JPH0566083B2 - - Google Patents
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Description
「技術分野」
本発明は、生ウニを冷凍して長期保存を可能に
した冷凍ウニの製造方法に関する。
「従来技術およびその問題点」
従来より、ウニの生殖巣からなる生ウニは、す
しのたね、さしみ等として食されており、比較的
高価な食品である。生ウニは、輸送、貯蔵中にお
ける鮮度低下が速いので、良好な味覚を得るため
には、新鮮さが何より大切とされている。このた
め、生ウニを採取したら直ちに流通過程に載せて
市場に出さなければならず、市場流通量を一定に
保つことが難しく、価格の変動が激しい商品であ
つた。また、このように保存しにくいことが高価
な理由の一つであつた。
そこで、生ウニを冷凍保存する試みは、これま
でにもなされてきたが、生ウニを通常の急速凍結
法で凍結すると、解凍時に身くずれが生じて溶解
したようになつてしまうので、商品価値が殆どな
くなつてしまうのが常であつた。生ウニは、生殖
巣内部の卵子が、粘質の管線に付着してあつて、
さらにそれを外薄膜に包まれて1個の生殖形をな
している。生殖巣中の水物含有率は、卵子が60.5
%程度であり、回りの粘質物が81%程度である。
また、卵膜の厚さは0.002〜0.005μm程度である。
このように、水分含有率の違いのあるものを通常
の急速凍結法で凍結すると、氷結晶による組織破
壊が著しくなり、解凍した際に元の形状を保持で
きないのである。
特開昭62−14740号には、生ウニを保湿作用を
有する薬剤液およびアンモニウムミヨウバン液で
処理した後、凍結する方法が提案されている。し
かしながら、この方法では、生ウニを糖類等の保
湿作用を有する薬剤液に浸漬するので、これらが
味覚に悪影響を与え、生ウニ本来の風味が低下し
やすいという問題点があつた。
「発明の目的」
本発明の目的は、解凍時における身くずれを生
じることなく、しかも生ウニ本来の風味が損なわ
れないようにした冷凍ウニの製造方法を提供する
ことにある。
「発明の構成」
本発明者らは、上記目的を達成するために鋭意
研究した結果、生ウニを極めて短時間マイクロウ
エーブで処理し、その後凍結することにより、解
凍時における身くずれを効果的に防止できること
を見出し、本発明を完成するに至つた。
すなわち、本発明による冷凍ウニの製造方法
は、生ウニを、その表面温度が30〜50℃に達し内
部の蛋白変性が生じない程度にマイクロウエーブ
で処理した後、急速凍結することを特徴とする。
本発明によれば、解凍時における身くずれが防
止され、冷凍保存しても商品価値の高い製品を提
供することができる。また、凍結前の処理として
特別な薬剤を用いる必要がないので、生ウニ本来
の風味を保持することができる。本発明の方法に
よつて、解凍時における身くずれが防止される理
由は、明白ではないが、推測によれば次のように
考えられる。すなわち、生ウニを極めて短時間マ
イクロウエーブで処理すると、表面の水分(自由
水)が蒸発し、その水分中に含まれているゼラチ
ン状の粘質物がゲル化して、厚さ0.007〜9μm程
度の薄膜が形成され、この薄膜が生ウニの生殖巣
を包みこみ、解凍時における身くずれを防止する
ものと考えられる。
マイクロウエーブによる処理は、生ウニの内部
の蛋白変性が生じない程度に行なう必要がある。
内部まで蛋白変性した場合には、生鮮食品として
の風味がなくなつてしまうからである。このた
め、本発明は、マイクロウエーブによる処理は、
生ウニの表面温度が30〜50℃となるように行な
う。表面温度が50℃を超えた場合には、内部の蛋
白変性による風味劣化が生じやすくなり、表面温
度が30℃未満では、本発明の効果を充分に得るこ
とができない。マイクロウエーブによる処理時間
は、マイクロウエーブ加熱装置の出力や、処理す
る生ウニの量などによつて変化するが、例えば、
周波数2450MHz、定格高周波出力1500w、定格消
費電力1kw×3基の装置を用い、生ウニ150gを
入れたケースを50〜60個分処理する場合、約6〜
15秒程度の処理が適当であつた。
本発明のさらに好ましい態様によれば、マイク
ロウエーブによる処理を、生ウニに−20℃以下の
ガスを吹きつけつつ行なう。このように生ウニに
冷たいガスを吹きつけつつマイクロウエーブで処
理することにより、加熱による内部の蛋白変性を
防止しつつ、表面の水分をより迅速に蒸発させ、
ゼラチン状の粘質物による膜形成を促進すること
ができる。この場合、−20℃以下のガスとしては、
液化窒素ガス、液化炭酸ガスなどをガス化したも
のを用いてもよく、エアブラスト冷凍機などで冷
却された空気などを用いてもよい。
また、マイクロウエーブで処理した後の急速凍
結は、−20℃以下で行なうことが好ましく、さら
には−40℃以下で行なうことが好ましい。したが
つて、通常のエアブラスト冷凍機などを用いても
よいが、液化窒素ガス、液化炭酸ガスなどを吹き
つけて凍結することがより好ましい。こうして急
速凍結した後の製品の保存は、通常の冷凍庫で行
なえばよく、好ましくは−10℃以下、さらに好ま
しくは−20℃以下で保存する。これによつて、数
カ月から1年以上の保存が可能となる。
この生ウニを取出して解凍する場合は、5〜10
℃で解凍させればよく、それによつて採取したば
かりの生ウニと同様な新選さを保つた生ウニが復
元される。この場合、解凍時における身くずれは
極めて少なく、商品価値が低下することはない。
また、風味も良好に保たれている。
「発明の実施例」
図には、本発明の実施に用いたマイクロウエー
ブ処理装置の一例が示されている。
このマイクロウエーブ処理装置11は、処理室
12を有し、この処理室12を通過するベルトコ
ンベヤ13が設置されている。ベルトコンベヤ1
3には、生ウニを入れたケース14が載せられ、
所定の速度で連続的に処理室12を通過するよう
