JPH0586350U - 体外循環回路用シャントキャップ - Google Patents
体外循環回路用シャントキャップInfo
- Publication number
- JPH0586350U JPH0586350U JP3576692U JP3576692U JPH0586350U JP H0586350 U JPH0586350 U JP H0586350U JP 3576692 U JP3576692 U JP 3576692U JP 3576692 U JP3576692 U JP 3576692U JP H0586350 U JPH0586350 U JP H0586350U
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- JP
- Japan
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- plug
- shunt cap
- groove
- circulation circuit
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 体外循環回路の端部に装着されるシャントキ
ャップの改良に関するもので、栓体を回転させることに
より通気性と気密性の双方を可能ならしめるシャントキ
ャップを提供するものである。 【構成】 筒状の本体2と筒状の栓体3をヒンジ4を介
して一体に形成された体外循環回路用シャントキャップ
1(以下、「シャントキャップ1」)であって、本体2
は先端に栓体嵌着部5を形成するとともに該栓体嵌着部
5に溝6が形成され、前記栓体3の内面に溝8を形成し
たシャントキャップ1。 【効果】 栓体3を回転させるのみでワンタッチで通気
性と液密性の双方を可能ならしめることができるので操
作性が良い。
ャップの改良に関するもので、栓体を回転させることに
より通気性と気密性の双方を可能ならしめるシャントキ
ャップを提供するものである。 【構成】 筒状の本体2と筒状の栓体3をヒンジ4を介
して一体に形成された体外循環回路用シャントキャップ
1(以下、「シャントキャップ1」)であって、本体2
は先端に栓体嵌着部5を形成するとともに該栓体嵌着部
5に溝6が形成され、前記栓体3の内面に溝8を形成し
たシャントキャップ1。 【効果】 栓体3を回転させるのみでワンタッチで通気
性と液密性の双方を可能ならしめることができるので操
作性が良い。
Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
本考案は、体外循環回路の端部に装着されるシャントキャップの改良に関する
もので、栓体を回転させることにより通気性と気密性の双方を可能ならしめるシ
ャントキャップを提供するものである。
【0002】
【従来技術及び考案が解決しようとする課題】
現在、体外循環回路を構成するチュ−ブの端部に装着されるシャントキャップ
として図11から図14に示すものが使用されている。図11のシャントキャッ
プ21は、栓体23と該栓体23を装着する本体22より構成され、栓体23の
内部の縦方向に突起24が形成されている。シャントキャップ21は、栓体23
を本体22に浅く挿入すると通気性を保持でき、深く挿入すると液密性を維持す
ることができるようになっている。しかしながら、シャントキャップ21は、栓
体23の突起24を本体22の外周面に当接し、本体22の先端を栓体23の底
部に装着するものであるから、栓体23を本体22に挿入する加減が難しかった
。
【0003】
図12のシャントキャップ31は、栓体33と該栓体33を装着する本体32
より構成され、栓体33及びと本体32のそれぞれの外周面の対向する位置に、
ストッパ−34と35が形成されている。前記ストッパ−34と35が対向する
ように栓体33を本体32に挿入すると通気性を保持しすることができ、さらに
図13及び図14に示すように蓋体33に回転を加えて前記ストッパ−34と3
5がお互いにかみ合うようにさらに深く挿入すると液密性を維持できるように形
成されている。しかしながら、シャントキャップ31は、蓋体33と本体32の
ストッパ−34と35の位置を、適宜観察しながら挿入しなければならず挿入す
るステップが二段階になるので操作が若干面倒であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、筒状の本体2と筒状の栓体3をヒンジ4を介して一体に形成された
体外循環回路用シャントキャップ1(以下、「シャントキャップ1」)であって
、本体2は先端に栓体嵌着部5を形成するとともに該栓体嵌着部5に溝6が形成
され、前記栓体3の内面に溝8を形成した、シャントキャップ1を提供するもの
である。
【0005】
【作用】
栓体3内面の溝8と栓体嵌着部5表面に形成された溝6が重なり合うことによ
り栓体3と本体2の栓体嵌着部5の溝部6、8が連通しこれらの隙間が生じるの
で通気性を確保することができる。他方栓体3を右または左方向に回転させて溝
6と溝8の重なりをなくすことにより栓体2と栓体嵌着部5の間の隙間はなくな
りこれらの壁面はお互いに密に接するので液密性を維持することができる。
【0006】
【実施例】
図1は本考案のシャントキャップ1の概略図である。シャントキャップ1は筒
状の本体2と筒状の栓体3により構成され、これらはヒンジ4を介して一体に形
成されている。栓体3は図2(図3は図2のA−A断面図)に示すように内面に
溝8が形成され、溝8は栓体3の壁面の中間から底部にかけて形成されている。
【0007】
本体2は図4(図5は図4のC−C断面図)に示すように先端に栓体嵌着部5
