JPH05508477A - HIV特異的IgMの検出のための免疫検定 - Google Patents

HIV特異的IgMの検出のための免疫検定

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JPH05508477A JP4510859A JP51085992A JPH05508477A JP H05508477 A JPH05508477 A JP H05508477A JP 4510859 A JP4510859 A JP 4510859A JP 51085992 A JP51085992 A JP 51085992A JP H05508477 A JPH05508477 A JP H05508477A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 HIV特異的1gMの検出のための免疫検定発明の分野 本発明はヒト免疫不全ウィルス(HIV)に対する抗体を検出するための免疫学 的診断法に関する。より詳しくは、本発明はHIV特異特異的免疫プロ192M gM)の検出のための固相酵素免疫測定法(エリザ)に関する。本発明の一実施 態様は、HIV血清陽性母親に生まれた全ての子供から子宮内でHIv感染に現 実にかかったこれらの新生児の検出のための特異的試験を提供する。特に、本発 明は、出生前(prepartum)母/胎児環境を経て受身に獲得されたこれ らの母親の抗HIV抗体から小児の自原の抗HIV抗体応答により生じた抗体を 区別することを可能にする。
発明の背景 1981年、その最初の認識から、後天性免疫不全症候群(エイズ)は世界的な 汎発流行病となった。ザ・ワールド・ヘルス・オーガナイゼイションは、世界的 に500−1000万の人々がエイズに感染していると見積もっている。ザ・セ ンター・フォア・ディシーズ・コントロール・イン・アトランタの統計は、19 91年が終わる前に、1250万のHIV感染アメリカ人がおり、それらの10 ゜000ないし20.000は感染小児及び子供であろうと示唆する。(オレス ク、ジェイ、:ナショナル・ヒストリィ・オブHIVインフェクシジン、レポー ト・オフ・サージエン・ゼネラルズ・ワークショップ・オン・チルドレン・ウィ ズ・HIVインフェクション・アンド・ゼア・ファミリイズ、DHHSパブリッ ク・NO1HR5−D−MC87−1、ワシントンD、 C,ニスブト・オフ・ ドクス、。
U、S、ガバメント・プリント/オフ、、1987.24−25゜ザ・パブリッ ク・ヘルス・サービスはgoo、oooと1.200.000の間の数を置く。
CDC,エステイメイト・オフ・HIVブレバレンス・アンド・プロジェイテッ ド・エイズ・ケイスズ:サマリイ・オフ・ア・ワークショップ、IO且31−1 1月1、1989、 MMWR39ニア; 110−119 。
エイズの病因因子はヒト免疫不全ウィルス、多くのファミリ゛イ・レトロビリダ ニ、であり、モしてHIV、”HTLV−m又はARVとして知返れる二最′近 の証拠は、HIV病がHIV感染体液との接触又は暴露により一次的に伝えられ るこた。(U、 S、コンブレス:ヒアリング・ビフォア・ザ・セレクト・コミ ッティー・オン・チルドレン、ユース゛・アンド・ファミリーズ、ビョンドパザ ・ステレオタイプズ:ウーマン、アディクション・アンド・ペリナタル・サブス タンス・アブユーズ:4月19.1990.7頁) 子供は報告されたエイズ患者の最も速い成長群の一員である。サイエンティフィ ック・アメリカン、10月、1988゜1982年まで小児科主イズが科学文献 で論ぜられることはなかった。既に、工ないし4令の子供会の間で7番目の死の 先頭例がある。1991年にはHIV感染の子供の全数は、10,000と20 ゜000の間であろうと見積もられている。これは各10の小児科病院ベッドの 一つが10億ドル以上の全費用でエイズにかかった子供で占められることを意味 すると解釈できる。セクレタリーズ・ワーク・グループ・オン・ベディアトリッ ク・HIVインフェクション・アンド・ディジイーズ:ファイナル・レポート、 DHH3出版、No5NIH89−3063、ワシントン、D、C,スプト・オ フ・ドクス、U、S、 ガバメント・プリント・オフ、1988.12−13゜ 現在の報告は、感染した母親に生まれた赤ん坊の25−35%は、HIV病にか かると示唆する。