になつている。処理室12内には、3つのマイク
ロウエーブ加熱装置15が設置されており、これ
らによつてケース14内に入れられた生ウニにマ
イクロウエーブが照射されるようになつている。
また、処理室12には、液化窒素ボンベから取出
される低温窒素ガスの導入管16が連結され、ま
た、この窒素ガスの排出管17が設けられてい
る。
この装置を用いて、次のような条件で生ウニを
マイクロウエーブ処理した。
マイクロウエーブ加熱装置15としては、周波
数2450MHz、定格高周波出力1500w、定格消費電
力1kw×3基のものを用いた。ベルトコンベヤ1
3のスピードは、1.6〜4m/m(可変タイプ)
とした。ケース14の大きさは、D90mm×W180
mm×H20mmとし、ケース14内には生ウニを150
gずつ入れた。そして、導入管16から−30〜−
40℃の低温窒素ガスを処理室12内に導入し、処
理室12内を流通させた後、排出管17から排気
するようにした。
上記の条件で、ケース14に入れられた生ウニ
をベルトコンベヤ13に載せて連続的に処理室1
2内に導入し、マイクロウエーブ加熱装置15に
よりマイクロウエーブを照射した。マイクロウエ
ーブ加熱装置15による処理時間は6〜15秒であ
る。この処理により、生ウニの表面温度は、30〜
50℃程度となつた。
こうしてマイクロウエーブ処理を行なつた後、
生ウニに−60℃の液化窒素ガスを吹きつけて急速
冷凍した。こうして得られた冷凍ウニを、−20℃
の冷凍庫に入れて3カ月保存し、これを取出して
自然解凍させた後、官能試験を行なつた。
すなわち、解凍した生ウニを5℃の冷蔵庫に保
存し、1日後、2日後、3日後に取出して、45名
のパネラーに試食させ、鮮度、色、身崩れ、粒
立、味、離水の各項目について評価させた。評価
は、+3…非常に良い、+2…良好、+1…やや良
い、0…少々悪い、−1…悪い、−2…かなり悪
い、−3…非常に悪いとし、各パネラーの平均を
とつた。
なお、比較のため、生ウニにそのまま−60℃の
液化窒素ガスを吹きつけて凍結し、これを上記実
施例と同様にして−20℃で3カ月保存した後、取
出して自然解凍させた生ウニ(通常冷凍法による
生ウニ)と、全く凍結することなく採取したばか
りの生ウニ(冷凍しない生ウニ)とを用いて上記
と同様な官能試験を行なつた。この結果を次表に
示す。
表から明らかなように、本発明の方法で冷凍し
解凍した生ウニは、冷凍しない生ウニと比較して
も遜色のない品質が保持されているのに対し、通
常の急速冷凍法により冷凍し解凍した生ウニは、
解凍時から品質が劣つていることがわかる。
TECHNICAL FIELD The present invention relates to a method for producing frozen sea urchin that enables long-term storage by freezing raw sea urchin. "Prior art and its problems" Traditionally, raw sea urchins made from the gonads of sea urchins have been eaten as sushi seeds, sashimi, etc., and are relatively expensive foods. Raw sea urchin loses its freshness quickly during transportation and storage, so freshness is of paramount importance in order to obtain a good taste. For this reason, as soon as raw sea urchins are harvested, they must be put through the distribution process and put on the market, making it difficult to maintain a constant amount of market circulation, making the product subject to rapid price fluctuations. In addition, one of the reasons why it is expensive is that it is difficult to preserve. Therefore, attempts have been made to freeze and preserve raw sea urchins, but when raw sea urchins are frozen using the normal quick-freezing method, the sea urchins become shriveled and look like they have melted when thawed, which reduces the commercial value of the sea urchins. Usually, most of it disappeared. In raw sea urchins, the eggs inside the gonads are attached to the mucus tube.
Furthermore, it is wrapped in an outer thin membrane to form a single reproductive form. The water content in the gonad is 60.5 for eggs.
%, and the surrounding mucus is about 81%.
Moreover, the thickness of the egg membrane is about 0.002 to 0.005 μm.
