JPH06129205A - ガスタービンの静翼 - Google Patents

ガスタービンの静翼

Info

Publication number
JPH06129205A
JPH06129205A JP28162092A JP28162092A JPH06129205A JP H06129205 A JPH06129205 A JP H06129205A JP 28162092 A JP28162092 A JP 28162092A JP 28162092 A JP28162092 A JP 28162092A JP H06129205 A JPH06129205 A JP H06129205A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
key
casing
vane
leg
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP28162092A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Senda
光男 千田
Toru Tanaka
徹 田中
Hiro Fujimoto
比呂 藤本
Masayuki Itamoto
正幸 板本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Churyo Engineering Co Ltd
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Churyo Engineering Co Ltd
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Churyo Engineering Co Ltd, Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Churyo Engineering Co Ltd
Priority to JP28162092A priority Critical patent/JPH06129205A/ja
Publication of JPH06129205A publication Critical patent/JPH06129205A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23PMETAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
    • B23P6/00Restoring or reconditioning objects
    • B23P6/002Repairing turbine components, e.g. moving or stationary blades, rotors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 キーを溶接せずに静翼をケース内に軸方向に
眞直ぐに挿入して組込むことができることを目的とす
る。 【構成】 円筒状をなすケースの内側に刻設された溝内
に前側の脚が挿入されてケースに係止されるとともに後
側の脚がキーによってケースの周方向を係止されスナッ
プリングによってケース軸方向の後側を係止されシュラ
ウドによってケース半径方向の内側を係止されてケース
に固定されるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、航空機などに適用され
るガスタービンの静翼に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は航空機などに使用されている従来
のガスタービンの静翼の説明図である。図において、ガ
スタービンの静翼1は合計100枚程度が3枚乃至4枚
づつ一組になってテーパを有する円筒状のケース2内に
装着されている。静翼1をケース2内に組込む場合は先
ず静翼1を傾けて静翼1の前側の脚1aをケース2の溝
内に挿入した後に静翼1を起こす。次に、静翼1の後側
の脚1bに溶接したキー3をケース2とシュラウド5と
に刻設されているキー溝に挿入し、シュラウド5を介し
てケース2に固定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のガ
スタービンの静翼において、静翼1をケース2内に固定
する場合にキー3を静翼1の脚1bに溶接しているた
め、摩耗したキー3の交換修理が煩雑である。また、静
翼1をケース2内に組込むときもケース2の軸方向に眞
直ぐに入れられないため、静翼1の脚1aとケース2の
溝との寸法公差などが厳しく、特別な組立て用治具を必
要とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係るガスタービ
ンの静翼は上記課題の解決を目的にしており、円筒状を
なすケースの内側に刻設された溝内に上記ケース軸方向
に後側から挿入されて上記ケースに係止される前側の脚
と、キーによって上記ケースの周方向を係止されスナッ
プリングによって上記ケース軸方向の後側を係止されシ
ュラウドによって上記ケース半径方向の内側を係止され
て上記ケースに固定される後側の脚とを備えた構成を特
徴とする。
【0005】
【作用】即ち、本発明に係るガスタービンの静翼におい
ては、円筒状をなすケースの内側に刻設された溝内に前
側の脚が挿入されてケースに係止されるとともに後側の
脚がキーによってケースの周方向を係止されスナップリ
ングによってケース軸方向の後側を係止されシュラウド
によってケース半径方向の内側を係止されてケースに固
定されるようになっており、キーを溶接せずに静翼をケ
