JPH05506085A - キャップ付き二重側壁接触器ユニットを使用した流動床反応器とその使用方法 - Google Patents

キャップ付き二重側壁接触器ユニットを使用した流動床反応器とその使用方法

Info

Publication number
JPH05506085A
JPH05506085A JP50757890A JP50757890A JPH05506085A JP H05506085 A JPH05506085 A JP H05506085A JP 50757890 A JP50757890 A JP 50757890A JP 50757890 A JP50757890 A JP 50757890A JP H05506085 A JPH05506085 A JP H05506085A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
fluidized bed
passage
downcomer
solid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP50757890A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2854417B2 (ja
Inventor
ゼンツ フレデリック エイ
Original Assignee
エイチ アール アイ インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エイチ アール アイ インコーポレイテッド filed Critical エイチ アール アイ インコーポレイテッド
Publication of JPH05506085A publication Critical patent/JPH05506085A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2854417B2 publication Critical patent/JP2854417B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices And Processes Conducted In The Presence Of Fluids And Solid Particles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 キャップ付き二重側壁接触器ユニットを使用した流動床反応器とその使用方法 主ユ勿宜且 液体との熱交換のための一体的同心壁を有する二重側壁の接触ユニットを利用し た流動床式ガスー固体接触反応器に関する。
それは、特に液体を含有し、モジュールに位置するキャップ付き二重側壁同心ラ イザー・ダウンカマー(riser−downcomer)ユニットを使用する 反応器に関する。その反応器は、石炭等の流動化された粒子燃料を燃焼させて液 体を加熱し、飽和液体又は水蒸気を発生させるのに有用である。
流動床の使用は、例えば燃料の流動床からの高温の燃焼ガスと熱交換して流れる 供給水から高圧の水蒸気を発生させるためのボイラーにおいて熱交換チューブと 共に使用することにより、熱を発生させるためにガスと固体を反応させる有力な 方法として認識されてきた。流動床は、石炭等の粒状の炭質燃料を利用して、床 を通して上に空気を流すことにより流動化して燃焼反応を起こす。流動床燃焼シ ステムの利点は、高い伝熱速度と、燃焼効率の増大と、ボイラー寸法の減少であ る。
ガス−固体接触器の一つの既知の形態は、ゼンッに付与された米国特許第3.8 26.783号に開示されており、それは流動式触媒分解(FFC)装置のため に粒状物を循環するための折れ重なった移動ライン反応器である。しかし、折れ 重なったライザー・ダウンカマー形状はスチーム等の飽和蒸気を発生するための 石炭等の粒状燃料のための流動床燃焼器に明らかに従来使用されてはいなかった 。流動床燃焼器の他の型は、ハイレイに付与された米国特許第 3.910.2 35号で、熱交換ジャケットにより包囲された各内部循環床を使用する流動床燃 焼装置が開示されている。同じく、ジョンソンへの米国特許第4.240.37 7号は、固体を循環することを利用する流動床ボイラーを開示し、ジョンソンへ の米国特許第4.539.939号は、スチームを発生するために石炭を石灰石 と共に燃焼させるための流動床燃焼管状ボイラー装置を開示している。
