JPH05503437A - 引込み式の針装着部を有する注射器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 引込み式の針装着部を有する注射器 この発明は引込み式の針装着部を有する注射器に関する。

使用済みの皮下注射の針からの偶発的なけがおよび感染の防止は近年相当な関心 を引いてきたが、針を注射器のバレルの中に引込む注射器を製造するための以前 の提案は、針がバレルの中に引かれることを可能にするように針をその注射位置 から解放するために不都合なロッキングまたは離脱のステップを要求した。

興味を起こさせるものは米国特許第４０２６２８７号であり、これはプランジャ がその前方表面上でねじ嵌合を有する配列を説明する。プランジャはその完全に 押下された位置に到達したとき、プランジャ上のねじ嵌合が針が据付けられてい る注射器のバレルの前方部分上の対応するねじ山に係合することを可能にするよ うに回転される。この態様で針を固定した後、プランジャは引かれてこのように バレルと前方針部分との間の弱体部を切断して針の引込みを可能にする。プラン ジャと針とをねじ係合するための必要条件は、潜在的に危険な針がまだ剥き出し にされている間に付加的な手の移動を要求し、かつざらにバレルから前方針部分 を切断することはかなりの力を要求する。

たとえば米国特許第４６９２１５６号、第４５０７１１７号および第４８０４３ ７０号またはＰＣＴ公開番号第ＷＯｌ１９１０４６８１号および第ＷＯ３９／［ １９０７５号に示されるいくつかの以前の提案は、プランジャの前方端部上の嵌 合と針またはその装着と関連する構成との間のスナップ接続を利用したものであ る。これらの配列は別個のロッキングまたはねじで締めるステップなしにプラン ジャおよび針（装着部）の係合を可能にする。

しかしながら、これらの配列において、針（装着部）は接着または強制嵌合され てバレルと封止係合し、かつ力はプランジャを引込む間にかけられて針（装着部 ）とバレルとの間のこの接着剤または他の接続を壊さなければならない。

これは不都合である、なぜならこの後方向の力は針が剥き出しにされている間に かけられる必要があるばかりでなく、プランジャと針（装着部）との間の係合は この力がかかっている間に針（装着部）のロックが外れることを防ぐのに十分強 くなければならないからである。

米国特許第４１ｔ３１１１１６９号およびオーストラリア特許出願第２１１３３ ４／１１９号で述べられた注射器は針またはその装着部のバレルの残部からのよ り積極的な解放を与える。これらの注射器において、プランジャはその完全に押 下された位置で、針に隣接するバレルの前部壁に係合し、このようにして針また はその装着部とバレルとの間の接着剤または封止を壊し、針（装着部）が相当な 後方向の力をかけることなく引込まれることを可能にする。しかしながら、これ らの配列は容易な製造技術で処理することができず、かつさらに取外し可能な針 が針装着部の針台座上に置かれる注射器にはうまく適合されないようである。

ＰＣＴ公開番号第ＷＯ８９／［４３５号で述べられた配列もまたプランジャの後 方向の動きを利用して針をバレルから離脱させ、この場合針がプランジャの凹み にばねバイアスをかけられることを可能にする。直前のパラグラフで論じられた 注射器の場合のように、Ｗ　Ｏ８９１００４３５に示される配列は容易な大量生 産で処理することができず、かつさらにたとえば、注射器が第１の針を使ってア ンプルから満たされるが、新しい無菌の針を使って患者に注射される場合、要求 に応じて取換え可能な針とともに使用されることが不可能である。ＷＯ３９１０ ０４３５の注射器のさらなる不利な点は、もし注射器が皮膚硬結部または筋肉の ような堅い材料に不注意で挿入されたら、早まって針を引込みそうな引込み前の バレルにおける針の据付けの比較的脆い性質である。

この発明の目的は針装着部がバレルへの安全な引込みのためにプランジャによっ て自動的に係合される注射器を提供するための以前の提案で明らかな欠点のいく つかを改良することである。

