JPH0556465A - 階層化クロスコネクトスイツチ回路網 - Google Patents

階層化クロスコネクトスイツチ回路網

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JPH0556465A
JPH0556465A JP4158391A JP4158391A JPH0556465A JP H0556465 A JPH0556465 A JP H0556465A JP 4158391 A JP4158391 A JP 4158391A JP 4158391 A JP4158391 A JP 4158391A JP H0556465 A JPH0556465 A JP H0556465A
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JP
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switch
cross
connect
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layer
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Application number
JP4158391A
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Inventor
Isao Horiguchi
勇夫 堀口
Kuniharu Hirose
邦治 廣瀬
Satokazu Saito
慧一 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各レイヤのスイッチ回路網をできるだけ同一
構成とすることが可能な階層化クロスコネクトスイッチ
回路網を実現する。閉塞特性の良好なスイッチ回路網を
実現する。 【構成】 高位レイヤスイッチ回路網61及び低位レイ
ヤスイッチ回路網62を共に、単位スイッチ40を3段
に配置し、前後の段の単位スイッチをリンク結合した構
成のものとする。単位スイッチ40として、外部からの
制御によって時間スイッチ、空間スイッチ、時間−空間
スイッチのいずれにも使用可能なクロスコネクトスイッ
チを適用する。第1段及び第3段の単位スイッチを時間
−空間スイッチ、第2段の単位スイッチを空間スイッチ
とするか、又は、全段の単位スイッチを時間−空間スイ
ッチとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル伝送装置にお
ける階層化クロスコネクトスイッチ回路網に関し、例え
ば、CCITTによって勧告されている新同期ハイアラ
ーキ(SDH;Synchronous Digital Hierarchy )に対
応するデジタル伝送装置に適用し得るものである。
【0002】
【従来の技術】SDH対応のクロスコネクト装置(デジ
タル伝送装置の1種)は、高位レイヤバーチャルコンテ
ナ、低位レイヤバーチャルコンテナ等の論理的デジタル
パスを対地間に生成することにより、SDH伝送網を経
済的かつ柔軟に構築するために、伝送ノードにおいて伝
送路・局内の各インタフェース間で半固定かつ可変の論
理的デジタルパス接続機能を実現する装置である。SD
Hクロスコネクト装置の構成法の1つとして、SDHデ
ジタルパスの階層化機能構成に対して高位及び低位レイ
ヤの各クロスコネクト部(クロスコネクトスイッチ回路
網)を階層的に配置する階層化構成法がある。すなわ
ち、階層化クロスコネクトスイッチ回路網は、この階層
化構成法に従った回路網である。
【0003】各レイヤのクロスコネクトスイッチ回路網
が行なうクロスコネクト機能は、各多重信号内のタイム
スロット変換、及び又は、複数の多重信号間のタイムス
ロット変換によって実現されるものである。一般的に、
小容量スイッチ回路網は、1段の時間スイッチ(Tスイ
ッチ)によって実現され、大容量スイッチ回路網は、前
後の段の単位スイッチがリンク結合された、時間スイッ
チ、空間スイッチ(Sスイッチ)、時間スイッチの3段
構成(T−S−T3段構成)によって実現されることが
多い。
【0004】図2は、3段構成のスイッチ回路網10の
一般的構成を示すブロック図である。図2において、第
1段の単位スイッチ(1次スイッチ)として、複数の正
方格子のスイッチ11、12、…1n(nはr/L)が
配置され、第2段の単位スイッチ(2次スイッチ)とし
て、複数の正方格子のスイッチ21、22、…2m(m
はN/L)が配置され、第3段の単位スイッチ(3次ス
イッチ)として、複数の正方格子のスイッチ31、3
2、…3nが配置されている。また、1次スイッチ1
1、12、…1n及び3次スイッチ31、32、…3n
はそれぞれスイッチングサイズがNのもの(N×Nのス
