JPH06162381A - 光式センサ変換器および光式センサ変換器の送電線鉄塔への設置方法 - Google Patents
光式センサ変換器および光式センサ変換器の送電線鉄塔への設置方法Info
- Publication number
- JPH06162381A JPH06162381A JP4306888A JP30688892A JPH06162381A JP H06162381 A JPH06162381 A JP H06162381A JP 4306888 A JP4306888 A JP 4306888A JP 30688892 A JP30688892 A JP 30688892A JP H06162381 A JPH06162381 A JP H06162381A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 落雷等に対する信頼性が高く、送電鉄塔上の
配線数を減少させることができるとともに、各センサの
計測時間の同時性を得ることができる光式センサ変換器
および光式センサ変換器の送電線鉄塔への設置方法を提
供すること。 【構成】 センサ2の出力は光式センサ変換器6に与え
られ、伝送装置5の入力形式に合わせた信号に変換/演
算される。変換/演算された信号は、光多重リンクによ
り多重化されて光信号に変換され、一心の光ファイバ・
ケーブル7を介して伝送装置5に伝送される。光式セン
サ変換器6には、伝送装置5または別の同期信号発生装
置から同期光信号が供給され、各光式センサ変換器6は
同期信号により同期がとられる。光ファイバ・ケーブル
7を使用して光式センサ変換器6の出力信号を伝送して
いるので、落雷等により、機器が故障したり、信号にノ
イズが混入することがなく、機器の信頼性を向上させる
ことが可能となる。
配線数を減少させることができるとともに、各センサの
計測時間の同時性を得ることができる光式センサ変換器
および光式センサ変換器の送電線鉄塔への設置方法を提
供すること。 【構成】 センサ2の出力は光式センサ変換器6に与え
られ、伝送装置5の入力形式に合わせた信号に変換/演
算される。変換/演算された信号は、光多重リンクによ
り多重化されて光信号に変換され、一心の光ファイバ・
ケーブル7を介して伝送装置5に伝送される。光式セン
サ変換器6には、伝送装置5または別の同期信号発生装
置から同期光信号が供給され、各光式センサ変換器6は
同期信号により同期がとられる。光ファイバ・ケーブル
7を使用して光式センサ変換器6の出力信号を伝送して
いるので、落雷等により、機器が故障したり、信号にノ
イズが混入することがなく、機器の信頼性を向上させる
ことが可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、架空送電線を保守点検
するための光式センサ変換器およびその送電線鉄塔への
設置方法に関する。
するための光式センサ変換器およびその送電線鉄塔への
設置方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は送電線鉄塔における従来のセンサ
およびセンサ変換器の設置状態を示す図であり、1は送
電鉄塔、2は、例えば、気象センサ等(風向風速計、気
温計、雨量計)や、電線への着氷雪荷重を計測するサン
プラ荷重計、電線の張力計、碍子の水平/垂直角度を測
定する碍子振角計等からなるセンサ、3はセンサ2の出
力信号を伝送する金属ケーブル、4はセンサの出力信号
を変換するセンサ変換器、5はセンサ変換器4の出力を
伝送する伝送装置である。
およびセンサ変換器の設置状態を示す図であり、1は送
電鉄塔、2は、例えば、気象センサ等(風向風速計、気
温計、雨量計)や、電線への着氷雪荷重を計測するサン
プラ荷重計、電線の張力計、碍子の水平/垂直角度を測
定する碍子振角計等からなるセンサ、3はセンサ2の出
力信号を伝送する金属ケーブル、4はセンサの出力信号
を変換するセンサ変換器、5はセンサ変換器4の出力を
伝送する伝送装置である。
【0003】同図において、センサ2で計測された信号
は金属ケーブル3を介して鉄塔もしくは地上に設置され
たセンサ変換器4に送られて変換される。センサ変換器
4の出力は伝送装置5から遠隔地の保守管理箇所に伝送
され、架空送電線の状態が監視される。
は金属ケーブル3を介して鉄塔もしくは地上に設置され
たセンサ変換器4に送られて変換される。センサ変換器
4の出力は伝送装置5から遠隔地の保守管理箇所に伝送
され、架空送電線の状態が監視される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の保守監視システムにおいては、測定箇所が送電鉄塔
上に分散しているため、センサ2は送電鉄塔上に分散し
て配置される。そして、これらのセンサ情報は、一つの
伝送装置5に集結されるため、センサ2からセンサ変換
器4まで、あるいは、センサ2から伝送装置5までの配
線距離が長くなるとともに、送電鉄塔1上で上下間の配
線が生ずる。
来の保守監視システムにおいては、測定箇所が送電鉄塔
上に分散しているため、センサ2は送電鉄塔上に分散し
