JPH05505987A - 高速船舶用座席の衝撃吸収座席取付け装置 - Google Patents

高速船舶用座席の衝撃吸収座席取付け装置

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JPH05505987A
JPH05505987A JP91503494A JP50349491A JPH05505987A JP H05505987 A JPH05505987 A JP H05505987A JP 91503494 A JP91503494 A JP 91503494A JP 50349491 A JP50349491 A JP 50349491A JP H05505987 A JPH05505987 A JP H05505987A
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JP91503494A
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ジョンストン ダニエル ディー
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ファルコン パフォーマンス プロダクツ エルピー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 高速船舶用座席の衝撃吸収座席取付は装置付は装置に関する。
本発明者によるrAerodynamjc 5tabilization 5y stern for Watercraft (船舶用空力学的安定化装置)  J (1988年7月5日付米国特許出願第07/216.101号)には、高 速外洋航行船舶か開示されている。高速外洋レーザ等の高速船舶は、高速で航行 するときに高衝撃荷重を受ける。これらの衝撃荷重は、船舶か波と接触するとき 及び船舶がそのピッチング軸線の回りでピッチングすなわち揺動するときの水面 との衝突により生じる。これらの衝撃荷重は船体全体に伝達され、船舶の操縦者 から遮断するのは困難である。
この問題に対する伝統的な解決方法は、操縦者がその腰(ウェスト)の回りに何 らかの形態の膨張クッションを装着し、ボート(船舶)の操縦中に、膝を曲げて 立ち、コックビットの壁に対しもたれ掛かる方法である。この方法では、曲げた 膝により垂直衝撃か吸収さ札腰のクッションにより横方向の衝撃が吸収される。
この従来技術では、短時間であってもこのような種類の衝撃荷重を取り扱うのは 困難である。他の種類の船舶も荒々しい作動条件を受け、前動な衝撃遮断かなさ れない限り、そのような作動に耐え得るのは短時間に過ぎない。
また、船舶の搭乗者及び操縦者が船舶の他の種類の作動条件に耐え得るようにす る手段を提供するのが望まれている。例えば、船舶の操縦席に座っている操縦者 が、航空機から降ろされた船舶を直ちに操縦可能な態勢にできることか望まれて いる。例えば成る種の外洋航行高速船舶は、航空機により所望の位置まで運ばれ 、次にパラシュートを用いて(又は用いることなく)海上に降下されて、外洋航 行する。このような状況下では、着水と同時に搭乗でき且つ操縦の態勢か整えら れることが望まれる。
従って、船舶の操縦者及び搭乗者を高衝撃荷重から遮断する適当な遮断装置を提 供できるようにすることか望まれている。
発明の目的及び要約 従って本発明の主目的は、従来技術の上記問題を解消できる優れた衝撃吸収装置 を提供することにある。
本発明は、基部と、座席を取り付けるプラットホームと、基部とプラットホーム とを相互連結し且つ上方の位置と下方の位置との間の運動線に沿って基部に対し プラットホームを相対移動させるリンク機構と、プラットホームを前記上方の位 置に弾性的に押圧する手段と、前記運動線に沿ってプラットホームを減衰運動さ せる手段とを有する形式の衝撃吸収座席取付は装置に関する。
本発明によれば、衝撃吸収座席取付は装置が、高速船舶に基部を取り付ける手段 を有しており、基部は、船舶か安定した休止位置に浮遊している状態で、上方の 位置での前記運動線か水平線に対して第1角度を形成するように配向され、該第 I角度が30〜70°の範囲内にある。
図面の簡単な説明 第1図は、本発明の取付は装置の好ましい実施例を示す斜視図である。
第2図は、第1図の実施例の平面図である。
第3図は、第2図の3−3線に沿う部分側断面図である。