分娩前後の伝達は、(1)出生前に、子宮におけるウィルスの胎盤通過により、 (2)分娩の間、感染した母親の血液及び膣液への暴露により、そして(3)出 生後の間、多分ウィルスを含む母乳の摂取により起きる。エイズ・アンド・マザ ー・マニフェスティションズ・オフ・ザHIV−インフェクション、ノエス・パ ブリケイションズ、パーク・リッジ、ニュー・ジャーシイ(1987)、キャブ ■、ジ・エビデミオロジイ・オフ・ベディアトリックHIVインフェクションズ 、42−43頁。 。
H’IV感染は患者の免疫系を徐々に損なう。一つの結果は、日和見感染により 感受性の個体である。HIVに感染した大人は、ヘルパーT細胞の劇的不全を伴 うリンパ球減少及び厳しい細胞媒介免疫不全並びに高グロブリン血症及び−次又 はブースター免疫後、抗体を生じるのが減じた能力を有するようである。ジャー ナル・オフ・ベディアトリクス、110:563−566(1987)。大人の HIV病に特徴的な日和見感染又は悪性はフネウモリスティス・カルミ肺炎、サ イトメガロウィルス網膜炎及びカポジ肉腫を含む。HIV感染は小児において同 様の日和見感染及び免疫異常を生ずる一方、先天的に獲得したHIV感染は、成 長及び発達の変調となる患者の中枢神経系により十分に影響を受ける。
HIVによる感染後、直ちに知られていない期間、感染個体は抗体陰性状態、即 ち、血清反応陰性を経験しつる。この期間に、HIVはウィルス培養研究でのみ 検出可能である。後に、感染個体は熱、不安及び皮膚発疹を伴う短期間の単核症 様疾病をしばしば表わす。この徴候(sympto+wology)は、通常、 血清変換(sero−conversfon)を表わす。即ち、時間抗HIV抗 体がまず検出できる。血清変換は2週間と3ケ月の間、続く初めの感染を起こす と考えられる。ザ・メルク・マニュアル、15版、メルク・アンド・カンバニイ ・インコーホレイテッド、ラーウェイ、N、Y、1987゜ 新生児におけるエイズの分娩前後の伝達の検出は確かな診断試験の欠如により困 難となる。サイエンティフィック・アメリカン、10月、1988.80におい て。免疫グロブリンG(IgG)抗体は胎盤を越えて母親から胎児に定量的に伝 達されるので、HIV感染母親に生まれた乳児は、実際にウィルスに感染したか 否かに関係なく、彼等の血液中に循環している母親から誘導された抗HIV抗体 を受身に獲得する。従って、抗−HIVIgGの検出に基づ<HIV免疫学的診 断法は、これらの乳児で偽陽性結果を生ずるであろう。この診断非特異性は、耐 抗HIVIgG抗体が子供血中で14ケ月まで続くので乳児の第一誕生日を越え て続きつる。
対照的にHIVによる子宮内感染に対する応答として、胎児はそれ自身の抗−H IV抗体を合成する。全ての級の抗体が明らかに生成される一方、抗−HIvI gGは最初の胎児応答である。IgM抗体は胎盤を越えることができないので、 贋帯血清中でのその存在は胎児の子宮内HIV感染の特徴である。
現在の診断法はIgG抗体からIgM抗体を区別しないので、それらは同様に感 染母から受身に獲得した巣なる一過性漿液陽性(seroposftiuity )から、活性な胎児の疾病を区別することができない。この区別は重要であるこ とができるが、小児HIV疾病と関連した高い死亡率を与える。感染した子供は 2才までに恐らく死ぬか重い病気になる。従って、HIV感染の早い確認は極め て重要であって、看護のための適当な指示を与えることができ、規則的な医学追 跡治療を実施することができる。加えて、抗ウイルス薬物の発達で、早期の診断 及び認定は早い処置に必須である。
