JPH0554132B2 - - Google Patents
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- JPH0554132B2 JPH0554132B2 JP9055885A JP9055885A JPH0554132B2 JP H0554132 B2 JPH0554132 B2 JP H0554132B2 JP 9055885 A JP9055885 A JP 9055885A JP 9055885 A JP9055885 A JP 9055885A JP H0554132 B2 JPH0554132 B2 JP H0554132B2
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- Japan
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Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 14
- 230000006870 function Effects 0.000 description 35
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 1
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 1
- 238000011017 operating method Methods 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Numerical Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の技術分野)
この発明はNC(数値制御)装置のプログラム
表示方式に関する。
表示方式に関する。
(発明の技術的背景とその問題点)
一般にNC装置の操作手順を示すパートプログ
ラムにおいては、アドレスを示すキヤラクタとそ
れに続く数値を示すキヤラクタからなるデータワ
ードが各ブロツク毎に指令され、シーケンスに従
つて、シーケンス番号、準備機能、デイメンシヨ
ン、送り機能、主軸機能及び工具機能などのデー
タワードが1ブロツクにまとめて指令されるが、
各ブロツクについては、パートプログラムの作成
を簡便にし、パートプログラムを短くする為に、
必要なデータワードでかつそのブロツクより前の
ブロツクで指令されたデータワードから変更する
指令のあるデータワードだけが指令され、必要な
データワードでかつそのブロツク以前のブロツク
で指令されたデータワードから変更しなくてもよ
い指令のデータワードは省略されている。第4図
に上記パートプログラムを表示装置(CRTやラ
インプリンタなど)に表示した一例を示すが、上
記表示方式ではオペレータが上記表示を目視確認
しながらプログラムをチエツクしたり、修正した
りする場合において、各ブロツクを見ただけでは
そのブロツクで指令されているデータワードしか
判らず、指令のないデータワードに対しても、ブ
ロツクの順に従つて前にさかのぼつて識別してい
かないと、プログラムをチエツクしたり修正した
りできないというように、オペレータに多大な負
担をかけるばかりでなく、誤りをおかしやすいと
いう難点がある。
ラムにおいては、アドレスを示すキヤラクタとそ
れに続く数値を示すキヤラクタからなるデータワ
ードが各ブロツク毎に指令され、シーケンスに従
つて、シーケンス番号、準備機能、デイメンシヨ
ン、送り機能、主軸機能及び工具機能などのデー
タワードが1ブロツクにまとめて指令されるが、
各ブロツクについては、パートプログラムの作成
を簡便にし、パートプログラムを短くする為に、
必要なデータワードでかつそのブロツクより前の
ブロツクで指令されたデータワードから変更する
指令のあるデータワードだけが指令され、必要な
データワードでかつそのブロツク以前のブロツク
で指令されたデータワードから変更しなくてもよ
い指令のデータワードは省略されている。第4図
に上記パートプログラムを表示装置(CRTやラ
インプリンタなど)に表示した一例を示すが、上
記表示方式ではオペレータが上記表示を目視確認
しながらプログラムをチエツクしたり、修正した
りする場合において、各ブロツクを見ただけでは