イッチングを行なうもの)であり、2次スイッチ21、
22、…2mはそれぞれスイッチングサイズがrのもの
(r×rのスイッチングを行なうもの)である。さら
に、ある1次スイッチとある2次スイッチとはL本のリ
ンク(リンク多重度がL)によって接続されており、あ
る2次スイッチと3次スイッチともL本のリンクによっ
て接続されている。
【0005】図2に示すような3段構成でスイッチ回路
網10を構成した場合、入出力ポートは空いているが中
間リンクが使用されているためにデジタルパスの接続が
できない閉塞という現象が発生することがある。この閉
塞現象が生起する確率の分布特性A (k)は、下記の条件
下において(1) 式で表すことができる(文献『斎藤、大
濱、廣瀬他、「同期端局回線設定スイッチアルゴリズム
の検討」、昭60信学部全大、313』)。すなわち、
(1) 式は、3段構成のスイッチ回路網10に対して、そ
の初期状態(未使用状態)よりデジタルパスの接続要求
がランダムに生起し、スイッチ間リンクアクセスをラン
ダムアクセスとした場合の使用回線数に対する閉塞の生
起確率を示している。
【0006】
【数1】
【0007】但し、N、r、Lは上述したようにそれぞ
れ、1次及び3次スイッチサイズ、2次スイッチサイ
ズ、リンク多重度であり、kは回線数である。
【0008】回線使用率の高い場合においても閉塞確率
が小さいことが当然に望まれる。特に、階層化クロスコ
ネクトスイッチ回路網の場合には、高位レイヤのスイッ
チ回路網と低位レイヤのスイッチ回路網とを縦続に接続
しているため、全体の閉塞確率は、おおむね各レイヤの
スイッチ回路網の閉塞確率の積で表されるので、各レイ
ヤのスイッチ回路網での閉塞確率が小さいことが望まれ
る。
【0009】上述した(1) 式から、3段構成のスイッチ
回路網の閉塞確率を低減するために、下記の方法(a) 及
び(b) があることが分かる。 (a) 1次、3次スイッチサイズNを2次スイッチサイズ
rに比較して十分大きくする。 (b) 2次スイッチサイズrを大きくして、1次、3次ス
イッチと2次スイッチ間のリンク多重度Lを大きくす
る。
【0010】従来は、上述の方法(a) によることが多
い。例えば、1次スイッチ及び2次スイッチ、2次スイ
ッチ及び3次スイッチ間のリンクを1重結合(L=1)
とし、1次及び3次スイッチに時間スイッチを適用し、
そのサイズNを空間スイッチを適用した2次スイッチの
サイズrに比較して十分大きくとることにより、閉塞確
率の小さいスイッチ回路網を実現していた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来、
階層化クロスコネクトスイッチ回路網の場合、高位レイ
ヤ及び低位レイヤのクロスコネクトスイッチ回路網共
に、T−S−T3段構成のスイッチ回路網を適用すると
共に、閉塞特性を考慮してリンク多重度を1にしたしか
も時間スイッチを適用する1次及び3次スイッチのサイ
ズを2次スイッチのサイズより大きくしたスイッチ回路
網とすることが多い。
【0012】しかし、T−S−T3段構成のスイッチ回
路網を適用する場合、同じスイッチ回路網に適用すると
しても、時間スイッチと空間スイッチとは異なるアーキ
テクチャを有するスイッチであるので当然に設計や開発
は別個のものとなる。また、時間スイッチ及び空間スイ
ッチを制御する制御メモリも別個に設計や開発を実行し
なければならない。そのため、これらの構成要素を同一
の集積回路(LSI)に搭載することは難しく、実際
上、別個のLSIとして実現されており、装置の小型化
の制約になっていた。
【0013】また、階層化クロスコネクトスイッチ回路
網の場合、デジタルパスの階層化に対応して、上述した
ように、高位レイヤ及び低位レイヤのクロスコネクトス
イッチ回路網があるが、従来では、各レイヤ毎に時間ス
イッチや空間スイッチを配置し、各レイヤ単位のクロス
コネクトスイッチ回路網を個別に設計、開発しなければ
ならなかった。
【0014】このように、時間スイッチ及び空間スイッ
チの個別設計、開発及びレイヤ毎の個別設計、開発等に
よって、設計、開発が繁雑であると共に部品の種類数が
多く、生産等が複雑になっていたという問題があった。
【0015】また、単位スイッチのサイズを大きくでき
ない場合に、階層化クロスコネクトスイッチ回路網にお
ける各レイヤのスイッチ回路網は大規模化しようとする
と、1次及び3次スイッチのサイズと2次スイッチのサ
イズの相対比が小さくなり、上述した方法(a) に反する
ものとなる。すなわち、閉塞特性が良好になるように方
法(a) を採用してもスイッチ回路網の規模が大きい場合
には十分な閉塞特性の改善が得られず、階層化クロスコ
ネクトスイッチ回路網において問題となっていた。
【0016】本発明は、以上の点を考慮してなされたも