この発明に従って、バレル、バレル内で動作可能なプランジャおよび針装着部を 含む注射器が提供され、針装着部はバレルの一方の端部で針装着部を離脱自在に 保持するための変形可能な固定部分を有し、固定部分はスナップロック係合手段 の第１のエレメントを含み、それはバレルの内部壁土でスナップロック係合手段 の第２のエレメントと協働し、注射器はさらにプランジャが針装着部に接近する ときに固定部分を変形させてそれによって針装着部のバレルとのスナップロック 係合を離脱させるためのプランジャ上の手段と、プランジャ上および針装着部上 の協働可能な手段とを含み、それによってプランジャはプランジャまたは針装着 部と係合されたその一部分がバレルの前記一方の端部から離れて変位される場合 に、針装着部をバレルの中に引くために離脱された針装着部を係合することが可 能である。

注射器が空っぽのときのプランジャによる針装着部固定部分のバレルからの自動 的離脱は、付加的な動作が針装着部のかかる離脱を確実にするために行なわれる 必要がないので、特に便利である。

針装着部固定手段とバレルとの間のスナップロック係合は、針が比較的堅い物体 に挿入されるときでさえ、針装着部がバレルから不注意に離脱されることを回避 するように有利に構成される。最も有利なことに、スナップロック係合手段の第 １および第２のエレメントは、固定手段がプランジャによって積極的に変形され ない限り、離脱を防ぐように配向された協働表面を有する。好都合に、協働表面 は注射器の軸に垂直方向に延在する。

バレルの内部壁と固定部分との間のスナップロック関係の離脱は、プランジャが 降下するにつれて、スナップロック手段の第１のエレメントが、固定部分上で、 バレルの内部壁から離れて半径方向に内向きに変形することを典型的に含むであ ろう。−配列において、プランジャ上の変形手段はプランジャの降下中固定部分 上の突出部を圧迫する傾斜した半径方向に内向きに面する表面の形状であり、こ のように固定部分を半径方向に内向きに変位させる。代替的に、固定部分の上部 表面は変形手段を規定するプランジャ上の前方突出部に係合し、前記上部表面は プランジャの降下中突出部によって半径方向に内向きに変位される傾斜した半径 方向に外向きに面する表面の形状である。好都合に、プランジャの変形手段およ び固定部分双方上の係合表面は対応する傾斜表面を有する（つまりすぐ上で論じ られた配列において、それぞれの突出部は両方とも適切に傾斜した係合表面を有 する）。

注射器の好ましい配列において、固定部分はバレルに突出する複数個の弾性の角 をなして空間を設けられたアームを含み、各アームはその上にそれぞれの第１の スナップロックエレメントを有する。プランジャを係合するための針装着部上の 協働手段は好都合に１つ以上のアーム上のキャッチの形状である。

注射器とともに使用されるべき針は針装着部に永続的に固定され得るが、針装着 部は針を取外し可能に受入れるための台座を有することが好まれる。これにより 同一の注射器がもし別個の針が注射器をそれぞれ満たすおよび排出するために使 用されれば起こり得るように、針装着部が引かれる前に１つより多い針とともに 使用されることが可能になる。特に針装着部が取外し可能な針を受入れることが 意図されるところでは、バレルの端部での針装着部の係合はバレルに対する針装 着部の回転を好ましくは防ぐが、これは針装着部上での針の場所状めが抑制され るときに起こり得ることである。この抑制は針装着部の回転を防ぐようにバレル の内部壁で軸方向に延在する協働溝に係合する針装着部の一部分から突出するボ スの形状を取り得る。この配列において、溝はボスが針装着部を引いている間に 軸方向に変位されることを可能にする。代替的に、突出部は針装着部の適切に形 づくられた戻り止めと協働するようにバレルの内部壁土に配置され得る。

注射器はプランジャか針装着部の離脱および捕獲の後バレルから完全に引かれる ことを妨げるための手段を好ましくは有するであろう。かかる引き防止はプラン ジャの本体をヘッドより小さな直径のそのヘッドから遠く離れさせることによっ て、かつさらにそれがバレルのハンドル端部に接近するにつれてプランジャのよ り幅広いヘッド部分に係合するようにバレルのハンドル端部でバレルに延在する 突出部を設けることによって与えられ得る。