In this way, when items with different moisture contents are frozen using the normal quick freezing method, the tissue destruction due to ice crystals becomes significant, and the original shape cannot be maintained when thawed. JP-A-62-14740 proposes a method in which raw sea urchin is treated with a moisturizing chemical solution and an ammonium alum solution and then frozen. However, in this method, the raw sea urchin is immersed in a chemical solution having a moisturizing effect such as sugars, which has a negative effect on the taste and tends to reduce the original flavor of the raw sea urchin. ``Object of the Invention'' An object of the present invention is to provide a method for producing frozen sea urchin that does not cause the sea urchin to crumble during thawing and that does not impair the original flavor of raw sea urchin. "Structure of the Invention" As a result of intensive research to achieve the above object, the present inventors have found that by treating raw sea urchins with microwaves for a very short period of time and then freezing them, the sea urchins can be effectively prevented from deforming during thawing. They have discovered that this can be prevented and have completed the present invention. That is, the method for producing frozen sea urchin according to the present invention is characterized in that raw sea urchin is treated with microwaves until its surface temperature reaches 30 to 50°C and internal protein denaturation does not occur, and then rapidly frozen. . According to the present invention, it is possible to prevent the product from crumbling during thawing, and to provide a product with high commercial value even when stored frozen. Furthermore, since there is no need to use special chemicals for processing before freezing, the original flavor of raw sea urchin can be retained. The reason why the method of the present invention prevents the body from collapsing during thawing is not clear, but it is speculated that it is as follows. In other words, when raw sea urchin is treated with microwaves for a very short period of time, the water on the surface (free water) evaporates, and the gelatinous mucus contained in the water turns into a gel, resulting in particles with a thickness of about 0.007 to 9 μm. A thin film is formed that wraps around the gonads of raw sea urchins and is thought to prevent them from disintegrating during thawing. The microwave treatment must be carried out to an extent that does not cause protein denaturation within the raw sea urchin.