のであり、各レイヤのスイッチ回路網を単位スイッチを
も含めてできるだけ同一構成とすることが可能な階層化
クロスコネクトスイッチ回路網を提供しようとするもの
である。また、本発明は、そのようにしても閉塞特性の
良好な階層化クロスコネクトスイッチ回路網を実現しよ
うとするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明においては、高位レイヤデジタルパスのクロ
スコネクト機能を有する高位レイヤクロスコネクトスイ
ッチ回路網と低位レイヤデジタルパスのクロスコネクト
機能を有する低位レイヤクロスコネクトスイッチ回路網
とを備えた階層化クロスコネクトスイッチ回路網におい
て、各レイヤのスイッチ回路網を以下のように構成し
た。
【0018】すなわち、高位レイヤ及び低位レイヤのク
ロスコネクトスイッチ回路網を共に、単位スイッチを多
段に配置し、前後の段の単位スイッチをリンク結合した
構成のものとすると共に、少なくとも一部の単位スイッ
チに、外部からの制御によって時間スイッチ、空間スイ
ッチ、時間−空間スイッチのいずれにも使用可能なクロ
スコネクトスイッチを適用した。
【0019】ここで、高位レイヤ及び低位レイヤのクロ
スコネクトスイッチ回路網を共に、単位スイッチの3段
構成のものとし、第1段及び第3段の単位スイッチとし
て時間−空間スイッチを配置し、第2段の単位スイッチ
として空間スイッチを配置したものであることが好まし
い。
【0020】または、高位レイヤ及び低位レイヤのクロ
スコネクトスイッチ回路網を共に、単位スイッチの3段
構成のものとし、全ての単位スイッチとして時間−空間
スイッチを配置したものであることが好ましい。
【0021】
【作用】本発明では、閉塞特性を考慮して高位レイヤ及
び低位レイヤのクロスコネクトスイッチ回路網を共に、
単位スイッチを多段に配置し、前後の段の単位スイッチ
をリンク結合した構成のものとした。また、高位レイヤ
及び低位レイヤのクロスコネクトスイッチ回路網におい
て同一構成の部分が多くなるように、単位スイッチとし
て汎用的なクロスコネクトスイッチを用いることとし
た。すなわち、高位レイヤクロスコネクトスイッチ回路
網の少なくとも一部の単位スイッチと、低位レイヤクロ
スコネクトスイッチ回路網の少なくとも一部の単位スイ
ッチとに、外部からの制御によって時間スイッチ、空間
スイッチ、時間−空間スイッチのいずれにも使用可能な
クロスコネクトスイッチを適用した。
【0022】より具体的レベルでは以下のいずれかの構
成が好ましい。すなわち、高位レイヤ及び低位レイヤの
クロスコネクトスイッチ回路網を共に、単位スイッチの
3段構成のものとし、第1段及び第3段の単位スイッチ
として時間−空間スイッチを配置し、第2段の単位スイ
ッチとして空間スイッチを配置したものであることが好
ましい。または、高位レイヤ及び低位レイヤのクロスコ
ネクトスイッチ回路網を共に、単位スイッチの3段構成
のものとし、全ての単位スイッチとして時間−空間スイ
ッチを配置したものであることが好ましい。
【0023】
【実施例】以下、本発明をSDH対応の階層化クロスコ
ネクトスイッチ回路網に適用した一実施例を説明する。
【0024】(1)クロスコネクトスイッチ(単位スイ
ッチ) この実施例の場合、各レイヤのクロスコネクトスイッチ
回路網の単位スイッチのアーキテクチャの統一を図るこ
とで、各レイヤのスイッチ回路網のアーキテクチャの統
一を実現している。そこで、まず単位スイッチたるクロ
スコネクトスイッチについて図面を参照しながら説明す
る。
【0025】このクロスコネクトスイッチは、時間スイ
ッチとして用いること(以下、Tモードと呼ぶ)もで
き、また空間スイッチとして用いること(以下、Sモー
ドと呼ぶ)もでき、さらに時間−空間スイッチとして用
いること(以下、TSモードと呼ぶ)もできる汎用的な
ものであり、これによりレイヤの相違を越えて、また、
同一レイヤ内の配置段の相違を越えて適用できるように
なされている。以下では、スイッチの全体構成、時間ス
イッチとして用いる場合、空間スイッチとして用いる場
合、時間−空間スイッチとして用いる場合の順に説明す
る。
【0026】(1-1) クロスコネクトスイッチの全体構成 図1は、このクロスコネクトスイッチの全体構成を示す
ものである。なお、図3は、説明の簡単化のために、実
際とは異なって、入力共通線及び出力共通線がそれぞれ
4個の場合を示している。
【0027】このクロスコネクトスイッチ40は、各入
力共通線50a、50b、50c、50dに対応してい
るデータメモリ(DM)41a、41b、41c、41
dと、各出力共通線51a、51b、51c、51dに
対応している4入力1出力構成のセレクタ(4−1SE
L)42a、42b、42c、42dとを備えている。
また、データメモリ41a、41b、41c、41dへ
