JPH06139205A - 共通資源排他制御方式 - Google Patents
共通資源排他制御方式Info
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- JPH06139205A JPH06139205A JP29188092A JP29188092A JPH06139205A JP H06139205 A JPH06139205 A JP H06139205A JP 29188092 A JP29188092 A JP 29188092A JP 29188092 A JP29188092 A JP 29188092A JP H06139205 A JPH06139205 A JP H06139205A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数のプロセッサが他プロセッサの管理する
共通資源を相互に獲得して処理を実行するマルチプロセ
ッサシステムにおける共通資源排他制御方式に関し、他
のプロセッサが生成したタスクも、共通資源が獲得可能
となる迄待機可能とすることを目的とする。 【構成】 任意のプロセッサ(1)が、他のプロセッサ
(1)のタスク(101)から獲得を要求された自己の
管理する共通資源(2)が塞がっていた場合に、要求元
のタスク(101)に関する情報を格納する仮想タスク
制御情報(TCB K )を作成し、共通資源(2)の獲得
を待機する待行列(11)に接続し、待機中の仮想タス
ク制御情報(TCBK )が所要の共通資源(2)を使用
可能状態となった場合に待行列(11)から解放して共
通資源(2)を獲得させる様に構成する。
共通資源を相互に獲得して処理を実行するマルチプロセ
ッサシステムにおける共通資源排他制御方式に関し、他
のプロセッサが生成したタスクも、共通資源が獲得可能
となる迄待機可能とすることを目的とする。 【構成】 任意のプロセッサ(1)が、他のプロセッサ
(1)のタスク(101)から獲得を要求された自己の
管理する共通資源(2)が塞がっていた場合に、要求元
のタスク(101)に関する情報を格納する仮想タスク
制御情報(TCB K )を作成し、共通資源(2)の獲得
を待機する待行列(11)に接続し、待機中の仮想タス
ク制御情報(TCBK )が所要の共通資源(2)を使用
可能状態となった場合に待行列(11)から解放して共
通資源(2)を獲得させる様に構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のプロセッサが他
プロセッサの管理する共通資源を相互に獲得して処理を
実行するマルチプロセッサシステムにおける共通資源排
他制御方式に関する。
プロセッサの管理する共通資源を相互に獲得して処理を
実行するマルチプロセッサシステムにおける共通資源排
他制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図6はシングルプロセッサシステムの一
例を示す図であり、図7はプロセッサ内の待行列の一例
を示す図であり、図8は図7におけるタスク制御情報の
一例を示す図であり、図9はマルチプロセッサシステム
の一例を示す図であり、図10は従来ある共通資源獲得過
程の一例を示す図である。
例を示す図であり、図7はプロセッサ内の待行列の一例
を示す図であり、図8は図7におけるタスク制御情報の
一例を示す図であり、図9はマルチプロセッサシステム
の一例を示す図であり、図10は従来ある共通資源獲得過
程の一例を示す図である。
【0003】図6に示されるシングルプロセッサシステ
ムは、一台のプロセッサ(1)と、プロセッサ(1)が
管理する共通資源(2)(例えば所定記憶容量を有する
記憶領域、プリンタその他の入出力装置等)とを具備し
ている。
ムは、一台のプロセッサ(1)と、プロセッサ(1)が
管理する共通資源(2)(例えば所定記憶容量を有する
記憶領域、プリンタその他の入出力装置等)とを具備し
ている。
【0004】プロセッサ(1)が生成するタスクは、共
通資源(2)を獲得して所定の処理を実行する。プロセ
ッサ(1)は、各タスクに所要の共通資源(2)を獲得
させる為に、空き共通資源数(X)を管理しており、任
意のタスクが所要数〔以後共通資源要求数(A)と称す
る〕の共通資源(2)の獲得を要求した場合に、空き共
通資源数(X)と共通資源要求数(A)とを比較し、空
き共通資源数(X)が共通資源要求数(A)以上であれ
ば、要求元のタスクに共通資源(2)の獲得を許容する
と共に、空き共通資源数(X)から共通資源要求数
(A)を減算し、また空き共通資源数(X)が共通資源
要求数(A)未満であれば、タスクを共通資源(2)の
獲得待ち状態とし、タスクに対応して生成したタスク制
御情報(TCB)を待行列(11)に接続する。
通資源(2)を獲得して所定の処理を実行する。プロセ
ッサ(1)は、各タスクに所要の共通資源(2)を獲得
させる為に、空き共通資源数(X)を管理しており、任
意のタスクが所要数〔以後共通資源要求数(A)と称す
る〕の共通資源(2)の獲得を要求した場合に、空き共
通資源数(X)と共通資源要求数(A)とを比較し、空
き共通資源数(X)が共通資源要求数(A)以上であれ
ば、要求元のタスクに共通資源(2)の獲得を許容する
と共に、空き共通資源数(X)から共通資源要求数
(A)を減算し、また空き共通資源数(X)が共通資源
要求数(A)未満であれば、タスクを共通資源(2)の
獲得待ち状態とし、タスクに対応して生成したタスク制
御情報(TCB)を待行列(11)に接続する。
【0005】タスク制御情報(TCB)は、図8に示さ
れる如く、待行列(11)に接続する為のリンク情報
(IA )と、各タスクを識別する為にプロセッサ(1)
が付与するタスク識別情報(IB )と、各タスクの現状
〔例えば実行可能状態、或いは共通資源獲得待ち状態
等〕を示すタスク状態情報(IC )と、待ち共通資源ア
ドレス(ID )と、待ち共通資源要求数(IE =A)
と、その他(IF )とを内蔵している。
れる如く、待行列(11)に接続する為のリンク情報
(IA )と、各タスクを識別する為にプロセッサ(1)
が付与するタスク識別情報(IB )と、各タスクの現状
〔例えば実行可能状態、或いは共通資源獲得待ち状態
等〕を示すタスク状態情報(IC )と、待ち共通資源ア
ドレス(ID )と、待ち共通資源要求数(IE =A)
と、その他(IF )とを内蔵している。
【0006】やがて実行終了したタスクが獲得中の共通
資源(2)を返却し、空き共通資源数(X)が返却数だ
け増加すると、待行列(11)に接続されている先頭の
タスク制御情報(TCB)から順次空き共通資源数
(X)と共通資源要求数(A)とが比較され、前述の条
件が成立したタスクに共通資源(2)の獲得が許容され
る。
資源(2)を返却し、空き共通資源数(X)が返却数だ
け増加すると、待行列(11)に接続されている先頭の
タスク制御情報(TCB)から順次空き共通資源数
