JPH058008B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH058008B2
JPH058008B2 JP62030659A JP3065987A JPH058008B2 JP H058008 B2 JPH058008 B2 JP H058008B2 JP 62030659 A JP62030659 A JP 62030659A JP 3065987 A JP3065987 A JP 3065987A JP H058008 B2 JPH058008 B2 JP H058008B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chuck
holding shaft
cutting tool
sheath member
sheath
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62030659A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63200748A (ja
Inventor
Toshimasa Nakanishi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NAKANISHI SHIKA KIKAI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
NAKANISHI SHIKA KIKAI SEISAKUSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NAKANISHI SHIKA KIKAI SEISAKUSHO KK filed Critical NAKANISHI SHIKA KIKAI SEISAKUSHO KK
Priority to JP62030659A priority Critical patent/JPS63200748A/ja
Publication of JPS63200748A publication Critical patent/JPS63200748A/ja
Publication of JPH058008B2 publication Critical patent/JPH058008B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は眼科手術用等に利用する刃具を保持
する手術用刃具ホルダーに関する。
<従来の技術> 眼科用手術などで用いるメスは、一般にこれを
交換可能に保持するペンシルタイプのホルダーに
取り付けられて実用されている。また、かかるメ
スおよびホルダーは1回の手術で多数用いられ、
手術中や手術後にこれらを同時に滅菌消毒する必
要がある。一方、多数のメスを滅菌消毒する際
に、ダイヤモンド等の高価な刃具を接触などによ
つて傷つけたり破損する事故が多く、これを防止
するために刃具をそのホルダーとしてのシーズ内
部から出入可能にしたものがいくつか知られてい
る。
<発明が解決しようとする問題点> しかし、上記シーズ内に収納して滅菌消毒する
ものは、多種類の手術用刃具を一度に消毒するた
めに、滅菌後シーズから刃具を一つ一つ出して確
認しなければ、どのような種類の刃具がシーズ内
にあるのか確認できないという欠点があつた。
また、消毒に際して刃具がシーズ内にあるため
に、刃具を十分に滅菌できないという問題もあつ
た。
そこで、この発明では、手術中または手術後に
使用した多数のメスの刃具を損傷することなく消
毒できると共に、消毒後でもいちいちシーズから
出すことにより、刃具の種類を確認しなくともよ
いようにした手術用刃具ホルダーを提供せんとす
る。
また、この発明の別の目的としては、刃具をシ
ーズ内に収納した状態においても、シーズ部材に
妨げられることなく、十分に消毒できるようにし
た手術用刃具ホルダーを提供することにある。
<問題点を解決するための手段> この発明は、上記目的に鑑みてなされたもので
あり、その要旨は刃具を着脱可能に保持するチヤ
ツク部を持つたチヤツク保持部2と、このチヤツ
ク保持軸の外周に設けたボールねじ溝10と、前
記チヤツク保持軸を軸方向移動可能に収容するシ
ーズ部材と、このシーズ部材に対し回転操作自在
に取り付けられ、この回転操作時に前記ボールね
じ溝内にボールを移動させて、前記チヤツク保持
軸を軸方向付勢する操作キヤツプとからなる手術
用刃具ホルダーにおいて、前記シーズ部材には内
部に収納した前記チヤツク部の刃具付近に窓を設
けたことを特徴とする手術用刃具ホルダーにあ
る。
<作用> この発明におけるチヤツク保持軸は、操作キヤ
