JPH05504041A - 磁石モータ - Google Patents
磁石モータInfo
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
磁石モータ
発明の背景
本発明は、磁力を回転動作に変換する磁石モータに関するものである。ピストン
が同様の室内に摺動可能に配置された往復運動装置が周知である。駆動力がシリ
ンダ室内で周期的に発生され、ピストンを駆動して往復運動させる。往復運動エ
ンジン又は装置内で駆動力を提供するため電磁力が利用されてきた。かかる一部
の装置においては、ニンジンのシリンダ室を囲繞する複数の電気コイルが設けら
れる。電気コイルは電流により励起され、室内に発生された電磁力はピストンを
駆動して往復運動させることが出来る。通常、電磁往復運動装置は構造が極めて
複雑であり、構造体内に極めて精密な制御手段を組み込み、装置を制御されかつ
効果的な方法にて作動させることを要する。更に、殆どの従来の磁石モータにお
いて、コイルに常に大きい電流を供給し、有効な往復運動を生じさせる必要があ
る。キニン(Kiliski)への米国特許第3.1111.058号において
、該特許権者は永久磁石のような永久磁石材料に蓄えられた磁気エネルギを利用
して、往復運動装置に必要な駆動力を得ることが出来ることを発見したと述べて
いる。
発明の概要
本発明は2つの静止型ディスク状磁気ホルダ間に取り付けられたクランク軸を有
する磁石モータである。望ましくは、8つの永久磁石を各ディスクの周縁に沿っ
て等距離にて配置する。その周縁に沿って等間隔に離間された同様の数の磁石を
有する回転可能な磁石支持ホイールが各軸の端部に固定されている。かかる1つ
のホイールにおける磁石がもう一方の回転するホイールにおける磁石と22.5
0だけ非整列状態とされている。ビン噴出装置がクランク軸の上方にてケースに
取り付けられている。かかる噴出装置の各々はクランク軸を回転させることによ
りビン噴出装置ハウジング内を上下に駆動される噴出パッドと間欠的に接触する
噴出駆動ビンを有している。噴出駆動ビンはインキ書きペンのボール先端を押し
出しかつ退却させるのに使用される機構と同様の機構を備えている。各磁石ホル
ダの磁石は45°離間されており、1つの固定されたディスク又は静止型ディス
クの磁石はクランク軸の他端の永久ディスクの永久磁石と整列状態にある。磁石
かの動作を行ない、好適な実施例において、該磁石は押し又は反発し、即ち、永
久ディスクの磁石は相互に隣接する回転磁石の極性と同一極性を有することにな
る。噴出装置を使用してクランク軸及びはずみ車又は回転する磁石支持ホイール
を中心外に蹴り出し、固定された回転磁石により発生される次の推進力が回転動
作を継続する。
図面の簡単な説明
第1図は本発明の磁石モータの一部切り欠いた全面の側面図、第2図は第1図の
線2−2に沿った右側面図、第3図は第1図の線3−3に沿った左側面図、第4
図は第1図の線4−4に沿った図、第5図は第2図の線5−5に沿った図、第6
図は本発明の磁石モータの噴出ビンの大部分断面図とした図、第7図は第6図の
線7−7に沿った図、第8図は第6図のビン噴出装置の噴出ビンの全面の図、第
9図は第8図に示したビン噴出装置のスリーブヘッド内に挿入可能な軸を有する
歯付きばねホルダの全面の図、
第10図は第9図の線10−10に沿った図、第11図は第13図の発火準備位
置に落下する直前の位置にある歯付きヘッドの図、
第12図は展開前の噴出壁の内側の内面図、第13図は発火準備位置にある噴出
ビンの一部断面図とした図、第14図は第13図の線14−14に沿った図、第
15図は左側のビンが上死中心点にある相対位置における4つの噴出ビンを示す
図、
第16図は左側の第2のビンが上死中心位置にある点を除いて、第15図と同様
の図、
第17図は左側の第3の噴出ビンが上死中心位置にある点を除いて、第16図と
同様の図、
第18図は第4の噴出ビンが上死中心位置にある点を除いて、第17図と同様の
図、
第19図A及び第19図Bはそれぞれ第1の噴出ビンが第15図に図示するよう
に上死点位置にあるときの回転磁石及び非回転磁石の左側及び右側磁石方向を示
す図、
第20図A及び第20図Bはそれぞれ第2のビン噴出装置が第16図に示すよう
な上死点位置にあるときの左側及び右側磁石位置を示す、第19図A及び第19
図Bと同様の図、
第21図A及び第21図Bは第1のビン噴出装置が箪17図に図示する上死点位
置にあるときの左側及び右側磁石位置をそれぞれ示す図、第22図A及び第22
