JPH0614443B2 - 照明装置の製造方法 - Google Patents

照明装置の製造方法

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JPH0614443B2
JPH0614443B2 JP58081592A JP8159283A JPH0614443B2 JP H0614443 B2 JPH0614443 B2 JP H0614443B2 JP 58081592 A JP58081592 A JP 58081592A JP 8159283 A JP8159283 A JP 8159283A JP H0614443 B2 JPH0614443 B2 JP H0614443B2
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【発明の詳細な説明】 本発明は自動車用ヘツドライトに関するものであり、更
に詳しくは所望のライト仕様に合うように反射器の輪郭
を描き、レンズを透明なカバー・プレートに置き換え、
このカバー・プレートを空気力学的に望ましい任意の角
度に置くことのできるヘツドライトに関するものであ
る。
自動車用の密封ビーム・ヘツドライトには放物面反射器
が含まれており、この放物面反射器は白熱フイラメント
電球からの光を集めてこれをレンズに与える。レンズに
はフルートがあり、このフルートは光を移動、放散する
ことにより米国自動車技術者協会の定めた仕様に適合す
るビーム・パターンにする。標準のレンズはフルートの
ライザーとエツジ付きのフルーテイングをそなえた光学
的能動素子であるので、それの電球および反射器に対す
る位置ぎめは重大なことである。レンズの位置は電球お
よび反射器から発する光に対してほぼ直角にすることが
望ましい。レンズが光に対してある角度で傾いている
と、ライザーのグレアが悪くなるからである。即ち、レ
ンズのフルーテイングによりフルートのライザーとエツ
ジから制御されない光、所謂グレアが生ずるからであ
る。多くの場合、ヘツドライトの正面表面を傾斜させる
ことが望ましく、これにより優れた空気力学的性能が得
られる。しかし上述したように、レンズやそれから生ず
るグレアの光学的見地からは、正面表面を傾斜させるこ
とは実際的でない。スタイルの点からも傾斜させること
は望ましくない。傾斜したレンズの利点を維持しつつこ
の種のグレアをなくすことが本発明の目的である。
ヤコブセンによる米国特許153,341ならびにグツドリー
による米国特許1,346,268には反射器に光学系を備えた
ランプ製造の初期の試みが示してある。ドーマンによる
米国特許3,511,983ならびにドーマンによる米国特許4,1
49,277には、反射器によつて所望の光パターンがつくら
れるランプを製造するもつと最近の試みが示されてい
る。これらの反射器はもつと厳しい自動車用仕様を満た
すのに適当なものではない。
ジヤーナル・オヴ・アイ・イー・エス誌1976年36頁乃
至42頁所載のドノヒユーおよびジヨセフ執筆になる
「小平面を刻んだ反射器をそなえた自動車用ランプのコ
ンピユータ設計」で述べている自動車用ランプでは、反
射器だけがパターンを生じレンズのフルーテイングが除
去されるように反射器が複数のセグメント(小平面)に
分割されている。上記論文の第12図に示されているよ
うに多数の小平面の間には尖つたエツジがあり、不連続
になつている。各小平面は放物面であるので、面の間の
交差または連接は滑らかでない。このためこのような反
射器の製造は極めて難しい。これらの反射器はガラス、
プラスチツク、または金属等の任意の適当な材料でつく
ることができる。上記論文の第12図に示されている不
連続連接を有する面を形成することは極めて難しい。
本発明の目的は、自動車の仕様に適合するパターンで光
の方向を定め、かつその滑らかで連続的に結合された面
によりヘツドライトの製造が容易に行なえるような自動
車用ヘツドライト反射器を提供することである。
本発明によれば、密封ビーム・ヘツドライト用の反射器
の表面は電球からの光を自動車用ヘツドライトの仕様に
合うパターンで、フルートのない透明な正面カバーを通
過させる。反射面は滑らかで連続的であるので、反射器
の製造が容易になり、好ましくない反射器のフルート・