の書込み動作及び読出し動作と、セレクタ42a、42
b、42c、42dの選択動作とを制御するために、書
込みカウンタ43と、読出しカウンタ44と、アドレス
コントロールメモリ(ACM)45とが設けられてい
る。
【0028】各データメモリ41a、41b、41c、
41dは、時間方向のスイッチングを意図して設けられ
たものである。各データメモリ41a、41b、41
c、41dに対する書込みアドレスWADはそれぞれ書
込みカウンタ43から与えられ、読出しアドレスRAD
はアドレスコントロールメモリ45から与えられる。
【0029】書込みアドレスWADは、Tモード、Sモ
ード及びTSモード共にシーケンシャルに変化するもの
である。書込みカウンタ43には、入力データとビット
同期した書込みクロックCLKWと入力データの同一チ
ャネルのデータ周期と同期した書込みリセットパルスF
PWとが与えられており、書込みカウンタ43は、書込
みリセットパルスFPWが与えられたときに初期値にリ
セットすると共に、以降、書込みクロックCLKWが与
えられる毎にそのカウント値をシーケンシャルに変化さ
せ、これを書込みアドレスWADとして出力する。
【0030】他方、読出しアドレスRADは、当該クロ
スコネクトスイッチ40をSモードで使用するときには
シーケンシャルに変化するものであり、Tモード及びT
Sモードで使用するときには時間方向のスイッチングに
応じて変化するものである。読出しカウンタ44は、読
出しリセットパルスFPRが与えられたときに初期値に
リセットすると共に、以降、読出しクロックCLKRが
与えられる毎にそのカウント値をシーケンシャルに変化
させるものである。アドレスコントロールメモリ45
は、読出しカウンタ44からのこのシーケンシャルなデ
ータCNTを当該メモリ45の読出しアドレスとして受
けて格納されているデータメモリ41a、41b、41
c、41dの読出しアドレスRADを出力するものであ
る。データメモリ41a、41b、41c、41dの読
出しアドレスRADの設定は、当該クロスコネクトスイ
ッチ40を有するクロスコネクト装置の全体を制御する
制御部52によってなされる。
【0031】各セレクタ42a、42b、42c、42
dは、特に空間方向のスイッチングを意図して設けられ
たものである。各セレクタ42a、42b、42c、4
2dにはそれぞれ、全てのデータメモリ41a〜41d
の出力データが与えられるようになされている。各セレ
クタ42a、42b、42c、42dは、データメモリ
41a〜41dからのデータのいずれかを選択して上述
したように対応する出力共通線51a、51b、51
c、51dに出力するものであり、このための選択指令
SCOMもアドレスコントロールメモリ45から与えら
れる。
【0032】選択指令SCOMは、このスイッチ40を
Tモードで使用するときにはデータメモリとセレクタと
を固定不変的に対応付けるものであり、Sモード及びT
Sモードで使用するときには空間方向のスイッチングに
応じて変化するものである。アドレスコントロールメモ
リ45は、読出しカウンタ44からのシーケンシャルな
データCNTを上述したように当該メモリ45の読出し
アドレスとして受けて、各セレクタ42a、42b、4
2c、42dに対する選択指令SCOMを出力する。選
択指令SCOMの設定も、当該クロスコネクトスイッチ
40を有するクロスコネクト装置の全体を制御する制御
部52によってなされる。
【0033】なお、制御部52には、外部から使用モー
ドを表すデータも与えられるようになされており、制御
部52は、この使用モードと回線の割当要求や使用状況
とに基づいて、アドレスコントロールメモリ45の設定
内容を決定する。
【0034】以上の構成を有するクロスコネクトスイッ
チ40は、これ自身では閉塞を生じない完全線群スイッ
チである。
【0035】(1-2) 時間スイッチとして用いる場合 次に、時間スイッチとして用いる場合(Tモードで使用
する場合)について、図4及び図5をも用いて説明す
る。ここで、図4はアドレスコントロールメモリ45の
格納内容(RAD、SCOM)の説明図、図5はデータ
(タイムスロット)の変換の様子を示す説明図である。
なお、1周期内のタイムスロット数が4個の場合を示し
ている。
【0036】Tモードで使用する場合には、当該モード
が選択されている期間中セレクタ42a、42b、42
c及び42dを固定的に選択することで空間方向のスイ
ッチングを禁止すると共に、データメモリ41a、41
b、41c及び41dのデータの書込み、読出しを制御
することで時間方向のスイッチングを実行するようにし
ている。
【0037】そのため、図4(A)に示すように、各デ
ータメモリ41a、41b、41c、41dの読出しア
ドレスRADとしてデータを読出したい順番を、アドレ
スコントロールメモリ45のそれ用のエリアに設定して
おく。また、図4(B)に示すように、選択指令SCO
Mを全ての期間共に同じにしておく。
【0038】このような設定状態において、入力デー
タ、書込みクロックCLKW、書込みリセットパルスF
PWが、当該クロスコネクトスイッチ40に入力される
と、書込みカウンタ43がシーケンシャルな書込みアド
レスWADを出力し、これにより各入力共通線50a、
50b、50c、50dから与えられた順番通りに入力
データが各データメモリ41a、41b、41c、41
dに格納される。また、出力共通線51a、51b、5
1c、51dについてビット同期した読出しクロックC
LKR、このクロックCLKRに同期したしかも書込み
リセットパルスFPWと同一周期の読出しリセットパル
スFPRとが入力され、読出しカウンタ44はシーケン
シャルなデータCNTを出力し、アドレスコントロール
メモリ45は、設定された読出したい順番の読出しアド
レスRADをデータメモリ41a、41b、41c、4
1dに出力する。
【0039】かくして、図5に示すように、各入力デー
タのタイムスロットはアドレスコントロールメモリ45
のデータメモリ対応エリアに格納されている内容RAD
に基づいて時間方向に変換され、その後、全てのセレク
タ42a、42b、42c、42dに入力される。
【0040】各セレクタ42a、42b、42c、42
dには、常に同じ選択入力を指示する選択指令(図4
(B)参照)SCOMが与えられており、データメモリ
41a、41b、41c、41dから出力されたタイム
スロットの順で同一のセレクタを通過する。すなわち、
この場合には、タイムスロット単位の空間方向のスイッ
チングは実行されない。
【0041】図4及び図5において、例えば、入力共通
線50aからデータメモリ41aに入力されたデータ
(タイムスロット)ABCDは、データメモリ41aか
らはDABCの順に読み出され、この順のデータDAB
Cがセレクタ42aをそのまま通過して出力共通線51
aに与えられる。また、例えば、入力共通線50bから
データメモリ41bに入力されたデータ(タイムスロッ
ト)EFGHは、データメモリ41bからはGFEHの
順に読み出され、この順のデータGFEHがセレクタ4
2cをそのまま通過して出力共通線51cに与えられ
る。
【0042】なお、上述のように、時間スイッチとして
用いているのでタイムスロット単位の空間方向の変換は
できないが、データメモリとセレクタとの対応付けは自
由に設定することができる。
【0043】(1-3) 空間スイッチとして用いる場合 次に、空間スイッチとして用いる場合(Sモードで使用
する場合)について、アドレスコントロールメモリ45
の格納内容を示す図6、及び、タイムスロットの変換の
様子を示す図7をも用いて説明する。
【0044】Sモードで使用する場合には、データメモ
リ41a、41b、41c及び41dへのデータの書込
み及び読出しを同じシーケンスで行なうことで時間方向
のスイッチングを禁止すると共に、セレクタ42a、4
2b、42c及び42dの選択入力をタイムスロット単
位に切り替えることで空間方向のスイッチングを実行す
る。
【0045】そのため、図6(A)に示すように、各デ
ータメモリ41a、41b、41c、41dの読出しア
ドレスRADとして書込みアドレスWADと同じ順番
を、アドレスコントロールメモリ45のそれ用のエリア
に設定しておく。また、図6(B)に示すように、空間
方向のスイッチングに応じて変化している選択指令SC
OMを、アドレスコントロールメモリ45のそれ用のエ
リアに設定しておく。
【0046】このような設定状態において、入力デー
タ、書込みクロックCLKW、書込みリセットパルスF
PWが、当該クロスコネクトスイッチ40に入力される
と、書込みカウンタ43がシーケンシャルな書込みアド
レスWADを出力し、これにより各入力共通線50a、
50b、50c、50dから与えられた順番通りに入力
データが各データメモリ41a、41b、41c、41
dに格納される。また、読出しクロックCLKRと読出
しリセットパルスFPRとが入力されると、読出しカウ
ンタ44はシーケンシャルなデータCNTを出力し、ア
ドレスコントロールメモリ45もシーケンシャルな読出
しアドレスRADをデータメモリ41a、41b、41
c、41dに出力する。
【0047】かくして、図7に示すように、入力データ
のタイムスロットの順番を維持したデータが各データメ
モリ41a、41b、41c、41dから出力される。
すなわち、入力データを時間方向にも空間方向にも変換
していないデータ(入力データと同じ)が各データメモ
リ41a、41b、41c、41dから全てのセレクタ
42a、42b、42c、42dに出力される。なお、
処理遅延は当然に生じている。
【0048】各セレクタ42a、42b、42c、42