(X)と共通資源要求数(A)とが比較され、前述の条
件が成立したタスクに共通資源(2)の獲得が許容され
る。
【0007】一方、図9に示されるマルチプロセッサシ
ステムは、N台のプロセッサ(1)〔個々のプロセッサ
を(11 )乃至(1N )と称する〕を具備している。各
プロセッサ(1)は、それぞれ共通資源(2)を管理し
ており、任意のプロセッサ(1)が管理する共通資源
(2)を、他のプロセッサ(1)が自己の生成したタス
クを実行する為に獲得を要求する場合がある。
ステムは、N台のプロセッサ(1)〔個々のプロセッサ
を(11 )乃至(1N )と称する〕を具備している。各
プロセッサ(1)は、それぞれ共通資源(2)を管理し
ており、任意のプロセッサ(1)が管理する共通資源
(2)を、他のプロセッサ(1)が自己の生成したタス
クを実行する為に獲得を要求する場合がある。
【0008】なお他のプロセッサ(1)が管理する共通
資源(2)の獲得を要求する場合等に必要となる、プロ
セッサ(1)相互間の情報交換は、プロセッサ間通信領
域(3)を経由して、例えば図10に示される如き過程で
実行される。
資源(2)の獲得を要求する場合等に必要となる、プロ
セッサ(1)相互間の情報交換は、プロセッサ間通信領
域(3)を経由して、例えば図10に示される如き過程で
実行される。
【0009】図9および図10において、プロセッサ(1
2 )が生成中のタスクを実行する為に、プロセッサ(1
1 )の管理する共通資源(2)の獲得〔共通資源要求数
(A=1)〕を必要とする場合に、〔共通資源要求数
(A=1)〕を含む共通資源獲得要求信号(a〔A=
1〕)を作成し、プロセッサ間通信領域(3)を経由し
てプロセッサ(11 )に転送する。
2 )が生成中のタスクを実行する為に、プロセッサ(1
1 )の管理する共通資源(2)の獲得〔共通資源要求数
(A=1)〕を必要とする場合に、〔共通資源要求数
(A=1)〕を含む共通資源獲得要求信号(a〔A=
1〕)を作成し、プロセッサ間通信領域(3)を経由し
てプロセッサ(11 )に転送する。
【0010】プロセッサ(11 )は、プロセッサ
(12 )から転送された共通資源獲得要求信号(a〔A
=1〕)を受信すると、保有する空き共通資源数(X)
と、共通資源獲得要求信号(a〔A=1〕)により転送
された共通資源要求数(A=1)とを比較し、空き共通
資源数(X)が共通資源要求数(A)以上であることを
確認すると、要求元のプロセッサ(12 )に共通資源
(2)を共通資源要求数(A=1)だけ獲得を許容する
旨を通知する共通資源獲得通知信号(b)を作成し、プ
ロセッサ間通信領域(3)を経由してプロセッサ
(12 )に転送すると共に、空き共通資源数(X=1)
から共通資源要求数(A=1)を減算して空き共通資源
数(X=0)と更新する。
(12 )から転送された共通資源獲得要求信号(a〔A
=1〕)を受信すると、保有する空き共通資源数(X)
と、共通資源獲得要求信号(a〔A=1〕)により転送
された共通資源要求数(A=1)とを比較し、空き共通
資源数(X)が共通資源要求数(A)以上であることを
確認すると、要求元のプロセッサ(12 )に共通資源
(2)を共通資源要求数(A=1)だけ獲得を許容する
旨を通知する共通資源獲得通知信号(b)を作成し、プ
ロセッサ間通信領域(3)を経由してプロセッサ
(12 )に転送すると共に、空き共通資源数(X=1)
から共通資源要求数(A=1)を減算して空き共通資源
数(X=0)と更新する。
【0011】続いて、他のプロセッサ(13 )が生成中
のタスクを実行する為に、プロセッサ(11 )の管理す
る共通資源(2)の獲得〔共通資源要求数(A=1)〕
を必要とする場合に、プロセッサ(12 )と同様に共通
資源獲得要求信号(a〔A=1〕)を作成し、プロセッ
サ間通信領域(3)を経由してプロセッサ(11 )に転
送する。
のタスクを実行する為に、プロセッサ(11 )の管理す
る共通資源(2)の獲得〔共通資源要求数(A=1)〕
を必要とする場合に、プロセッサ(12 )と同様に共通
資源獲得要求信号(a〔A=1〕)を作成し、プロセッ
サ間通信領域(3)を経由してプロセッサ(11 )に転
送する。
【0012】プロセッサ(11 )は、プロセッサ
(13 )から転送された共通資源獲得要求信号(a〔A
=1〕)を受信すると、保有する空き共通資源数(X=
0)と、共通資源獲得要求信号(a〔A=1〕)により
転送された共通資源要求数(A=1)とを比較し、空き
共通資源数(X)が共通資源要求数(A)未満であるこ
とを確認すると、要求元のプロセッサ(13 )に共通資
源(2)を共通資源要求数(A=1)だけ獲得を許容出
来ぬ旨を通知する共通資源獲得不能通知信号(c)を作
成し、プロセッサ間通信領域(3)を経由してプロセッ
サ(13 )に転送する。
(13 )から転送された共通資源獲得要求信号(a〔A
=1〕)を受信すると、保有する空き共通資源数(X=
0)と、共通資源獲得要求信号(a〔A=1〕)により
転送された共通資源要求数(A=1)とを比較し、空き
共通資源数(X)が共通資源要求数(A)未満であるこ
とを確認すると、要求元のプロセッサ(13 )に共通資
源(2)を共通資源要求数(A=1)だけ獲得を許容出
来ぬ旨を通知する共通資源獲得不能通知信号(c)を作
成し、プロセッサ間通信領域(3)を経由してプロセッ
サ(13 )に転送する。
【0013】なおプロセッサ(11 )は、自己の生成し
たタスクに対応するタスク制御情報(TCB)は作成し
ているが、他のプロセッサ(12 )乃至(1N )の生成
したタスクに対応するタスク制御情報(TCB)は生成
していない為、待行列(11)には自己の生成したタス
クに対応するタスク制御情報(TCB)のみを接続し、
他のプロセッサ(12 )乃至(1N )の生成したタスク
に対応するタスク制御情報(TCB)は接続されない。
たタスクに対応するタスク制御情報(TCB)は作成し
ているが、他のプロセッサ(12 )乃至(1N )の生成
したタスクに対応するタスク制御情報(TCB)は生成
していない為、待行列(11)には自己の生成したタス
クに対応するタスク制御情報(TCB)のみを接続し、
他のプロセッサ(12 )乃至(1N )の生成したタスク
に対応するタスク制御情報(TCB)は接続されない。
【0014】従って、後刻、共通資源(2)の獲得を許
容されたプロセッサ(12 )の生成したタスクが実行終
了し、獲得中の共通資源(2)が不要となり、共通資源
返却数(B=1)の共通資源(2)の返却を通知する共
通資源返却信号(d〔B=1〕)を作成し、プロセッサ
間通信領域(3)を経由してプロセッサ(11 )に転送
した場合に、プロセッサ(11 )は保有する空き共通資
源数(X=0)に、共通資源返却信号(d〔B=1〕)
により転送された共通資源返却数(B=1)を加算し、
空き共通資源数(X)を更新した結果、自プロセッサ
(11 )内で生成し、待行列(11)に接続されて共通