この発明の好ましい実施例において、プランジャと針装着部との間の協働は、針 装着部が、もはやバレルの前記一方の端部内に保持されないときに、傾斜するこ とを許容され、それによって引かれた針装着部に関連する針の先端が針がバレル の前記一方の端部を通って再び延長することを妨げるためにバレルの内方向に突 出する表面に係合することが可能である。これは解放された針装着部をとらえる ためにプランジャの前方端部で固定手段上にキャッチ手段を設けることによって 達成され、それぞれのキャッチ手段は注射器の軸に対して非対称的に配置される 。好都合に、手段は傾斜方向に針装着部にばねバイアスをかけるのを援助するよ うに針装着部上に設けられる。

代替の実施例において、針装着部（および関連する針）の引きはプランジャの主 要本体部分から構成される装着部と協働するプランジャの部分によって行なわれ 、その結果針装着部はプランジャ内のばねまたは真空のような手段によってバレ ルに引込まれる。

付加的に、または代替的にさらなる実施例において、プランジャは、それが針装 着部をとらえかつ注射針がもはや注射器の外部から突出しないことを確実にする のに少なくとも十分引かれた後、バレルの前方端部の方向にさらに移動すること を妨げられる。これはプランジャとバレルとの間に一方向のラチェット機構を設 けるか、またはバレルの後方端部とそのヘッドに隣接するプランジャのシャフト との間にスナップロック設備を設けることによって達成され得る。かかる設備は プランジャがバレルから外されるのを防ぐための上述の手段を兼ね得る。

この発明に従う注射器の３つの実施例を添付の尺度法めされていない概略の図面 を参照して例によってのみここで説明し、図面において、 図１はアセンブリ前の第１の実施例の断面側面図であり、図２は図１の針装着部 側面図ではあるが９０°回転されており、 図３はプランジャが針装着部に接近するときの組立てられた第１の実施例の部分 断面側面図であり、図４は針装着部がバレルの端部から離脱されかつバレルに引 かれた状態で組立てられた第１の実施例の部分側面図であり、 図５は針装着部をプランジャの本体に引くためのばね負荷をかけられた機構を有 する第２の実施例の部分断面側面図であり、 図６はプランジャがその完全に引かれた位置に接近したときの第３の実施例の部 分断面側面図であり、図７は図６と類似の図であるがプランジャが完全に引かれ かつさらなる動きを抑制された状態の図であり、さらに図８は図７の線Ａ−Ａに 沿って切取られた断面平面図である。

まず図１ないし図４を参照して、注射器の第１の実施例１０はバレル１２、バレ ル内で動作可能なプランジャ１４およびバレルの一方の端部２０で開口部１８内 に離脱自在に固定可能な針装着部１６を含む。図３かられかるように、針装着部 がバレルの前記一方の端部２０でその係合された位置にあるとき、切頭円錐台の 針台座部分２２は開口部１８を介して延在し、針装着部の残部は開口部１８のリ ム２６を規定するために前記一方の端部２０でバレルの内部から内方向に延在す る環状の抑止フランジ２４によって開口部から現れ出るのを抑制される。抑止フ ランジ２４は針装着部がバレルの前記一方の端部２０内の所定場所にあるとき針 装着部のまわりで延在する協働する環状の肩２８に当接し、その結果リム２６は 針装着部の隣接する外部壁３０と流体の漏らない干渉嵌合関係にある。図２で最 もよくわかるように、ボス３２はその肩２８に隣接する針装着部の干渉嵌合外部 壁３０の一部から外方向に延在する。ボス３２は開口部１８のリム２６で協働す る軸方向に延在する溝３４に係合して、バレルの前記一方の端部で所定位置にあ るときバレルに対する針装着部の回転を妨げる。　注射器を組立てるために、針 装着部はバレルの第２の端部３６で開口部からバレルに挿入され、かつ開口部１ ８を通って部分的に延在するようにバレルの前記一方の端部２０で所定位置にス ナップロックされる。プランジャのヘッド３８はそれからバレルに挿入され、そ の結果その封止手段、この場合０−リング封止４０はプランジャが開口部１８を 介して流体を排出するために動作可能であることを許容する。