が形成されるとともに、該栓体嵌着部5の外周面に溝6が形成されている。溝6
は栓体嵌着部5の中腹部から後方の鍔部9にかけて形成され、左右に一対形成さ
れている。
【0008】
図6は、栓体3を本体2に装着して液密性を維持しているところの概略図を示
す(図7は図6のD−D断面図を示す)。図7のように栓体3の溝6と本体2の
溝8は、90°の間隔をおいて離れているので、栓体3と本体2の栓体嵌着部5
の壁面は密着し、液密性を維持することができる。
【0009】
図8は図6の状態から栓体3を左または右に90°回転させて栓体3の溝6と
本体2の溝8が重なり合うようにして通気性をもたせたところの概略図である(
図9は図8のE−E断面図で、図10は図9の一部拡大断面図である)。図9の
ように栓体3の溝6と本体3の溝8は重なり、図10のように栓体3の中腹部付
近の溝8と、本体2の栓体嵌着部5の中腹部付近の溝6が連通し、これらの間に
隙間が生じるので、本体2に接続された体外循環回路を構成するチュ−ブ10の
内部がこの隙間を通して外気と通じるので通気性をもたせることができる。
【0010】
【考案の効果】
以上、説明したように本考案のシャントキャップは、栓体3を回転させるのみ
でワンタッチで通気性と液密性の双方を可能ならしめることができるので操作性
が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】シャントキャップの概略図
【図2】栓体の断面図(図3のB−B断面図)
【図3】図2のA−A断面図
【図4】本体の側面図
【図5】図4のC−C断面図
【図6】シャントキャップの液密性を維持しているとこ
ろの概略図 【図7】図6のD−D断面図 【図8】シャントキャップの通気性を維持しているとこ
ろの概略図 【図9】図8のE−E断面図 【図10】図9の一部拡大図 【図11】従来のシャントキャップの概略図 【図12】従来のシャントキャップの概略図 【図13】従来のシャントキャップの概略図 【図14】従来のシャントキャップの一部切欠断面図 【符合の説明】 1 シャントキャップ 10 チュ
−ブ 2 本体 3 栓体 4 ヒンジ 5 栓体嵌着部 6 溝 8 溝 9 鍔部
ろの概略図 【図7】図6のD−D断面図 【図8】シャントキャップの通気性を維持しているとこ
ろの概略図 【図9】図8のE−E断面図 【図10】図9の一部拡大図 【図11】従来のシャントキャップの概略図 【図12】従来のシャントキャップの概略図 【図13】従来のシャントキャップの概略図 【図14】従来のシャントキャップの一部切欠断面図 【符合の説明】 1 シャントキャップ 10 チュ
−ブ 2 本体 3 栓体 4 ヒンジ 5 栓体嵌着部 6 溝 8 溝 9 鍔部
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求頁1】 筒状の本体2と筒状の栓体3をヒンジ4
を介して一体に形成された体外循環回路用シャントキャ
ップ1(以下、「シャントキャップ1」)であって、 本体2は先端に栓体嵌着部5を形成するとともに該栓体
嵌着部5に溝6が形成され、前記栓体3の内面に溝8を
形成した、 ことを特徴とするシャントキャップ1。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3576692U JP2580568Y2 (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | 体外循環回路用シャントキャップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3576692U JP2580568Y2 (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | 体外循環回路用シャントキャップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0586350U true JPH0586350U (ja) | 1993-11-22 |
JP2580568Y2 JP2580568Y2 (ja) | 1998-09-10 |
Family
ID=12450989
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3576692U Expired - Fee Related JP2580568Y2 (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | 体外循環回路用シャントキャップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2580568Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015002781A (ja) * | 2013-06-19 | 2015-01-08 | 川澄化学工業株式会社 | シャントキャップ |
-
1992
- 1992-04-28 JP JP3576692U patent/JP2580568Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015002781A (ja) * | 2013-06-19 | 2015-01-08 | 川澄化学工業株式会社 | シャントキャップ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2580568Y2 (ja) | 1998-09-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |