JPH0552482U - 流体輸送管の端末構造 - Google Patents
流体輸送管の端末構造Info
- Publication number
- JPH0552482U JPH0552482U JP11132491U JP11132491U JPH0552482U JP H0552482 U JPH0552482 U JP H0552482U JP 11132491 U JP11132491 U JP 11132491U JP 11132491 U JP11132491 U JP 11132491U JP H0552482 U JPH0552482 U JP H0552482U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transport pipe
- fluid transport
- sleeve
- terminal
- pipe
- Prior art date
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- Pending
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Landscapes
- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 インタ−ロック管と同等の弾性を有するスリ
−ブを使用して、外圧に強い流体輸送管の端末構造を提
供する。 【構成】 流体輸送管1の端末部2の内側に、軸方向、
円周方向などの任意の方向に溝5を設けたスリ−ブ3を
挿入した。 【効果】 スリ−ブ3に溝5が形成されているので、ス
リ−ブ3に弾性が付与され、外圧に強いものとなる。
−ブを使用して、外圧に強い流体輸送管の端末構造を提
供する。 【構成】 流体輸送管1の端末部2の内側に、軸方向、
円周方向などの任意の方向に溝5を設けたスリ−ブ3を
挿入した。 【効果】 スリ−ブ3に溝5が形成されているので、ス
リ−ブ3に弾性が付与され、外圧に強いものとなる。
Description
【0001】
本考案は例えば、海底油田から採掘される原油、天然ガスなどの高圧流体を輸 送するのに用いられる流体輸送管の端末構造に関するものである。
【0002】
原油、ガス等の高圧流体を輸送する流体輸送管は、図4(a)に示すようにイ ンタ−ロック構造としたステンレス製のインターロック管Aの外側にナイロン管 Bが施されている。インターロック管Aは図4(b)に示すように2枚の薄肉の 条Cを内部でインタ−ロックされた構造で螺旋状に巻いて、外部からの荷重(外 圧)に追随して可変する可撓性と弾性を持たせてある。
【0003】 この種の流体輸送管Dの端末には一般に、図4に示すように外部機器を接続す るための端末金具(フランジ)Eが接続される。この場合、高圧(例えば、50 00psi=350気圧)な内部流体の漏出を防止するため、端末部をシール構 造にしてある。
【0004】 このシール構造は流体輸送管Dの端末部外周にシール押え金具F、内圧シ−ル 用のパッキン(内圧シ−ル)G、端末金具(フランジ)Eを順次被せ、シ−ル押 え金具Fを端末金具(フランジ)Eにボルト及びナットで締付けることにより内 圧シ−ルGを適切な荷重で締めつけて内部流体をシ−ルするようにしてある。
【0005】 内部流体の圧力が比較的低い場合は流体輸送管Dとして図5のようにインタ− ロック管Aの無いフレキシブルパイプを使用する場合がある。この場合の端末構 造は図4のインタ−ロック管Aの代りに図5のようにスリ−ブHを使用し、それ を流体輸送管Dの内側に挿入して内部流体をシ−ルするようにしてある。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】 従来のスリ−ブHは図6のように円筒部Iの一端に鍔Jを設けたものであり、 円筒部Iが単なる筒状であるため、インタ−ロック管Aのような弾性をもたせる ことは難しく、そのため外圧に対してインタ−ロック管Aよりも弱いという難点 があった。
【0007】 本考案の目的は弾性を有するスリ−ブを使用して、インタ−ロック管を使用し た場合と同様に外圧に強い流体輸送管の端末構造を提供することにある。
【0008】
本考案の流体輸送管の端末構造は、図1に示すように流体輸送管1の端末部2 の内側に同輸送管1内を流れる内部流体をシ−ルするためのスリ−ブ3が挿入さ れ、同端末部2の外側に他の機器へ接続するための端末金具4が取付けられてな る流体輸送管の端末構造において、前記スリ−ブ3の軸方向、円周方向などの任 意の方向に図2のように溝5を設けたものである。
【0009】
