JPH06159010A - 蒸気タービン - Google Patents

蒸気タービン

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JPH06159010A
JPH06159010A JP18484093A JP18484093A JPH06159010A JP H06159010 A JPH06159010 A JP H06159010A JP 18484093 A JP18484093 A JP 18484093A JP 18484093 A JP18484093 A JP 18484093A JP H06159010 A JPH06159010 A JP H06159010A
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turbine
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flange
steam
solid disc
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ジョン・コーム・グローネンダール・ジュニア
Kuo P Huang
クオ・ピン・フアン
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    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D21/00Shutting-down of machines or engines, e.g. in emergency; Regulating, controlling, or safety means not otherwise provided for
    • F01D21/14Shutting-down of machines or engines, e.g. in emergency; Regulating, controlling, or safety means not otherwise provided for responsive to other specific conditions
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D25/00Component parts, details, or accessories, not provided for in, or of interest apart from, other groups
    • F01D25/24Casings; Casing parts, e.g. diaphragms, casing fastenings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K17/00Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves
    • F16K17/02Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves opening on surplus pressure on one side; closing on insufficient pressure on one side
    • F16K17/14Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves opening on surplus pressure on one side; closing on insufficient pressure on one side with fracturing member
    • F16K17/16Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves opening on surplus pressure on one side; closing on insufficient pressure on one side with fracturing member with fracturing diaphragm ; Rupture discs
    • F16K17/162Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves opening on surplus pressure on one side; closing on insufficient pressure on one side with fracturing member with fracturing diaphragm ; Rupture discs of the non reverse-buckling-type