て配置される。そして、これらのセンサ情報は、一つの
伝送装置5に集結されるため、センサ2からセンサ変換
器4まで、あるいは、センサ2から伝送装置5までの配
線距離が長くなるとともに、送電鉄塔1上で上下間の配
線が生ずる。
【0005】送電鉄塔1の上下間の配線には、従来、金
属ケーブル3を使用していたが、上記のような機器配置
や配線であると、送電鉄塔に落雷があった場合、センサ
2からセンサ変換器4まで、または、センサ変換器4か
ら伝送装置5までの金属ケーブル3に雷電圧/電流また
は誘導電圧/電流が生じ、センサ2、センサ変換器4、
伝送装置5等の機器が故障したり、信号にノイズが混入
したりして、機器の信頼性を損ねていた。
属ケーブル3を使用していたが、上記のような機器配置
や配線であると、送電鉄塔に落雷があった場合、センサ
2からセンサ変換器4まで、または、センサ変換器4か
ら伝送装置5までの金属ケーブル3に雷電圧/電流また
は誘導電圧/電流が生じ、センサ2、センサ変換器4、
伝送装置5等の機器が故障したり、信号にノイズが混入
したりして、機器の信頼性を損ねていた。
【0006】また、従来の保守監視システムにおいて、
センサとして、風向風速計を用いた場合には平均風速値
と最大瞬間風速値とを演算して出力し、また、電線張力
計変換器を用いた場合には平均張力値と張力変動値とを
演算して出力し、さらに、碍子振角計変換器を用いた場
合には碍子振角値と振角変動値とを演算して出力してお
り、1つの変換器から出力される信号が複数となる。こ
のため、配線数が多く施工上手間がかかった。
センサとして、風向風速計を用いた場合には平均風速値
と最大瞬間風速値とを演算して出力し、また、電線張力
計変換器を用いた場合には平均張力値と張力変動値とを
演算して出力し、さらに、碍子振角計変換器を用いた場
合には碍子振角値と振角変動値とを演算して出力してお
り、1つの変換器から出力される信号が複数となる。こ
のため、配線数が多く施工上手間がかかった。
【0007】さらに、複数のセンサが鉄塔上に配置さ
れ、これらのセンサ情報を評価しようとする場合、各セ
ンサの計測の同時性が要求されるが、従来は、センサお
よびその変換器が単独で計測時間を決定し計測していた
ので、各センサの計測時間の同時性がなかった。本発明
は上記した従来技術の欠点を改善するためになされたも
のであって、落雷等に対する信頼性が高く、送電鉄塔上
の配線数を減少させることができるとともに、各センサ
の計測時間の同時性を得ることができ、送電線の保守、
点検の信頼性を向上させることができる光式センサ変換
器および光式センサ変換器の送電線鉄塔への設置方法を
提供することを目的とする。
れ、これらのセンサ情報を評価しようとする場合、各セ
ンサの計測の同時性が要求されるが、従来は、センサお
よびその変換器が単独で計測時間を決定し計測していた
ので、各センサの計測時間の同時性がなかった。本発明
は上記した従来技術の欠点を改善するためになされたも
のであって、落雷等に対する信頼性が高く、送電鉄塔上
の配線数を減少させることができるとともに、各センサ
の計測時間の同時性を得ることができ、送電線の保守、
点検の信頼性を向上させることができる光式センサ変換
器および光式センサ変換器の送電線鉄塔への設置方法を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の請求項1の発明は、架空送電線の鉄塔に設
置する風向風速計、気温計、雨量計等の気象センサ、電
線の張力センサ等のセンサによる計測信号を信号変換/
演算し、これらの情報を送出するセンサ変換器におい
て、センサ変換器を、上記センサの出力信号を変換/演
算する信号変換/演算器と、信号変換/演算器の出力を
多重化して光信号として送出する光多重化リンクより構
成し、光多重化リンクの出力信号を一心の光ファイバ・
ケーブルを介して送出するようにしたものである。
め、本発明の請求項1の発明は、架空送電線の鉄塔に設
置する風向風速計、気温計、雨量計等の気象センサ、電
線の張力センサ等のセンサによる計測信号を信号変換/
演算し、これらの情報を送出するセンサ変換器におい
て、センサ変換器を、上記センサの出力信号を変換/演
算する信号変換/演算器と、信号変換/演算器の出力を
多重化して光信号として送出する光多重化リンクより構
成し、光多重化リンクの出力信号を一心の光ファイバ・
ケーブルを介して送出するようにしたものである。
【0009】本発明の請求項2の発明は、請求項1の発
明において、光ファイバ・ケーブルとして、PCS光フ
ァイバ・ケーブルを使用したものである。本発明の請求
項3の発明は、請求項1または請求項2の発明におい
て、外部に設けた同期信号発生器からの光信号を受信す
る光−電気変換器を設け、外部に設けた同期信号発生器
からの光信号を受信して演算器をリセットすることによ
り、送電鉄塔上に設けられた各光式センサ変換器を同期
させるようにしたものである。
明において、光ファイバ・ケーブルとして、PCS光フ
ァイバ・ケーブルを使用したものである。本発明の請求
項3の発明は、請求項1または請求項2の発明におい
