JPH0555624A - 発光装置および受光装置 - Google Patents
発光装置および受光装置Info
- Publication number
- JPH0555624A JPH0555624A JP21395491A JP21395491A JPH0555624A JP H0555624 A JPH0555624 A JP H0555624A JP 21395491 A JP21395491 A JP 21395491A JP 21395491 A JP21395491 A JP 21395491A JP H0555624 A JPH0555624 A JP H0555624A
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- JP
- Japan
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- light emitting
- light
- optical window
- emitting element
- emitting device
- Prior art date
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- Pending
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- Photo Coupler, Interrupter, Optical-To-Optical Conversion Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 発光装置および受光装置の水密性、気密性を
向上させる。 【構成】 本発明によれば、発光素子あるいは受光素子
の前方の周囲において、光学窓は粗面に仕上げられてい
るので、不用な光はここで散乱あるいは拡散され、した
がって開口を設けたりすることなく、光束を実質的に細
く絞ることが可能になる。
向上させる。 【構成】 本発明によれば、発光素子あるいは受光素子
の前方の周囲において、光学窓は粗面に仕上げられてい
るので、不用な光はここで散乱あるいは拡散され、した
がって開口を設けたりすることなく、光束を実質的に細
く絞ることが可能になる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は発光装置および受光装置
に係り、特に詳細には、気密性あるいは水密性の要求さ
れる環境下で使用される。
に係り、特に詳細には、気密性あるいは水密性の要求さ
れる環境下で使用される。
【0002】
【従来の技術】一般に光束の大きさを制限するときは、
希望の大きさのスリットやアパーチャを、それ以上に大
きな光束の中に挿入する。スリットやアパーチャは金属
板などに矩形や円形の穴を設けたり、希望の大きさのマ
スキングをしたガラス板に金属膜を蒸着したりして作成
する。
希望の大きさのスリットやアパーチャを、それ以上に大
きな光束の中に挿入する。スリットやアパーチャは金属
板などに矩形や円形の穴を設けたり、希望の大きさのマ
スキングをしたガラス板に金属膜を蒸着したりして作成
する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来技術
で光束の大きさを限定する場合は、スリットやアパーチ
ャを持つ板を一つの部品として用意するか、ケースの開
口部を代用する。しかし、気密性や水密性の要求がある
ときは、ケースの開口部を利用することが難しく、必然
的に構造が複雑になる欠点を持つ。
で光束の大きさを限定する場合は、スリットやアパーチ
ャを持つ板を一つの部品として用意するか、ケースの開
口部を代用する。しかし、気密性や水密性の要求がある
ときは、ケースの開口部を利用することが難しく、必然
的に構造が複雑になる欠点を持つ。
【0004】本発明は、かかる従来技術の欠点を克服す
るためになされたもので、構造が簡単であって、水密性
や気密性に優れた発光装置および受光装置を提供するこ
とを目的とする。
るためになされたもので、構造が簡単であって、水密性
や気密性に優れた発光装置および受光装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、容器内に発光
素子が搭載され、この発光素子からの出射光を光学窓を
介して外部に投光する発光装置において、光学窓の表面
は、発光素子の前方の位置が滑面に仕上げられ、その周
囲が粗面に仕上げられていることを特徴とする。
素子が搭載され、この発光素子からの出射光を光学窓を
介して外部に投光する発光装置において、光学窓の表面
は、発光素子の前方の位置が滑面に仕上げられ、その周
囲が粗面に仕上げられていることを特徴とする。
【0006】また本発明は、容器内に受光素子が搭載さ
れ、外部からの光が光学窓を介して受光素子に入射され
る受光装置において、光学窓の表面は、受光素子の前方
の位置が滑面に仕上げられ、その周囲が粗面に仕上げら
れていることを特徴とする。
れ、外部からの光が光学窓を介して受光素子に入射され
る受光装置において、光学窓の表面は、受光素子の前方
の位置が滑面に仕上げられ、その周囲が粗面に仕上げら
れていることを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明によれば、発光素子あるいは受光素子の
前方の周囲において、光学窓は粗面に仕上げられている
ので、不用な光はここで散乱あるいは拡散され、したが
って開口を設けたりすることなく、入射光束あるいは出
射光束を実質的に細く絞ることが可能になる。
前方の周囲において、光学窓は粗面に仕上げられている
ので、不用な光はここで散乱あるいは拡散され、したが
って開口を設けたりすることなく、入射光束あるいは出
射光束を実質的に細く絞ることが可能になる。
【0008】
【実施例】以下、添付図面により本発明の実施例を説明
する。
する。
【0009】図1は実施例に係る発光装置の構成を示
し、同図(a)は正面図、同図(b)は一部を断面で示
した側面図である。図示の通り、容器1の前面開口には
