JPH06132690A - 電子装置および該電子装置に接続される外線コネクタ - Google Patents

電子装置および該電子装置に接続される外線コネクタ

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JPH06132690A
JPH06132690A JP28195692A JP28195692A JPH06132690A JP H06132690 A JPH06132690 A JP H06132690A JP 28195692 A JP28195692 A JP 28195692A JP 28195692 A JP28195692 A JP 28195692A JP H06132690 A JPH06132690 A JP H06132690A
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shield
connector
external
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spring plate
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JP28195692A
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Toshihide Inaba
敏秀 稲葉
Tetsuyo Ouchi
哲世 大内
Toshiharu Kamiya
俊治 神谷
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  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シエルフのバックボードを介してプラグ
イン接続されるプリント板ユニットと該プリント板ユニ
ットに接続される外線コネクタのシールド構造の改善さ
れた電子装置に関し、簡易にしてシールド効果を向上さ
せる。 【構成】 シエルフ20のバックボード3に対して
背面側から挿入接続される外線コネクタ22の挿入孔を
有し該バックボードを覆うシールドカバー21の外線コ
ネクタ挿入孔23の隣接間の内面側に波形またはU字形
のシールドばね板24,31を設け該シールドばね板を
上記挿入接続される外線コネクタ22の側面に接触させ
該外線コネクタ側面の導電面をシールドカバーに21導
電接続させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シエルフのバックボー
ドを介してプラグイン接続されるプリント板ユニット
と、該プリント板ユニットに接続される外線コネクタの
シールド構造の改良された電子装置に関する。
【0002】電子装置または通信装置(これらを総称し
て本発明では電子装置という)などでは、高密度実装が
可能なプリント板ユニットによる回路構成が多用され
る。このようなプリント板ユニットは、プリント板でな
るバックボードをそなえたシエルフ(プリント板収容筐
体、ブロック、その他の呼称があるが、本発明に関して
はシエルフと称する)に多数のプリント板ユニットが並
列にプラグイン接続されるように挿入される。
【0003】このようにシエルフのバックボードに対し
てプラグイン挿入接続されたプリント板ユニットには外
部との信号線接続のために、外線ケーブルが外線コネク
タに接続され、この外線コネクタがバックボードの背面
側に設けられたコネクタに挿入接続されることによって
行なわれる。
【0004】外線ケーブルには各種の誘導雑音信号成分
が内部の信号線との間に授受されいようにシールド編組
線を信号線の周囲に設けて覆い、その外側を絶縁被覆し
ている。一方、バックボードにはバックボードを同様に
外部空間の雑音信号成分から保護するためにバックボー
ドの背面を覆うシールドカバーをシエルフに設けてい
る。
【0005】シエルフは単体で筐体などに収容して電子
装置を構成する場合もあるが、架構成などのキヤビネッ
トに多段にシエルフを積み重ねるように取り付けて電子
装置を構成する場合もある。
【0006】
【従来の技術】従来の電子装置におけるシエルフ単体の
概略の斜視図を背面側から見た分離状態を図8に示す。
図8のシエルフ1は左右両側板と上下板とで枠形に形成
され、上下板には多数の空気透過孔と前面側から挿入さ
れるプリント板ユニット2を前後に案内する溝が内面側
に対向して多数形成されている。また背面側の開口を塞
ぐようにプリント板でなるバックボード3が前後面にコ
ネクタ4(図では背面側のみが示される)を多数並列に
設けられて取り付けられている。
【0007】背面側の上下の符号5,5で示されるのは
補強を兼ねたバックボード3の取り付け金具であり、
6,6はバックボード3に取り付けられたコネクタ4の
