JPH0559712U - 水中作業装置用ケ−ブル - Google Patents

水中作業装置用ケ−ブル

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JPH0559712U
JPH0559712U JP159292U JP159292U JPH0559712U JP H0559712 U JPH0559712 U JP H0559712U JP 159292 U JP159292 U JP 159292U JP 159292 U JP159292 U JP 159292U JP H0559712 U JPH0559712 U JP H0559712U
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JP
Japan
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cable
cleaning device
water
ozone
main body
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Pending
Application number
JP159292U
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English (en)
Inventor
正 西澤
Original Assignee
サンデン株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 浮子を取付けずとも水面に浮くことのできる
水中作業装置用ケ−ブルを提供する。 【構成】 ケ−ブル6の被覆体6cに中空状のオゾン通
路6dを形成し、このオゾン通路6dの浮力によってケ
−ブル6を水面に浮かせる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば水底走行式の水槽清掃装置等のような水中作業装置において 、水中で作業する装置と陸上側でこれを遠隔操作する装置とを接続するケ−ブル に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、比較的小規模の水泳用プ−ルや浴槽,活魚水槽等において水底を清掃す る場合は、例えば特開昭53−2954号公報に記載された清掃装置を用いてい る。この清掃装置は、ポンプ及びフィルタを搭載した水底走行式の装置本体と、 装置本体を陸上側で遠隔操作するコントロ−ラとを備え、これら装置本体及びコ ントロ−ラは電力供給線及び制御線等からなるケ−ブルによって接続されている 。即ち、この清掃装置においては、前記装置本体を水底面に沿って満遍なく移動 させるとともに、ポンプで吸引した水をフィルタによってろ過することにより、 水底に沈殿したゴミや汚染物等を収集できるようになっている。また、前記ケ− ブルが水底に沈んでいると装置本体の走行の妨げとなるため、従来ではケ−ブル に多数の浮子を取付けてケ−ブルを水面に浮かせるようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前述の如くケ−ブルを水面に浮かせるためには多数の浮子を必 要とすることから、コストが高くつくという問題点があった。また、レ−ンセパ レ−タが設けられた水泳用プ−ル等のように水面上に障害物がある場合には、浮 子が障害物に引掛かってケ−ブルの移動が妨げられ、装置本体の動作に支障を来 すという問題点があった。
【0004】 本考案は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、 浮子を取付けずとも水面に浮くことのできる水中作業装置用ケ−ブルを提供する ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記目的を達成するために、水中側装置と水上または陸上側装置とを 接続する導線と、該導線を被覆する被覆体とからなる水中作業装置用ケ−ブルに おいて、前記被覆体にケ−ブル本体に浮力を与える中空部を設けている。
【0006】
【作用】
本考案の水中作業装置用ケ−ブルによれば、被覆体に設けた中空部によってケ −ブル本体に浮力が生じることから、浮子等を取付けずとも水面に浮くことがで きる。
【0007】
【実施例】
図1乃至図4は水泳用プ−ル等に使用される水槽清掃装置に本考案の水中作業 装置用ケ−ブルを適用した一実施例を示すものである。
【0008】 同図において、1は水底を走行する清掃装置本体で、キャタピラ状の自走手段 を有するものである。即ち、清掃装置本体1の下部両側には図示しないモ−タに よって回転する車輪2がそれぞれ前後に設けられ、この前後車輪2に亘って無端 状のトラックベルト2aが巻着されている。清掃装置本体1はポンプ3及びフィ ルタ4を内蔵し、ポンプ3の吸入口3aはフィルタ4を介して清掃装置本体1の 下面に開口している。また、ポンプ3の吐出口3bは清掃装置本体1の上面に開 口している。
【0009】 5は清掃装置本体1を遠隔操作する陸上側コントロ−ラで、図2に示すように プ−ルサイドに設置されている。このコントロ−ラ5は清掃装置本体1への電力 供給並びに制御信号の送信等を行う制御部5aと、清掃装置本体1へオゾンを供 給する周知のオゾン発生装置5bとからなり、それぞれケ−ブル6を介して清掃 装置本体1に接続されている。
