JPH0578416B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0578416B2
JPH0578416B2 JP60051270A JP5127085A JPH0578416B2 JP H0578416 B2 JPH0578416 B2 JP H0578416B2 JP 60051270 A JP60051270 A JP 60051270A JP 5127085 A JP5127085 A JP 5127085A JP H0578416 B2 JPH0578416 B2 JP H0578416B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plastic film
glass plate
glass
adhesive
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60051270A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JPS61209150A (en
Inventor
Eiji Hirano
Takeshi Harada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP5127085A priority Critical patent/JPS61209150A/en
Publication of JPS61209150A publication Critical patent/JPS61209150A/en
Publication of JPH0578416B2 publication Critical patent/JPH0578416B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

[産業上の利用分野] 本発明は、自動車用ウインドシールド、車両用
および建築物用の積層安全ガラスに関するもので
ある。 [従来の技術] 積層安全ガラスと称する構成体において重要と
される要件は耐衝撃性と耐貫通性にある。従来、
自動車用風防ガラスとして知られるHPR合わせ
ガラス(High Penetration Resistance)等にお
いては、耐貫通性を満足するためにガラス板とプ
ラスチツク中間膜との間の接着力を通常の合わせ
ガラスに較べ低目にすることで効果をあげてい
る。すなわち、ガラス板とプラスチツク中間膜と
の接着力が高過ぎると衝撃時にプラスチツク中間
膜ののび変形が拘束されるためのプラスチツク中
間膜は極めて切れやすくなり、貫通につながる。 しかし、一方でガラス板とプラスチツク中間膜
との接着力を低めにすることは接合部となる周辺
部において取付部材(ガスケツトおよびシール
材)を介して作用する機械的振動や積層体の端面
を通して侵入する水分等の影響を受けやすく、多
くの場合、はく離・発泡等の欠点としてあらわれ
るのが現状である。これらの状況は、ガラス板と
プラスチツクフイルムとを接着性中間層を介して
接着し、もしくはガラス板とプラスチツクフイル
ムとを接合してなる抗裂傷性のガラス積層体にお
いても同様である。 [発明の解決しようとする問題点] 本発明は、ガラス板とプラスチツクフイルムと
を接着性中間層を介して接着したガラス積層体、
もしくはガラス板とプラスチツクフイルムとを接
合してなる抗裂傷性のガラス積層体の耐貫通性能
を向上させるとともに、周辺部のはく離・発泡等
の欠点を改善することを目的とするものである。 [問題点を解決するための手段] 本発明は、上記した目的に基づき検討の結果発
明されたものであり、その要旨は、ガラス板とプ
ラスチツクフイルムとを接着性中間層を介して接
着してなるガラス積層体、もしくはガラス板とプ
ラスチツクフイルムとを接合してなるガラス積層
体において、該ガラス積層体の周辺部のガラス板
と接着性中間層との間の接着力、もしくはガラス
板とプラスチツクフイルムとの接合面の接着力を
上記周辺部を除いた面内部より高くしたことを特
徴とするガラス積層体に関するものである。 以下、本発明を図面を参照しながら詳細に説明
する。 第1図はガラス板1とプラスチツクフイルム2
とを接着性中間層3を介して接着してなるガラス
積層体4の断面図を示したものであり、第2図
は、ガラス板1とプラスチツクフイルム2とを接
合してなるガラス積層体4の断面図を示したもの
であり、第3図はガラス積層体4の周辺部5の接
着力をその内側の面内部6の接着力より高くした
自動車のフロント窓用のガラス積層体4の平面図
を示したものである。 本発明におけるガラス板1としては、生板ガラ
スであつてもよいし、周辺強化加工、半強化加
工、部分強化加工、全面強化加工を施したもので
あつてもよいし、又種々の形状に曲げ加工を施し
たものであつてもよい。あるいは又、ガラス板に
熱線反射被膜、導電性被膜、着色被膜等の透明
性、半透明性あるいは不透明性表面被膜を部分
的、あるいは全体に施してあつてもよい。ガラス
板の板厚としては1.0〜20mm程度であるが、特に
自動車の窓ガラス用としては2.0〜6.0mm程度が好
ましい。 又、プラスチツクフイルム2としては、熱可塑
性プラスチツクフイルム、熱硬化性プラスチツク
フイルム、あるいは熱可塑性プラスチツクフイル
ムと熱硬化性プラスチツクフイルムとを複数層に
重ねたプラスチツクフイルム、ガラス板の積層面
側に接着性中間層3を形成したプラスチツクフイ
ルム、各種加工を施したプラスチツクフイルムな
ど各種の透明性プラスチツクフイルムが使用され
うる。なお、かかるプラスチツクフイルムは部分
的に着色コート、熱線反射コート、電導性コー
ト、表面硬度化コート、その他各種機能性コート
を施したものであつてもよい。 更に具体的には衝突時のガラス板の損傷による
皮膚損傷の軽減などの機能を持ち、更に耐貫通
性、耐擦傷性などの機能を持つた透明性プラスチ
ツクフイルム、例えばポリエチレンテレフタレー
トフイルム、ナイロンフイルム、自己修復性熱硬
化性ポリウレタンフイルムなどとポリビニルブチ
ラール、エチレン−酢ビ共重合体などの接着性中
間膜とのラミネートプラスチツクフイルム、ある
いはガラス板との積層面側に接着剤層を有するポ
リエチレンテレフタレート、ナイロンフイルム、
自己修復性熱硬化性ウレタンなどのプラスチツク
フイルム、あるいはポリウレタンの単層又は複層
のフイルム、例えばガラス板との積層面側に熱可
塑性ウレタン側、外側に自己修復性熱硬化性ウレ
タン層を有するプラスチツクフイルム、あるいは
表面が改質された熱可塑性ウレタンからなるプラ
スチツクフイルムなどが代表的な例として挙げら
れる。 本発明においては、上記したガラス板1とプラ
スチツクフイルム2とが貼り合わされてガラス積
層体4が構成されるが、かかるガラス積層体4の
周辺部5、即ちガラス板1のエツジ部から20〜
150mmの巾を持つ周辺部5の接着力が、該周辺部
5の内側の面内部6の接着力より高くコントロー
ルされている。かかる接着力は、ガラス板1のプ
ラスチツクフイルムとの接合面の接着力、もしく
はガラス板1とプラスチツクフイルム2とを接着
するために、その間に接着性中間層4が介在され
ている場合には、ガラス板1と接着性中間層4と
の介面の接着力を示すものであつて、本発明にお
いてはかかる接着力を180°ピール接着力(Kg/
cm)を持つて表わした。本発明においては、ガラ
ス積層体の周辺部の接着力を3〜6Kg/cmの範囲
とする。かかる接着力が3Kg/cmより低いと、接
着力が不充分となり、ガラス積層体の端面を通し
て水分等が侵入し、剥離、発泡等が生じて好まし
くなく、又6Kg/cmより高いと耐貫通性が低下し
好ましくない。又ガラス積層体の面内部の接着力
は0.5〜2Kg/cmの範囲とする。かかる接着力が
0.5より低いと接着力が不充分となり合せ面に剥
離、発泡等が生じて好ましくなく、又2Kg/cmよ
り高いと耐貫通性の低下に大きく影響し好ましく
ない。 本発明のガラス板は、充分に洗浄、乾燥、除塵
されたガラス板とプラスチツクフイルムとを重
ね、必要に応じてプラスチツクフイルム上に押し
板としてカバーガラス板を重ね、この積層体を圧