これらの既知の大型流動床燃焼ボイラー装置は、非常に複雑で、かつ粒状固体流 れを制御することが困難で、又高価である。
従来の反応器と燃焼システムの欠点は、本発明により効果的に克服された。本発 明は、二重側壁熱交換形状を有し、反応器モジュールの中で液体と熱を熱交換す るために流動床の上の位置された、中央ライザーと同心のダウンカマーユニット を少なくとも一個使用する優れた流動反応装置および方法を提供する。
溌I江月1斐 本発明は、稠密相流動床の上に配置された中央キャップ付きライザーと同心ダウ ンカマーユニットにより与えられる少なくとも1個の循環希釈相固体ループを有 するガス−固体接触反応器を提供し、かつそれを利用する方法を含む。ライザー ・ダウンカマーユニットは、装置を通して流れるガスと粒状固体との発熱反応又 は吸熱反応を利用して液体を含有するための空洞を各々提供する同心の内側壁と 外側壁とを有する。発熱反応では、ガスと固体との燃焼反応等の反応は、液体を 加熱する。吸熱反応では、加熱されたガスは、粒状固体を処理するために使用さ れるか、又は別法として加熱された固体は、ガス中の反応を生成するために使用 される。本発明は、改良された流動床システムで使用されたガス−固体接触反応 器と加熱された液体又は蒸気を発生するために粒状燃料固体を燃焼する方法をを 含み、かつ比較的低い温度で動き、液体又は気体に高い伝熱効率を与える。
本発明は、稠密相流動床から上向きに同伴された希釈相粒状固体の循環ループを 利用する。循環固体ループは、希釈相流動ガス−固体を取り扱うための少なくと も1個の二重側壁同心ライザー・ダウンカマーユニットに設けられ、そのユニッ トは、キャップ付き内側ライザー通路と同心の外側ダウンカマー通路を有して、 ユニットを通して流れる粒状固体とガスの連続的流動と反応のための連続折れ重 なり通路を与える。折れ重なりの通路において、ガスと粒子が流動床の上のライ ザー・ダウンカマーユニットのダウンカマー通路部を通して流れる間にほぼ完全 に反応するように、断面積の寸法が決められ、流速は、粒子温度と滞留時間と共 に制御される。
各ユニットのキャップ付き中央ライザーと同心外側ダンパー通路は、各端部が封 止された2個の同心チューブにより形成されて、2個の内側と2個の外側壁を作 り、各壁は、その間に介在する空洞又区画室を画成して二重の熱交換パネルを形 成して、液体で満たされている。粒子は、そこに射出された上向きに流れる2次 ガス流れにより中央ライザー通路を上向きに連続して同伴される。熱交換は、主 として流動するガス−固体及びライザー・ダウンカマーユニットの露出した壁と 二重の区画室に含有された液体との間の対流と放射により起こる。ダウンカマー 出口は、流動床上の下向きに流れる粒状固体から同伴ガスの効果的分離ができる ように成っていて、固体はライザー・ダウンカマーユニットを通した循環のため 床に効果的に戻る。流動床に戻る粒状固体の循環は、ダウンカマー通路出口から 外方に半径方向に位置する円筒形スカートにより効果的に助けられる。
スカートは、下部を流動床に浸漬させている。
ガス一固体接触器ユニットと流動床は、ケーシングの中に包囲されてモジュール を形成し、モジュールは、浅い流動床を上向きに流れる主ガス流れを均一に分散 するために流動床の下に位置するブレナムと流れ分散格子を組み込む。キャンプ 付きライザー・ダウンカマーユニットは、衝突による粒子分離の概念を具現し、 かつダウンカマー通路に比較してライザー通路の増加した速度を利用している。
環状ダウンカマー通路の断面積は1.5:1から5:1の範囲の面積比率により 中央ライザー通路の断面積より大きく、それによりガスと粒子の効果的な完全反 応のためダウンカマー通路において減速された速度と増加された粒子滞留時間を 与える。中央ライザー通路の見かけガス速度は、流動床から上向きに流れる粒子 を同伴するに十分である必要があり、通常15〜25f t/secで、一方大 きい面積の外側ダウンカマー通路の見かけガス速度は、通常5〜15ft/se cに減少される。
