JPH057388B2 - - Google Patents

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JPH057388B2
JPH057388B2 JP1989683A JP1989683A JPH057388B2 JP H057388 B2 JPH057388 B2 JP H057388B2 JP 1989683 A JP1989683 A JP 1989683A JP 1989683 A JP1989683 A JP 1989683A JP H057388 B2 JPH057388 B2 JP H057388B2
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JP
Japan
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amine
ascorbic acid
carbon atoms
formula
mixture
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JP1989683A
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JPS58148873A (en
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Fuaaruni Peetaa
Jiikufuriito Teodooru
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F Hoffmann La Roche AG
Original Assignee
F Hoffmann La Roche AG
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Publication date
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【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

本発明は2−ケトグロン酸エステル(KGAE)
からアルスコルビン酸を製造するための新規な方
法に関する。 通常のアスコルビン酸合成の最後から2番目の
工程で生ずるケトグロン酸又はそのエステルは、
アスコルビン酸に転位させなければならない。酸
性又はアルカリ性条件下に行なわれるこの転位で
は、常にある問題が生ずる。即ち、一方では酸性
転位の場合、特に得られる収率が満足なものでは
なく、また得られるアスコルビン酸の品質が所望
のものよりもかけはなれているという問題が本質
的にある。その上、酸性転位の場合には反応時間
が一般にかなり長い。 他方、アルカリ性転位の場合、転位のために使
用される塩基がアスコルビン酸と塩を形成し、純
粋なアスコルビン酸を単離するという目的のため
にこれを酸の添加によつて再び開裂させねばなら
ないという問題が本質的にある。この開裂は再び
塩を与え、これからアスコルビン酸を単離するの
は容易でなく、また塩は少くともある程度までし
か更に使用することができない。 従つてアスコルビン酸がケトグロン酸エステル
から簡単な方法で且つ良好な収率で得られ、また
転位に必要とされる塩基が容易に回収でき且つ工
程で再使用できる方法が望まれている。 今回上述の問題は本発明によつて提供される方
法によつて排除できる。換言すれば、ある種のア
ミンをKGAEの転位に使用すると、上述の問題
が起こらないことが見い出された。 従つて本発明の方法は一般式 〔式中、Rは低級アルキルを意味する〕 のケトグロン酸エステルを、適当な有機溶媒中に
おいて炭素原子数12〜38個のアミンと反応させて
一般式 [式中、X は用いたC12−C38アミンのアンモニ
ウムイオンを表わす] のアスコルビン酸アミン塩を生成せしめ、この式
のアスコルビン酸アミン塩を中和せずに分解し
て(cleaving)式 のアスコルビン酸とC12−C38アミンを生成せし
め、そして上記式のアスコルビン酸並びに所望
により使用したC12−C38アミンを単離することか
らなる。 本発明の範囲において「低級アルキル」なる語
は炭素原子数1〜5個のアルキル基例えばメチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチルな
どを意味する。炭素原子数1〜3個のアルキル
基、特にメチル及びエチルは好適である。 アミンとしては、本発明の範囲において、炭素
原子数12〜38個の第一級、第二級及び第三級アミ
ンが考慮される。炭素原子数の下限は、中でも式
のアスコルビン酸アミン塩の開裂に用いる有機
溶媒に可溶であるかどうかによつて決定される。
他方、炭素原子数の上限はKGAEとアミンとの
間の反応に対して使用される溶媒への溶解度によ
つて決定される。 使用できるアミンは次の順序で好適である: 第三級アミン>第二級アミン>第一級アミン。 第一級アミンには直鎖状ばかりでなく分岐鎖状
のアミンが包含され、分岐鎖状アミンが好適であ
る。更に特に好適なものは、炭素原子数12〜24個
のものである。更に第一級アミンとしては、ある
種の液体の塩基性イオン交換体例えばプリメン
(Primene)JMT(トリアルキル−メチルアミン、
炭素原子数18〜24個のものの混合物)又はアンバ
ーライト(Amberlite)LA−3(高度に分岐した
脂肪族鎖をもつ高分子量の油溶性第一級アミン)
が含まれることを理解すべきである。 第二級アミンには直鎖状ばかりでなく分岐鎖状
のアルキルアミン並びに芳香族アミンが包含され
る。好適な第二級アミンは分岐鎖状のアルキルア
ミン、特に炭素原子数16〜25個のものである。ジ
ベンジルアミンは好適な芳香族第二級アミンであ
る。更に第二級アミンとしては、ある種の液体の
塩基性イオン交換体例えばアンバーライト
(Amberlite)FA−1(N−ドデセニル−N−ト
リアルキル−メチルアミン、炭素原子数24〜27個
のものの混合物)又はアンバーライト
(Amberlite)LA−2(N−ラウリル−N−トリ
アルキル−メチルアミン、炭素原子数24〜27個の
ものの混合物)も含まれることを理解すべきであ
る。 第三級アミンには特に直鎖状の、部分的には分
岐鎖状の脂肪族アミンが包含され、直鎖状のアル
キルアミン及び特に炭素原子数15〜30個のものが
好適である。 第二級アミン及び第三級アミンは同一のアルキ
ル鎖又は異なるアルキル鎖を含有することができ
る。 次のものは本発明で使用でアミン及び好適なア
ミンの例である。 Primene JMT、 Amberlite LA−3、 α−アミノ−ジフエニルメタン、 1,2−ジフエニルエチルアミン、 ビス(2−エチルヘキシル)アミン、 Amberlite LA−1、 Amberlite LA−2、 ジベンジルアミン、 ジオクチルアミン、 トリペンチルアミン、 トリイソペンチルアミン、 N,N−ジオクチルメチルアミン、 トリヘキシルアミン、 トリヘプチルアミン、 トリオクチルアミン及び トリドデシルアミン。 ピラノイド又はフラノイド形でも存在しうる式
のケトグロン酸エステルとアミンとの反応は、
適当な有機溶媒中或いはKGAE及び/又は用い
るアミンが少くとも部分的に可溶である溶媒混合
物中で行なわれる。溶媒はプロトン性又は非プロ
トン性(aprotic)の双極性溶媒であることがで
きる。プロトン性溶媒の例は炭素原子数1〜5個
の低級アルコール、例えばメタノール、エタノー
ル、プロパノール、イソプロパノールなどであ
る。非プロトン性双極性溶媒の例は、アセトニト
リル、ジメチルホルムアミド、ジオキサン、モノ
グライム、メチルセロソルブ(エチレングリコー
ルモノメチルエーテル)などである。アルコー
ル、特にメタノールが好適な溶媒である。出発物
質として使用される式のKGAEは公知の化合
物であり或いは公知の化合物の同族体である。こ
れらはそのままで反応に使用でき、或いは対応す
るアルコールとのエステル交換により2−ケトグ
ロン酸から予じめその場で製造することもでき
る。 用いる溶媒の量はそれ自体厳密でないが、便宜
上用いるKGAE及びアミンに基づいて約1:1
〜約10:1(ml/g)の割合である。 本発明により提供される方法で使用されるアミ
ンの量は、ケトグロン酸エステル1モル当り便宜
的には約0.1〜約1.5、好ましくは約0.5〜約1.1、
特に約0.9〜約1モルの量である。 本発明の方法の場合、温度、圧力及び反応期間
は厳密でない。 温度は速度を決定する因子である。温度の上限
は反応相手の安定性によつて決定される。反応は
便宜上約90℃までの温度、好ましくは約50〜約75
℃、特に約65℃で行なわれる。 本発明の方法を行なう圧力は厳密でなく、反応
は常圧下に容易に行なうことができる。しかしな
がら、反応はある環境下において加圧下に行なう
ことができ、対応して高められた温度と短い反応
時間が使用される。 反応時間は反応温度に依存し、最適温度の場合
には約2〜7時間、特に約3〜5時間である。 KGAE及びアミンの反応は空気の存在又は不
存在下に行なうことができる。しかしながら、そ
れは空気を排除して、即ち不活性な気体例えば窒
素、アルゴンなどの気体下に行なうことが好まし
い。 得られるアスコルビン酸アミン塩の分解は、本
発明に従い、中和せずに、即ち酸又は塩基を添加
しないで行なうことができる。この分解並びに純
粋なアスコルビン酸及び望ましくは用いたアミン
の単離は液−液抽出で行なわれる。この場合遊離
のアスコルビン酸は極性相に、また遊離のアミン