そのブロツクで指令されているデータワードしか
判らず、指令のないデータワードに対しても、ブ
ロツクの順に従つて前にさかのぼつて識別してい
かないと、プログラムをチエツクしたり修正した
りできないというように、オペレータに多大な負
担をかけるばかりでなく、誤りをおかしやすいと
いう難点がある。
例えば、第4図の表示例のパートプログラムに
おいては、アドレスを示すアドレスキヤラクタを
“N”とするシーケンス番号、アドレスキヤラク
タを“G”とする準備機能、アドレスキヤラクタ
を“X”及び“Z”とするデイメンシヨン、アド
レスキヤラクタを“F”とする送り機能、アドレ
スキヤラクタを“S”とする主軸機能、アドレス
キヤラクタを“T”とする工具機能の指令が例示
されているが、シーケンス番号“N007”のブロ
ツクの内容をチエツクしたり修正したりする為に
は、準備機能のデータワードについてはシーケン
ス番号“N003”ブロツクでの指令まで、アドレ
スキヤラクタを“Z”とするデイメンシヨンデー
タワードについてはシーケンス番号“N006”ブ
ロツクでの指令まで、送り機能データワードにつ
いてはシーケンス番号“N003”ブロツクでの指
令まで、主軸機能データワードについてはシーケ
ンス番号“N002”ブロツクでの指令まで、工具
機能データワードについてはシーケンス番号
“N001”のブロツクでの指令までさかのぼつて識
別する必要があり、シーケンス番号“N007”の
ブロツクの指令をみただけでは行なうことができ
なかつた。
おいては、アドレスを示すアドレスキヤラクタを
“N”とするシーケンス番号、アドレスキヤラク
タを“G”とする準備機能、アドレスキヤラクタ
を“X”及び“Z”とするデイメンシヨン、アド
レスキヤラクタを“F”とする送り機能、アドレ
スキヤラクタを“S”とする主軸機能、アドレス
キヤラクタを“T”とする工具機能の指令が例示
されているが、シーケンス番号“N007”のブロ
ツクの内容をチエツクしたり修正したりする為に
は、準備機能のデータワードについてはシーケン
ス番号“N003”ブロツクでの指令まで、アドレ
スキヤラクタを“Z”とするデイメンシヨンデー
タワードについてはシーケンス番号“N006”ブ
ロツクでの指令まで、送り機能データワードにつ
いてはシーケンス番号“N003”ブロツクでの指
令まで、主軸機能データワードについてはシーケ
ンス番号“N002”ブロツクでの指令まで、工具
機能データワードについてはシーケンス番号
“N001”のブロツクでの指令までさかのぼつて識
別する必要があり、シーケンス番号“N007”の
ブロツクの指令をみただけでは行なうことができ
なかつた。
(発明の目的)
この発明は上述した点に鑑みてなされたもので
あり、この発明の目的は、パートプログラムの各
ブロツクにおいて必要なデータワードで、かつそ
のブロツクより前のブロツクで指令され、そのブ
ロツクにおいて指令のないデータワードである無
指令な必要データワードをも、指令のあるデータ
ワードである有指令データワードと区別して合わ
せて表示することにより、目視確認しやすくし、
プログラムをチエツクしたり修正したりする際の
オペレータの負担や誤りを軽減するようにした
NC装置のプログラム表示方式を提供することに
ある。
あり、この発明の目的は、パートプログラムの各
ブロツクにおいて必要なデータワードで、かつそ
のブロツクより前のブロツクで指令され、そのブ
ロツクにおいて指令のないデータワードである無
指令な必要データワードをも、指令のあるデータ
ワードである有指令データワードと区別して合わ
せて表示することにより、目視確認しやすくし、
プログラムをチエツクしたり修正したりする際の
オペレータの負担や誤りを軽減するようにした
NC装置のプログラム表示方式を提供することに
ある。
(発明の概要)
この発明は、アドレスを示すキヤラクタとそれ
に続く数値を示すキヤラクタからなるデータワー
ドを各ブロツク毎に指令するパートプログラムで
あり、準備機能の指令によつて、各ブロツクの動
作を定めるのに必要な準備機能以外のデータワー
ドの種類が決まるパートプログラムを用いるNC
装置のプログラム表示方式に関するもので、NC
装置のパートプログラムを1ブロツクずつ読込
み、指令されているデータワードをアドレスごと
に記憶するアドレス別データワード記憶手段と、