ハウジングの取り付け金具である。前面側の上下(下側
は図では見えない)には筐体,架などへの取付け用金具
7が設けられている。
【0008】プリント板ユニット2の背面側に突出する
コネクタ8はバックボード3のコネクタ4の図示されて
いない前面側にプラグイン挿入接続される。このシエル
フ1のバックボード3背面を覆って電気的にシールドの
機能を果たすシールドカバー10が取り付けられる。シ
エルフ1は構造用鋼板、アルミニウム板などの金属板で
構成され適当な表面処理が施されたものであるから、プ
リント板ユニット2などはシールドされるが、バックボ
ード3の背面側は開放状態であるので、このようなシー
ルドカバー10を取り付けて外部空間に存在する電気的
雑音成分と遮断して保護する。シエルフ1とシールドカ
バー10とは電気的、機械的に結合接続されており、接
地電位に接続されている。
【0009】プリント板ユニット2に接続される外部信
号線である外線ケーブル12の先端には外線コネクタ1
3が取り付けられている。上記外線コネクタ13をバッ
クボード3のコネクタ4に接続するには、直接接続すれ
ば基本的に目的が達せられるが、バックボード3の背面
側はシールドされた環境であるために、外部の雑音成分
を含む外線コネクタ13を直接接続することは好ましい
ことではない。
【0010】そこで、一旦中継ケーブル14を介して接
続することになる。この中継ケーブル14の一端に接続
されたコネクタ15のシエルはメタルシエルであって、
このメタルシエルがシールドカバー10の内面に電気的
に接続されて取り付けられている。中継ケーブル14の
他端に接続されたコネクタ16はバックボード3のコネ
クタ4に挿入接続される。
【0011】この場合、上記外線ケーブル12のコネク
タ13のシエルはメタルシエルであって、外線ケーブル
12内の信号線を覆ってシールド保護しているシールド
編組線をこのメタルシエルに電気的に接続させ、中継ケ
ーブル14のコネクタ15に接続結合することにより、
メタルシエル同士の結合でシールド編組線とシールドカ
バー10とが電気的に接続されることとなり、シールド
編組線が接地電位に接続されてシールドカバー10内に
外部の電気的な雑音成分が誘導されて入り込むのが阻止
される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成による
と直接外線コネクタ13をバックボード3のコネクタ4
に接続することができずに、一旦中継ケーブル14を介
して接続することにしているので、コネクタの接続箇所
が多く、中継ケーブル14の分接続長が長くなり多くの
中継ケーブル間でもつれ合って輻輳状態となる。
【0013】中継ケーブル14とその両端のコネクタ1
5,16の重なり分シールドカバー10の深さが長くな
り全体の奥行き寸法形状が大きくなるほか、この中継ケ
ーブル14を含むコネクタ15,16の分コスト高とな
るなど、多くの問題点を有する。
【0014】本発明は上記従来の問題点に鑑み、このよ
うな問題点を解消した簡易にしてシールド効果の顕著な
電子装置を提供することを発明の課題とするものであ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明手段の構成要旨とするところは、第1の発明に
よると、バックボードをそなえたシエルフと該バックボ
ードにプラグイン接続されるプリント板ユニットと該バ
ックボードに対して背面側から挿入接続される外線コネ
クタの挿入孔を有し該バックボードを覆うシールドカバ
ーとをとからなる電子装置であって、上記シールドカバ
ーの外線コネクタ挿入孔の隣接間の内面側に波形または
U字形のシールドばね板を設け該シールドばね板を上記
挿入接続される外線コネクタの側面に接触させ該外線コ
ネクタ側面の導電面をシールドカバーに導電接続させる
ようにした電子装置である。
【0016】第2の発明によると、バックボードをそな
えたシエルフと該バックボードにプラグイン接続される
プリント板ユニットと該バックボードに対して背面側か
ら挿入接続される外線コネクタの挿入孔を有し該バック
ボードを覆うシールドカバーとからなる電子装置に接続
される外線コネクタであって、コネクタ本体の側面に外
線ケーブルのシールド編組線に接するシールドばね板を
嵌め込み該シールドばね板を上記電子装置のシールドカ
バーに接触させるように構成した外線コネクタである。
【0017】
【作用】第1の発明によると、シールドカバーの外線コ
ネクタ挿入孔の隣接間の内面側に設けられた波形または
U字形のシールドばね板により、シールドカバーのコネ
クタ挿入孔から挿入接続される外線コネクタの導電性側
面がシールドばね板に接し、外線コネクタがシールドカ
バーと電気的に接続されて外部の雑音成分がシールドカ
バー内に入り込むのが阻止される。隣接コネクタ間にシ
