JPH058982Y2 - - Google Patents

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JPH058982Y2
JPH058982Y2 JP11730088U JP11730088U JPH058982Y2 JP H058982 Y2 JPH058982 Y2 JP H058982Y2 JP 11730088 U JP11730088 U JP 11730088U JP 11730088 U JP11730088 U JP 11730088U JP H058982 Y2 JPH058982 Y2 JP H058982Y2
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JP
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plate
heel body
shaped heel
cast
side plates
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、下肢骨折や捻挫等の整形外科的疾患
で下肢をギプス固定する際、ギプスの保護及び歩
行を容易にするためギプス巻き時足底に取り付け
るギプスヒールに関する。
〔従来の技術〕
従来、下肢骨折や捻挫等で下肢をギプス固定す
る場合、ギプスの保護及び歩行を容易にするた
め、ギプス巻時に足底に天然ゴム又は合成ゴムに
より下駄型又は平板の中央下に突起を設けた形に
成形したギプスヒールを巻き込み固定することが
行われている。一般的に年令、性別等により足の
高さは異なるものであり、また下肢の疾患により
足の角度を変える必要があり、あらゆる場合に対
応するためには膨大な数の種類を準備する必要が
ある。そのため製造側では多数の金型を造らなけ
ればならず、特に少ロツトのものは投資負担が多
く、デイーラーや病院側においても絶えず多数の
種類のギプスヒールをストツクしておかなければ
ならず、在庫に必要な資本、スペース等の面で不
合理であり、特に中小病院では患者数も少なく十
分な種類をストツクすることができず、患者に対
し適合するギプスヒールを装着することができな
いという治療上大きな問題がある。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案の目的は、患者の年令、性別、疾患等の
種々の条件に、僅かな種類で対応できるギプスヒ
ールを得ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的は本考案によれば、ギプス固定した
下肢の足底側より足の内外果部を挟むように延び
た二つの側面板と両側面板を連結し足底に対向す
る底面板とを有するU字型ヒール本体と、足底面
を載置保持するプレートとからなり、U字型ヒー
ル本体は両側面板に複数個の孔を有し、プレート
はU字型ヒール本体の両側面板間に挿入し得る幅
とU字型ヒール本体の側面板より前後に延びる長
さとを有し、しかもほぼ中央部側面にはU字型ヒ
ール本体の孔と結合し得る機構を設けることによ
り達成される。
〔作用〕
本考案のギプスヒールにおいては、U字型ヒー
ル本体の側面板に設けた孔を適宜選択してプレー
トと結合させることにより、プレートの高さ、角
度を所望の値を調節するものである。
〔実施例〕
次に本考案の実施例を図面について説明する。
第1図は本考案の実施例の斜視図、第2図a,
b,cは第1図のU字型ヒール本体のそれぞれ正
面図、側面図、平面図、第3図a,b,cは第1
図のプレートのそれぞれ正面図、側面図、平面図
であり、同一部分には同符号を付してある。
1はU字型ヒール本体で、断面U字状をなし、
足底側より挟み込み足果の内外部を覆う高さと幅
の側面板2と底板3とを備え、側面板2の前後に
は2列に複数の3〜8mmφの貫通孔4,5が底板
3と平行に設けられている。底板3の下面には3
〜50mm厚のクツシヨン材6が取り付けられてい
る。このU字型ヒール本体1を構成する素材とし
ては軽量で強靱な材質が好ましく、例えば、プラ
スチツク材としてはポリカーボネート、硬質塩化
ビニル、ABS樹脂、スチロール樹脂、ナイロン
等、また金属としてはステンレス、硬質アルミニ
ウム等が適しており、厚みは3〜10mmに選ぶこと
ができる。クツシヨン材6としては合成ゴム、天
然ゴム、ウレタン樹脂等を成形したもので、底に
はスリツプを防止するための凹凸を設けることが
好ましい。
7はプレートで、U字型ヒール本体1の両側面
板2間の内側に嵌合する幅を有し、長さはU字型
ヒール本体1の側面板2より前後に20mm以上突出
するのが好ましく、中央部8は厚く、5mm以上の
厚さを有し、前後端に向かい徐々に薄くなるよう
に形成され、前後端で2〜4mmの厚さを有するよ
うにするのが好ましい。中央部8にはU字型ヒー
ル本体1の孔4,5と結合し得る機構として結合
用穴9が設けられている。プレート7に使用する
素材としては、例えばプラスチツクとしてはポリ
エチレン、ポリプロピレン、ナイロン、アクリ
ル、スチレン、ABSポリカーボネート等、金属
