JPH0612900Y2 - 定着ローラの製造装置 - Google Patents

定着ローラの製造装置

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JPH0612900Y2
JPH0612900Y2 JP8537288U JP8537288U JPH0612900Y2 JP H0612900 Y2 JPH0612900 Y2 JP H0612900Y2 JP 8537288 U JP8537288 U JP 8537288U JP 8537288 U JP8537288 U JP 8537288U JP H0612900 Y2 JPH0612900 Y2 JP H0612900Y2
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JP
Japan
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journal
cap
core shaft
hole
fixing roller
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Application number
JP8537288U
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JPH0210008U (ja
Inventor
俊雄 木田
康成 鈴木
修二 今
昌章 大矢
嘉昭 金倉
Original Assignee
昭和電線電纜株式会社
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Publication date
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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、例えば電子写真式複写機等に使用される定着
ローラの製造装置に関する。
(従来の技術) 従来から定着ローラの製造装置として、第2図に示され
るように、中空の軸本体1aおよびその両端のジャーナ
ル部1bとからなる芯軸1と、芯軸1を上下方向かつ同
軸に収容する円筒状型2と、円筒状型2の上、下端部に
それぞれ装着された上部栓体3および下部栓体4と、上
部栓体3および下部栓体4に挿入されかつ芯軸1のジャ
ーナル部1bを支持する上キャップ5および下キャップ
6とから構成されたものがある(特開昭62-32011号公
報)。
この従来の製造装置では軸本体1aと円筒状型2との間
の空間7に液状ゴム・プラスチック材料(図示せず)を
充填した後、硬化させて離型することにより、芯軸1上
にゴム・プラスチックを被覆してなる定着ローラが得ら
れる。
このとき得られる定着ローラの同心度を確保するために
上部栓体3および下部栓体4と、上キャップ5および下
キャップ6との各接触面8はテーパ面とされている。な
お符号9はエア抜きの溝を示している。
(考案が解決しようとする課題) しかして、近年、定着ローラ表面にシリコーンオイル等
のオフセット防止液を塗布する手段を備えた定着装置に
使用される定着ローラとして、オフセット防止液が定着
ローラ本体からジャーナル部の先端に向かって流出する
のを阻止するためにジャーナル部1bの外周面にリング
状の凸部10あるいは凹部を設けたものがある(実開昭
62-146168号公報)。
このような定着ローラを前記従来の装置により製造しよ
うとすると、芯軸の下ジャーナル部1bの外周面にリン
グ状の凸部10を有することから、下キャップ6のジャー
ナル部挿入孔内における芯軸本体の底面と凸部10との間
の空間11がエア溜りとなり、特にゴム・プラスチックを
加熱硬化した際、この空間11内のエアが膨脹してゴム・
プラスチック被覆層内に浸入しそこにボイドあるいはピ
ンホールを生じさせるという不都合があった。
そこで、本考案はこのような従来の難点を解消すべくな
されたもので、下キャップのジャーナル部挿入孔内のエ
アによるボイドあるいはピンホールが生じないようにし
た定着ローラの製造装置を提供することを目的とする。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案の定着ローラの製造装置は、軸本体および外周面
に凹凸部を有するジャーナル部からなる芯軸と、芯軸を
上下方向かつ同軸に収容する円筒状型と、円筒状型の
上、下端部にそれぞれ装着された上部栓体および下部栓
体と、上部栓体および下部栓体にそれぞれ挿入されかつ
芯軸両端のジャーナル部を挿入保持するジャーナル部挿
入孔を有する上キャップおよび下キャップとを備えた定
着ローラの製造装置において、上、下の各ジャーナル部
にそれぞれ貫通孔を設けて芯軸を全長に亙って貫通し、
上キャップに、上ジャーナル部の貫通孔に連通しかつ大
気に開口する貫通孔を設け、下キャップのジャーナル部
挿入孔内に、下ジャーナル部の貫通孔に連通する逃げ溝
を設けたことを特徴とするものである。
(実施例) 以下、本考案の定着ローラの製造装置を第1図に示した
実施例に従い説明する。第1図においては第2図と共通
する部分には同一符号を付している。
同図において円筒状型2、上部栓体3および下部栓体4
は第2図と同一構造である。本考案は芯軸1のジャーナ
ル部1bと、これを支持する上キャップ5および下キャ
ップ6とを次のようにした点に特徴を有している。すな
わち上、下の各ジャーナル部1bの軸芯に沿ってそれぞ
れ貫通孔12、13が設けられ、芯軸1が全長に亙って貫通
されている。上キャップ5の軸芯にも貫通孔14が設けら
れ、上ジャーナル部1bの貫通孔12に連通され、さらに
大気に開口している。
下キャップ6のジャーナル部挿入孔内に逃げ溝15が設け
られている。この逃げ溝15は下ジャーナル部の貫通孔13
に連通するようにされている。
上キャップ5の先端部は上部栓体3の上面より少し突出
している。
本考案は、このように構成されたものであり、定着ロー
ラ製造時に下キャップ6のジャーナル部挿入孔内の空間
11内のエアは膨脹した際に空間11内から逃げ溝15、貫通
孔13、12、14を経て大気に解放される。
[考案の効果] 以上説明したように本考案によれば、上、下の各ジャー
ナル部にそれぞれ貫通孔を設けて芯軸を全長に亙って貫
通し、上キャップに、上ジャーナル部の貫通孔に連通し
かつ大気に開口する貫通孔を設け、下キャップのジャー
ナル部挿入孔内に、下ジャーナル部の貫通孔に連通する
逃げ溝を設けたことにより、芯軸のジャーナル部外周面
に凹凸部を有する定着ローラを製造する場合に下キャッ
プのジャーナル部挿入孔内のエアによるボイドあるいは
ピンホールが生じることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の定着ローラの製造装置の一実施例を示
す縦断面図、第2図は従来の定着ローラの製造装置を示
す縦断面図である。 1……芯軸 2……円筒状型 3……上部栓体 4……下部栓体 5……上キャップ 6……下キャップ 10……凸部 12、13、14……貫通孔 15……逃げ溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 大矢 昌章 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番1 号 昭和電線電纜株式会社内 (72)考案者 金倉 嘉昭 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番1 号 昭和電線電纜株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸本体および外周面に凹凸部を有するジャ
    ーナル部からなる芯軸と、芯軸を上下方向かつ同軸に収
    容する円筒状型と、円筒状型の上、下端部にそれぞれ装
    着された上部栓体および下部栓体と、上部栓体および下
    部栓体にそれぞれ挿入されかつ芯軸両端のジャーナル部
    を挿入保持するジャーナル部挿入孔を有する上キャップ
    および下キャップとを備えた定着ローラの製造装置にお
    いて、上、下の各ジャーナル部にそれぞれ貫通孔を設け
    て芯軸を全長に亙って貫通し、上キャップに、上ジャー
    ナル部の貫通孔に連通しかつ大気に開口する貫通孔を設
    け、下キャップのジャーナル部挿入孔内に、下ジャーナ
    ル部の貫通孔に連通する逃げ溝を設けたことを特徴とす
    る定着ローラの製造装置。
JP8537288U 1988-06-27 1988-06-27 定着ローラの製造装置 Expired - Lifetime JPH0612900Y2 (ja)

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JPH0210008U JPH0210008U (ja) 1990-01-23
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