図Bはそれぞれ第2ビン噴出装置が第18図に図示した上死点位置にあるときの
左側及び右側磁石位置を示す図である。
発明の詳細な説明
先ず、第1図、第2図及び第3図を参照する。第1図には、軸受は又はブツシュ
15によりブロック10から支持されたクランク軸14が取り付けられたキャビ
ティ12を備えるケースブロック10が図示されている。恒久的に固定された磁
石18が設けられた静止型基部磁石ホルダ16が右側に図示されている。第2図
から明確に理解されるように、かかる永久磁石18は8個設けられている。磁石
支持ホイール20がクランク軸14に固定されかつ該クランク軸14により支持
され、更に該クランク軸14と共に回転する。磁石支持ホイール20は等間隔に
て離間された8個の回転磁石22を支持している。歯車24はクランク軸14に
固着され、出力取り出し手段として機能する。
磁石18と整列させた8個の静止型磁石28を有する静止型基部磁石ホルダ26
が第1図の装置の左側に設けられている。又、等間隔に離間した8個の回転磁石
を備える支持ホイール30がある。1つのホイールの回転磁石は他方の回転ホイ
ールの磁石と22.5°だけ非整列状態にされている。
第1図に図示するように、ケース10の頂部に取り付けられた4つのビン噴出装
置組立体34.36.38.40が設けられている。ビン噴出装置40の切欠き
図に図示するように、ビン噴出装置40に対して図示する位置に・ある噴出駆動
ビン42がハウジング44の下方を大きく為したハウジング46内まで伸長する
。
該ハウジング内に摺動可能に取り付けられた噴出パッド48がハウジング46内
に離間されている。該噴出パッドは接続ロッド50によりナックルジヨイント5
2に接続され、該ナックルジヨイント52は軸14に接続された平行なりランク
アーム56.60に枢動可能に接続された第2の接続アーム54を備えている。
枢着ビン58が接続ロッド54をクランクアーム56.60に接続する。他方の
3つのビン噴出組立体34,36.38は同様にクランク軸14に接続されてい
るが、これらは同時にはその1つだけがその上死点位置にあるように軸に位置決
めされている。これら組立体は、クランク軸14が一回転する毎に90°離間し
たその上死点位置に達する。
次に、第2図及び第3図を参照する。これら図は同様であるが、角度が異なるこ
とが理解される。各側部には、ホイールと共に回転する8個の磁石、及び静止型
磁石ホルダに取り付けられた8個の磁石を有する磁石支持ホイールを備えている
。これら磁石は全て半径方向に等間隔に離間されており、任意の2つの隣接する
磁石は45°離間されている。第2図及び第3図から、永久型又は静止型磁石ホ
ルダ26内における磁石28の方向は静止型基部磁石ホルダ16の磁石18に対
して方向決めされ、又は該磁石18と直接整列されていることが理解される。
しかし、回転するディスク又はホイール30の回転磁石32は回転するホイール
20の回転する磁石22に対して方向決めされていない。これらは軸14の軸線
に関して回転軸22の方向から22.5°異なる方向に方向決めされている。換
言すれば、回転する磁石32は第3図に図示するように、磁石28及びビン噴出
装置組立体34の真下にあり、回転する磁石22はそれぞれ、第2図に示した2
つの永久磁石18の間の中間にある。磁石18.28の内端縁は湾曲しているこ
とが理解される。これは内側の回転磁石に対する隙間を提供するためである。ビ
ン噴出装置40は、ボールペンの頂部ビンを一回押せば書くためのボールが外に
出て、二度目に押すとボール先端が退却する何百万というボールペンのビンと同
様の構造及び機能である。第6図乃至第14図には、かかるピン噴出装置の主た
る構成要素が図示されている。
次にシリンダヘッド64に螺合されたビン噴出装置ハウジング62を示す第6図
を参照する。ハウジング62は下端部に向けた肩部68を有する内側通路66を
備えて中空である。該ハウジングの上端はキャップ70により閉じられる。通路
66の縮小径の通路部分72は下方にテーパーを付けた肩部74を備えている。
第8図には、ピン噴出装置176が図示されている。第8図に図示した該ビン7
6は上述のボールペンのピン頂部の押出しビン又はロッドに対応する。ピン噴出
装置76は通路80を有する噴出装置へラド78を備えている。第9図に図示し
た歯ばねホルダヘッド82は第6図に図示するようにスペース80内に嵌入する
。
噴出装置ヘッド78の上端部は歯ばねホルダヘッド82のロック歯84と噛み合
