JPH06140118A - インライン設備における条鋼体への給電装置 - Google Patents
インライン設備における条鋼体への給電装置Info
- Publication number
- JPH06140118A JPH06140118A JP4288636A JP28863692A JPH06140118A JP H06140118 A JPH06140118 A JP H06140118A JP 4288636 A JP4288636 A JP 4288636A JP 28863692 A JP28863692 A JP 28863692A JP H06140118 A JPH06140118 A JP H06140118A
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- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単で安価な設備で、しかも給電部での発
熱、スパークの発生ならびにめっき液の付着を防いで、
多本数の条鋼体に対して常時安定して給電することが可
能な給電装置を提供する。 【構成】 球もしくは球状体の導電体2が液体の収容可
能な容器1内に密に収容されて導電性の積層部が形成さ
れ、該積層部中に介挿される条鋼体4に対し、この積層
部を介して給電が成されるとともに、前記容器1の所定
レベルに溢水口3が設けられ、給電作動中を通じて給水
装置6が容器1内に水を供給する。給水装置6は条鋼体
41本について球もしくは球状体と接触する長さ1mm
当たりに、少なくとも0.5ml/sec の水を供給する
給水能力を有する。
熱、スパークの発生ならびにめっき液の付着を防いで、
多本数の条鋼体に対して常時安定して給電することが可
能な給電装置を提供する。 【構成】 球もしくは球状体の導電体2が液体の収容可
能な容器1内に密に収容されて導電性の積層部が形成さ
れ、該積層部中に介挿される条鋼体4に対し、この積層
部を介して給電が成されるとともに、前記容器1の所定
レベルに溢水口3が設けられ、給電作動中を通じて給水
装置6が容器1内に水を供給する。給水装置6は条鋼体
41本について球もしくは球状体と接触する長さ1mm
当たりに、少なくとも0.5ml/sec の水を供給する
給水能力を有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に、電気めっき、電
解洗浄、また、通電加熱による熱処理などの分野で用い
られるインライン設備における条鋼体への給電装置に関
する。
解洗浄、また、通電加熱による熱処理などの分野で用い
られるインライン設備における条鋼体への給電装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、インライン設備における条鋼体へ
の給電方法としては、給電ローラと受けローラとで条
鋼体を挟みつけて給電するローラ方式、給電パンタグ
ラフと受けローラとで条鋼体を挟みつけて給電するパン
タグラフ方式、ガイド管内を上下に摺動する給電棒と
受けローラとで条鋼体を挟みつけて給電する接点棒方
式、一対の受けローラの間で上から押さえ付ける押さ
えローラによって槽内の導電性液体に条鋼体を浸積させ
て該条鋼体に給電する導電性液体方式、導電性液体と
各極板とが収容される2つの槽内に条鋼体を通過する無
接点方式の各例がある。
の給電方法としては、給電ローラと受けローラとで条
鋼体を挟みつけて給電するローラ方式、給電パンタグ
ラフと受けローラとで条鋼体を挟みつけて給電するパン
タグラフ方式、ガイド管内を上下に摺動する給電棒と
受けローラとで条鋼体を挟みつけて給電する接点棒方
式、一対の受けローラの間で上から押さえ付ける押さ
えローラによって槽内の導電性液体に条鋼体を浸積させ
て該条鋼体に給電する導電性液体方式、導電性液体と
各極板とが収容される2つの槽内に条鋼体を通過する無
接点方式の各例がある。
【0003】ローラ方式は、給電部が回転体であるため
に、条鋼体に疵が入り難い利点はあるが、給電部は条鋼
に対しては点接触、鋼帯に対しては線接触であって、接