dには、アドレスコントロールメモリ45から、現時点
のタイミングで選択するデータ(タイムスロット)を出
力したデータメモリ(データ線)を指示する選択指令S
COM(図6(B))が与えられ、これにより選択動作
してタイムスロット単位の空間方向のスイッチングを実
行する。
【0049】図6及び図7において、例えば、入力共通
線50aからデータメモリ41aに入力されたデータ
(タイムスロット)ABCDは、データメモリ41aか
ら同じABCDの順に読み出される。他のデータメモリ
41b、41c、41dからも入力データ順のデータE
FGH、IJLK、MNOPが読み出される。セレクタ
42aは、選択指令SCOMに基づいて、データメモリ
41a、41b、41a、41dからのタイムスロット
をタイムスロット周期で選択し、出力共通線51aには
データAFCPが与えられる。セレクタ42bは、選択
指令SCOMに基づいて、データメモリ41c、41
c、41b、41cからのタイムスロットをタイムスロ
ット周期で選択し、出力共通線51bにはデータIJG
Lが与えられる。他のセレクタも同様に動作する。
【0050】 (1-4) 時間−空間スイッチとして用いる場合 次に、時間−空間スイッチとして用いる場合(TSモー
ドで使用する場合)について説明する。
【0051】この場合には、データメモリ部分を、時間
スイッチとして用いる場合のデータメモリ部分と同様に
動作させ、セレクタ部分を、空間スイッチとして用いる
場合のメモリ部分と同様に動作させることで実現するこ
とができる。従って、詳細な動作の説明は省略する。
【0052】なお、時間−空間スイッチとして用いるこ
とは、時間スイッチとして用いていることと等価とみる
こともできる。言い換えると、TSモードでの使用をT
モードでの使用と同じとみることができる。例えば、時
系列データをマトリクス展開(空間方向に展開)して時
間−空間スイッチに入力して変換した場合において、変
換後のデータを時系列データに戻すと仮定すると、変換
後の時系列データは入力された時系列データに比較する
と時間方向だけについて変換されており、従って、時間
−空間スイッチを時間スイッチと等価とみることができ
る。
【0053】後述の階層化クロスコネクトスイッチ回路
網の説明において、時間(T)スイッチという表現は、
図3のスイッチをTモードで使用する場合だけでなく、
TSモードで使用する場合をも含むことがある。
【0054】 (2)階層化クロスコネクトスイッチ回路網 次に、実施例の階層化クロスコネクトスイッチ回路網を
説明する。
【0055】現在、実現されているSDHの多重レイヤ
(階梯)としては、TU11、AU3、STM−1とい
うデジタルパスレイヤがある。電話チャネル24CHが多
重された1.5Mb/sの信号によりTU11というデジタ
ルパスレイヤを形成し、このTU11を28多重するこ
とによりAU3というデジタルパスレイヤを形成し、こ
のAU3を3多重することによりSTM−1というレイ
ヤを形成し、国際間の同期インタフェースとしている。
【0056】この実施例は、AU3を高位レイヤのデジ
タルパスとし、TU11を低位レイヤのデジタルパスと
した階層化クロスコネクトスイッチ回路網である。
【0057】図1は、この実施例のスイッチ回路網60
を示すブロック図である。すなわち、AU3のクロスコ
ネクト機能を実現する高位レイヤクロスコネクトスイッ
チ回路網61と、TU11のクロスコネクト機能を実現
する低位レイヤのクロスコネクトスイッチ回路網62と
が縦続接続されて構成されている。なお、クロスコネク
ト機能以外の機能を実現する構成が、実際上、両スイッ
チ回路網61及び62間に存在するが、図1では省略し
ている。
【0058】AU3、TU11の各レイヤのスイッチ回
路網61、62の構成は共に、図1(B)に示すよう
に、上述した時間及び又は空間方向のクロスコネクト機
能を有するクロスコネクトスイッチ40を単位スイッチ
とし、このスイッチ40を多段(例えば3段)に配置し
てリンク結合した構成である。このように、汎用性があ
るクロスコネクトスイッチ40で構成しているので、後
述するようなT−S−T3段構成のスイッチ回路網とし
て実現することもでき、また、後述するような等価T3
段構成のスイッチ回路網として実現することができる。
【0059】ここで、TU11のスイッチ回路網62の
単位スイッチ40の容量を大容量化することで、AU3
のスイッチ回路網61と同一アーキテクチャで構成する
ことが好ましい。
【0060】各レイヤのスイッチ回路網61、62の構
成としては、閉塞特性を特に考慮すると、等価T3段構
成が最も好ましく、次にはT−S−T3段構成が好まし
い。以下、これらの構成について説明する。
【0061】図8は、STM−1を最大192本収容可
能なT−S−T3段構成によるスイッチ回路網61又は
