JPH06153195A - スクランブル信号の自動判別装置 - Google Patents
スクランブル信号の自動判別装置Info
- Publication number
- JPH06153195A JPH06153195A JP4296746A JP29674692A JPH06153195A JP H06153195 A JPH06153195 A JP H06153195A JP 4296746 A JP4296746 A JP 4296746A JP 29674692 A JP29674692 A JP 29674692A JP H06153195 A JPH06153195 A JP H06153195A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- scramble
- pulse
- key pulse
- scrambled
- Prior art date
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- Pending
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- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 受信したチャンネルの放送信号が、主に、C
ATV(ケーブルテレビ)等で実施されている同期圧縮
方式のスクランブル信号か、またはノンスクランブルの
信号かを自動判別して適正なスクランプル解除を行わし
める。 【構成】 フィルタ2よりの音声中間周波信号にキーパ
ルス(デコード用信号)が重畳しているときにはAM検
波部4により該キーパルスを取り出す。取り出した前記
キーパルスを基に波形生計部5によりスクランブルデコ
ーダ3でのデコードに要する極性、位相、パルス幅およ
び振幅等に波形成形してスクランブルデコーダ3に入力
する。この入力があったときにはフィルタ2より入力す
る映像信号のスクランブル解除が行われ、入力がないと
きにはスクランブル解除は不要となる。
ATV(ケーブルテレビ)等で実施されている同期圧縮
方式のスクランブル信号か、またはノンスクランブルの
信号かを自動判別して適正なスクランプル解除を行わし
める。 【構成】 フィルタ2よりの音声中間周波信号にキーパ
ルス(デコード用信号)が重畳しているときにはAM検
波部4により該キーパルスを取り出す。取り出した前記
キーパルスを基に波形生計部5によりスクランブルデコ
ーダ3でのデコードに要する極性、位相、パルス幅およ
び振幅等に波形成形してスクランブルデコーダ3に入力
する。この入力があったときにはフィルタ2より入力す
る映像信号のスクランブル解除が行われ、入力がないと
きにはスクランブル解除は不要となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、受信したチャンネルの
信号が、主に、CATV(ケーブルテレビ)等で実施さ
れている同期圧縮方式のスクランブル信号か、またはノ
ンスクランブルの信号かを自動判別して適正なスクラン
ブル解除をなすためのスクランブル信号の自動判別装置
に関する。
信号が、主に、CATV(ケーブルテレビ)等で実施さ
れている同期圧縮方式のスクランブル信号か、またはノ
ンスクランブルの信号かを自動判別して適正なスクラン
ブル解除をなすためのスクランブル信号の自動判別装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】同期圧縮スクランブル方式は、その名が
示すように映像信号中の水平および垂直各同期信号部分
(フロントポーチ、バックポーチ、バースト信号含む)
の振幅を正常振幅に対し圧縮するとともに、受信機側で
のスクランブル解除のためのキーパルスを音声信号に振
幅変調により重畳して送信するものである。従来はチャ
ンネルごとに上記スクランブル信号か、ノンスクランブ
ル信号かが分けられていた。例えば、1チャンネルは全
てスクランブルがかけられた信号、2チャンネルは全て
スクランブルがかけられていない信号(ノンスクランブ
ル)の如くである。従って、受信機側ではマイコンのソ
フト処理等によりチャンネル選局と連動してスクランブ
ルデコーダを動作、又は非動作を切り換えればよかっ
た。
示すように映像信号中の水平および垂直各同期信号部分
(フロントポーチ、バックポーチ、バースト信号含む)
の振幅を正常振幅に対し圧縮するとともに、受信機側で
のスクランブル解除のためのキーパルスを音声信号に振
幅変調により重畳して送信するものである。従来はチャ
ンネルごとに上記スクランブル信号か、ノンスクランブ
ル信号かが分けられていた。例えば、1チャンネルは全
てスクランブルがかけられた信号、2チャンネルは全て
スクランブルがかけられていない信号(ノンスクランブ
ル)の如くである。従って、受信機側ではマイコンのソ
フト処理等によりチャンネル選局と連動してスクランブ
ルデコーダを動作、又は非動作を切り換えればよかっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年、同一チ
ャンネル内でスクランブル信号とノンスクランブル信号
とが混在するようになった。かかる場合、前記の従来方
法では適切なスクランブル解除が不可能となる。本発明
は、同一チャンネル内でスクランブル信号とノンスクラ
ンブル信号とが混在する送信形態に対処するため、受信
した信号がスクランブル信号か、またはノンスクランブ
ル信号かを判別し、適正なスクランブル解除を行わしめ
るためのスクランブル信号の自動判別装置を提供するこ
とを目的とする。
ャンネル内でスクランブル信号とノンスクランブル信号
とが混在するようになった。かかる場合、前記の従来方
法では適切なスクランブル解除が不可能となる。本発明
は、同一チャンネル内でスクランブル信号とノンスクラ
ンブル信号とが混在する送信形態に対処するため、受信