グレアが除去される。フルートがないので、カバーを空
気力学的に向きを変えることができ、製造業者が現在力
を入れているスタイル、性能の両面において利益が得ら
れる。
ヘツドライトはデイジタル・コンピユータ・エイデイツ
ト・プロセスで製造される。このプロセスでは、デイジ
タル的にモデル化された反射面を反復手順で修正するこ
とにより自動車仕様に最も適合する光強度パターンがつ
くられ、反射表面は滑らかで連続的になつている。タン
グステン・ハロゲン・ランプからの光強度に極めて類似
したデイジタル・モデル化された光源が使用される。従
来技術においては、複数の放物面反射器がヘツドライト
を構成している。従来技術の設計プロセスでは、各放物
小平面からの光をどこに向けるかだけがきめられ、それ
に応じて所望の光パターンが得られるようにこの方向が
変えられる。これに対して本発明によれば、正確にモデ
ル化された光源から反射表面へ非常に多数、たとえば50
0,000の光線路が定められる。光線径路は反射面の法線
から反射器を囲む球体等の表面上に投射される。球体表
面の一部を横切る光強度は各単位面積に交差する光線の
数を数えることにより判定される。このように判定され
た強度はデイジタル的にエス・エー・イー仕様と比較
し、仕様との一致を示す性能関数を発生することができ
る。デイジタル的にモデル化された反射表面の形状は性
能関数を最適化するように反復手順で変更される。形状
を変更するごとに、表面の間の連接が混合されて滑らか
になるので、製造を困難にする尖つたエツジまたは不連
続がなくなる。
本発明の前記ならびに他の目的、特徴および利点は以下
の詳細な説明ならびに請求範囲によりより良く理解し得
る。
第1図において、本発明の自動車用ヘツドライトには電
球11と透明な正面カバー12が含まれている。電球1
1は光源となるフイラメントをそなえている。正面カバ
ー12はヘツドライトに対して空気力学的に望ましい角
度に向けることができる。このことは正面カバーを15
゜以上の角度に向けること、そして第1図に描いてある
ように45゜乃至50゜のオーダーにすることが望まし
いということを意味している。
反射器13が電球を囲んでおり、正面カバー12に密封
して取り付けられている。反射器13の反射面は電球1
1からの光を自動車用ヘツドライトの仕様に合うパター
ンで正面カバーを通過させる。
第2図および第2A図乃至第2C図に示すように、反射
器の反射表面には、中央の変形された楕円面14ならび
に2つのエツジの変形された楕円面15および16が含
まれている。エツジ楕円面15は滑らかな連続した連接
17で中央の楕円面14と結合している。同様に、エツ
ジ楕円面16は滑らかな連続した連接18で中央の楕円
面14と結合している。
中央の表面14は楕円面の中央に滑らかな垂直隆起部2
1を付加したものである。楕円面14は凹面であり、ヘ
ツドライトの軸から傾いている。楕円面14,15およ
び16は凹面であり、真の放物面から変形することによ
り、所定の光パターンが生じ、面間の連接が滑らかで連
続的になる。中央の壇22は尖つたエツジ持つことがで
きランプの取り付けと調節を行なうが、これは反射面の
一部ではない。本発明に従つて、反射面のほぼすべてに
わたつてこのような尖つたエツジは避けている。
第3図にはこの型の反射器を製造するコンピユータ・エ
イデイツト・プロセスを示してある。第3図の説明を行
なう前に第4図の説明を行なう。第4図は本発明の利点
を示すために従来技術の反射器を示したものである。第
4図は従来技術において単一の放物面のかわりに複数の
放物面を使うことにより反射器の深さを減らそうとした
ものである。注意すべきことは放物面の間の連接23お
よび24は尖つたエツジになつており、これはモデル化
されておらず、製造が難しい。更に、反射器の23と2
5の間ならびに24と26の間の部分は陰になつてお
り、光の反射に寄与しない。第4図の反射器では、連接
23および24に法線ベクトルがない。換言すれば、曲
率の最小半径は連接23および24では非常に小さい。
表面の傾斜は不連続である。即ち曲率の最小半径は任意
に小さい。本発明で使用されている滑らかで連続した連
接とは、第4図の23および24に描いたような状態は
