JPH06149596A - バッチ処理割当て機能を有する情報処理ネットワークシステム - Google Patents
バッチ処理割当て機能を有する情報処理ネットワークシステムInfo
- Publication number
- JPH06149596A JPH06149596A JP30341192A JP30341192A JPH06149596A JP H06149596 A JPH06149596 A JP H06149596A JP 30341192 A JP30341192 A JP 30341192A JP 30341192 A JP30341192 A JP 30341192A JP H06149596 A JPH06149596 A JP H06149596A
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- JP
- Japan
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- batch processing
- load
- terminal device
- batch
- terminal
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- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】
【目的】情報処理ネットワークシステムの端末装置間で
バッチ処理割当てを可能にする。 【構成】スケジューラ部８および１５とディスパッチャ
部９および１６の他に、全端末装置の負荷状態を管理す
る管理装置１のシステム負荷状態管理部２と、負荷が重
い端末装置で発生したバッチ処理を負荷が軽い端末装置
に分配するバッチ処理分配制御部３を設け、端末装置間
のスケジュールを可能とする。
バッチ処理割当てを可能にする。 【構成】スケジューラ部８および１５とディスパッチャ
部９および１６の他に、全端末装置の負荷状態を管理す
る管理装置１のシステム負荷状態管理部２と、負荷が重
い端末装置で発生したバッチ処理を負荷が軽い端末装置
に分配するバッチ処理分配制御部３を設け、端末装置間
のスケジュールを可能とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明はバッチ割当て機能を有
する情報処理ネットワークに関する。
する情報処理ネットワークに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のバッチ処理割当ては、バッチ処理
を実行優先順位やラウンドロビンの手法か、あるいはタ
イムスライスによるＣＰＵ時間の割り付ける手法かを制
御して行われている。これらの手法はいづれも一つのＣ
ＰＵでバッチ処理を行う場合に適用されている。
を実行優先順位やラウンドロビンの手法か、あるいはタ
イムスライスによるＣＰＵ時間の割り付ける手法かを制
御して行われている。これらの手法はいづれも一つのＣ
ＰＵでバッチ処理を行う場合に適用されている。
【０００３】しかし、最近のＯＡ環境では、端末装置を
用いる情報処理ネットワークシステムが容易に利用でき
る。そのため、端末装置間でバッチ処理割当てが行える
と、端末装置の有効活用を図ることができる。
用いる情報処理ネットワークシステムが容易に利用でき
る。そのため、端末装置間でバッチ処理割当てが行える
と、端末装置の有効活用を図ることができる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】１つのＣＰＵで並行し
て複数のジョブを実行することが可能な端末装置を、通
信回線によって複数台接続している情報処理ネットワー
クシステムにおいて、従来のバッチ処理割当て手法では
端末装置という枠を越えた処理割当てが行えないため、
端末装置という枠の中では処理能力をどんなに有効に活
用しても、情報処理ネットワークシステム全体として見
た場合に端末装置の負荷に片寄があり、処理能力を有効
に活用することができない。
て複数のジョブを実行することが可能な端末装置を、通
信回線によって複数台接続している情報処理ネットワー
クシステムにおいて、従来のバッチ処理割当て手法では
端末装置という枠を越えた処理割当てが行えないため、
端末装置という枠の中では処理能力をどんなに有効に活
用しても、情報処理ネットワークシステム全体として見
た場合に端末装置の負荷に片寄があり、処理能力を有効
に活用することができない。
【０００５】この発明の目的は、情報処理ネットワーク
システムの管理装置から負荷の軽い端末装置を選定し、
バッチ処理割当てを行う機能を有する情報処理ネットワ
ークシステムの提供にある。
