JPH0562879U - 多目標追尾装置 - Google Patents
多目標追尾装置Info
- Publication number
- JPH0562879U JPH0562879U JP319892U JP319892U JPH0562879U JP H0562879 U JPH0562879 U JP H0562879U JP 319892 U JP319892 U JP 319892U JP 319892 U JP319892 U JP 319892U JP H0562879 U JPH0562879 U JP H0562879U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- prediction
- observation
- observation data
- calculated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 行列計算装置を用いて、2個以上の観測デー
タと2個以上の予測データを高速で正確に1対1に対応
させ、新たな予測データを算出する多目標追尾装置を提
供する。 【構成】 2個以上の観測データを作成する信号処理装
置1、作成した観測データを格納する観測データファイ
ル2、過去の観測データから算出した予測データを格納
する予測データファイル3、観測データと過去の観測デ
ータから算出した2個以上の予測データを1対1に対応
させた組合せを作成する組合せ作成装置8、対応させた
観測データと予測データのずれを算出し行列に表すずれ
算出装置4、その行列を使って観測データと予測データ
のずれの総和が最小となる対応を算出する行列計算装置
5、観測データと予測データの対応データを格納してお
く対応データファイル6、選び出した組合せについて予
測位置を算出する追尾フィルタ7から構成されている。
タと2個以上の予測データを高速で正確に1対1に対応
させ、新たな予測データを算出する多目標追尾装置を提
供する。 【構成】 2個以上の観測データを作成する信号処理装
置1、作成した観測データを格納する観測データファイ
ル2、過去の観測データから算出した予測データを格納
する予測データファイル3、観測データと過去の観測デ
ータから算出した2個以上の予測データを1対1に対応
させた組合せを作成する組合せ作成装置8、対応させた
観測データと予測データのずれを算出し行列に表すずれ
算出装置4、その行列を使って観測データと予測データ
のずれの総和が最小となる対応を算出する行列計算装置
5、観測データと予測データの対応データを格納してお
く対応データファイル6、選び出した組合せについて予
測位置を算出する追尾フィルタ7から構成されている。
Description
【0001】
この考案は、レーダシステムにおいて、2個以上の観測データと2個以上の予 測データを最適に高速に1対1に対応させて目標を追尾する多目標追尾装置に関 するものである。
【0002】
従来の方法では、図5に示すように、信号処理装置1によって2個以上の観測 データを作成し(ステップ14)、組合せ作成装置8によって観測データと過去 の観測データから算出した2個以上の予測データを1対1に対応させた組合せを 作成し(ステップ15)、ずれ算出装置4によって対応させた観測データと予測 データのずれを算出し(ステップ16)、ずれ総和装置10によって組合せた対 応についてずれの和を算出し(ステップ29)、組合せ個数判定装置12によっ てすべての組合せについてずれの和を求めたか判定し(ステップ30)、もしす べての組合せについて求めていないならば組合せ作成処理(ステップ15)に戻 り、もしすべての組み合わせについて求めていればずれ総和評価装置13でずれ の総和が最小となる組合せを選び出し(ステップ31)、選び出した組合せにつ いて追尾フィルタ7によって予測位置を算出していた(ステップ18)。
【0003】 従来の装置は、図4に示すように、2個以上の観測データを作成する信号処理 装置1、作成した観測データを格納する観測データファイル2、過去の観測デー タから算出した予測データを格納する予測データファイル3、観測データと過去 の観測データから算出した2個以上の予測データを1対1に対応させた組合せを 作成する組合せ作成装置8、対応させた観測データと予測データのずれを算出す るずれ算出装置4、算出したずれの値を格納しておくずれデータファイル9、組 合せた対応についてずれの和を算出するずれ総和装置10、ずれの和の値を格納 しておくずれ総和データファイル11、すべての組合せについてずれの和を求め たか判定する組合せ個数判定装置12、ずれの総和が最小となる組合せを選び出 すずれ総和評価装置13、選び出した組合せについて観測データと予測データの 対応データを格納しておく対応データファイル6、選び出した組合せについて予 測位置を算出する追尾フィルタ7から構成されていた。
【0004】
図4及び図5に示すような多目標追尾方法及び装置では、観測データの個数を m、予測データの個数をnとすると、順列の場合の数mPn(m>n)(n>m の時はnPm)の計算量を必要となるので、mまたはnが大きくなると膨大な計 算量を要することになる。
【0005】 この考案は、このような課題を解消するためになされたもので、少ない計算量 で正確な多目標追尾装置を提供することを目的としている。
【0006】
この考案の多目標追尾装置では、信号処理によって得られる2個以上の観測デ ータと、過去の観測データから算出した2個以上の予測データを、観測データと 予測データのずれの総和が最小となるように観測データと予測データを1対1に 対応させるために、観測データと予測データのすべての対応についてずれを行列 に表し、その行列を使って相関処理を行い、対応させた観測データと予測データ から新たな予測データを算出するものである。