資源(2)の獲得を待機中のタスクには、シングルプロ
セッサにおけると同様に、獲得を許容するが、待行列
(11)に接続されていない、プロセッサ(13 )が生
成したタスクには、共通資源(2)の獲得を許容するこ
とは無い。
容されたプロセッサ(12 )の生成したタスクが実行終
了し、獲得中の共通資源(2)が不要となり、共通資源
返却数(B=1)の共通資源(2)の返却を通知する共
通資源返却信号(d〔B=1〕)を作成し、プロセッサ
間通信領域(3)を経由してプロセッサ(11 )に転送
した場合に、プロセッサ(11 )は保有する空き共通資
源数(X=0)に、共通資源返却信号(d〔B=1〕)
により転送された共通資源返却数(B=1)を加算し、
空き共通資源数(X)を更新した結果、自プロセッサ
(11 )内で生成し、待行列(11)に接続されて共通
資源(2)の獲得を待機中のタスクには、シングルプロ
セッサにおけると同様に、獲得を許容するが、待行列
(11)に接続されていない、プロセッサ(13 )が生
成したタスクには、共通資源(2)の獲得を許容するこ
とは無い。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】以上の説明から明らか
な如く、従来あるマルチプロセッサシステムにおいて
は、自プロセッサ(11 )内で生成したタスクに対応す
るタスク制御情報(TCB)は、待行列(11)に接続
して空き共通資源数(X)が更新される度に獲得の可否
を検査するが、他プロセッサ(12 )乃至(1N )で生
成されたタスクに対応するタスク制御情報(TCB)
は、待行列(11)に接続せず、空き共通資源数(X)
が更新されても獲得の可否を検査する対象とは出来なか
った。
な如く、従来あるマルチプロセッサシステムにおいて
は、自プロセッサ(11 )内で生成したタスクに対応す
るタスク制御情報(TCB)は、待行列(11)に接続
して空き共通資源数(X)が更新される度に獲得の可否
を検査するが、他プロセッサ(12 )乃至(1N )で生
成されたタスクに対応するタスク制御情報(TCB)
は、待行列(11)に接続せず、空き共通資源数(X)
が更新されても獲得の可否を検査する対象とは出来なか
った。
【0016】本発明は、他のプロセッサが生成したタス
クも、共通資源が獲得可能となるのを待機可能とするこ
とを目的とする。
クも、共通資源が獲得可能となるのを待機可能とするこ
とを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理を示
す図である。図1において、1は本発明の対象となる複
数のプロセッサ、2はプロセッサ(1)が管理する共通
資源、11はタスクが共通資源(2)を獲得可能となる
のを待機する待行列、101はプロセッサ(1)が生成
するタスクである。
す図である。図1において、1は本発明の対象となる複
数のプロセッサ、2はプロセッサ(1)が管理する共通
資源、11はタスクが共通資源(2)を獲得可能となる
のを待機する待行列、101はプロセッサ(1)が生成
するタスクである。
【0018】(TCBK )は、本発明により設けられた
仮想タスク制御情報である。
仮想タスク制御情報である。
【0019】
【作用】仮想タスク制御情報(TCBK )は、任意のプ
ロセッサ(1)が、他のプロセッサ(1)の生成による
タスク(101)から獲得を要求された自己の管理する
共通資源(2)が塞がっていた場合に、要求元の前記タ
スク(101)に関する情報が格納されて作成され、共
通資源(2)の獲得を待機する待行列(11)に接続さ
れる。
ロセッサ(1)が、他のプロセッサ(1)の生成による
タスク(101)から獲得を要求された自己の管理する
共通資源(2)が塞がっていた場合に、要求元の前記タ
スク(101)に関する情報が格納されて作成され、共
通資源(2)の獲得を待機する待行列(11)に接続さ
れる。
【0020】その結果、プロセッサ(1)は、待機中の
仮想タスク制御情報(TCBK )が所要の共通資源
(2)を使用可能な状態となった場合に、仮想タスク制
御情報(TCBK )を待行列(11)から解放して共通
資源(2)を獲得させる。
仮想タスク制御情報(TCBK )が所要の共通資源
(2)を使用可能な状態となった場合に、仮想タスク制
御情報(TCBK )を待行列(11)から解放して共通
資源(2)を獲得させる。
【0021】なお、タスク(101)が共通資源(2)
を獲得する迄に許容される時間を予め指定されていた場
合に、プロセッサ(1)は待行列(11)に接続後の経
過時間を監視し、所望の共通資源(2)を獲得出来る以
前に前述の許容時間が経過した場合に、該当する仮想タ
スク制御情報(TCBK )を待行列(11)から解放す
ることが考慮される。
を獲得する迄に許容される時間を予め指定されていた場
合に、プロセッサ(1)は待行列(11)に接続後の経
過時間を監視し、所望の共通資源(2)を獲得出来る以
前に前述の許容時間が経過した場合に、該当する仮想タ
スク制御情報(TCBK )を待行列(11)から解放す
ることが考慮される。
【0022】従って、他のプロセッサが生成したタスク
も、自プロセッサの生成したタスクと同様に、自プロセ
ッサの管理する共通資源が空き次第、獲得を許容するこ
とが可能となり、当該マルチプロセッサシステムにおけ
る処理効率が大幅に向上する。
も、自プロセッサの生成したタスクと同様に、自プロセ
ッサの管理する共通資源が空き次第、獲得を許容するこ
とが可能となり、当該マルチプロセッサシステムにおけ
る処理効率が大幅に向上する。
【0023】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。図2は本発明の一実施例によるプロセッサを示す図
であり、図3は図2におけるタスク制御情報の一例を示
す図であり、図4は図2における仮想タスク制御情報の
一例を示す図であり、図5は図2における共通資源獲得
過程の一例を示す図である。なお、全図を通じて同一符
号は同一対象物を示す。また対象とするマルチプロセッ
サシステムは図9に示す通りとする。
る。図2は本発明の一実施例によるプロセッサを示す図
であり、図3は図2におけるタスク制御情報の一例を示
す図であり、図4は図2における仮想タスク制御情報の
一例を示す図であり、図5は図2における共通資源獲得
過程の一例を示す図である。なお、全図を通じて同一符
号は同一対象物を示す。また対象とするマルチプロセッ
サシステムは図9に示す通りとする。
【0024】図2においては、図1におけるプロセッサ
(1)、待行列(11)、タスク(101)および仮想
タスク制御情報(TCBK )の他に、他機待行列(1
2)、起床要求待行列(13)および時間切待行列(1
4)が示されている。
(1)、待行列(11)、タスク(101)および仮想
タスク制御情報(TCBK )の他に、他機待行列(1
2)、起床要求待行列(13)および時間切待行列(1