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    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Turbines (AREA)
  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 運転中タービン内部への空気漏入の可能性を
低減する構造を有する改良された圧力逃しダイヤフラム
装置を備える蒸気タービンを提供する。 【構成】 蒸気タービンの圧力逃しダイヤフラム装置
は、空気が漏入することなくタービンハウジング内の過
圧を逃すために、タービンフランジ210と組み合うよ
うに配置された取付フランジ291を有する安全ハウジ
ング280と、取付フランジ及びタービンフランジ間に
ある第1の中実円板350と、該中実円板に当接する第
2の中実円板340と、上記取付フランジ及び第1の中
実円板を上記タービンフランジに固定するボルト450
と、該ボルトと関連して設けられたばね座金480と、
第1の中実円板上に取り付けられた環状リング352
と、上記第2の中実円板及び環状リングを第1の中実円
板に固定するボルト420と、該ボルト420と関連し
て設けられたばね座金430とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】
【発明の分野】本発明は一般に、発電機に関し、特にタ
ービン発電機に取り付けられ、タービン運転中タービン
内への空気漏入を阻止する構造を有する圧力逃しダイヤ
フラム装置に関するものである。
【0002】
【関連技術の説明】当該技術分野において周知のよう
に、タービン発電機は、共通の軸に取り付けられたター
ビン翼(羽根とも称する)を含む複数の翼列を囲むター
ビンハウジングを備えている。該ハウジング内に入って
タービン翼間を通る加圧蒸気で翼及び軸は回転される。
この軸は、同軸の回転に伴って生ずる機械的エネルギを
電気的エネルギに変換するように動作可能な発電機に接
続されている。タービンハウジングに設けられた逃し開
口と連通してタービン圧力逃しダイヤフラム装置が設け
られており、該タービン圧力逃しダイヤフラム装置は、
タービン運転中にタービンハウジング内に発生する過剰
圧力即ち過圧を逃すように動作可能である。
【0003】圧力逃しダイヤフラム装置自体は、タービ
ンハウジングに形成された逃し開口上方に配置される鳥
篭形状の安全ハウジングを備えている。該安全ハウジン
グは、タービンハウジングに設けられて上記逃し開口を
囲むフランジに該安全ハウジングを固定するボルトを受
けるための取付フランジを有している。また、圧力逃し
ダイヤフラム装置は、逃し開口を覆う円板組立体をも備
える。この円板組立体は、大きな外径を有する環状の鉛
製リングに円形配列のボルトを介して固定された小さい
外径の板部材から構成されている。組み立てに際して
は、鉛製リングを安全ハウジングの取付フランジと、逃
し開口を囲むタービンハウジングのフランジとの間に配
置して、板部材を逃し開口内に位置付ける。その際、上
記ボルトが鉛製リングを貫通することにより、円板組立
体は安全ハウジングをタービンハウジングに固定するの
と同じボルトによって逃し開口上方の固定位置に保持さ
れる。
【0004】通常の運転中、タービンハウジングの内部
は減圧下にあり、ハウジングの外部は大気圧である。円
板組立体は、蒸気がハウジングから漏出するのを阻止す
るようにタービンハウジングに形成された逃し開口を封
止する。ハウジングの内部に過圧が発生すると、圧力逃
しダイヤフラム装置の円板組立体には、板部材の外径部
分が鉛製リングに当接する箇所の円弧状部に沿って剪断
が生ずる。板部材及び鉛製リングの一部分は上向きに鳥
篭形状のハウジング内へと押し入れられる。円板組立体
に剪断が生ずると、タービンハウジングの内部は大気圧
にさらされ、ハウジング内部の過圧は大気中に逃れるこ
とができる。
【0005】現在用いられている公知のタービン圧力逃
しダイヤフラム装置は、満足な仕方で動作するが、円板
組立体構造に起因し、空気がタービン発電機の運転中タ
ービンハウジング内に漏入する可能性がある。時間の経
過に伴い、この空気漏入の結果としてタービン翼には応
力腐食割れや腐食疲労が生じ得る。
【0006】従って、運転中タービン内部への空気漏入
の可能性を低減する構造を有する改良された圧力逃しダ
イヤフラム装置を備える蒸気タービンに対する必要性が
存在する。
【0007】
【発明の概要】本発明は、この必要性を満たすように設
計された圧力逃しダイヤフラム装置を有する蒸気タービ