【0007】 また、この考案の多目標追尾装置では、2個以上の観測データと2個以上の予 測データの対応させたときのずれを行列に表したとき、その行列を使って観測デ ータと予測データのずれの総和が最小となる対応を算出する行列計算装置を設け たものである。
【0008】
この考案においては、目標信号から得られた2個以上の観測データと過去の観 測データから算出した2個以上の予測データとの1対1の対応を高速に最適に算 出することができる。
【0009】
図2はこの考案による多目標追尾方法の一実施例の処理手順である。図2にお いて、信号処理装置1によって2個以上の観測データを作成し(ステップ14) 、組合せ作成装置8によって観測データと過去の観測データから算出した2個以 上の予測データを1対1に対応させた組合せを作成し(ステップ15)、ずれ算 出装置4によって対応させた観測データと予測データのずれを算出して行列に表 し(ステップ16)、行列計算装置5によってその行列を使って観測データと予 測データのずれの総和が最小となる対応を算出し(ステップ17)、算出した対 応について追尾フィルタ7によって予測位置を算出する(ステップ18)。
【0010】 図3はこの考案で設けた行列計算装置の処理手順である。前処理(ステップ1 9)では、kに行数と列数の小さい方を代入し、もし、行数が列数よりも大きけ れば、行列のそれぞれの列について、その列のそれぞれの要素からその列の最小 要素を引いてその列の最小要素を0とし、列数が行数よりも大きければ、行列の それぞれの行について、その行のそれぞれの要素からその行の最小要素を引いて その行の最小要素を0とし、候補設定処理(ステップ20)では、行列の要素の すべての0について、その行またはその列にすでに候補となった0がなければ、 その列の1つの0を候補とする。列カバー処理(ステップ21)では、候補とな った0を含んでいるすべての列をカバーする。カバーとは行または列に印を付け ることである。終了判定(ステップ22)では、k個の列がカバーされたとき、 このアルゴリズムは終了する。k個の列がカバーされていなければ、次候補設定 処理(ステップ23)へ進む。次候補設定処理(ステップ23)では、カバーさ れていない列から0を一つ選び、次候補とし、候補有無判定(ステップ24)で 、次候補がある行に候補があるかどうか判断する。候補がなければ、候補置換処 理(ステップ28)に行き、あれば、行カバー処理して(ステップ25)に行く 。行カバー処理(ステップ25)では、候補がある行をカバーし、候補がある列 のカバーを取り除く。カバー判定(ステップ26)では、すべての0がカバーさ れているかどうか判断する。すべての0がカバーされるまで、行カバー処理(ス テップ25)を繰り返し、すべての0がカバーされれば、h加減処理(ステップ 27)へ行く。h加減処理(ステップ27)では、行列の中に、カバーされてい ない最も小さい要素を見つけ、それをhとし、それぞれのカバーされた行にhを 加え、それぞれのカバーされていない列からhを引き、候補、次候補、カバーを 変えることなく、次候補設定処理(ステップ23)へ戻る。候補置換処理(ステ ップ28)は、候補を次候補に置き換えるシーケンスで、カバーされていない次 候補をZ0にする。もし、Z0がある列に候補がなければ、このシーケンスに属 するすべての次候補を候補にし、Z0がある列に候補があれば、Z0がある列に おける候補をZ1にし、Z1がある行における次候補をZ2にする。Z2がある 列に候補がなくなるまで、Z2を新しくZ0とおいて、Z0がある列における候 補をZ1にし、Z1がある行における次候補をZ2にする。Z2がある列に候補 がなくなれば、このシーケンスに属する候補をリセットし、このシーケンスに属 する次候補を候補にし、すべてのカバーを取り除き、再び、列カバー処理(ステ ップ21)へ行く。
【0011】
以上のようにこの考案によれば、相関処理に行列計算装置を使うことによって 、2個以上の観測データと2個以上の予測データを最適に高速に1対1に対応さ せて目標を追尾することができる。
【図1】この考案による多目標追尾装置の一実施例の全
体構成図である。
体構成図である。
【図2】この考案による多目標追尾方法の一実施例の処
理手順を示す図である。
理手順を示す図である。
【図3】この考案による多目標追尾方法及び装置の一つ
の行列計算装置の処理手順を示す図である。
の行列計算装置の処理手順を示す図である。
【図4】従来における多目標追尾装置の一実施例の全体
構成図である。
構成図である。
【図5】従来における多目標追尾方法の一実施例の処理
手順を示す図である。
手順を示す図である。
1 信号処理装置 2 観測データファイル 3 予測データファイル 4 ずれ算出装置 5 行列計算装置 6 対応データファイル 7 追尾フィルタ 8 組合せ作成装置 9 ずれデータファイル 10 ずれ総和装置 11 ずれ総和データファイル 12 組合せ個数判定装置 13 ずれ総和評価装置
Claims (1)
- 【請求項1】 観測データを作り出す信号処理装置と、
観測データを格納しておく観測データファイルと、過去
の観測データから算出した予測データを格納しておく予
測データファイルと、すべての観測データと予測データ
の対応のずれを算出し行列に表すずれ算出装置と、2個
以上の観測データと2個以上の予測データを対応させた
ときの観測データと予測データのずれの総和が最小とな
る対応を算出する行列計算装置と、算出した観測データ
