JPH0557117U - 小屋裏の換気ガラリ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】本考案は風が強い際に小屋裏の換気の風量を自
動的に抑制出来る小屋裏の換気ガラリの提供を目的とす
る。 【構成】本考案の小屋裏の換気ガラリ１は弾性手段５に
よりルーバー３が支持されて風が強い際には閉じられる
ことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は小屋裏の換気の風量を風が強い際に抑制出来る換気ガラリの提供を目的 とする。

【０００２】

【従来の技術】

従来において小屋裏の換気ガラリは電動又は手動で開閉操作しており前者におい ては複雑で高価になり故障の危れを伴う一方後者においては面倒な操作をしなけ ればならなかった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は以上の従来の課題を解決し風が強い際に小屋裏の換気の風量を自動的に 抑制出来る小屋裏の換気ガラリの提供を目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は以上の目的達成のために連結手段により連結されたルーバーと、前記連 結手段を弾性的に支持する弾性手段とからなる小屋裏の換気ガラリを提案するも のである。

【０００５】

【実施例】

以下本考案の小屋裏の換気ガラリを図面に示す実施例に従い説明する。 図１は本考案の小屋裏の換気ガラリを示し、該換気ガラリ（１）は開口（２）に 設けられた複数枚のルーバー（３）を有する。

【０００６】 複数枚のルーバー（３）は相互に連結手段（４）により連結され連動可能にされ る。 該連結手段（４）はばね等の弾性手段（５）により弾性的に支持されている。

【０００７】 以上の実施例に示した本考案の換気ガラリの機能は次の通り。 すなわち通常の強さの風においては図１に示す様に換気ガラリ（１）は弾性手段 （５）により支持されて予め設定された通気面積を維持する。

【０００８】 従って換気は抑制されることなく開口（２）から小屋裏内に流入する。 次に風が強くなった際には図２に示す様にルーバー（３）は大きな風圧を受ける 。

【０００９】 これによりルーバー（３）は連結手段（４）により連結されているため連動して 閉じる。 すなわち風圧による力が弾性手段（５）による支持力に抗してルーバー（３）を 閉じることになる。

【００１０】 この結果風が強い際には小屋裏の換気の風量が自動的に抑制される。

【００１１】

【考案の効果】

本考案の小屋裏の換気ガラリの実施例は以上の通りでありその効果を次に列記す る。 （１）本考案の換気ガラリは特にルーバーが弾性手段により弾性的に支持される ため風が強い際には閉じられて換気の風量が抑制される。 （２）本考案の換気ガラリは特にルーバーは電動又は手動ではないため安価で手 間がかからない。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の換気ガラリの斜視図

【図２】本考案の換気ガラリの断面側面図

【符号の説明】

１ 換気ガラリ ２ 開口 ３ ルーバー ４ 連結手段 ５ 弾性手段

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】連結手段により連結されたルーバーと、前
   記連結手段を弾性的に支持する弾性手段とからなる小屋
   裏の換気ガラリ