JPH0569240B2 - - Google Patents

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JPH0569240B2
JPH0569240B2 JP60023858A JP2385885A JPH0569240B2 JP H0569240 B2 JPH0569240 B2 JP H0569240B2 JP 60023858 A JP60023858 A JP 60023858A JP 2385885 A JP2385885 A JP 2385885A JP H0569240 B2 JPH0569240 B2 JP H0569240B2
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Kenji Matsui
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は予め登録してある単音節音声の標準パ
タンを用いて入力された単音節音声を認識する単
音節音声認識装置に関するものである。
従来の技術 従来の単音節音声認識装置としては、例えば、
日本音響学会音声研究会資料“小型単音節認識装
置の開発”S83−41,1983−10に示されている。
第3図は、この従来の単音節音声認識装置の構
成を示すものであり、1は、音声をデイジタル化
された電気信号に変換する入力部、2は上記入力
部1でデイジタル化された音声信号からの周波数
分析等の手段によつて音声の特徴を抽出する特徴
抽出部、3は、単音節入力パタンの母音部と干音
部の境界を検出して母音部と子音部を分離する母
音−子音境界検出部、4は、分離された母音パタ
ンを記憶しておく母音入力パタン記憶部、5は分
離された子音パタンを記憶しておく子音入力パタ
ン記憶部、6は、あらかじめいくつかの母音パタ
ンを記憶しておく母音標準パタン記憶部、7は、
あらかじめいくつかの子音パタンを記憶しておく
子音標準パタン記憶部、8は、上記母音入力パタ
ン記憶部4に格納されたパタンと上記母音標準パ
タン記憶部6との類似度を計算する母音類似度計
算部、9は、上記子音入力パタン記憶部5に格納
されたパタンと上記子音標準パタン記憶部7との
類似度を計算する子音類似度計算部、10は、上
記母音類似度計算部8と子音類似度計算部9との
出力結果より入力パタンがどの単音節に認識され
たかを決定し出力する出力部である。
上記のように構成された単音節音声認識装置に
ついて、以下具体的に動作を説明する。
発声された単音節音声は、入力部1に入力さ
れ、入力部1では、この音声信号を電気信号に変
換し、さらにデイジタル化する。この信号は、特
徴抽出部2に於て周波数分析等の手段によつて特
徴抽出される。第4図a例として単音節音声を
15chのデイジタルフイルタによつて周波数分析
した様子である。このように特徴抽出された音声
パタンは、母音−子音境界検出部3において母音
部と子音部に分離される。この様子と第4図aに
示す。母音−子音境界検出の方法は各種考えられ
るが、ここでは例として音声の電力パタンに台形
状のテンプレートをあてはめる方法を示す。即ち
第4図bに示すように音声の電力パタン11とテ
ンプトレート12との距離13を計算し最小の点
を母音子音境界とする。このようにして分離され
た母音パタンと子音パタンは、それぞれ母音入力
パタン記憶部4及び子音入力パタン記憶部5に格
納される。
認識装置が登録モードの時には、母音入力パタ
ン記憶部4及び子音入力パタン記憶部5の入力パ
タンはそれぞれ、母音標準パタン記憶部6及び子
音標準パタン記憶部7に格納される。
次に認識モードの時には、母音類似度計算部8
により母音入力パタンに最も近い母音標準パタン
に対応する番号が出力部10に出力され、同様
に、子音類似度計算部9により子音入力パタンに
最も近い子音標準パタンに対応する番号が出力部
10に出力される。出力部10は、子音認識結果
及び母音認識結果を統合して単音節認識結果を出
力する。
発明が解決しようとする問題点 上記の構成による単音節認識装置では、次の様
な問題が生ずる。即ち、母音−子音境界検出部3
が境界位置を大巾に誤る危険性が存在することで
ある。第5図は、母音−子音境界検出部3が境界
検出を誤つた場合を示したものである。このよう
に誤つて境界を検出した場合、子音部、母音部と
も誤認識の大きな要因となる。
本発明はかかる点に鑑み、母音−子音境界位置
の検出誤差を小さくし認識率の向上を図ることが
できる単音節音声認識装置を提供することを目的
とする。
問題点を解決するための手段 本発明は、母音−子音境界検出に先だつて、単
音節音声の特徴量の変化の累積関数を計算し、単
音節音声の特徴量の変化の累積がある一割の量増
加した点を仮の母音−子音境界とする累積関数計
算部を設け、母音−子音境界範囲を限定するもの
である。
作 用 本発明は、入力された単音節音声に対して、累
積関数を算出すれば、一定の範囲内に母音−子音
境界部の存在を限定出来る。従つて、母音−子音
境界検出部3が誤つた場合においても、その誤り
は、一定の範囲に限定することが出来るので、誤
認識の要因となる大巾なずれは、回避でき、認識
率の向上が図れる。
実施例 第1図は本発明の実施例における単音節音声認
識装置の構成を示すのである。同図において、1
は入力部、2は特徴抽出部、3は母音−子音境界
検出部、4は母音入力パタン記憶部、5は子音入
力パタン記憶部、6は母音標準パタン記憶部、7
は子音入力パタン記憶部、8は母音類似度計算
部、9は子音類似度計算部、10は出力部であ
り、以上は第3図と同様なものである。第3図の
構成と異なるのは、累積関数計算部を、特徴抽出
部2と母音−子音境界検出部3の間に設けた点で
ある。
上記のように構成された本発明の実施例の単音
節音声認識装置について、以下その動作を説明す
る。
発声された単音節音声は、入力部1に入力さ
れ、入力部1では、この音声信号を電気信号に変
換し、されにデイジタル化する。この信号は、特
徴抽出部2に於て周波数分析等の手段によつて特
徴抽出される。第2図aは例として単音節音声を
15個のデイジタルフイルタによつて周波数分析し
た様子である。このように特徴抽出された音声パ
タンは、累積関数計算部11において、累積関数
が算出される。
即ち、単音節音声をある一定時間T毎に平均化
した周波数スペクトルパタン系列に変換し、これ