と予測データの対応を格納しておくデータファイルと、
対応させた観測データと予測データから新たな予測デー
タを算出する追尾フィルタとで構成することを特徴とす
る多目標追尾装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP319892U JPH0562879U (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 多目標追尾装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP319892U JPH0562879U (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 多目標追尾装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0562879U true JPH0562879U (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=11550730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP319892U Pending JPH0562879U (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 多目標追尾装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0562879U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011095120A (ja) * | 2009-10-30 | 2011-05-12 | Tokyo Keiki Inc | 目標追尾装置及び目標追尾方法 |
JP2014102256A (ja) * | 2014-02-03 | 2014-06-05 | Tokyo Keiki Inc | 目標追尾装置及び目標追尾方法 |
-
1992
- 1992-01-31 JP JP319892U patent/JPH0562879U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011095120A (ja) * | 2009-10-30 | 2011-05-12 | Tokyo Keiki Inc | 目標追尾装置及び目標追尾方法 |
JP2014102256A (ja) * | 2014-02-03 | 2014-06-05 | Tokyo Keiki Inc | 目標追尾装置及び目標追尾方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN110232350B (zh) | 一种基于在线学习的实时水面多运动目标检测跟踪方法 | |
Hoppensteadt et al. | Multitime methods for systems of difference equations | |
CN105182311B (zh) | 全向雷达数据处理方法及系统 | |
CN111290053B (zh) | 一种基于卡尔曼滤波的雷暴路径预测方法 | |
CN111767847A (zh) | 一种集成目标检测和关联的行人多目标跟踪方法 | |
CN109934846A (zh) | 基于时间和空间网络的深度集成目标跟踪方法 | |
CN111552754B (zh) | 一种舰船轨迹相似度度量方法及系统 | |
CN115984969A (zh) | 一种复杂场景下轻量级行人跟踪方法 | |
CN110909738A (zh) | 一种基于关键点检测的指针仪表自动读数方法 | |
CN114063056A (zh) | 一种船舶航迹融合方法、系统、介质和设备 | |
CN114431005A (zh) | 智能化农业果实采摘识别与定位方法、系统及装置 | |
CN114216434B (zh) | 用于机动测控站的目标确认方法、系统、设备和存储介质 | |
Ma et al. | Sea-sky line extraction with linear fitting based on line segment detection | |
JPH0562879U (ja) | 多目標追尾装置 | |
CN117036623B (zh) | 一种基于三角剖分的匹配点筛选方法 | |
CN109886991B (zh) | 一种基于邻域强度纹理编码的红外成像河道检测方法 | |
CN110991565A (zh) | 基于kcf的目标跟踪优化算法 | |
US5732043A (en) | Optimized deterministic bearings only target motion analysis technique | |
CN114255349B (zh) | 一种全天时星敏感器实时星点提取方法 | |
CN112334945A (zh) | 用于确定彼此对应的像点的方法、用于执行该方法的SoC、具有SoC的摄像机系统、控制设备和车辆 | |
CN115713720A (zh) | 一种基于视频图像的智能分析方法 | |
CN111209872B (zh) | 一种基于动态规划和多目标优化的实时滚动指纹拼接方法 | |
CN110348286B (zh) | 一种基于最小二乘法的脸型拟合与匹配方法 | |
CN112767438A (zh) | 结合时空运动的多目标跟踪方法 | |
CN115937906B (zh) | 一种基于遮挡抑制和特征重建的遮挡场景行人重识别方法 |