て、外部に設けた同期信号発生器からの光信号を受信す
る光−電気変換器を設け、外部に設けた同期信号発生器
からの光信号を受信して演算器をリセットすることによ
り、送電鉄塔上に設けられた各光式センサ変換器を同期
させるようにしたものである。
【0010】本発明の請求項4の発明は、請求項1,2
または請求項3の発明において、光式センサ変換器を、
タイマ回路により設定される期間、風速計の出力をカウ
ントするカウンタ回路と、カウンタ回路のカウント値を
記憶するメモリ回路と、メモリ回路の記憶値とカウント
回路のカウント値を比較し、メモリ回路の記憶値よりカ
ウント回路のカウント値が大きいとき、カウント回路の
カウント値をメモリ回路に記憶させる比較回路とからな
る最大瞬間風速演算回路と、平均風速を演算する平均風
速演算回路と、最大瞬間風速演算回路および平均風速演
算回路の出力信号を多重化して光信号に変換する光多重
化リンクとから構成したものである。
または請求項3の発明において、光式センサ変換器を、
タイマ回路により設定される期間、風速計の出力をカウ
ントするカウンタ回路と、カウンタ回路のカウント値を
記憶するメモリ回路と、メモリ回路の記憶値とカウント
回路のカウント値を比較し、メモリ回路の記憶値よりカ
ウント回路のカウント値が大きいとき、カウント回路の
カウント値をメモリ回路に記憶させる比較回路とからな
る最大瞬間風速演算回路と、平均風速を演算する平均風
速演算回路と、最大瞬間風速演算回路および平均風速演
算回路の出力信号を多重化して光信号に変換する光多重
化リンクとから構成したものである。
【0011】本発明の請求項5の発明は、請求項1,2
または請求項3の発明において、光式センサ変換器を、
気温計による計測信号と、雨量計による計測信号と、電
線に付着した着氷雪の荷重を測定するサンプラ荷重計に
よる計測信号をそれぞれ変換する信号変換器と、上記信
号変換器の出力信号を多重化して光信号として送出する
光多重リンクとから構成したものである。
または請求項3の発明において、光式センサ変換器を、
気温計による計測信号と、雨量計による計測信号と、電
線に付着した着氷雪の荷重を測定するサンプラ荷重計に
よる計測信号をそれぞれ変換する信号変換器と、上記信
号変換器の出力信号を多重化して光信号として送出する
光多重リンクとから構成したものである。
【0012】本発明の請求項6の発明は、請求項1,2
または請求項3の発明において、光式センサ変換器を、
電線の張力を計測する張力計による計測信号を変換する
信号変換器と、張力計による計測信号より張力の変動値
を演算する張力変動値演算回路と、上記信号変換器およ
び張力変動値演算回路の出力信号を多重化して光信号と
して送出する光多重リンクとから構成したものである。
または請求項3の発明において、光式センサ変換器を、
電線の張力を計測する張力計による計測信号を変換する
信号変換器と、張力計による計測信号より張力の変動値
を演算する張力変動値演算回路と、上記信号変換器およ
び張力変動値演算回路の出力信号を多重化して光信号と
して送出する光多重リンクとから構成したものである。
【0013】本発明の請求項7の発明は、請求項1,2
または請求項3の発明において、光式センサ変換器を、
碍子の垂直/水平角度を検出する碍子振角計による計測
信号を変換する振角変換回路と、碍子振角計による計測
信号から振角の変動値を演算する振角変動値演算回路
と、上記信号変換器および振角変動値演算回路の出力信
号を多重化して光信号として送出する光多重リンクとか
ら構成したものである。
または請求項3の発明において、光式センサ変換器を、
碍子の垂直/水平角度を検出する碍子振角計による計測
信号を変換する振角変換回路と、碍子振角計による計測
信号から振角の変動値を演算する振角変動値演算回路
と、上記信号変換器および振角変動値演算回路の出力信
号を多重化して光信号として送出する光多重リンクとか
ら構成したものである。
【0014】本発明の請求項8の発明は、風向風速計、
気温計、雨量計、サンプラ荷重計、電線張力計、碍子振
角計等のセンサの設置位置に対して、その近傍の水平位
置にセンサによる計測信号を信号変換/演算し、光多重
化リンクにより多重化して光信号として送出する光式セ
ンサ変換器を設置したものである。
気温計、雨量計、サンプラ荷重計、電線張力計、碍子振
角計等のセンサの設置位置に対して、その近傍の水平位
置にセンサによる計測信号を信号変換/演算し、光多重
化リンクにより多重化して光信号として送出する光式セ
ンサ変換器を設置したものである。
【0015】
【作用】本発明の請求項1ないし7の発明においては、
金属ケーブルを使用せず、光ファイバ・ケーブルを使用
して変換器の出力信号を伝送しているので、落雷があっ
てもケーブルに雷電圧/電流が流れず、また、誘導電圧
/電流もケーブルに発生しないので、落雷等により、機
器が故障したり、信号にノイズが混入し機器が誤動作す
ることがなく、機器の信頼性を向上させることができ
る。
金属ケーブルを使用せず、光ファイバ・ケーブルを使用
して変換器の出力信号を伝送しているので、落雷があっ
てもケーブルに雷電圧/電流が流れず、また、誘導電圧