プランジャのヘッドの挿入後、各々がそれぞれの半円状の切離し部４６を有する １対のカバープレート４２および４４が、プランジャの本体がそれを介して延在 する状態で（図示せず）バレルより狭い直径の開口部を規定するように切離し部 が協働するように、たとえば超音波溶接によってバレルの前記第２の端部３６を 横切って固定される。このように、カバープレートはプランジャのより幅の広い ヘッド３８がヘッドがバレルの前記第２の端部に接近するにつれて切離し部４６ によって規定される開口部のリムを打つのでバレルからのプランジャの完全な引 きを妨げる。

針装着部およびバレル内でのそのスナップロック係合ヲより詳細にここで説明す る。バレルの端部２０で開口部１８を通って突出する円切頭錐台の突出部２２は 皮下注射の針４８のプラスチックの台座４７を受入れることが可能である（図１ に図示せず）。針は針装着部の導管４９を介してバレルと連通ずる。針装着部は バレルの内部表面に沿って軸方向に一体に延在するそれぞれの弾性アーム５４ま たは５６上に各々配置されたスナップロック嵌合５０および５２によってバレル の前記一方の端部２０内で離脱自在にロックされる。スナップロック嵌合５０お よび５２は各々バレルの内部表面のまわりに環状に延在する溝５８を係合して、 バレルの前記一方の端部１８内で針装着部をロックする。各スナップロック嵌合 の協働表面６０は溝５８上の協働前６２のようにバレルの軸に垂直に規定され、 それによってアーム５４または５６がバレルの内部壁から離れて意図的に変位さ れない限り針装着部の変位を妨げる。各スナップロック嵌合の対向表面６４は傾 斜し、それによって注射器のアセンブリの間バレルの前記一方の端部で針装着部 を係合するように挿入するのを援助する。

アーム５４および５６の各々は針装着部から離れてそれぞれのスナップロック嵌 合の範囲を越えて延在し、各々がバレルの軸方向に対して約４０°であり、かつ バレルの内部壁の隣接部分に向けて一般に面するそれぞれの傾斜表面６６または ６８を規定する。

使用の際、プランジャが押下されて針装着部に接近するとき、プランジャの流体 と接触する面から軸方向に延在する環状のウェブ７０が針装着部のアーム５４お よび５６の各傾斜表面６６および６８に係合し、それによってアーム５４．５６ をバレルの内部に向けて変位させる。図３で最もよくわかるように、これはスナ ップロック嵌合５０および５２が溝５８から離脱することを引起こす。プランジ ャの環状のウェブ７０はバレルの軸方向に対して約３０°の傾斜内部表面部分７ ４を有し、アーム５４および５６を変位させる際にそれぞれの傾斜表面５２およ び５４と協働する。

針装着部１６をそれが取付けられた皮下注射４８とともに引込むことができるよ うにするために、外方向に面するキャッチ７２が針装着部から延在するアームの 一方の自由端に隣接して設けられる。この実施例では、半径方向に延在するフラ ンジ７６によって支えられる傾斜表面部分７４が針装着部から延在するアームを そのスナップロック嵌合のロックを外すのに十分変位させた後、キャッチ７２は 環状のウェブ７０の自由端から内方向に延在する半径方向に延在するフランジ７ ６によって規定される協働キャッチ７４によってつかまれる。プランジャがその 後バレル内に引かれたとき、キャッチのグリップは今離脱された針装着部もまた バレル内に引かれることを引起こす。

この実施例１０において、単一のキャッチ７４のみが針装着部上に、アーム５４ 上に設けられ、したがって、引込まれた針装着部がリム２６からバレルの開口部 を取除くので、針装着部は図４に示されるように傾斜し、それは部分的にはキャ ッチを有さない他のアーム５６のばねバイアスによって援助される。皮下注射４ ８が注射器のバレル内に完全に引かれたとき、その鋭利な先端７８はバレルの内 部壁に対抗してあり、かつもしプランジャがその鋭利な先端がアーム５６のばね バイアスによってバレル壁に対抗して保持されているときに再び押下されれば、 バレルの開口部１８を介して再び出てくることを不可能にするであろう。