うことの出来るロック歯83を備えている。歯ばねホルダへ、ド82の上端は第
6図に図示するように、ばね88を保持するばね受け入れ肩部86を備えている
。
ばね保持ヘッド90は、第7図に明確に図示するように、4つの大きい相互ロッ
ク歯車92、及びロック歯車92より小さい径の相互ロック歯車92間に等間隔
に離間させた4つの小さい相互ロック歯車94を備えている。
ハウジング62の内壁は第7図及び第12図に明確に示すように、その間に通路
100が形成されたより小さい肩部98を有する一連のロックパッド96を備え
ている。第10図は第9図の線10−10に沿った図であり、90°離間させた
相互ロック歯車19、及び相互ロック歯車92間に位置する相互ロック歯車10
4が図示されている。第12図はロックバッド96及びロック肩部98のパター
ンを示す、展開前の噴出装置の壁の内側の内部状態を理解するのに有用である。
次に、噴出バッド108の上方に取り付けられた噴出ピン76を示す第4図を簡
単に参照する。クランク軸14の回転に伴ない、該噴出装置バッド108はハウ
ジング52内で上下に動くことが理解されよう。第11図において、噴出装置パ
ッド108はクランク軸の回転により上方に動き、その箇所で該バッドは噴出ピ
ン76に接触し、これにより該ビンは上方に動きかつ第11図に図示した位置と
なり、噴出装置のスリーブヘプト82は、ヘプト82の傾斜した歯84間の動作
に起因して、及びスリーブの噴出装置ヘッド78の上方を向いた傾斜歯83によ
り回転日夜となり、噴出ピンがその発火準備位置となる第13図に1示した位置
に達するまで、連続的に上向きの力が加わることによりホルダヘッド82を回転
させる。次に、バッド108がビン76に接触するとき、ホルダヘッド82はば
ね82の下方に付勢する力により回転し、下降自在となる。この下向きの力はバ
ッド108に伝達され、この力は次に回転力の形態にてクランク軸に伝達され、
該クランク軸を回転位置に駆動する。このように、クランク軸の1つの回転位置
により、バッド108は噴出ピン76を上方に駆動し、該ビン76が発火準備と
なり、クランク軸の次に回転により、(その下方位置に下降した)ビン76を上
方に動かし、その上方への動きによりホルダへラド82は非ロツク位置まで回転
され、これによりばね88は該ヘッド及びビン76を下方に駆動する。
次にこの磁石モータの作用について説明する。先ず、第19図A及び第19図B
を参照する。第19図A、第20図A、第21図A及び第22図Aは第3図に示
した方向の内、磁石方向の左側を示す一方、第19図B、第22図A1第22図
B、第22図Bは右側磁石方向、又はこれら磁石の第2図に示した方向を示す。
第19図Aに示した位置にあるとき、磁石28.32は略整列されるが、磁力は
実線の矢印方向に生じる。点線の矢印は回転するホイールの回転方向を示す。磁
石28のN極を示す第19図Bは磁石32のN極に隣接しており、このため反発
動作が生じる。これは左側磁石方向及び右側磁石の双方のその他の全ての対の磁
石に当て嵌まる。第19図Bにて、回転磁石22は実線の矢印で示した力により
磁石18に隣接する位置から図示した方向に向けて急激に推進される。次に、ク
ランク軸及び噴出バッド48の位置を視覚的に示すため第15図を参照する。ビ
ン噴出装置組立体44において、バッド48Aは第11図に示した方法と同様の
方法にてピン噴出装置の駆動ピン76Aを上方に向けてハウジング34内まで押
し込む。クランク軸が一回転すると、ビン噴出装置組立体は発火準備状態となり
、クランク軸14が次に回転するとき、噴出パッドが噴出ピンを発火させる。ク
ランク軸及び噴出パッド48B、48C148の位置も又図示されている。クラ
ンク軸が回転を続けることにより、ビン噴出装置組立体は第16図に示した位置
となる一方、ビン噴出装置組立体36はその上死点中心位置となる。回転するホ
イール20.30の回転は破線の矢印で示しである。ビン噴出装置組立体がキッ
クモードにあるとき、回転動作が開始されたならば、該ビン組立体はクランク軸
及びはずみ車を中心外に蹴り出す。図示するように、クランクアームが噴出ピン
に当たるとき、ビン及びばねはクランクアーム及び回転する磁石ホイールを中心
外に付勢させる。次に、モータの出力はホイール24を介して適当な出カ取り出
し接続部に伝達される。ホイールが中心外に蹴り出されたならば、推進力により
ホイールは回転する。
第20図A及び第20図Bには、ビン噴出装置組立体36が第16図に示したそ