本考案の流体輸送管の端末構造では流体輸送管1の端末部2の内側に挿入する スリ−ブ3に溝5が形成されているのでスリ−ブ3に弾性が生じ、流体輸送管1 に加わる外圧に追随して変形可能となり、外圧に強いものとなる。
【0010】
本考案の流体輸送管の端末構造の一実施例を示す図1において、1は流体輸送 管であり、これには従来からの流体輸送管と同様にナイロン管が使用される。4 は端末部2の外側に取付けられた他の機器へ接続するための端末金具、6はシー ル押え金具、7は内圧シ−ル用のパッキン(内圧シ−ル)、3は流体輸送管1内 を流れる内部流体をシ−ルするために流体輸送管1内に挿入されたスリ−ブであ る。
【0011】 前記スリ−ブ3には図1〜図3のように溝5を設けてある。この溝5は図2の ようにスリ−ブ3の内周面に、スリ−ブ3の軸方向に均等間隔で、スリ−ブ3の 円周方向にリング状に多数本形成してもよく、図3のようにスリ−ブ3の外周面 に同様に形成してもよく、図1のように円周方向に均等間隔で、スリ−ブ3の軸 方向に沿って多数本形成してもよい。或は図示されていないが、スリ−ブ3の円 周方向に適宜ピッチで螺旋状に形成するなどしてもよい。
【0012】 また、溝5はその幅W、深さT、間隔P等(図3)が均一である必要は無く、 適宜変えてもよく、変えればスリ−ブ3の弾性に変化を持たせることが可能であ る。
【0013】 図1に示す流体輸送管1はインターロック管が内蔵されていないものであるが 、本考案では必要に応じてインターロック管が内蔵されている流体輸送管1に更 に溝5の設けられたスリ−ブ3を使用したものでもよい。
【0014】
本考案の流体輸送管の端末構造ではスリ−ブ3に溝5が形成されているので、 スリ−ブ3に弾性が付与され、外圧に強いものとなる。
【図1】本考案の流体輸送管の端末構造の一実施例を示
す縦断面図。
す縦断面図。
【図2】(a)は本考案の流体輸送管に使用されるスリ
ーブの一例を示す縦断側面図、(b)は同スリーブの右
側面図。
ーブの一例を示す縦断側面図、(b)は同スリーブの右
側面図。
【図3】(a)は本考案の流体輸送管に使用されるスリ
ーブの他例を示す縦断側面図、(b)は同スリーブの右
側面図。
ーブの他例を示す縦断側面図、(b)は同スリーブの右
側面図。
【図4】(a)は従来の流体輸送管の端末構造の一例を
示す縦断面図、(b)は同流体輸送管におけるインター
ロック管の詳細説明図。
示す縦断面図、(b)は同流体輸送管におけるインター
ロック管の詳細説明図。
【図5】従来の流体輸送管の端末構造の他例を示す縦断
面図。
面図。
【図6】(a)は従来のスリーブの他例を示す縦断側面
図、(b)は同スリーブの右側面図。
図、(b)は同スリーブの右側面図。
1は流体輸送管 2は端末部 3はスリ−ブ 4は端末金具 5は溝
Claims (1)
- 【請求項1】 流体輸送管1の端末部2の内側に同輸送
管1内を流れる内部流体をシ−ルするためのスリ−ブ3
が挿入され、同端末部2の外側に他の機器へ接続するた
めの端末金具4が取付けられてなる流体輸送管の端末構
造において、前記スリ−ブ3の軸方向、円周方向などの
任意の方向に溝5を設けたことを特徴とする流体輸送管
の端末構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11132491U JPH0552482U (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | 流体輸送管の端末構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11132491U JPH0552482U (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | 流体輸送管の端末構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0552482U true JPH0552482U (ja) | 1993-07-13 |
Family
ID=14558329
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11132491U Pending JPH0552482U (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | 流体輸送管の端末構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0552482U (ja) |
-
1991
- 1991-12-20 JP JP11132491U patent/JPH0552482U/ja active Pending
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