JPH0587057A - エヤーポンプの凍結防止方法 - Google Patents
エヤーポンプの凍結防止方法Info
- Publication number
- JPH0587057A JPH0587057A JP25094091A JP25094091A JPH0587057A JP H0587057 A JPH0587057 A JP H0587057A JP 25094091 A JP25094091 A JP 25094091A JP 25094091 A JP25094091 A JP 25094091A JP H0587057 A JPH0587057 A JP H0587057A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- pump
- temperature
- compressed air
- heater
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- Pending
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- Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ポンプエヤー使用量の変動やポンプ設置場所
に関係なく、エヤーポンプの凍結を防止すること。 【構成】 ヒーターの出口の圧縮空気の温度を検出し、
温度調節計1からの制御信号を用いてヒーター動力電源
8を自動的にオン・オフさせることにより、流量が変化
する圧縮空気の温度をあらかじめ定められた温度範囲内
に保って、エヤーポンプの凍結による故障を防止する方
法。
に関係なく、エヤーポンプの凍結を防止すること。 【構成】 ヒーターの出口の圧縮空気の温度を検出し、
温度調節計1からの制御信号を用いてヒーター動力電源
8を自動的にオン・オフさせることにより、流量が変化
する圧縮空気の温度をあらかじめ定められた温度範囲内
に保って、エヤーポンプの凍結による故障を防止する方
法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエヤーポンプの凍結によ
る故障を防止する方法に関する。
る故障を防止する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】塗装工程における塗料、シーラー、塩化
ビニル樹脂などの引火性材料の圧送には火災の危険性の
ない圧縮空気を駆動源としたエヤーポンプが多く使用さ
れている。エヤーポンプは圧縮空気を使用しているため
に空気を大気中に排出する際に、断熱膨脹の作用でエヤ
ーモーター内部の温度が0℃以下に下がり、ポンプ内部
に霜が発生して凍結により故障することがある。
ビニル樹脂などの引火性材料の圧送には火災の危険性の
ない圧縮空気を駆動源としたエヤーポンプが多く使用さ
れている。エヤーポンプは圧縮空気を使用しているため
に空気を大気中に排出する際に、断熱膨脹の作用でエヤ
ーモーター内部の温度が0℃以下に下がり、ポンプ内部
に霜が発生して凍結により故障することがある。
【0003】このような凍結による故障を防止する方法
としては、従来より、使用圧縮空気を除湿する方法、エ
ヤーポンプを外部から加熱する方法および空気供給回路
にエヤーヒーター(電気ヒーターなど)を取り付ける方
法などが採用されている。
としては、従来より、使用圧縮空気を除湿する方法、エ
ヤーポンプを外部から加熱する方法および空気供給回路
にエヤーヒーター(電気ヒーターなど)を取り付ける方
法などが採用されている。
【0004】図2に示したものは、空気供給回路に電気
ヒーターを取り付ける方法を採用した従来のエヤーポン
プの凍結防止方法を説明する説明図である。この方法に
おいてはエヤーフィルター6とエヤーポンプとのあいだ
に電気ヒーター7が設けられており、ヒーター動力電源
8により電気ヒーター7が作動してエヤーポンプに供給
される圧縮空気を加熱することによりポンプの凍結を防
ごうしている。
ヒーターを取り付ける方法を採用した従来のエヤーポン
プの凍結防止方法を説明する説明図である。この方法に
おいてはエヤーフィルター6とエヤーポンプとのあいだ
に電気ヒーター7が設けられており、ヒーター動力電源
8により電気ヒーター7が作動してエヤーポンプに供給
される圧縮空気を加熱することによりポンプの凍結を防
ごうしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、経済性
および省エネルギーの観点からは、前記除湿、加熱など
は必要最小限に行わなければならない。そのため、前記
従来の方法においては除湿、加熱などの能力が必ずしも
最大負荷に基づいて設定されず、ポンプエヤー使用量の
変動(材料使用量の変動)およびポンプ設置場所の温度