/電流もケーブルに発生しないので、落雷等により、機
器が故障したり、信号にノイズが混入し機器が誤動作す
ることがなく、機器の信頼性を向上させることができ
る。
【0016】また、光式センサ変換器からの複数の演算
出力は、光多重リンクにより一心の光ファイバ・ケーブ
ルで伝送できるように多重化されるので、各光式センサ
変換器から出力されるケーブル数が少なくなり、ケーブ
ル配線の工数が削減される。さらに、伝送装置または同
期信号発生装置から光式センサ変換器に同期光信号が入
力され各光式センサ変換器の同期がとられるので、送電
鉄塔上に設置された複数のセンサとセンサ変換器の計測
信号はすべて同期し、計測時間のずれが発生しない。
出力は、光多重リンクにより一心の光ファイバ・ケーブ
ルで伝送できるように多重化されるので、各光式センサ
変換器から出力されるケーブル数が少なくなり、ケーブ
ル配線の工数が削減される。さらに、伝送装置または同
期信号発生装置から光式センサ変換器に同期光信号が入
力され各光式センサ変換器の同期がとられるので、送電
鉄塔上に設置された複数のセンサとセンサ変換器の計測
信号はすべて同期し、計測時間のずれが発生しない。
【0017】本発明の請求項8の発明においては、光式
センサ変換器からの伝送路を光ファイバとするととも
に、送電鉄塔上のセンサ設置位置の近傍の水平位置に光
式センサ変換器を設置しているので、落雷があってもケ
ーブルに雷電圧/電流が流れず、また、誘導電圧/電流
もケーブルに発生しないので、落雷等により、機器が故
障したり、信号にノイズが混入し機器が誤動作すること
がなく、機器の信頼性を向上させることができる。
センサ変換器からの伝送路を光ファイバとするととも
に、送電鉄塔上のセンサ設置位置の近傍の水平位置に光
式センサ変換器を設置しているので、落雷があってもケ
ーブルに雷電圧/電流が流れず、また、誘導電圧/電流
もケーブルに発生しないので、落雷等により、機器が故
障したり、信号にノイズが混入し機器が誤動作すること
がなく、機器の信頼性を向上させることができる。
【0018】
【実施例】図1は本発明におけるセンサおよびセンサ変
換器の送電鉄塔への設置状態を示す図であり、図6に示
したものと同一のものには同一の符号が付されており、
1は送電鉄塔、2は前記した風向風速計、電線張力計等
のセンサ、3は金属ケーブル、6はセンサ2の出力を伝
送装置5の入力形式に合わせた信号に変換/演算して、
光信号に変換する光式センサ変換器、5は伝送装置、7
は光ファイバ・ケーブルであり、雷電圧/電流は主に鉄
塔の上下方向に発生するので、センサ2と光式センサ変
換器6は、同図に示すように、鉄塔上の近傍の水平位置
に配置するのが望ましい。
換器の送電鉄塔への設置状態を示す図であり、図6に示
したものと同一のものには同一の符号が付されており、
1は送電鉄塔、2は前記した風向風速計、電線張力計等
のセンサ、3は金属ケーブル、6はセンサ2の出力を伝
送装置5の入力形式に合わせた信号に変換/演算して、
光信号に変換する光式センサ変換器、5は伝送装置、7
は光ファイバ・ケーブルであり、雷電圧/電流は主に鉄
塔の上下方向に発生するので、センサ2と光式センサ変
換器6は、同図に示すように、鉄塔上の近傍の水平位置
に配置するのが望ましい。
【0019】同図において、センサ2の出力は光式セン
サ変換器6に与えられ、光式センサ変換器6はセンサ2
の出力を伝送装置5の入力形式に合わせた信号に変換/
演算する。変換/演算された信号は、光多重リンクによ
り多重化され、光信号に変換され、一心の光ファイバ・
ケーブルを介して伝送装置5に伝送される。また、鉄塔
上に配置された複数のセンサ2および光式センサ変換器
6の計測の同期をとるため、光式センサ変換器6には、
伝送装置5または別の同期信号発生装置から同期光信号
が供給される。光式センサ変換器6にはこの同期光信号
を受信するための光−電気変換器(O/E)が設けられ
ており、受信した同期光信号は電気信号に変換され、各
光式センサ変換器の演算回路に供給される。各光式セン
サ変換器の演算回路は同期信号が与えられるとリセット
され、各光式センサ変換器の計測時間の同期がとられ
る。
サ変換器6に与えられ、光式センサ変換器6はセンサ2
の出力を伝送装置5の入力形式に合わせた信号に変換/
演算する。変換/演算された信号は、光多重リンクによ
り多重化され、光信号に変換され、一心の光ファイバ・
ケーブルを介して伝送装置5に伝送される。また、鉄塔
上に配置された複数のセンサ2および光式センサ変換器
6の計測の同期をとるため、光式センサ変換器6には、
伝送装置5または別の同期信号発生装置から同期光信号
が供給される。光式センサ変換器6にはこの同期光信号
を受信するための光−電気変換器(O/E)が設けられ
ており、受信した同期光信号は電気信号に変換され、各
光式センサ変換器の演算回路に供給される。各光式セン
サ変換器の演算回路は同期信号が与えられるとリセット
され、各光式センサ変換器の計測時間の同期がとられ
る。
【0020】図2は本発明の実施例である光式風向風速
計変換器の構成を示すブロック図であり、同図におい