触面積が小さい、給電部を中心として熱が発生し条鋼体
が酸化するなどから大容量の電流を1箇所から供給でき
ない、振動などによって接触部が容易に離れ易くスパー
クを起こし易い、給油ができないためにローラの回転が
不円滑になりメンテナンスが困難である等の問題があ
る。
に、条鋼体に疵が入り難い利点はあるが、給電部は条鋼
に対しては点接触、鋼帯に対しては線接触であって、接
触面積が小さい、給電部を中心として熱が発生し条鋼体
が酸化するなどから大容量の電流を1箇所から供給でき
ない、振動などによって接触部が容易に離れ易くスパー
クを起こし易い、給油ができないためにローラの回転が
不円滑になりメンテナンスが困難である等の問題があ
る。
【0004】パンタグラフ方式は、設備がローラ方式に
比して簡単である利点はあるが、接触面積が小さい、大
容量の電流を1箇所から供給できない、スパークを起こ
し易い、条鋼体に疵が入り易い等の問題がある。次に接
点棒方式は設備が簡単であるが、パンタグラフ方式同
様、接触面積が小さい、大容量の電流を1箇所から供給
できない、スパークを起こし易い等の問題がある。
比して簡単である利点はあるが、接触面積が小さい、大
容量の電流を1箇所から供給できない、スパークを起こ
し易い、条鋼体に疵が入り易い等の問題がある。次に接
点棒方式は設備が簡単であるが、パンタグラフ方式同
様、接触面積が小さい、大容量の電流を1箇所から供給
できない、スパークを起こし易い等の問題がある。
【0005】導電性液体方式および無接点方式について
は、接触面積が大きい、大容量の電流を1箇所から供給
できる、スパークを生じない等の利点がある一方、設備
が複雑で大規模になる、多本数通しライン用としては不
適当である、設備費が高くなる、導電性液体が条鋼体に
付着してゆく可能性があるなどの問題があり、さらに、
無接点方式は電気めっき装置には適用できない制限があ
る。
は、接触面積が大きい、大容量の電流を1箇所から供給
できる、スパークを生じない等の利点がある一方、設備
が複雑で大規模になる、多本数通しライン用としては不
適当である、設備費が高くなる、導電性液体が条鋼体に
付着してゆく可能性があるなどの問題があり、さらに、
無接点方式は電気めっき装置には適用できない制限があ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の各方
式における問題点の解消を図るために、本出願人は先
に、平成4年特許願第253014号(平成4年9月2
2日出願)に基づいて給電装置に係る新規な先願発明を
提案した。この先願発明の要旨は、球もしくは球状体の
導電体が容器内に密に収容されて導電性の積層部が形成
され、該積層部中に介挿される条鋼体に対し、この積層
部を介して給電が成される構成の給電装置である。しか
して本発明は、先願発明についてさらに改良を図るべく
成されたものであり、本発明の目的は、簡単で安価な設
備で、しかも給電部での発熱、スパークの発生ならびに
めっき液の付着を防いで、多本数の条鋼体に対して常時
安定して給電することが可能な給電装置を提供すること
にある。
式における問題点の解消を図るために、本出願人は先
に、平成4年特許願第253014号(平成4年9月2
2日出願)に基づいて給電装置に係る新規な先願発明を
提案した。この先願発明の要旨は、球もしくは球状体の
導電体が容器内に密に収容されて導電性の積層部が形成
され、該積層部中に介挿される条鋼体に対し、この積層
部を介して給電が成される構成の給電装置である。しか
して本発明は、先願発明についてさらに改良を図るべく
成されたものであり、本発明の目的は、簡単で安価な設
備で、しかも給電部での発熱、スパークの発生ならびに
めっき液の付着を防いで、多本数の条鋼体に対して常時
安定して給電することが可能な給電装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため以下の構成としたものである。即ち、本発
明は、球もしくは球状体の導電体が液体の収容可能な容
器内に密に収容されて導電性の積層部が形成され、該積
層部中に介挿される条鋼体に対し、この積層部を介して