システムの管理装置から負荷の軽い端末装置を選定し、
バッチ処理割当てを行う機能を有する情報処理ネットワ
ークシステムの提供にある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明のバッチ処理割
当て機能を有する情報処理ネットワークシステムは、バ
ッチ処理実行のスケジュールを行うスケジュール手段
と、前記バッチ処理にＣＰＵ時間を割り付けるディスパ
ッチャ手段と、ＣＰＵ負荷状態を後述の管理装置に通知
する負荷状態通知手段と、前記バッチ処理の割り当てを
前記管理装置に要求する分配要求指示手段と、を備える
第１および第２の端末装置と、前記第１および第２の端
末装置の負荷状態の通知を受けて、前記第１および第２
の端末装置のそれぞれのＣＰＵ負荷を管理するシステム
負荷管理手段と、負荷の重い前記第１の端末装置で発生
する前記バッチ処理の要求を負荷の軽い第２の端末装置
に分配するバッチ処理分配制御手段と、を備える前記管
理装置と、前記第１の端末装置，前記第２の端末装置お
よび前記管理装置とを接続する通信回線と、によって構
成される。
当て機能を有する情報処理ネットワークシステムは、バ
ッチ処理実行のスケジュールを行うスケジュール手段
と、前記バッチ処理にＣＰＵ時間を割り付けるディスパ
ッチャ手段と、ＣＰＵ負荷状態を後述の管理装置に通知
する負荷状態通知手段と、前記バッチ処理の割り当てを
前記管理装置に要求する分配要求指示手段と、を備える
第１および第２の端末装置と、前記第１および第２の端
末装置の負荷状態の通知を受けて、前記第１および第２
の端末装置のそれぞれのＣＰＵ負荷を管理するシステム
負荷管理手段と、負荷の重い前記第１の端末装置で発生
する前記バッチ処理の要求を負荷の軽い第２の端末装置
に分配するバッチ処理分配制御手段と、を備える前記管
理装置と、前記第１の端末装置，前記第２の端末装置お
よび前記管理装置とを接続する通信回線と、によって構
成される。
【０００７】
【実施例】次にこの発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【０００８】この発明の一実施例の構成を示す図１を参
照すると、情報処理ネットワークシステム１９を管理す
る管理装置１は通信回線（図示せず）を通して配下の端
末装置５および１２のそれぞれに対して、負荷状態を管
理するシステム負荷状態管理部２と、バッチ処理を割り
付けるスケジュールを送付するバッチ処理分配制御部３
と、端末装置５および１２からのファイルアクセス要求
を受理するファイルサーバ制御部４と、を有する。シス
テム負荷状態管理部２は端末装置５および１２から各各
の負荷状態の通知を受け、それを管理する。バッチ処理
の分配要求が発生したとき、システム負荷状態管理部２
は負荷の最も軽い端末装置を選択し、バッチ処理の分配
先を決定する。バッチ処理分配制御部３はシステム負荷
状態管理部２が決定するバッチ処理を割当てる端末装置
のスケジューラに対し、分配要求されたバッチ処理のス
ケジュールを送付する。
照すると、情報処理ネットワークシステム１９を管理す
る管理装置１は通信回線（図示せず）を通して配下の端
末装置５および１２のそれぞれに対して、負荷状態を管
理するシステム負荷状態管理部２と、バッチ処理を割り
付けるスケジュールを送付するバッチ処理分配制御部３
と、端末装置５および１２からのファイルアクセス要求
を受理するファイルサーバ制御部４と、を有する。シス
テム負荷状態管理部２は端末装置５および１２から各各
の負荷状態の通知を受け、それを管理する。バッチ処理
の分配要求が発生したとき、システム負荷状態管理部２
は負荷の最も軽い端末装置を選択し、バッチ処理の分配
先を決定する。バッチ処理分配制御部３はシステム負荷
状態管理部２が決定するバッチ処理を割当てる端末装置
のスケジューラに対し、分配要求されたバッチ処理のス
ケジュールを送付する。
【０００９】端末装置５および端末装置１２には、通信
回線（図示せず）を通して管理装置１に対し、バッチ処
理の割当てのスケジュールを要求する分配要求指示部６
および１３と、自身のＣＰＵの負荷状態を監視し、負荷
状態通知を通知する負荷状態通知部７および１４と、バ
ッチ処理のスケジュールを受理するスケジューラ部８お
よび１５と、バッチ処理にＣＰＵ時間を割当てるディス
パッチャ部９および１６と、バッチ処理ａ１０と、バッ
チ処理ｂ１７とを有する。
回線（図示せず）を通して管理装置１に対し、バッチ処
理の割当てのスケジュールを要求する分配要求指示部６
および１３と、自身のＣＰＵの負荷状態を監視し、負荷
状態通知を通知する負荷状態通知部７および１４と、バ
ッチ処理のスケジュールを受理するスケジューラ部８お
よび１５と、バッチ処理にＣＰＵ時間を割当てるディス