は非極性相に入る。更にある環境では、分解及び
単離は簡単な温浸(digestion)、即ち適当な有機
溶媒との加熱によつても行なうことができる。 抽出に適当な非極性溶媒は、用いたアミンが良
好に溶解するものである。中性の非極性溶媒例え
ば脂肪族又は芳香族炭化水素(例えばヘキサン、
石油エーテル、ベンゼ、トルエン、キシレンな
ど)は便利に使用される。適当な極性溶媒又は溶
媒混合物は、アスコルビン酸が良好に溶解し且つ
上述の非極性溶媒と混和しないものである。水、
メタノール、エタノール、アセトニトリル、アセ
トンなど又はこれらの混合物が簡便に使用され
る。少くとも少量の水の存在は特に有利であるこ
とがわかつた。水又は水−メタノール混合物は特
に好適である。抽出を行なう温度はそれ自体厳密
でなく、抽出は室温で又は昇温で行なうことがで
きる。抽出は好ましくは凡そ室温で行なわれる。
抽出を行なつた後、アスコルビン酸並びに用いた
アミンはそれ自体公知の方法によりそれらを含有
する各相から容易に単離することができる。 温浸に対しては、抽出に対して上述したものと
本質的に同一の非極性溶媒が適当である。加熱は
便宜上約50℃から用いた溶媒の還流温度までの温
度で行なわれる。温浸は好ましくは還流温度で行
なわれる。アスコルビン酸アミン塩はこの温浸で
分解し、純粋なアスコルビン酸が沈殿し、アミン
が有機相に入る。アミンはそれ自体公知の方法に
よりそれから容易に単離することができる。 すべての上述した操作は、連続式ばかりでなく
バツチ式でも行なうことができる。 次の実施例は本発明を更に詳細に説明するもの
であり、本発明を限定する意図はない。 実施例 1 撹拌機、温度計、還流凝縮器及び50mlの滴下
斗を備えた500mlのスルホン化フラスコ中に、ケ
トグロン酸メチルエステル26.8g(128.7ミリモ
ル)及びメタノール125mlをアルゴン下に添加し
た。次いで混合物を撹拌しながら65℃(還流)ま
で加熱し、エステルを溶解させた。次いでトリヘ
キシルアミン(99.9%)38g(109モル%)を滴
下斗から15分間に亘つて滴々に添加した。トリ
ヘキシルアミンの添加の終り頃、混合物は僅かに
濁つたが、溶液は5分後に再び透明になつた。こ
の混合物を更に4 3/4時間還流下に撹拌した。こ
の結果混合物は黄色となつた。全体で5時間の
後、混合物を500mlの丸底フラスコ中でメタノー
ルで洗い、回転蒸発機により45℃/20ミリバール
で濃縮した。黄色の粘稠な油を残渣として得た。 予じめ得られた油を脱イオン水50mlに溶解し、
窒素を通気している回転パーフオレータ中に水約
20mlで洗い出した。次いで混合物を20時間n−ヘ
キサン約500mlで連続的に抽出した。この結果水
性相は殆んど無色になり、有機相は黄色になつ
た。抽出の完了後、抽出機に残こる2相を分液
斗で分離した。有機相を併せ、硫酸ナトリウム約
30gで乾燥し、回転蒸発機により45℃/100〜20
ミリバールで蒸発させた。この結果含量が97.6%
の黄色のトリヘキシルアミンが37.8g残つた。こ
れはトリヘキシルアミンの収率97.2%に相当し
た。 トリヘキシルアミンの抽出後に得られる水性相
は、96.4%の収率に相当する21.9gのアスコルビ
ン酸を含有した。 実施例 2 ケトグロン酸メチルエステルのトリヘキシルア
ミンとの反応を、実施例1と同様の方法により異
なる溶媒中で行なつた。結果を次の表に要約す
る。
The present invention relates to 2-ketogulonic acid ester (KGAE)
A novel method for producing ascorbic acid from. Ketogulonic acid or its ester, which is produced in the penultimate step of normal ascorbic acid synthesis, is
It must be rearranged to ascorbic acid. Certain problems always arise with this rearrangement carried out under acidic or alkaline conditions. That is, on the one hand, in the case of acidic rearrangement, there is an inherent problem that the yield obtained is not particularly satisfactory, and also that the quality of the ascorbic acid obtained is far from what is desired. Moreover, reaction times are generally quite long in the case of acidic rearrangements. On the other hand, in the case of alkaline rearrangement, the base used for the rearrangement forms a salt with ascorbic acid, which has to be cleaved again by addition of acid for the purpose of isolating pure ascorbic acid. There is an essential problem. This cleavage again gives the salt, from which it is not easy to isolate the ascorbic acid, and the salt can only be used further, at least to a certain extent. Therefore, there is a need for a method in which ascorbic acid can be obtained from ketogulonic acid ester in a simple manner and in good yield, and in which the base required for rearrangement can be easily recovered and reused in the process. The problems now mentioned above can be eliminated by the method provided by the present invention. In other words, it has been found that when certain amines are used in the rearrangement of KGAE, the above-mentioned problems do not occur. Therefore, the method of the present invention is based on the general formula [In the formula, R means lower alkyl] is reacted with an amine having 12 to 38 carbon atoms in a suitable organic solvent to obtain the general formula [wherein X represents the ammonium ion of the C 12 -C 38 amine used] An ascorbic acid amine salt of the formula is formed, and by cleaving the ascorbic acid amine salt of the formula without neutralization, the formula and the ascorbic acid of the above formula and the optionally used C12-C38 amine are isolated . Within the scope of the present invention, the term "lower alkyl" means alkyl groups having 1 to 5 carbon atoms, such as methyl, ethyl, propyl, isopropyl, butyl and the like. Alkyl radicals having 1 to 3 carbon atoms, especially methyl and ethyl, are preferred. As amines, primary, secondary and tertiary amines having 12 to 38 carbon atoms come into consideration within the scope of the invention. The lower limit of the number of carbon atoms is determined, among other things, by whether the ascorbic acid amine salt of formula is soluble in the organic solvent used for cleavage.