62の構成を示すものである。図8において、1次及び
3次のTスイッチ(例えば図3に示したクロスコネクト
スイッチ40をTSモードで使用)71−1〜71−2
4、73−1〜73−24は、STM−1を8ハイウェ
イを単位とし、これに対する時間−空間方向のスイッチ
(672×672のスイッチ)として機能させ、2次ス
イッチ72−1〜72−8は、AU3に対する24×2
4の時分割空間スイッチ(例えば図3に示したクロスコ
ネクトスイッチ40をSモードで使用)として機能させ
る。
【0062】図8に示すT−S−T3段構成によるスイ
ッチ回路網全体のサイズは、AU3レイヤのスイッチ回
路網61の場合には576×576となり、TU11レ
イヤのスイッチ回路網62の場合には16128×16
128となり、電話チャネル換算にて最大387072
CHの収容が可能となる。
【0063】図9は、STM−1を最大192本収容可
能な時間−空間スイッチ(例えば図3に示したクロスコ
ネクトスイッチ40をTSモードで使用)3段によるT
U11レイヤのスイッチ回路網62の構成を示すもので
ある。図9において、各段の全ての単位スイッチ81−
1〜81−24、82−1〜82−8、83−1〜83
−24を、スイッチサイズ672×672のスイッチと
して動作させることにより、等価的に時間スイッチの3
段構成を実現している。
【0064】図9に示すスイッチ回路網62は、各段の
単位スイッチ間が論理的に28重の多重リンクにより結
合され、上述した方法(b) が適用されたことになり、良
好な閉塞特性を有する大規模スイッチ回路網が実現され
たことになる。
【0065】(3)実施例の効果 上述した実施例によれば、以下の効果を得ることができ
る。
【0066】(i) 各レイヤのスイッチ回路網61、62
におけるアーキテクチャを単位スイッチ40のアーキテ
クチャをも含めて統一したことにより、従来のような各
階層単位の個別的設計や開発が不要となる。
【0067】(ii)スイッチ回路網61の単位スイッチの
サイズを大容量化することにより、スイッチアーキテク
チャを保存したまま高位レイヤのスイッチ回路網62と
することができる。
【0068】(iii) 高位レイヤバーチャルコンテナ(V
C4/VC3)や低位レイヤバーチャルコンテナ(VC
2/VC11)等のクロスコネクト単位によらず適用可
能である。
【0069】(iv)使用モードが変更可能な単位スイッチ
40を用いているので、ハードウェアの変更を伴うこと
なく、T−S−T3段構成(図8)と等価T3段構成
(図9)との選択及び相互移行が可能である。
【0070】(v) 回線輻輳時の閉塞を低減することがで
きる。特に、等価T3段構成のスイッチ回路網の場合か
かる効果が大きい。この効果について以下詳述する。
【0071】3段構成のスイッチ回路網に対して、その
初期状態(未使用状態)よりデジタルパスの接続要求が
ランダムに生起し、スイッチ間のリンクアクセスをラン
ダムアクセスとした場合、使用回線数に対する閉塞の生
起確率分布特性は、上述した(1) 式によって与えられ
る。そこで、図8及び図9に示す3段構成のスイッチ回
路網に対して(1) 式に従い計算を行なった。
【0072】図10はこの演算結果(生起確率分布特
性)を示すものである。この図から明らかなように、T
−S−T3段構成のスイッチ回路網(図8)の場合、回
線使用率が88%までは無閉塞なスイッチであって88
%を越えて閉塞が生じる可能性があるといってもその確
率がごく小さいものであることが分かる。また、等価T
3段構成のスイッチ回路網(図9)の場合、回線使用率
が97%までは無閉塞なスイッチであることが分かる。
このように上述の実施例によれば閉塞はごくまれにしか
生じない。
【0073】(4)他の実施例 本発明は、高位レイヤデジタルパスのクロスコネクト機
能を有する高位レイヤスイッチ回路網と、低位レイヤデ
ジタルパスのクロスコネクト機能を有する低位レイヤス
イッチ回路網とを備えたものに広く適用できるものであ
って、AU3レイヤとTU11レイヤに係る階層化クロ
スコネクトスイッチ回路網60に限定されるものではな
い。
【0074】また、各レイヤのスイッチ回路網における
単位スイッチとして、図3に示す汎用性があるクロスコ
ネクトスイッチ40の適用する段数は全段に限定される
ものではない。
【0075】各レイヤのスイッチ回路網に適用される汎
用性があるクロスコネクトスイッチの構成は、図3に示
すものに限定されない。すなわち、空間方向のスイッチ
ング構成を時間方向のスイッチング構成の前に設けたも
のや、時間方向のスイッチングを書込みアドレスの設定
によって(読出しアドレスはシーケンシャルな変化)実
現するようなものであっても良い。
【0076】
【発明の効果】以上のように、請求項1によれば、各レ