や湿度の変化に対応できず故障が再発するという欠点が
あった。本発明は前記従来の方法の欠点を克服し、ポン
プエヤー使用量の変動やポンプ設置場所による差異に応
じて、必要最小限のエネルギーで、エヤーポンプの凍結
を防止する方法を提供することを目的とする。
および省エネルギーの観点からは、前記除湿、加熱など
は必要最小限に行わなければならない。そのため、前記
従来の方法においては除湿、加熱などの能力が必ずしも
最大負荷に基づいて設定されず、ポンプエヤー使用量の
変動(材料使用量の変動)およびポンプ設置場所の温度
や湿度の変化に対応できず故障が再発するという欠点が
あった。本発明は前記従来の方法の欠点を克服し、ポン
プエヤー使用量の変動やポンプ設置場所による差異に応
じて、必要最小限のエネルギーで、エヤーポンプの凍結
を防止する方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明により、空気供給
回路において、圧縮空気を加熱することによりエヤーポ
ンプのエヤーモーター部および排出口における凍結によ
る故障を防止する方法であって、ヒーターの出口の圧縮
空気の温度を検出し、該検出値があらかじめ定められた
所定温度範囲の下限値になったときにヒーター電源を入
れ、上限値になったときにヒーター電源を切ることによ
り、流量が変化する圧縮空気の温度を所定温度範囲内に
保つエヤ−ポンプの凍結防止方法が提供される。
回路において、圧縮空気を加熱することによりエヤーポ
ンプのエヤーモーター部および排出口における凍結によ
る故障を防止する方法であって、ヒーターの出口の圧縮
空気の温度を検出し、該検出値があらかじめ定められた
所定温度範囲の下限値になったときにヒーター電源を入
れ、上限値になったときにヒーター電源を切ることによ
り、流量が変化する圧縮空気の温度を所定温度範囲内に
保つエヤ−ポンプの凍結防止方法が提供される。
【0007】
【作用】本発明の方法によれば、取入口温度やエヤーポ
ンプに供給される流量が変化する圧縮空気の温度をあら
かじめ定められた温度範囲内に保つことができるので、
エネルギーの浪費を防止することができ、かつ、圧縮空
気の流量やポンプ設置場所の温度や湿度に関係なくエヤ
−ポンプの凍結による故障を防止することができる。
ンプに供給される流量が変化する圧縮空気の温度をあら
かじめ定められた温度範囲内に保つことができるので、
エネルギーの浪費を防止することができ、かつ、圧縮空
気の流量やポンプ設置場所の温度や湿度に関係なくエヤ
−ポンプの凍結による故障を防止することができる。
【0008】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は本発明の方法の一実施例を示す説明図
である。図において1は温度調節計、2は測温抵抗体、
3は電磁開閉器、4は温度調節計1の制御電源、5は圧
縮空気供給源、6はエヤーフィルター、7は電気ヒータ
ー、8はヒーター動力電源、9は耐熱ホース、10はエヤ
ーポンプのポンプ部、11はエヤーポンプのエヤーモータ
ー部、12は材料塗布ガン、13は背圧弁、14は材料タンク
である。
説明する。図1は本発明の方法の一実施例を示す説明図
である。図において1は温度調節計、2は測温抵抗体、
3は電磁開閉器、4は温度調節計1の制御電源、5は圧
縮空気供給源、6はエヤーフィルター、7は電気ヒータ
ー、8はヒーター動力電源、9は耐熱ホース、10はエヤ
ーポンプのポンプ部、11はエヤーポンプのエヤーモータ
ー部、12は材料塗布ガン、13は背圧弁、14は材料タンク
である。
【0009】図に示された実施例においては、フィルタ
ー6を通過した圧縮空気供給源5よりの圧縮空気を電気
ヒーター7により加熱する。そして電気ヒーター7の出
口における圧縮空気の温度を温度調節計1に接続された
測温抵抗体2が測定する。このときの方法としては図1
に示したように測温抵抗体2を電気ヒーター7出口近傍
の外筒表面にとりつけることによって行ってもよい。こ
のようにして、ヒーターの出口の圧縮空気の温度を検出
し、該検出値があらかじめ定められた所定温度範囲の上
限値になったときに温度調節計1から信号が出力され、
この信号を受けて電磁開閉器3がヒーター動力電源8の
電源を切る。また、検出値が所定温度範囲の下限値にな
ったときにおなじく温度調節計1から信号が出力され、
この信号を受けて電磁開閉器3がヒーター動力電源8の
電源を入れる。このようにして、流量が変化する圧縮空
気の温度を、圧縮空気の流量やポンプ設置場所の温度や
湿度に関係なく一定に保ち、エヤ−ポンプの凍結による
故障を防止することができる。このようなエヤ−ポンプ
を使用する方法においては、そこで用いられる空気の流
量の変動範囲は一般的には平均値にたいしてその最大値
は200 %、最小値は10%であり、本発明の方法によりそ
のような範囲の流量変動に対応できる。