着袋に入れて脱気し、必要に応じて加熱して予備
圧着し、次いで、圧着袋から取り出して、あるい
は圧着袋のままオートクレーブに入れて熱圧着す
る方法が代表的な例として挙げられるが、これに
限らずその他各種合せガラスの圧着法も同様に利
用できる。 周辺部5の接着力を周辺部5を除く面内部6の
接着力より高くする方法としては、周辺部のガラ
ス板側もしくは接着性中間層あるいはプラスチツ
クフイルム側にシランカツプリング剤を処理する
方法が上げられる。 シランカツプリング剤としては、γ−グリシド
キシプロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプ
トプロピルトリメトキシシラン、γ−メタクリロ
キシプロピルトリメトキシシラン、γ−クロロピ
ロピルトリメトキシシラン、ビニルトリクロロシ
ラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニル−トリ
ス(β−メトキシエトキシ)シラン、β−(3,
4−エポキシシクロヘキシル)エチル−トリメト
キシシラン、ビニルトリアセトキシシラン、γ−
アミノプロピルトリエトキシシラン等があり、こ
れらのうちの少なくとも1種を用いれば良い。好
ましくは耐湿性の良いγ−グリシドキシプロピル
トリメトキシシランが良い。シランカツプリング
剤は安定に溶解する有機溶媒で0.2〜5wt%に希釈
しハケ塗りもしくは浸漬することによつてガラス
板側もしくは接着性中間層あるいはプラスチツク
フイルム側に処理する。 有機溶媒としてはメタノール、エタノール、メ
チレンクロライド、アセトン等がある。処理の後
は常温で1時間ないし2時間風乾させる。しかる
後ガラス板とプラスチツクフイルムを積層し、通
常では100〜130℃で一様に熱圧着することにより
所望の接着力分布が得られる。 又、周辺部5の接着力を周辺部5を除く面内部
6の接着力より高くする方法としては、周辺部の
みを上記面内部より10〜30℃高い温度で加熱処理
を行なう方法が挙げられる。 即ち、周辺部をのぞく面内部においては耐貫通
性を満足するように比較的低温で圧着を行ない、
周辺部は圧着温度をあげて耐久性を維持しうる積
層体を得ることができる。例えば周辺部をのぞく
面内部に圧着温度は100〜130℃とし、周辺部は
130〜150℃とする加熱処理により周辺部の接着力
を高めることができる。 なお、前述した周辺部のガラス板側、もしくは
接着性中間層、あるいはプラスチツクフイルム側
にシランカツプリング剤の処理を行なう方法と上
記した周辺部の加熱処理とを行なつた場合には、
シランカツプリング剤は圧着温度が比較的高いほ
ど縮合反応が進みやすくなるため周辺部の接着力
が高くなる。 [実施例] 以下、本発明の実施例について説明する。 実施例 1 第1図の様なガラス板1と接着性中間層3を有
するプラスチツクフイルム2からなる積層体にお
いて、ガラス板が板厚3mmの平板状フロートガラ
ス板(305mm×305mm)、プラスチツクフイルムが
自己修復性熱硬化ポリウレタンからなり、接着性
中間層が熱可塑ポリウレタンをベースにシランカ
ツプリング剤を0.5%含有してなるガラス積層体
を使つて行なつた実施例について述べる。周辺部
の接着力強化のためのシランカツプリング剤とし
てA−187(UCC製γ−グリシドキシプロピルト
リメトキシシラン)を用い0.2wt%と1wt%濃度
のメタノール溶液を準備する。上記フロートガラ
ス湯洗し、蒸留水リンスのうちに接着面である上
記ガラス板のボトム面をエタノール置換する。シ
ラン処理方法は浸漬によつて、ガラス板側に処理
した場合とプラスチツクフイルム側に処理した場
合とを行ない、2〜3時間風乾した。このシラン
処理は、ガラス板又はプラスチツクフイルムの端
部から70cm巾をもつてその全周に渡つて行なつ
た。次いで、これをゴム袋圧着法により予備圧着
し、次いでオートクレーブ内で本圧着した。 表1に熱圧着条件による接着力の発現状態を
180°ピール接着力(Kg/cm)で示す。シラン濃度
1%メタノール溶液でガラス側に処理する方法が
安定しており、好ましくは120°〜130℃の熱圧着
条件をとることによつて処理なし部分の2Kg/cm
に対してシラン処理部分の5Kg/cmという接着力
が発現できる。すなわち処理なし部分は周辺部を
のぞく面内部分に相当し、耐貫通性を満足する接
着力レベルとなり、周辺部はシラン処理によつて
耐久性を維持しうる接着力が得られる。
[Industrial Field of Application] The present invention relates to automobile windshields and laminated safety glass for vehicles and buildings. [Prior Art] Important requirements for a structure called laminated safety glass are impact resistance and penetration resistance. Conventionally,
In HPR laminated glass (High Penetration Resistance), known as automobile windshield glass, the adhesive strength between the glass plate and the plastic interlayer is lower than that of ordinary laminated glass in order to satisfy penetration resistance. This has been effective. That is, if the adhesive force between the glass plate and the plastic interlayer film is too high, the plastic interlayer film will be extremely susceptible to breakage because the elongation deformation of the plastic interlayer film will be restrained upon impact, leading to penetration. However, on the other hand, lowering the adhesive strength between the glass plate and the plastic interlayer film prevents mechanical vibrations acting through the mounting members (gaskets and sealing materials) at the periphery of the joint, and penetration through the end surfaces of the laminate. The current situation is that it is easily affected by moisture, etc., and in many cases this appears as defects such as peeling and foaming. These situations also apply to tear-resistant glass laminates made by bonding a glass plate and a plastic film together via an adhesive intermediate layer, or by bonding a glass plate and a plastic film. [Problems to be Solved by the Invention] The present invention provides a glass laminate in which a glass plate and a plastic film are bonded together via an adhesive intermediate layer;
