JPH0612182U - 貨物自動車の荷台用及び歩み板用板材 - Google Patents
貨物自動車の荷台用及び歩み板用板材Info
- Publication number
- JPH0612182U JPH0612182U JP5720992U JP5720992U JPH0612182U JP H0612182 U JPH0612182 U JP H0612182U JP 5720992 U JP5720992 U JP 5720992U JP 5720992 U JP5720992 U JP 5720992U JP H0612182 U JPH0612182 U JP H0612182U
- Authority
- JP
- Japan
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- plate
- base material
- supporting base
- polyurethane resin
- board
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐久性があり、更に一定の品質で且つ任意の
摩擦抵抗を生じさせることができるポリウレタン製の発
泡板を表面に有する貨物自動車の床板用及び歩み板用板
材を提供する。 【構成】 支持基材2にポリウレタン樹脂発泡板3を積
層してなり、貨物自動車の荷台6部に設けられた横根太
4或いは歩み板7に、ビス止め或いは溶接、接着等によ
り固着して用いる。
摩擦抵抗を生じさせることができるポリウレタン製の発
泡板を表面に有する貨物自動車の床板用及び歩み板用板
材を提供する。 【構成】 支持基材2にポリウレタン樹脂発泡板3を積
層してなり、貨物自動車の荷台6部に設けられた横根太
4或いは歩み板7に、ビス止め或いは溶接、接着等によ
り固着して用いる。
Description
【0001】
本考案は、表面にポリウレタン樹脂発泡板を積層した貨物自動車の床板用及び 歩み板用板材に関するものである。
【0002】
従来、貨物自動車の荷台には、アトピンや松等の天然木材が使用されていた。 これは木材のもつ摩擦抵抗が大きく、床板と積み荷との間に生じる摩擦によって 、貨物自動車の発進、停車の際の慣性力、路面からくる揺れ等から荷台に積載し た積み荷が滑りだし、荷くずれが起こらないようにするためである。また、荷台 に重量物を積み込む際には、通常荷台と地面との間に掛け渡した歩み板を利用し ているが、重量物が滑らないように該歩み板にも上記天然木材が使用されている 。
【0003】
しかしながら、天然木材の品質は一定でなく1度の使用で床板或いは歩み板が 割れてしまうこともあり、その都度交換しなければならない。特に起重機等重量 の重い建設機械を積み込む際の消耗は激しく、耐久性に問題があった。また、耐 久性を増すために床板に木材を2段、3段に重ねて使用することもあるが、この 場合床板の厚みと重量が増すので、道路交通法に定めれている積載物物の高さの 制限及び貨物自動車の総重量の制限により、背の高い積み荷を積むことができな くなってしまったり、規定の積載量をしたまわる重量の積み荷しか積載すること ができなくなる等の不具合いもあった。更に、近年熱帯雨林の保護のため、アト ピン材も高価なものとなりつつある。
【0004】 本考案は上記の問題を解決するためになされたものであり、耐久性があり、更 に一定の品質で製造することがでるポリウレタン製の発泡板を表面に有する貨物 自動車の床板用及び歩み板用板材を提供するものである。
【0005】
本考案の貨物自動車の荷台用板材は、支持基材と該支持基材の表面に積層した ポリウレタン樹脂発泡板からなることを特徴とする。 また、本考案の貨物自動車の歩み板用板材は、支持基材と該支持基材の表面に 積層したポリウレタン樹脂発泡板からなることを特徴とする。
【0006】
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。図1及び図2は本考案の板材 1を貨物自動車の荷台用床板として用いた実施例を示すものであり、本考案板材 1は支持基材2と該支持基材2の表面に積層されたポリウレタン樹脂発泡板3か ら構成されている。尚、図中6は貨物自動車の荷台を示す。
【0007】 上記ポリウレタン樹脂発泡板3を製造するには、ポリオールとして、ポリエス テルポリオール、ポリエーテルポリオール、ポリラクトンポリオール、ポリカー ボネイトポリオール等が挙げられ、ポリイソシアネートとしては2,4−トルエ ンジイソシアネート、2,6−トルエンジイソシアネート、4,4’−ジフェニ ルメタンジイソシアネート、等の芳香族ポリイソシアネート、ヘキサメチレンジ イソシアネート、イソホロンジイソシアネート、4,4’−ジシクロヘキシルメ タンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート等の脂肪族ポリイソシアネ ート等が挙げられる。
【0008】 支持基材2としては通常鉄板等を用いるが、積載物に応じて適宜選択すること ができる。該支持基材は貨物自動車の荷台6の床板スペースに合わせた1枚物で あっても良いが、帯状或いは正方形状等の小寸法に成形しこれらを組合わせて用 いるようにしても良い。