給電が成される給電装置であって、前記容器の所定レベ
ルに溢水口が設けられ、一方、給電作動中を通じて容器
内に水を供給する給水装置が付設されてなることを特徴
とするインライン設備における条鋼体への給電装置であ
る。
達成するため以下の構成としたものである。即ち、本発
明は、球もしくは球状体の導電体が液体の収容可能な容
器内に密に収容されて導電性の積層部が形成され、該積
層部中に介挿される条鋼体に対し、この積層部を介して
給電が成される給電装置であって、前記容器の所定レベ
ルに溢水口が設けられ、一方、給電作動中を通じて容器
内に水を供給する給水装置が付設されてなることを特徴
とするインライン設備における条鋼体への給電装置であ
る。
【0008】本発明はまた、給水装置が、条鋼体1本に
ついて球もしくは球状体と接触する長さ1mm当たり
に、少なくとも0.5ml/sec の水を供給する給水能
力を有する構成が特定されるインライン設備における条
鋼体への給電装置である。
ついて球もしくは球状体と接触する長さ1mm当たり
に、少なくとも0.5ml/sec の水を供給する給水能
力を有する構成が特定されるインライン設備における条
鋼体への給電装置である。
【0009】本発明はまた、前記容器が、条鋼体に直交
差する側壁を相対向して備える断面U字型の板体からな
る導電性容器に形成され、条鋼体が、挿通孔を兼ねて側
壁に設けられる前記溢水口を介して直線走行可能に介挿
される構成が特定されるインライン設備における条鋼体
への給電装置である。
差する側壁を相対向して備える断面U字型の板体からな
る導電性容器に形成され、条鋼体が、挿通孔を兼ねて側
壁に設けられる前記溢水口を介して直線走行可能に介挿
される構成が特定されるインライン設備における条鋼体
への給電装置である。
【0010】
【作用】本発明に従えば、液体の収容可能な容器の内部
にステンレス、銅合金等の導電体の球もしくは球状体を
収容して積層部を形成し、該積層部の間を条鋼体を走行
させることによって、導電体と条鋼体の接触点が多数に
亘るようにした構成であり、さらに、前記容器内に水道
水、工業用水などの水を供給し、球もしくは球状体に絶
えず掛けて洗浄するようにした構成である。従って、球
もしくは球状体の導電体は、常時清浄状態が保持される
ことになり、条鋼体にめっき液が付着して容器内に持ち
込まれても、その都度洗い流されて導電体は、常時清浄
な状態に保たれる。このことによって、球もしくは球状
体の導電体は、絶えず安定した導電性が保持される。
にステンレス、銅合金等の導電体の球もしくは球状体を
収容して積層部を形成し、該積層部の間を条鋼体を走行
させることによって、導電体と条鋼体の接触点が多数に
亘るようにした構成であり、さらに、前記容器内に水道
水、工業用水などの水を供給し、球もしくは球状体に絶
えず掛けて洗浄するようにした構成である。従って、球
もしくは球状体の導電体は、常時清浄状態が保持される
ことになり、条鋼体にめっき液が付着して容器内に持ち
込まれても、その都度洗い流されて導電体は、常時清浄
な状態に保たれる。このことによって、球もしくは球状
体の導電体は、絶えず安定した導電性が保持される。
【0011】なお、球もしくは球状体の導電体にめっき
液が付着したとすると、液の状態では導電性は優れてい
るが、乾燥することによって導電性の低下を生じて、電
圧の上昇現象に基づいてスパークが発生し易くなり、ま
た、めっき液の付着状態が長くなると球もしくは球状体
が腐食されてくる問題が有るが、本発明の実施によって
これらの問題点は解消される。
液が付着したとすると、液の状態では導電性は優れてい
るが、乾燥することによって導電性の低下を生じて、電
圧の上昇現象に基づいてスパークが発生し易くなり、ま
た、めっき液の付着状態が長くなると球もしくは球状体
が腐食されてくる問題が有るが、本発明の実施によって
これらの問題点は解消される。
【0012】このように、導電体が球もしくは球状体の
集合体によって形成される本発明装置は、コンパクトで
多数の接触点を確保でき、条鋼体に曲がりがあった場合
や、振動をうけた場合などでも条鋼体の動きに導電体が
