JPH0611140A - マイクロ波オーブンにおけるマイクロ波エネルギーを制御する方法、及びその方法を実施するためのマイクロ波オーブン - Google Patents

マイクロ波オーブンにおけるマイクロ波エネルギーを制御する方法、及びその方法を実施するためのマイクロ波オーブン

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JPH0611140A
JPH0611140A JP5075744A JP7574493A JPH0611140A JP H0611140 A JPH0611140 A JP H0611140A JP 5075744 A JP5075744 A JP 5075744A JP 7574493 A JP7574493 A JP 7574493A JP H0611140 A JPH0611140 A JP H0611140A
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microwave
oven
magnetron
time
radiation source
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JP5075744A
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Tim Sundstroem
サンドストローム ティム
David Wahlander
ワーレンダー デェヴィッド
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Whirlpool Europe BV
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WAARUPUULE EUROP BV
Whirlpool Europe BV
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24CDOMESTIC STOVES OR RANGES ; DETAILS OF DOMESTIC STOVES OR RANGES, OF GENERAL APPLICATION
    • F24C7/00Stoves or ranges heated by electric energy
    • F24C7/08Arrangement or mounting of control or safety devices
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/64Heating using microwaves
    • H05B6/66Circuits
    • H05B6/666Safety circuits

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  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)
  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 加熱結果が種々の動作パラメータの変動に本
質的に無関係であるような方法で全出力と零出力との間
をマイクロ波放射線源が切り換えられ得るだけで料理過
程を制御することを目的としている。 【構成】 パルス化されたマグネトロン11を有するマイ
クロ波オーブンが、マグネトロン11がパルス化された場
合に料理時間とパルス期間とを決定するタイミング回路
を具えている。時間及び出力設定装置17によって料理時
間とパルス期間とがオーブンの部屋内へ導入される食品
に適用される。マグネトロン出力に影響する少なくとも
1個の動作パラメータが測定され且つそのパラメータの
公称値と比較される。測定されたパラメータ値と公称パ
ラメータ値とが異なる場合には、料理時間とパルス期間
との両方又はいずれか一方が料理の間に供給されるエネ
ルギーの全量へのこの差の影響を除去するために設定値
に関連して補正される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマイクロ波オーブンの部
屋へ、マグネトロンのような、マイクロ波放射線源によ
り供給されるマイクロ波エネルギーを制御する方法に関
するもので、マイクロ波放射線源は電力供給回路すなわ
ちいわゆる電力ユニットにより駆動される。更に、本発
明はその方法を実施するためのマイクロ波オーブンにも
関連している。
【0002】
【従来の技術】マグネトロンを駆動するための普通の電
力ユニットは、本質的に変圧器とコンデンサとから成っ
ており、コンデンサは変圧器の二次巻線と共に直列共振
回路を形成する。しかしながら、そのような電力ユニッ
トは、マグネトロンが電力ユニットが運転電圧を発生す
る場合に全出力により駆動されるか又は零出力により駆
動されるかのいずれかであることのみを許容する。料理
過程の間に部屋へ供給される平均電力を調節するため
に、マグネトロンは一般にパルス化され、すなわちマグ