子宮内感染を避けた小児の保護も明白な及び現実の小児血清変換の間の早期の識 別の重要なゴールである。遂に、小児が、HIV感染血液の分娩後輸血から疾病 を彼女自身得たその母親から、HIV感染を出生後に得た一つの例が報告された 。ザイグラー、ジエイ、ビー、等、:ボストナタル・トランスミッション・オブ ・エイズーアソシエイテッド・レトロウィルス・フロム・マザー・ツー・インフ ァント、ランセット1985: 1:896−897゜小児の明らかな血清変換 が母親の抗体の一過性存在を単に表わすという認識は、実際上既に感染している これらの小児に対して哺乳及び他の母親−子供接触を阻止する必要のないこの小 児を保護するのに取られるべき段階を可能にする。
既に示したように、HIV感染診断法は、得られた患者の検体中のHIVまたは 抗HIV抗体のどちらかの存在の研究室での確認に頼っている。ウィルス単離技 術は血清中のHIVの存在を検出できるが、方法が扱いにくく高価であるため、 初期のスクリーニングには実際的でない。培養は生存細胞培養にウィルス含有材 料を接種することを必要とし、それは高価な試薬および長い培養期間(一般的に 約4週間)を必要とする。
HIV感染の検出に有用かも知れない抗原測定システムが開発されている。これ らの方法は患者の血清中に存在するウィルス抗原を直接測定することを可能にし 、このように細胞培養系中でのウィルスの培養を待つことの遅延を避けることが できる。しかしながら、今日まで、多分抗原がインビボに低濃度存在するかまた は、妨害または非特異的物質のためにこれらの試験は非感受性である。
他のHIV感染の診断試験は、特異的抗体の産生のような患者の特異的な応答を 探すことである。このような試験の1つはHIV感染性を遮断しうる患者抗体の 存在を探すことである。上記のように、現在のシステムはHIVを中和する抗体 のクラスの識別能力がない。従って、それらは新生児個体群およびかなり初期の 大人のHIV疾病に利用できない。
酵素架橋免疫吸着剤測定(エリザ)は現在エイズウィルス抗体の感受性のあるス クリーニングにおいて最も標準的な方法である。しかしながら、この試験は特異 性を欠如しており、陽性の結果は、特にもし適当な臨床像がない場合、ウェスタ ン・プロット法または放射能免疫沈降測定で確認しなければならない。(マニュ アル・オブ・クリニカル・イムノロジー、第3版、ローズ、フリートマンおよび ファヘイ、アメリカン・ソサイニティー・フォー・マイクロバイオロジー(19 86年))標準的なエリザ法の別の不利益は、それらがIgGM体に向けられ、 IgM抗体を特異的に検出できないことである。
間接的エリザシステムの方法は、本質的に下記の通りである:1、固相は適当な 抗原で受動吸収により感作する。
2、試験血清を加える;血清中のいかなる抗原特異的抗体も固定化抗原と反応す る。
3、酵素標識抗ヒト免疫グロブリンを加える;この結合体は、固相固定化抗原と 結合したいかなる抗体とも反応する。
4、酵素基質を加える;溶液の色素の強度は視覚的にまたは光度測定的に評価す る。
標準エリザ法は一般的に総抗体またはIgG抗体の検出に有用である。この方法 は抗原が直接固相に付着するためIgM抗体検出には有効でなく、試験血清中の IgG抗体は2つの問題を作る抗原に結合することが可能である。第1に、もし IgG47を体がIgMに対して大過剰であれば、すべての抗原の結合部位がI gGと結合することが可能で、IgMが検出されないため、疑似陰性の結果が得 られる可能性がある。
第2に、リウマチ因子(RF)は疑似陽性の結果になる原因となり得る。RFは 全てのIgG抗体種に非特異的に向けられたIgl抗体である。従って、エリザ の間、存在するいかなるRFもHIV特異特異的1巳G合する。残りの試薬を加 えたとき、抗HIV IgMが存在しなくても、陽性試験結果が得られる。
発明の要約 以下の記載で、現在血清中のHIV抗体の検出に使用できる技術を述べる。これ らの技術で、抗HIV抗体のIgGおよびIgMクラス間の識別に十分な感受性 および特異性があるものはない。私はIgll抗HIV抗体を検出する特殊抗体 捕獲エリザ法を開発−た。本発明の1つの態様は、実際にヒト免疫不全ウィルス に子宮内感染した小児の同定、および、これらの小児と、母親/胎児循環を受身 に通って母親の抗体を単に一時的に獲得しただけの小児との識別を可能にする測 定である。
IgM抗体は胎盤を通って輸送されないため、素状組織血清中のその存在は母親 の抗体を受動的に取り込んだ可能性は無視され、それゆえ疾病に特徴的な本当の 胎児感染である。