4)が示されている。
【0025】各他機待行列(12)、起床要求待行列
(13)および時間切待行列(14)の役割は、後述す
る。図2において、プロセッサ(1)は、自己の生成し
た各タスク(101)に対応して、図3に示す如きタス
ク制御情報(TCB)を生成する。
(13)および時間切待行列(14)の役割は、後述す
る。図2において、プロセッサ(1)は、自己の生成し
た各タスク(101)に対応して、図3に示す如きタス
ク制御情報(TCB)を生成する。
【0026】図3に示されるタスク制御情報(TCB)
の、図8に示されるタスク制御情報(TCB)と異なる
点は、図8におけるタスク状態情報(IC )の代わり
に、他のプロセッサ(1)の共通資源(2)を待機中の
状態をも含むタスク状態情報(ICC)が使用され、また
図8に設けられていなかった仮想タスク制御情報アクセ
スキー(IG )が設けられていることにある。
の、図8に示されるタスク制御情報(TCB)と異なる
点は、図8におけるタスク状態情報(IC )の代わり
に、他のプロセッサ(1)の共通資源(2)を待機中の
状態をも含むタスク状態情報(ICC)が使用され、また
図8に設けられていなかった仮想タスク制御情報アクセ
スキー(IG )が設けられていることにある。
【0027】更にプロセッサ(1)は、他のプロセッサ
(1)が生成し、自プロセッサ(1)が管理する共通資
源(2)の獲得を要求して待機中のタスク(101)に
割当て可能な、図4に示される如き仮想タスク制御情報
(TCBK )を、所定数準備している。
(1)が生成し、自プロセッサ(1)が管理する共通資
源(2)の獲得を要求して待機中のタスク(101)に
割当て可能な、図4に示される如き仮想タスク制御情報
(TCBK )を、所定数準備している。
【0028】図4に示される仮想タスク制御情報(TC
BK )の、図3に示されるタスク制御情報(TCB)と
異なる点は、図3における自プロセッサ(1)の生成し
たタスク(101)のみを識別するタスク識別情報(I
B )の代わりに、当該タスク(101)を生成したプロ
セッサ(1)の識別情報と、該プロセッサ(1)の生成
したタスク(101)の識別情報とを含むタスク識別情
報(IBB)が使用され、また図3に設けられていない時
間切待行列ポインタ(IH )が設けられていることにあ
る。
BK )の、図3に示されるタスク制御情報(TCB)と
異なる点は、図3における自プロセッサ(1)の生成し
たタスク(101)のみを識別するタスク識別情報(I
B )の代わりに、当該タスク(101)を生成したプロ
セッサ(1)の識別情報と、該プロセッサ(1)の生成
したタスク(101)の識別情報とを含むタスク識別情
報(IBB)が使用され、また図3に設けられていない時
間切待行列ポインタ(IH )が設けられていることにあ
る。
【0029】図2乃至図5および図9において、プロセ
ッサ(11 )が管理する共通資源(2)を、空き共通資
源数(X=2)の状態で保有しているとする。かかる状
態で、プロセッサ(12 )が生成中のタスク(10
121)を実行する為に、プロセッサ(11 )の管理する
共通資源(2)の獲得〔共通資源要求数(A=1)〕を
必要とする場合に、〔共通資源要求数(A=1)〕を含
む共通資源獲得要求信号(a21〔A=1〕)を作成し、
プロセッサ間通信領域(3)を経由してプロセッサ(1
1 )に転送する。
ッサ(11 )が管理する共通資源(2)を、空き共通資
源数(X=2)の状態で保有しているとする。かかる状
態で、プロセッサ(12 )が生成中のタスク(10
121)を実行する為に、プロセッサ(11 )の管理する
共通資源(2)の獲得〔共通資源要求数(A=1)〕を
必要とする場合に、〔共通資源要求数(A=1)〕を含
む共通資源獲得要求信号(a21〔A=1〕)を作成し、
プロセッサ間通信領域(3)を経由してプロセッサ(1
1 )に転送する。
【0030】プロセッサ(11 )は、プロセッサ
(12 )から転送された共通資源獲得要求信号(a
21〔A=1〕)を受信すると、保有する空き共通資源数
(X=2)と、共通資源獲得要求信号(a21〔A=
1〕)により転送された共通資源要求数(A=1)とを
比較し、空き共通資源数(X)が共通資源要求数(A)
以上であることを確認すると、要求元のプロセッサ(1
2 )に共通資源(2)をタスク(10121)の為に共通
資源要求数(A=1)だけ獲得を許容する旨を通知する
共通資源獲得通知信号(b21)を作成し、プロセッサ間
通信領域(3)を経由してプロセッサ(12 )に転送す
ると共に、空き共通資源数(X=2)から共通資源要求
数(A=1)を減算して空き共通資源数(X=1)と更
新する。
(12 )から転送された共通資源獲得要求信号(a
21〔A=1〕)を受信すると、保有する空き共通資源数
(X=2)と、共通資源獲得要求信号(a21〔A=
1〕)により転送された共通資源要求数(A=1)とを
比較し、空き共通資源数(X)が共通資源要求数(A)
以上であることを確認すると、要求元のプロセッサ(1
2 )に共通資源(2)をタスク(10121)の為に共通
資源要求数(A=1)だけ獲得を許容する旨を通知する
共通資源獲得通知信号(b21)を作成し、プロセッサ間
通信領域(3)を経由してプロセッサ(12 )に転送す
ると共に、空き共通資源数(X=2)から共通資源要求
数(A=1)を減算して空き共通資源数(X=1)と更
新する。
【0031】続いて、プロセッサ(12 )が生成中のタ
スク(10122)を実行する為に、プロセッサ(11 )
の管理する共通資源(2)の獲得〔共通資源要求数(A
=1)〕を必要とする場合に、前述と同様に、〔共通資
源要求数(A=1)〕を含む共通資源獲得要求信号(a
22〔A=1〕)を作成し、プロセッサ間通信領域(3)
を経由してプロセッサ(11 )に転送する。
スク(10122)を実行する為に、プロセッサ(11 )
の管理する共通資源(2)の獲得〔共通資源要求数(A
=1)〕を必要とする場合に、前述と同様に、〔共通資
源要求数(A=1)〕を含む共通資源獲得要求信号(a
22〔A=1〕)を作成し、プロセッサ間通信領域(3)
を経由してプロセッサ(11 )に転送する。
【0032】プロセッサ(11 )は、プロセッサ
(12 )から転送された共通資源獲得要求信号(a
22〔A=1〕)を受信すると、保有する空き共通資源数
(X=1)と、共通資源獲得要求信号(a22〔A=
1〕)により転送された共通資源要求数(A=1)とを
比較し、空き共通資源数(X)が共通資源要求数(A)
以上であることを確認すると、要求元のプロセッサ(1
2 )に共通資源(2)をタスク(10122)の為に共通
資源要求数(A=1)だけ獲得を許容する旨を通知する
共通資源獲得通知信号(b22)を作成し、プロセッサ間
通信領域(3)を経由してプロセッサ(12 )に転送す
ると共に、空き共通資源数(X=1)から共通資源要求
数(A=1)を減算して空き共通資源数(X=0)と更