パッチャ部９および１６と、バッチ処理ａ１０と、バッ
チ処理ｂ１７とを有する。
【００１０】次に、この実施例の動作を説明する。
【００１１】操作員が端末装置５に対し、２つのジョブ
（バッチ処理ａ１０およびバッチ処理ｂ１１）を実行す
るよう指示するものとする。従来のバッチ処理割当て手
法の場合、端末装置５のスケジュ−ラ部８はバッチ処理
ａ１０おやびバッチ処理ｂ１１を並行処理としてスケジ
ュールする。この発明においては、操作員による２つの
ジョブ（バッチ処理ａ１０とバッチ処理ｂ１１）を実行
する指示に対し、分配要求指示部６によって、次に示す
動作でバッチ処理をスケジュールされる。
（バッチ処理ａ１０およびバッチ処理ｂ１１）を実行す
るよう指示するものとする。従来のバッチ処理割当て手
法の場合、端末装置５のスケジュ−ラ部８はバッチ処理
ａ１０おやびバッチ処理ｂ１１を並行処理としてスケジ
ュールする。この発明においては、操作員による２つの
ジョブ（バッチ処理ａ１０とバッチ処理ｂ１１）を実行
する指示に対し、分配要求指示部６によって、次に示す
動作でバッチ処理をスケジュールされる。
【００１２】先づ、バッチ処理ａ１０のスケジュールに
関し、分配要求指示部６がバッチ処理分配制御部３に対
し分配要求を送付する。分配要求を受理したバッチ処理
分配制御部３がシステム負荷状態管理部２に対し分配先
を問い合わせ、この時点で端末装置５および端末装置１
２の負荷状態は同じであるとすると、分配要求元である
端末装置５のスケジューラ８にバッチ処理ａ１０のスケ
ジュールを指示し、その結果バッチ処理ａ１０がスケジ
ュールされる。その結果、端末装置５の負荷状態が変化
し、負荷状態通知部７が端末装置５自身の負荷状態をシ
ステム負荷状態管理部２に通知する。次にバッチ処理ｂ
１１のスケジュールに関し、分配要求指示部６がバッチ
処理分配制御部３に対し分配要求を送付する。分配要求
を受理したバッチ処理分配制御部３がシステム負荷状態
管理部２に対し分配先を問い合わせ、この時点で、端末
装置５の方が端末装置１２よりも負荷状態が大きいた
め、端末装置１２のスケジューラ１５にバッチ処理ｂ１
８のスケジュールを送付し、その結果バッチ処理ｂ１８
が端末装置１２にスケジュールされる。その結果、端末
装置１２の負荷状態が変化し、負荷状態通知部１４は端
末装置１２自身の負荷状態をシステム負荷状態管理部２
に通知する。この時点で、端末装置５にはバッチ処理ａ
１０が実行され、端末装置１２にはバッチ処理ｂ１８が
実行される。
関し、分配要求指示部６がバッチ処理分配制御部３に対
し分配要求を送付する。分配要求を受理したバッチ処理
分配制御部３がシステム負荷状態管理部２に対し分配先
を問い合わせ、この時点で端末装置５および端末装置１
２の負荷状態は同じであるとすると、分配要求元である
端末装置５のスケジューラ８にバッチ処理ａ１０のスケ
ジュールを指示し、その結果バッチ処理ａ１０がスケジ
ュールされる。その結果、端末装置５の負荷状態が変化
し、負荷状態通知部７が端末装置５自身の負荷状態をシ
ステム負荷状態管理部２に通知する。次にバッチ処理ｂ
１１のスケジュールに関し、分配要求指示部６がバッチ
処理分配制御部３に対し分配要求を送付する。分配要求
を受理したバッチ処理分配制御部３がシステム負荷状態
管理部２に対し分配先を問い合わせ、この時点で、端末
装置５の方が端末装置１２よりも負荷状態が大きいた
め、端末装置１２のスケジューラ１５にバッチ処理ｂ１
８のスケジュールを送付し、その結果バッチ処理ｂ１８
が端末装置１２にスケジュールされる。その結果、端末
装置１２の負荷状態が変化し、負荷状態通知部１４は端
末装置１２自身の負荷状態をシステム負荷状態管理部２
に通知する。この時点で、端末装置５にはバッチ処理ａ
１０が実行され、端末装置１２にはバッチ処理ｂ１８が
実行される。
【００１３】上述のバッチ処理ａとバッチ処理ｂが開始
から終了するまでの時間経過を説明する図２を参照する
と、図２（Ａ）は従来のバッチ処理割当て手法の場合で
あり、図２（Ｂ）は、この発明のバッチ処理割当て機能
を用いる場合である。比較を容易にするため、バッチ処
理ａとバッチ処理ｂは同じ処理であると仮定する。ま
た、このバッチ処理ａおよびｂで必要となる全てのファ
イルは、ファイルサーバ制御部４の管理下にあり、端末
装置５からのアクセスと端末装置１２からのアクセスに
おいて同時にかつ同性能でのサービスが保証されている
とする。実行の部分に時間が１単位時間、Ｉ／Ｏの部分
に時間が２単位時間かかるとすると、バッチ処理ａとバ
ッチ処理ｂが終了するまでの時間は、従来のバッチ処理
割当て手法の場合は６単位時間、この発明のバッチ処理
割当て機能を用いる場合は４単位時間となり、この発明
のバッチ処理割当て機能を使用したシステムの方が短時