ツプの回転によつて転がるボールをボールねじ溝
壁に押し当てることにより、シーズ部材内を軸方
向に摺動し、上記操作キヤツプの回転を十分に行
なうことによつて、チヤツク保持軸端およびこの
チヤツク保持軸端にチヤツク保持させたメスや針
などの手術用刃具を、上記シーズ部の内部に収納
可能にし、これにより消毒時や不使用時に、その
手術用刃具が他の物と接触しないように作用す
る。
また、シーズ内部に収納した刃具が窓によつ
て、外部から刃具の種類を確認することができ
る。また、消毒においてこの窓からオートクレー
プ、煮沸、薬液、エチレンオキサイドあるいは紫
外線を侵入させることもできる。
<発明の実施例> 以下に、この発明の一実施例を図について説明
する。
第1図はその一実施例である刃具ホルダーの正
面断面図であり、同図において、1は長い円筒状
のシーズ部材で、このシーズ部材1内にはチヤツ
ク保持軸2が軸方向移動自在に収容されている。
3はチヤツク保持軸2の外周面上に設けたガイド
溝で、これが軸方向に長く形成されている。4は
シーズ部材1内に2本のねじ5によつて取り付け
られたストツパ部材で、これが上記ガイド溝3内
に突出して、チヤツク保持軸2の上記軸方向移動
量を所定領域内に規制するようになつている。6
はシーズ部材1とチヤツク保持軸2との間に介在
したシール用のOリングである。7はチヤツク保
持軸2の先端に突出する、第2図の分解斜視図に
示すような4つ割りのチヤツク部、8はことチヤ
ツク部7に挟み込まれた刃具、9はこの刃具8を
チヤツク部7に圧持させるチヤツクナツトで、そ
のチヤツク部7の外周に切つたねじに螺合され、
チヤツク部7の収縮および収縮解除を行なう方向
にそれぞれ回転操作される。10はチヤツク保持
軸2の後部外周に形成された半円状断面のボール
ねじ溝である。
また、上記シーズ部材1の後端の小径部には、
接続ボール11を収容したボール孔12が3個等
間隔に設けられており、これらの接続ボール11
は上記小径部に内外から接触する接続ナツト13
の先端内周面および筒状のジヨイント14の先端
外周面に、それぞれ回転可能に接触している。ま
た、ジヨイント14と接続ナツト13とはこれら
の外周および内周に形成したねじ部で、第1図に
示すように互いに螺合しており、さらにそのジヨ
イント14のねじ部には回転操作可能な操作キヤ
ツプ15が螺合している。このため、接続ナツト
13および操作キヤツプ15は、上記ジヨイント
14の外周に共に螺合されて、互いに側面が接
し、これらが回転方向に一体化されている。従つ
て操作キヤツプ15の回転操作によつて、ジヨイ
ント14および接続ナツト13は、上記ボール孔
12内の接続ボール11上を転がりながら回転す
る。なお、この場合においてジヨイント14およ
び接続ナツト13の接続ボール11と接続する部
位にリング溝14aを形成することで、シーズ部
材1からこれらのジヨイント14や接続ナツト1
3が容易に脱抜するのを防止できる。16はジヨ
イント14の先端に等間隔に形成した3つのボー
ル孔で、各ボール孔16内にはボール17が回転
自在に収容されている。そしてこれらのボール1
7は、チヤツク保持軸2の後部外周のボール軸1
0の一部に受け入れられている。なお、ジヨイン
ト14の先端内周面とチヤツク保持軸2の後部外
周とは摺接可能となつている。18はシーズ部材
1に穿設した第3図に示すような窓で、必要に応
じ透明板によつて塞ぐことができる。なお、上記
刃具ホルダーの組立構造は、第2図に示す分解斜
視図からも明らかである。
次に、かかる構成になる刃具ホルダーの作用
を、その使用方法に従つて説明する。
まず、かかる刃具ホルダーを手術に供する際に
は、刃具8を4つ割りのチヤツク部7に挟み込ん
で、チヤツクナツト9を回転しながら締め込む。
これにより刃具8をシーズ部材1の先端に一体保
持でき、上記手術の作業に入ることができる。ま
た、刃具8としては用途に応じてメスのほか針な
どが用いられ、これらを選択的にチヤツク部7に
装着する。また、手術に供する際には、刃具8が
最も突出する位置にチヤツク保持軸2をシーズ部
材1内に移動させておく。すなわち、この移動は
操作キヤツプ15を指で一方向に回転させること
により、これと一体のジヨイント14先端のボー
ル17を同一垂直平面上に回転させ、そのボール
17がボールねじ溝10を前方に押し進めること
によつて行なわれる。この移動はストツパ部材4
がガイド溝3の右端に突き当るまで実施する。
一方、手術が終つて刃具8を滅菌消毒する場合
には、その刃具8をチヤツク部7に付けたままに
しておいて、上記操作キヤツプ15を指で上記と
は逆方向に回転させる。すると、ジヨイント14
先端のボール17は同一垂直平面上を上記とは逆
方向に回転し、ボールねじ溝10を後方に押し進