ンに向けられている。特に、本発明は、(a)蒸気を受
けるように動作可能で、タービンフランジにより囲まれ
た逃し開口を有するタービンハウジングと、(b)上記
タービンハウジング内に配置された軸と、(c)上記軸
の長手方向に沿って配置されて該軸から半径方向外向き
に延びる翼を含む複数の翼列と、(d)上記タービンハ
ウジングに接続されて、蒸気がタービンハウジング内に
流入して上記複数の翼列間を通り上記軸を回転すること
を可能にする導管として動作可能な蒸気入口管と、
(e)上記タービンハウジングと関連して設けられて、
上記タービンハウジング内の過圧を逃すように動作可能
な圧力逃しダイヤフラム装置とを備えた蒸気タービンに
関するものである
【0008】本発明によれば、上記圧力逃しダイヤフラ
ム装置は、i)上記タービンフランジと組み合うように
配置された取付フランジを有し、上記タービンハウジン
グに設けられた逃し開口の上方に位置する安全ハウジン
グと、ii)上記タービンハウジングの上記逃し開口を覆
い、安全ハウジングの取付フランジとタービンフランジ
との間に介在する周辺部分を有する第1の脆弱中実円板
と、iii)上記第1の中実円板と当接接触関係で上記ター
ビンフランジの上記逃し開口内に配置された第2の中実
円板と、iv)上記安全ハウジングの上記取付フランジ及
び第1の中実円板を上記タービンフランジに固定するた
めの第1のボルト手段と、v)上記安全ハウジングの上
記取付フランジとタービンフランジとの間における位置
関係を維持するように上記第1のボルト手段と関連して
設けられた第1のばね座金手段と、vi)タービンハウジ
ングの上記逃し開口上方で上記第1の中実円板上に取り
付けられた環状リングと、vii)上記第2の中実円板及び
上記環状リングを上記第1の中実円板に固定するための
第2のボルト手段と、viii)上記第1の中実円板、上記
第2の中実円板及び上記環状リング間における位置関係
を維持するために上記第2のボルト手段と関連して設け
られた第2のばね座金手段とを備える。
【0009】本発明の上述及び他の特徴や利点は、本発
明の一実施例を例示する添付図面と関連しての以下の詳
細な説明を読むことにより当業者には明らかになるであ
ろう。
【0010】
【好適な実施例の説明】以下の説明において、図中、幾
つかの図面を通し同じ参照文字は同一又は対応の部分を
指すものとする。また、以下の説明において、「前
方」、「後方」、「左方」、「右方」、「上方」、「下
方」その他類似の用語は、単なる便宜上の表現であって
厳密な意味に解釈されてはならない。
【0011】図を参照すると、図1には、有用な仕事を
行うための熱を発生する原子炉20を備えた加圧水形原
子炉プラント10のような原子力発電設備の一部が示し
てある。一般に、原子炉20内のホウ素添加水のような
一次冷却材で核反応過程が制御され、該核反応過程によ
り発生される熱は、一次冷却材により原子炉20から運
び出される。原子炉20内では、一次冷却材は、一次閉
ループ30の一部を経て流れる。特に、一次冷却材は、
当該技術分野においてホットレッグとして知られている
管40を介して原子炉20から流出し、蒸気発生器50
内に流入する。該蒸気発生器50内で、一次冷却材は、
原子炉20内で吸収した熱を水が充填された二次系(参
照数字60で総括的に示す)に伝達する。二次系60内
の水は、この熱伝達プロセスにより蒸気に変換され、蒸
気は、次いで一対のタービン80及び110に送られ
る。一次閉ループ30において、一次冷却材は、一般
に、コールドレッグと称する管65を経て蒸気発生器5
0から流出して原子炉20に戻り、上述の一次閉ループ
の循環が繰り返される。
【0012】二次系60に関して述べると、二次系60
内の蒸気は、一次冷却材から隔離されていて、蒸気管路
70を介し蒸気発生器50から流出して高圧蒸気タービ
ン80(HPタービンと称する)のようなエネルギ利用
装置に搬送される。HPタービン80内に一旦流入した
蒸気は、共通の軸に取り付けられている一連のHPター
ビン動翼列を回転する。この軸は、電力を発生するよう
に動作可能な発電機(図示せず)に連結されている。蒸
気は、管90を経てHPタービン80から流出し、蒸気
を再熱する再熱器100に流入する。蒸気は再熱器10
0から流出して低圧蒸気タービン110(LPタービン
と称する)内に流入する。LPタービン110内に流入
した蒸気は、共通の軸に取り付けられている一連のLP
タービン動翼列を回転する。この軸は、電力を発生する
ように動作可能な発電機(図示せず)に連結されてい
る。蒸気は、管120を介してLPタービン110から
復水器130に流入する。復水器130内で、蒸気は水
に復水され、この水は管140を介してポンプ150に
送られ、このポンプ150は管160を介して水を蒸気
発生器50に戻し、上述の二次系60の循環が繰り返さ
れる。
【0013】図2を参照するに、LPタービン110
は、両端が、円錐形の側部180a及び180bで囲繞
されている上側部分175及び下側部分176を有する
ほぼ円筒形のハウジング(タービンハウジング)170
を備えている。このタービンハウジング170は、やは
り該ハウジング170内に配置されている軸195の長
さLに沿い配置された複数の翼列190を含んでいる。
ハウジング170は、通常の運転条件下では低圧であ
る。ハウジング170の上側部分175の頂部で且つ対
向両端には2個の圧力逃しダイヤフラム装置198が取
り付けられている。追って詳細に説明するように、一対
の圧力逃しダイヤフラム装置198は、必要に応じて、
ハウジング170内の過圧を放出するように動作可能で
あって、タービン運転中は空気がタービンハウジング1
70内に漏入するのを防ぐ構造を有している。LPター
ビン110が動作可能な状態になると、蒸気は、ハウジ
ングの上側部分175に連通している蒸気入口管200
を経てLPタービン110に流入する。蒸気は、複数の
翼列間で両方向に流れて、動翼列190、従って軸19
5を回転する。軸195は発電機(図示せず)に連結さ
れており、この発電機においては、軸の回転により発生
される機械的エネルギが電気的エネルギに変換される。
複数の翼列間を流れた後、蒸気はハウジング170から
排出されて図1に示す復水器130へと流れる。
【0014】図3を参照するに、タービンハウジング1
70の上側部分175は、図示のように、該ハウジング
上側部分175から外方に延出している2つの円形のフ
ランジ(タービンフランジ)210を備えている。これ
等のフランジ210はそれぞれ、圧力逃しダイヤフラム
装置198をタービンハウジング170に取り付けるた
めの手段を構成している。各円形のフランジ210は、
タービンハウジング170内への接近を可能にする逃し
開口220を囲んでいる。各フランジ210は、内側面
230と、外側面240と、それ等の2つの側面230
及び240の間に延在する座着面250とを備えてい
る。各フランジ210は、円形パターンで配置された複
数の互いに離間した開口260を備えており、これ等の
開口260は、圧力逃しダイヤフラム装置198をター
ビンハウジングの上側部分175に固定するのに用いら
れる。また、逃し開口220内には十字棒組立体265
が、各十字棒組立体265の放射状端部がフランジ21
0の内側面230に当接するように配置されている。十
字棒組立体265は、圧力逃しダイヤフラム装置198
が破損した場合に、該圧力逃しダイヤフラム装置198
の一部が逃し開口220内に落下するのを阻止する安全
ネットとしての機能を果たす。なお、図3には図示して
いないが、十字棒組立体265は、タービンハウジング
の上側部分175の各逃し開口内に配置されている。
【0015】次に図4を参照すると、この図には、圧力
逃しダイヤフラム装置198の分解図が示してある。圧
力逃しダイヤフラム装置198は、概略的に鳥篭形状の
形態を有する安全ハウジング280を備えている。この
安全ハウジング280は、環状の取付フランジ291か
ら上方に延びるほぼ円形の外側壁290を備えている。
環状の取付フランジ291は、外縁293及び内縁29
4を有し、フランジ291の内縁294に隣接して該内
縁294を円形に取り囲む互いに離間した複数の円形開
口301を備えている。外側壁290から内向きに、複
数の規則的な形状の棒305が離間して設けられてい
て、取付フランジ291から上向きに延びている。棒3
05の上側部分310は曲げられており、円板320に
連結されている。
【0016】圧力逃しダイヤフラム装置198はまた、
二層板組立体330も備えている。この二層板組立体3
30は、好ましくは炭素鋼から製造されたほぼ円形の中
実円板(第2の中実円板)340と、ほぼ円形の脆弱鉛
製円板(第1の中実円板)350と、環状リング352
とから形成されている。中実円板340は、運転中、ハ
ウジング170の内部及び外部の間の差圧に対して脆弱
鉛製円板350を支持するように作用する。中実円板3
40は、その外周縁部370に沿い円周方向に離間して
設けらた複数の円形貫通開口360を備えている。脆弱
鉛製円板350は、その外周縁部(周辺部分)385に
沿い円周方向に離間して設けられた第1の複数の円形貫
通開口380と、該第1の複数の円形貫通開口380の
内側に円形配列で離間して設けられた第2の複数の円形
開口390とを有する。環状リング352は、それを貫
通する複数の円形開口410を備えている。環状リング
352の開口410は、鉛製円板350に形成された第
2の複数の円形開口390と、円板340に形成された
複数のねじ付きの貫通開口360とに整列している。こ
の構成で、環状リング352、鉛製円板350及び円板
340をボルト締めして二層板組立体330を形成する
ことができる。更に、安全ハウジング280の取付フラ
ンジ291に形成された複数の円形開口301は、鉛製
円板380に形成された第1の複数の開口380及びフ
ランジ210に形成された複数のねじ付きの貫通開口2
60と整列している。図5を参照して説明するように、
この構成により、安全ハウジング280を円形フランジ
210にボルト固定する際に、二層板組立体330をタ
ービンハウジングの上側部分175のフランジ210に
固定することができる。
【0017】図5を参照すると、タービンハウジングの
上側部分175に形成された逃し開口220と囲繞関係
で取り付けられたフランジ210は、該フランジの内側
壁230に形成された唇部412を備えている。この唇
部412は、組立の際に中実円板340、従って二層板
組立体330を支持するための段部414を画成する。
中実円板340は段部414によって支持される。何故
ならば、円板340は唇部412の形状に実質的に相応
し、段部414に当接するように配設された底面417
を有する拡大周縁部416を備えているからである。
【0018】ダイヤフラム装置198をタービンフラン
ジ210に固定するためには、先ず、二層板組立体33
0を組み立てなければならない。この二層板組立体33
0は次のようにして組み立てられる。環状リング352
に形成された開口410は鉛製円板350に形成された
第2の複数の開口390及び円板340に形成されてい
るねじ付きの開口360と整列するように配置されてい
る。ボルト(第2のボルト手段)420の細長い軸部4
22を複数の開口410及び390の各々に挿通してね
じ付きの開口360と螺合する。次いで、各ボルト42
0を、同ボルトの頭部421に隣接して細長い軸部42
2に配置されているばね座金430が圧縮するまで締め
付ける。このばね座金(第2のばね座金手段)430
は、タービン運転中、ボルト420に対する張力を維持
するように作用する。
【0019】二層板組立体330を組み立た後に、この
二層板組立体をタービンフランジ210上に配置して鉛
製円板350の外周縁部385がフランジ210の面2
50によって支持され、鉛製円板350の第1の複数の
開口380がフランジ210に形成されている複数の開
口260と整列するようにする。次いで、安全ハウジン
グ280を鉛製円板350の外周縁部385上に配置し
て、安全ハウジング280の取付フランジ291に形成
された複数の開口301が複数の開口380及び複数の
ねじ付き開口260と整列するようにする。次いで、ボ
ルト(第1のボルト手段)450の細長い軸部452を
複数の開口301及び380の各々に挿通してねじ付き
開口260と螺合する。次に、各ボルト450を、同ボ
ルトの頭部451に隣接して細長い軸部452上に配置
された一対のばね座金(第1のばね座金手段)480が
圧縮するまで締め付ける。これ等のばね座金480は、
タービン運転中、ボルト450に張力を維持するように
作用する。
【0020】ハウジング170の内部の圧力が大気圧を
2.4Kg(5ポンド)・ゲージ圧だけ上回ると、ダイヤ
フラム装置198はハウジング170内のこの過圧を大
気中に逃して、タービン翼列190(図2参照)に対す
る損傷を阻止する。ハウジング170内部の過剰の圧力
を逃す際に、この圧力で中実円板340は安全ハウジン
グ280に向かい上方に押される。その際、取付フラン
ジ291の内縁294は、鉛製円板350に対し切断縁
としての機能をなし、内縁294の直下点で鉛製円板3
50を剪断する。鉛製円板350が剪断されると、中実
円板350、環状リング352及び鉛製円板350の一
部分は上向きの力を受けて鳥篭形状の安全ハウジング2
80(図3参照)内に押し入れられ、それにより逃し開
口220の覆いが取れて、過剰圧力は大気中に放出され
る。
【0021】図6を参照するに、タービン運転中ボルト
420の弛みを阻止するために、更に、ロックワイヤ4
90が各ボルトの頭部421を通されている。このロッ
クワイヤ490は、ばね座金430と相俟って作用する
二次安全機構を構成してボルトを締め付けられた状態に
維持する働きをする。また、ボルト450の弛みを阻止
するために、各ボルトの頭部451を貫通して類似のロ
ックワイヤ500が配置されている。
【0022】本発明及びその利点の多くは上の説明から
理解されると考える。なお、本発明の精神及び範囲から
逸脱することなく或はその実質的利点を犠牲にすること
なく形態、構造及び配列に関し種々の変更が可能であ
る。従って、ここに述べた実施態様は、単なる好適な具