良く追随して動き易く、接触点数の変動が少なく安定し
ている。更に、導電体は表面が滑らかな球または球状体
であるので、条鋼体に疵を付けることがない。
集合体によって形成される本発明装置は、コンパクトで
多数の接触点を確保でき、条鋼体に曲がりがあった場合
や、振動をうけた場合などでも条鋼体の動きに導電体が
良く追随して動き易く、接触点数の変動が少なく安定し
ている。更に、導電体は表面が滑らかな球または球状体
であるので、条鋼体に疵を付けることがない。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について添付図面を参
照しながら説明する。図1は、本発明の実施例に係る概
略構造を示す断面図である。銅製の容器1内にステンレ
ス鋼球からなる導電体2が密に収容される。容器1は金
属製例えば銅製であって、液体が収容可能な断面U字溝
型を成す角型容器に形成され、平行に相対向する両側壁
の中間部には、被めっき線である条鋼体4を挿通させる
ための挿通孔3が、等レベルの対称位置に開けられる。
この挿通孔3は、容器1内に収容する液体例えば工業用
水をオーバフローさせるための溢水口も兼ねさせてい
る。容器1の直上部には、工業用水管で実現される給水
装置6が設けられ、適宜量の工業用水を連続的に容器1
内に給水することが可能である。
照しながら説明する。図1は、本発明の実施例に係る概
略構造を示す断面図である。銅製の容器1内にステンレ
ス鋼球からなる導電体2が密に収容される。容器1は金
属製例えば銅製であって、液体が収容可能な断面U字溝
型を成す角型容器に形成され、平行に相対向する両側壁
の中間部には、被めっき線である条鋼体4を挿通させる
ための挿通孔3が、等レベルの対称位置に開けられる。
この挿通孔3は、容器1内に収容する液体例えば工業用
水をオーバフローさせるための溢水口も兼ねさせてい
る。容器1の直上部には、工業用水管で実現される給水
装置6が設けられ、適宜量の工業用水を連続的に容器1
内に給水することが可能である。
【0014】この容器1は、直流電源の負極に対して給
電線5によって接続され、これによって導電体2を介し
て挿通孔3に挿通した条鋼体4に給電が成される。容器
1の幅は、20mmとし、球径5mmのステンレス鋼球
からなる導電体2を高さ30mmまで入れ、その中程、
例えば高さ20mmの部分に一対の挿通孔3を開ける一
方、工業用水管6から工業用水を容器1内に連続給水し
て挿通孔3のレベルまで溜め水8させ、かつ挿通孔3か
ら余剰水をオーバフロー7させながら、前記挿通孔3,
3間に条鋼体4を通し走行させた。条鋼体4の線速度
は、30m/分、電流は1箇所の給電部から30A/d
m2 を流して条鋼体4にめっきさせた。また、比較装置
として、給水を行わない他は全く同じ条件のものを使用
し、被めっき線である条鋼体4を走行させめっきを行っ
た。それぞれの被めっき線を比較調査し、スパーク発生
個数を測定した。それらの結果は、下記〔表1〕に示す
通りである。
電線5によって接続され、これによって導電体2を介し
て挿通孔3に挿通した条鋼体4に給電が成される。容器
1の幅は、20mmとし、球径5mmのステンレス鋼球
からなる導電体2を高さ30mmまで入れ、その中程、
例えば高さ20mmの部分に一対の挿通孔3を開ける一
方、工業用水管6から工業用水を容器1内に連続給水し
て挿通孔3のレベルまで溜め水8させ、かつ挿通孔3か
ら余剰水をオーバフロー7させながら、前記挿通孔3,
3間に条鋼体4を通し走行させた。条鋼体4の線速度
は、30m/分、電流は1箇所の給電部から30A/d
m2 を流して条鋼体4にめっきさせた。また、比較装置
として、給水を行わない他は全く同じ条件のものを使用
し、被めっき線である条鋼体4を走行させめっきを行っ
た。それぞれの被めっき線を比較調査し、スパーク発生
個数を測定した。それらの結果は、下記〔表1〕に示す
通りである。
【0015】
【表1】
【0016】上記の試験結果から明らかであるが、被め
っき線のスパーク発生個数は、給電部に水を供給するこ
とによって減少しており、しかも、条鋼体4が球状体の
導電体2と接触する長さ1mm/本当たりについて0.