存在せず、法線が常に良好に定められるということを意
味する。
第2図の反射器のように形状に別々の反射器面が含まれ
ている場合には、面間の連接は何か他の領域として扱わ
れる。結果として行なわれる強度計算には滑らかな連接
の効果が含まれる。したがつて連接は充分大きくされ、
ガラス形成プロセスが容易になる。曲率の最小半径が
1.27mmより小さい場合には、ガラスを尖つたエツジ
に形成する上で問題が大きくなる。本発明の実施例では
曲率の最小半径が4.9mmであるが、曲率の最小半径が
約1.27mmより大きい滑らかな連接のある面に本発明
を実施することができる。
従来技術では連接からの反射を無視している。従来技術
のランプでは反射面が不連続になつている(ドノヒユー
らの論文および本明細書の第4図のように)かまたは面
連接で傾射が不連続になつている(ドーマンの特許)。
従来技術では連接を扱わないので、実際の製品の連接は
できる限り鋭く保たなければならない。即ち、曲率の最
小半径は任意に小さくしなければならない。本発明の反
射器にはこのような問題はない。連接において曲率の最
小半径が大きくなるように形状を選択しているからであ
る。
再び第3図において、本発明のコンピユータに支援され
たプロセスには所定の光パターンをデイジタル・コンピ
ユータへの入力としてデイジタル化するステツプ27が
含まれている。今説明している例では、エス・エー・イ
ー仕様はエス・エー・イー・ジヤーナル579C、1940
年1月照明部承認で1974年12月照明委員会最新改訂の
23.31頁の第1表、「7インチ(178ミリメート
ル)タイプ2密封ビーム装置の試験点値」に示されてい
るものである。
28に示されているように反射器の表面を指定する複数
の形状関数のパラメータがデイジタル化され、入力とし
てデイジタル・コンピユータに与えられる。本実施例で
は、形状関数は中央の変形楕円面と2つのエツジ変形楕
円面である。これらの楕円面の係数は、光パターン仕様
に合うように、そして楕円面のエツジ間に滑らかで連続
的な連接を生じるように修正されたパラメータである。
これらの係数の最適化ステツプを29に示してある。こ
れには、30に示した形状関数の特定の係数組み合わせ
の選択ならびに複数の光径路とともにこの反射器形状を
使つて得られる光強度分布の計算が含まれる。
31ではタングステン・ハロゲン・ランプのデイジタル
・コンピユータ・モデルから光線リストが作成される。
第5図に示すように、このモデルには横断フイラメント
32が含まれており、その長手方向に温度が分布してい
る。即ち通常は、フイラメントの両端は冷たく、真ん中
では熱くなつている。これから得られる光線は不透明な
エンド・キヤツプ付きの水晶円筒33としてモデル化さ
れたエンベロープを通して屈折される。
第3図の34に示すように、エンベロープ表面を離れる
光線路のリストによつてこのデイジタル・モデル・ラン
プからの光強度が作成される。エンベロープからの光線
を試験して、これが反射器と交差するか判定する。交差
しない場合には、光線は反射器を囲んだ球体上に直接投
射される。第6図の点35のように光線路が交差する場
合には、これは反射器を囲む球体の表面上に投射され
る。たとえば、35で反射された光線路は点36で球体
と交差する。実際の強度は球体上の30゜×8゜のスク
リーンに対してだけ判定される。このスクリーンは第6
図の37で示されている。球体に当る単位面積当りの光
線数を数えることにより強度が判定される。
再び第3図において、ステツプ38は反射モデルと反射
器のまわりの球体上の光線リストの作成を示したもので
ある。反射光線の光線路を指定するために、反射器との
交点(たとえば第6図の点35)における理論法線平面
を見つける。デイジタル・コンピユータ・ステツプ2
8,29および30からの得られる反射器の記述説明を
使つて交点における法線を見つける。実際の反射器は成
形誤差により理論的形状からゆがんでいる。このゆがみ
は、法線平面を理論法線付近で可変とすることにより、
本発明に従ってモデル化される。実際の測定結果を前の
設計のモデル予測に合わせることにより、このモデルで
使うため2a=1゜の値が選ばれた。このゆがんだ法線
と入射光線を使つて反射光線が最終的に計算される。
光線路の追跡から、球体表面を横切る光強度が39で示