このIgM検定の感染小児の同定のための有用性は、HIVの疾病開始直後に抗 ウィルス剤での処置を可能にすることであろう。これはまた、まだ感染しておら ず、予防効果の恩惠、例えばB型肝炎ウィルスでは成功した受動免疫の利益を受 けるかも知れない暴露された小児を同定する。さらに、どの小児がウィルスの広 がりを予防するために特別な警戒が必要かを決定する。
私の発明中に記載の方法は子宮内感染の疑いのある小児の抗HI VIgi[抗 体を測定するのに使用しつるが、この使用を限定するものではない。本方法は、 例えば、IgG応答を増すことができない、またはごく最近感染したためまだそ うなっていないいずれの大人においても抗HI VIgM抗体を検出するのに使 用しつる。
発明の詳細な説明 本発明の方法はHIVに向けられたIgM抗体(抗Hr VrgM)を検出する ことができる。特に、感染の徴候が現れる前に感染した小児患者を検出すること ができる抗HI VIgMエリザ法が述べられている。同様に、感染した大人の 患者および血液提供者をこのような抗HI VIgGエリザにより血清が陽性に なる時に先駆けて検出することができる。
HIV感染した母親から生まれた子供は、抗HIVIgGを経胎盤で獲得し、か れらの立場が確実に決定されるまで、中間の範喘であるPoとして分類される。
IgMは胎盤を通って輸送はされない。したがって、素状組織血清中の抗HIV IgMの存在は母親による製造というよりむしろ胎児由来のものであるはずであ るということを示唆する。新生児の抗HI VIgllのスクリーニング試験は 、それゆえ感染小児の初期の同定に非常に貴重である。
HIVの感染に続く抗HI VIgMは初期の抗体応答である:それは抗HIV IgGの産生に先行する。抗HI VIgMの測定方法は、慣用の抗HI VI gGエリザで可能であるよりも、初期の疾病進行において、感染患者および提供 者の検出にも用いることができることになる。
感受性のある測定法のための抗原の大きさは限界がある。界面活性剤に溶解した 抗原を用いるIgllHI Vエリザは非感受性であることが既に確認されてい る。
抗体捕獲技術は、それゆえリウマチ因子または過剰なIgGの存在により発生す るような慣用のエリザに関連する問題の回避を導く。結果として、抗HI VI gilエリザは感染の兆候が現れる前に感染した大人の患者および小児の、およ び現在利用可能な方法により血清が陽性となる前に大人の患者および提供者の検 出を可能とする。
本発明の利点は、好ましい態様を述べた以下の記載により容易に見ることができ る。もちろん、これらの実施例は単に説明であり、本発明の範囲を限定するもの ではない。
H−9細胞中の種々の株のHIV−1の通過は文献でかなり述べられている。
培養物は広範囲の融合細胞形成が観察されたとき回収する。感染したH−9細胞 の細胞ベレットはリン酸緩衝液食塩水(PBS)、pH7,4で2回洗浄し、一 部はH−9感染細胞調製物を一70℃で凍結し、ゆっくり4℃で3時間解凍して 抗原を調製するために使用する。このサンプルはそれから最終濃度0.5%のト リトンX−100で5分間、室温で感染性を破壊するために処理する。
平底U−型基塩化ポリビニルミクロタイタープレートヌンク・イミュン・プレー トーマキジソープ・インターメディエート、デンマーク)を炭酸緩衝液、pf! 9゜6中のQ、1mlの1 : 200ヤギ抗ヒトμ抗体(IgM)(タボ・イ ンコーポイレイテイッド、ブーリンガム、CA)でコートする。プレートは使用 する前4℃で、最低72時間は保存する。コート溶液は0.5%ツイン20を含 むリン酸緩衝食塩水(PBS−T)でそれぞれ1.5分の続けて3回の浸透を含 み5回洗浄することにより除く;全ての以下の洗浄はこの方法で行う。