新する。
(12 )から転送された共通資源獲得要求信号(a
22〔A=1〕)を受信すると、保有する空き共通資源数
(X=1)と、共通資源獲得要求信号(a22〔A=
1〕)により転送された共通資源要求数(A=1)とを
比較し、空き共通資源数(X)が共通資源要求数(A)
以上であることを確認すると、要求元のプロセッサ(1
2 )に共通資源(2)をタスク(10122)の為に共通
資源要求数(A=1)だけ獲得を許容する旨を通知する
共通資源獲得通知信号(b22)を作成し、プロセッサ間
通信領域(3)を経由してプロセッサ(12 )に転送す
ると共に、空き共通資源数(X=1)から共通資源要求
数(A=1)を減算して空き共通資源数(X=0)と更
新する。
【0033】続いて、他のプロセッサ(13 )が生成中
のタスク(10131)を実行する為に、プロセッサ(1
1 )の管理する共通資源(2)の獲得〔共通資源要求数
(A=1)〕を必要とする場合に、プロセッサ(12 )
と同様に共通資源獲得要求信号(a31〔A=1〕)を作
成し、プロセッサ間通信領域(3)を経由してプロセッ
サ(11 )に転送する。
のタスク(10131)を実行する為に、プロセッサ(1
1 )の管理する共通資源(2)の獲得〔共通資源要求数
(A=1)〕を必要とする場合に、プロセッサ(12 )
と同様に共通資源獲得要求信号(a31〔A=1〕)を作
成し、プロセッサ間通信領域(3)を経由してプロセッ
サ(11 )に転送する。
【0034】プロセッサ(11 )は、プロセッサ
(13 )から転送された共通資源獲得要求信号(a
31〔A=1〕)を受信すると、保有する空き共通資源数
(X=0)と、共通資源獲得要求信号(a31〔A=
1〕)により転送された共通資源要求数(A=1)とを
比較し、空き共通資源数(X)が共通資源要求数(A)
未満であることを確認すると、要求元のプロセッサ(1
3 )内のタスク(10131)に対して仮想タスク制御情
報(TCBK31 )を一つ確保し、要求元のプロセッサ
(13 )の識別情報と、プロセッサ(13 )が要求元の
タスク(10131)に付与している識別情報とを含むタ
スク識別情報(IBB)と、他のプロセッサ(11 )の共
通資源(2)の獲得待ち状態を示すタスク状態情報(I
CC)と、共通資源(2)の獲得許容時間が指定されてい
ないことを示す時間切待行列ポインタ(IH )と、待ち
共通資源アドレス(ID )と、待ち共通資源要求数(I
E =A=1)と、自プロセッサ(11 )の識別情報と、
確保した仮想タスク制御情報(TCBK31 )に付与して
いる識別情報とを含む仮想タスク制御情報アクセスキー
(IG )と、その他(IF )とを格納し、自プロセッサ
(11 )内で生成したタスク(101 1 )と同様に待行
列(11)に接続し、リンク情報(IA )を設定する。
(13 )から転送された共通資源獲得要求信号(a
31〔A=1〕)を受信すると、保有する空き共通資源数
(X=0)と、共通資源獲得要求信号(a31〔A=
1〕)により転送された共通資源要求数(A=1)とを
比較し、空き共通資源数(X)が共通資源要求数(A)
未満であることを確認すると、要求元のプロセッサ(1
3 )内のタスク(10131)に対して仮想タスク制御情
報(TCBK31 )を一つ確保し、要求元のプロセッサ
(13 )の識別情報と、プロセッサ(13 )が要求元の
タスク(10131)に付与している識別情報とを含むタ
スク識別情報(IBB)と、他のプロセッサ(11 )の共
通資源(2)の獲得待ち状態を示すタスク状態情報(I
CC)と、共通資源(2)の獲得許容時間が指定されてい
ないことを示す時間切待行列ポインタ(IH )と、待ち
共通資源アドレス(ID )と、待ち共通資源要求数(I
E =A=1)と、自プロセッサ(11 )の識別情報と、
確保した仮想タスク制御情報(TCBK31 )に付与して
いる識別情報とを含む仮想タスク制御情報アクセスキー
(IG )と、その他(IF )とを格納し、自プロセッサ
(11 )内で生成したタスク(101 1 )と同様に待行
列(11)に接続し、リンク情報(IA )を設定する。
【0035】続いてプロセッサ(11 )は、要求元のプ
ロセッサ(13 )に共通資源(2)をタスク(10
131)の為に共通資源要求数(A=1)だけ獲得を許容
出来ぬ旨を通知する共通資源獲得不能通知信号(c31)
を作成し、プロセッサ(11 )の共通資源(2)の獲得
待ち状態を示すタスク状態情報(ICC)と、タスク(1
0131)に対応して確保した仮想タスク制御情報(TC
BK31 )を識別する仮想タスク制御情報アクセスキー
(IG )〔プロセッサ(11 )の識別情報と、プロセッ
サ(11 )内での仮想タスク制御情報(TCBK31 )の
識別情報とを含む〕とを含め、プロセッサ間通信領域
(3)を経由してプロセッサ(13 )に転送する。
ロセッサ(13 )に共通資源(2)をタスク(10
131)の為に共通資源要求数(A=1)だけ獲得を許容
出来ぬ旨を通知する共通資源獲得不能通知信号(c31)
を作成し、プロセッサ(11 )の共通資源(2)の獲得
待ち状態を示すタスク状態情報(ICC)と、タスク(1
0131)に対応して確保した仮想タスク制御情報(TC
BK31 )を識別する仮想タスク制御情報アクセスキー
(IG )〔プロセッサ(11 )の識別情報と、プロセッ
サ(11 )内での仮想タスク制御情報(TCBK31 )の
識別情報とを含む〕とを含め、プロセッサ間通信領域
(3)を経由してプロセッサ(13 )に転送する。
【0036】プロセッサ(13 )は、プロセッサ
(11 )から転送された共通資源獲得不能通知信号(c
31)を受信すると、要求元のタスク(10131)に対応
して作成しているタスク制御情報(TCB31)に、共通
資源獲得不能通知信号(c31)により転送されたタスク
状態情報(ICC)および仮想タスク制御情報アクセスキ
ー(IG )を格納し、共通資源(2)の要求先であるプ
ロセッサ(11 )に対応して設けられている他機待行列
(121 )に接続する。
(11 )から転送された共通資源獲得不能通知信号(c
31)を受信すると、要求元のタスク(10131)に対応
して作成しているタスク制御情報(TCB31)に、共通
資源獲得不能通知信号(c31)により転送されたタスク
状態情報(ICC)および仮想タスク制御情報アクセスキ
ー(IG )を格納し、共通資源(2)の要求先であるプ
ロセッサ(11 )に対応して設けられている他機待行列
(121 )に接続する。
【0037】なおプロセッサ(13 )は、総てのプロセ
ッサ(11 )乃至(1N )に対応する他機待行列(12
1 )乃至(12N )を保有しているが、自プロセッサ
(13)が管理する共通資源(2)に対しては待行列
(11)が存在する為、自プロセッサ(13 )に対応す
る他機待行列(123 )にタスク制御情報(TCB3 )
が接続されることは無い。
ッサ(11 )乃至(1N )に対応する他機待行列(12