ネトロンの二つの状態の間を周期的に切り換えられ且つ
作業期間のスイッチ・オン間隔の間全出力を発生するよ
うにスイッチ・オンすなわち運転状態に維持されて、且
つ作業期間の残りの間隔の間零出力を発生するようにス
イッチ・オフに維持される。この時平均出力は全作業期
間に対するスイッチ・オン間隔の期間により決定され、
且つ料理過程の間に部屋へ供給されるエネルギーの量は
料理の間にマグネトロンがスイッチ・オンされる時間の
全量により決定される。マグネトロンがパルス化されて
いない場合には、かくしてスイッチ・オン時間は料理時
間に等しい。
【0003】マイクロ波オーブン内で料理されるべき食
品のためのすべての調理法及び料理の書籍は、一定量の
食品に対する概略料理時間を述べている。これらの料理
時間は、スイッチ・オンされた場合すなわち運転された
場合にマグネトロンは、公称出力、典型的には 750Wに
等しいと仮定される所定の、既知の出力を発生すると言
う事実に基づいている。しかしながら、マグネトロンに
より発生される実際の出力は、種々の固定の装置パラメ
ータと不可制御動作パラメータに依存し、且つ従って公
称出力と異なり得る。好ましくない条件の下では、実際
の出力は公称出力から10%又はそれ以上も異なり得る。
マグネトロンにより発生される実際の出力が公称出力よ
り非常に低い場合には、感じ易い食品、例えば鶏肉は、
料理の間に所望の全量エネルギーを与えられ得ず且つ従
ってバクテリヤを殺すために必要な最終温度に到達し得
ない。それに反して、実際の出力が高すぎる場合には、
食品は縁で焦げさせられ得る。
【0004】もっと明確に言えば、本発明は料理の間マ
イクロ波オーブンの部屋へ、マグネトロンのような、マ
イクロ波放射線源により供給されるマイクロ波エネルギ
ーを制御するためにこの明細書への序文に記載された種
類の方法に関するものであって、そこでは零出力とその
オーブンのマイクロ波放射線源と電力供給回路及びその
オーブンの部屋内の現在の動作と装置パラメータとによ
り決定される全出力との間を、マイクロ波放射線源が電
力供給回路を接続及び遮断することにより切り換えら
れ、料理過程の間は、マイクロ波放射線源が全料理時間
の間全出力によりスイッチ・オンされるか、又は全出力
より低い所望の平均出力を与えるために全出力と零出力
との間を所定の周期性によりパルス化されるかのいずれ
かであり、料理時間と出力レベルとがオーブンの部屋内
に導入される食品に適応される料理過程の間マイクロ波
放射線源に対して全スイッチ・オン時間を与える値に設
定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、加熱
結果が種々の動作パラメータの変動に本質的に無関係で
あるような方法で全出力と零出力との間をマイクロ波放
射線源が切り換えられ得るだけで料理過程を制御するこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によると、この目
的は少なくとも前記パラメータの一つを測定し、且つそ
のパラメータの公称値に関する基準値とそれ(又はそれ
ら)を比較し、且つ公称パラメータ値と測定されたパラ
メータ値との間に差がある場合には設定全スイッチ・オ
ン時間に関連して修正されるマイクロ波放射線源に対す
る実効スイッチ・オン時間を発生するためにその比較の
結果を使用し、それにより料理過程の間に供給されるマ
イクロ波エネルギーへのこの差の影響を実質的に除去す
ることにより達成される。
【0007】スエーデン国特許第8803663-7 号が動作パ
ラメータを測定すること、もっと正確にはマグネトロン
を通る電流を測定すること、及びマグネトロンを駆動す
る電力ユニットに影響するように測定されたパラメータ
を斟酌することを示唆していたことは注意されるべきで
ある。しかしながら、この場合には、電力ユニットは完
全に異なる種類のもので、もっと詳細に言えば、いわゆ
るスイッチモードユニットである。そのような電力ユニ
ットは、マグネトロンの瞬時出力がそのユニット内のス
イッチング周波数を変えることにより容易に制御される
と言う利点を有する。このスエーデン特許明細書による
と、マグネトロン電流は変流器によって測定されて、且
つマグネトロン電流、及び従ってマグネトロン出力が本
質的に一定に維持される閉制御ループを形成するため
に、測定された電流が切換周波数に影響することを許容
される。かくして閉制御ループ内のマグネトロンの出力
のそのような有効な制御は、前述のスイッチモードユニ
ットにおけるように、出力が容易に連続的に制御される
電力ユニットが使用されることを意味する。電力ユニッ
トが簡単にスイッチ・オン及びスイッチ・オフされる非
常に簡単且つ安価なオーブン構造において、変動する動
作パラメータにより生じるマグネトロン出力の変動の問
題を、本発明は簡単な方法で解決する。
【0008】マイクロ波放射線源が料理過程の間パルス
化されている場合には、マイクロ波放射線源は作業期間
のスイッチ・オン間隔の間スイッチ・オンされ且つ最大
出力より低い所望の平均出力を生じるために作業期間の
残りの間スイッチ・オフされて、本発明の一実施例によ
ると、比較の結果が各スイッチ・オン間隔の設定期間を