ー6を通過した圧縮空気供給源5よりの圧縮空気を電気
ヒーター7により加熱する。そして電気ヒーター7の出
口における圧縮空気の温度を温度調節計1に接続された
測温抵抗体2が測定する。このときの方法としては図1
に示したように測温抵抗体2を電気ヒーター7出口近傍
の外筒表面にとりつけることによって行ってもよい。こ
のようにして、ヒーターの出口の圧縮空気の温度を検出
し、該検出値があらかじめ定められた所定温度範囲の上
限値になったときに温度調節計1から信号が出力され、
この信号を受けて電磁開閉器3がヒーター動力電源8の
電源を切る。また、検出値が所定温度範囲の下限値にな
ったときにおなじく温度調節計1から信号が出力され、
この信号を受けて電磁開閉器3がヒーター動力電源8の
電源を入れる。このようにして、流量が変化する圧縮空
気の温度を、圧縮空気の流量やポンプ設置場所の温度や
湿度に関係なく一定に保ち、エヤ−ポンプの凍結による
故障を防止することができる。このようなエヤ−ポンプ
を使用する方法においては、そこで用いられる空気の流
量の変動範囲は一般的には平均値にたいしてその最大値
は200 %、最小値は10%であり、本発明の方法によりそ
のような範囲の流量変動に対応できる。
【0010】
【発明の効果】本発明によりポンプエヤーの使用量やポ
ンプ設置場所の温度や湿度に関係なくエヤーポンプのエ
ヤーモーター部および排出口の凍結およびそれによる故
障を防止することができる。また、ヒーター動力電源を
自動的にオン・オフするので電気ヒーターの省エネルギ
ー化も達成される。
ンプ設置場所の温度や湿度に関係なくエヤーポンプのエ
ヤーモーター部および排出口の凍結およびそれによる故
障を防止することができる。また、ヒーター動力電源を
自動的にオン・オフするので電気ヒーターの省エネルギ
ー化も達成される。
【図1】本発明の方法の一実施例を示す説明図である。
【図2】従来の方法を示す説明図である。
1 温度調節計 2 測温抵抗体 3 電磁開閉器 4 温度調節計制御電源
Claims (1)
- 【請求項1】 空気供給回路において、圧縮空気を加熱
することによりエヤーポンプのエヤーモーター部および
排出口における凍結による故障を防止する方法であっ
て、ヒーターの出口の圧縮空気の温度を検出し、該検出
値があらかじめ定められた所定温度範囲の下限値になっ
たときにヒーター電源を入れ、上限値になったときにヒ
ーター電源を切ることにより、流量が変化する圧縮空気
の温度を所定温度範囲内に保つことを特徴とするエヤ−
ポンプの凍結防止方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25094091A JPH0587057A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | エヤーポンプの凍結防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25094091A JPH0587057A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | エヤーポンプの凍結防止方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0587057A true JPH0587057A (ja) | 1993-04-06 |
Family
ID=17215276
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25094091A Pending JPH0587057A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | エヤーポンプの凍結防止方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0587057A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013020805A (ja) * | 2011-07-11 | 2013-01-31 | Kurabe Industrial Co Ltd | ヒータ構造 |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP25094091A patent/JPH0587057A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013020805A (ja) * | 2011-07-11 | 2013-01-31 | Kurabe Industrial Co Ltd | ヒータ構造 |
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