間で処理が終了する。
から終了するまでの時間経過を説明する図２を参照する
と、図２（Ａ）は従来のバッチ処理割当て手法の場合で
あり、図２（Ｂ）は、この発明のバッチ処理割当て機能
を用いる場合である。比較を容易にするため、バッチ処
理ａとバッチ処理ｂは同じ処理であると仮定する。ま
た、このバッチ処理ａおよびｂで必要となる全てのファ
イルは、ファイルサーバ制御部４の管理下にあり、端末
装置５からのアクセスと端末装置１２からのアクセスに
おいて同時にかつ同性能でのサービスが保証されている
とする。実行の部分に時間が１単位時間、Ｉ／Ｏの部分
に時間が２単位時間かかるとすると、バッチ処理ａとバ
ッチ処理ｂが終了するまでの時間は、従来のバッチ処理
割当て手法の場合は６単位時間、この発明のバッチ処理
割当て機能を用いる場合は４単位時間となり、この発明
のバッチ処理割当て機能を使用したシステムの方が短時
間で処理が終了する。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
情報処理ネットワークシステムの端末装置に対し、バッ
チ処理割当てが可能になる。それによって、端末装置の
処理能力の有効活用がはかられて、バッチ処理時間の短
縮ができる。
情報処理ネットワークシステムの端末装置に対し、バッ
チ処理割当てが可能になる。それによって、端末装置の
処理能力の有効活用がはかられて、バッチ処理時間の短
縮ができる。
【図１】この発明の一実施例のシステム構成を示す図で
ある。
ある。
【図２】図１に示したバッチ処理ａとバッチ処理ｂが処
理終了するまでの時間経過を説明する図である。
理終了するまでの時間経過を説明する図である。
１ 管理装置 ２ システム負荷状態管理部 ３ バッチ処理分配制御部 ４ ファイルサーバ制御部 ５ 端末装置 ６ 分配要求指示部 ７ 負荷状態通知部 ８ スケジューラ部 ９ ディスパッチャ部 １０ バッチ処理ａ １１ バッチ処理ｂ １２ 端末装置 １３ 分配要求指示部 １４ 負荷状態通知部 １５ スケジューラ部 １６ ディスパッチャ部 １７ バッチ処理ａ １８ バッチ処理ｂ １９ バッチ処理割当て機能を有する情報処理ネット
ワークシステム
ワークシステム
Claims (1)
- 【請求項１】 バッチ処理実行のスケジュールを行うス
ケジュール手段と、前記バッチ処理にＣＰＵ時間を割り
付けるディスパッチャ手段と、ＣＰＵ負荷状態を後述の
管理装置に通知する負荷状態通知手段と、前記バッチ処
理の割り当てを前記管理装置に要求する分配要求指示手
段と、を備える第１および第２の端末装置と、 前記第１および第２の端末装置の負荷状態の通知を受け
て、前記第１および第２の端末装置のそれぞれのＣＰＵ
負荷を管理するシステム負荷管理手段と、負荷の重い前
記第１の端末装置で発生する前記バッチ処理の要求を負
荷の軽い第２の端末装置に分配するバッチ処理分配制御
手段と、を備える前記管理装置と、 前記第１の端末装置，前記第２の端末装置および前記管
理装置とを接続する通信回線と、 によって構成されることを特徴とするバッチ処理割り当
て機能を有する情報処理ネットワークシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30341192A JPH06149596A (ja) | 1992-11-13 | 1992-11-13 | バッチ処理割当て機能を有する情報処理ネットワークシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30341192A JPH06149596A (ja) | 1992-11-13 | 1992-11-13 | バッチ処理割当て機能を有する情報処理ネットワークシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06149596A true JPH06149596A (ja) | 1994-05-27 |
Family
ID=17920701
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30341192A Withdrawn JPH06149596A (ja) | 1992-11-13 | 1992-11-13 | バッチ処理割当て機能を有する情報処理ネットワークシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06149596A (ja) |
-
1992
- 1992-11-13 JP JP30341192A patent/JPH06149596A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000201 |