中央ライザー通路の上向きに向かう見かけガス速度は、垂直に上向きに転換され るために必要な最大粒子の終端又は自由落下速度を超える必要がある。一方、外 側ダウンカマー通路の下向きに流れる見かけガス速度は、循環している最小寸法 粒子の終端又は自由落下速度の関数に過ぎない。
流動床の全断面積は、1.5 : 1から3=1の範囲の面積比率(によりダウ ンカマー最外側チューブ壁の全断面積より大きい。
各キャップ付きライザー・ダウンカマーユニットの形状は、所望の性能に依存し ている。ユニット高さと直径は、粒状固体に対する所望の接触又は滞留時間と処 理量により決定され、外側直径に対する高さの比率は、少なくとも約8=1で通 常は約20:1を超えない。例えば、ライザーのライザー高さ又はダウンカマー とダウンカマー通路の全体長さは、平均500 ミクロン寸法石炭粒子の完全燃 焼に基づいている。ダウンカマー出口は、環状ダウンカマー通路の半径方向幅の 0.75〜5倍に等しい垂直距離により流動床上部レベルの上に維持され、又は ダウンカマー出口は床の中に完全に浸漬することができる。ライザー・ダウンカ マー通路を流れる循環固体の比率は、少なくとも約2=1のリサイクル比率によ り流動床に対する新しい固体の供給比率を超え、通常は約10:1比率を超えな い。ライザー・ダウンカマー循環ループは、床高さを減少し、大幅に高速固体に 対する二重側壁露出により熱伝達を著しく改良し、かつ浅い流動床に戻る間粒子 の速度を低下させて粒子同伴を減少する。流動床ユニットは、製作、据え付け、 清掃及び保守が容易になるように設計される。大規模反応システムに対する好適 設計は、多数のモジュールからなり、各モジュールは組立において平行形状に配 置されたキャップ付きライザー・ダウンカマーユニットを収容する。
本発明は、希釈相キャップ付きライザー・ダウンカマーユニットの下に設けられ た稠密相流動床を有する反応器のガス−固体を接触させるための方法を与える。
この発明は、0.001 ミクロンから0.50インチの広い寸法範囲を有する 粒状固体とガスを反応させるのに有用である。本発明は、石油分解触媒の再生に おいてのように触媒粒子から堆積したコークスを燃焼させるため、金属鉱石の焙 焼、二酸化チタン鉱石の塩素化、又はアクリロニトリルの製造、又は炭化水素の オキシクロリネーションにおいてのように、搬送された固体又は触媒粒子の存在 下で反応を行うガスを冷却し又は加熱するため、又は石炭等の粒状固体を燃焼し て飽和水蒸気等の加熱された液体を発生するために使用できる。接触器ユニット の折れ重なった流れ通路を横切る温度上昇は、使用するプロセスに応じて10’  F程度に小さいか、又は1800’ F程度に大きい。本発明は、モジュール の中央ライザー通路と同心外側ダウンカマー通路を有する二重側壁ライザー・ダ ウンカマーユニットの下の流動床の石灰石等の粒状吸着剤と共に石炭、コークス 、及びオイルシェール等の粒状燃料゛を燃焼させるのに特に有用である。
本発明は、循環する液体を発熱的に加熱するか、又は循環する液体によりガス− 固体を吸熱的に加熱するために、ガスと粒状固体を接触するためのコンパクトで 効率的なガス−固体反応器又はシステム及び方法を提供する。本発明は、石炭等 の粒状固体を燃焼させて飽和蒸気を発生させるために液体を加熱し、加圧された 水を加熱して飽和水蒸気を発生するために、改良された方法を提供する。反応器 又はシステムのために所望の高いパーセンテージのターンダウンを得るために、 1個または2個以上のキャップ付きライザー・ダウンカマーユニットは使用され 、ターンダウンパーセンテージは各ライザー・ダウンカマーユニットに対する供 給速度を変えて調節される。
困皿又皿巣立1所 以下に、次の添付図面を参照して実施例に基づき本発明をより詳細に説明する。
第1図は、ハウジング内の流動床上の設けられた同心ダウンカマー通路により包 囲されたキャップ付き中央ライザー通路を有するガス一固体接触反応器モジュー ルを示す。
第2図は、流動床に対してダウンカマー通路の下部に対する2個の別の形状の図 解図である。
第3図は、反応器の流動床に上向きに流れるガスの流れ分配のための格子装置の 部分的斜視図である。
第4図は、本発明に係るガス一固体接触器ユニットを有する多数反応器モジュー ルの平面図である。