1 )乃至(12N )を保有しているが、自プロセッサ
(13)が管理する共通資源(2)に対しては待行列
(11)が存在する為、自プロセッサ(13 )に対応す
る他機待行列(123 )にタスク制御情報(TCB3 )
が接続されることは無い。
【0038】続いて、他のプロセッサ(14 )が生成中
のタスク(10141)を実行する為に、プロセッサ(1
1 )の管理する共通資源(2)の獲得〔共通資源要求数
(A=1)〕を、予め定められた許容時間内に必要とす
る場合に、共通資源獲得要求信号(a41〔A=1〕)を
作成し、プロセッサ間通信領域(3)を経由してプロセ
ッサ(11 )に転送する。
のタスク(10141)を実行する為に、プロセッサ(1
1 )の管理する共通資源(2)の獲得〔共通資源要求数
(A=1)〕を、予め定められた許容時間内に必要とす
る場合に、共通資源獲得要求信号(a41〔A=1〕)を
作成し、プロセッサ間通信領域(3)を経由してプロセ
ッサ(11 )に転送する。
【0039】プロセッサ(11 )は、プロセッサ
(14 )から転送された共通資源獲得要求信号(a
41〔A=1〕)を受信すると、保有する空き共通資源数
(X=0)と、共通資源獲得要求信号(a41〔A=
1〕)により転送された共通資源要求数(A=1)とを
比較し、空き共通資源数(X)が共通資源要求数(A)
未満であることを確認すると、要求元のプロセッサ(1
4 )内のタスク(10141)に対して仮想タスク制御情
報(TCBK41 )を一つ確保し、要求元のプロセッサ
(14 )の識別情報と、プロセッサ(14 )が要求元の
タスク(10141)に付与している識別情報とを含むタ
スク識別情報(IBB)と、他のプロセッサ(11 )の共
通資源(2)の獲得待ち状態を示すタスク状態情報(I
CC)と、共通資源(2)の獲得許容時間が指定されてい
ることを示す時間切待行列ポインタ(IH )と、待ち共
通資源アドレス(ID )と、待ち共通資源要求数(IE
=A=1)と、自己プロセッサ(11 )の識別情報と、
確保した当該仮想タスク制御情報(TCBK4 1 )に付与
されている識別情報とを含む仮想タスク制御情報アクセ
スキー(IG)と、その他(IF )とを格納し、自プロ
セッサ(11 )内で生成したタスク(1011 )と同様
に待行列(11)に接続し、リンク情報(IA )を設定
する。
(14 )から転送された共通資源獲得要求信号(a
41〔A=1〕)を受信すると、保有する空き共通資源数
(X=0)と、共通資源獲得要求信号(a41〔A=
1〕)により転送された共通資源要求数(A=1)とを
比較し、空き共通資源数(X)が共通資源要求数(A)
未満であることを確認すると、要求元のプロセッサ(1
4 )内のタスク(10141)に対して仮想タスク制御情
報(TCBK41 )を一つ確保し、要求元のプロセッサ
(14 )の識別情報と、プロセッサ(14 )が要求元の
タスク(10141)に付与している識別情報とを含むタ
スク識別情報(IBB)と、他のプロセッサ(11 )の共
通資源(2)の獲得待ち状態を示すタスク状態情報(I
CC)と、共通資源(2)の獲得許容時間が指定されてい
ることを示す時間切待行列ポインタ(IH )と、待ち共
通資源アドレス(ID )と、待ち共通資源要求数(IE
=A=1)と、自己プロセッサ(11 )の識別情報と、
確保した当該仮想タスク制御情報(TCBK4 1 )に付与
されている識別情報とを含む仮想タスク制御情報アクセ
スキー(IG)と、その他(IF )とを格納し、自プロ
セッサ(11 )内で生成したタスク(1011 )と同様
に待行列(11)に接続し、リンク情報(IA )を設定
する。
【0040】またプロセッサ(11 )は、要求元のタス
ク(10141)が共通資源(2)の獲得許容時間を指定
していることを確認すると、仮想タスク制御情報(TC
BK4 1 )を待行列(11)に接続すると共に、時間切待
行列(14)にも接続し、リンク情報(IA )を設定す
る。
ク(10141)が共通資源(2)の獲得許容時間を指定
していることを確認すると、仮想タスク制御情報(TC
BK4 1 )を待行列(11)に接続すると共に、時間切待
行列(14)にも接続し、リンク情報(IA )を設定す
る。
【0041】続いてプロセッサ(11 )は、要求元のプ
ロセッサ(14 )に共通資源(2)をタスク(10
141)の為に共通資源要求数(A=1)だけ獲得を許容
出来ぬ旨を通知する共通資源獲得不能通知信号(c41)
を作成し、プロセッサ(11 )の共通資源(2)の獲得
待ち状態を示すタスク状態情報(ICC)と、タスク(1
0141)に対応して確保した仮想タスク制御情報(TC
BK41 )を識別する仮想タスク制御情報アクセスキー
(IG )〔プロセッサ(11 )の識別情報と、プロセッ
サ(11 )内での仮想タスク制御情報(TCBK41 )の
識別情報とを含む〕とを含め、プロセッサ間通信領域
(3)を経由してプロセッサ(14 )に転送する。
ロセッサ(14 )に共通資源(2)をタスク(10
141)の為に共通資源要求数(A=1)だけ獲得を許容
出来ぬ旨を通知する共通資源獲得不能通知信号(c41)
を作成し、プロセッサ(11 )の共通資源(2)の獲得
待ち状態を示すタスク状態情報(ICC)と、タスク(1
0141)に対応して確保した仮想タスク制御情報(TC
BK41 )を識別する仮想タスク制御情報アクセスキー
(IG )〔プロセッサ(11 )の識別情報と、プロセッ
サ(11 )内での仮想タスク制御情報(TCBK41 )の
識別情報とを含む〕とを含め、プロセッサ間通信領域
(3)を経由してプロセッサ(14 )に転送する。
【0042】プロセッサ(14 )は、プロセッサ
(11 )から転送された共通資源獲得不能通知信号(c
41)を受信すると、要求元のタスク(10141)に対応
して作成しているタスク制御情報(TCB41)に、共通
資源獲得不能通知信号(c41)により転送されたタスク
状態情報(ICC)および仮想タスク制御情報アクセスキ
ー(IG )を格納し、共通資源(2)の要求先であるプ
ロセッサ(11 )に対応して設けられている他機待行列
(121 )に接続する。
(11 )から転送された共通資源獲得不能通知信号(c
41)を受信すると、要求元のタスク(10141)に対応
して作成しているタスク制御情報(TCB41)に、共通
資源獲得不能通知信号(c41)により転送されたタスク
状態情報(ICC)および仮想タスク制御情報アクセスキ
ー(IG )を格納し、共通資源(2)の要求先であるプ
ロセッサ(11 )に対応して設けられている他機待行列
(121 )に接続する。
【0043】なおプロセッサ(14 )も、総てのプロセ
ッサ(11 )乃至(1N )に対応する他機待行列(12
1 )乃至(12N )を保有しているが、自プロセッサ
(14)に対応する他機待行列(124 )にタスク制御
情報(TCB4 )が接続されることは無い。