されるように判定される。これは球体スクリーン上の各
単位面積に交差する光線路の数を数えることにより行な
われる。40で示すようにこれらの値が予め定められた
パターンと比較される。試行する各形状に対して、PF
UNと呼ばれる性能因子がきめられる。この性能因子は
試験中の形状に対する光強度パターンがどれだけエス・
エー・イー仕様に適合するかを表わす尺度である。
ステツプ30,38,39および40は異なる形状、即
ち異なる表面係数に対して反復される。41に示すよう
に、予め定さられた光パターンに最も適合する光強度を
発生する形状が定められる。これは、最適な性能関数
(この場合にはPFUNの最小値)を有する係数の組を
選択することによつて行なわれる。その結果、42に示
すように最良の係数の組み合わせが選択される。
この係数組に対して、複数の点の各点におけるカンデラ
値が43に示すようにプリント・アウトされる。このプ
リントアウトはエス・エー・イー試験点に対応する26
の試験点の各点に対して60フイートでのカンデラ値を
リストしたものである。26の試験点のうち試験点25
だけが仕様外の7.71という値になる。現在の例では
エス・エー・イー仕様をほぼ満足する反射器表面が作成
された。
第3図の43で作成されたプリントアウトから、もつと
良い光強度分布パターンを作成しなければならないと設
計者は判定することができる。次に述べるプログラムに
は、設計者が選択することのできる異なる形状関数に対
してプロセスを反復する能力がある。プロセスでどの係
数を変化させるかをも設計者は選択することができる。
このプロセスを反復動作から、第3図の44に示すように
最良の形状が選択される。この形状は反射器の製造に使
用される。
第7図はこのプロセスによつて設計された反射器に対し
コンピユータで作成された光強度パターンのカンデラ図
を示している。第7図は低ビーム・パターンであり、第
8図は高ビームパターンである。これらの図において、
点線は2000カンデラの等高線であり、実線は10,000カン
デラの等高線である。即ち第7図では等高線45は2000
カンデラを表わし、等高線46は24,000カンデラを表わ
しており、その間の等高線は中間のカンデラ値を表わし
ている。第7図では自動車仕様で要求されているように
ビーム・パターンが右下に移される。第8図の高ビーム
・パターンでは、広い高強度のビームが作られ、自動車
仕様で要求されているように少し右下に移される。
コンピユータ・プログラムはたとえばユニバツク1100/
81コンピユータで実行される。すべてのコンピユータ・
プログラムと同様、このコンピユータ・プログラムは通
常のデバツキングを行なわずにランするものと考えるべ
きでない。
このプログラムには多数のサブルーチンが含まれてお
り、次のように第3図のステツプを実行する。
サブルーチンENVはステツプ34に相当し、タングス
テン・ハロゲン・ランプのモデル化を行なう。これは光
線の位置と方向をフアイルに書き込む。これは軸方向に
温度が分布した円筒からの放射のモデル化を行なつてか
ら、フイラメントのブロツク付け、エンド・キヤツプの
ブロツク付け、エンベロープの屈折の決定を行なう。
サブルーチンRUNはステツプ29に相当し、最適化の
ためのメイン・プログラムである。これはサブルーチン
OPTを呼び出す。
サブルーチンOPTはステツプ30および41に相当
し、多変数最適化器である。これはベクトルXNEXTを変
化させて性能関数PFUNの最小値を探索する。最適化器は
8係数の数個の組に対する性能インデツクスを比較し
て、より良い組を推測する。このプロセスを多数回反復
することにより性能インデツクスの局部最小値を見出
す。これにより、与えられた形状関数に対する最良の係
数組が得られる。このサブルーチンは性能関数を最小に
しようとする。サブルーチンOPT2はサブルーチンPF
UNを呼ぶ出す。
サブルーチンPFUNは反射および性能関係のサブルーチン
をランする。
サブルーチンRAYRはステツプ38に相当し、反射のモデ
ル化を行なう。このサブルーチンはフアイルから光線を
取り出し、光線と反射器との交点を見出し、交点での法
線を見出し、法線をゆがめ、ゆがめた法線からの反射光
線を見出し、続いて反射器から60フイートと25フイ