ぶ111肌 単−のキャップ付き二重側壁循環ガス−固体接触器ユニットを有する流動床ガス −固体反応器モジュールは、第1図に示される。反応器モジュール9は、浅い稠 密相流動床11と、閉囲体即ち容器20の流動床11の上の中央に位置する、中 央ライザー通路12と同心外側ダウンカマー通路14とを有する中央希釈相ライ ザー・ダウンカマーユニット10からなる。液体を有する内側区画室13は、通 路12と14との間に設けられ、液体を有する外側15はダウンカマー通路14 を包囲して設けられている。
ダウンカマー通路出口区域14aは、同伴ガスから固体を効果的に分離し、ライ ザー12の口に返るために下向きに流れる固体を流動床11に返すように構成さ れていて、ライザー・ダウンカマーユニット10の固体リサイクルを促進する。
流動床への粒状固体のリサイクルの確保を助けるために、円筒形パンフル16は 、出口14aと閉囲体20内側壁の中間の位置のダウンカマー出口14aから外 方に半径方間に設けられている。パンフル下部16aは流動床11の中に浸漬し ている。ダウンカマー出口14aとパンフル16との間の半径距離又は間隔は、 ダウンカマー通路14の最大半径幅の1〜2倍にすべきで、ダウンカマー通路1 4のガス速度より低いパンフル16内のガス速度を与える。所望ならば、多数の 垂直間隙又はスロット14bは、通路14外壁の下端の周りに円周方向に離隔し て設けて、ダウンカマー通路14内で下向きに流れる固体から半径方向外方に及 び上向きにガスの放散を容易にする。
第2図は、流動床11の上部レベルIlaに対してダウンカマー通路出口区域1 4aの2個の別の形状を示している。第2図(a)で、流動床上部レヘルlla は、ダウンカマー出口14aの下端の上に位置している。外壁15aの下部を垂 直面に0〜45°の角度で外方に広げて、下向きへの速度を減少して粒状固体か ら下向きに流れるガスの分離を容易にすることができる。所望ならば、全外側壁 15aを外方にテーバを付けて第2図(b)に示すように、円筒形バッフル16 と組み合わせて使用することもできる。
ライザー・ダウンカマーユニット10には、2個の同心円筒形壁により各々形成 された二重の同心区画室I3と15が設けである。
通路12と14は、液体により熱吸収又は加熱のために側面全部にわたり完全に 液体で覆われている。液体からの制限された熱除去又は液体への制限された導入 は浅い流動床11を介してなされる。内側区画室13は、2個の内壁の間に設け られ、外側区画室15は、2個の外壁の間に設けられ、両区画室13と15は、 加熱液体又は冷却液体の源17に接続されている。ライザー及びダウンカマー通 路での発熱反応から区画室13と15で発生した飽和液体は、上部出口管路18 で放出される。閉囲体20内のライザー・ダウンカマーユニット10の構造的支 持は、ユニッl−10の下端近傍に設けられ、かつユニットとケーシング20の 壁との間に伸びる3個の横方向安定支柱19と組み合わされて、中央管路18に より与えられる。
各モジュール9には、床11を流動させるためにブレナム22と流れ分散具23 に入る主反応供給ガス又は空気21の源が設けてあって、ループを通して固体の 連続的循環を起こすためにライザー12に上向きに流れる2次反応ガス又は空気 24の供給がなされる。二重のガス導入は、供給ガスがアクリロニトリルを形成 する反応及びピリジン化学工業、ニコチン酸の製造に伴う同様のプロセスのおい て爆発性又は制御できない副反応により空気、アンモニア又はエチレン等の事前 混合できない反応にとり有用である。床ドレーン26は、流動床11から使用済 触媒の除去又は高温灰及び石灰石の除去を行う。主サイクロン分離器28は、出 口ガスからのガス−固体分離を行う。ガスは、出口30でサイクロンから放出さ れ、粒状固体は更に燃焼させるために管路27を介して流動床11にリサイクル される。