光学窓2が密着して固定され、内部にはLED(発光ダ
イオード)などの発光素子3が収容されている。発光素
子3は基板4上にマウントされ、この基板4には発光素
子3を駆動するドライブ回路5もマウントされている。
そして、ドライブ回路5にはリード線6を介して外部か
ら電力が供給されている。
し、同図(a)は正面図、同図(b)は一部を断面で示
した側面図である。図示の通り、容器1の前面開口には
光学窓2が密着して固定され、内部にはLED(発光ダ
イオード)などの発光素子3が収容されている。発光素
子3は基板4上にマウントされ、この基板4には発光素
子3を駆動するドライブ回路5もマウントされている。
そして、ドライブ回路5にはリード線6を介して外部か
ら電力が供給されている。
【0010】光学窓2については、発光素子3の前方の
位置で両面が滑面に、その周囲で両面が粗面に仕上げら
れている。このような粗面仕上げは、光学窓2の成型時
に、いわゆるシボ成型することで実現される。これは、
成型用の金型を粗面にすることで形成される。このシボ
成型は量産に適しており、価格も特に上昇しない。
位置で両面が滑面に、その周囲で両面が粗面に仕上げら
れている。このような粗面仕上げは、光学窓2の成型時
に、いわゆるシボ成型することで実現される。これは、
成型用の金型を粗面にすることで形成される。このシボ
成型は量産に適しており、価格も特に上昇しない。
【0011】なお、光学窓2と容器1は一体成型するこ
とも可能である。また、光学窓2の材料が、発光素子3
の投出光に対して光吸収性を有するときには、発光素子
3の前面(滑面)の部分において、光学窓2を薄くして
おいてもよい(図2参照)。
とも可能である。また、光学窓2の材料が、発光素子3
の投出光に対して光吸収性を有するときには、発光素子
3の前面(滑面)の部分において、光学窓2を薄くして
おいてもよい(図2参照)。
【0012】上記実施例の発光装置によれば、発光素子
3からの投出光は、光軸近傍の成分は滑面を通って前方
に効率よく投射される。これに対し、その周囲に放射さ
れる成分はシボ成型面で散乱、拡散あるいは乱反射さ
れ、実質的に光シールドされたのと同様になる。このた
め、投出光ビームを細く絞ることができる。また、開口
を設ける必要がないので、水密性や気密性に優れてい
る。
3からの投出光は、光軸近傍の成分は滑面を通って前方
に効率よく投射される。これに対し、その周囲に放射さ
れる成分はシボ成型面で散乱、拡散あるいは乱反射さ
れ、実質的に光シールドされたのと同様になる。このた
め、投出光ビームを細く絞ることができる。また、開口
を設ける必要がないので、水密性や気密性に優れてい
る。
【0013】受光素子(例えばホトダイオード)を搭載
した受光装置についても、上記の発光装置と同様に構成
できる。そして、シボ成型面は入射光に対しても散乱、
拡散等をするので、受光素子の視野を実質的に狭く限定
できる。
した受光装置についても、上記の発光装置と同様に構成
できる。そして、シボ成型面は入射光に対しても散乱、
拡散等をするので、受光素子の視野を実質的に狭く限定
できる。
【0014】このような発光装置および受光装置をペア
で用いると、図3のようになる。発光装置については投
光範囲が細く絞られ、受光装置について視野が狭く制限
されるので、図4のような検知システムに用いると好適
である。これは、一対のガイド11に挾まれて、走路1
2上を複数の缶13が走行する際に、これの個数を検出
するシステムである。このようなシステムは、缶ビール
や缶ジュースの製造工場、あるいは缶ジュースの自動販
売機に用いることができる。
で用いると、図3のようになる。発光装置については投
光範囲が細く絞られ、受光装置について視野が狭く制限
されるので、図4のような検知システムに用いると好適
である。これは、一対のガイド11に挾まれて、走路1
2上を複数の缶13が走行する際に、これの個数を検出
するシステムである。このようなシステムは、缶ビール
や缶ジュースの製造工場、あるいは缶ジュースの自動販
売機に用いることができる。
【0015】このような環境下では、缶13は一般に冷
却されているため、湿度が高いと結露しやすい。このた
め、センサには特に気密性、水密性が要求されるので、
本発明の発光装置および受光装置が適している。また、
図4のように、連続的に送られてくる缶13の個数を正
確にカウントするため、光ビームは走路12の近傍を通
過するので、投光ビームを細く絞り、受光視野を狭くし
ないと誤計数が生じやすい。なぜなら、光ビームの一部
が走路12の表面や、缶13の側面に当たったりする
と、その反射光が受光されてしまうからである。本発明
の発光装置および受光装置は、高い水密性と気密性を有
しながら、簡単に投光範囲および受光視野を狭く絞れる
ので、上記の用途に特に適している。
却されているため、湿度が高いと結露しやすい。このた
め、センサには特に気密性、水密性が要求されるので、
本発明の発光装置および受光装置が適している。また、
図4のように、連続的に送られてくる缶13の個数を正
確にカウントするため、光ビームは走路12の近傍を通
過するので、投光ビームを細く絞り、受光視野を狭くし
ないと誤計数が生じやすい。なぜなら、光ビームの一部
が走路12の表面や、缶13の側面に当たったりする
と、その反射光が受光されてしまうからである。本発明
の発光装置および受光装置は、高い水密性と気密性を有
しながら、簡単に投光範囲および受光視野を狭く絞れる
ので、上記の用途に特に適している。
【0016】
【発明の効果】以上、詳細に説明した通り、本発明によ
れば、発光素子あるいは受光素子の前方の周囲におい
て、光学窓は粗面に仕上げられているので、不用な光は
ここで散乱あるいは拡散され、したがって開口を設けた
りすることなく、光束を実質的に細く絞ることが可能に
なる。このため、水密性や気密性に優れ、しかも構造が
簡単な発光装置および受光装置が提供できる。
れば、発光素子あるいは受光素子の前方の周囲におい
て、光学窓は粗面に仕上げられているので、不用な光は
ここで散乱あるいは拡散され、したがって開口を設けた