修正するために用いられ得る。このことが、料理過程の
間部屋へ供給される実際の電力、すなわちマイクロ波放
射線源により発生されたパルスの平均電力が、パルス期
間が維持されて代わりに料理時間が補正される場合より
も設定電力レベルともっと良く一致させると言う利点を
有する。例えば強い加熱に耐えることができない食品が
料理過程中に高すぎるマイクロ波電力に露出されるのを
防止することをこのことが可能にする。
【0009】代わりに、本発明は設定料理時間を修正す
るために測定されたパラメータ値と公称パラメータ値と
の間の比較の結果を用いることを可能にする。設定電力
が最大電力より低い場合、及び従ってマイクロ波放射線
源がパルス化されている場合には、付加的なマイクロ波
パルスが設定料理時間の終端で発生せられる。設定電力
が最大電力に等しい場合、及び従ってマイクロ波放射線
源が連続的に駆動される場合には、料理時間がエネルギ
ーの供給される量を調節することができる唯一の制御量
である。
【0010】また、料理時間と各スイッチ・オン間隔の
期間との両方が設定値に関連して修正され得る。
【0011】便宜上、動作パラメータの測定と、パルス
化されたマイクロ波放射線源における設定料理時間と設
定電力レベルとの双方又はいずれか一方の修正又は補正
(スイッチ・オン間隔の期間)とは、料理過程の間連続
的に実行される。かくして、加熱中の関連するパラメー
タでの変動は補正される。マイクロ波放射線源の電力供
給回路を通常駆動する電源電圧に対して、しかしなが
ら、付加的な可能性が存在する。普通は、電源電圧は極
端にゆっくりと変動し、且つそれに加えてマイクロ波放
射線源がスイッチ・オンされているか否かに無関係に測
定され得る。本発明の一実施例においては、オーブンを
起動する前の特殊測定間隔中に電源電圧が測定され、且
つ電源電圧の測定された値と公称値との間の比較の結果
がそのオーブンが起動される場合にすでにマイクロ波放
射線源に対する設定スイッチ・オン時間を修正するため
に用いられる。残りの料理時間を指示するように動作す
る時間指示器がその時オーブンが起動された場合すでに
補正された値に設定され得るので、全料理時間が測定さ
れた電源電圧の関数として修正又は補正される場合に
は、これは特に重要なことである。測定と補正とが料理
過程の間に実行される場合は、残りの料理時間を示す指
示器が「不良な」指示に行き始め得て、従って使用者を
困惑させる。
【0012】オーブンを起動する場合に実行されるスイ
ッチ・オン時間の前述の瞬間的修正又は補正は、オーブ
ンが起動された後にも動作パラメータが測定されるよう
に、料理過程の間に別の連続的な補正と組み合わされ得
る。そのような場合には、測定されるパラメータは関連
するパラメータのいずれか一つ、例えばマグネトロン電
流であってもよい。
【0013】マイクロプロセッサ制御手順においては、
測定されたパラメータ値と公称パラメータ値とが、設定
スイッチ・オン時間を補正するために補正係数を有する
補正表内の指標としての測定されたパラメータ値を使用
することにより都合よく比較される。
【0014】本発明による方法を実行するためのマイク
ロ波オーブンは、部屋と、前記部屋へマイクロ波エネル
ギーを供給するための、マグネトロンのような、マイク
ロ波放射線源と、マイクロ波放射線源へ運転電圧を発生
するための電力供給回路と、零出力を有する不動作状態
とオーブン内に存在する動作と装置パラメータとにより
決定される全出力を有する動作状態との間でマイクロ波
放射線源を切り換えるための電力供給回路上で動作する
接続及び遮断手段、及び料理時間とマイクロ波放射線源
をスイッチ・オン及びスイッチ・オフすることにより料
理時間中の出力レベルとを決定するための時間及び出力
設定手段を有するタイミング回路を具えており、料理時
間と出力レベルとはオーブンの部屋内へ導入される食品
に適応させられ、且つ供給されるマイクロ波エネルギー
は料理過程の間にマイクロ波放射線源の設定全スイッチ
・オン時間により決定されて、マイクロ波オーブンが更
に前記パラメータのうちの少なくとも一つを測定する手
段、及び測定されたパラメータ値を問題になっているパ
ラメータの公称値に関連する基準値と比較する手段とを
具えること、及び測定されたパラメータ値と公称パラメ
ータ値との間に差のある場合には、マイクロ波放射線源
の設定スイッチ・オン時間が問題になっているパラメー
タ値とマイクロ波放射線源からの出力との間の所定の関
係に従って修正されて、それにより料理過程の間に供給
されるマイクロ波エネルギーへのこの差の影響を実質的
に除去することを特徴としている。
【0015】この場合における電力ユニットは単にスイ
ッチ・オン及びスイッチ・オフされ得るだけであるか
ら、エネルギーの供給される量は全料理時間の期間又は
各スイッチ・オン間隔の期間を変更することによっての
み調節され得る。調節の結果、時間の補正は手順を制御
するための制御量として返され得ないので、調節は開制
御ループ内で行われなくてはならないことをこのことは
意味している。従って、制御は各パラメータ値における
差とマイクロ波放射線源からの出力において生じる差と