燃料燃焼ユニットとしての反応器の運転中、粉砕石炭等の粒状燃料と石灰石等の 吸着剤はサイクロンディップレグ27を介して入口31で各モジュール9に供給 される。これらの材料は、主′−サイクロンガス出口30に隣接した別の供給点 32で供給されるのが好ましい。温度の低い固体供給材料を流動床からの高温の 1000@F+の煙道ガスに接触させる配置は、固体が主サイクロンディップレ グ27を介して反応器の流動床に入る前に供給固体を急速に900°F+に加熱 する。反応器プレナム22に入る主空気は、多孔分散格子23により流動床11 に上向きに入り均一に分散される。格子23は、はぼ平板又は円錐形で、第3図 に示すようにほぼ水平に配向された複数の孔33aを有する逆アングル板33の 多数からなる。流動床への主ガスの導入は、粒子の高い上向き速度と区画室13 の下部のエロージョンを防止する。ライザー通路12の底部に導入された2次空 気は、ライザー12内で流動床粒状固体を上向きに連続して流すために及びライ ザーとダウンカマ一連続通路で起こる燃料等の固体の反応又は燃焼のために必要 な酸素等のガスを提供するために使用される。
主サイクロンディップレグを介して流動床への石炭と石灰石供給のための単一人 口は、流動床に新しい固体を円周方向に供給するように配向されている。反応器 床ドレーン2Gは、主サイクロンディップレグ27人口から出来るだけ離れて位 置し、流動床11からの新しい粒状石炭と石灰石のバイパス損失を最小にする。
床を流動化させるのに必要な、床を上向きに流れるガスの速度は、床を構成する 粒子の寸法と密度に依存し、通常3〜20ft/secである。ライザー通路に 上向きに流れる2次空気の見かけガス速度は、稠密相流動床からそこに希釈相粒 状固体を同伴するに十分であるべきであって、通常15〜30ft/ secで あるべきである。石炭燃焼のため、流動床温度は、通常1200〜1600°F で、ライザー・ダウンカマー通路での石炭の燃焼よる温度上昇は、燃焼の発熱熱 は連続して取り出されるので、5〜100°Fである。ダウンカマー出口14a で、下向きに流れるガスは方向を変え、ガス出口15に向かい上向きに上昇する 。一方、残留する未燃焼粒子は、運動量と床衝突により流動床11に戻されて更 に燃焼し、ライザー12にリサイクルされる。主及び2次空気は、好適には25 の反応器高温煙道ガス等のより高温の放出流れにより事前加熱される。
各モジュール9は、所望の処理量、例えば石炭を燃焼して飽和水蒸気の約10. 0001b/hrを発生する燃焼システムのために都合よく寸法される。各モジ ュールは、好適には四角形で、個々に工場で製作されるようになっており、特別 な据え付けのため他の隣接するモジュールと一緒に組み合わせることができる。
第4図に示すようにより大きい処理量のシステムに必要に応じテ多数のモジュー ル9を使用することができる。各モジュール9をブレナム分離壁32により隣接 のモジュールから分離することができる。
国 裏l阻 典型的流動床燃焼反応器モジュールは、ライザー・ダウンカマーユニットの下の 容器に位置する稠密相流動床からなる。粉砕された石炭と石灰石は、それらがサ イクロンディップレグ管路を介して浅い流動床に入る前に、供給材料を事前加熱 するために主ガス−固体サイクロン分離ユニットの管路を通って流動床に導入さ れる。ライザーとダウンカマー通路は、4個の同心チューブにより形成され、そ れは水を加熱して飽和水を発生させるためにボイラー供給水で満たされた内側空 洞と外側空洞を作る。主空気は、多孔格子によりプレナムから均一に上向きに流 動床に分散される。2次空気は十分な速度でライザー通路に上向きに噴射されて 制御された速度と粒子滞留時間とを与え、流動床への固体のリサイクルを介して 石炭のほぼ完全な燃焼を行う。
石灰石と共に石炭の燃焼を行うためのキャップ付きライザー・ダウンカマーユニ ットの下の流動床を有する典型的反応器の重要な特性が、以下のように表1に示 されている。
表 1 流動床深さ、ft 4 流動床の見かけガス速度、f t/sec 10ライザー通路高さ、ft 20 ダウン力マー通路、ft 18 ライザ一通路に対するダウンカマー通路 2:1の断面積比率 ライザーでの見かけガス速度、f t/see 20〜30ダウンカマーでの見 かけガス速度、ft/sec 10〜15流動床上部レヘル上又は下の 、ft  プラス1,5がらダウンカマー出口の高さ −1,5 流動床石炭及び石灰石粒子寸法、ミクロン 200〜700結果の煙道ガスは、 固体の除去のためにサイクロン分離器を通って流れ、除去された固体は流動床に リサイクルされ、一方灰と石灰石は、床下部から取り出される。
FIG、 / FIG、 4 補正音の写しく翻訳文)提出書(特許法第184条の8)平成3年11月1日