りすることなく、光束を実質的に細く絞ることが可能に
なる。このため、水密性や気密性に優れ、しかも構造が
簡単な発光装置および受光装置が提供できる。
【図1】実施例に係る発光装置の構成図である。
【図2】光学窓2の別の例の断面図である。
【図3】実施例に係る発光装置および受光装置の使用例
を示す図である。
を示す図である。
【図4】実施例に係る発光装置および受光装置の使用例
を示す図である。
を示す図である。
1…容器 2…光学窓 3…発光素子 4…基板
Claims (2)
- 【請求項1】 容器内に発光素子が搭載され、この発光
素子からの出射光を光学窓を介して外部に投光する発光
装置において、 前記光学窓の表面は、前記発光素子の前方の位置が滑面
に仕上げられ、その周囲が粗面に仕上げられていること
を特徴とする発光装置。 - 【請求項2】 容器内に受光素子が搭載され、外部から
の光が光学窓を介して前記受光素子に入射される受光装
置において、 前記光学窓の表面は、前記受光素子の前方の位置が滑面
に仕上げられ、その周囲が粗面に仕上げられていること
を特徴とする受光装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21395491A JPH0555624A (ja) | 1991-08-26 | 1991-08-26 | 発光装置および受光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21395491A JPH0555624A (ja) | 1991-08-26 | 1991-08-26 | 発光装置および受光装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0555624A true JPH0555624A (ja) | 1993-03-05 |
Family
ID=16647809
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21395491A Pending JPH0555624A (ja) | 1991-08-26 | 1991-08-26 | 発光装置および受光装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0555624A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007220432A (ja) * | 2006-02-15 | 2007-08-30 | Erebamu:Kk | 発光装置 |
JP2008514504A (ja) * | 2004-09-30 | 2008-05-08 | アーベーベー アーエス | 産業用ロボットに使用されるドア開閉機構 |
WO2011064861A1 (ja) * | 2009-11-26 | 2011-06-03 | Cheng Chiang-Ming | 多機能照明装置 |
JP2012137656A (ja) * | 2010-12-27 | 2012-07-19 | Enplas Corp | 光束制御部材、発光装置及び照明装置 |
US9577609B2 (en) | 2008-03-27 | 2017-02-21 | Panasonic Automotive Systems Company Of America, Division Of Panasonic Corporation Of North America | Method and apparatus for dynamically adapting FM tuner sensitivity to a local environment for a single-tuner system |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5364489A (en) * | 1976-11-22 | 1978-06-08 | Toshiba Corp | Photo semiconductor device |
-
1991
- 1991-08-26 JP JP21395491A patent/JPH0555624A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5364489A (en) * | 1976-11-22 | 1978-06-08 | Toshiba Corp | Photo semiconductor device |
Cited By (5)
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JP2008514504A (ja) * | 2004-09-30 | 2008-05-08 | アーベーベー アーエス | 産業用ロボットに使用されるドア開閉機構 |
JP2007220432A (ja) * | 2006-02-15 | 2007-08-30 | Erebamu:Kk | 発光装置 |
US9577609B2 (en) | 2008-03-27 | 2017-02-21 | Panasonic Automotive Systems Company Of America, Division Of Panasonic Corporation Of North America | Method and apparatus for dynamically adapting FM tuner sensitivity to a local environment for a single-tuner system |
WO2011064861A1 (ja) * | 2009-11-26 | 2011-06-03 | Cheng Chiang-Ming | 多機能照明装置 |
JP2012137656A (ja) * | 2010-12-27 | 2012-07-19 | Enplas Corp | 光束制御部材、発光装置及び照明装置 |
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