の間の既知の関係に従って実行されねばならない。かく
して、本発明は、各パラメータに対するこの関係を正確
に決定すること、及び従って例えばパラメータ値におけ
る各差に対する出力における差を指示する表の形態で、
比較手段をプログラムすることとを包含する。
【0016】マグネトロンがマイクロ波放射線源として
使用される場合には、本発明によるマイクロ波オーブン
の一実施例での測定手段は、マグネトロンを通る電流を
測定する装置を具えてもよい。この電流はマグネトロン
の瞬間的出力を直接的に表現し、且つ従って本質的に特
定の曲線形状のパルス化された直流電流であるこの電流
を正確に測定することが可能な場合には、監視するのに
特に適している。
【0017】スエーデン国特許第8803663-7 号はマグネ
トロンを通る電流を測定するために変流器をいかに使用
するかを開示している。この場合における特殊電流曲線
形状内の交流電流成分が直流電流含有量の十分な尺度で
あるから、このことが可能である。この場合に適用でき
るマグネトロン電流を測定するためのもっと簡単な方法
においては、電流測定装置はマグネトロン電流の瞬時値
を基準値と比較する回路であり、マグネトロン電流が基
準レベルを超過する時間間隔の期間が測定される。この
期間は結果としての直流電流の十分な尺度であり且つデ
ィジタル形態で容易に示される。
【0018】代わりに、変流器がこの場合においてもマ
グネトロン電流を測定するために用いられ得る。
【0019】本発明によるオーブンのもう一つの実施例
においては、測定手段が電源電圧を測定する装置を具え
ている。電源電圧での変動は主としてマグネトロン電流
に影響するが、マグネトロンがスイッチ・オンされる度
毎に必要なマグネトロンに対する立ち上がり時間、すな
わちスイッチ・オンの開始と実際のスイッチ・オンとの
間に経過する時間にも相当な影響を有する。立ち上がり
時間におけるこの変動はマグネトロンのパルス化された
駆動においては相当重要であり得る。
【0020】電源電圧も瞬時電圧を基準レベルと比較す
ること及び電源電圧が基準レベルを超過する時間間隔の
期間を決定することにより測定され得る。
【0021】マグネトロン出力はマグネトロンが冷たい
場合に最大にあり、且つマグネトロンが動作温度に到達
するに従って減少する。これを補償するために、本発明
によるオーブンにおける測定手段はマグネトロン温度を
測定するセンサを具えてもよい。そのような温度の測定
がマグネトロン電流と電源電圧との測定と組み合わされ
得るが、単に電源電圧の測定と組み合わされて、マグネ
トロン電流の測定を排除してもよい。
【0022】オーブンの部屋の換気が加熱される食品に
冷却効果を有する。所望の最終温度を達成するために
は、冷却空気が温かいほど、少ないエネルギーが料理中
に必要である。本発明によるオーブンの一実施例におい
ては、それ故に測定手段がオーブンの部屋内での温度を
測定するためのセンサをも具えてもよい。
【0023】
【実施例】さて、添付の図面を参照しつつ実例の助けを
かりて本発明をもっと詳細に図解しよう。
【0024】図1は電源電圧Vにより駆動され、且つマ
グネトロン11へ運転電圧を発生する電力ユニット10を示
している。慣習的種類の電力ユニットが、本質的に変圧
器12と、コンデンサ13、及びダイオード14を具えてい
る。変圧器の二次巻線12a がマグネトロンへ清流された
高電圧パルスを、コンデンサ13とダイオード14とを介し
て発生し、且つもう一つの二次巻線12b がマグネトロン
の熱陰極へヒータ電流を発生する。この電力ユニットは
更に切換手段15、例えばトライアック又はリレーを含ん
でいる。この切換手段15によって、マグネトロンは全出
力と零出力との間で切り換えられる。この切換は制御入
力端子15a を介してタイマ16により制御される。このタ
イマにより指示される時間は、全料理時間Tを主として
決定するための設定手段を、慣習的な方法で含んでいる
時間及び出力設定装置17により決定される。更に料理過
程中の所望の電力レベルPを決定するための設定手段も
設けられている。設定電力レベルが最大の場合には、マ
グネトロンは全料理時間の間全出力を発生するようにス
イッチ・オンされ得る。設定電力レベルが最大より低い
場合には、マグネトロンはパルス化され、すなわち全出
力と零出力との間を周期的に切り換えられ、且つ各作業
期間のスイッチ・オン間隔とスイッチ・オフ間隔との間
の関係が、得られる平均出力を決定する。この時各設定
電力レベルはスイッチ・オン間隔の所定の期間に相当す
る。
【0025】図示の電力ユニットにおいては、コンデン
サが変圧器の二次巻線と直列共振回路を形成する。この
回路が運転電流をマグネトロンへ供給し、その電流はコ
ンデンサのキャパシタンスと変圧器の二次巻線内のイン
ダクタンスとのような種々の固定された装置パラメータ
により影響されるが、電源電圧と、マグネトロン電流
と、マグネトロン温度及びオーブンの部屋内の温度のよ
うな多数の可変動作パラメータよにっても影響される。
これらのパラメータの中で、電源電圧がマグネトロン電
流及び、従って、出力に直接的に影響するので、電源電
圧が主なパラメータである。マグネトロンへ運転電圧を