パートプログラムの1ブロツクにおいて指令され
得るアドレスと前記ブロツクに実際に指令のある
アドレスとから前記ブロツクに指令のないアドレ
スを決定する無指令アドレス決定手段と、アドレ
ス別データワード記憶手段に記憶されたデータワ
ードを読込む1データ読込み手段と、指令のある
アドレスに対応するデータワードである有指令デ
ータワードと指令のないアドレスに対応するデー
タワードである無指令データワードを判別し、判
別した無指令データワードを前記ブロツクの準備
機能の指令によつて種類が決まるブロツクの動作
を定めるのに必要な準備機能以外のデータワード
から前記ブロツクの動作を定めるのに必要なデー
タワードである無指令な必要データワードをさら
に判別し、前記1データワード読込み手段から読
込まれるデータワードに有指令データワードと無
指令な必要データワードの区別を付ける1ブロツ
ク無指令データワード判別手段とを有し、有指令
データワードと無指令な必要データワードとを区
別して表示し、無指令な不要データワードは表示
しないようにしたものである。
に続く数値を示すキヤラクタからなるデータワー
ドを各ブロツク毎に指令するパートプログラムで
あり、準備機能の指令によつて、各ブロツクの動
作を定めるのに必要な準備機能以外のデータワー
ドの種類が決まるパートプログラムを用いるNC
装置のプログラム表示方式に関するもので、NC
装置のパートプログラムを1ブロツクずつ読込
み、指令されているデータワードをアドレスごと
に記憶するアドレス別データワード記憶手段と、
パートプログラムの1ブロツクにおいて指令され
得るアドレスと前記ブロツクに実際に指令のある
アドレスとから前記ブロツクに指令のないアドレ
スを決定する無指令アドレス決定手段と、アドレ
ス別データワード記憶手段に記憶されたデータワ
ードを読込む1データ読込み手段と、指令のある
アドレスに対応するデータワードである有指令デ
ータワードと指令のないアドレスに対応するデー
タワードである無指令データワードを判別し、判
別した無指令データワードを前記ブロツクの準備
機能の指令によつて種類が決まるブロツクの動作
を定めるのに必要な準備機能以外のデータワード
から前記ブロツクの動作を定めるのに必要なデー
タワードである無指令な必要データワードをさら
に判別し、前記1データワード読込み手段から読
込まれるデータワードに有指令データワードと無
指令な必要データワードの区別を付ける1ブロツ
ク無指令データワード判別手段とを有し、有指令
データワードと無指令な必要データワードとを区
別して表示し、無指令な不要データワードは表示
しないようにしたものである。
(発明の実施例)
第1図はこの発明を実現するための一実施例を
示す構成図であり、NC装置におけるパートプロ
グラムが記憶されているパートプログラムメモリ
1と、上記パートプログラムメモリ1からパート
プログラムを1ブロツクずつ読み出す1ブロツク
読込み部2と、上記1ブロツク読込み部2が読込
んだパートプログラムの1ブロツクから1データ
ワードずつ読込み、データワードで指令されてい
るアドレス別にデータワードを記憶するアドレス
別データワード記憶部4と、上記1ブロツク読込
み部2が読込んだパートプログラムの1ブロツク
から指令されていないアドレスを決定する無指令
アドレス決定部5と、上記アドレス別データワー
ド記憶部4に記憶されたデータワードを、アドレ
ス別に1データワードずつ読込む1データワード
読込み部6と、上記無指令アドレス決定部5で決
定された指令のあるアドレスと指令のないアドレ
スにより指令のあるアドレスに対応するデータワ
ードである有指令データワードと指令のないアド
レスに対応するデータワードである無指令データ
ワードとを判別し、さらに判別した無指令データ
ワードをブロツクの準備機能の指令によつて決ま
るブロツクの動作を定めるのに必要な準備機能以
外のデータワードによりブロツクの動作を定める
のに必要なデータワードである無指令な必要デー
タワードを判別し、1データワード読込み部6か
ら順次読込まれるデータワードに有指令データワ
ードはそのままで、無指令な必要なデータワード
には識別符号を付して、表示部8及び印字部9に
出力する1ブロツク無指令データワード判別部7
とを有して構成され、表示部8の出力はCRT画
面81などに、印字部9の出力はラインプリンタ