On the other hand, the upper limit on the number of carbon atoms is determined by the solubility in the solvent used for the reaction between KGAE and the amine. The amines that can be used are preferably in the following order: tertiary amines>secondary amines>primary amines. Primary amines include not only linear amines but also branched amines, with branched amines being preferred. More particularly preferred are those having 12 to 24 carbon atoms. Additionally, primary amines include certain liquid basic ion exchangers such as Primene JMT (trialkyl-methylamine,
Amberlite LA-3 (a high molecular weight oil-soluble primary amine with a highly branched aliphatic chain)
It should be understood that this includes Secondary amines include not only linear but also branched alkylamines and aromatic amines. Suitable secondary amines are branched alkylamines, especially those having 16 to 25 carbon atoms. Dibenzylamine is a preferred aromatic secondary amine. Further secondary amines include certain liquid basic ion exchangers such as Amberlite FA-1 (N-dodecenyl-N-trialkyl-methylamine, a mixture of 24 to 27 carbon atoms). ) or Amberlite LA-2 (a mixture of N-lauryl-N-trialkyl-methylamines having 24 to 27 carbon atoms). Tertiary amines include in particular linear, partially branched aliphatic amines, linear alkylamines and especially those having 15 to 30 carbon atoms are preferred. The secondary amine and the tertiary amine can contain the same alkyl chain or different alkyl chains. The following are examples of amines and suitable amines for use in the present invention. Primene JMT, Amberlite LA-3, α-amino-diphenylmethane, 1,2-diphenylethylamine, bis(2-ethylhexyl)amine, Amberlite LA-1, Amberlite LA-2, dibenzylamine, dioctylamine, tripentylamine , triisopentylamine, N,N-dioctylmethylamine, trihexylamine, triheptylamine, trioctylamine and tridodecylamine. The reaction of a ketogulonic acid ester of the formula, which can also exist in pyranoid or furanoid form, with an amine is
It is carried out in a suitable organic solvent or in a solvent mixture in which the KGAE and/or the amine used are at least partially soluble. The solvent can be a protic or aprotic dipolar solvent. Examples of protic solvents are lower alcohols having 1 to 5 carbon atoms, such as methanol, ethanol, propanol, isopropanol, and the like. Examples of aprotic dipolar solvents are acetonitrile, dimethylformamide, dioxane, monoglyme, methyl cellosolve (ethylene glycol monomethyl ether), and the like. Alcohols, especially methanol, are preferred solvents. The KGAE of the formula used as starting material is a known compound or a homologue of a known compound. These can be used as such in the reaction or can also be prepared in situ from 2-ketogulonic acid by transesterification with the corresponding alcohol. The amount of solvent used is not critical per se, but is conveniently about 1:1 based on the KGAE and amine used.
The ratio is ~10:1 (ml/g). The amount of amine used in the method provided by the present invention is conveniently from about 0.1 to about 1.5, preferably from about 0.5 to about 1.1 per mole of ketogulonic acid ester.
Particularly amounts from about 0.9 to about 1 mole. In the method of the invention, the temperature, pressure and reaction period are not critical. Temperature is the factor that determines the rate. The upper temperature limit is determined by the stability of the reaction partners. The reaction is conveniently carried out at a temperature of up to about 90°C, preferably from about 50°C to about 75°C.
℃, especially about 65℃. The pressure at which the method of the present invention is carried out is not critical, and the reaction can be easily carried out under normal pressure. However, the reaction can be carried out under pressure under certain circumstances, and correspondingly elevated temperatures and short reaction times are used. The reaction time depends on the reaction temperature and is approximately 2 to 7 hours, especially approximately 3 to 5 hours at optimum temperatures. The reaction of KGAE and amine can be carried out in the presence or absence of air. However, it is preferably carried out with the exclusion of air, ie under an inert gas such as nitrogen, argon, etc. The decomposition of the ascorbic acid amine salt obtained can be carried out according to the invention without neutralization, ie without addition of acids or bases. This decomposition and isolation of pure ascorbic acid and preferably the amine used is carried out by liquid-liquid extraction. In this case, free ascorbic acid enters the polar phase and free amine enters the non-polar phase. Additionally, in some circumstances, decomposition and isolation can also be accomplished by simple digestion, ie, heating with a suitable organic solvent. Suitable non-polar solvents for extraction are those in which the amine used is well dissolved. Neutral non-polar solvents such as aliphatic or aromatic hydrocarbons (e.g. hexane,
Petroleum ether, benzene, toluene, xylene, etc.) are conveniently used. Suitable polar solvents or solvent mixtures are those in which ascorbic acid is well dissolved and is immiscible with the non-polar solvents mentioned above. water,
Methanol, ethanol, acetonitrile, acetone, etc. or mixtures thereof are conveniently used. The presence of at least a small amount of water has been found to be particularly advantageous. Water or water-methanol mixtures are particularly suitable. The temperature at which the extraction is carried out is not critical per se; the extraction can be carried out at room temperature or at elevated temperature. Extraction is preferably carried out at about room temperature.
After the extraction, ascorbic acid as well as the amine used can be easily isolated from the phases containing them by methods known per se. For digestion, essentially the same non-polar solvents as mentioned above for extraction are suitable. Heating is conveniently carried out at a temperature from about 50°C to the reflux temperature of the solvent used. Digestion is preferably carried out at reflux temperature. The ascorbic acid amine salt decomposes during this digestion, pure ascorbic acid precipitates, and the amine enters the organic phase. The amine can be easily isolated therefrom by methods known per se. All the above-mentioned operations can be carried out not only continuously but also batchwise. The following examples illustrate the invention in more detail and are not intended to limit the invention. Example 1 In a 500 ml sulfonation flask equipped with a stirrer, thermometer, reflux condenser and 50 ml dropping funnel, 26.8 g (128.7 mmol) of ketogulonic acid methyl ester and 125 ml of methanol were added under argon. The mixture was then heated to 65°C (reflux) with stirring to dissolve the ester. Then 38 g (109 mole %) of trihexylamine (99.9%) was added dropwise from the addition funnel over a period of 15 minutes. Towards the end of the trihexylamine addition, the mixture became slightly cloudy, but the solution became clear again after 5 minutes. The mixture was stirred at reflux for a further 4 3/4 hours. As a result, the mixture turned yellow. After a total of 5 hours, the mixture was washed with methanol in a 500 ml round bottom flask and concentrated in a rotary evaporator at 45° C./20 mbar. A yellow viscous oil was obtained as a residue. Dissolve the previously obtained oil in 50 ml of deionized water,
Water in a rotating perforator that is aerated with nitrogen is approx.
It was washed out with 20ml. The mixture was then continuously extracted with approximately 500 ml of n-hexane for 20 hours. As a result, the aqueous phase became almost colorless and the organic phase became yellow. After the extraction was completed, the two phases remaining in the extractor were separated using a separatory funnel. Combine the organic phases and add approx.
Dry with 30g and dry at 45℃/100~20 in a rotary evaporator.