て、21aは風向計、21bは風速計、61は光式風向
風速計変換器であり、61aは波形整形回路等から構成
され風速計21bの出力より平均風速を演算する演算回
路、61bは風速計21bの出力をタイマ回路61cに
より設定される期間、カウントするカウンタ回路、61
cは予め設定された設定時間ごとに出力を発生するタイ
マ回路、61dはカウンタ回路61bの出力を記憶する
メモリ回路、61eはカウンタ回路61bの出力とメモ
リ回路61dの出力を比較する比較回路、61fは同期
光信号を受信する光−電気変換器、61gは入力される
複数の信号を多重化して光ファイバ・ケーブルに送出す
る光多重リンク、71,72は一心の光ファイバ・ケー
ブルである。
計変換器の構成を示すブロック図であり、同図におい
て、21aは風向計、21bは風速計、61は光式風向
風速計変換器であり、61aは波形整形回路等から構成
され風速計21bの出力より平均風速を演算する演算回
路、61bは風速計21bの出力をタイマ回路61cに
より設定される期間、カウントするカウンタ回路、61
cは予め設定された設定時間ごとに出力を発生するタイ
マ回路、61dはカウンタ回路61bの出力を記憶する
メモリ回路、61eはカウンタ回路61bの出力とメモ
リ回路61dの出力を比較する比較回路、61fは同期
光信号を受信する光−電気変換器、61gは入力される
複数の信号を多重化して光ファイバ・ケーブルに送出す
る光多重リンク、71,72は一心の光ファイバ・ケー
ブルである。
【0021】同図において、最初に、カウンタ回路61
bは、タイマ回路61cで設定される期間、風速計21
bの出力をカウントし、このカウント値はメモリ回路6
1dに記憶される。次に、カウンタ回路61bは、上記
と同様、タイマ回路61cにより設定される期間、風速
計21bの出力をカウントし、このカウント値は比較回
路61eに与えられる。比較回路61eは、メモリ回路
61dに記憶されているカウント値と今回のカウント値
を比較し、大きい方のカウント値をメモリ回路61dに
記憶させる。
bは、タイマ回路61cで設定される期間、風速計21
bの出力をカウントし、このカウント値はメモリ回路6
1dに記憶される。次に、カウンタ回路61bは、上記
と同様、タイマ回路61cにより設定される期間、風速
計21bの出力をカウントし、このカウント値は比較回
路61eに与えられる。比較回路61eは、メモリ回路
61dに記憶されているカウント値と今回のカウント値
を比較し、大きい方のカウント値をメモリ回路61dに
記憶させる。
【0022】上記のような処理を繰り返すことにより、
ある計測時間の内の最大値、すなわち、最大瞬間風速値
がメモリ回路61dに記憶される。光ファイバ・ケーブ
ル72を介して光−電気変換器61fに外部より同期光
信号が与えられると、メモリ回路61dに記憶された最
大瞬間風速値は、平均風速演算回路61aが演算した平
均風速値、および、風向計21aの出力とともに、光多
重リンク61gに与えられる。光多重リンク61gは、
最大瞬間風速値、平均風速値、および、風向を多重化し
光信号として、光ファイバ・ケーブル71に送出する。
ある計測時間の内の最大値、すなわち、最大瞬間風速値
がメモリ回路61dに記憶される。光ファイバ・ケーブ
ル72を介して光−電気変換器61fに外部より同期光
信号が与えられると、メモリ回路61dに記憶された最
大瞬間風速値は、平均風速演算回路61aが演算した平
均風速値、および、風向計21aの出力とともに、光多
重リンク61gに与えられる。光多重リンク61gは、
最大瞬間風速値、平均風速値、および、風向を多重化し
光信号として、光ファイバ・ケーブル71に送出する。
【0023】図3は本発明の実施例である気温計、雨量
計、および、サンプラ荷重計の出力を光信号に変換して
送出する光式センサ変換器の構成を示すブロック図であ
り、同図において、22aは気温計、22bは雨量計、
22cは電線への着氷雪荷重を計測するサンプラ荷重
計、62はこれらセンサの出力を変換する光式センサ変
換器であり、62aないし62cはセンサ信号を変換す
る信号変換器、62dは光多重リンク、71は一心の光
ファイバ・ケーブルである。
計、および、サンプラ荷重計の出力を光信号に変換して
送出する光式センサ変換器の構成を示すブロック図であ
り、同図において、22aは気温計、22bは雨量計、
22cは電線への着氷雪荷重を計測するサンプラ荷重
計、62はこれらセンサの出力を変換する光式センサ変
換器であり、62aないし62cはセンサ信号を変換す
る信号変換器、62dは光多重リンク、71は一心の光
ファイバ・ケーブルである。
【0024】同図において、気温計22a、雨量計22
b、サンプラ荷重計22cの出力は信号変換器62aな
いし62cにより変換され、光多重リンク62dに与え
られる。光多重リンク62dは信号変換器62aないし
62cの出力を多重化して光信号として光ファイバ・ケ
ーブル71に送出する。なお、気温計、雨量計、およ
び、サンプラ荷重計は一般に送電鉄塔上の同じ箇所に設
置され、測定されることが多いので、上記実施例におい
ては、一つに組み合わせているが、これらの変換器をば