ールドばね板が接することから両者によって一層の接触
圧が高められる。
【0018】第2の発明によると、コネクタ本体の側面
に嵌められたシールドばね板により外線ケーブルのシー
ルド編組線がシールドばね板を介して直接的にシールド
カバーに接触されるから、シールド編組線に誘導される
外部の電気的な雑音成分は確実にシールドカバーに接続
され、シールドカバー内に入り込むのが阻止される。
【0019】
【実施例】以下本発明の電子装置およびこれに接続され
る外線コネクタについて図を参照しながら具体的実施例
で詳細に説明する。なお、全図を通じて同一部分には同
一の符号を付して示される。
【0020】図1は本発明の電子装置の分離状態の斜視
図である。図1のシエルフ20は従来と同様に左右両側
板と上下板とで枠形に形成され、上下板には多数の空気
透過孔と前面側から挿入されるプリント板ユニット2を
前後に案内する溝が内面側に対向して並列に多数形成さ
れている。
【0021】また、背面側の開口を塞ぐようにプリント
板でなるバックボード3が前後面にコネクタ4(図では
背面側のみが示される)を多数並列に設けられて取り付
けられている。
【0022】背面側の符号5,5で示されるのは補強を
兼ねたバックボード3の取り付け金具であり、6,6は
バックボード3に取り付けられたコネクタ4の取り付け
金具である。前面側の上下(下側は図では見えない)に
は筐体、架などへの取り付け用金具7が設けられてい
る。
【0023】プリント板ユニット2の背面側に突出する
コネクタ8はバックボード3のコネクタ4の図示されて
いない前面側にプラグイン挿入接続される。このシエル
フ20のバックボード3背面を覆って電気的にシールド
の機能を果たすシールドカバー21が取り付けられる。
シエルフ20は構造用鋼板、アルミニウム板などの金属
板で構成され適当な表面処理が施されたものであるか
ら、プラグインユニット2などはプラグイン挿入接続さ
れた実装状態ではシールドされるが、バックボード3の
背面側は開放状態であるので、このようなシールドカバ
ー21を取り付けて外部空間に存在する電気的雑音成分
を遮断して保護する。シエルフ20とシールドカバー2
1とは電気的、機械的に結合接続されており、接地電位
に接続されている。
【0024】プリント板ユニット2に接続される外部信
号線である外線ケーブル12の先端には外線コネクタ2
2がが取り付け接続されている。外線コネクタ22のハ
ウジングであるシエルは金属であり適当な防錆処理が施
されるか、合成樹脂成形品として表面を金属化(メタラ
イズ)処理が施されたものである。
【0025】外線ケーブル12内の信号線を覆ってシー
ルド保護しているシールド編組線をこの外線コネクタ2
2のシエルにコネクタの内部で電気的に接続させてあ
る。したがって、シールド編組線とシエルの周囲表面と
は電気的に同電位に接続されている。
【0026】シールドカバー21にはバックボード3の
コネクタ4に対応して多数の外線コネクタ挿入孔23が
並列に上下2段に形成されており、この外線コネクタ挿
入孔23の隣接間の内面側にシールドばね板24が設け
られている。
【0027】このシールドばね板24の第1の実施例を
図2の一部破断斜視図を参照して説明する。図2はシー
ルドカバー21を内面側(前面側)から見た図であり、
シールドばね板24は上下のコネクタ挿入孔23を囲む
ようにしてシールドカバー21にリベット、鳩目鋲など
で取り付けられている。このシールドばね板24は燐青
銅板などのばね性を有する薄板の銅合金板であり、ニッ
ケルめっきなどの表面処理が施される。
【0028】シールドばね板24はシールドカバー21
への取り付け面から立ち上がっている部分は隣接するコ
ネクタ挿入孔23間に位置しており上下方向に延在され
ている。この立ち上がり部分がばね板の機能をそなえて
おり多数の切り込み(スリット)を有してそれぞれの部
分が個々にばね片の作用を示す。
【0029】シールドばね板24の取り付けられた状態
の平面視を図3の部分断面図を参照して説明する。シー
ルドばね板24は立ち上がり部分が波形をしており、第
1の彎曲部25が外線コネクタ22の側面に接し、第2
の彎曲部26が隣接する外線コネクタ22の側面にそれ
ぞれ多数のばね片で接触している。
【0030】このように、波形に突出した彎曲部が互い
に隣接する外線コネクタの側面にばね弾性によって圧接
して接触されるので、互いの反撥力で相手のコネクタ面
には、より強力にばね接触されることになって外線コネ
クタ22側面の導電面をシールドカバー20に導電接続
させている。したがって、外線ケーブル12のシールド
編組線は外線コネクタ22のシエルと、シールドばね板
24とを介してシールドカバー21に導電接続され、こ
こにおいてシールド遮蔽される。
【0031】シールドばね板の第2の実施例を図4の一
部破断斜視図を参照して説明する。図4はシールドカバ