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.(a)下部に設けられた粒状固体物質の稠密相流動床を保有する反応器チャ ンバーを有する容器と、(b)前記反応器チャンバーの流動床に新しい粒状固体 物質を供給する手段と、 (c)同心外側ダウンカマー通路に接続された中央ライザー通路を有するライザ ー・ダウンカマーユニットとを備え、前記ユニットは、前記容器の中でほぼ垂直 に延在し、前記ダウンカマー通路出口は、流動床の上部レベル近傍に位置して、 下向きに流れる粒状固体をダウンカマー通路から流動床に戻すように変向させる ように構成されており、前記ライザー・ダウンカマーユニットは、液体を保有す るために各々が隣接壁に設けられた熱交換パネル手段を形成する二重同心区画室 を有し、更に (d)流動床に主ガスを上向きに導入するための分散手段と2次ガスを中央ライ ザー通路に上向きに導入するための手段と、 (e)容器上端部に結合され、ガスと同伴固体を外側に流すサイクロン分離器と を備え、これにより粒状固体は、流動床に供給され、パネル壁とその中の液体と 熱交換してライザー・ダウンカマーユニット通路を流れて希釈相に循環されるこ とができ、かつガスー固体サイクロン分離器で収集された粒状固体は流動床にリ サイクルされて戻ることができる、流動床ガスー固体反応器。
  2. 2.円筒形バッフルが前記ダウンカマー通路出口から外方に離隔して設けられて 、下方に流れる粒状固体を流動床に戻す、ことを特徴とする請求項1に記載のガ スー固体反応器。
  3. 3.前記分散手段は、ほぼ水平に配向されて主ガスを前記流動床に供給する開口 を有する、多数の流れ管路を保有する、ことを特徴とする請求項1に記載のガス ー固体反応器。
  4. 4.前記熱交換パネル手段の下部に液体を導入する手段とパネルの上端に設けら れた、加熱又は冷却された流体をパネル手段から取り出すための手段とを有する 、ことを特徴とする請求項1に記載のガスー固体反応器。
  5. 5.ダウンカマー通路の断面積は、1.5:1から3:1の範囲の比率でライザ ー通路の断面積より大きい、ことを特徴とする請求項1に記載のガスー固体反応 器。
  6. 6.ライザー・ダウンカマーユニットの外径に対する高さの比率は、8:1と2 0:1との間である、ことを特徴とする請求項1に記載のガスー固体反応器。
  7. 7.流動床上部レベルは、ダウンカマー通路の半径幅の0.75〜5倍のに等し い距離だけダウンカマー通路出口の上に維持されている、ことを特徴とする請求 項1に記載のガスー固体反応器。
  8. 8.粒状固体供給手段は、前記サイクロン分離器を外方に流るガスと熱交換する ように配置されていて、供給粒子はサイクロン分離器から流動床にリサイクルさ れて戻る固体粒子と混合される、ことを特徴とする請求項1に記載のガスー固体 反応器。
  9. 9.供給液体と熱交換するように流動床の下部から固体を取り出す手段を有する 、ことを特徴とする請求項1から4のうちのいずれか1項に記載のガスー固体反 応器。
  10. 10.各々がライザー・ダウンカマーユニットを保有する多数のモジュールが、 組み合わされて大規模な処理能力の反応器システムを構成する、ことを特徴とす る請求項1に記載のガスー固体反応器。
  11. 11.隣接する前記ユニット間の間隔は、ユニット外径の1.5〜2.5倍であ る、ことを特徴とする請求項10に記載のガスー固体反応器。
  12. 12.(a)中央ライザー通路と同心ダウンカマー通路とを有する少なくとも1 個のライザー・ダウンカマー接触器ユニットの下の容器に位置する稠密相流動床 に粒状反応性又は触媒固体を供給し、 (b)床を流動化させるために流動床に主ガスを上向きに供給し、かつ流動床か らライザー通路に粒子を同伴するためにライザー通路に2次ガスを上向きに供給 し、(c)前記ライザー・ダウンカマーユニットに保有される二重側壁熱交換パ ネルの下部に蒸発性液体を供給し、(d)希釈相の粒状固体の一部を、供給ガス を固体とほぼ完全に反応させるために選定された温度と流量で連続的に前記流動 床から前記中央ライザー通路を介して上向きに、次いで前記同心外側通路を介し て下向きに通し、(e)前記パネルの液体を加熱して飽和液体を発生させ、かつ 飽和液体をパネルの上部から取り出すことを特徴とする流動床反応器システムで ガスと粒状固体を反応させる方法。
  13. 13.ライザー通路の見かけ上向きガス速度が15〜30ft/sec、及びダ ウンカマー通路の見かけガス速度が5〜15ft/secであることを特徴とす る請求項12に記載のガスー固体反応方法。
  14. 14.ライザー・ダウンカマー通路を循環する固体のリサイクル比率は、少なく とも2:1の比率で新しい固体供給速度を超えることを特徴とする請求項12に 記載のガスー固体反応方法。
  15. 15.ダウンカマー通路を出る固体はほぼ流動床に戻り、かつガスはサイクロン ガスー固体分離器を通過し、そこから流動床粒状固体は粒状固体に戻ることを特 徴とする請求項12に記載のガスー固体反応方法。
  16. 16.粒状固体は燃料固体、硫黄除去用吸着剤であり、主ガスは空気であり、蒸 発性液体は水であることを特徴とする請求項12又は13に記載のガスー固体反 応方法。
  17. 17.燃料固体は石炭であり、吸着剤は石灰石であり、前記流動床の下部から未 燃焼燃料灰分と石灰石とをを取り出す工程を有することを特徴とする請求項16 に記載のガスー固体反応方法。
JP50757890A 1990-05-04 1990-05-04 キャップ付き二重側壁接触器ユニットを使用した流動床反応器とその使用方法 Expired - Lifetime JP2854417B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP9002492 1990-05-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05506085A true JPH05506085A (ja) 1993-09-02
JP2854417B2 JP2854417B2 (ja) 1999-02-03