発生する電源電圧で運転される電力ユニットはマグネト
ロンの熱陰極へもヒータ電流を供給するので、電源電圧
の変動は陰極を加熱するのに要する時間及び、従って、
マグネトロンを起動するのに要する時間、すなわち起動
の開始と実際の起動との間に経過する時間に影響するで
あろう。立ち上がり時間での変動は、マグネトロンがパ
ルス化され且つ電力レベルが低い場合には、平均出力に
大幅な影響を有し得る。スエーデン国特許第8800323-1
号は立ち上がりの実際の時間を感知することにより立ち
上がり時間での変動により生じる平均出力誤差をいかに
補償するかを開示している。
【0026】図1に示した本発明によるマイクロ波オー
ブンの実施例においては、電源電圧が、ここではしきい
回路21と基準電圧Vref を発生する源泉22から作られて
いる電圧測定装置20により測定される。しきい回路21に
おいて、電源電圧Vが基準電圧Vref と比較され、且つ
電源電圧が基準電圧を超過する間隔の間この回路から出
力電圧が得られる。図2において、上側曲線a)が時間
tの関数として電源電圧Vを図解しており、且つ下側曲
線b)がしきい回路からの出力電圧Vm を図解してい
る。この出力信号はパルス信号であり、その信号内では
パルスの期間tmが選択された基準電圧と電源電圧の振
幅とに依存している。従って、パルス期間tm は測定の
際における電源電圧の振幅を表現する量である。測定さ
れた量tmを含んでいるパルス信号Vm は比較素子23へ
伝達されて、そこで量tm が電源電圧が公称値と等しい
場合の値tm と同じ公称値tnom と比較される。比較素
子23内でなされるこの比較の結果は、タイマにより発生
された実際の時間が、tm がtnom と異なる場合の設定
時間と異なるように、タイマに影響することを許容す
る。設定時間の変更又は補正がマグネトロン出力と電源
電圧との間の関係を表現する所定の綿密に決定された関
数に従ってなされる。そのような関係が図3に図解され
ており、そこでは左側欄は電源電圧と公称値との間の差
ΔVを表し、且つ右側欄はマグネトロン出力で結果とし
て起こる差ΔP0 を表している。タイマ内の時間設定の
比較回路により実行される補正が今や、料理過程の間の
マグネトロンに対する全スイッチ・オン時間(すなわち
マグネトロンが連続的に動作する場合の全料理時間、及
びマグネトロンがパルス化された場合のスイッチ・オン
間隔の合計)が図3内の右側欄に従うが左側欄による電
源電圧変動における反対符号により変更されるような方
法で実行される。従って、料理過程の間に供給されるエ
ネルギーの全量への電源電圧の変動の影響が除去され
る。電源電圧はオーブンが起動される前の間隔の間と料
理過程自身の間との両方で測定されてもよい。
【0027】図4は瞬時出力の直接尺度であるマグネト
ロン電流を測定するための単純な測定回路30を図解して
いる。マグネトロン電流は料理過程の間のみ測定され得
る。図4に示したように、測定回路30は変圧器12の二次
巻線12a に直列に接続された小さい測定抵抗31と、しき
い回路32及び基準電圧V′ref のための源泉33から作り
上げられている。しきい回路32へは抵抗31の両端間電圧
と基準電圧V′ref とが供給され且つこのしきい回路32
が図1のしきい回路21の方法で測定された電圧が基準電
圧を超過した場合に出力パルスを発生する。その時しき
い回路32からの出力パルスの期間t′m がマグネトロン
電流を指示する。しきい回路32からの出力パルスは比較
器回路34へ供給され、そこでパルス期間t′m が公称値
t′nomすなわちマグネトロン電流が公称値を有する場
合に測定されたパルスが有するはずの期間と比較され
る。この比較器回路34でなされた比較の結果が、出力に
おける差とマグネトロン電流を表現する測定された量
t′m における差との間の予め定められた関係に従った
設定時間に関連して、タイマにより発生される実際の時
間を補正するために先に説明した方法により用いられ
る。
【0028】図5はマグネトロン温度又はオーブンの部
屋内の温度を測定するための測定回路40を図解してい
る。図示のように、この測定回路40は半導体センサすな
わちサーミスタ41と、安定化電圧源42と、抵抗43,44か
ら成る線型化回路網、及びアナログ−ディジタル変換器
45から作られている。電圧源42が線型化回路網43, 44を
通して電流を伝達し、そこにはサーミスタ41が抵抗44に
対して並列抵抗として接続されている。かくして、接続
点Oにおける電圧はサーミスタの値及び、従って感知さ
れた温度に依存している。接続点Oにおける電圧はアナ
ログ−ディジタル変換器45においてディジタル化され、
且つこのアナログ−ディジタル変換器45がマグネトロン
またはオーブンの部屋の瞬時温度を表現する2進数nT
を含んでいる信号を伝達する。これらの2進数が比較素
子46へ送られ、そこでそれらは問題になっているパラメ
ータの公称値を表現する数nnom と比較される。それで
上述の方法で設定時間が補正される。
【0029】図6は本発明によるマイクロ波オーブンの
マイクロプロセッサ制御される実施例を図解する流れ図