This is because if the protein is denatured to the inside, the flavor as a fresh food will be lost. For this reason, the present invention provides that the microwave treatment is
Do this so that the surface temperature of the raw sea urchin is 30-50℃. When the surface temperature exceeds 50°C, flavor deterioration is likely to occur due to internal protein denaturation, and when the surface temperature is below 30°C, the effects of the present invention cannot be sufficiently obtained. The microwave processing time varies depending on the output of the microwave heating device and the amount of raw sea urchin to be processed, but for example,
When processing 50 to 60 cases containing 150 g of raw sea urchin using a device with a frequency of 2450 MHz, rated high-frequency output of 1500 W, and rated power consumption of 1 kW x 3, approximately 6 to
A treatment time of about 15 seconds was appropriate. According to a further preferred embodiment of the present invention, the microwave treatment is carried out while blowing gas at -20°C or lower onto the raw sea urchin. In this way, by blowing cold gas onto raw sea urchin and treating it with microwaves, the moisture on the surface evaporates more quickly while preventing internal protein denaturation caused by heating.
Film formation by gelatinous mucilage can be promoted. In this case, the gas below -20℃ is
Gasified liquefied nitrogen gas, liquefied carbon dioxide, or the like may be used, or air cooled by an air blast refrigerator or the like may be used. Further, the rapid freezing after the microwave treatment is preferably carried out at -20°C or lower, and more preferably at -40°C or lower. Therefore, although a normal air blast refrigerator or the like may be used, it is more preferable to freeze by blowing liquefied nitrogen gas, liquefied carbon dioxide gas, or the like. The product after rapid freezing may be stored in a normal freezer, preferably at -10°C or lower, more preferably at -20°C or lower. This allows storage for several months to over a year. If you take out this raw sea urchin and thaw it, 5 to 10
It is sufficient to thaw the sea urchin at ℃, thereby restoring the raw sea urchin that maintains the same freshness as freshly harvested raw sea urchin. In this case, there is very little loss of body parts during thawing, and the product value does not decrease.
Also, the flavor is well maintained. "Embodiment of the Invention" The figure shows an example of a microwave processing apparatus used to implement the present invention. This microwave processing apparatus 11 has a processing chamber 12, and a belt conveyor 13 passing through the processing chamber 12 is installed. Belt conveyor 1
3 carries a case 14 containing raw sea urchin,
It passes through the processing chamber 12 continuously at a predetermined speed. Three microwave heating devices 15 are installed in the processing chamber 12, and the raw sea urchin placed in the case 14 is irradiated with microwaves by these devices.
Further, the processing chamber 12 is connected with an introduction pipe 16 for low-temperature nitrogen gas taken out from a liquefied nitrogen cylinder, and is also provided with an exhaust pipe 17 for the nitrogen gas. Using this apparatus, raw sea urchin was subjected to microwave treatment under the following conditions. As the microwave heating device 15, one with a frequency of 2450 MHz, a rated high-frequency output of 1500 W, and a rated power consumption of 1 kW x 3 units was used. Belt conveyor 1
Speed of 3 is 1.6 to 4m/m (variable type)
And so. The size of case 14 is D90mm x W180
mm×H20mm, and there are 150 raw sea urchins in the case 14.
I put in each g. Then, from the introduction pipe 16 -30 to -
A low-temperature nitrogen gas of 40° C. was introduced into the processing chamber 12 and, after flowing through the processing chamber 12, was exhausted from the exhaust pipe 17. Under the above conditions, the raw sea urchins placed in the case 14 are placed on the belt conveyor 13 and continuously transported to the processing chamber 1.
2, and was irradiated with microwaves using a microwave heating device 15. The processing time using the microwave heating device 15 is 6 to 15 seconds. Through this treatment, the surface temperature of raw sea urchin can be reduced to 30~30
The temperature was around 50℃. After performing microwave treatment in this way,
Raw sea urchins were rapidly frozen by blowing liquefied nitrogen gas at -60°C. The frozen sea urchin obtained in this way was heated to −20°C.
The samples were stored in a freezer for 3 months, and then taken out and allowed to thaw naturally before being subjected to a sensory test. In other words, thawed raw sea urchin was stored in a refrigerator at 5°C, taken out after 1, 2, and 3 days, and sampled by 45 panelists. They were asked to evaluate the items. The evaluation was as follows: +3...very good, +2...good, +1...slightly good, 0...slightly bad, -1...poor, -2...quite bad, -3...very bad, and the average of each panelist was taken. For comparison, raw sea urchins were directly blown with liquefied nitrogen gas at -60°C to freeze them, stored at -20°C for 3 months in the same manner as in the above example, and then taken out and allowed to thaw naturally. A sensory test similar to the above was conducted using sea urchin (raw sea urchin obtained by normal freezing) and raw sea urchin that had just been collected without being frozen at all (raw sea urchin that had not been frozen). The results are shown in the table below. As is clear from the table, raw sea urchin frozen and thawed using the method of the present invention maintains comparable quality compared to raw sea urchin that is not frozen, whereas raw sea urchin frozen using the normal quick freezing method maintains a quality comparable to raw sea urchin that is not frozen. The thawed raw sea urchin is
It can be seen that the quality is inferior even after thawing.