ール離れた球体に光線を投射する。最後にこのサブルー
チンは交点を別のフアイルに書き込む。
サブルーチンZVALはステツプ28に相当し、反射面の形
状を記述する。サブルーチンZVALはX,Y,Sが与えら
れたとき、Zを返す。ZVALへの呼出しはX座標,Y座標
とともに8つの係数Sをもたらし、反射器のZ値が返さ
れる。したがつて多重呼出しはdZ/dXおよびdZ/dY を
評価して、理論的を表面法線を見出すことができる。中
間に混合領域のある2つの軸がずれた楕円面を使用して
いるが、多の形状を使つてもよい。
−3.7″乃至−1.45″および1.45″乃至3.
7″区間でエツジ形状関数Z1を使用している。この形
状はランプからの光をパターンの高強度部分に対して反
射する。8つの係数のうち3つを用いてこの形状を変更
する。
−1.2″乃至1.2″の区間では中央形状関数Z2を
使用する。これは水平線上の光をスクリーンを横切つて
拡散する。残りの5つの係数がこの形状を制御する。
−1.45″乃至−1.2″の区間および1.2″乃至
1.45″の区間では、形状はZ1とZ2を滑らかに混
合したものになる。
良好な強度分布を与えると設計者が思う一般的な形状を
記述するために任意に関数が選択される。次に設計者は
どの係数の変化を許すか選択する。関数選択のプロセス
は試行錯誤である。選択された関数はZVALに入れられ、
その結果の強度分布が見出される。得られた結果が設計
者の気に入れば、係数は最適化されたことになる。気に
入らなければ、設計者は他の形状を試行する。
サブルーチンNORMは交点での単位表面の法線を見出す。
サブルーチンSCATは法線をNORM値のまわりにガウス分布
でゆがめる。
サブルーチンREFLは入射光線とゆがめられた法線に対し
て単位反射光線を見出す。
サブルーチンCDはフアイルから球体交点を読み出し、
両方の球体に対して30゜×8゜の部分で1/2゜ごと
にカンデラ値を見出す。フイラメント電力がセツトされ
る。
サブルーチンREFLはモデルCd値とエス・エー・イー仕
様との比較を行ない、与えられた構成に対する性能イン
デツクスを返す。
第2図の反射器を作るのに使用された係数組の値は次の
通りである。
S〔1,・・・,8〕= 〔.0814,.1730,2.706,.07733,.2816, 1.6913,1.9259,1.6351〕 以上、自動車ヘツドライトについて特定の実施例を図示
し説明してきたが、本発明の真の趣旨と範囲の中で種々
の変形が可能である。本発明は歯科用ライト、街燈、家
庭照明および商業照明等他の照明装置に等しく適用可能
だからである。このため請求範囲はこのような変形をす
べて包含するように記述してある。
【図面の簡単な説明】
第1図は透明なカバー・プレートに取り付けられた反射
器の側面図、 第2図は反射器の透視図、 第2A図乃至第2C図は本発明による反射器のそれぞれ
正面図、上部断面図、側部断面図、 第3図はヘツドランプを製造するためのコンピユータ・
エイデイツト・プロセスのフロー・チヤート、 第4図は従来技術の反射器を示す断面図、 第5図および第6図は光源と反射表面のデイジタル・コ
ンピユータで発生されたモデルを示す斜視図(第6図は
光線と球体表面との交点を示す)、 第7図は本発明による反射器が作る低ビーム・パターン
のカンデラ図、 第8図は本発明による反射器が作る高ビーム・パターン
のカンデラ図である。 11……電 球、12……正面カバー 13……反 射 器、14……中央楕円面 15,16……エツジ楕円面 17,18……連 接 21……垂直隆起部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−139288(JP,A) 米国特許3619022(US,A)

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の光分散パターンをそなえた照明装置
    に対する滑らかで小平面を刻んでいない反射器を製作す
    るためのディジタル・コンピュータ・エイディッド・プ
    ロセスにおいて、上記所定の光パターンをディジタル化
    してディジタル・コンピュータの入力とするステップ
    (a) 、上記反射器の表面を指定する複数の形状関数のパ
