JPH0593704A - 化学成分分析センサ - Google Patents
化学成分分析センサInfo
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- JPH0593704A JPH0593704A JP3280557A JP28055791A JPH0593704A JP H0593704 A JPH0593704 A JP H0593704A JP 3280557 A JP3280557 A JP 3280557A JP 28055791 A JP28055791 A JP 28055791A JP H0593704 A JPH0593704 A JP H0593704A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 測定毎に成分標準液や成分標準雰囲気を用い
てセンサの検量線を求めて零点及び感度を補正すること
を省く。 【構成】 単一のバイオセンサ１には化学成分分析部位
２と一体的にセンサ１の零点、感度の情報を記憶する３
個の電気ヒューズ４，５、６からなる情報記憶部位３を
設けた。そして測定時には情報記憶部３に通電して電気
ヒューズ４，５，６の接続／溶断を判別することによっ
て零点、感度の情報を読み取る
てセンサの検量線を求めて零点及び感度を補正すること
を省く。 【構成】 単一のバイオセンサ１には化学成分分析部位
２と一体的にセンサ１の零点、感度の情報を記憶する３
個の電気ヒューズ４，５、６からなる情報記憶部位３を
設けた。そして測定時には情報記憶部３に通電して電気
ヒューズ４，５，６の接続／溶断を判別することによっ
て零点、感度の情報を読み取る
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はバイオセンサやガスセン
サなどの化学成分を分析する化学成分分析センサに関
し、特にその零点、感度のキャリブレーションに関す
る。
サなどの化学成分を分析する化学成分分析センサに関
し、特にその零点、感度のキャリブレーションに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】バイオセンサは主に生体関連物質の定量
に用いられるもので、分子識別機能を持つ固定化生体触
媒と電気化学デバイスによって構成され、電気化学デバ
イスはＩＳＦＥＴ（半導体電界効果型イオンセンサ）や
薄膜電極を用いた酸素電極、過酸化水素電極、イオン選
択性電極の上に酵素膜、微生物膜、免疫膜等を付着させ
たものがある。
に用いられるもので、分子識別機能を持つ固定化生体触
媒と電気化学デバイスによって構成され、電気化学デバ
イスはＩＳＦＥＴ（半導体電界効果型イオンセンサ）や
薄膜電極を用いた酸素電極、過酸化水素電極、イオン選
択性電極の上に酵素膜、微生物膜、免疫膜等を付着させ
たものがある。
【０００３】ところで、このようなバイオセンサあるい
はガスセンサ等の化学成分を分析するセンサにあって
は、製造段階の種々のパラメータ変動により、図３に示
すように個々の製品によって零点及び感度が大きく異な
る。
はガスセンサ等の化学成分を分析するセンサにあって
は、製造段階の種々のパラメータ変動により、図３に示
すように個々の製品によって零点及び感度が大きく異な
る。
【０００４】そこで、従来は測定前に図４に示すよう
に、化学成分分析センサ１０１の感応部を成分標準液１
０２又は成分標準雰囲気中に浸すか暴露して、その出力
信号を測定器１０３で測定して検量線を求めて補正する
ようにしている。
に、化学成分分析センサ１０１の感応部を成分標準液１
０２又は成分標準雰囲気中に浸すか暴露して、その出力
信号を測定器１０３で測定して検量線を求めて補正する
ようにしている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように測定毎に成分標準液や成分標準雰囲気を用いて
センサの検量線を求めて零点及び感度を補正するので
は、測定が面倒になる。
たように測定毎に成分標準液や成分標準雰囲気を用いて
センサの検量線を求めて零点及び感度を補正するので
は、測定が面倒になる。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するため、センサの零点、感度の情報を記憶する情報
記憶部位を化学成分分析部位とともに一体的に設けた。
決するため、センサの零点、感度の情報を記憶する情報
記憶部位を化学成分分析部位とともに一体的に設けた。
【０００７】
【作用】測定毎に化学成分分析センサに一体的に設けた
情報記憶手段に記憶されている零点、感度の情報を読み
取り、この読み取り情報に基づいて零点、感度の補正を
行う。
情報記憶手段に記憶されている零点、感度の情報を読み
取り、この読み取り情報に基づいて零点、感度の補正を
行う。
【０００８】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面を参照して
説明する。ここで、図１は本発明を適用したバイオセン
サの模式図、図２は同センサに情報を記憶したときの模
式図である。
説明する。ここで、図１は本発明を適用したバイオセン
サの模式図、図２は同センサに情報を記憶したときの模
式図である。
【０００９】バイオセンサ１は、測定対象物質を生体触
媒の作用で分解し、その反応に関与する電極活物質の増
減を電気信号に変換して出力する化学成分分析部位２
と、零点・感度の情報を記憶する情報記憶部位３とを基
板上に一体的に形成している。情報記憶部位３は、高抵
抗金属薄膜により形成した３個の電気ヒューズ４，５，
６からなる。
媒の作用で分解し、その反応に関与する電極活物質の増
減を電気信号に変換して出力する化学成分分析部位２
と、零点・感度の情報を記憶する情報記憶部位３とを基
板上に一体的に形成している。情報記憶部位３は、高抵
抗金属薄膜により形成した３個の電気ヒューズ４，５，
６からなる。
【００１０】このバイオセンサ１に零点、感度の情報を
記憶する場合には、先ず、化学成分分析部位２を各成分
標準液に浸し、このとき化学成分分析部位２の出力端子
２１，２２，２３から出力される信号を外部計測器によ
り測定して、その測定情報を基にしてセンサ１の零点、
感度の補正値あるいはランク値を算出してコード化す
る。
記憶する場合には、先ず、化学成分分析部位２を各成分
標準液に浸し、このとき化学成分分析部位２の出力端子
２１，２２，２３から出力される信号を外部計測器によ
り測定して、その測定情報を基にしてセンサ１の零点、
感度の補正値あるいはランク値を算出してコード化す
る。
【００１１】そして、情報記憶部位３の共通端子３１と
各ヒューズのコード化端子４１，５１，６１との間にコ
ード化した情報に応じて電圧を印加することにより、情
報記憶部位３の電気ヒューズ４，５，６をコード化情報
に応じて溶断する。