ース内にケース軸方向に眞直ぐに後側から挿入して組込
むことができる。
【0006】
【実施例】図1および図2は本発明の一実施例に係るガ
スタービンの静翼の説明図である。図において、本実施
例に係るガスタービンの静翼は航空機に使用されるガス
タービンの静翼で、合計100枚程度が3枚乃至4枚づ
つ一組になってテーパを有する円筒状のケース2内に装
着されており、従来のガスタービンの静翼において静翼
の脚に溶接されるキーおよびケースとシュラウドとに刻
設されているキー溝などを廃し、代わりに図1に示すよ
うに断面の形状がT字型をなすハステロイ製のキー3
と、耐熱ばね鋼製のスナップリング4とを備えている。
キー3はケース2と静翼1の後側の脚との間に挿入さ
れ、静翼1とシュラウド5とをケース2に対して周方向
に回転しないように係止する。スナップリング4はケー
ス2に刻設されているスナップリング4の溝に嵌入さ
れ、静翼1の後側の脚がケース2後側へ抜け出ないよう
に係止する。シュラウド5はケース2の突起と嵌合して
装着され、静翼1の後側の脚およびスナップリング4が
ケース2半径方向に脱落しないように、またキー3がケ
ース2後側へ抜け出ないように係止する。
【0007】静翼1は図2に示すようにケース2内にケ
ース2軸方向の後側から挿入されて順次組込まれる。即
ち、先ず静翼1の前側の脚1aをケース2の溝内に軸方
向に眞直ぐに挿入することによって脚1aが半径方向と
軸方向の前側に動かないように係止される。次に、静翼
1の後側の脚1bをキー3、スナップリング4、シュラ
ウド5などによってケース2に係止することにより、脚
1bはケース2によってケース2半径方向の外側に、シ
ュラウド5によってケース2半径方向の内側に、スナッ
プリング4によってケース2軸方向の後側に、キー3に
よってケース2円周方向に動かないように固定される。
また、キー3はケース2によってケース2半径方向の外
側と円周方向とに、静翼1の後側の脚1bによってケー
ス2半径方向の内側と軸方向の前側と円周方向とに、ス
ナップリング4によってケース2軸方向の後側に動かな
いように固定される。また、スナップリング4は円周上
の1ヶ所に切欠が設けられており、力を加えて径を縮め
ケース2の溝に嵌入することによりそのばね反力によっ
てケース2半径方向に、ケース2の溝に嵌まり込むこと
によってケース2軸方向に固定される。また、シュラウ
ド5はケース2により軸方向の前側と半径方向の外側
に、静翼1の後側の脚1bによりケース2半径方向の内
側に、キー3によりケース2円周方向に動かないように
固定される。なお、シュラウド5の後側は任意の方法で
固定される。
【0008】このように、本ガスタービンの静翼におい
ては、従来のガスタービンの静翼において静翼の脚に溶
接されるキーおよびケースとシュラウドとに刻設される
キー溝などを廃し、代わりに断面がT字型のキー3とス
ナップリング4とを具備することによりキー3が摩耗し
た場合に交換が容易になるとともに、静翼1をケース2
内に組込むときに傾けて入れてから起こすことなく、ケ
ース2の軸方向に眞直ぐに入れることができて特別の組
立て用治具が不要になっている。また、面圧がキー3、
スナップリング4の面圧として設定されるので強度的に
有利である。また、熱伸びに対して逃げられる構造であ
り耐久性が高い。また、静翼1がケース2にキー3及び
スナップリング4により組込まれるので、構造が簡単で
メンテナンス性が良い。
【0009】
【発明の効果】本発明に係るガスタービンの静翼は前記
のように構成されており、キーを溶接せずに静翼をケー
ス内に軸方向に眞直ぐに挿入して組込むことができるの
で、キーの交換修理が容易であり、また特別な組立て用
治具が不要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明の一実施例に係るガスター
ビンの静翼の断面図、同図(b)は同図(a)における
b−b断面図、同図(c)はその要部詳細図である。
【図2】図2はその組込み方法の説明図である。
【図3】図3(a)は従来のガスタービンの静翼の断面
図、同図(b)はその組込み方法の説明図である。
【符号の説明】
1 静翼 1a 前側の脚 1b 後側の脚 2 ケース 3 キー 4 スナップリング 5 シュラウド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 徹 愛知県小牧市大字東田中1200番地 三菱重 工業株式会社名古屋誘導推進システム製作 所内 (72)発明者 藤本 比呂 愛知県小牧市大字東田中1200番地 三菱重 工業株式会社名古屋誘導推進システム製作 所内 (72)発明者 板本 正幸 愛知県名古屋市中村区岩塚町字九反所60番 地の1 中菱エンジニアリング株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状をなすケースの内側に刻設された
    溝内に上記ケース軸方向に後側から挿入されて上記ケー
    スに係止される前側の脚と、キーによって上記ケースの
    周方向を係止されスナップリングによって上記ケース軸
    方向の後側を係止されシュラウドによって上記ケース半
    径方向の内側を係止されて上記ケースに固定される後側
    の脚とを備えたことを特徴とするガスタービンの静翼。
JP28162092A 1992-10-20 1992-10-20 ガスタービンの静翼 Withdrawn JPH06129205A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28162092A JPH06129205A (ja) 1992-10-20 1992-10-20 ガスタービンの静翼