であり、その流れ図ではマグネトロンがパルス化された
場合に、エネルギーの供給される量がマグネトロンのス
イッチ・オン間隔(マグネトロンパルスの期間)を補正
することにより調節される。選択されたパラメータはこ
の場合には料理過程の間繰り返して測定され、且つあら
ゆるパラメータが測定されてもよい。
【0030】この手順はブロック 100において開始され
る。ブロック 101において、選択されたパラメータが測
定され、例えば電源電圧のパルス期間tm が決定され
る。ブロック 102において、10個の最後に測定された値
の平均値Tm が決定され、且つそれから図6にブロック
103の右に示される補正表 104内の指標(アドレス)と
してブロック 103において用いられる。この補正表は測
定された量すなわち平均値Tm のための欄、及び各測定
された値の補正係数kのための欄を有する。公称値t
nom は、この補正表においては、補正係数1.00に対向し
て記憶されている。毎回測定された値の平均値が確立さ
れ、この値が補正表内のアドレスとして使用され、且つ
相当する補正係数がこの表から読み取られる。補正表 1
04を有するブロック 103は比較回路に相当し、そこでは
測定された値が先の実施例における公称値と比較され
る。ブロック 105において、設定マグネトロンパルス期
間が読み取られた補正係数を乗算され、且つブロック 1
06において、新しい且つ補正された時間がタイマをリセ
ットするために用いられる。この手順はブロック 107に
おいて完了される。
【0031】図7は本発明によるオーブンのマイクロプ
ロセッサ制御される実施例を図解する流れ図であり、そ
の流れ図においては電源電圧がオーブンが起動される前
の特殊測定間隔の間に測定され、且つエネルギーの供給
される量が全料理時間を補正することにより調節され
る。ブロック 200(図7)において電源電圧の測定が始
められる。ブロック 201及び 202において、測定と平均
値形成とが先に説明した方法で実行され、且つブロック
203において、結果としての平均値が補正表 204から補
正係数を得るための指標として用いられる。この段階に
おいて、マイクロプロセッサが特殊メモリ位置に補正係
数を記憶し、その補正係数は、測定が進行するに従って
更新され得る。ボックス 205が「加熱が始まったか?」
との質問をする。「ノー」の場合には、補正係数のます
ます良い値を与えるために電源電圧の測定が継続する。
「イエス」の場合には、最後に読み取られ且つ記憶され
た補正係数が回復され且つ、ブロック 206において、設
定料理時間を乗算される。ブロック 207において、新し
い且つ補正された料理時間がその時タイマをリセットす
るために用いられ、且つこの手順がブロック 208におい
て完了される。この場合には、設定料理時間はかくして
オーブンが起動される場合にはすでに瞬間的に補正され
ている。
【0032】図8は図7の流れ図に類似した流れ図であ
る。しかしながら、この場合には、エネルギーの供給さ
れる量は、全料理時間と同様に、マグネトロンがパルス
化されている場合にマグネトロンのパルス期間を補正す
ることにより調節される。電源電圧はマグネトロンが動
作させられる前の特殊測定間隔の間に測定されていると
仮定する。測定開始と、測定及び平均値形成が前のよう
にブロック200, 201及び 202において行われる。ブロッ
ク 210において、得られた平均値が補正表 211における
指標として用いられ、且つブロック 212において、マグ
ネトロンの設定パルス期間(設定マグネトロン平均出
力)がこの表 211から読み取られた補正係数を乗算され
る。ブロック 202において得られた平均値ももう一つの
補正係数を読み取り且つ記憶するために、もう一つの補
正表 214において指標としてブロック 213において用い
られる。この段階において、かくしてマグネトロンに対
する補正されたパルス期間と(料理時間に対する)補正
係数とが存在する。前のように、ボックス 205が「加熱
が始まったか?」との質問をする。「ノー」の場合に
は、測定が継続する。「イエス」の場合には、読み取ら
れた補正係数がブロック206において設定料理時間を乗
算される。新しい料理時間が使用され又はブロック 207
において記憶され、且つこの手順がブロック 208におい
て完了される。
【0033】図8に図解した例においては、マグネトロ
ンのパルス期間はかくして表 211から読み取られた補正
係数によって補正されて、且つ全料理時間が表 214から
読み取られた補正係数によって補正される。二つの表 2
11と 214とは、二つの補正係数が一緒に、料理過程の間
に供給されるエネルギーの量の所望の補正になるよう
に、すなわち単に図7の表 204から読み取られた補正係
数により達成される同じ補正になるように作成されてい
る。
【0034】二段階の補正を使用するこの例の有利な変
形は、オーブンを起動する前の特殊測定間隔の間に電源
電圧を測定すること、及びオーブンが起動する場合に測
定された値の助けにより設定料理時間の最良の可能な補
正を行うことにある。電源電圧変動がマグネトロン出力
を変化させる一次原因であるから、必要な補正の主要部