    ラメータをディジタル化してディジタル・コンピュータ
    の入力とするステップ(b) 、ディジタル的にモデル化さ
    れた分布型光源から放射され、上記反射器と交差し、上
    記反射器から離れたところにある表面上に投射する複数
    の光線路を追跡するステップ(c) 、上記の表面を横切る
    光強度を判定するステップ(d) 、上記光強度を上記所定
    光パターンと比較するステップ(e) 、上記形状関数の上
    記パラメータを上記所定光パターンと適合するように変
    更するステップ(f) 、上記ステップ(c) 乃至(f) を反復
    することにより上記所定光パターンに最も適合する光強
    度を作る形状関数を判定する反復ステップ(g) 、上記パ
    ラメータの変更毎に、明確な法線と約1.27mmより大きい
    最小曲率半径が得られるように上記形状関数の間の接続
    点を平滑化するステップ(h) 、ならびに上記所定光パタ
    ーンに最も適合する光強度を作る形状関数を有する反射
    器を製造するステップ(i) を含むことを特徴とする照明
    装置製造方法。
  2. 【請求項2】各光線と上記反射器の上記表面との交点を
    判定するステップ、上記交点の座標の法線を判定するス
    テップ、上記法線からの各光線路を投影するステップ、
    ならびに各光線路と上記表面との交点の座標を判定する
    ステップが追跡ステップに含まれることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の照明装置製造方法。
  3. 【請求項3】上記表面の各単位面積と交差する光線の数
    を計数するステップが光強度判定ステップに含まれるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記載
    の照明装置製造方法。
  4. 【請求項4】上記所定の光パターンが上記照明装置から
    離れた上記表面上の位置における最小強度および最大強
    度として指定され、かつ各位置に交差する光線路の計数
    結果を光線路の総数で除し、その商を対応する位置に指
    定された強度と比較するステップが比較ステップに含ま
    れることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の照明
    装置製造方法。
  5. 【請求項5】所定の光分散パターンをそなえた照明装置
    に対する滑らかで小平面を刻んでいない反射器を製作す
    るためのディジタル・コンピュータ・エイディッド・プ
    ロセスであって、上記所定の光パターンをディジタル化
    してディジタル・コンピュータの入力とするステップ
    (a) 、上記反射器の表面を指定する複数の形状関数のパ
    ラメータをディジタル化してディジタル・コンピュータ
    の入力とするステップ(b) 、ディジタル的にモデル化さ
    れた分布型光源から放射され、上記反射器と交差し、上
    記反射器から離れたところにある表面上に投射する複数
    の光線路を追跡するステップ(c) 、上記の表面を横切る
    光強度を判定するステップ(d) 、上記光強度を上記所定
    光パターンと比較するステップ(e) 、上記形状関数の上
    記パラメータを上記所定光パターンと適合するように変
    更するステップ(f) 、上記ステップ(c) 乃至(f) を反復
    することにより上記所定光パターンに最も適合する光強
    度を作る形状関数を判定する反復ステップ(g) 、上記パ
    ラメータの変更毎に、明確な法線と約1.27mmより大きい
    最小曲率半径が得られるように上記形状関数の間の接続
    点を平滑化するステップ(h) 、ならびに上記所定光パタ
    ーンに最も適合する光強度を作る形状関数を有する反射
    器を製造するステップ(i) から成る照明装置製造方法に
    おいて、 上記光強度と上記所定光パターンとの比較結果に基づい
    て性能関数を形成するステップを含み、かつ上記プロセ
    スの各ステップを反復することにより上記性能関数を最