Evaporated at mbar. As a result, the content is 97.6%
37.8g of yellow trihexylamine remained. This corresponded to a trihexylamine yield of 97.2%. The aqueous phase obtained after extraction of trihexylamine contained 21.9 g of ascorbic acid, corresponding to a yield of 96.4%. Example 2 The reaction of ketogulonic acid methyl ester with trihexylamine was carried out in a similar manner to Example 1 in different solvents. The results are summarized in the following table.

【表】 実施例 3 撹拌機、温度計及び還流凝縮器を備えた500ml
のスルホン化フラスコ中に、ケトグロン酸メチル
エステル26.8g(128.7ミリモル)及びメタノー
ル125mlをアルゴン下に添加した。次いで混合物
を撹拌しながら65℃(還流)まで加熱し、エステ
ルを溶解させた。次いでトリヘキシルアミン
(99.9%)17.5g(50モル%)を15分間に亘つて
添加した。この混合物を更に24時間還流下に撹拌
した。この結果混合物は黄色となつた。続いて、
混合物を500mlの丸底フラスコ中でメタノールで
洗い、回転蒸発機により45℃/20ミリバールで濃
縮した。黄色の粘稠な油を残渣として得た。 予じめ得られた油を脱イオン水50mlに溶解し、
窒素を通気しているクツチヤー−スイトデル
(Kutscher−Steudel)抽出機中へ水約20mlで洗
い出した。次いで混合物を20時間n−ヘキサン約
500mlで連続的に抽出した。抽出の完了後、抽出
機に残こる2相を分液斗で分離した。有機相を
併せ、硫酸ナトリウム約30gで乾燥し、回転蒸発
機により45℃/100〜20ミリバールで蒸発させた。
この結果含量が99.0%の黄色のトリヘキシルアミ
ンが17.5g残つた。これはトリヘキシルアミンの
収率99.6%に相当した。 トリヘキシルアミンの抽出後に得られる水性相
は、93.5%の収率に相当する21.2gのアスコルビ
ン酸を含有した。 実施例 4 撹拌機、温度計、還流凝縮器及び50mlの滴下
斗を備えた100mlのスルホン化フラスコ中に、ケ
トグロン酸メチルエステル26.8g(128.7ミリモ
ル)及びメタノール10mlをアルゴン下に添加し
た。次いで混合物を撹拌しながら65℃(還流)ま
で加熱し、次いでトリヘキシルアミン(99.9%)
34.7g(100モル%)を滴下斗から15分間に亘
つて滴々に添加した。約4時間後にすべては溶解
したが、終り頃まで混合物は僅かに濁つていた。
この混合物を更に4 3/4時間還流下に撹拌した。
この結果混合物は黄色となつた。全体で5時間の
後、混合物を500mlの丸底フラスコ中でメタノー
ルで洗い、回転蒸発機により45℃/20ミリバール
で濃縮した。黄色の粘稠な油を残渣として得た。 予じめ得られた油を脱イオン水50mlに溶解し、
窒素を通気している回転パーフオレータ中へ水約
20mlで洗い出した。次いで混合物を20時間n−ヘ
キサン約500mlで連続的に抽出した。抽出の完了
後、抽出機に残こる2相を分液斗で分離した。
有機相を併せ、硫酸ナトリウム約30gで乾燥し、
回転蒸発機により45℃/100〜20ミリバールで蒸
発させた。この結果含量が98.3%の黄色のトリヘ
キシルアミンが4.4g残つた。これはトリヘキシ
ルアミンの収率97.5%に相当した。 トリヘキシルアミンの抽出後に得られる水性相
は、92.7%の収率に相当する21.0gのアスコルビ
ン酸を含有した。 実施例 5 撹拌機、温度計、還流凝縮器及び50mlの滴下
斗を備えた500mlのスルホン化フラスコ中に、ケ
トグロン酸メチルエステル26.8g(128.7ミリモ
ル)及びメタノール125mlをアルゴン下に添加し
た。次いで混合物を撹拌しながら65℃(還流)ま
で加熱し、エステルを溶解させた。次いでビス
(2−エチルヘキシル)アミン(100%)33.1g
(106.5モル%)を、約6.5のPH値を維持しながら
40分間に亘り滴下斗から添加した。続いてこの
混合を更に3 1/2時間還流下に撹拌した。次いで
メタノールを回転蒸発機により45℃/20ミリバー
ルで留去した。黄色結晶のアスコルビン酸アミン
塩を得た。 予じめ得られた結晶を水400ml及びn−ヘキサ
ン400mlに懸濁させ、この懸濁液を1時間激しく
撹拌して塩を完全に溶解した。続いて水性相をn
−ヘキサン100mlずつで2回抽出した。このヘキ
サン相を水100mlずつで2回逆洗浄し、硫酸ナト
リウム約40gで乾燥し、回転蒸発機により45℃/
100〜20ミリバールで蒸発させた。この結果含量
98%の淡黄色のビス(2−エチルヘキシル)アミ
ン29.2g(86.5%)を得た。 併せた水性相を約100mlまで濃縮し、クツチヤ
ー−ストイデル抽出機中において20時間n−ヘキ
サン約300mlで連続的に逆抽出した。有機相を硫
酸ナトリウム約20gで乾燥し、回転蒸発機により
45℃/100〜20ミリバールで蒸発させた。このよ
うにして含量が96.1%の黄色のビス(2−エチル
ヘキシル)アミンを更に3.55g(10.3%)得た。
これはアミンの全収率96.8%に相当した。 アミンの抽出後に得られる併せた水性相は収率
94.1%に相当して21.3gのアコルビン酸を含有し
た。 実施例 6 撹拌機、温度計、還流号凝縮及び500mlの滴下
斗を備えた200mlのスルホン化フラスコ中に、
ケトグロン酸メチルエステル26.8g(128.7ミリ
モル)及びメタノール25mlをアルゴン下に添加し
た。次いで混合物を撹拌しながら65℃(還流)ま
で加熱し、次いでトリペンチルアミン(98.3%)
29.8g(100モル%)を滴下斗から15分間に亘
つて滴々に添加した。約1時間後にすべてが溶液
となつた。この混合物を更に4 3/4時間還流下に
撹拌した。この結果混合物は黄色となつた。全体
で5時間の後、混合物を500mlの丸底フラスコ中
でメタノールで洗い、回転蒸発機により45℃/20
ミリバールで濃縮した。黄色の粘稠な油を残渣と
して得た。 予じめ得られた油を脱イオン水50mlに溶解し、
窒素を通気している回転パーフオレータ中へ水約
20mlで洗い出した。次いで混合物を20時間n−ヘ
キサン約500mlで連続的に抽出した。抽出の完了
後、抽出機に残こる2相を分液斗で分離した。
有機相を併せ、硫酸ナトリウム約30gで乾燥し、
回転蒸発機により45℃/100〜20ミリバールで蒸
発させた。この結果含量が98.7%の黄色のトリペ
ンチルアミンが29.3g残つた。これはトリペンチ
ルアミンの収率98.9%に相当した。 トリペンチルアミンの抽出後に得られる水性相
は、96.5%の収率に相当する21.9gのアスコルビ
ン酸を含有した。 実施例 7 実施例1〜6に記述した方法と同様にして異な
るアミンを用いた。結果を下表に要約する。
[Table] Example 3 500ml with stirrer, thermometer and reflux condenser
26.8 g (128.7 mmol) of ketogulonic acid methyl ester and 125 ml of methanol were added to a sulfonated flask under argon. The mixture was then heated to 65°C (reflux) with stirring to dissolve the ester. Then 17.5 g (50 mole %) of trihexylamine (99.9%) was added over 15 minutes. The mixture was stirred under reflux for a further 24 hours. As a result, the mixture turned yellow. continue,
The mixture was washed with methanol in a 500 ml round bottom flask and concentrated on a rotary evaporator at 45° C./20 mbar. A yellow viscous oil was obtained as a residue. Dissolve the previously obtained oil in 50 ml of deionized water,
It was flushed with about 20 ml of water into a Kutscher-Steudel extractor which was flushed with nitrogen. The mixture was then diluted with n-hexane for 20 hours.