分は起動時にすでに実行されている。しかしながら、オ
ーブンを起動する場合に手順を完了する代わりに、測定
が継続されてもよく且つ小さい補正が料理過程の間に実
施され、そのような補正は料理過程の間に運転環境を変
えることのためにしばしば要求される。電源電圧を測定
する代わりに、マグネトロン出力と、例えばマグネトロ
ンとオーブンの部屋の温度を測定することと任意に組み
合わせてマグネトロン電流の必要な補正とを更に良く指
示するパラメータを測定してもよい。マグネトロンがパ
ルス化されている場合には、料理過程の間に得られた測
定結果によって、料理時間の代わりに、マグネトロンの
パルス期間を補正することも適当であり得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】マイクロ波エネルギーが電源電圧を測定するこ
とにより制御されるマイクロ波オーブンの、部分的にブ
ロック線図である回路図である。
【図2】図1の測定された電源電圧がマイクロプロセッ
サにより測定され得るパルス期間にいかにして変換され
るかを図解する時間図である。
【図3】電源電圧の異なる変動に対するマグネトロン出
力の差を図解する図表である。
【図4】マグネトロン電流を測定し且つ測定された値を
パルス期間に変換するための測定回路を図解している。
【図5】マグネトロン温度又はオーブンの部屋内の温度
を測定するための温度センサを具えている測定回路を図
解している。
【図6】電源電圧のような測定されたパラメータの関数
としてマグネトロンのパルス期間(スイッチ・オン間
隔)を主として制御するためにマイクロプロセッサが用
いられる本発明の一実施例を図解する流れ図である。
【図7】全料理時間を主として制御するマイクロプロセ
ッサを具えている一実施例を図解する相当する流れ図で
あり、電源電圧は料理過程の前の特殊測定間隔の間に測
定される。
【図8】マイクロ波エネルギーがマグネトロンのパルス
期間と全料理時間との双方を変えることにより制御され
る一実施例を図解する、図7の流れ図と類似した流れ図
である。
【符号の説明】
10 電力ユニット 11 マグネトロン 12 変圧器 12a, 12b 二次巻線 13 コンデンサ 14 ダイオード 15 切換手段 15a 制御入力端子 16 タイマ 17 時間及び出力設定装置 20 電圧測定装置 21 しきい回路 22 源泉 23 比較素子 30 単純な測定回路 31 小さい測定抵抗 32 しきい回路 33 源泉 34 比較器回路 40 測定回路 41 サーミスタ 42 安定化電圧源 43, 44 抵抗 45 アナログ−ディジタル変換器 46 比較素子 100 〜 103 ブロック 104 補正表 105 〜 107 ブロック 200 〜 203 ブロック 204 補正表 205 ボックス 206 〜 208 ブロック 210 ブロック 211 補正表 212, 213 ブロック 214 もう一つの補正表

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 料理過程の間マイクロ波オーブンの部屋
    へ、マグネトロンのような、マイクロ波放射線源により
    供給されるマイクロ波エネルギーを制御する方法であっ
    て、そこではそのオーブンのマイクロ波放射線源と電力
    供給回路及びそのオーブンの部屋内の現在の動作と装置
    パラメータとにより決定される零出力と全出力との間
    を、マイクロ波放射線源が電力供給回路を接続及び遮断
    することにより切り換えられ、料理過程の間は、マイク
    ロ波放射線源が全料理時間の間全出力によりスイッチ・
    オンされるか、又は全出力より低い所望の平均出力を与
    えるために全出力と零出力との間を所定の周期性により
    パルス化されるかのいずれかであり、料理時間と出力レ
    ベルとがオーブンの部屋内に導入される食品に適応され
    る料理過程の間マイクロ波放射線源に対して全スイッチ
    ・オン時間を与える値に設定される方法において、 少なくとも前記パラメータの一つを測定し、且つそのパ
    ラメータの公称値に関する基準値とそれ(又はそれら)
    を比較し、且つ公称パラメータ値と測定されたパラメー
    タ値との間に差がある場合には設定全スイッチ・オン時
    間に関連して修正されるマイクロ波放射線源に対する実
    効スイッチ・オン時間を発生するためにその比較の結果
    を使用し、それにより料理過程の間に供給されるマイク
    ロ波エネルギーへのこの差の影響を実質的に除去するこ
    とを特徴とするマイクロ波オーブンにおけるマイクロ波
    エネルギーを制御する方法。
  2. 【請求項2】 マイクロ波放射線源が多数の作業期間に
    分割される料理過程の間にパルス化され、マイクロ波放
    射線源は所望の平均出力を得るために作業期間のスイッ
    チ・オン間隔の間スイッチ・オンされ且つ作業期間の残
    りの間スイッチ・オフされる、請求項1記載の方法にお
    いて、 各スイッチ・オン間隔の、選択された出力レベルにより