5ml/sec 以上の水を供給すれば、スパーク発生個数
は0となることが判明した。なお、容器1内は球状体と
球状体との間に隙間があり、水は1箇所から供給しても
容器1内全体に拡がるため問題はないが、例えばスプレ
ー等で最初から容器全体に均一に散布給水することがよ
り好ましい。また、水質は、工業用水程度で充分であ
り、特に、清浄度の高い水を使用する必要はない。
っき線のスパーク発生個数は、給電部に水を供給するこ
とによって減少しており、しかも、条鋼体4が球状体の
導電体2と接触する長さ1mm/本当たりについて0.
5ml/sec 以上の水を供給すれば、スパーク発生個数
は0となることが判明した。なお、容器1内は球状体と
球状体との間に隙間があり、水は1箇所から供給しても
容器1内全体に拡がるため問題はないが、例えばスプレ
ー等で最初から容器全体に均一に散布給水することがよ
り好ましい。また、水質は、工業用水程度で充分であ
り、特に、清浄度の高い水を使用する必要はない。
【0017】
【発明の効果】以上述べた通り、本発明によれば、給電
部において球もしくは球状体の導電体に対して、絶えず
水をかけて洗浄させることにより、条鋼体にめっき液等
異物が付着して給電部に持ち込まれても直ちに洗い流さ
れて溢水口から排出される。従って、球もしくは球状体
の導電体は、常時安定した導電性が保持される。
部において球もしくは球状体の導電体に対して、絶えず
水をかけて洗浄させることにより、条鋼体にめっき液等
異物が付着して給電部に持ち込まれても直ちに洗い流さ
れて溢水口から排出される。従って、球もしくは球状体
の導電体は、常時安定した導電性が保持される。
【0018】さらに、本発明によれば、導電体は球また
は球状体であって、表面を滑らかに形成し得るので、条
鋼体の動きに容易に追随できることと相俟って、スパー
クの発生をなくするとともに、条鋼体に全く疵を与えな
い利点もある。
は球状体であって、表面を滑らかに形成し得るので、条
鋼体の動きに容易に追随できることと相俟って、スパー
クの発生をなくするとともに、条鋼体に全く疵を与えな
い利点もある。
【図1】本発明の実施例に係る概略構造を示す断面図で
ある。
ある。
1…容器、 1A,1B…側壁、 2…導電体、 3…挿通孔(溢水口)、 4…条鋼体、 5…給電線、 6…給水装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 雅夫 尼崎市中浜町10番地1 神鋼鋼線工業株式 会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 球もしくは球状体の導電体が液体の収容
可能な容器内に密に収容されて導電性の積層部が形成さ
れ、該積層部中に介挿される条鋼体に対し、この積層部
を介して給電が成される給電装置であって、前記容器の
所定レベルに溢水口が設けられ、一方、給電作動中を通
じて容器内に水を供給する給水装置が付設されてなるこ
とを特徴とするインライン設備における条鋼体への給電
装置。 - 【請求項2】 給水装置が、条鋼体1本について球もし
くは球状体と接触する長さ1mm当たりに、少なくとも
0.5ml/sec の水を供給する給水能力を有する請求
項1記載のインライン設備における条鋼体への給電装
置。 - 【請求項3】 前記容器が、条鋼体に直交差する側壁を
相対向して備える断面U字型の板体からなる導電性容器
に形成され、条鋼体が、挿通孔を兼ねて側壁に設けられ
る前記溢水口を介して直線走行可能に介挿される請求項
1または2に記載のインライン設備における条鋼体への
給電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4288636A JPH081820B2 (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | インライン設備における条鋼体への給電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4288636A JPH081820B2 (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | インライン設備における条鋼体への給電装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06140118A true JPH06140118A (ja) | 1994-05-20 |
JPH081820B2 JPH081820B2 (ja) | 1996-01-10 |
Family
ID=17732737
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4288636A Expired - Lifetime JPH081820B2 (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | インライン設備における条鋼体への給電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH081820B2 (ja) |
-
1992
- 1992-10-27 JP JP4288636A patent/JPH081820B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH081820B2 (ja) | 1996-01-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960625 |