全ての試薬の連続の希釈は、抗HI VIgM血清陽性および血清陰性分離を確 実に成し遂げるために種々の組み合わせで試験される。全ての試薬はQ、lo+ l量加える。それぞれの試験血清サンプルの1:100希釈はPBS−T中に1 0%グロブリンネ足正常ヤギ血清を含む1%加熱非活性牛脂児血清中で調製する 。血清のインキュベーションは37℃で3時間加湿チャンバー中で行う。PBS −T中の15%グロブリンネ足正常ヤギ血清中の抗原の1=10希釈または適当 な対照を、次いで各々2個の“ウィルス′または“対照”ウェルにそれぞれ添加 する。次に、インキュベーションを18℃で加湿チャンバーで一晩行う。抗原の インキュベーションは37℃で、短い時間で低い値を産生ずる。抗血清は4時間 37℃でインキュベーションする。西洋ワサビペルオキシダーゼに結合したヤギ 抗ウサギ血清(タボ、ブーリンガム、CA)の1+1000希釈を次いで2時間 37℃でインキュベーションする。最後に、0.02%過酸化水素を含むクエン 酸リン酸緩衝液で希釈した基賀(0−フェニレンジアミン2HCI)を加える。
30分、室温でインキュベーションした後、酵素反応をIN H2SO4を加え ることにより停止し、色素反応を酵素免疫検定デュポンリーダー(モデル901 、デニポン・インコーホレイティラド、エヌ・ビレリカ、MA)で490nmで 分光光度測定学的に読む。
結果は、デルタ至的濃度(DOD)、即ち2つの抗原のウェルの平均から2つの 対照のウェルの平均を引いたものとして表す。既知陰性血清サンプル並びに低お よび高陽性血清サンプルの一定量はそれぞれの作業の中に含まれる。それぞれの 血清のこれまでの検定に見られた平均値より有意な変化がある検定は除外した。
実施例2 上記実施例1で述べた方法を利用して、HIVに感染した母親から生まれた19 名の新生児を試験した。2名を除く全員が盲検定を行った。12名が非感染で、 7名が感染していた。後者の5名の血液サンプルを感染の臨床的兆候が現れる前 の最初の6週間の間入手した(Pの。全ての感染者の年令の範囲は1日から6力 月であった。感染の測定はHIVに対する陽性血液培養および/または感染の臨 床的兆候の発現によって行った。(5名の感染者は陽性血液培養をもち2名は感 染の臨床的兆候をもっていた。それらのうち1名は両方をもっていた。)正常な 新生児から得た22個の素状組織血清群は、抗HI NIgMを血清陰性範囲を 決定するために試験した。22名の素状組織血清の平均および標準誤差はそれぞ れ0.040および0.036であった。全ての22名の素状組織血清を含むD OD値0.068、即ち3つの標準誤差に平均を加えたものを血清陰性値の上限 として決めた。
全ての7名の感染小児はIgM−HI Vに対しては陽性であった(範囲0.1 07−454)。最初の6週間に試験を受け陽性であった6名のうち1名のみが 感染の臨床的兆候を示した。試験した全ての3名の素状組織血清はHIV−Ig 肋(陽性であった(表1参照)。12名の非感染症のうち1名のみが我々の抗H IV−Ig蓋検定では陽性であった(0.161)。
7名の感染小児の年令および臨床的状態に関するHIVIgll値患t 被験者 ノ年令CDCHI VIgl1分類(1) 2 6週間 P−0(+)0.422 3 4週間 F−0(+)0.233 4 素状組織血清 P−0(+)0.1253週間 P−2B (+)0.21 5 5 素状組織血清 P−0(+)0.1134週間 P−1(+)0.191 6 索状組織血清 P−0(+)0.1585週間 F−1(+)0.120 7 6力月 P−2A (+)0.454血清陰性範囲の上限は0.068であ った。
実施例3 2から7日間の間隔で採血した期間の間抗HI VIgGが高い7名の血漿提供 者は盲検定を行った。少な(ともいくつかは血清転化した蓄積した血漿サンプル を抗HI VIgM試験に使用した。それぞれの提供者の2から6サンプルを試 験に用いた。
7名全ての提供者が抗HI VIgMl二対して陽性であつた。試験した29名 の大人のうち27名が明白に抗HI VIgllをもっていた。血清陰性であっ た血清標本は最初の2名の提供者からの試料のみであった。29サンプルのうち 9個が抗HIVIgGに対して陰性で、13個が陽性で、残りが中間的な値を示 した。
要約書 ヒト免疫不全ウィルス(HIV)に対する抗体を検出するための免疫検定方法。
検定はHIV特異特異的1抗 抗体を受身に獲得したものからHIVで感染した小児を区別する。加えて、検定 は、IgG免疫応答をまだ増やさないHIVに感染した個体を検出するのに用い ることができる。