ー21を内面側(前面側)から見た図であり、シールド
ばね板は上下のコネクタ挿入孔23の中間にU字形のシ
ールドばね板31と、上下に対向するように基本的には
L字形のシールドばね板32(図では上側が省略されて
いる)とが、シールドカバー21にリベット、鳩目鋲な
どで取り付けられて左右方向に延在されている。これら
のシールドばね板31,32は燐青銅板などのばね性を
有する薄板の合金板であり、ニッケルめっきなどの表面
処理が施される。
【0032】シールドばね板31,32はシールドカバ
ー21に取り付けられた面から立ち上がっている部分は
コネクタ挿入孔23の方向にあり、この立ち上がり部分
がばね板の機能をそなえ、多数の切り込み(スリット)
を有してそれぞれの部分が個々にばね片の作用を示す。
【0033】シールドばね板31,32の取り付けられ
た状態の側面視を図5の部分断面図を参照して説明す
る。上下のコネクタ挿入孔23の間に取り付けられたU
字形のシールドばね板31は立ち上がり部分が上下に開
いており、その先端部分33が外線コネクタ22の側面
に接しており、多数のばね片で接触している。
【0034】下側の基本的にはL字形のシールドばね板
32はL形の立ち上がり部分が上方向に開いており、そ
の先端部分34が外線コネクタ22の側面に接して多数
のばね片で接触している。上側の図示省略のシールドば
ね板32もこの下側のシールドばね板32とまったく対
称である。
【0035】このように、シールドばね板31,32の
先端部分33,34が外線コネクタ22の側面にばね弾
性によって圧接して接触され、外線コネクタ22側面の
導電面をシールドカバー20に導電接続させている。し
たがって、外線ケーブル12のシールド編組線は外線コ
ネクタ22のシエルと、シールドばね板31,32を介
してシールドカバー21に導電接続され、ここにおいて
シールド遮蔽される。
【0036】本発明においては、上記図1、図2の実施
例ではシールドばね板を上下方向としたが、このような
ことに限らず、左右方向とすることも可能である。ま
た、図4、図5の実施例ではシールドばね板を左右方向
としたが、このようなことに限らず、上下方向とするこ
とも可能なものである。
【0037】つぎに、本発明の第2発明である外線コネ
クタの1実施例について、図6を参照して説明する。図
6の図(a)は分離状態の斜視図、図(b)は組み立て
状態の斜視図を示す。
【0038】外線コネクタ35はコネクタ本体36とシ
ールドばね板37およびカバー38とからなる。コネク
タ本体36は背面側から外線ケーブル12を導入し外部
の被覆を除去してシールド編組線39をむき出した部分
と、さらにシールド編組線39を除去して内部の多数の
信号線40とし、その先端を図示されないコネクタピン
に接続するように構成されている。内面には上下方向の
シールドばね板挿入溝41が形成されている。
【0039】コネクタ本体36の上下面にはカバーの係
止片を支持する凹溝42とその中間に係止突起(下面に
も)43が形成されている。シールドばね板37は燐青
銅板などのばね性を有する薄板を成形したもので、表面
にはニッケルめっきなどが施されており、両側に平板部
分44,45とその中間部分が台形部分46に形成さ
れ、ここに多数のスリット47が形成されている。
【0040】カバー38は枠形のカバー本体48と、こ
のカバー本体面とは直交方向に突出する係止片49が上
下2箇所に設けられており、この係止片49にはコネク
タ本体36の係止突起43を受け入れる係止孔50が形
成されている。
【0041】この外線コネクタ35の組み立てについて
図(b)を参照すると、まず、シールドばね板37の左
側の平板部分44をコネクタ本体36のシールドばね板
挿入溝41に挿入する。これで右側の平板部分45が外
線ケーブル12のむき出されたシールド編組線39の部
分に接触する。
【0042】つぎに、カバー38をコネクタ本体36に
あてがい係止片49を凹溝42に沿って挿入することに
より、係止突起43が係止片49の係止孔50に嵌まり
込み受け入れられて係止される。シールドばね板37の
台形部分46はカバー38の枠形のカバー本体48の窓
孔51から突出した状態となるとともに、カバー38に
よってシールドばね板37が外れることはない。
【0043】この外線コネクタ35が電子装置に接続さ
れる状態について図7の平面視断面図を参照して説明す
る。図7の図(a)は第1実施例でありシールドカバー
21の外線コネクタ挿入孔23は、孔形成のための孔部
分を打ち抜いてしまうのではなく、内面側に折り曲げ部
分52を形成し、ここに外線コネクタ35のシールドば
ね板37の台形部分を接触させる。
【0044】この台形部分46(図6)の突出高さは挿
入時の先行する部分が低く、後ろ側が高い。したがっ
て、挿入開始は容易であり、挿入接続の終了時に接触さ