91などに出力される。ここにおいて、アドレス
別データワード記憶部4は、1ブロツクに指令さ
れ得るデータワードの最大量nに相当する記憶部
(#1)41〜(#n)4nを有し、各記憶部に
記憶されるデータワードはワードアドレス別に予
め設定されている所定の記憶部41〜4nにそれ
ぞれ記憶され、新たなデータワードが記憶される
まで記憶されたまま残つている。
示す構成図であり、NC装置におけるパートプロ
グラムが記憶されているパートプログラムメモリ
1と、上記パートプログラムメモリ1からパート
プログラムを1ブロツクずつ読み出す1ブロツク
読込み部2と、上記1ブロツク読込み部2が読込
んだパートプログラムの1ブロツクから1データ
ワードずつ読込み、データワードで指令されてい
るアドレス別にデータワードを記憶するアドレス
別データワード記憶部4と、上記1ブロツク読込
み部2が読込んだパートプログラムの1ブロツク
から指令されていないアドレスを決定する無指令
アドレス決定部5と、上記アドレス別データワー
ド記憶部4に記憶されたデータワードを、アドレ
ス別に1データワードずつ読込む1データワード
読込み部6と、上記無指令アドレス決定部5で決
定された指令のあるアドレスと指令のないアドレ
スにより指令のあるアドレスに対応するデータワ
ードである有指令データワードと指令のないアド
レスに対応するデータワードである無指令データ
ワードとを判別し、さらに判別した無指令データ
ワードをブロツクの準備機能の指令によつて決ま
るブロツクの動作を定めるのに必要な準備機能以
外のデータワードによりブロツクの動作を定める
のに必要なデータワードである無指令な必要デー
タワードを判別し、1データワード読込み部6か
ら順次読込まれるデータワードに有指令データワ
ードはそのままで、無指令な必要なデータワード
には識別符号を付して、表示部8及び印字部9に
出力する1ブロツク無指令データワード判別部7
とを有して構成され、表示部8の出力はCRT画
面81などに、印字部9の出力はラインプリンタ
91などに出力される。ここにおいて、アドレス
別データワード記憶部4は、1ブロツクに指令さ
れ得るデータワードの最大量nに相当する記憶部
(#1)41〜(#n)4nを有し、各記憶部に
記憶されるデータワードはワードアドレス別に予
め設定されている所定の記憶部41〜4nにそれ
ぞれ記憶され、新たなデータワードが記憶される
まで記憶されたまま残つている。
本例においては1ブロツクに指令され得るアド
レスは、準備機能を示すG、デイメンシヨンを示
すXならびにZ、送り機能を示すF、主軸機能を
示すS、工具機能を示すTの6種類があるものと
する。したがつて、アドレス別データワード記憶
部4は、記憶部(#1)41から記憶部(#6)
46までの6個を有し、次のように割り当てる。
レスは、準備機能を示すG、デイメンシヨンを示
すXならびにZ、送り機能を示すF、主軸機能を
示すS、工具機能を示すTの6種類があるものと
する。したがつて、アドレス別データワード記憶
部4は、記憶部(#1)41から記憶部(#6)
46までの6個を有し、次のように割り当てる。
記憶部番号
記憶されるデータワードに対応するアドレス
(#1) G
(#2) X
(#3) Z
(#4) F
(#5) S
(#6) T
以下はこのようなプログラム表示方式の動作
を、第2図に示すフローチヤートと第3図に示す
この発明による表示例及び第4図に示す従来の表
示例とを参照しながら説明する。
を、第2図に示すフローチヤートと第3図に示す
この発明による表示例及び第4図に示す従来の表
示例とを参照しながら説明する。
一般に、早送り動作をさせるブロツクには準備
機能として“G00”を指令し、動作を定めるため
にはデイメンシヨンを示すXならびにZ、および
工具機能を示すTのデータワードを必要とする。
また、切削送り動作をさせるブロツクには準備機
能として“G01”を指令し、動作を定めるために
はデイメンシヨンを示すXならびにZ、および送
り機能を示すF、主軸機能を示すS、工具機能を
示すTのデータワードを必要とする。オペレータ
が、NC装置に既に記憶されているパートプログ
ラムを表示又は印字させるための操作を行なうと
(ステツプS1)、まず1ブロツク読込み部2によ
りパートプログラムメモリ1に記憶されている、
たとえば第4図に示すようなパートプログラムの