Extracted continuously with 500 ml. After the extraction was completed, the two phases remaining in the extractor were separated using a separatory funnel. The organic phases were combined, dried with about 30 g of sodium sulfate and evaporated in a rotary evaporator at 45° C./100-20 mbar.
As a result, 17.5 g of yellow trihexylamine with a content of 99.0% remained. This corresponded to a trihexylamine yield of 99.6%. The aqueous phase obtained after extraction of trihexylamine contained 21.2 g of ascorbic acid, corresponding to a yield of 93.5%. Example 4 In a 100 ml sulfonation flask equipped with a stirrer, thermometer, reflux condenser and 50 ml dropping funnel, 26.8 g (128.7 mmol) of ketogulonic acid methyl ester and 10 ml of methanol were added under argon. The mixture was then heated to 65°C (reflux) with stirring and then trihexylamine (99.9%)
34.7 g (100 mole %) was added dropwise from the addition funnel over 15 minutes. Everything was dissolved after about 4 hours, but the mixture was slightly cloudy by the end.
The mixture was stirred under reflux for a further 4 3/4 hours.
As a result, the mixture turned yellow. After a total of 5 hours, the mixture was washed with methanol in a 500 ml round bottom flask and concentrated in a rotary evaporator at 45° C./20 mbar. A yellow viscous oil was obtained as a residue. Dissolve the previously obtained oil in 50 ml of deionized water,
Approximately water is pumped into a rotating perforator that is aerated with nitrogen.
It was washed out with 20ml. The mixture was then continuously extracted with approximately 500 ml of n-hexane for 20 hours. After the extraction was completed, the two phases remaining in the extractor were separated using a separatory funnel.
Combine the organic phases and dry with about 30 g of sodium sulfate.
Evaporated in a rotary evaporator at 45° C./100-20 mbar. As a result, 4.4 g of yellow trihexylamine with a content of 98.3% remained. This corresponded to a yield of trihexylamine of 97.5%. The aqueous phase obtained after extraction of trihexylamine contained 21.0 g of ascorbic acid, corresponding to a yield of 92.7%. Example 5 In a 500 ml sulfonation flask equipped with a stirrer, thermometer, reflux condenser and 50 ml dropping funnel, 26.8 g (128.7 mmol) of ketogulonic acid methyl ester and 125 ml of methanol were added under argon. The mixture was then heated to 65°C (reflux) with stirring to dissolve the ester. Then 33.1g of bis(2-ethylhexyl)amine (100%)
(106.5 mol%) while maintaining a PH value of approximately 6.5
Addition was made via a dropping funnel over a period of 40 minutes. The mixture was then stirred under reflux for a further 3 1/2 hours. The methanol was then distilled off in a rotary evaporator at 45° C./20 mbar. Yellow crystalline ascorbic acid amine salt was obtained. The crystals obtained in advance were suspended in 400 ml of water and 400 ml of n-hexane, and the suspension was vigorously stirred for 1 hour to completely dissolve the salt. Then add the aqueous phase to n
-Extracted twice with 100ml each of hexane. This hexane phase was backwashed twice with 100 ml of water each, dried over about 40 g of sodium sulfate, and heated to 45 °C/
Evaporated at 100-20 mbar. This results in a content of
29.2 g (86.5%) of 98% pale yellow bis(2-ethylhexyl)amine was obtained. The combined aqueous phases were concentrated to about 100 ml and back-extracted continuously with about 300 ml of n-hexane for 20 hours in a Kutscher-Steudel extractor. The organic phase was dried with about 20 g of sodium sulfate and evaporated in a rotary evaporator.
Evaporated at 45°C/100-20 mbar. A further 3.55 g (10.3%) of yellow bis(2-ethylhexyl)amine with a content of 96.1% were thus obtained.
This corresponded to an overall yield of amine of 96.8%. The combined aqueous phase obtained after extraction of the amine is the yield
It contained 21.3 g of acorbic acid, corresponding to 94.1%. Example 6 In a 200 ml sulfonation flask equipped with a stirrer, thermometer, reflux condenser and 500 ml dropping funnel,
26.8 g (128.7 mmol) of ketogulonic acid methyl ester and 25 ml of methanol were added under argon. The mixture was then heated to 65°C (reflux) with stirring and then tripentylamine (98.3%)
29.8 g (100 mole %) was added dropwise from the dropping funnel over 15 minutes. Everything went into solution after about 1 hour. The mixture was stirred under reflux for a further 4 3/4 hours. As a result, the mixture turned yellow. After a total of 5 hours, the mixture was washed with methanol in a 500 ml round bottom flask and evaporated to 45°C/20°C on a rotary evaporator.
Concentrated at mbar. A yellow viscous oil was obtained as a residue. Dissolve the previously obtained oil in 50 ml of deionized water,
Approximately water is pumped into a rotating perforator that is aerated with nitrogen.
It was washed out with 20ml. The mixture was then continuously extracted with approximately 500 ml of n-hexane for 20 hours. After the extraction was completed, the two phases remaining in the extractor were separated using a separatory funnel.
Combine the organic phases and dry with about 30 g of sodium sulfate.
Evaporated in a rotary evaporator at 45° C./100-20 mbar. As a result, 29.3 g of yellow tripentylamine with a content of 98.7% remained. This corresponded to a yield of tripentylamine of 98.9%. The aqueous phase obtained after extraction of tripentylamine contained 21.9 g of ascorbic acid, corresponding to a yield of 96.5%. Example 7 Different amines were used in a similar manner to the methods described in Examples 1-6. The results are summarized in the table below.