各ヒューズのコード化端子４１，５１，６１との間にコ
ード化した情報に応じて電圧を印加することにより、情
報記憶部位３の電気ヒューズ４，５，６をコード化情報
に応じて溶断する。
【００１２】このようにしてバイオセンサ１の情報記憶
部位３には零点、感度の情報が電気ヒューズ４，５，６
の接続／溶断の配列として記憶されるので、測定時には
情報記憶部３に通電して電気ヒューズ４，５，６の接続
／溶断を判別することによって零点、感度の情報を読み
取ることができるので、この情報に基づいて零点、感度
を補正して測定する。
部位３には零点、感度の情報が電気ヒューズ４，５，６
の接続／溶断の配列として記憶されるので、測定時には
情報記憶部３に通電して電気ヒューズ４，５，６の接続
／溶断を判別することによって零点、感度の情報を読み
取ることができるので、この情報に基づいて零点、感度
を補正して測定する。
【００１３】尚、情報記憶手段としては、例えば誘電体
薄膜を使用した記憶素子あるいは電気的に書込み可能な
ＲＯＭ（ＥＰＲＯＭ）などを用いることもできる。ま
た、記憶回路の構成方法の追加によって検量線測定の度
毎に記憶することが可能になり、あるいは零点、感度の
情報の他測定データの記憶も可能になる。さらに、バイ
オセンサのほかガスセンサ等の化学成分分析センサにも
同様に実施できる。
薄膜を使用した記憶素子あるいは電気的に書込み可能な
ＲＯＭ（ＥＰＲＯＭ）などを用いることもできる。ま
た、記憶回路の構成方法の追加によって検量線測定の度
毎に記憶することが可能になり、あるいは零点、感度の
情報の他測定データの記憶も可能になる。さらに、バイ
オセンサのほかガスセンサ等の化学成分分析センサにも
同様に実施できる。
【００１４】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
センサの零点、感度の情報を記憶する情報記憶部位を化
学成分分析部位とともに基板等に一体的に設けたので、
測定の毎に標準サンプルによる較正が不要になって測定
がやりやすくなる。
センサの零点、感度の情報を記憶する情報記憶部位を化
学成分分析部位とともに基板等に一体的に設けたので、
測定の毎に標準サンプルによる較正が不要になって測定
がやりやすくなる。
【図１】本発明を適用したバイオセンサの模式図
【図２】同センサに情報を記憶したときの模式図
【図３】バイオセンサの出力特性例を示す線図
【図４】従来のバイオセンサの補正方法を説明した図
１…バイオセンサ、２…化学成分分析部位、３…情報記
憶部位、４，５，６…電気ヒューズ。
憶部位、４，５，６…電気ヒューズ。
Claims (1)
- 【請求項１】 バイオセンサやガスセンサなどの化学成
分を分析する化学成分分析センサにおいて、このセンサ
は化学成分分析部位とセンサの零点及び感度の情報を記
憶する情報記憶部位とを単一の基板等に一体的に設けた
ことを特徴とする化学成分分析センサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3280557A JP2976635B2 (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | 化学成分分析センサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3280557A JP2976635B2 (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | 化学成分分析センサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0593704A true JPH0593704A (ja) | 1993-04-16 |
| JP2976635B2 JP2976635B2 (ja) | 1999-11-10 |
Family
ID=17626704
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3280557A Expired - Fee Related JP2976635B2 (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | 化学成分分析センサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2976635B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002156358A (ja) * | 2000-11-20 | 2002-05-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | バイオセンサ、通知装置、及び測定装置 |
| JP2009031309A (ja) * | 2001-09-28 | 2009-02-12 | Arkray Inc | 濃度測定装置 |
| JP2010534340A (ja) * | 2007-07-23 | 2010-11-04 | バイエル・ヘルスケア・エルエルシー | バイオセンサ較正システム |
| JP2013221859A (ja) * | 2012-04-17 | 2013-10-28 | Ihi Aerospace Co Ltd | 無線ガス検知システム、レクテナ |
-
1991
- 1991-10-01 JP JP3280557A patent/JP2976635B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002156358A (ja) * | 2000-11-20 | 2002-05-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | バイオセンサ、通知装置、及び測定装置 |
| JP2009031309A (ja) * | 2001-09-28 | 2009-02-12 | Arkray Inc | 濃度測定装置 |
| JP2010534340A (ja) * | 2007-07-23 | 2010-11-04 | バイエル・ヘルスケア・エルエルシー | バイオセンサ較正システム |
| JP2013221859A (ja) * | 2012-04-17 | 2013-10-28 | Ihi Aerospace Co Ltd | 無線ガス検知システム、レクテナ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2976635B2 (ja) | 1999-11-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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