Alternatively, the purpose is to improve the penetration resistance of a tear-resistant glass laminate made by bonding a glass plate and a plastic film, and to improve defects such as peeling and foaming in the peripheral area. [Means for Solving the Problems] The present invention was invented as a result of studies based on the above-mentioned objectives, and its gist is to bond a glass plate and a plastic film through an adhesive intermediate layer. In a glass laminate formed by bonding a glass plate and a plastic film, the adhesive force between the glass plate and the adhesive intermediate layer at the periphery of the glass laminate, or the adhesive force between the glass plate and the plastic film. The present invention relates to a glass laminate characterized in that the adhesive strength of the bonding surface with the glass laminate is higher than that of the inside of the surface excluding the periphery. Hereinafter, the present invention will be explained in detail with reference to the drawings. Figure 1 shows glass plate 1 and plastic film 2.
FIG. 2 shows a cross-sectional view of a glass laminate 4 formed by bonding a glass plate 1 and a plastic film 2 together via an adhesive intermediate layer 3. FIG. 3 is a plan view of a glass laminate 4 for a front window of an automobile, in which the adhesive strength of the peripheral portion 5 of the glass laminate 4 is higher than that of the inner surface 6 of the glass laminate 4. The figure is shown below. The glass plate 1 in the present invention may be a raw glass plate, or may be one that has been subjected to peripheral reinforcement processing, semi-reinforcement processing, partial reinforcement processing, or full reinforcement processing, or may be bent into various shapes. It may be a processed one. Alternatively, the glass plate may be partially or entirely coated with a transparent, translucent, or opaque surface coating such as a heat-reflecting coating, a conductive coating, or a colored coating. The thickness of the glass plate is about 1.0 to 20 mm, and preferably about 2.0 to 6.0 mm, especially for automobile window glass. The plastic film 2 may be a thermoplastic plastic film, a thermosetting plastic film, a plastic film made of multiple layers of thermoplastic plastic film and thermosetting plastic film, or an adhesive intermediate film on the laminated surface side of the glass plate. Various transparent plastic films can be used, such as a plastic film on which the layer 3 is formed, a plastic film on which various treatments have been applied, and the like. The plastic film may be partially coated with a colored coat, a heat ray reflective coat, a conductive coat, a surface hardening coat, or various other functional coats. More specifically, transparent plastic films such as polyethylene terephthalate film, nylon film, etc. have functions such as reducing skin damage caused by damage to glass plates during collisions, and also have functions such as penetration resistance and scratch resistance. Laminated plastic film of self-healing thermosetting polyurethane film with adhesive interlayer such as polyvinyl butyral or ethylene-vinyl acetate copolymer, or polyethylene terephthalate or nylon with an adhesive layer on the side that is laminated with the glass plate. film,
