部
    に位置することを特徴とする、テープスタンド。
JP053691U 1992-07-30 1992-07-30 テープスタンド Withdrawn JPH0616349U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP053691U JPH0616349U (ja) 1992-07-30 1992-07-30 テープスタンド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP053691U JPH0616349U (ja) 1992-07-30 1992-07-30 テープスタンド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0616349U true JPH0616349U (ja) 1994-03-01

Family

ID=12949841

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP053691U Withdrawn JPH0616349U (ja) 1992-07-30 1992-07-30 テープスタンド

Country Status (1)

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JP (1) JPH0616349U (ja)

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