らばらに構成してもよい。
b、サンプラ荷重計22cの出力は信号変換器62aな
いし62cにより変換され、光多重リンク62dに与え
られる。光多重リンク62dは信号変換器62aないし
62cの出力を多重化して光信号として光ファイバ・ケ
ーブル71に送出する。なお、気温計、雨量計、およ
び、サンプラ荷重計は一般に送電鉄塔上の同じ箇所に設
置され、測定されることが多いので、上記実施例におい
ては、一つに組み合わせているが、これらの変換器をば
らばらに構成してもよい。
【0025】図4は本発明の実施例である光式張力計変
換器の構成を示すブロック図であり、同図において、2
3は電線の張力を計測する張力計、63は光式張力計変
換器であり、63aは平均張力演算回路、63bは張力
変動演算回路、63cは光−電気変換器、63dは光多
重リンク、71,72は一心の光ファイバ・ケーブルで
ある。
換器の構成を示すブロック図であり、同図において、2
3は電線の張力を計測する張力計、63は光式張力計変
換器であり、63aは平均張力演算回路、63bは張力
変動演算回路、63cは光−電気変換器、63dは光多
重リンク、71,72は一心の光ファイバ・ケーブルで
ある。
【0026】同図において、張力計23により電線張力
が計測されると、平均張力演算回路63aはその平均張
力を演算し、張力変動値演算回路63bは張力変動を演
算する。光−電気変換器63cは、光ファイバ・ケーブ
ル72を介して外部から与えられる同期光信号を受信し
て同期光信号を張力変動値演算回路63bに与え、同期
光信号に同期して張力変動値を光多重リンク63dに与
える。光多重リンク63dは平均張力演算回路63aお
よび張力変動値演算回路63bの出力を多重化して光信
号として光ファイバ・ケーブル71に送出する。
が計測されると、平均張力演算回路63aはその平均張
力を演算し、張力変動値演算回路63bは張力変動を演
算する。光−電気変換器63cは、光ファイバ・ケーブ
ル72を介して外部から与えられる同期光信号を受信し
て同期光信号を張力変動値演算回路63bに与え、同期
光信号に同期して張力変動値を光多重リンク63dに与
える。光多重リンク63dは平均張力演算回路63aお
よび張力変動値演算回路63bの出力を多重化して光信
号として光ファイバ・ケーブル71に送出する。
【0027】図5は本発明の実施例である光式碍子振角
計変換器の構成を示すブロック図であり、同図におい
て、24は碍子の振角を計測する碍子振角計、64はそ
の光式碍子振角計変換器であり、64aは平均振角演算
回路、64bは振角変動値演算回路、64cは光−電気
変換器、64dは光多重リンク、71,72は一心の光
ファイバ・ケーブルである。
計変換器の構成を示すブロック図であり、同図におい
て、24は碍子の振角を計測する碍子振角計、64はそ
の光式碍子振角計変換器であり、64aは平均振角演算
回路、64bは振角変動値演算回路、64cは光−電気
変換器、64dは光多重リンク、71,72は一心の光
ファイバ・ケーブルである。
【0028】同図において、碍子振角計24により碍子
振角が計測されると、平均振角演算回路64aはその平
均振角を演算し、振角変動値演算回路64bは振角変動
を演算する。光−電気変換器64cは、光ファイバ・ケ
ーブル72を介して、外部から与えられる同期光信号を
受信して同期光信号を振角変動値演算回路64bに与
え、同期光信号に同期して振角変動値を光多重リンク6
4dに与える。光多重リンク64dは平均振角演算回路
64aおよび振角変動値演算回路64bの出力を多重化
して光信号として光ファイバ・ケーブル71に送出す
る。
振角が計測されると、平均振角演算回路64aはその平
均振角を演算し、振角変動値演算回路64bは振角変動
を演算する。光−電気変換器64cは、光ファイバ・ケ
ーブル72を介して、外部から与えられる同期光信号を
受信して同期光信号を振角変動値演算回路64bに与
え、同期光信号に同期して振角変動値を光多重リンク6
4dに与える。光多重リンク64dは平均振角演算回路
64aおよび振角変動値演算回路64bの出力を多重化
して光信号として光ファイバ・ケーブル71に送出す
る。
【0029】以上示した実施例によれば、各センサと光
式センサ変換器を鉄塔上の近傍の水平位置に設置し、伝
送装置までのケーブルを光ファイバ・ケーブルとしたの
で、落雷による電圧/電流が送電鉄塔に流れても、送電
鉄塔上下間に配線された光ファイバ・ケーブルに雷電圧
/電流や誘導電圧/電流が発生することがない。したが
って、落雷等により、機器が故障したり、信号にノイズ
が混入することはなく、機器の信頼性を向上させること
ができる。また、送電鉄塔上の複数のセンサ情報はすべ
て同期して計測することができる。
式センサ変換器を鉄塔上の近傍の水平位置に設置し、伝
送装置までのケーブルを光ファイバ・ケーブルとしたの
で、落雷による電圧/電流が送電鉄塔に流れても、送電
鉄塔上下間に配線された光ファイバ・ケーブルに雷電圧
/電流や誘導電圧/電流が発生することがない。したが
って、落雷等により、機器が故障したり、信号にノイズ