れる。図7の図(b)は第2実施例でありシールドカバ
ー20の外線コネクタ挿入孔23の打ち抜かれた端面に
外線コネクタ35のシールドばね板37の台形部分46
の挿入後端部分が接触している状態が示される。
【0045】この第2発明の外線コネクタのシールドば
ね板37は外線コネクタ35の両面に設けてもよく、こ
のようにすることで一層シールド効果が高められる。ま
たシールドばね板37によって外線ケーブルのシールド
編組線を直接的にシールドカバー21に接続し得ること
から、この外線コネクタ35のシエルはメタルである必
要はなく、単なる合成樹脂成形品でよいものである。
【0046】
【発明の効果】以上詳細に述べたように本発明の電子装
置によれば、シールドカバーのコネクタ挿入孔から挿入
接続される外線コネクタの導電面がシールドばね板に接
し、外線コネクタがシールドカバーと電気的に接続され
て外部の雑音成分がシールドカバー内に入り込むのが阻
止される。
【0047】本発明の外線コネクタによれば、コネクタ
本体の側面に嵌められたシールドばね板により、外線ケ
ーブルのシールド編組線がシールドばね板を介して直接
的にシールドカバーに接続されるから、シールド編組線
に誘導される外部の電気的な雑音成分が確実にシールド
カバーに接続され、シールドカバー内に入り込むのが阻
止される。
【0048】本発明は、このように電子装置に適用する
ことによる実用上の効果はきわめて著しいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明電子装置の分離状態斜視図
【図2】本発明シールドカバーの第1実施例斜視図
【図3】シールドばね板の取り付けられた状態の平面視
断面図
【図4】本発明シールドカバーの第2実施例斜視図
【図5】シールドばね板の取り付けられた状態の側面視
断面図
【図6】本発明外線コネクタの斜視図
【図7】本発明外線コネクタが電子装置に接続された状
【図8】従来の外線コネクタを含む電子装置の分離状態
斜視図
【符号の説明】
1 シエルフ 2 プリント板ユニット 3 バックボード 4 コネクタ 12 外線ケーブル 20 シエルフ 21 シールドカバー 22 外線コネクタ 23 コネクタ挿入孔 24,31,32 シールドばね板 35 外線コネクタ 36 コネクタ本体 37 シールドばね板 38 カバー 39 シールド編組線 40 信号線 41 シールドばね板挿入溝 42 係止片支持溝 43 係止突起 44,45 平板部分 46 台形部分 48 カバー本体 49 係止片 50 係止孔 51 窓孔 52 折り曲げ部分

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バックボード(3)をそなえたシエルフ
    (20)と該バックボードにプラグイン接続されるプリ
    ント板ユニット(2)と該バックボードに対して背面側
    から挿入接続される外線コネクタ(22)の挿入孔(2
    3)を有し該バックボード(3)を覆うシールドカバー
    (21)とからなる電子装置であって、 上記シールドカバー(21)の外線コネクタ挿入孔(2
    3)の隣接間の内面側に波形またはU字形のシールドば
    ね板(24)(31)を設け該シールドばね板を上記挿
    入接続される外線コネクタ(22)の側面に接触させ該
    外線コネクタ(22)側面の導電面をシールドカバー
    (21)に導電接続させるようにしたことを特徴とする
    電子装置。
  2. 【請求項2】 バックボード(3)をそなえたシエルフ
    (20)と該バックボードにプラグイン接続されるプリ
    ント板ユニット(2)と該バックボードに対して背面側
    から挿入接続される外線コネクタの挿入孔(23)を有
    し該バックボード(3)を覆うシールドカバー(21)
    とからなる電子装置に接続される外線コネクタであっ
    て、 コネクタ本体(36)の側面に外線ケーブル(12)の
    シールド編組線(39)に接するシールドばね板(3
    7)を嵌め込み該シールドばね板を上記電子装置のシー
    ルドカバー(21)に接触させるように構成したことを
    特徴とする外線コネクタ。
JP28195692A 1992-10-20 1992-10-20 電子装置および該電子装置に接続される外線コネクタ Withdrawn JPH06132690A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0945145A (ja) * 1995-08-01 1997-02-14 Nec Corp 電磁放射対策ケーブル,それに用いるコネクタ,及びケーブル接続構造
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