A plastic film such as a self-healing thermosetting urethane, or a single-layer or multi-layer film of polyurethane, such as a plastic that has a thermoplastic urethane side on the side laminated with a glass plate and a self-healing thermosetting urethane layer on the outside. Typical examples include film and plastic film made of thermoplastic urethane whose surface has been modified. In the present invention, the glass laminate 4 is constructed by bonding the glass plate 1 and the plastic film 2 described above together.
The adhesive force of the peripheral part 5 having a width of 150 mm is controlled to be higher than the adhesive force of the inner surface 6 inside the peripheral part 5. This adhesive force is the adhesive force of the bonding surface of the glass plate 1 with the plastic film, or when the adhesive intermediate layer 4 is interposed between the glass plate 1 and the plastic film 2 to bond them, It indicates the adhesive force between the glass plate 1 and the adhesive intermediate layer 4, and in the present invention, this adhesive force is expressed as 180° peel adhesive force (Kg/
cm). In the present invention, the adhesive force at the peripheral portion of the glass laminate is in the range of 3 to 6 kg/cm. If the adhesive strength is lower than 3 kg/cm, the adhesive strength will be insufficient, and moisture will enter through the end face of the glass laminate, causing peeling, foaming, etc., which is undesirable, and if it is higher than 6 kg/cm, the penetration resistance will be poor. decreases, which is not desirable. The adhesive force within the plane of the glass laminate is in the range of 0.5 to 2 kg/cm. This adhesive force
If it is less than 0.5, the adhesive force will be insufficient and peeling or foaming will occur on the mating surfaces, which is undesirable. If it is more than 2 kg/cm, it will greatly affect the decrease in penetration resistance, which is undesirable. The glass plate of the present invention is produced by stacking a plastic film on a glass plate that has been sufficiently washed, dried, and dust removed, and if necessary, stacking a cover glass plate as a pressing plate on top of the plastic film, and placing this laminate in a pressure bag. Typical examples include, but are not limited to, methods such as deaerating the material, pre-pressing it by heating if necessary, and then taking it out of the crimping bag or putting it in an autoclave as it is and heat-pressing it. It is also possible to use other methods for bonding various types of laminated glass. One way to make the adhesive strength of the peripheral part 5 higher than that of the inner surface 6 excluding the peripheral part 5 is to treat the glass plate side, the adhesive intermediate layer, or the plastic film side of the peripheral part with a silane coupling agent. It can be raised. Examples of silane coupling agents include γ-glycidoxypropyltrimethoxysilane, γ-mercaptopropyltrimethoxysilane, γ-methacryloxypropyltrimethoxysilane, γ-chloropropyltrimethoxysilane, vinyltrichlorosilane, and vinyltriethoxysilane. , vinyl-tris(β-methoxyethoxy)silane, β-(3,
4-epoxycyclohexyl)ethyl-trimethoxysilane, vinyltriacetoxysilane, γ-
There are aminopropyltriethoxysilane and the like, and at least one of these may be used. Preferably, γ-glycidoxypropyltrimethoxysilane, which has good moisture resistance, is used. The silane coupling agent is diluted to 0.2 to 5 wt% with an organic solvent in which it can be stably dissolved, and applied to the glass plate side, adhesive intermediate layer, or plastic film side by brushing or dipping. Examples of organic solvents include methanol, ethanol, methylene chloride, and acetone. After treatment, air dry for 1 to 2 hours at room