が混入することはなく、機器の信頼性を向上させること
ができる。また、送電鉄塔上の複数のセンサ情報はすべ
て同期して計測することができる。
【0030】なお、雷電圧/電流による影響を除去する
ため、光ファイバ・ケーブルは、テンション・メンバ等
の構成素線がすべて金属でないケーブルを使用する必要
があり、施工工数を減らすため、プラスチック・ファイ
バ・ケーブルやPCS(Plastic Crad Silica )が最適
である。
ため、光ファイバ・ケーブルは、テンション・メンバ等
の構成素線がすべて金属でないケーブルを使用する必要
があり、施工工数を減らすため、プラスチック・ファイ
バ・ケーブルやPCS(Plastic Crad Silica )が最適
である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明においては、光ファイバ・ケーブルを使用してセ
ンサ変換器の出力信号を伝送するとともに、送電鉄塔上
のセンサ設置位置の近傍の水平位置に光式センサ変換器
を設置しているので、送電鉄塔への落雷に対して、機器
の信頼性を向上させることができ、信頼性の高い架空送
電線の保守監視システムを構成することができる。
本発明においては、光ファイバ・ケーブルを使用してセ
ンサ変換器の出力信号を伝送するとともに、送電鉄塔上
のセンサ設置位置の近傍の水平位置に光式センサ変換器
を設置しているので、送電鉄塔への落雷に対して、機器
の信頼性を向上させることができ、信頼性の高い架空送
電線の保守監視システムを構成することができる。
【0032】また、光式センサ変換器からの複数の演算
出力を一心の光ファイバ・ケーブルで伝送できるので、
各光式センサ変換器から出力されるケーブル数が少なく
なり、ケーブル配線の工数が削減することが可能とな
る。さらに、伝送装置または同期信号発生装置から与え
られる同期光信号により、各光式センサ変換器の同期が
とられるので、送電鉄塔上に設置された複数のセンサと
光式センサ変換器の計測信号をすべて同期させることが
でき、計測時間のずれが発生することがない。
出力を一心の光ファイバ・ケーブルで伝送できるので、
各光式センサ変換器から出力されるケーブル数が少なく
なり、ケーブル配線の工数が削減することが可能とな
る。さらに、伝送装置または同期信号発生装置から与え
られる同期光信号により、各光式センサ変換器の同期が
とられるので、送電鉄塔上に設置された複数のセンサと
光式センサ変換器の計測信号をすべて同期させることが
でき、計測時間のずれが発生することがない。
【図1】本発明におけるセンサ、光式センサ変換器の設
置状態を示す図である。
置状態を示す図である。
【図2】光式風向風速計変換器の実施例を示す図であ
る。
る。
【図3】光式気温・雨量・サンプラ荷重計変換器の実施
例を示す図である。
例を示す図である。
【図4】光式電線張力計変換器の実施例を示す図であ
る。
る。
【図5】光式碍子振角計変換器の実施例を示す図であ
る。
る。
【図6】従来のセンサ、センサ変換器の設置状態を示す
図である。
図である。
1 送電鉄塔 2 センサ 21a 風向計 21b 風速計 22a 気温計 22b 雨量計 22c サンプラ荷重計 23 張力計 24 碍子振角計 3 金属ケーブル 5 伝送装置 6,62 光式センサ変換器 61 光式風向風速計変換
器 61a 平均風速演算回路 63a 平均張力演算回路 63 光式張力計変換器 63b 張力変動演算回路 64 光式碍子振角計変換
器 64a 平均振角演算回路 64b 振角変動値演算回路 61b カウンタ回路 61c タイマ回路 61d メモリ回路 61e 比較回路 61f,63c,64c 光−電気変換器 61g,62d,63d,64d 光多重リンク 62a,62b,62c 信号変換器 7,71,72 光ファイバ・ケーブ
ル
器 61a 平均風速演算回路 63a 平均張力演算回路 63 光式張力計変換器 63b 張力変動演算回路 64 光式碍子振角計変換
器 64a 平均振角演算回路 64b 振角変動値演算回路 61b カウンタ回路 61c タイマ回路 61d メモリ回路 61e 比較回路 61f,63c,64c 光−電気変換器 61g,62d,63d,64d 光多重リンク 62a,62b,62c 信号変換器 7,71,72 光ファイバ・ケーブ
ル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 淳 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】 架空送電線の鉄塔に設置する風向風速
計、気温計、雨量計等の気象センサ、電線の張力センサ
等のセンサによる計測信号を信号変換/演算し、これら
の情報を送出するセンサ変換器において、 センサ変換器を、上記センサの出力信号を変換/演算す
る信号変換/演算器と、信号変換/演算器の出力を多重
化して光信号として送出する光多重化リンクより構成
し、 光多重化リンクの出力信号を一心の光ファイバ・ケーブ
ルを介して送出することを特徴とする光式センサ変換
器。 - 【請求項2】 光ファイバ・ケーブルとして、PCS光