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28162092A JPH06129205A (ja) 1992-10-20 1992-10-20 ガスタービンの静翼

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06129205A true JPH06129205A (ja) 1994-05-10

Family

ID=17641671

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28162092A Withdrawn JPH06129205A (ja) 1992-10-20 1992-10-20 ガスタービンの静翼

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06129205A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016530441A (ja) * 2013-08-13 2016-09-29 スネクマ ブレード支持構成部品のロッキングの改善
WO2017164258A1 (ja) * 2016-03-24 2017-09-28 川崎重工業株式会社 タービンの支持構造
CN111396141A (zh) * 2020-04-09 2020-07-10 中国航发沈阳发动机研究所 一种静子叶片安装结构
CN111456816A (zh) * 2020-04-09 2020-07-28 中国航发沈阳发动机研究所 一种静子叶片防脱落安装结构
FR3111677A1 (fr) * 2020-06-23 2021-12-24 Safran Aircraft Engines Compresseur de turbomachine, procédé de montage dudit compresseur

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016530441A (ja) * 2013-08-13 2016-09-29 スネクマ ブレード支持構成部品のロッキングの改善
WO2017164258A1 (ja) * 2016-03-24 2017-09-28 川崎重工業株式会社 タービンの支持構造
CN108884719A (zh) * 2016-03-24 2018-11-23 川崎重工业株式会社 涡轮的支撑结构
GB2564065A (en) * 2016-03-24 2019-01-02 Kawasaki Heavy Ind Ltd Turbine support structure
CN108884719B (zh) * 2016-03-24 2021-02-02 川崎重工业株式会社 涡轮的支撑结构
GB2564065B (en) * 2016-03-24 2021-08-25 Kawasaki Heavy Ind Ltd Turbine support structure
CN111396141A (zh) * 2020-04-09 2020-07-10 中国航发沈阳发动机研究所 一种静子叶片安装结构
CN111456816A (zh) * 2020-04-09 2020-07-28 中国航发沈阳发动机研究所 一种静子叶片防脱落安装结构
FR3111677A1 (fr) * 2020-06-23 2021-12-24 Safran Aircraft Engines Compresseur de turbomachine, procédé de montage dudit compresseur

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2951399B1 (en) Turbine shroud and corresponding assembly method
JP4208496B2 (ja) 弧状セグメント、ノズルセグメント及びシール組立体
US7470109B2 (en) Machine tooled diaphragm partitions and nozzles
EP0213055B1 (en) Gas turbine engine assembly
CA2750203C (en) Retaining ring arrangement for a rotary assembly
JP4489762B2 (ja) 静翼構成要素の製造方法
EP3062021B1 (en) Fuel injector
CA2809987C (en) Structural case for aircraft gas turbine engine
EP1399647B1 (en) Method for supporting vane segments of a stator assembly in a gas turbine and gas turbine
US10808560B2 (en) Turbine vane assembly with ceramic matrix composite components
JP2597054B2 (ja) ガスタービンにおける羽根セグメントの支持装置
EP3236155B1 (en) Combustion chamber with segmented wall
US6524065B2 (en) Intermediate-stage seal arrangement
GB2235730A (en) Blade tip clearance control apparatus for a gas turbine engine
US5067877A (en) Fan blade axial retention device
GB2235731A (en) Radial adjustment mechanism for rotor blade tip clearance control apparatus in gas turbines
JP2005061823A (ja) 改良型デフレクタプレートを有するガスタービンエンジンの燃焼器ドーム組立体
JP2007298036A (ja) ロータのブレードを保持するシステム
JP2008138670A (ja) タービン上流案内羽根の連結装置、連結装置を備えるタービン、及び、連結装置を備えるタービンが取り付けられた航空エンジン
US2955800A (en) Turbomachine stator assembly
EP4095356A1 (en) Turbine shroud assembly with axially biased ceramic matrix composite shroud segment
EP1040256B1 (en) Support for a turbine stator assembly
JPH06129205A (ja) ガスタービンの静翼
EP0716267B1 (en) Combustor assembly
US3644057A (en) Locking device

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000104