第4図は、高速船舶と第1図〜第3図の取付は装置との全体的組合せを示す部分 側断面図である。
第5図は、第1図〜第3図の装置のダンパを示す概略図である。
好ましい実施例の詳細な説明 図面、特に第1図には、本発明の好ましい実施例の全体が番号10で示しである 。図示の実施例は、高速船舶のフレームすなわち本体に取り付けられる基部(ベ ース)12を有している。基部12の上方にはプラットホーム14が配置され、 該プラットホーム14は可動リンク機構及びばね装置を介して基部12に連結さ れており、基部12に衝撃荷重が加えられると、基部12に対して近づく方向及 び遠ざかる方向に一定の角度で移動できるようになっている。プラットホーム1 4は、船舶の操縦者又は乗客用の座席(着座した人をシートベルトで座席に固定 する形式が好ましい)に取り付けられるように設計されている。プラットホーム 14は、その衝撃減衰運動中に、前方及び基部12に向かって下方に移動できる ように設計されている。
特に第3図に示すように、プラットホーム14は1対の平行リンク部材16.1 8により基部12の上方の所定位置に保持され、各平行リンク部材16.18の それぞれの端部は基部J2及びプラットホーム14に枢着されている。これらの リンク部材16.18は、通常の状態で、垂直に対し約40°の角度をなしてい る。ばね/ショックアブソーバ組立体は、コイルはね20と、該ばね20を包囲 しており且つシリンダ22及びロッド24からなるショックアブソーバとにより 構成されている。このばね/ショックアブソーバ組立体は、両リンク部材16. 18に対し交差して配置され且つ基部12の前端部とプラットホーム14の後端 部とに連結されている。
図示の実施例においては、ばね/ショックアブソーバ組立体は、そのシリンダ2 2の端部がプラットホーム14に連結さLロッド24の端部が基部12に連結さ れている。シリンダ22は、プラットホームI4のクロスメンバ30のブラケッ ト28にピン26を介して枢着されている。ロッド24は、基部12のクロスメ ンバ36のブラケット34にビン32を介して枢着されている。ばね20は、シ リンダ22の半径方向肩部38とロッド24の肩部40との間で圧縮されており 、図示のように、常時、プラットホーム14をその最上方位置に押圧している。
復動形として図示(第5図)されたシミツクアブソーバのシリンダ22は、窒素 ガスで加圧された減衰オイルを収容している外部流体リザーバ42に連結されて いる。この連結はgIWi可能な弁手段44及び高圧ライン46.47を介して 行われており、荷重条件に応じてダンパ(減衰器)の抵抗を選択的に調節できる ようになっている。例えば弁手段44は、2Gのオーダの荷重を受けたときに運 動し始めるように調節するのが好ましい。
基部12及びプラットホーム14の両者は、アルミニウム又はステンレス鋼等か らなる軽量の開フレームで構成するのか好ましい。両者共、大ゲージの金属板で 構成するのが好ましく、スタンピング及び溶接等の組合せにより形成することが できる。基部12及びプラットホーム14の両者は、平面図での形状が全体とし て矩形であり、日図での形状が全体として三角形である。
基部■2は、全体として三角形の1対の側方パネル48.50と、幾分チャンネ ル状の形状を存する横方向の前方パネル52と、基部12の後端部を横切って部 分的に底部に沿って延びている後方の端/底パネル54とからなる複数のパネル で構成されている。側方パネル48.50及び端パネル52.54は、これらの 頂縁部に沿う内向きの周辺フランジを有しており、基部12の剛性を向上させ且 つ強化している。端パネル52.54の下縁部すなわち底縁部に沿って同様なフ ランジか内方に延びている。この構造により、軽量であるが頑丈な基部〕2が形 成される。これらのパネルには材料を除去するための大きな開口か形成され、強 度を犠牲にすることなく重量を低減している。
プラットホーム14は、基部12とほぼ同様にして基部12に対して補完的な形 状に構成され、プラットホーム14の前端部において幾分尖った基部を有する全 体として三角形の1対の側方パネル56.57と、幾分V形のチャンネル形状を もつ前方のクロスメンバ61と、側方パネル56.57の後方でこれらの両パネ ル56.57の間に延びている幾分ボックス状のビーム形状をもつ後方のクロス メンバ59とを有している。