国際調査報告

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.体液中のヒト免疫不全ウイルス(HIV)に対する免疫グロブリンM(Ig M)を検出する方法であって以下に含む。 a)抗ヒトIgM抗体を固体支持体に付着させること、b)固相−抗体複合体に 体液を加えインキュベートし、そして洗浄すること、c)HIV抗原を加え、イ ンキュベートし、そして洗浄すること、d)抗HIV抗体を加え、インキュベー トし、そして洗浄すること、e)指標系に接合した抗(抗HIV抗体)抗体を加 え、そしてインキュベートすること、及び f)指標の存在を検出すること。
  2. 2.体液が血清、唾液、喀痰、精液又は組織抽出物である請求項1の方法。
  3. 3.体液が臍帯血液又は血清、或いは小児からの血液又は血清である請求項1の 方法。
  4. 4.抗体がポリクローナルである請求項1の方法。
  5. 5.抗体がモノクローナルである請求項1の請求項。
  6. 6.指標系が酵素又は放射標識を用いる請求項1の請求項。
  7. 7.指標の存在を検出することが可視の呈色反応を生ずる酵素基質の添加を含む 、請求項1の請求項。
  8. 8.指標の存在を検出することが放射標識抗体のシンチレーション走査を含む請 求項1の方法。
  9. 9.ヒト体液におけるヒト免疫不全ウイルス(HIV)に対する免疫グロブリン M(IgM)抗体を検出する方法であって以下を含む。 a)抗ヒトIgM抗体を固体支持体に付着させること、b)固相−抗体複合体を ウシ血清アルブミンで「後被覆すること」、c)血清を加え、インキュベートし 、そして洗浄すること、d)HIV抗原を加え、インキュベートし、そして洗浄 すること、e)抗HIV抗体を加え、インキュベートし、そして洗浄すること、 f)続いて、指標系に接合した抗(抗HIV抗体)抗体を加え、そしてインキュ ベートすること、及び g)指標の存在を検出すること。
  10. 10.体液が血清、唾液、喀痰、精液又は組織抽出物である請求項9の方法。
  11. 11.体液が臍帯血液から又は小児から得たヒト血清である請求項9の方法。
  12. 12.抗体がポリクローナルである請求項9の方法。
  13. 13.抗体がモノクローナルである請求項9の請求項。
  14. 14.指標系が酵素又は放射標識を用いる請求項9の請求項。
  15. 15.指標の存在を検出することが可視の呈色反応を生ずる酵素基質の添加を含 む、請求項9の請求項。
  16. 16.指標の存在を検出することが放射標識抗体のシンチレーション走査を含む 請求項12の方法。
  17. 17.ヒト血清中のヒト免疫不全ウイルス(HIV)に対する免疫グロブリンM (IgM)抗体を検出する方法であって以下を含む。 a)U型ポリビニルクロリドミクロリットルプレートを炭酸塩緩衝液pH9.6 中、抗ヒトIgM抗体の希釈液で被覆すること、b)プレートを4℃で少なくと も一夜インキュベートすること、c)デカンテーションし、固相を洗浄すること 、d)プレートを1時間37℃で適用し、次いで、洗浄した1%ウシ血清アルブ ミンで「後被覆すること」、 e)希釈血清を加え、そして1時間37℃でインキュベートすること、f)HI V抗原を加え、インキュベートし、次いで洗浄すること、g)HIVに対する抗 体を加え、インキュベートし、そして洗浄すること、h)アルカリホスファター ゼ及びインキュベートと接合した段階gにおいて、抗体種に対して抗体を加える こと、 i)基質を加え、そして、水酸化ナトリウムを加えることにより45分後反応を 停止すること、及び j)生じた色又はエリザ読み取り装置を405nmで読み取ること。
  18. 18.ヒト血清が臍帯血液から又は小児から得られる請求項17の方法。
  19. 19.抗体がポリクローナルである請求項17の方法。
  20. 20.抗体がモノクローナルである請求項17の請求項。
  21. 21.指標系が酵素又は放射標識を用いる請求項17の請求項。
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