ファイバ・ケーブルを使用したことを特徴とする請求項
1の光式センサ変換器。 - 【請求項3】 外部に設けた同期信号発生器からの光信
号を受信する光−電気変換器を設け、外部に設けた同期
信号発生器からの光信号を受信して演算器をリセットす
ることにより、送電鉄塔上に設けられた各光式センサ変
換器を同期させることを特徴とする請求項1または請求
項2の光式センサ変換器。 - 【請求項4】 タイマ回路により設定される期間、風速
計の出力をカウントするカウンタ回路と、カウンタ回路
のカウント値を記憶するメモリ回路と、メモリ回路の記
憶値とカウント回路のカウント値を比較し、メモリ回路
の記憶値よりカウント回路のカウント値が大きいとき、
カウント回路のカウント値をメモリ回路に記憶させる比
較回路とからなる最大瞬間風速演算回路と、 平均風速を演算する平均風速演算回路と、 最大瞬間風速演算回路および平均風速演算回路の出力信
号を多重化して光信号に変換する光多重化リンクとを備
えた請求項1,2または請求項3の光式センサ変換器。 - 【請求項5】 気温計による計測信号と、雨量計による
計測信号と、電線に付着した着氷雪の荷重を測定するサ
ンプラ荷重計による計測信号をそれぞれ変換する信号変
換器と、 上記信号変換器の出力信号を多重化して光信号として送
出する光多重リンクとを備えた請求項1,2または請求
項3の光式センサ変換器。 - 【請求項6】 電線の張力を計測する張力計による計測
信号を変換する信号変換器と、張力計による計測信号よ
り張力の変動値を演算する張力変動値演算回路と、 上記信号変換器および張力変動値演算回路の出力信号を
多重化して光信号として送出する光多重リンクとを備え
た請求項1,2または請求項3の光式センサ変換器。 - 【請求項7】 碍子の垂直/水平角度を検出する碍子振
角計による計測信号を変換する振角変換回路と、碍子振
角計による計測信号から振角の変動値を演算する振角変
動値演算回路と、 上記信号変換器および振角変動値演算回路の出力信号を
多重化して光信号として送出する光多重リンクとを備え
た請求項1,2または請求項3の光式センサ変換器。 - 【請求項8】 風向風速計、気温計、雨量計、サンプラ
荷重計、電線張力計、碍子振角計等のセンサの設置位置
に対して、その近傍の水平位置にセンサによる計測信号
を信号変換/演算し、光多重化リンクにより多重化して
光信号として送出する光式センサ変換器を設置したこと
を特徴とする光式センサ変換器の送電鉄塔への設置方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4306888A JPH06162381A (ja) | 1992-11-17 | 1992-11-17 | 光式センサ変換器および光式センサ変換器の送電線鉄塔への設置方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4306888A JPH06162381A (ja) | 1992-11-17 | 1992-11-17 | 光式センサ変換器および光式センサ変換器の送電線鉄塔への設置方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06162381A true JPH06162381A (ja) | 1994-06-10 |
Family
ID=17962466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4306888A Pending JPH06162381A (ja) | 1992-11-17 | 1992-11-17 | 光式センサ変換器および光式センサ変換器の送電線鉄塔への設置方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06162381A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016166743A (ja) * | 2015-03-09 | 2016-09-15 | 中国電力株式会社 | 風向風速計の取付治具 |
JP2019523395A (ja) * | 2016-06-13 | 2019-08-22 | エレクトリカル グリッド モニタリング リミテッド | 配電網内の動的故障検出のための方法およびシステム |
-
1992
- 1992-11-17 JP JP4306888A patent/JPH06162381A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016166743A (ja) * | 2015-03-09 | 2016-09-15 | 中国電力株式会社 | 風向風速計の取付治具 |
JP2019523395A (ja) * | 2016-06-13 | 2019-08-22 | エレクトリカル グリッド モニタリング リミテッド | 配電網内の動的故障検出のための方法およびシステム |
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