1ブロツク(A1部分のデータ)が読込まれる。
ここにおいて、ブロツクA1の左端に示す
“N001”はシーケンス番号を示すもので、一般の
データワードとして扱われなく、このことは第3
図及び第4図に示す各行左端の“N001”から
“N010”まで同じである。次にデータワード記憶
制御部3により、この読込まれた1ブロツクA1
について1データワード“G00”が読込まれ(ス
テツプS2)、このデータワードのアドレス“G”
が検知され(ステツプS3)、このデータワード
“G00”がアドレス別データワード記憶部4の予
め設定された所定の、すなわち記憶部(#1)4
1に記憶される(ステツプS4)。次に上記1ブロ
ツクA1に次のデータワードがあれば、上述のス
テツプS2に戻つて上述したデータワード“G00”
と同様な動作が繰返され、1ブロツクに指令され
ている全データワード、たとえばA1部分のデー
タでは“X1000”、“Z1000”及び“T0101”がア
ドレス別データワード記憶部4の所定の記憶部
(#2)42,(#3)43及び(#6)46にそ
れぞれ記憶されることになる(ステツプS5)。こ
こにおいて、NC装置のパートプログラムで指令
される全機能すなわち1ブロツクにおいて指令さ
れ得るアドレスは予め設定されているので、ブロ
ツクA1において指令されていない送り機能Fの
“送り速度”と主軸機能Sの“主軸回転速度”の
データワードを記憶するアドレス別データワード
の記憶部4の記憶部(#4)44と(#5)45
はブランクのまま維持され、この2機能を指令す
るアドレス“F”と“S”が指令のないアドレス
として無指令アドレス決定部5で決定される(ス
テツプS6)。
機能として“G00”を指令し、動作を定めるため
にはデイメンシヨンを示すXならびにZ、および
工具機能を示すTのデータワードを必要とする。
また、切削送り動作をさせるブロツクには準備機
能として“G01”を指令し、動作を定めるために
はデイメンシヨンを示すXならびにZ、および送
り機能を示すF、主軸機能を示すS、工具機能を
示すTのデータワードを必要とする。オペレータ
が、NC装置に既に記憶されているパートプログ
ラムを表示又は印字させるための操作を行なうと
(ステツプS1)、まず1ブロツク読込み部2によ
りパートプログラムメモリ1に記憶されている、
たとえば第4図に示すようなパートプログラムの
1ブロツク(A1部分のデータ)が読込まれる。
ここにおいて、ブロツクA1の左端に示す
“N001”はシーケンス番号を示すもので、一般の
データワードとして扱われなく、このことは第3
図及び第4図に示す各行左端の“N001”から
“N010”まで同じである。次にデータワード記憶
制御部3により、この読込まれた1ブロツクA1
について1データワード“G00”が読込まれ(ス
テツプS2)、このデータワードのアドレス“G”
が検知され(ステツプS3)、このデータワード
“G00”がアドレス別データワード記憶部4の予
め設定された所定の、すなわち記憶部(#1)4
1に記憶される(ステツプS4)。次に上記1ブロ
ツクA1に次のデータワードがあれば、上述のス
テツプS2に戻つて上述したデータワード“G00”
と同様な動作が繰返され、1ブロツクに指令され
ている全データワード、たとえばA1部分のデー
タでは“X1000”、“Z1000”及び“T0101”がア
ドレス別データワード記憶部4の所定の記憶部
(#2)42,(#3)43及び(#6)46にそ
れぞれ記憶されることになる(ステツプS5)。こ
こにおいて、NC装置のパートプログラムで指令
される全機能すなわち1ブロツクにおいて指令さ
れ得るアドレスは予め設定されているので、ブロ
ツクA1において指令されていない送り機能Fの
“送り速度”と主軸機能Sの“主軸回転速度”の
データワードを記憶するアドレス別データワード
の記憶部4の記憶部(#4)44と(#5)45
はブランクのまま維持され、この2機能を指令す
るアドレス“F”と“S”が指令のないアドレス
として無指令アドレス決定部5で決定される(ス
テツプS6)。
次に、上述したステツプS4の方法でアドレス
別データワード記憶部4に記憶された各データワ
ードは、1データワード読込み部6によりまず記
憶部(#1)41からデータワード“G00”が読
込まれ(ステツプS7)、上記無指令アドレス決定