注射器の第２の実施例１００の一部が図５に示される。

この実施例はプランジャ１０４の本体１０３内に配置されたばね１０２を使用し て、針装着部のスナップロック嵌合１０８．１１０が図１ないし図３の実施例に 類似して離脱されるとき、針装着部１０６および取付けられた針をプランジャの 本体に引込む。この針装着部の第１の実施例に対する唯一の違いは、キャッチ１ １２または１１４が針装着部から延在する双方のアーム上に設けられてプランジ ャの流体に接触する表面１２０の中心部分１２２から軸方向にそれ自体延在する 環状のウェブ１１９から内方向に延在するフランジ１１８によって規定されるキ ャッチ１１６をつかむということである。

針装着部の引込みに先立って、ばね１０２はぴんと張られた状態で、かつプラン ジャの流体に接触する表面１２０の後ろのリム１２１とプランジャの中心部分１ ２２の後端部（図示せず）との間に延在する。針装着部のアームを変位させるた めの軸方向に延在する環状のウェブ１１９はプランジャの中心部分１２２上で支 えられる。中心部分１２２は中心部分１２２の外方向ヘプランジャの流体に接触 する表面上に配置されるそれぞれ軸方向に延在するアーム１２８または１３０か ら各々延在する１対のキャッチ１２４．１２６によってプランジャの流体に接触 する端部１２０に離脱自在に固定される。キャッチ１２４．１２６は各々環状の ウェブ１１９の軸方向に外方向の表面上のそれぞれの戻り止めに係合する。

キャッチ１２４．１２６を離脱しかつばねが針装着部をプランジャの本体に引く ことを可能にするために、環状の傾斜突出部１３２がその開口部端部に隣接する バレルの抑制された部分からプランジャの方向に軸方向に延在する。

プランジャが針装着部に接近するにつれて、傾斜表面または突出部１３２はプラ ンジャの中心部分１２２を固定するアーム１２８．１３０の各々の自由端に配置 されたそれぞれの協働傾斜表面１３８または１４０を変位させる役割をする。ア ーム１２８．１３０は外方向に変位されるので、キャッチ１２４．１２６は離脱 し、かつ針装着部はばねによってプランジャの本体に引込まれ、そのスナ・ソプ ロ・ツク嵌合が、図１ないし図３の実施例に関して述べられたように、プランジ ャの作用によって離脱された後、プランジャの本体にばねによって引込まれる。

ここで図６ないし図８を参照して、プランジャが針装着部をとらえかつバレル内 に引いた後、その完全に引かれた位置で所定位置にロックされる第３の実施例が 示される。

この態様でのプランジャのロッキングはプランジャが再び押下されてとらえられ た針および針装着部をバレルの前方端部を介して再び出すことを妨げる。針装着 部（および関連する針）は注射器の後方端部で効果的にロックされるので、引込 みの間針を傾けるために図１ないし図４で説明された配列を使用することは本質 的ではない。このように図１ないし図４で示された非対称的な針装着部１６、ま たは図５の実施例の二軸方向に対称的な針装着部は、各々図６ないし図８に示さ れるプランジャロッキング設備とともに使用され得る。

図６ないし図８に示されるように、プランジャはバレルの後方端部１５６でバレ ル１５４に延在する複数個の弾性フィンガ１５２を設けることによってその完全 に引かれた位置でロックされ得る。この実施例において、プランジャのシャフト １５８は従来のＸ形状のプロファイルを有し、かつ図７で最もよくわかるように 、フィンガ１５２は各々Ｘプロファイルを規定するリブ１６０の間に突出する。

各フィンガ１５２は注射器のそれぞれのフィンガタブ１６４に接着された固定部 分１６２、および隣接するリブ１６０のそれぞれの交差点に密接に隣接するプラ ンジャへ・ソド１６８に向けて延在するスナップロック部分１６６を有する。

