JPH057449Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH057449Y2 JPH057449Y2 JP1986091927U JP9192786U JPH057449Y2 JP H057449 Y2 JPH057449 Y2 JP H057449Y2 JP 1986091927 U JP1986091927 U JP 1986091927U JP 9192786 U JP9192786 U JP 9192786U JP H057449 Y2 JPH057449 Y2 JP H057449Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- small diameter
- retainer
- valve spring
- valve
- retaining pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
- Springs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、エンジンの弁を押圧する弁ばね装置
に関する。
に関する。
(従来技術)
内燃機関のバルブ装置の回転限度をあげるため
に動力系の慣性質量を小さくする事は従来から一
般的に云われていることであり、又、理論的にも
常識となつている。
に動力系の慣性質量を小さくする事は従来から一
般的に云われていることであり、又、理論的にも
常識となつている。
要は慣性質量を小さくする具体的手段をどのよ
うにするかである。
うにするかである。
従来は図3に示すように、弁棒1上端にリテー
ナー2を固定し、弁ばね3上端を係止していた。
ナー2を固定し、弁ばね3上端を係止していた。
(考案が解決しようとする問題点)
ところで上記従来技術にあつては、リテーナー
を弁棒上端に使用しているので弁側等価質量が増
加し、エンジン回転数があがらないという問題点
があつた。
を弁棒上端に使用しているので弁側等価質量が増
加し、エンジン回転数があがらないという問題点
があつた。
本考案はこのような問題点を解決することを目
的としている。
的としている。
(問題点を解決するための手段)
本考案は上記問題点に着目してなされたもの
で、弁ばね上端を小径に絞つて小径部とし、その
上・内面を研削し、弁棒上端のリテーナーを廃止
してリテーナーより小径・軽量の止めピンを固定
し、該止めピン外周に形成した逆テーパー面に、
前記弁ばね小径部テーパー内面を係合したことを
特徴とするものである。
で、弁ばね上端を小径に絞つて小径部とし、その
上・内面を研削し、弁棒上端のリテーナーを廃止
してリテーナーより小径・軽量の止めピンを固定
し、該止めピン外周に形成した逆テーパー面に、
前記弁ばね小径部テーパー内面を係合したことを
特徴とするものである。
(実施例)
以下、図示した実施例に基づいて具体的に説明
する。10は弁ばねで、その上端を小径に絞つて
小径部10aとし、その上・内面を研削してフラ
ツト上面10a′、テーパー内面10a″を形成し、
従来弁棒11上端に取り付けていたリテーナーを
廃止し、その代りに従来のリテーナーより小径・
軽量の止めピン12を固定し、その外周に形成し
た逆テーパー面12aに、前記弁ばね小径部10
aのテーパー内面10a″を係合している。
する。10は弁ばねで、その上端を小径に絞つて
小径部10aとし、その上・内面を研削してフラ
ツト上面10a′、テーパー内面10a″を形成し、
従来弁棒11上端に取り付けていたリテーナーを
廃止し、その代りに従来のリテーナーより小径・
軽量の止めピン12を固定し、その外周に形成し
た逆テーパー面12aに、前記弁ばね小径部10
aのテーパー内面10a″を係合している。
(効果)
本考案によると、弁ばね上端を小径に絞つて小
径部とし、その上・内面を研削し、弁棒上端のリ
テーナーを廃止してリテーナーより小径・軽量の
止めピンを固定し、該止めピン外周に形成した逆
テーパー面に、前記弁ばね小径部テーパー内面を
係合してあるので、従来のリテーナーに比較して
止めピンを著しく小径・軽量にでき、弁側の等価
質量を低減させ、エンジン回転数を上げることが
でき、又、部品点数が少なくなるためコストダウ
ンを計ることができる。
径部とし、その上・内面を研削し、弁棒上端のリ
テーナーを廃止してリテーナーより小径・軽量の
止めピンを固定し、該止めピン外周に形成した逆
テーパー面に、前記弁ばね小径部テーパー内面を
係合してあるので、従来のリテーナーに比較して
止めピンを著しく小径・軽量にでき、弁側の等価
質量を低減させ、エンジン回転数を上げることが
でき、又、部品点数が少なくなるためコストダウ
ンを計ることができる。
第1図は本考案の第1実施例要部正断面図、第
2図は第1図の止めピンと弁棒上部の分解斜視
図、第3図は従来装置の要部正断面図である。 10……弁ばね、10a……弁ばね小径部、1
0a′……フラツト上面、10a″……テーパー内
面、11……弁棒、12……止めピン、12a…
…逆テーパー面。
2図は第1図の止めピンと弁棒上部の分解斜視
図、第3図は従来装置の要部正断面図である。 10……弁ばね、10a……弁ばね小径部、1
0a′……フラツト上面、10a″……テーパー内
面、11……弁棒、12……止めピン、12a…
…逆テーパー面。
Claims (1)
- 弁ばね上端を小径に絞つて小径部とし、その
上・内面を研削し、弁棒上端のリテーナーを廃止
してリテーナーより小径・軽量の止めピンを固定
し、該止めピン外周に形成した逆テーパー面に、
前記弁ばね小径部テーパー内面を係合してなるエ
ンジンの弁ばね装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986091927U JPH057449Y2 (ja) | 1986-06-18 | 1986-06-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986091927U JPH057449Y2 (ja) | 1986-06-18 | 1986-06-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63110U JPS63110U (ja) | 1988-01-05 |
JPH057449Y2 true JPH057449Y2 (ja) | 1993-02-25 |
Family
ID=30953156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986091927U Expired - Lifetime JPH057449Y2 (ja) | 1986-06-18 | 1986-06-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH057449Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58144008U (ja) * | 1982-03-24 | 1983-09-28 | 日産自動車株式会社 | 内燃機関のバルブ装置 |
-
1986
- 1986-06-18 JP JP1986091927U patent/JPH057449Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63110U (ja) | 1988-01-05 |