めるように作用する。このため、チヤツク保持軸
2はシーズ部材1内を後方に移動し、第4図に示
すようにストツパ4にガイド溝3の左端が接触す
るまでその移動を行なわせる。かかる状態におい
ては、チヤツク保持軸2端の刃具8が、窓18に
臨む位置にあり、その刃具の種類などの確認を外
から行なうことができる。また、この刃具8は他
の物が接触しないようにシーズ部材1内に収納さ
れる。
従つて、このような収納状態で刃具8をオート
クレープ、煮沸、薬液、エチレンオキサイドある
いは紫外線などによつて滅菌消毒する際、その刃
具8に損傷を受けるおそれが全くなく、かかる消
毒作業を安心して迅速に行なえるほか、従来のか
かる損傷による手術経費を増大を効果的に防止で
きる。
なお、上記実施例では刃具ホルダーを眼科手術
用のものとして説明したが、外科、その他の医科
用途にも利用できるものである。
以上説明してきたように、この発明によれば手
術用刃具の刃具をシーズ部材内より単に突出及び
収納できるようにしただけでなく、シーズ部材に
は内部に収納したチヤツク部の刃具付近に窓を設
けたので、消毒後に刃具を出さなくとも、どの種
類の刃具かを外部から十分に確認することができ
るので手術時においても速かな対応ができる。ま
た、この発明によれば、収納した刃具付近に窓を
設けたので、この窓よりオートクレープ、煮沸、
薬液、あるいは紫外線などが容易に侵入できるた
めにより十分な消毒効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明にかかる手術用刃具ホルダー
の断面図、第2図は同じく手術用刃具ホルダーの
分解斜視図、第3図は同じく手術用刃具ホルダー
の平面図、第4図は刃具の収納状態を示す手術用
刃具ホルダーの断面図である。 1……シーズ部材、2……チヤツク保持軸、8
……刃具、10……ボールねじ溝、15……操作
キヤツプ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 刃具を着脱可能に保持するチヤツク部を持つ
    たチヤツク保持軸2と、このチヤツク保持軸の外
    周に設けたボールねじ溝10と、前記チヤツク保
    持軸を軸方向移動可能に収容するシーズ部材と、
    このシーズ部材に対し回転操作自在に取り付けら
    れ、この回転操作時に前記ボールねじ溝内にボー
    ルを移動させて、前記チヤツク保持軸を軸方向付
    勢する操作キヤツプとからなる手術用刃具ホルダ
    ーにおいて、 前記シーズ部材には内部に収納した前記チヤツ
    ク部の刃具付近に窓を設けたことを特徴とする手
    術用刃具ホルダー。
JP62030659A 1987-02-14 1987-02-14 手術用刃具ホルダ− Granted JPS63200748A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62030659A JPS63200748A (ja) 1987-02-14 1987-02-14 手術用刃具ホルダ−

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JP62030659A JPS63200748A (ja) 1987-02-14 1987-02-14 手術用刃具ホルダ−

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Publication Number Publication Date
JPS63200748A JPS63200748A (ja) 1988-08-19
JPH058008B2 true JPH058008B2 (ja) 1993-02-01

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ID=12309884

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62030659A Granted JPS63200748A (ja) 1987-02-14 1987-02-14 手術用刃具ホルダ−

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JPS6124012B2 (ja) * 1978-08-18 1986-06-09 Tokyo Shibaura Electric Co
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JPS63200748A (ja) 1988-08-19

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