temperature. Thereafter, the glass plate and plastic film are laminated and uniformly thermocompressed, usually at 100 to 130°C, to obtain the desired adhesive strength distribution. Further, as a method for making the adhesive strength of the peripheral part 5 higher than the adhesive strength of the inside surface 6 excluding the peripheral part 5, there is a method of heat-treating only the peripheral part at a temperature 10 to 30 degrees Celsius higher than the inside of the surface. . In other words, crimping is performed at a relatively low temperature to satisfy penetration resistance on the inside of the surface except for the peripheral area.
A laminate that maintains durability can be obtained by increasing the compression temperature in the peripheral area. For example, the pressure bonding temperature is set to 100 to 130℃ on the inside of the surface except for the peripheral area, and the peripheral area is
Adhesive strength in the peripheral area can be increased by heat treatment at 130-150°C. In addition, when the above-mentioned method of applying a silane coupling agent to the glass plate side, adhesive intermediate layer, or plastic film side of the peripheral area and the above-mentioned heat treatment of the peripheral area are performed,
The higher the compression temperature of the silane coupling agent is, the more likely the condensation reaction will proceed, resulting in higher adhesion in the peripheral area. [Examples] Examples of the present invention will be described below. Example 1 In a laminate consisting of a glass plate 1 and a plastic film 2 having an adhesive intermediate layer 3 as shown in Fig. 1, the glass plate was a flat float glass plate (305 mm x 305 mm) with a thickness of 3 mm, and the plastic film was An example will be described using a glass laminate made of self-healing thermosetting polyurethane, the adhesive intermediate layer of which is based on thermoplastic polyurethane and containing 0.5% of a silane coupling agent. Methanol solutions with concentrations of 0.2 wt% and 1 wt% are prepared using A-187 (γ-glycidoxypropyltrimethoxysilane manufactured by UCC) as a silane coupling agent to strengthen the adhesive strength in the peripheral area. While washing the float glass in hot water and rinsing with distilled water, the bottom surface of the glass plate, which is the adhesive surface, is replaced with ethanol. The silane treatment was carried out by immersion, in which the glass plate side was treated and the plastic film side was treated, followed by air drying for 2 to 3 hours. This silane treatment was carried out over the entire circumference of the glass plate or plastic film in a width of 70 cm from the end thereof. Next, this was preliminarily crimped by a rubber bag crimping method, and then main crimping was carried out in an autoclave. Table 1 shows the state of adhesive strength depending on the thermocompression bonding conditions.
Shown as 180° peel adhesive strength (Kg/cm). The method of treating the glass side with a methanol solution with a silane concentration of 1% is stable, and preferably by thermocompression bonding conditions of 120° to 130°C, the untreated part can be heated to 2 kg/cm.
The silane-treated portion can exhibit an adhesive strength of 5 kg/cm. In other words, the untreated portion corresponds to the in-plane portion excluding the peripheral portion, and has an adhesive strength level that satisfies penetration resistance, and the peripheral portion has an adhesive strength that maintains durability due to the silane treatment.