ッサ(11 )乃至(1N )に対応する他機待行列(12
1 )乃至(12N )を保有しているが、自プロセッサ
(14)に対応する他機待行列(124 )にタスク制御
情報(TCB4 )が接続されることは無い。
【0044】一方、プロセッサ(11 )は、時間切待行
列(14)に接続されている仮想タスク制御情報(TC
BK 41)の経過時間を監視し、タスク(10141)から
指定された共通資源(2)の獲得許容時間に達しても、
共通資源要求数(A=1)の共通資源(2)を獲得可能
とならなかった場合には、タスク(10141)から指定
された共通資源(2)の獲得許容時間が時間切れ状態と
なったと判定し、要求元のタスク(10141)に対応す
る仮想タスク制御情報(TCBK41 )を待行列(11)
および時間切待行列(14)から解放し、起床要求待行
列(13)に接続する。
列(14)に接続されている仮想タスク制御情報(TC
BK 41)の経過時間を監視し、タスク(10141)から
指定された共通資源(2)の獲得許容時間に達しても、
共通資源要求数(A=1)の共通資源(2)を獲得可能
とならなかった場合には、タスク(10141)から指定
された共通資源(2)の獲得許容時間が時間切れ状態と
なったと判定し、要求元のタスク(10141)に対応す
る仮想タスク制御情報(TCBK41 )を待行列(11)
および時間切待行列(14)から解放し、起床要求待行
列(13)に接続する。
【0045】プロセッサ(11 )は、起床要求待行列
(13)に接続されている仮想タスク制御情報(TCB
K41 )を順番に従って解放し、タスク(10141)を起
床させる為の起床信号(e41)を作成し、プロセッサ間
通信領域(3)を経由してプロセッサ(14 )に転送す
る。
(13)に接続されている仮想タスク制御情報(TCB
K41 )を順番に従って解放し、タスク(10141)を起
床させる為の起床信号(e41)を作成し、プロセッサ間
通信領域(3)を経由してプロセッサ(14 )に転送す
る。
【0046】プロセッサ(14 )は、プロセッサ
(11 )から転送された起床信号(e41)を受信する
と、送信元のプロセッサ(11 )に対応する他機待行列
(121 )に接続中の、要求元のタスク(10141)に
対応して作成しているタスク制御情報(TCB41)を他
機待行列(121 )から解放する。
(11 )から転送された起床信号(e41)を受信する
と、送信元のプロセッサ(11 )に対応する他機待行列
(121 )に接続中の、要求元のタスク(10141)に
対応して作成しているタスク制御情報(TCB41)を他
機待行列(121 )から解放する。
【0047】かかる状態で、プロセッサ(12 )内のタ
スク(10121)が実行終了し、獲得中の共通資源
(2)が不要となり、共通資源(2)の返却を通知する
共通資源返却信号(d21〔B=1〕)を作成し、プロセ
ッサ間通信領域(3)を経由してプロセッサ(11 )に
転送すると、プロセッサ(11 )は保有する空き共通資
源数(X=0)に、共通資源返却信号(d21〔B=
1〕)により転送された共通資源返却数(B=1)を加
算し、空き共通資源数(X=0)を(X=1)に更新す
る。
スク(10121)が実行終了し、獲得中の共通資源
(2)が不要となり、共通資源(2)の返却を通知する
共通資源返却信号(d21〔B=1〕)を作成し、プロセ
ッサ間通信領域(3)を経由してプロセッサ(11 )に
転送すると、プロセッサ(11 )は保有する空き共通資
源数(X=0)に、共通資源返却信号(d21〔B=
1〕)により転送された共通資源返却数(B=1)を加
算し、空き共通資源数(X=0)を(X=1)に更新す
る。
【0048】続いてプロセッサ(11 )は、待行列(1
1)に接続されて共通資源(2)の獲得を待機中の仮想
タスク制御情報(TCBK31 )に対して空き共通資源数
(X=1)と、待ち共通資源要求数〔IE =共通資源要
求数(A)=(1)〕とを比較し、空き共通資源数
(X)が共通資源要求数(A)以上であることを確認す
ると、仮想タスク制御情報(TCBK31 )を待行列(1
1)から解放して起床要求待行列(13)に接続する。
1)に接続されて共通資源(2)の獲得を待機中の仮想
タスク制御情報(TCBK31 )に対して空き共通資源数
(X=1)と、待ち共通資源要求数〔IE =共通資源要
求数(A)=(1)〕とを比較し、空き共通資源数
(X)が共通資源要求数(A)以上であることを確認す
ると、仮想タスク制御情報(TCBK31 )を待行列(1
1)から解放して起床要求待行列(13)に接続する。
【0049】プロセッサ(11 )は、起床要求待行列
(13)に接続されている仮想タスク制御情報(TCB
K31 )を順番に従って解放し、要求元のプロセッサ(1
3 )に、共通資源(2)をタスク(10131)に共通資
源要求数(A=1)だけ獲得を許容する旨を通知する起
床信号(e31)を作成し、プロセッサ間通信領域(3)
を経由してプロセッサ(13 )に転送すると共に、空き
共通資源数(X=1)から共通資源要求数(A=1)を
減算して空き共通資源数(X=0)と更新する。
(13)に接続されている仮想タスク制御情報(TCB
K31 )を順番に従って解放し、要求元のプロセッサ(1
3 )に、共通資源(2)をタスク(10131)に共通資
源要求数(A=1)だけ獲得を許容する旨を通知する起
床信号(e31)を作成し、プロセッサ間通信領域(3)
を経由してプロセッサ(13 )に転送すると共に、空き
共通資源数(X=1)から共通資源要求数(A=1)を
減算して空き共通資源数(X=0)と更新する。
【0050】プロセッサ(13 )は、プロセッサ
(11 )から転送された起床信号(e31)を受信する
と、送信元のプロセッサ(11 )に対応する他機待行列
(121 )に接続中の、要求元のタスク(10131)に
対応して作成しているタスク制御情報(TCB31)を他
機待行列(121 )から解放し、タスク状態情報
(ICC)を共通資源(2)の獲得待ち状態から実行可能
状態に更新し、プロセッサ(11 )の管理する共通資源
(2)を共通資源要求数(A=1)だけ獲得して実行開
始する。
(11 )から転送された起床信号(e31)を受信する
と、送信元のプロセッサ(11 )に対応する他機待行列
(121 )に接続中の、要求元のタスク(10131)に
対応して作成しているタスク制御情報(TCB31)を他
機待行列(121 )から解放し、タスク状態情報
(ICC)を共通資源(2)の獲得待ち状態から実行可能
状態に更新し、プロセッサ(11 )の管理する共通資源
(2)を共通資源要求数(A=1)だけ獲得して実行開
始する。
【0051】以上の説明から明らかな如く、本実施例に
よれば、プロセッサ(11 )は、他のプロセッサ
(13 )が生成したタスク(10131)に、共通資源要
求数(A=1)の共通資源(2)を獲得許容出来なかっ
た場合に、仮想タスク制御情報(TCBK31 )をタスク