【0009】 本考案の床材1は、支持基材2にポリウレタン樹脂発泡板3を積層してなるも のであり、貨物自動車の荷台部に設けられた横根太4に、ビス止め或いは溶接、 接着等により固着して用いる。支持基材2にポリウレタン樹脂発泡板3を積層す るには、公知の接着剤を用いて支持基材2とポリウレタン樹脂発泡板3を接着積 層することができる。また、支持基材2を介して横根太4にポリウレタン樹脂発 泡板3をビス止めすることによって、支持基材2及びポリウレタン樹脂発泡板3 を荷台に積層固定することもできる。尚、図中5はビスを示す。
【0010】 また、ポリウレタン樹脂発泡板3は支持基材2の形状に合わせて1枚に成形し ても良く、帯状或いは正方形状等の小寸法に成形してそれらを組合わせて用いる ようにしても良い。尚、発泡板3の大きさは、支持基材2の大きさと同一であっ ても、異なっていてもよい。
【0012】 また、本考案板材1は図3に示すように、ビス止め或いは接着等により貨物自 動車の歩み板7の上に取りつけることができる。
【0013】
以上説明したように、本考案荷台用及び歩み板用板材はポリウレタン樹脂発泡 板の硬度を増すことにより耐久性を向上させることができ、しかも、裏面には支 持基材が設けられているので、本考案板材を用いた荷台床板や歩み板は、重量物 を積載したときの荷重衝撃や重量によって損傷してしまうことがない。また、ポ リウレタン樹脂発泡板が滑り止め及びクッション材としての役割を果たすので、 積載物を安定した状態で積載することができる。更に、本考案板材を用いた荷台 床板は、床板の厚みを薄く、且つ重量を軽くするすることができるので、積載物 の高さの上限を超えずに背の高い積荷を積むことができ、且つ貨物自動車の総重 量を軽くすることができる。また、ポリウレタン樹脂は任意の形状に成形するこ とができるので木材のように継ぎ合わせることなく1枚の板状に成形してもちい ることができる。その上、天然木を使用量を減らすことができるので、天然資源 の保護に役立つ等の効果を有する。
【図1】本考案板材を貨物自動車の荷台床板として用い
た実施例を示す要部断面図である。
た実施例を示す要部断面図である。
【図2】本考案板材を用いた貨物自動車の荷台に歩み板
を渡した状態の平面略図である。
を渡した状態の平面略図である。
【図3】本考案板材を貨物自動車の歩み板として用いた
実施例を示す要部断面図である。
実施例を示す要部断面図である。
1 板材 2 支持基材 3 ポリウレタン樹脂発泡板 7 歩み板
Claims (2)
- 【請求項1】支持基材と該支持基材の表面に積層したポ
リウレタン樹脂発泡板からなることを特徴とする貨物自
動車の荷台用板材。 - 【請求項2】支持基材と該支持基材の表面に積層したポ
リウレタン樹脂発泡板からなることを特徴とする貨物自
動車の歩み板用板材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5720992U JPH0612182U (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | 貨物自動車の荷台用及び歩み板用板材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5720992U JPH0612182U (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | 貨物自動車の荷台用及び歩み板用板材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0612182U true JPH0612182U (ja) | 1994-02-15 |
Family
ID=13049132
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5720992U Pending JPH0612182U (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | 貨物自動車の荷台用及び歩み板用板材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0612182U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012515678A (ja) * | 2009-01-20 | 2012-07-12 | コンフォース インターナショナル インコーポレイテッド | コンテナ用フローリング |
-
1992
- 1992-07-22 JP JP5720992U patent/JPH0612182U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012515678A (ja) * | 2009-01-20 | 2012-07-12 | コンフォース インターナショナル インコーポレイテッド | コンテナ用フローリング |
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