【表】 体
実施例 8 撹拌機、温度計、還流凝縮器及び100mlの滴下
斗を備えた500mlのスルホン化フラスコ中に、
ケトグロン酸メチルエステル26.8g(128.7ミリ
モル)及びメタノール125mlをアルゴン下に添加
した。次いで混合物を撹拌しながら65℃(還流)
まで加熱し、エステルを溶解させた。次いでトリ
オクチルアミン46.2g(100モル%)を滴下斗
から15分間に亘つて滴々に添加した。この混合物
を更に43/4時間還流下に加熱した。この結果混
合は黄色となつた。全体で5時間後、回転蒸発機
により45℃/20ミリバールで濃縮した。粘稠な2
相の油が残つた。 予じめ得られた油をトルエン150mlに溶解し、
この溶液を撹拌しながら還流温度まで加熱した。
加熱時にアスコルビン酸がかなり急速に結晶化し
はじめた。混合物を還流温度で更に1時間撹拌
し、沈殿を熱時吸引別した。残渣をトルエン15
mlで、次いでヘキサン15mlで洗い、真空乾燥炉中
室温/20ミリバール下に夜通し乾燥した。純粋な
アスコルビン酸20.75g(91.5%)を得た。 過後に得られた液を回転蒸発機により完全
に蒸発させ、粗トリオクチルアミン50.8g(110
%)を得た。 実施例 9 撹拌機、温度計、還流凝縮器及び50mlの滴下
斗を備えた500mlのスルホン化フラスコ中に、ケ
トグロン酸メルエステル26.8g(128.7ミリモル)
及びメタノール125mlをアルゴン下に添加した。
次いで混合物を撹拌しながら65℃(還流)まで加
熱し、エステルを溶解させた。次いでトリオクチ
ルアミン(98.3%)46.2g(100モル%)を滴下
斗から15分間に亘つて滴々に添加した。この混
合物を更に4 3/4時間還流下に撹拌した。この結
果混合物は黄色となつた。全体で5時間の後、混
合物を500mlの丸底フラスコ中でメタノールで洗
い、回転蒸発機により45℃/20ミリバールで濃縮
した。粘稠な2相の油を残渣として得た。 予じめ得られた油をヘキサン150mlで処理し、
撹拌しながら還流温度(57℃)まで加熱した。黄
色がかつたアスコルビン酸がかなり急速に結晶化
し始めた。還流下に1 1/2時間後、結晶を熱時及
引別し、ヘキサン15mlずつで2回洗浄し、真空
乾燥炉中室温/20ミリバールで夜通し乾燥した。
この結果含量が90.6%であるアスコルビン酸を、
収率94.3%に相当して23.6g得た。 過後に得られた液を回転蒸発機により完全
に蒸発させ、97.1%のトリオクチルアミン44.8g
を得た。これは収率95.7%に相当した。 実施例 10 撹拌機、温度計、還流凝縮器及び50mlの滴下
斗を備えた500mlのスホン化フラスコ中に、ケト
グロン酸イソプロピルエステル30.4g(128.7ミ
リモル)及びメタノール125mlをアルゴン下に添
加し、エステルを溶解した。次いで混合物を撹拌
しながら65℃(還流)まで加熱した。次いでトリ
ヘキシルアミン(99.9%)34.7g(100モル%)
を滴下斗から15分間に亘つて滴々に添加した。
トリヘキシルアミンの添加の終り頃、混合物は僅
かに濁つたが、溶液は5分後に再び透明になつ
た。この混合物を更に6 3/4時間還流下に撹拌し
た。この結果混合物は黄色となつた。全体で7時
間の後、混合物を500mlの丸底フラスコ中でメタ
ノールで洗い、回転蒸発機により45℃/20ミリバ
ールで濃縮した。黄色の粘稠な油を残渣として得
た。 予じめ得られた油を脱イオン水50mlに溶解し、
窒素を通気している回転パーフオレータ中へ水約
20mlで洗い出した。次いで混合物を20時間n−ヘ
キサン約500mlで連続的に抽出した。抽出の完了
後、抽出機に残こる2相を分液斗で分離した。
有機相を併せ、硫酸ナトリウム約30gで乾燥し、
回転蒸発機により45℃/100〜20ミリバールで蒸
発させた。この結果含量が95.6%の黄色のトリヘ
キシルアミンが36.4g残つた。これはトリヘキシ
ルアミンの収率100%に相当した。 トリヘキシルアミンの抽出後に得られる水性相
は、70.8%の収率に相当する16.1gのアスコルビ
ン酸を含有した。 実施例 11 撹拌機、温度計、還流凝縮器及び250mlの滴下
斗を備えた750mlのスルホン化フラスコ中に、
ケトグロン酸エチルエステル111.1g(含量91%)
及びエタノール100mlをアルゴン下に添加した。
次いで混合物を撹拌しながら65℃まで加熱し、エ
ステルを溶解させた。次いでトリヘキシルアミン
(99.9%)134.8gを滴下斗から25分間に亘つて
滴々に添加した。この混合物を更に4 1/2時間65
℃で撹拌した。混合物は赤褐となつた。全体で5
時間の後、混合物を1000mlの丸底フラスコ中でエ
タノールで洗い、回転蒸発機により45℃/20ミリ
バールで濃縮した。褐色の粘稠な油を残渣として
得た。 予じめ得られた油を脱イオン水250mlに溶解し、
溶液をn−ヘキサン150mlずつで2回抽出した。
ヘキサン相を水50mlで逆洗浄し、併せた水性相を
回転パーフオレータ中で20時間n−ヘキサン約
800mlで連続的に逆抽出した。抽出の完了後、抽
出機に残こる2相を分液斗で分離した。有機相
を併せ、硫酸ナトリウム約50gで乾燥し、回転蒸
発機により45℃/100〜20ミリバールで蒸発させ
た。この結果含量が98.6%の黄色のトリヘキシル
アミンが136.7g残つた。これはトリヘキシルア
ミンの収率100%に相当した。 トリヘキシルアミンの抽出後に得られる水性相
は、78.5%の収率に相当する63.1gのアスコルビ
ン酸及び14.7%の回収率に相当する14.8gのケト
グロン酸エチルエステルを含有した。 実施例 12 抽出を他の溶媒で行なう以外実施例1と同様の
方法に従つてケトグロン酸メチルエステルのトリ
ヘキシルアミンとの反応を行なつた。結果を下表
に要約する。
[Table] Example 8 In a 500 ml sulfonation flask equipped with a stirrer, thermometer, reflux condenser and 100 ml dropping funnel,
26.8 g (128.7 mmol) of ketogulonic acid methyl ester and 125 ml of methanol were added under argon. The mixture was then heated to 65°C (reflux) with stirring.
to dissolve the ester. Then, 46.2 g (100 mol %) of trioctylamine was added dropwise from the dropping funnel over a period of 15 minutes. The mixture was heated under reflux for a further 43/4 hours. This resulted in a yellow color to the mixture. After a total of 5 hours, it was concentrated in a rotary evaporator at 45° C./20 mbar. viscous 2
Some oil remained. Dissolve the oil obtained in advance in 150ml of toluene,
The solution was heated to reflux temperature while stirring.
Upon heating, ascorbic acid began to crystallize quite rapidly. The mixture was stirred for a further 1 hour at reflux temperature and the precipitate was filtered off hot with suction. Toluene the residue 15
ml and then with 15 ml hexane and dried overnight in a vacuum drying oven at room temperature/20 mbar. 20.75 g (91.5%) of pure ascorbic acid was obtained. The resulting liquid was completely evaporated using a rotary evaporator to obtain 50.8 g (110 g) of crude trioctylamine.
%) was obtained. Example 9 In a 500 ml sulfonation flask equipped with a stirrer, thermometer, reflux condenser and 50 ml dropping funnel, 26.8 g (128.7 mmol) of ketogulonic acid mer ester
and 125 ml of methanol were added under argon.