【表】【table】
【表】
なお、上記実施例は、低温窒素ガスを吹きつけ
ながらマイクロウエーブ処理した例であるが、図
に示した装置において、低温窒素ガスを流通させ
ずにマイクロウエーブ処理だけを行ない、その後
上記実施例と同様にして凍結した冷凍ウニにおい
ても、解凍した製品は良好な品質を保持している
ことが確認された。
「発明の効果」
以上説明したように、本発明によれば、生ウニ
を、表面温度が30〜50℃に達し内部の蛋白変性が
生じない程度にマイクロウエーブで処理した後、
急速凍結するようにしたので、解凍時における身
くずれを防止し、風味劣化のない良好な品質を有
する生ウニを復元することができる。したがつ
て、生ウニの長期保存を可能とし、市場価格の安
定を図ることができる。[Table] Note that the above example is an example in which microwave processing was performed while blowing low-temperature nitrogen gas, but in the apparatus shown in the figure, only microwave processing was performed without flowing low-temperature nitrogen gas, and then the above-mentioned It was confirmed that even with frozen sea urchin frozen in the same manner as in the example, the thawed product maintained good quality. "Effects of the Invention" As explained above, according to the present invention, raw sea urchin is treated with microwaves until the surface temperature reaches 30 to 50°C and internal protein denaturation does not occur.
Since the sea urchin is rapidly frozen, it is possible to prevent the sea urchin from deforming during thawing, and to restore raw sea urchin having good quality and no deterioration in flavor. Therefore, raw sea urchin can be stored for a long period of time, and the market price can be stabilized.
図は本発明を実施するための装置の一例を示す
模式図である。
図中、11はマイクロウエーブ処理装置、12
は処理室、13はベルトコンベヤ、14はケー
ス、15はマイクロウエーブ加熱装置、16は低
温窒素ガスの導入管、17は排出管である。
The figure is a schematic diagram showing an example of an apparatus for carrying out the present invention. In the figure, 11 is a microwave processing device, 12
13 is a processing chamber, 13 is a belt conveyor, 14 is a case, 15 is a microwave heating device, 16 is a low temperature nitrogen gas introduction pipe, and 17 is a discharge pipe.
Claims (1)
部の蛋白変性が生じない程度にマイクロウエーブ
で処理した後、急速凍結することを特徴とする冷
凍ウニの製造方法。 2 特許請求の範囲第1項において、前記マイク
ロウエーブの処理を、前記生ウニに−20℃以下の
ガスを吹き付けつつ行なう冷凍ウニの製造方法。 3 特許請求の範囲第1項または第2項におい
て、前記急速凍結を、−20℃以下で行なう冷凍ウ
ニの製造方法。[Scope of Claims] 1. A method for producing frozen sea urchin, which comprises treating raw sea urchin with microwaves until its surface temperature reaches 30 to 50°C and does not cause internal protein denaturation, and then rapidly freezing the sea urchin. . 2. The method for producing frozen sea urchin according to claim 1, wherein the microwave treatment is performed while blowing a gas at -20°C or lower onto the raw sea urchin. 3. The method for producing frozen sea urchin according to claim 1 or 2, wherein the rapid freezing is carried out at -20°C or lower.
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63214164A (en) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62138133A (en) * | 1985-12-11 | 1987-06-20 | Hoxan Corp | Production of frozen and uncooked sea urchin |
-
1987
- 1987-03-03 JP JP62048063A patent/JPS63214164A/en active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62138133A (en) * | 1985-12-11 | 1987-06-20 | Hoxan Corp | Production of frozen and uncooked sea urchin |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63214164A (en) | 1988-09-06 |
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