した信号がスクランブル信号か、またはノンスクランブ
ル信号かを判別し、適正なスクランブル解除を行わしめ
るためのスクランブル信号の自動判別装置を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、同一チャンネ
ルで、キーパルスがテレビ音声信号に重畳され、且つ映
像信号が同期圧縮方式によるスクランブル信号で送信さ
れるときと、またはノンスクランブル信号で送信される
ときとが混在する送信形態であって、前記キーパルスを
使用してデコードするスクランブルデコーダを設けてな
るテレビ受信機において、音声中間周波信号から前記キ
ーパルスを取り出す手段と、該取り出したキーパルスを
基に前記スクランブルデコーダの制御に要する波形に成
形する手段とを具備し、該波形成形手段による成形出力
が有るときに前記スクランブルデコーダが所定のスクラ
ンブルデコードを行うようにしたスクランブル信号の自
動判別装置を提供するものである。
ルで、キーパルスがテレビ音声信号に重畳され、且つ映
像信号が同期圧縮方式によるスクランブル信号で送信さ
れるときと、またはノンスクランブル信号で送信される
ときとが混在する送信形態であって、前記キーパルスを
使用してデコードするスクランブルデコーダを設けてな
るテレビ受信機において、音声中間周波信号から前記キ
ーパルスを取り出す手段と、該取り出したキーパルスを
基に前記スクランブルデコーダの制御に要する波形に成
形する手段とを具備し、該波形成形手段による成形出力
が有るときに前記スクランブルデコーダが所定のスクラ
ンブルデコードを行うようにしたスクランブル信号の自
動判別装置を提供するものである。
【0005】
【作用】音声中間周波信号にキーパルスが重畳している
ときにはこれを取り出す。取り出した前記キーパルスを
スクランブルデコードに要する極性、位相、パルス幅お
よび振幅等に波形成形してスクランブルデコーダに入力
する。この入力があったときには映像信号のスクランブ
ル解除が行われ、入力がないときにはスクランブル解除
は不要となる。
ときにはこれを取り出す。取り出した前記キーパルスを
スクランブルデコードに要する極性、位相、パルス幅お
よび振幅等に波形成形してスクランブルデコーダに入力
する。この入力があったときには映像信号のスクランブ
ル解除が行われ、入力がないときにはスクランブル解除
は不要となる。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明によるスクラン
ブル信号の自動判別装置を説明する。図1は本発明によ
るスクランブル信号の自動判別装置の一実施例を示す要
部ブロック図、図2はキーパルス信号が重畳されていな
い音声信号(A)、およびキーパルス信号重畳時の音声
信号(B)の波形図である。図1において、1は受信・
選局をなし、RF信号を中間周波信号に変換するチュー
ナ部、2はチューナ部1よりの中間周波信号から映像中
間周波信号および音声中間周波数に分離するフィルタ、
3は映像信号のスクランブル解除をなすスクランブルデ
コーダ、4はフィルタ2よりの音声中間周波信号からキ
ーパルスを取り出すAM検波部、5はAM検波部4より
のキーパルスを基に波形成形をなす波形成形部である。
ブル信号の自動判別装置を説明する。図1は本発明によ
るスクランブル信号の自動判別装置の一実施例を示す要
部ブロック図、図2はキーパルス信号が重畳されていな
い音声信号(A)、およびキーパルス信号重畳時の音声
信号(B)の波形図である。図1において、1は受信・
選局をなし、RF信号を中間周波信号に変換するチュー
ナ部、2はチューナ部1よりの中間周波信号から映像中
間周波信号および音声中間周波数に分離するフィルタ、
3は映像信号のスクランブル解除をなすスクランブルデ
コーダ、4はフィルタ2よりの音声中間周波信号からキ
ーパルスを取り出すAM検波部、5はAM検波部4より
のキーパルスを基に波形成形をなす波形成形部である。
【0007】次に、本発明の動作について説明する。チ
ューナ部1でチャンネル選局されたRF信号は中間周波
信号に変換され、フィルタ(例えば、SAWフィルタ)
2で映像中間周波信号と音声中間周波信号とに分離され
る。映像中間周波信号はスクランブルデコーダに入力
し、音声中間周波信号はAM検波部4に入力する。AM
検波するのは、図2に示すように、スクランブル信号を
解除するに用いるキーパルスが振幅変調(AM)により
音声信号に重畳されているからである。同図(A)の場
合は放送自体がノンスクランブルであることを意味し、
同図(B)の場合がスクランブル信号を意味する。尚、
音声自体はFM(周波数変調)である。また、縦線部分
(イ)は搬送波を表す。
ューナ部1でチャンネル選局されたRF信号は中間周波
信号に変換され、フィルタ(例えば、SAWフィルタ)
2で映像中間周波信号と音声中間周波信号とに分離され
る。映像中間周波信号はスクランブルデコーダに入力
し、音声中間周波信号はAM検波部4に入力する。AM
検波するのは、図2に示すように、スクランブル信号を
解除するに用いるキーパルスが振幅変調(AM)により
音声信号に重畳されているからである。同図(A)の場
合は放送自体がノンスクランブルであることを意味し、
同図(B)の場合がスクランブル信号を意味する。尚、
音声自体はFM(周波数変調)である。また、縦線部分
(イ)は搬送波を表す。
【0008】従って、AM検波部4の入力が図2(A)
の場合にはAM検波出力は存在しないが、同(B)の場
合にはキーパルス(ロ)が検波され、波形成形部5に入
力する。波形成形部5は入力された前記キーパルス
(ロ)を基に、スクランブルデコーダ3に要する信号
(極性、位相、パルス幅および振幅等の所要条件)に波
形成形する。キーパルスそのものでは前記条件を満たし
ていないためである。この波形成形した信号を制御信号
とした場合、スクランブルデコーダ3は該制御信号の入
力があったときにはフィルタ2よりの映像信号のスクラ