The mixture was then heated to 65°C (reflux) with stirring to dissolve the ester. Then, 46.2 g (100 mole %) of trioctylamine (98.3%) was added dropwise from the dropping funnel over a period of 15 minutes. The mixture was stirred under reflux for a further 4 3/4 hours. As a result, the mixture turned yellow. After a total of 5 hours, the mixture was washed with methanol in a 500 ml round bottom flask and concentrated in a rotary evaporator at 45° C./20 mbar. A viscous two-phase oil was obtained as a residue. Treat the previously obtained oil with 150 ml of hexane,
The mixture was heated to reflux temperature (57°C) while stirring. The yellowish ascorbic acid began to crystallize quite rapidly. After 1 1/2 hours under reflux, the crystals were filtered off hot, washed twice with 15 ml each of hexane and dried overnight at room temperature/20 mbar in a vacuum drying oven.
As a result, the content of ascorbic acid is 90.6%,
23.6 g was obtained, corresponding to a yield of 94.3%. The resulting liquid was completely evaporated using a rotary evaporator to obtain 44.8 g of 97.1% trioctylamine.
I got it. This corresponded to a yield of 95.7%. Example 10 In a 500 ml sulfonation flask equipped with a stirrer, thermometer, reflux condenser and 50 ml dropping funnel, 30.4 g (128.7 mmol) of ketogulonic acid isopropyl ester and 125 ml of methanol are added under argon to dissolve the ester. Dissolved. The mixture was then heated to 65°C (reflux) with stirring. Then trihexylamine (99.9%) 34.7g (100 mol%)
was added dropwise from the dropping funnel over a period of 15 minutes.
Towards the end of the trihexylamine addition, the mixture became slightly cloudy, but the solution became clear again after 5 minutes. The mixture was stirred under reflux for a further 6 3/4 hours. As a result, the mixture turned yellow. After a total of 7 hours, the mixture was washed with methanol in a 500 ml round bottom flask and concentrated in a rotary evaporator at 45° C./20 mbar. A yellow viscous oil was obtained as a residue. Dissolve the previously obtained oil in 50 ml of deionized water,
Approximately water is pumped into a rotating perforator that is aerated with nitrogen.
It was washed out with 20ml. The mixture was then continuously extracted with approximately 500 ml of n-hexane for 20 hours. After the extraction was completed, the two phases remaining in the extractor were separated using a separatory funnel.
Combine the organic phases and dry with about 30 g of sodium sulfate.
Evaporated in a rotary evaporator at 45° C./100-20 mbar. As a result, 36.4 g of yellow trihexylamine with a content of 95.6% remained. This corresponded to a 100% yield of trihexylamine. The aqueous phase obtained after extraction of trihexylamine contained 16.1 g of ascorbic acid, corresponding to a yield of 70.8%. Example 11 In a 750 ml sulfonation flask equipped with a stirrer, thermometer, reflux condenser and 250 ml dropping funnel,
Ketogulonic acid ethyl ester 111.1g (91% content)
and 100 ml of ethanol were added under argon.
The mixture was then heated to 65° C. with stirring to dissolve the ester. Then 134.8 g of trihexylamine (99.9%) was added dropwise from a dropping funnel over a period of 25 minutes. Stir this mixture for another 4 1/2 hours65
Stir at ℃. The mixture turned reddish-brown. 5 in total
After an hour, the mixture was washed with ethanol in a 1000 ml round-bottomed flask and concentrated on a rotary evaporator at 45° C./20 mbar. A brown viscous oil was obtained as a residue. Dissolve the previously obtained oil in 250 ml of deionized water,
The solution was extracted twice with 150 ml portions of n-hexane.
The hexane phase was backwashed with 50 ml of water and the combined aqueous phases were washed with n-hexane for 20 hours in a rotating perfluorator.
Continuous back extraction was performed with 800 ml. After the extraction was completed, the two phases remaining in the extractor were separated using a separatory funnel. The organic phases were combined, dried with about 50 g of sodium sulfate and evaporated in a rotary evaporator at 45° C./100-20 mbar. As a result, 136.7 g of yellow trihexylamine with a content of 98.6% remained. This corresponded to a 100% yield of trihexylamine. The aqueous phase obtained after extraction of trihexylamine contained 63.1 g of ascorbic acid, corresponding to a yield of 78.5%, and 14.8 g of ketogulonic acid ethyl ester, corresponding to a recovery of 14.7%. Example 12 The reaction of ketogulonic acid methyl ester with trihexylamine was carried out in the same manner as in Example 1, except that the extraction was performed with a different solvent. The results are summarized in the table below.

【表】 実施例 13 撹拌機、温度計、還流凝縮器及び50mlの滴下
斗を備えた500mlのスホン化フラスコ中に、ケト
グロン酸チルルエステル26.8g(128.7ミリモル)
及びアセトニトリル125mlをアルゴン下に添加し
た。次いで混合物を撹拌しながら78℃(還流)ま
で加熱した。次いでトリヘキシルアミン(99.4
%)34.7g(100モル%)を滴下斗から15分間
に亘つて滴々に添加した。約1時間の反応時間後
にエステルは完全に溶液となつた。室温下に全体
で2 1/2時間撹拌した後、橙褐色の混合物を、窒
素を通気している回転パーフオレータ中へ添加し
た。次いで混合物を20時間n−ヘキサン約500ml
で連続的に抽出した。抽出の開始から1時間後
に、アスコルビン酸はアセトニトリル相からユつ
くり晶出した。抽出の完了後、抽出後の内容物を
吸引過した。黄色がかつた結晶をヘキサン及び
アセトニトリルで洗い、デシケータ中で夜通し乾
燥した。この結晶含量が99.5%のアスコルビン酸
を収率90.4%に相当して20.6g得た。 過後に得た母液を分液斗で分離した。2つ
のヘキサン相を併せ、硫酸ナトリウム約30gで乾
燥し、回転蒸発機により45℃/100〜20ミリバー
ルで蒸発させた。この結果含量が98.2%の黄色の
トリヘキシルアミンが34.9g残つた。これはトリ
ヘキシルアミンの収率99.4%に相当した。 橙色のアセトニトリル相はアスコルビン酸を更
に0.8g含有した。これは結晶化したアスコルビ
ン酸と一緒にすると93.7%の収率に相当した。
Table: Example 13 In a 500 ml sulfonation flask equipped with a stirrer, a thermometer, a reflux condenser and a 50 ml dropping funnel, 26.8 g (128.7 mmol) of ketogulonic acid chilluryl ester were added.
and 125 ml of acetonitrile were added under argon. The mixture was then heated to 78°C (reflux) with stirring. Then trihexylamine (99.4
%) was added dropwise from the dropping funnel over 15 minutes. After a reaction time of about 1 hour, the ester completely went into solution. After stirring for a total of 2 1/2 hours at room temperature, the orange-brown mixture was added to a rotating perfluorator that was flushed with nitrogen. The mixture was then heated with approximately 500 ml of n-hexane for 20 hours.
was extracted continuously. One hour after the start of the extraction, ascorbic acid crystallized out from the acetonitrile phase. After the extraction was completed, the extracted contents were filtered off with suction. The yellowish crystals were washed with hexane and acetonitrile and dried in a desiccator overnight. 20.6 g of ascorbic acid with a crystal content of 99.5% was obtained, corresponding to a yield of 90.4%. The mother liquor obtained after the filtration was separated using a separatory funnel. The two hexane phases were combined, dried with about 30 g of sodium sulfate and evaporated in a rotary evaporator at 45° C./100-20 mbar. As a result, 34.9 g of yellow trihexylamine with a content of 98.2% remained. This corresponded to a trihexylamine yield of 99.4%. The orange acetonitrile phase contained an additional 0.8 g of ascorbic acid. This corresponded to a yield of 93.7% when combined with crystallized ascorbic acid.