【表】 実施例 2 実施例1に示した方法によりガラス板への周辺
シランカツプリング剤処理および120℃の加熱圧
着を行ない全周辺部50mmを4.8Kg/cmの接着力に、
また上記周辺部より内側の面内部100mm以上を1.5
〜1.7Kg/cmの接着力に調整した実寸大自動車用
風防ガラス用のガラス積層体を常法のゴム袋圧着
法及びオートクレーブを利用した圧着法により製
作した。 これをスレツド発射装置によつて時速42Km、ガ
ラス温度20℃の条件でダミー人形をガラス積層体
のプラスチツクフイルム側に衝突させた。 供試体の貫通はなく、ダミー人形の脳障害値等
も全面均一の1.5〜2.0Kg/cmの接着力に調整した
供試体の場合とほぼ同一で、周辺接着力を増加さ
せたことによる悪影響は認められなかつた。 実施例 3 実施例1に示した方法により周辺部50mmを4.8
Kg/cmの接着力に、また周辺部より内側の面内部
を1.6Kg/cm前後の接着力に調整した305mm×305
mmのサンプル各2枚をそれぞれ屋外暴露およびサ
ンシヤインウエザオメーターにて老化させた後接
着力試験に供した。 屋外暴露(横浜において、南面、垂直より45°
傾斜)1年後では2枚の供試体の周辺部の接着力
の平均は4.4Kg/cmと殆ど変化がなく、中央部に
ついては1.6Kg/cmと変らなかつた。 また、サンシヤインウエザオメーターでの1000
時間暴露後の周辺部の接着力の平均は3.9Kg/cm
とやや低下し、又中央部についても1.1Kg/cmと
やや低下傾向にあつたが、しかし、屋外暴露、サ
ンシヤインウエザオメーターのいずれの場合も周
辺部、中央部とも剥離、発泡、光学的欠点などの
発生は皆無であつた。 表1のシランカツプリング剤による処理なしの
サンプルのデータから見られる様に、特に周辺部
接着力強化のためのシラン処理をしなくとも圧着
温度をあげることで4〜5Kg/cmの接着力を得る
ことができ、又、面内部は耐貫通性を満足させる
低レベルの接着性を得ることができる。このこと
から、実寸大の自動車用風防ガラスをつかい熱圧
着時の周辺温度を周辺部をのぞく面内部分より10
〜30℃高めにすることによつて所望の接着力分布
を得ることができる。この方法により製作した自
動車風防窓用のガラス積層体についてスレツド発
射装置による耐貫通性試験を行なつた結果も、実
施例2と同様に問題は認められなかつた。 [発明の効果] 以上の様に、本発明によれば、ガラス板とプラ
スチツクフイルムとを貼り合せた安全性の改善さ
れたガラス積層体において、周辺部のガラス板と
接着性中間膜もしくはガラス板とプラスチツクフ
イルムとの間の接着力が面内部よりも強くされて
いるので、耐貫通性と耐久性という双方の性能を
満足させることができる。本発明のガラス積層体
はかかる性能を有しているので、自動車の塔乗者
の衝突時の高い安全性が要求されるフロント窓用
風防ガラスに対しては特に最適である。
[Table] Example 2 Using the method shown in Example 1, a glass plate was treated with a silane coupling agent around the periphery and heat-pressed at 120°C, resulting in an adhesive force of 4.8 Kg/cm for the entire periphery of 50 mm.
Also, 1.5 mm or more inside the surface inside the above peripheral area.
Glass laminates for full-size automobile windshields with an adhesive strength of ~1.7 Kg/cm were produced by a conventional rubber bag crimping method and an autoclave crimping method. Using a thread launcher, the dummy was made to collide with the plastic film side of the glass laminate at a speed of 42 km/h and a glass temperature of 20°C. There was no penetration of the specimen, and the brain damage values of the dummy doll were almost the same as those of the specimen adjusted to a uniform adhesive force of 1.5 to 2.0 kg/cm over the entire surface, indicating that there was no adverse effect due to increasing the peripheral adhesive force. It wasn't recognized. Example 3 By the method shown in Example 1, the peripheral area 50mm was made 4.8
305mm
Two mm samples were exposed outdoors and aged using a Sunshine Weather-Ometer, and then subjected to an adhesion test. Outdoor exposure (in Yokohama, facing south, 45° from vertical)
After one year (tilt), the average adhesion strength of the two specimens at the periphery remained almost unchanged at 4.4 Kg/cm, and at the center remained unchanged at 1.6 Kg/cm. Also, 1000 on Sunshine Weather Ometer
The average adhesion force at the periphery after time exposure is 3.9Kg/cm
There was also a slight decline in the center area to 1.1Kg/cm.However, both in the case of outdoor exposure and Sunshine Weather-Ometer, peeling, foaming, and optical damage occurred in both the peripheral and central areas. There were no mechanical defects. As can be seen from the data of the sample without treatment with a silane coupling agent in Table 1, an adhesive strength of 4 to 5 kg/cm can be achieved by increasing the pressure bonding temperature even without silane treatment to strengthen the peripheral adhesive strength. In addition, a low level of adhesion that satisfies penetration resistance can be obtained on the inside of the surface. From this, the ambient temperature during thermocompression bonding using a full-sized automobile windshield was determined to be 10
A desired adhesive force distribution can be obtained by increasing the temperature by ~30°C. Similar to Example 2, no problems were found when a penetration resistance test was conducted on the glass laminate for automobile windshields produced by this method using a thread firing device. [Effects of the Invention] As described above, according to the present invention, in a glass laminate with improved safety in which a glass plate and a plastic film are bonded together, the glass plate in the peripheral portion and the adhesive interlayer film or the glass plate are bonded together. Since the adhesive force between the surface and the plastic film is stronger than that inside the surface, it is possible to satisfy both performance of penetration resistance and durability. Since the glass laminate of the present invention has such performance, it is particularly suitable for windshield glass for front windows, which requires high safety in the event of a collision for vehicle occupants.