両リンク部材16.18は同一形状を有しており、基部12に対して所定角度ク ロスメンバ58は枢着ビン/ジャーナル60(一方の側のみが示しである)を介 してプラットホーム14に連結されている。同様に、下方のクロスメンバ62は 、ジャーナル64を介して基部12に連結されている。上下のクロスメンバ58 .62は、これらのクロスメンバ58.62の間に延びている互いに横方向に間 隔を隔てたサイドメンバ66.68により連結されている。これらのクロスメン バ58.62及びサイドメンバ66.68は、全体として矩形の開フレーム構造 を形成し、構造体全体に大きな横方向強度及び安定性を付与している。
ばね/ショックアブソーバ組立体は、基部12の前方のクロスメンバ36と、プ ラットホームI4の後方のクロスメンバ30とに枢着されている。例えば、W− hite Brothers社からModel WP 3614/BSとして市 販されているばね/シElツクアブソーバ組立体が適していると考えられている 。リザーバ42はクランプ70によりブラケット72に固定されており、該ブラ ケット72はプラットホーム14の後部に固定できる。
第4図には、第1図〜第3図の取付は装置を、全体を番号74で示す高速船舶に 取り付けた状態が示されている。高速船舶74は、適当なエンジン78により推 進される船体76を有している。操縦者の座席80がプラットホーム14に固定 されており、フレーム(基部)!2か船体76の適当なフレーム部材82に固定 されている。
船体76に作用する衝撃荷重の主方向は、船体76の長手方向軸線に沿う水平線 に対して成る角度をなす線に沿う方向である。衝撃荷重の主方向は、船舶の速度 及び船舶の安定度と共に変化する。例えば、本発明者等の前述の米国特許出願( 該米国特許出願は、完全に記載されているものとしてここに導入する)に記載の ように、安定化した船体は、第4図に番号86で示すように約30°以下のオー ダの小さな角度を育する。
上記のような衝撃荷重が船体76に加えられ、操縦者のマスによりばね20が圧 縮されると、プラットホーム14及び座席80は運動線の方向に沿って移動する 。この実施例においてはこの運動線は弧状であり、できる限り最大限にこれらの 衝撃荷重から操縦者を隔絶できる方向を向いている。より詳しくは、第4図に示 すようにプラットホーム14か上方位置にあるときには、プラットホーム14の 運動線は、番号84で示すように、水平(船体76か安定位置で休止して浮遊し ている状態)に対して30〜70° (好ましくは約50°)の角度をなしてい る。この連動線に対しては大きな垂直方向成分があるため、操縦者がインストル メントパネル(計器盤)に向かって(又は離れる方向に)過度に移動することは ない。また、大きな水平方向成分があるため、運動線は衝撃荷重の作用線86の 方向とほぼ整合する。
プラットホーム14か第4図に示すように上方位置にあるときには、シリンダ2 2はリンク部材16.18を全体として横切る方向で且つ運動線に対して平行に 配置されている。
作動に際し、船舶74の突然の衝撃又は加速等によりフレーム部材82に対して 荷重か作用すると、座席80及びプラットホーム14は前方及び下方に移動し、 この運動ははね20及びシリンダ22による抵抗を受ける。この構成により、垂 直方向の力及び水平方向の力の大部分が支持構造体内に吸収さLダンピング手段 により消失せしめられる。支持構造体は、船舶が高速で波に当たるとき、船舶の G負荷力(G−1oad forces)に応じて枢動する。
上記取付は装置は、座席80に座る人を、船体76に加えられる衝撃荷重から隔 絶する。船舶の搭乗者はシートベルトにより座席80に固定さね、船舶の荒々し い突然の運動により課せられる衝撃荷重の大部分は、基部12に対するプラット ホーム14の運動により吸収される。
以上、本発明をその特定の実施例に関連して説明したが、該実施例には、請求の 範囲に記載された本発明の精神及び範囲から逸脱することなく種々の変更を加え ることかできることは理解されよう。
要 約 書 リンク機構(16,18)により相互連結された基部(12)及びプラットホー ム(I4)を備えた、船舶用の衝撃吸収座席取付は装置。ばね(20)がプラッ トホームを上方の位置に押圧しており、ダンパ(22,24)かプラットホーム の運動を減衰させる。基ffl[I2)は、船舶が安定した休止位置に浮遊して いる状態で、プラットホームの運動線が水平に対して30〜70°の範囲内の角 度を形成するように配向されて高速船舶(74)に取り付けられる。