としては鉄、ステンレス、硬質アルミニウム等
の、軽量で弾力性のある材質が好ましい。
U字型ヒール本体1とプレート7とを結合する
方式としてはねじ方式、ピン方式などがあるが、
操作性が容易で確実に結合固定できるものとして
ねじ方式が好ましい。すなわちU字型ヒール本体
1の孔4,5とプレート7の穴9とにねじ10を
挿入して結合するものであり、この場合少なくと
もプレート7の穴9にはねじを切つておく必要が
ある。またプレート7に設ける穴9を両側に抜け
る貫通孔とし、U字型ヒール本体1とプレート7
にボルトを通しナツトで締め付けるような方法を
とつてもよい。
次に第1図〜第3図に示すギプスヒールの使用
方法を第4図、第5図について説明する。
第4図において、ギプス巻時に患者の足底にプ
レート7を同時に巻き込み固定する。その際プレ
ート7の中央部8、すなわち穴9を設けた部分は
ギプス包帯11で覆わないように注意する。足底
12をU字型ヒール本体1の両側面板2間に足果
がくるように挟み込む。次いで足底の高さが所望
の値になるように側面板2の孔4,5のいずれか
の行方向の組を選び、その孔4,5とプレート7
の穴9とを対向させ、ねじ10をねじ込んで両者
を結合する。この例では側面板2の孔4,5はい
ずれも下から2番目の行が選ばれており、したが
つて足底は水平に位置する。
第5図においては、U字型ヒール本体1の側面
板2の孔4は下から2番目、孔5は下から3番目
のものが選ばれており、したがつてこの場合はか
かとが高くなり、足底は前傾位置をとる。
第6図a,b,cはプレートの異なる例のそれ
ぞれ正面図、側面図、平面図である。このプレー
ト13は足の土踏まず部に相当する部分にパツト
14が設けられている点が第3図の例と異なつて
いる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、U字型ヒール本体とプレート
との結合位置を調整しうるようになつているか
ら、患者の年令、性別に合わせた高さに調整する
ことができ、また患者の疾患により足の角度を良
肢位に固定したり、アキレス腱断裂の疾患のよう
に尖足位に固定する場合も自由に角度が得られる
ものであり、患者個々の条件に応じて高さ、角度
を選択できるから歩行にも有利になりかつ早期治
癒が可能となる。さらに従来のように多種類のギ
プスヒールを必要とせず、ごく僅かの種類だけで
よいから、製造する側、治療する側の負担も少な
くてすみ、それだけ治療費も低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜視図、第2図
a,b,cは第1図のU字型ヒール本体のそれぞ
れ正面図、側面図、平面図、第3図a,b,cは
第1図のプレートのそれぞれ正面図、側面図、平
面図、第4図、第5図は本考案の使用方法の異な
る例の説明図、第6図a,b,cは本考案のプレ
ートの異なる例のそれぞれ正面図、側面図、平面
図である。 1……U字型ヒール本体、2……側面板、3…
…底板、4,5……貫通孔、7……プレート、9
……穴、10……ねじ、13……プレート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ギプス固定した下肢の足底側より足の内外果部
    を挟み得るように延びた二つの側面板と両側面板
    を連結し足底に対向する底板とを有するU字型ヒ
    ール本体と、足底面を載置保持するプレートとか
    らなり、U字型ヒール本体は両側面板に複数個の
    孔を有し、プレートはU字型ヒール本体の両側面
    板間に挿入し得る幅とU字型ヒール本体の側面板
    より前後に延びる長さとを有し、しかもほぼ中央
    部側面にはU字型ヒール本体の孔と結合し得る機
    構を設けたギプスヒール。
JP11730088U 1988-09-05 1988-09-05 Expired - Lifetime JPH058982Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11730088U JPH058982Y2 (ja) 1988-09-05 1988-09-05

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11730088U JPH058982Y2 (ja) 1988-09-05 1988-09-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0237621U JPH0237621U (ja) 1990-03-13
JPH058982Y2 true JPH058982Y2 (ja) 1993-03-05

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ID=31360640

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JPH0237621U (ja) 1990-03-13

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