【図面の簡単な説明】[Brief explanation of drawings]

第1,2図は本発明の具体例に係るガラス積層
体の横断面図を示し、第3図は本発明の自動車の
フロント窓用ガラス積層体の平面図を示す。 1:ガラス板、2:プラスチツクフイルム、
3:接着性中間膜、4:ガラス積層体、5:ガラ
ス積層体の周辺部、6:ガラス積層体の面内部。
1 and 2 show a cross-sectional view of a glass laminate according to a specific example of the present invention, and FIG. 3 shows a plan view of the glass laminate for a front window of an automobile of the present invention. 1: Glass plate, 2: Plastic film,
3: Adhesive interlayer film, 4: Glass laminate, 5: Periphery of glass laminate, 6: Inside surface of glass laminate.

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 ガラス板とプラスチツクフイルムとを接着性
中間層を介して接着してなるガラス積層体、もし
くはガラス板とプラスチツクフイルムとを接合し
てなるガラス積層体において、該ガラス積層体の
ガラス板のエツジ部から20〜150mmの幅を持つ周
辺部の、ガラス板と接着性中間層との間の接着
力、もしくはガラス板とプラスチツクフイルムと
の接合面の接着力を180°ピール接着力で3〜6
Kg/cm2とし、上記周辺部を除いた面内部の接着力
を180°ピール接着力で0.5〜2Kg/cm2としたこと
を特徴とするガラス積層体。 2 プラスチツクフイルムが自己修復性を有する
熱硬化ウレタンフイルムからなることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載のガラス積層体。 3 プラスチツクフイルムが自己修復性を有する
熱硬化性ウレタンと熱可塑性ウレタンの二層構成
のフイルムからなることを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載のガラス積層体。 4 接着性中間層が熱可塑性ウレタン、ポリビニ
ルブチラール及びエチレン酢酸ビニール共重合体
の群から選ばれる少なくとも1種からなることを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載のガラス積
層体。 5 プラスチツクフイルムがポリエチレンテレフ
タレートフイルムであることを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載のガラス積層体。
[Scope of Claims] 1. A glass laminate in which a glass plate and a plastic film are bonded together via an adhesive intermediate layer, or a glass laminate in which a glass plate and a plastic film are bonded together. 180° peel adhesion of the adhesive force between the glass plate and the adhesive intermediate layer, or the adhesive force of the bonding surface between the glass plate and the plastic film, in the peripheral area with a width of 20 to 150 mm from the edge of the glass plate. 3-6 by force
Kg/cm 2 , and the adhesive strength within the surface excluding the periphery is 0.5 to 2 Kg/cm 2 in terms of 180° peel adhesive strength. 2. The glass laminate according to claim 1, wherein the plastic film is a thermosetting urethane film having self-repairing properties. 3. The glass laminate according to claim 1, wherein the plastic film is composed of a two-layered film of thermosetting urethane and thermoplastic urethane having self-healing properties. 4. The glass laminate according to claim 1, wherein the adhesive intermediate layer is made of at least one member selected from the group of thermoplastic urethane, polyvinyl butyral, and ethylene vinyl acetate copolymer. 5. The glass laminate according to claim 1, wherein the plastic film is a polyethylene terephthalate film.
JP5127085A 1985-03-14 1985-03-14 Glass laminate Granted JPS61209150A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5127085A JPS61209150A (en) 1985-03-14 1985-03-14 Glass laminate