Family

ID=8165553

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50757890A Expired - Lifetime JP2854417B2 (ja) 1990-05-04 1990-05-04 キャップ付き二重側壁接触器ユニットを使用した流動床反応器とその使用方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2854417B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2854417B2 (ja) 1999-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0471744B1 (en) Fluidized bed reactor using capped dual-sided contact units and method for use
US4240377A (en) Fluidized-bed compact boiler and method of operation
EP0197486B1 (en) Catalyst regeneration process and apparatus
JPS6354504A (ja) 循環流動床反応器及びその操作方法
JP2818903B2 (ja) 流動床または移動床区画を有する熱交換器を備える、微粉固体の温度レベルの調整ないし制御方法および装置
US5375563A (en) Gas-fired, porous matrix, surface combustor-fluid heater
JPH0798163B2 (ja) 流動床反応器用の横型サイクロン分離器
US7585470B2 (en) Apparatus for mixing in fluidized beds
PT863796E (pt) Dispositivo de leite fluidizado circulante para processos quimicos e fisicos
US2436780A (en) Method for handling a contact mass
US4979448A (en) Apparatus and method for recovery of constituents and heat from fluidized bed combustion
CA1096707A (en) Fluidized-bed compact boiler and method of operation
JP2024525356A (ja) プレートグリッド分配器を有する化学処理容器及びその操作方法
JPH05223210A (ja) 二個の水平サイクロン分離器および内部再循環熱交換器を含む流動床蒸気反応器
KR100261720B1 (ko) 유동층 반응기 및 그 작동방법
CA2054707C (en) Fluidized bed reactor using capped dual-sided contact units and method for use
JPH05506085A (ja) キャップ付き二重側壁接触器ユニットを使用した流動床反応器とその使用方法
AU763254B2 (en) Standpipe inlet for enhancing particulate solids circulation for petrochemical and other processes
JPH0343524B2 (ja)
EP0403475B1 (en) Low profile fluid catalytic cracking apparatus and method
US11577237B2 (en) Process and apparatus for regenerating catalyst with supplemental fuel
CN117177816A (zh) 用于将燃料和空气分配到催化剂再生器的方法和设备
US2692848A (en) Method and means for contacting subdivided catalyst particles successively with a reactant stream and regenerating gas streams
US5012750A (en) Apparatus for recovery of constituents and heat from fluidized bed combustion
KR100271621B1 (ko) 유동상 반응기 시스템 및 그 제조방법

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071120

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081120

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091120

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091120

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101120

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101120

Year of fee payment: 12