の上死点中心位置にあるときの磁石の位置が図示されている。第21図A及び第
21図Bには、ビン噴出装置組立体38が第17図に示した上死点にあるときの
位置が示しである。第18図には、磁石が第22図A1第22図Bに示した位置
にあるとき、その上死点中心位置にあるビン噴出装置組立体4oが図示されてい
る。
このモータは磁石の押し動作及び吸引動作により力が得られるように設計されて
いる。図示した磁石は相互に近接する柱状である限り、押し動作を行なう傾向に
ある。これら磁石は逆に配置し、これら磁石が相互に吸引動作する傾向となるよ
うにすること力咄来る。上述のエンジンは、各端部に16個ずつ、合計32個の
磁石を有する4つのシリンダを備えている。各端部には、8個の回転磁石及び8
個の静止磁石がある。この磁石モータは、クランク軸に押付は力を作用させ、磁
石の吸引力の点を越えてモータを駆動する噴出装置を備えている。本発明者が構
成した特別なモータは、鋼製部品を使用せず、アルミニウム、黄銅、及びステン
レス鋼から成る小型のエンジンである。
又、本発明者が構成したモータの寸法には制限がなく、その寸法は使用、される
磁石寸法いかんによる。これら磁石はプラスチックにて形成することが出来、磁
石全体の頂部は整形された形状とし、又クランク軸はセラミックにて形成するこ
とが出来る。本体も又プラスチックにて形成することも出来る。
本発明は幾分特定的に説明したが、この開示の精神及び範囲から逸脱せずに構造
及び配置の細部に多くの変更を加え得ることは勿論である。本発明は説明のため
にここに掲げた実施例にのみ限定されるものではなく、各構成要素は妥当である
均等物の範囲を含み、請求の範囲の記載事項の範囲によってのみ限定されるべき
ものであることが理解される。
国際調査報告
Claims (4)
- 1.磁石モータにして、 ハウジングと、 前記ハウジングから回転可能に支持されたクランク軸と、前記クランク軸の各端 部に設けられかつ前記クランク軸に固定されたディスクと、 その外縁に沿って等間隔に離間された前記磁石ホルダーディスクの各々に取り付 けられた複数の永久磁石であって、1つのディスクにおける磁石が他方のディス クにおける磁石と非整列状態となるようにされた複数の永久磁石と、前記ハウジ ングの各端部に設けられた静止型磁石ホルダと、前記各静止型磁石ホルダに固着 された等間隔に離間した複数の磁石であって、前記各静止型磁石ホルダの対応す る磁石と整列された複数の磁石と、前記ハウジングに取り付けられた複数のピン 噴出組立体と、前記クランク軸を前記ピン噴出組立体の各々に接続し、前記噴出 パッドの各々が相互に90°動くようにする手段とを備えることを特徴とする磁 石モータ。
- 2.請求の範囲第1項に記載の磁石モータにして、前記回転型ディスクの各々に 8個の永久磁石が設けられ、前記静止型磁石ホルダの各々に8個の永久磁石が設 けられられることを特徴とする磁石モータ。
- 3.磁石モータにして、 2つの静止型ディスク状磁石ホルダと、前記静止型ディスク状磁石ホルダ間に回 転可能に取り付けられかつ前記磁石ホルダにより支持されたクランク軸と、 前記磁石ホルダの各々の外縁に沿って等間隔に位置決めされた8個の永久磁石で あって、1つのディスクの永久磁石が他方のディスクの永久磁石と整列される永 久磁石と、 前記クランク軸の各端部に取り付けられた磁石支持ホイールと、前記磁石支持ホ イールの各々に設けられた等間隔に離間した8個の回転型永久磁石であって、1 つの支持ホイールにおける磁石が他方の支持ホイールにおける2つの磁石間の中 心の半径方向点と整列される永久磁石と、前記静止型ディスク状磁石ホルダを支 持するハウジングと、各々が前記ハウジング頂部に取り付けられたばね負荷駆動 機構を有し、更に、各々がその上方位置まで駆動されたとき、ばね負荷駆動機構 を発火準備させ、交互に上方に駆動されたとき、発火準備させたばねを解放する 下向きの磁石駆動ピンを有する4つのピン噴出組立体と、 前記ビン噴出組立体の各々の噴出装置パッドであって、前記クランク軸に接続さ れ、各パッドが中間から90°のその頂部位置に達すると、通過したパッドがそ の頂部位置に達し、これにより駆動ピンを上方に押すようにした噴出装置パッド を備えることを特徴とする磁石モータ。
- 4.請求の範囲第3項に記載の磁石モータにして、前記クランク軸に接続された 出力取り出し軸を備えることを特徴とする磁石モータ。
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