【0010】 6は清掃装置本体1とコントロ−ラ5とを接続するケ−ブルで、図3に示すよ うに計3本の電力供給線6aと、計2本の制御線6bと、これらを一体に被覆す る被覆体6cとからなり、被覆体6cは弾力性を有する合成樹脂等によって形成 されている。また、被覆体6cの内部には気相オゾンを流通するオゾン通路6d が形成され、このオゾン通路6dはケ−ブル6に浮力を与える中空部を兼ねてい る。そして、コントロ−ラ5側においては、電力供給線6a及び制御線6bの一 端が制御部5aにそれぞれ接続され、オゾン通路6dの一端がオゾン発生装置5 bに接続されている。また、清掃装置本体1側においては、電力供給線6a及び 制御線6bの他端が車輪2及びポンプ3の各モ−タ等に接続され、オゾン通路6 dの他端、即ちオゾン放出口がポンプ3の吐出口3bに近接配置されている。
【0011】 ここで、前記水槽清掃装置の動作について説明する。
【0012】 まず、清掃装置本体1をプ−ルAの所定位置に沈め、車輪2を駆動して清掃装 置本体1を走行させるとともにポンプ3を駆動する。これにより、プ−ルAの底 部に沈殿したゴミや汚染物等を含む水がポンプ3によって吸引されるとともに、 フィルタ4によってこれらゴミ,汚染物等が捕捉され、清浄な水が清掃装置本体 1の上面側から吐出される。また、これと同時にポンプ3の吐出口3bからはオ ゾン発生装置5bより供給されたオゾンが毎時1.0〜10g程度放出され、プ −ルA内の水の殺菌が行われる。この時、清掃装置本体1から放出されるオゾン の気泡Bはポンプ3の吐出水流によって広範囲に拡散され、殺菌が効果的に行わ れる。そして、図4に示すように、清掃装置本体1がプ−ルAの図中上下の側壁 間をコ−スを僅かずつずれながら往復することにより、プ−ルAの底部が満遍な く清掃される。また、ケ−ブル6はそのオゾン通路6dの浮力によって、図4に 示すように水面に浮く。
【0013】 このように、本実施例によれば、ケ−ブル6の被覆体6cに中空状のオゾン通 路6dを形成したので、このオゾン通路6dの浮力によってケ−ブル6を水面に 浮かせることができる。従って、ケ−ブル6に別途浮子等を取付ける必要がなく 、コストを大幅に低減することができるとともに、レ−ンセパレ−タの設けられ た水泳用プ−ル等においてもケ−ブル6の移動が妨げられることはない。また、 電力供給線6a、制御線6b及びオゾン通路6dを被覆体6cによって一体化し ているので、ケ−ブル6の取扱性が良いという利点もある。
【0014】 図5(a)(b)は本発明の他の実施例を示すもので、図5(a) に示したケ−ブル7 は、電力供給線7a及び制御線7bを被覆する被覆体7cの片側にパイプ状のオ ゾン通路7dを形成したもので、図5(b) に示したケ−ブル8は、電力供給線8 a及び制御線8bを被覆する被覆体8cの両側にそれぞれパイプ状のオゾン通路 8dを一つずつ形成したものである。
【0015】 尚、前記実施例ではオゾン通路を兼ねた中空部を設けたものを示したが、他の 装置に適用する場合は中空部のみを設けるようにしてもよい。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の水中作業装置用ケ−ブルによれば、被覆体に設 けた中空部の浮力によってケ−ブル本体を水面に浮かせることができるので、別 途浮子等を取付ける必要がなく、コストを大幅に低減することができるとともに 、レ−ンセパレ−タのような水面上の障害物がある場合においてもケ−ブル本体 の移動が妨げられることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す水槽清掃装置の要部側
面図
【図2】水槽清掃装置の使用状態を示す全体図
【図3】ケ−ブルの断面斜視図
【図4】清掃装置本体の走行軌跡を示す上面図
【図5】本考案の他の実施例を示すケ−ブルの断面斜視
【符号の説明】
1…清掃装置本体、5…コントロ−ラ、6,7,8…ケ
−ブル、6d,7d,8d…オゾン通路(中空部)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水中側装置と水上または陸上側装置とを
    接続する導線と、該導線を被覆する被覆体とからなる水
    中作業装置用ケ−ブルにおいて、 前記被覆体にケ−ブル本体に浮力を与える中空部を設け
    たことを特徴とする水中作業装置用ケ−ブル。
JP159292U 1992-01-21 1992-01-21 水中作業装置用ケ−ブル Pending JPH0559712U (ja)

Priority Applications (1)

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JP159292U JPH0559712U (ja) 1992-01-21 1992-01-21 水中作業装置用ケ−ブル

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JP159292U JPH0559712U (ja) 1992-01-21 1992-01-21 水中作業装置用ケ−ブル

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JPH0559712U true JPH0559712U (ja) 1993-08-06

Family

ID=43735056

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JP159292U Pending JPH0559712U (ja) 1992-01-21 1992-01-21 水中作業装置用ケ−ブル

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