    設定される、期間を修正するために前記比較の結果を使
    用することを特徴とするマイクロ波オーブンにおけるマ
    イクロ波エネルギーを制御する方法。
  3. 【請求項3】設定料理時間を修正するために前記比較の
    結果を使用することを特徴とする請求項1又は2記載の
    マイクロ波オーブンにおけるマイクロ波エネルギーを制
    御する方法。
  4. 【請求項4】設定値に関連して料理時間と各スイッチ・
    オン間隔との双方を修正するために前記比較の結果を使
    用することを特徴とする請求項3記載のマイクロ波オー
    ブンにおけるマイクロ波エネルギーを制御する方法。
  5. 【請求項5】電力供給回路が電源電圧により駆動される
    請求項1〜4のいずれか1項記載の方法において、 そのオーブンを起動する前の特殊測定間隔の間に電源電
    圧を測定し、且つそのオーブンを起動する場合にすでに
    マイクロ波放射線源の設定スイッチ・オン時間を修正す
    るためにその測定された電源電圧値と電源電圧の公称値
    との間の比較の結果を使用することを特徴とするマイク
    ロ波オーブンにおけるマイクロ波エネルギーを制御する
    方法。
  6. 【請求項6】マイクロプロセッサが手順を制御するため
    に用いられる請求項1〜5のいずれか1項記載の方法に
    おいて、 設定スイッチ・オン時間を補正するために補正係数を有
    する補正表内の指標として測定されたパラメータ値を用
    いることにより、測定されたパラメータ値と公称パラメ
    ータ値との間の比較を行うことを特徴とするマイクロ波
    オーブンにおけるマイクロ波エネルギーを制御する方
    法。
  7. 【請求項7】部屋と、前記部屋へマイクロ波エネルギー
    を供給するための、マグネトロンのような、マイクロ波
    放射線源と、マイクロ波放射線源へ運転電圧を発生する
    ための電力供給回路と、零出力を有する不動作状態とオ
    ーブン内に存在する動作と装置パラメータとにより決定
    される全出力を有する動作状態との間でマイクロ波放射
    線源を切り換えるための電力供給回路上で動作する接続
    及び遮断手段、及び料理時間とマイクロ波放射線源をス
    イッチ・オン及びスイッチ・オフすることにより料理時
    間中の出力レベルとを決定するための時間及び出力設定
    手段を有するタイミング回路を具えているマイクロ波オ
    ーブンであって、料理時間と出力レベルとはオーブンの
    部屋内へ導入される食品に適応させられ、且つ供給され
    るマイクロ波エネルギーは料理過程の間にマイクロ波放
    射線源の設定全スイッチ・オン時間により決定されるマ
    イクロ波オーブンにおいて、 前記パラメータのうちの少なくとも一つを測定する手
    段、及び測定されたパラメータ値を問題になっているパ
    ラメータの公称値に関連する基準値と比較する手段とを
    特徴とし、且つ測定されたパラメータ値と公称パラメー
    タ値との間に差のある場合には、マイクロ波放射線源の
    設定スイッチ・オン時間が問題になっているパラメータ
    値とマイクロ波放射線源からの出力との間の所定の関係
    に従って修正されて、それにより料理過程の間に供給さ
    れるマイクロ波エネルギーへのこの差の影響を実質的に
    除去することを特徴とするマイクロ波オーブン。
  8. 【請求項8】マグネトロンがマイクロ波放射線源として
    用いられる請求項7記載のマイクロ波オーブンにおい
    て、 測定手段がマグネトロンを通る電流を測定する装置を具
    えていることを特徴とするマイクロ波オーブン。
  9. 【請求項9】前記電流測定装置がマグネトロン電流が基
    準電流レベルを超過する間の時間間隔の期間を測定する
    ように設計されていることを特徴とする請求項8記載の
    マイクロ波オーブン。
  10. 【請求項10】電力供給回路が電源電圧により駆動され
    る請求項7〜9のいずれか1項記載のマイクロ波オーブ
    ンにおいて、 前記測定手段が電源電圧を測定する装置を具えているこ
    とを特徴とするマイクロ波オーブン。
  11. 【請求項11】電圧測定手段が電源電圧が基準電圧レベ
    ルを超過する間の時間間隔の期間を測定するように設計
    されていることを特徴とする請求項10記載のマイクロ
    波オーブン。
  12. 【請求項12】マグネトロンがマイクロ波放射線源とし
    て用いられる請求項7〜11のいずれか1項記載のマイ
    クロ波オーブンにおいて、 測定手段がマグネトロンの温度を感知するように適用さ
    れたセンサを具えていることを特徴とするマイクロ波オ
    ーブン。
  13. 【請求項13】測定手段がオーブンの部屋内の温度を感
    知するように適用されたセンサを具えていることを特徴
    とする請求項7〜12のいずれか1項記載のマイクロ波
    オーブン。
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