    適化することを特徴とする照明装置製造方法。
  6. 【請求項6】上記ディジタル的にモデル化された光源は
    長手方向に温度が分布した中空の円筒によりモデル化さ
    れたフィラメントを含んでいることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の照明装置製造方法。
  7. 【請求項7】上記ディジタル的にモデル化された光源に
    1つ以上のフィラメントを取り囲む透明なエンベロープ
    が含まれていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    または第6項記載の照明装置製造方法。
  8. 【請求項8】上記透明なエンベロープが不透明エンドキ
    ャップ付きのガラス円筒としてモデル化されたことを特
    徴とする特許請求の範囲第7項記載の照明装置製造方
    法。
  9. 【請求項9】上記形状関数に中央の変形楕円面と2つの
    エッジ変形楕円面が含まれていることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の照明装置製造方法。
  10. 【請求項10】上記形状関数がディジタル的にモデル化
    された表面であり、そして上記パラメータを変更するス
    テップには、上記所定の光パターンに適合し上記形状関
    数同士の間の滑らかで連続した接続点を作るための上記
    ディジタル的にモデル化された形状関数のパラメータの
    変更が含まれることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    または第9項記載の照明装置製造方法。
  11. 【請求項11】上記連接から反射された光線を追跡する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第10項記載の照明装置
    製造方法。
  12. 【請求項12】中間に滑らかで連続した連接のある上記
    形状関数をディジタル的にモデル化するステップ、なら
    びに上記連接から反射された光線路を追跡するステップ
    を更に含むことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の照明装置製造方法。
  13. 【請求項13】所定の光分散パターンをそなえた照明装
    置に対する滑らかで小平面を刻んでいない反射器を製作
    するためのディジタル・コンピュータ・エイディッド・
    プロセスであって、上記所定の光パターンをディジタル
    化してディジタル・コンピュータの入力とするステップ
    (a) 、上記反射器の表面を指定する複数の形状関数のパ
    ラメータをディジタル化してディジタル・コンピュータ
    の入力とするステップ(b) 、ディジタル的にモデル化さ
    れた分布型光源から放射され、上記反射器と交差し、上
    記反射器から離れたところにある表面上に投射する複数
    の光線路を追跡するステップ(c) 、上記の表面を横切る
    光強度を判定するステップ(d) 、上記光強度を上記所定
    光パターンと比較するステップ(e) 、上記形状関数の上
    記パラメータを上記所定光パターンと適合するように変
    更するステップ(f) 、上記ステップ(c) 乃至(f) を反復
    することにより上記所定光パターンに最も適合する光強
    度を作る形状関数を判定する反復ステップ(g) 、上記パ
    ラメータの変更毎に、明確な法線と約1.27mmより大きい
    最小曲率半径が得られるように上記形状関数の間の接続
    点を平滑化するステップ(h) 、ならびに上記所定光パタ
    ーンに最も適合する光強度を作る形状関数を有する反射
    器を製造するステップ(i) から成る照明装置製造方法に
    おいて、 上記法線を所定の限度内で変化させることにより、成形
    誤差によって生じるゆがみをモデル化するステップを含
    むことを特徴とする照明装置製造方法。
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