部5で決定された指令のないアドレスに対応する
無指令データワードであるかどうかが判別され
(ステツプS8)、この場合、指令のあるデータワ
ードである有指令データワードなのでそのまま表
示部8及び印字部9に出力される(ステツプ
S11)。次にアドレス別データワード記憶部4に
記憶された全データワードが読込まれたか否かを
記憶部(#n)4nまで読込まれたか否かで判断
し(ステツプS12)、残つている記憶部のデータ
ワードについて上記ステツプS7に戻つてステツ
プS12までの動作が繰り返され、1ブロツクA1に
指令された全データワードが表示される。ここに
おいて、上述のステツプS6で決定されたように、
アドレス“F”は指令のないアドレスのため、上
記ステツプS8において記憶部(#4)44に記
憶されているデータワードは無指令データワード
と判別されるが、ブロツクA1においては“準備
機能”を指令する“G00”が早送りを指令するた
め、“送り機能”を指令するアドレス“F”のデ
ータワードは指令のない不要なデータと判断され
(ステツプS9)、ステツプS12に進むことになり、
表示は“ブランク”となる。記憶部(#4)44
に記憶されているアドレス“S”に対応するデー
タワードについても、上記のアドレス“F”に対
応するデータワードと同じに処理され、表示は
“ブランク”となる。以上でブロツクA1に対する
処理が終わり、第3図のブロツクB1の表示がな
される。
別データワード記憶部4に記憶された各データワ
ードは、1データワード読込み部6によりまず記
憶部(#1)41からデータワード“G00”が読
込まれ(ステツプS7)、上記無指令アドレス決定
部5で決定された指令のないアドレスに対応する
無指令データワードであるかどうかが判別され
(ステツプS8)、この場合、指令のあるデータワ
ードである有指令データワードなのでそのまま表
示部8及び印字部9に出力される(ステツプ
S11)。次にアドレス別データワード記憶部4に
記憶された全データワードが読込まれたか否かを
記憶部(#n)4nまで読込まれたか否かで判断
し(ステツプS12)、残つている記憶部のデータ
ワードについて上記ステツプS7に戻つてステツ
プS12までの動作が繰り返され、1ブロツクA1に
指令された全データワードが表示される。ここに
おいて、上述のステツプS6で決定されたように、
アドレス“F”は指令のないアドレスのため、上
記ステツプS8において記憶部(#4)44に記
憶されているデータワードは無指令データワード
と判別されるが、ブロツクA1においては“準備
機能”を指令する“G00”が早送りを指令するた
め、“送り機能”を指令するアドレス“F”のデ
ータワードは指令のない不要なデータと判断され
(ステツプS9)、ステツプS12に進むことになり、
表示は“ブランク”となる。記憶部(#4)44
に記憶されているアドレス“S”に対応するデー
タワードについても、上記のアドレス“F”に対
応するデータワードと同じに処理され、表示は
“ブランク”となる。以上でブロツクA1に対する
処理が終わり、第3図のブロツクB1の表示がな
される。
次に1ブロツクA1を終了するとステツプS2に
戻り、第4図に示すブロツクA2について上述し
たような動作が繰り返される(ステツプS2〜
S5)。この場合、ブロツクA2における読込みデー
タワードは“X185”と“S200”であり、記憶部
(#2)42と記憶部(#5)45のデータワー
ドが書換えられ、他の記憶部(#1)41,
(#3)43,(#4)44及び(#6)46のデ
ータワードはブロツクA1のデータが記憶された
まま残つている。無指令アドレス決定部5におい
てアドレス“X”、“S”は指令のあるアドレス、
アドレス“G”、“Z”、“F”及び“T”は指令の
ないアドレスと決定され(ステツプS6)、各記憶
部から1データワードずつ読込まれたデータワー
ドは(ステツプS7)、上記無指令データワードか
否か判断され(ステツプS8)、“X185”、“S200”
は有指令データワードなので表示部8及び印字部
9に出力され、上記無指令データワードについて
はさらに必要なデータワードか否か判別され(ス
テツプS9)、上述したように現在指令されている
準備機能“G00”ではアドレス“F”に対応する
データワードは無指令な不要データワードと判定
され、“ブランク”で表示され、ブロツクA2では