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5127085A JPS61209150A (en) 1985-03-14 1985-03-14 Glass laminate

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61209150A JPS61209150A (en) 1986-09-17
JPH0578416B2 true JPH0578416B2 (en) 1993-10-28

Family

ID=12882253

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5127085A Granted JPS61209150A (en) 1985-03-14 1985-03-14 Glass laminate

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61209150A (en)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3377233B2 (en) * 1992-11-30 2003-02-17 株式会社ブリヂストン Laminated glass
US6099680A (en) * 1996-02-29 2000-08-08 Hexcel Corporation Method for creating a bond enhancement layer for thermoplastic urethane panels

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS558153B2 (en) * 1973-01-17 1980-03-01

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS558153U (en) * 1978-06-30 1980-01-19
JPS58168545U (en) * 1982-04-30 1983-11-10 旭硝子株式会社 laminated glass

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS558153B2 (en) * 1973-01-17 1980-03-01

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61209150A (en) 1986-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4362587A (en) Process of forming a multi-ply laminate
US4910074A (en) Safety glass and prelaminate therefor
US4277538A (en) Method of manufacturing laminated safety glass
US5468559A (en) Impact resistant laminated windows and manufacture thereof
US3180781A (en) Electrically conductive laminated structures
US7291398B2 (en) Ionomer resins as interlayers for use with imbedded or attached IR reflective or absorptive films in laminated glazing applications
US4303739A (en) Process of the production of composite safety glass
JPS6016344B2 (en) Transparent glass structure and its manufacturing method
JPS6039546B2 (en) Glass structure and its multilayer structure manufacturing method
US11207875B2 (en) Enamel printing process for a laminated glazing having functional layers
US5468346A (en) Glass treatment
US20080318063A1 (en) Glass laminates with improved weatherability
US3958245A (en) Antenna windshield
US4911984A (en) Laminated glazing unit
US5569537A (en) Laminated glass with polyurethane resin layer and silane coupling agent layer
US3272900A (en) Method of fabrication of laminated structures
JP2002521307A (en) Coated transparency with undercoat for edge sealing
JPH0578416B2 (en)
EP0319911B1 (en) Laminated structure
JPH04261842A (en) Laminated glass
JPS6252147A (en) Improved safety glass
JPH0677981B2 (en) Functional film
JPS63252945A (en) Heat radiation reflecting safety glass
JPH06219792A (en) Laminated glass
JPH037207Y2 (en)