をF→(n)とすると F→(n)=(x0(n),x1(n),……,xn(n)) ……(1) ここでnは時間間隔Tを1フレームとした時の
フレーム番号、xi(n)(i=0.1,……,m)は、
nフレームの周波数成分を示す。次に隣り合うフ
レーム間のxiの変化量を累積し、これを累積関数
accf(n)とすると、 accf(n)=oj=0 ni=0 |xi(j+1)−xi(j)| ……(2) 次に単音節音声に取込みを終了した時点での上
記累積関数の値をaccf(N)、正しい母音−子音境界
位置をnsフレーム目とすると、次のような値α,
εを定めることができる。
accf(n〓)=accf(N)×1/α ……(3) n〓−ε<ns<n〓+ε ……(4) 第2図bは例として第2図aの累積関数を求め
たものである。次に、あらかじめ実験的に決めら
れた上記式(3)、式(4)のα,εによつて、母音−子
音境界の存在範囲式(4)を決定する。第2図cは、
例として第2図bの累積関数からのα=2、ε=
16として母音−子音境界の存在範囲を決定する様
子を示したものである。次に、この存在範囲の情
報は、母音−子音境界検出部3に送られ、上記の
存在範囲の間で母音−子音境界が決定され、母音
部と子音部が分離される。この様子を第2図dに
示す。ここでは、従来例と同様に音声の電力パタ
ンに台形状のテンプレートをあてはめる方法を示
す。
このようにして分離された母音パタンと子音パ
タンはそれぞれ母音入力パタン4及び子音入力パ
タン5に格納される。
認識装置が登録モードの時には、母音入力パタ
ン記憶部4及び子音入力パタン記憶部5の入力パ
タンは、それぞれ、母音標準パタン記憶部6及び
子音標準パタン記憶部7に格納される。
次に認識モードの時には、母音類似度計算部8
により母音入力パタンに最も近い母音標準パタン
に対応する番号が出力部10に出力され、同様
に、子音類似度計算部9により子音入力パタンに
最も近い子音標準パタンに対応する番号が出力部
10に出力される。出力部10は、子音認識結果
及び母音認識結果を統合して単音節認識結果を出
力する。
以上説明したように本発明によれば、累積関数
計算部11を設けることにより、母音−子音境界
の存在範囲を容易に限定でき、母音−子音境界検
出誤差を低減し認識率を向上が図れる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、母音−子音境界
検出に先だつて、累積関数の計算を行うことによ
り、母音−子音境界の存在範囲を容易に限定する
ことができ、母音−子音境界検出誤差を小さな範
囲におさえることができる。これより、認識率の
安定、向上が図れ、その実用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における一実施例の単音節音声
認識装置のブロツク図、第2図は同実施例の動作
説明図、第3図は従来の単音節音声認識装置のブ
ロツク図、第4図は同従来例の動作説明図、第5
図は同従来例の誤つた母音−子音境界検出の例を
示す説明図である。 1……入力部、2……特徴抽出部、3……母音
−子音境界検出部、4……母音入力パタン記憶
部、5……子音入力パタン記憶部、6……母音標
準パタン記憶部、7……子音標準パタン記憶部、
8……母音類似度計算部、9……子音類似度計算
部、10……出力部、11……本発明による累積
関数計算部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 入力された単音節音声を電気信号に変換する
    入力部と、上記入力部の出力信号から音声の特徴
    を抽出する特徴抽出部と、上記特徴抽出部で抽出
    された音声のある一定時間毎の特徴量の変化分を
    累積した関数を算出し、上記累積関数の音声取込
    み終了時点での値をある定数で割つた値と、上記
    累積関数のある時点での値が等しくなるその時点
    付近を上記単音節音声の母音−子音境界存在範囲
    とする累積関数計算部と、上記累積関数計算部に
    よつて決定された母音−子音境界存在範囲内で母
    音−子音境界を検出する母音−子音境界検出部
    と、上記母音−子音境界検出部によつて分離され
    た母音パタンを記憶する母音入力パタン記憶部
    と、上記母音−子音境界検出部によつて分離され
    た子音パタンを記憶する子音入力パタン記憶部
    と、母音標準パタンを記憶しておく母音標準パタ
    ン記憶部と、子音標準パタンを記憶しておく子音
    標準パタン記憶部と、上記母音入力パタン記憶部
    と、上記母音標準パタン記憶部との母音類似度を
    計算する母音類似度計算部と、上記子音入力パタ
    ン記憶部と上記子音標準パタン記憶部との子音類
    似度を計算する子音類似度計算部と、上記母音類
    似度計算部と上記子音類似度計算部の出力結果に
    より認識結果を出力する出力部とを備えたことを
    特徴とする単音節音声認識装置。
JP60023858A 1985-02-08 1985-02-08 単音節音声認識装置 Granted JPS61183697A (ja)

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JP60023858A JPS61183697A (ja) 1985-02-08 1985-02-08 単音節音声認識装置

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JP60023858A JPS61183697A (ja) 1985-02-08 1985-02-08 単音節音声認識装置

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JPS61183697A JPS61183697A (ja) 1986-08-16
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JP2664136B2 (ja) * 1985-08-30 1997-10-15 株式会社日立製作所 音声認識装置

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JPS61183697A (ja) 1986-08-16

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