指令されていないアドレス“G”、“Z”及び
“T”に対応するデータワードについては無指令
な必要データワードと判別されるので、データワ
ードに識別符号を付け(ステツプS10)、それぞ
れたとえば“<G00>”、“<Z1000>”及び“<
T0101>”と表示され(ステツプS11、第3図の
B2部分)、1ブロツク終了後(ステツプS1)上
記ステツプS2に戻り上述したような動作を繰り
返す。
戻り、第4図に示すブロツクA2について上述し
たような動作が繰り返される(ステツプS2〜
S5)。この場合、ブロツクA2における読込みデー
タワードは“X185”と“S200”であり、記憶部
(#2)42と記憶部(#5)45のデータワー
ドが書換えられ、他の記憶部(#1)41,
(#3)43,(#4)44及び(#6)46のデ
ータワードはブロツクA1のデータが記憶された
まま残つている。無指令アドレス決定部5におい
てアドレス“X”、“S”は指令のあるアドレス、
アドレス“G”、“Z”、“F”及び“T”は指令の
ないアドレスと決定され(ステツプS6)、各記憶
部から1データワードずつ読込まれたデータワー
ドは(ステツプS7)、上記無指令データワードか
否か判断され(ステツプS8)、“X185”、“S200”
は有指令データワードなので表示部8及び印字部
9に出力され、上記無指令データワードについて
はさらに必要なデータワードか否か判別され(ス
テツプS9)、上述したように現在指令されている
準備機能“G00”ではアドレス“F”に対応する
データワードは無指令な不要データワードと判定
され、“ブランク”で表示され、ブロツクA2では
指令されていないアドレス“G”、“Z”及び
“T”に対応するデータワードについては無指令
な必要データワードと判別されるので、データワ
ードに識別符号を付け(ステツプS10)、それぞ
れたとえば“<G00>”、“<Z1000>”及び“<
T0101>”と表示され(ステツプS11、第3図の
B2部分)、1ブロツク終了後(ステツプS1)上
記ステツプS2に戻り上述したような動作を繰り
返す。
上述したような1ブロツクずつの動作(ステツ
プS2〜S12)を繰り返し、パートプログラムの全
ブロツクを表示し終ると(ステツプS13)、上記
アドレス別データワード記憶部4の各記憶部41
〜4nに記憶された全データワードはクリアされ
(ステツプS14)、この発明による表示動作は終了
する(ステツプS15)。
プS2〜S12)を繰り返し、パートプログラムの全
ブロツクを表示し終ると(ステツプS13)、上記
アドレス別データワード記憶部4の各記憶部41
〜4nに記憶された全データワードはクリアされ
(ステツプS14)、この発明による表示動作は終了
する(ステツプS15)。
この発明により指令のないデータワードのうち
不要なデータワードは“ブランク”で、必要なデ
ータワードは識別符号“< >”を付して表示さ
れた例を第4図に示す。
不要なデータワードは“ブランク”で、必要なデ
ータワードは識別符号“< >”を付して表示さ
れた例を第4図に示す。
(発明の効果)
以上のようにこの発明によれば、パートプログ
ラムの全ブロツクにつき指令のあるデータワード
と、指令のない必要なデータワードと、指令のな
い不要なデータワードが区別して表示されるた
め、オペレータはある1ブロツクに注目するだけ
でそのブロツクにおける正確な状態を即座に把握
することができ、プログラムをチエツクしたり修
正したりする際のオペレータの負担や誤りを軽減
するという効果を奏する。
ラムの全ブロツクにつき指令のあるデータワード
と、指令のない必要なデータワードと、指令のな
い不要なデータワードが区別して表示されるた
め、オペレータはある1ブロツクに注目するだけ
でそのブロツクにおける正確な状態を即座に把握
することができ、プログラムをチエツクしたり修
正したりする際のオペレータの負担や誤りを軽減
するという効果を奏する。
第1図はこの発明の構成を示す図、第2図はこ
の発明の動作を示すフローチヤート、第3図はこ
の発明の表示方式により表示されたパートプログ
ラムを示す図、第4図は従来の表示方式により表
示されたパートプログラムを示す図である。 1……パートプログラムメモリ、2……1ブロ
ツク読込み部、3……データワード記憶制御部、
4……アドレス別データワード記憶部、5……無