体例と解釈されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 原子力発電プラントの一部を示す簡略図であ
る。
【図2】 蒸気タービンを一部断面で示す側立面図であ
って、一部分を切除して、蒸気タービン軸及びそれに取
り付けられた複数の動翼列、軸を囲むハウジング並びに
同ハウジングの頂部に取り付けられた一対の圧力逃しダ
イヤフラム装置を示す。
【図3】 タービンハウジングの一部の斜視図であっ
て、ハウジングの頂部に取り付けられた圧力逃し弁及び
やはりハウジングの頂部に取り付けられて圧力逃しダイ
ヤフラム装置を受けるように適応されたタービンフラン
ジを示す。
【図4】 タービン圧力逃しダイヤフラム装置の分解図
である。
【図5】 圧力逃しダイヤフラム装置の一部の拡大部分
立断面図である。
【図6】 タービン圧逃しダイヤフラム装置の拡大部分
頂面図である。
【符号の説明】
80…蒸気タービン(高圧蒸気タービン)、110…蒸
気タービン(低圧蒸気タービン)、170…タービンハ
ウジング(ハウジング)、190…翼列、195…軸、
198…圧力逃しダイヤフラム装置、200…蒸気入口
管、210…タービンフランジ(フランジ)、220…
逃し開口、280…安全ハウジング、291…取付フラ
ンジ、340…第2の中実円板、350…第1の脆弱中
実円板(脆弱鉛製円板)、352…環状リング、385
…第1の中実円板の周辺部分(外周縁部)、420…第
2のボルト手段(ボルト)、430…第2のばね座金手
段(ばね座金)、450…第1のボルト手段(ボル
ト)、480…第1のばね座金手段(ばね座金)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン・コーム・グローネンダール・ジュ ニア アメリカ合衆国、フロリダ州、ウインタ ー・スプリングス、ベア・クリーク・コー ト 687 (72)発明者 クオ・ピン・フアン アメリカ合衆国、フロリダ州、ウインタ ー・スプリングス、ノーザン・ウェイ 1438

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蒸気タービンであって、 (a)蒸気を受けるように動作可能であると共に、ター
    ビンフランジにより囲繞された逃し開口を有するタービ
    ンハウジングと、 (b)該タービンハウジング内に配置された軸と、 (c)該軸の長手方向に沿って配置されて該軸から半径
    方向外向きに延びる翼を含む複数の翼列と、 (d)前記タービンハウジングに接続されて、蒸気が該
    タービンハウジング内に流入して前記複数の翼列間を通
    り前記軸を回転することを可能にする導管として動作可
    能な蒸気入口管と、 (e)前記タービンハウジングと関連して設けられ、該
    タービンハウジング内の過圧を逃すように動作可能な圧
    力逃しダイヤフラム装置とを備え、 該圧力逃しダイヤフラム装置は、 i) 前記タービンフランジと組み合うように配置され
    た取付フランジを有し、前記タービンハウジングにある
    前記逃し開口の上方に位置する安全ハウジングと、 ii) 前記タービンハウジングの前記逃し開口を覆い、
    前記安全ハウジングの前記取付フランジと前記タービン
    フランジとの間に介在する周辺部分を有する第1の脆弱
    中実円板と、 iii) 前記第1の中実円板と当接関係で前記タービンフ
    ランジの前記逃し開口内に配置された第2の中実円板
    と、 iv) 前記安全ハウジングの前記取付フランジを前記タ
    ービンフランジに固定するための第1のボルト手段と、 v) 前記安全ハウジングの前記取付けフランジと前記
    タービンフランジとの間における位置関係を維持するよ
    うに前記第1のボルト手段と関連して設けられた第1の
    ばね座金手段と、 vi) 前記タービンハウジングの前記逃し開口の上方で
    前記第1の中実円板上に取り付けられた環状リングと、 vii) 前記第2の中実円板及び前記環状リングを前記第
    1の中実円板に固定するための第2のボルト手段と、 viii) 前記第1の中実円板、前記第2の中実円板及び前
    記環状リング間における位置関係を維持するために前記
    第2のボルト手段と関連して設けられた第2のばね座金
    手段とを含む、 蒸気タービン。
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US5222862A (en) 1993-06-29
CA2101656A1 (en) 1994-02-01
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