国際調査報告

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.基部と、座席を取り付けるプラットホームと、基部とプラットホームとを相 互連結し且つ上方の位置と下方の位置との間の運動線に沿って基部に対しプラッ トホームを相対移動させるリンク機構と、プラットホームを前記上方の位置に弾 性的に抑圧する手段と、前記運動線に沿ってプラットホームを減衰運動させる手 段とを有する形式の衝撃吸収座席取付け装置において、高速船舶に前記基部を取 り付ける手段を有しており、前記基部は、船舶が安定した休止位置に浮遊してい る状態で、前記上方の位置での前記運動線が水平線に対して第1角度を形成する ように配向され、前記第1角度が30〜70°の範囲内にあることを特徴とする 衝撃吸収座席取付け装置。
  2. 2.前記第1角度が約50°であることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の 衝撃吸収座席取付け装置。
  3. 3.前記減衰手段が管状のショックアブソーバを備えており、該ショックアプソ ーバが1つの軸線を形成しており、該軸線が水平線に対してほぼ前記第1角度に 配向されていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の衝撃吸収座席取付け 装置。
  4. 4.前記リンク機構が少なくとも2つの平行リンクを備えており、各平行リンク が前記基部及びプラットホームに枢着されており、両リンクがショックアプソー バの前記軸線を横切る方向に配向されていることを特徴とする請求の範囲第3項 に記載の衝撃吸収座席取付け装置。
  5. 5.前記減衰手段が、該減衰手段により加えられる減衰力を調節できることを特 徴とする請求の範囲第1項に記載の衝撃吸収座席取付け装置。
  6. 6.基部と、座席を取り付けるプラットホームと、基部とプラットホームとを相 互連結し且つ上方の位置と下方の位置との間の運動線に沿って基部に対しプラッ トホームを相対移動させるリンク機構と、プラットホームを前記上方の位置に弾 性的に押圧する手段と、前記運動線に沿ってプラットホームを減衰運動させる手 段とを有する形式の衝撃吸収座席取付け装置において、前記プラットホームに取 り付けられた座席を有しており、該座席は、これに座る人を支持するように配向 された状態で、前記上方の位置での前記運動線が水平線に対して第1角度を形成 するように前記プラットホームに対して配置され、前記第1角度が30〜70° の範囲内にあることを特徴とする衝撃吸収座席取付け装置。
  7. 7.前記第1角度が約50°であることを特徴とする請求の範囲第6項に記載の 衝撃吸収座席取付け装置。
  8. 8.前記減衰手段が管状のショックアプソーバを備えており、該ショックアブソ ーバが1つの軸線を形成しており、該軸線が水平線に対してほぼ前記第1角度に 配向されていることを特徴とする請求の範囲第6項に記載の衝撃吸収座席取付け 装置。
  9. 9.前記リンク機構が少なくとも2つの平行リンクを備えており、各平行リンク が前記基部及びプラットホームに枢着されており、両リンクがショックアブソー バの前記軸線を横切る方向に配向されていることを特徴とする請求の範囲第8項 に記載の衝撃吸収座席取付け装置。
  10. 10.前記減衰手段が、該減衰手段により加えられる減衰力を調節できることを 特徴とする請求の範囲第6項に記載の衝撃吸収座席取付け装置。
JP91503494A 1991-01-24 1991-01-24 高速船舶用座席の衝撃吸収座席取付け装置 Pending JPH05505987A (ja)

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PCT/US1991/000534 WO1992012892A1 (en) 1989-12-18 1991-01-24 Shock absorbing mounting system for high speed watercraft seat

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