指令アドレス決定部、6……1データワード読込
み部、7……1ブロツク無指令データワード判別
部。
の発明の動作を示すフローチヤート、第3図はこ
の発明の表示方式により表示されたパートプログ
ラムを示す図、第4図は従来の表示方式により表
示されたパートプログラムを示す図である。 1……パートプログラムメモリ、2……1ブロ
ツク読込み部、3……データワード記憶制御部、
4……アドレス別データワード記憶部、5……無
指令アドレス決定部、6……1データワード読込
み部、7……1ブロツク無指令データワード判別
部。
Claims (1)
- 1 アドレスを示すキヤラクタとそれに続く数値
を示すキヤラクタからなるデータワードを各ブロ
ツク毎に指令するパートプログラムであり、準備
機能の指令によつて各ブロツクの動作を定めるの
に必要な準備機能以外のデータワードの種類が決
まるパートプログラムを用いる数値制御装置にお
いて、前記数値制御装置のパートプログラムを1
ブロツクずつ読込み、指令されているデータワー
ドをアドレスごとに記憶するアドレス別データワ
ード記憶手段と、前記パートプログラムの1ブロ
ツクにおいて指令され得るアドレスと前記ブロツ
クに実際に指令のあるアドレスとから前記ブロツ
クに指令のないアドレスを決定する無指令アドレ
ス決定手段と、前記アドレス別データワード記憶
手段に記憶されたデータワードを読込む1データ
読込手段と、指令のあるアドレスに対応するデー
タワードである有指令データワードと指令のない
アドレスに対応するデータワードである無指令デ
ータワードを判別し、判別した無指令データワー
ドを前記ブロツクの準備機能の指令によつて種類
が決まるブロツクの動作を定めるのに必要な準備
機能以外のデータワードから前記ブロツクの動作
を定めるのに必要なデータワードである無指令な
必要データワードをさらに判別し、前記1データ
ワード読込手段から読込まれるデータワードに有
指令データワードと無指令な必要データワードの
区別を付ける1ブロツク無指令データワード判別
手段とを有し、有指令データワードと無指令な必
要データワードとを区別して表示し、無指令な不
要データワードは表示しないようにしたことを特
徴とする数値制御装置のプログラム表示方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9055885A JPS61249107A (ja) | 1985-04-26 | 1985-04-26 | 数値制御装置のプログラム表示方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9055885A JPS61249107A (ja) | 1985-04-26 | 1985-04-26 | 数値制御装置のプログラム表示方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61249107A JPS61249107A (ja) | 1986-11-06 |
JPH0554132B2 true JPH0554132B2 (ja) | 1993-08-11 |
Family
ID=14001739
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9055885A Granted JPS61249107A (ja) | 1985-04-26 | 1985-04-26 | 数値制御装置のプログラム表示方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61249107A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0194404A (ja) * | 1987-10-06 | 1989-04-13 | Fanuc Ltd | Ncデータ作成方式 |
-
1985
- 1985-04-26 JP JP9055885A patent/JPS61249107A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61249107A (ja) | 1986-11-06 |
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