ンブル解除をなし、該制御信号の入力がないときにはス
クランブル解除は不要であるのでそのまま出力する。
尚、フィルタ2の出力にキーパルス(ロ)以外の不要成
分(例えば、ノイズ、映像の高域成分等)が含まれてい
る場合に、波形成形部5にキーパルス以外の前記不要成
分が加わらないようにするために以下の方法を用いても
よい。 (1)フィルタ2とAM検波部4との間にトラップ回路
を設け、フィルタ2で除去できなかった映像の高域成分
を除去する。 (2)さらに、AM検波部4と波形成形部5との間にノ
イズ除去用LPF、およびキーパルス分離回路等を設け
ノイズ成分を除去する。
の場合にはAM検波出力は存在しないが、同(B)の場
合にはキーパルス(ロ)が検波され、波形成形部5に入
力する。波形成形部5は入力された前記キーパルス
(ロ)を基に、スクランブルデコーダ3に要する信号
(極性、位相、パルス幅および振幅等の所要条件)に波
形成形する。キーパルスそのものでは前記条件を満たし
ていないためである。この波形成形した信号を制御信号
とした場合、スクランブルデコーダ3は該制御信号の入
力があったときにはフィルタ2よりの映像信号のスクラ
ンブル解除をなし、該制御信号の入力がないときにはス
クランブル解除は不要であるのでそのまま出力する。
尚、フィルタ2の出力にキーパルス(ロ)以外の不要成
分(例えば、ノイズ、映像の高域成分等)が含まれてい
る場合に、波形成形部5にキーパルス以外の前記不要成
分が加わらないようにするために以下の方法を用いても
よい。 (1)フィルタ2とAM検波部4との間にトラップ回路
を設け、フィルタ2で除去できなかった映像の高域成分
を除去する。 (2)さらに、AM検波部4と波形成形部5との間にノ
イズ除去用LPF、およびキーパルス分離回路等を設け
ノイズ成分を除去する。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、同
一チャンネル内で映像信号がスクランブル信号、または
ノンスクランブル信号のいずれであってもそれを検出し
て自動的に適正なスクランブル動作を行わしめることが
可能となる。
一チャンネル内で映像信号がスクランブル信号、または
ノンスクランブル信号のいずれであってもそれを検出し
て自動的に適正なスクランブル動作を行わしめることが
可能となる。
【図1】本発明によるスクランブル信号の自動判別装置
の一実施例を示す要部ブロック図である。
の一実施例を示す要部ブロック図である。
【図2】キーパルス信号が重畳されていない音声信号
(A)、およびキーパルス信号重畳時の音声信号(B)
の波形図である。
(A)、およびキーパルス信号重畳時の音声信号(B)
の波形図である。
1 チューナ部 2 フィルタ 3 スクランブルデコーダ 4 AM検波部 5 波形成形部
Claims (1)
- 【請求項1】 同一チャンネルで、キーパルスがテレビ
音声信号に重畳され、且つ映像信号が同期圧縮方式によ
るスクランブル信号で送信されるときと、またはノンス
クランブル信号で送信されるときとが混在する送信形態
であって、前記キーパルスを使用してデコードするスク
ランブルデコーダを設けてなるテレビ受信機において、
音声中間周波信号から前記キーパルスを取り出す手段
と、該取り出したキーパルスを基に前記スクランブルデ
コーダの制御に要する波形に成形する手段とを具備し、
該波形成形手段による成形出力が有るときに前記スクラ
ンブルデコーダが所定のスクランブルデコードを行うよ
うにしたことを特徴とするスクランブル信号の自動判別
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4296746A JPH06153195A (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | スクランブル信号の自動判別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4296746A JPH06153195A (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | スクランブル信号の自動判別装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06153195A true JPH06153195A (ja) | 1994-05-31 |
Family
ID=17837579
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4296746A Pending JPH06153195A (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | スクランブル信号の自動判別装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06153195A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7899182B2 (en) | 2006-06-26 | 2011-03-01 | Funai Electric Co., Ltd. | Digital broadcast reception apparatus |
-
1992
- 1992-11-06 JP JP4296746A patent/JPH06153195A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7899182B2 (en) | 2006-06-26 | 2011-03-01 | Funai Electric Co., Ltd. | Digital broadcast reception apparatus |
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