イヤのクロスコネクトスイッチ回路網の少なくとも一部
の単位スイッチとして、時間スイッチ、空間スイッチ、
時間−空間スイッチのいずれとしても使用可能な汎用性
が高いクロスコネクトスイッチを適用するようにしたの
で、各レイヤのスイッチ回路網を単位スイッチをも含め
てできるだけ同一構成とすることが可能な階層化クロス
コネクトスイッチ回路網を実現できる。
【0077】また、請求項2及び3によれば、回路網の
段数及び各段のスイッチ方向を適宜選定したので、閉塞
特性の良好な階層化クロスコネクトスイッチ回路網を実
現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の階層化クロスコネクトスイッチ回路網
を示すブロック図である。
【図2】一般的な3段のクロスコネクトスイッチ回路網
を示すブロック図である。
【図3】実施例の回路網に適用される汎用性があるクロ
スコネクトスイッチを示すブロック図である。
【図4】図3のスイッチを時間スイッチとして用いる際
のアドレスコントロールメモリの格納内容を示す説明図
である。
【図5】図3のスイッチを時間スイッチとして用いた際
の動作説明図である。
【図6】図3のスイッチを空間スイッチとして用いる際
のアドレスコントロールメモリの格納内容を示す説明図
である。
【図7】図3のスイッチを空間スイッチとして用いた際
の動作説明図である。
【図8】実施例の各レイヤのクロスコネクトスイッチ回
路網の構成例を示すブロック図である。
【図9】実施例の低位レイヤのクロスコネクトスイッチ
回路網の構成例を示すブロック図である。
【図10】実施例の閉塞特性の改善効果の説明図(閉塞
確率分布特性図)である。
【符号の説明】
40…クロスコネクトスイッチ、41a〜41d…デー
タメモリ、42a〜42d…セレクタ、43…書込みカ
ウンタ、44…読出しカウンタ、45…アドレスコント
ロールメモリ、50a〜50d…入力共通線、51a〜
51d…出力共通線、52…制御部、60…階層化クロ
スコネクトスイッチ回路網、61…AU3レイヤのクロ
スコネクトスイッチ回路網、62…TU11レイヤのク
ロスコネクトスイッチ回路網。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高位レイヤデジタルパスのクロスコネク
    ト機能を有する高位レイヤクロスコネクトスイッチ回路
    網と低位レイヤデジタルパスのクロスコネクト機能を有
    する低位レイヤクロスコネクトスイッチ回路網とを備え
    た階層化クロスコネクトスイッチ回路網において、 上記高位レイヤクロスコネクトスイッチ回路網及び上記
    低位レイヤクロスコネクトスイッチ回路網を共に、単位
    スイッチを多段に配置し、前後の段の単位スイッチをリ
    ンク結合した構成のものとすると共に、 少なくとも一部の上記単位スイッチに、外部からの制御
    によって時間スイッチ、空間スイッチ、時間−空間スイ
    ッチのいずれにも使用可能なクロスコネクトスイッチを
    適用したことを特徴とする階層化クロスコネクトスイッ
    チ回路網。
  2. 【請求項2】 上記高位レイヤクロスコネクトスイッチ
    回路網及び上記低位レイヤクロスコネクトスイッチ回路
    網を共に、単位スイッチの3段構成のものとし、第1段
    及び第3段の単位スイッチとして時間−空間スイッチを
    配置し、第2段の単位スイッチとして空間スイッチを配
    置したことを特徴とする請求項1に記載の階層化クロス
    コネクトスイッチ回路網。
  3. 【請求項3】 上記高位レイヤクロスコネクトスイッチ
    回路網及び上記低位レイヤクロスコネクトスイッチ回路
    網を共に、単位スイッチの3段構成のものとし、全ての
    単位スイッチとして時間−空間スイッチを配置したこと
    を特徴とする請求項1に記載の階層化クロスコネクトス
    イッチ回路網。
  4. 【請求項4】 少なくとも2段目の単位スイッチが、外
    部からの制御によって時間スイッチ、空間スイッチ、時
    間−空間スイッチのいずれにも使用可能なクロスコネク
    トスイッチであることを特徴とする請求項2又は3に記
    載の階層化クロスコネクトスイッチ回路網。
JP4158391A 1991-03-07 1991-03-07 階層化クロスコネクトスイツチ回路網 Pending JPH0556465A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8160445B2 (en) 2000-12-29 2012-04-17 Ericsson Ab Digital cross-connect

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