(10131)に対して確保し、自プロセッサ(11 )が
生成したタスク(1011 )に対応するタスク制御情報
(TCB1 )と同様に待行列(11)に接続し、共通資
源(2)が獲得可能となる迄待機させる為、共通資源
(2)を獲得可能となり次第、タスク(10131)に共
通資源(2)を獲得可能とさせることが可能となる。
よれば、プロセッサ(11 )は、他のプロセッサ
(13 )が生成したタスク(10131)に、共通資源要
求数(A=1)の共通資源(2)を獲得許容出来なかっ
た場合に、仮想タスク制御情報(TCBK31 )をタスク
(10131)に対して確保し、自プロセッサ(11 )が
生成したタスク(1011 )に対応するタスク制御情報
(TCB1 )と同様に待行列(11)に接続し、共通資
源(2)が獲得可能となる迄待機させる為、共通資源
(2)を獲得可能となり次第、タスク(10131)に共
通資源(2)を獲得可能とさせることが可能となる。
【0052】またプロセッサ(14 )が生成したタスク
(1014 )に共通資源(2)を獲得可能となる迄の時
間を指定した場合には、タスク(1014 )を待行列
(11)と共に時間切待行列(14)に接続して待ち時
間を監視し、共通資源(2)の獲得許容時間が経過して
も共通資源(2)が獲得出来なかった場合にも、タスク
(10141)を起床させることが可能となる。
(1014 )に共通資源(2)を獲得可能となる迄の時
間を指定した場合には、タスク(1014 )を待行列
(11)と共に時間切待行列(14)に接続して待ち時
間を監視し、共通資源(2)の獲得許容時間が経過して
も共通資源(2)が獲得出来なかった場合にも、タスク
(10141)を起床させることが可能となる。
【0053】なお、図2乃至図5はあく迄本発明の一実
施例に過ぎず、例えば共通資源(2)の獲得要求はプロ
セッサ(12 )乃至(14 )からプロセッサ(11 )に
対して実行されるものに限定されることは無く、他に幾
多の変形が考慮されるが、何れの場合にも本発明の効果
は変わらない。また本発明の対象となるプロセッサ
(1)の構成は図示されるものに限定されることは無
く、他に幾多の変形が考慮されるが、何れの場合にも本
発明の効果は変わらない。
施例に過ぎず、例えば共通資源(2)の獲得要求はプロ
セッサ(12 )乃至(14 )からプロセッサ(11 )に
対して実行されるものに限定されることは無く、他に幾
多の変形が考慮されるが、何れの場合にも本発明の効果
は変わらない。また本発明の対象となるプロセッサ
(1)の構成は図示されるものに限定されることは無
く、他に幾多の変形が考慮されるが、何れの場合にも本
発明の効果は変わらない。
【0054】
【発明の効果】以上、本発明によれば、前記マルチプロ
セッサシステムにおいて、他のプロセッサが生成したタ
スクも、自プロセッサの生成したタスクと同様に、自プ
ロセッサの管理する共通資源が空き次第、獲得を許容す
ることが可能となり、当該マルチプロセッサシステムに
おける処理効率が大幅に向上する。
セッサシステムにおいて、他のプロセッサが生成したタ
スクも、自プロセッサの生成したタスクと同様に、自プ
ロセッサの管理する共通資源が空き次第、獲得を許容す
ることが可能となり、当該マルチプロセッサシステムに
おける処理効率が大幅に向上する。
【図1】 本発明の原理を示す図
【図2】 本発明の一実施例によるプロセッサを示す図
【図3】 図2におけるタスク制御情報の一例を示す図
【図4】 図2における仮想タスク制御情報の一例を示
す図
す図
【図5】 図2における共通資源獲得過程の一例を示す
図
図
【図6】 シングルプロセッサシステムの一例を示す図
【図7】 プロセッサ内の待行列の一例を示す図
【図8】 図7におけるタスク制御情報の一例を示す図
【図9】 マルチプロセッサシステムの一例を示す図
【図10】 従来ある共通資源獲得過程の一例を示す図
1 プロセッサ 2 共通資源 3 プロセッサ間通信領域 11 待行列 12 他機待行列 13 起床要求待行列 14 時間切待行列 101 タスク
Claims (2)
- 【請求項1】 複数のプロセッサ(1)がそれぞれタス
クを生成し、任意の他プロセッサ(1)の管理する共通
資源(2)を相互に獲得して実行するマルチプロセッサ
システムにおいて、 任意の前記プロセッサ(1)が、他のプロセッサ(1)
の生成によるタスク(101)から獲得を要求された自
己の管理する共通資源(2)が塞がっていた場合に、要
求元の前記タスク(101)に関する情報を格納する仮
想タスク制御情報(TCBK )を作成し、前記共通資源
(2)の獲得を待機する待行列(11)に接続し、 前記待機中の仮想タスク制御情報(TCBK )が所要の
共通資源(2)を使用可能状態となった場合に、前記仮
想タスク制御情報(TCBK )を前記待行列(11)か
ら解放して前記共通資源(2)を獲得させることを特徴
とする共通資源排他制御方式。 - 【請求項2】 前記タスク(101)が前記共通資源
(2)を獲得する迄に許容される時間を予め指定してい
た場合に、前記待行列(11)に接続後の経過時間を監
視し、 所望の前記共通資源(2)を獲得出来る以前に前記許容
時間が経過した場合に、前記待行列(11)から解放す
ることを特徴とする請求項1記載の共通資源排他制御方
式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29188092A JPH06139205A (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 共通資源排他制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29188092A JPH06139205A (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 共通資源排他制御方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06139205A true JPH06139205A (ja) | 1994-05-20 |
Family
ID=17774641
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29188092A Withdrawn JPH06139205A (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 共通資源排他制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06139205A (ja) |
-
1992
- 1992-10-30 JP JP29188092A patent/JPH06139205A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000104 |