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 一般式 [式中、Rは低級アルキルを意味する] のケトグロン酸エステルを、適当な有機溶媒中に
おいて炭素原子数12〜38個のアミンと反応させて
一般式 [式中、X は用いたC12−C38アミンのアンモニ
ウムイオンを表わす] のアスコルビン酸アミン塩を生成せしめ、この式
のアスコルビン酸アミン塩を中和せずに分解し
て式 のアスコルビン酸とC12−C38アミンを生成せし
め、そして上記式のアスコビン酸並びに所望に
より使用したC12−C38アミンを単離することを特
徴とするアスコルビン酸の製造方法。 2 炭素原子数15〜30個の直鎖状の第三級アルキ
ルアミンをアミンとして用いる特許請求の範囲第
1項記載の方法。 3 炭素原子数16〜25個の分岐鎖状の第二級アル
キルアミンをアミンとして用いる特許請求の範囲
第1項記載の方法。 4 炭素原子数12〜24個の分岐鎖状の第一級アル
キルアミンをアミンとして用いる特許請求の範囲
第1項記載の方法。 5 トリペンチルアミン、トリイソペンチルアミ
ン、N,N−ジオクチルメチルアミン、トリヘキ
シルアミン、トリヘプチルアミン、トリオクチル
アミン又はトリドデシルアミンをアミンとして用
いる特許請求の範囲第1又は2項記載の方法。 6 ビス(2−エチルヘキシル)アミン、ジベン
ジルアミン、ジオクチルアミン、N−ドデセニル
−N−トリアルキル−メチルアミン(炭素原子数
24〜27個のものの混合物)又はN−ラウリル−N
−トリアルキル−メチルアミン(炭素原子数24〜
27個のものの混合物)をアミンとして用いる特許
請求の範囲第1又は3項記載の方法。 7 トリアルキル−メチルアミン(炭素原子数18
〜24個のものの混合物)、高度に分岐した脂肪族
鎖をもつ高分子量の油溶性第一級アミン、α−ア
ミノ−ジフエニルメタン又は1,2−ジフエニル
エチルアミンをアミンとして用いる特許請求の範
囲第1又は4項記載の方法。 8 炭素原子数1〜5個の低級アルコールを有機
溶媒として用いる特許請求の範囲第1〜7項のい
ずれかに記載の方法。 9 低級アルコールがメタノールである特許請求
の範囲第8項記載の方法。 10 アミンを、ケトグロン酸エステル1モル当
り0.1〜1.5モルの量で用いる特許請求の範囲第1
〜9項のいずれかに記載の方法。 11 アミンを、ケトグロン酸エステル1モル当
り0.5〜1.1モルの量で用いる特許請求の範囲第1
〜9項のいずれかに記載の方法。 12 アミンを、ケトグロン酸エステル1モル当
り0.9〜1モルの量で用いる特許請求の範囲第1
〜9項のいずれかに記載の方法。 13 ケトグロン酸とアミンとの反応を90℃まで
の温度で行なう特許請求の範囲第1〜12項のい
ずれかに記載の方法。 14 ケトグロン酸とアミンとの反応を50〜75°
の温度で行なう特許請求の範囲第1〜12項のい
ずれかに記載の方法。 15 ケトグロン酸とアミンとの反応を65℃の温
度で行なう特許請求の範囲第1〜12項のいずれ
かに記載の方法。 16 アスコルビン酸アミン塩の分解を液−液抽
出によつて行なう特許請求の範囲第1〜15項の
いずれかに記載の方法。 17 アスコルビン酸アミン塩の分解を適当な有
機溶媒と共に温浸することによつて行なう特許請
求の範囲第1〜15項のいずれかに記載の方法。
[Claims] 1. General formula [In the formula, R means lower alkyl] A ketogulonic acid ester of the following formula is reacted with an amine having 12 to 38 carbon atoms in a suitable organic solvent to obtain the general formula [In the formula, X represents the ammonium ion of the C 12 -C 38 amine used] An ascorbic acid amine salt of the formula is generated, and the ascorbic acid amine salt of the formula is decomposed without neutralization to form the formula 1. A process for producing ascorbic acid, which comprises producing ascorbic acid of the above formula and a C 12 -C 38 amine, and isolating the ascorbic acid of the above formula and the optionally used C 12 -C 38 amine. 2. The method according to claim 1, wherein a linear tertiary alkylamine having 15 to 30 carbon atoms is used as the amine. 3. The method according to claim 1, wherein a branched secondary alkylamine having 16 to 25 carbon atoms is used as the amine. 4. The method according to claim 1, wherein a branched primary alkylamine having 12 to 24 carbon atoms is used as the amine. 5. The method according to claim 1 or 2, wherein tripentylamine, triisopentylamine, N,N-dioctylmethylamine, trihexylamine, triheptylamine, trioctylamine or tridodecylamine is used as the amine. 6 Bis(2-ethylhexyl)amine, dibenzylamine, dioctylamine, N-dodecenyl-N-trialkyl-methylamine (number of carbon atoms
mixture of 24 to 27) or N-lauryl-N
-Trialkyl-methylamine (from 24 carbon atoms)
4. The method according to claim 1 or 3, wherein a mixture of 27 amines) is used as the amine. 7 Trialkyl-methylamine (18 carbon atoms
~24), a high molecular weight oil-soluble primary amine with a highly branched aliphatic chain, α-amino-diphenylmethane or 1,2-diphenylethylamine as the amine. Or the method described in Section 4. 8. The method according to any one of claims 1 to 7, wherein a lower alcohol having 1 to 5 carbon atoms is used as an organic solvent. 9. The method according to claim 8, wherein the lower alcohol is methanol. 10 Claim 1 in which the amine is used in an amount of 0.1 to 1.5 mol per mol of ketogulonic acid ester
9. The method according to any one of items 9 to 9. 11 Claim 1 in which the amine is used in an amount of 0.5 to 1.1 mol per mol of ketogulonic acid ester
9. The method according to any one of items 9 to 9. 12 Claim 1 in which the amine is used in an amount of 0.9 to 1 mole per mole of ketogulonic acid ester
9. The method according to any one of items 9 to 9. 13. A process according to any of claims 1 to 12, wherein the reaction of ketogulonic acid and amine is carried out at a temperature of up to 90°C. 14 Reaction between ketogulonic acid and amine at 50-75°
13. The method according to any one of claims 1 to 12, which is carried out at a temperature of . 15. The method according to any one of claims 1 to 12, wherein the reaction between ketogulonic acid and an amine is carried out at a temperature of 65°C. 16. The method according to any one of claims 1 to 15, wherein the ascorbic acid amine salt is decomposed by liquid-liquid extraction. 17. A process according to any of claims 1 to 15, wherein the decomposition of the ascorbic acid amine salt is carried out by digestion with a suitable organic solvent.
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