各スナップロック部分１６４はスナップロックヘッド１７０で終結する。

スナップロックフィンガと協働するために、そのヘッド１７２に隣接するプラン ジャには各々がシャフト１５８の隣接するリブ１６０の間に設けられた横方向に 延在するフランジ１７８が設けられる。プランジャを引くとすぐ、各フィンガ１ ５２のスナップロック部分１６６はそれぞれのフランジ１７８の周りで変形し、 それをロックしてプランジャの再配置およびそこから針が引かれた開口部を介し て針が再び出ることを妨げる。

針装着部から一体に延在する２つのアームを有する実施例を参照することによっ て注射器を説明してきたが、針装着部のための固定手段、バレルの端部内でのそ の据え付けおよびプランジャの針装着部との係合の他の構成がこの発明の精神お よび範囲内にあることはすぐに明らかになるであろう。

ＦＩＧ、　Ｓ 国際調査報告 蒜亀脈Ｎ願萱器−１もδ５＆ ＵＳ４９４６８０８　ＡＵ３０００４／８９　ＥＰ　３２９０３８　ＪＰ１２４ ９０６６ＩＭＩ　ＯＦ　Ｍ

Claims (15)

【特許請求の範囲】
1. １．バレル、バレル内で動作可能なプランジャおよび針装着部であってバレルの 一方の端部内で針装着部を離脱自在に保持するための変形可能な固定部分を有す る針装着部を含む注射器であって、固定部分はスナッブロック係合手段の第１の エレメントを含み、この第１のエレメントはバレルの内部壁上のスナッブロック 係合手段の第２のエレメントと協働し、注射器はさらにプランジャが針装着部に 接近するとき固定部分を変形させるための手段をプランジャ上に含み、それによ って針装着部のバレルとのスナップロック係合を艇脱させ、さらに注射器はプラ ンジャ上および針装着部上に協働手段を含み、それによってプランジャはプラン ジャまたは針装着部と係合されたその一部がバレルの前記一方の端部から離れて 変位されるとき、針装着部のバレルの中への引きのために離脱された針装着部を 係合することが可能である、注射器。
2. ２．プランジャ上の変形手段は固定部分と協働するように適合されてバレルの内 部表面から離れて軸方向に内方向に固定部分を変形し、それによって計装着部の バレルとのスナッブロック係合を離脱する半径方向に内方向に面する傾斜表面に よって規定される、請求項１に記載の注射器。
3. ３．固定部分はプランジャ上の変形手段と協働するように適合されて針装着部の バレルとのスナッブロック係合を離脱する半径方向に外方向に面する傾斜端部面 を含む、請求項１に記載の注射器。
4. ４．固定部分は前記一方の端部からバレルに突出する複数個の弾性の角をなして 間隔を設けられたアームによって規定され、各アームはその半径方向に外方向の 表面上にそれぞれの第１のスナッブロックエレメントを有する、請求項１に記載 の注射器。
5. ５．第１および第２のスナッブロックエレメントは各々バレルの軸に垂直に配向 されたそれぞれの協働表面を有する、請求項１に記載の注射器。
6. ６．協働手段は固定部分上に配置されたキャッチ手段を含み、プランジャ上に配 置された協働キャッチ手段に係合する、請求項１に記載の注射器。
7. ７．固定部分および／またはプランジャ上のキャッチ手段はバレルの軸に対して 非対称的に配列され、それによって針装着部がその引きの後バレル内で傾くこと を可能にする、請求項６に記載の注射器。
8. ８．固定部分は傾斜の方向に針装着部にバイアスをかけるように適合される、請 求項７に記載の注射器。
9. ９．針装着部は針を取外し可能に受入れるための台座を規定し、針装着部と係合 された針はまた針装着部とともにバレルの中に引くことが可能である、請求項１ に記載の注射器。
10. １０．針装着部およびバレルの内部表面のうちの一方はそれから半径方向に延在 し、かつ針装着部および内部表面のうちの他方に配置される軸方向に延在する溝 の中に受入れられる突出部を有し、それによって針装着部がバレルの前記一方の 端部で保持されるとき針装着部とバレルとの間の相対的な回転を妨げる、請求項 １に記載の注射器。
11. １１．プランジャは針装着部をバレルの前記一方の端部からのその離脱および引 きの後受入れるように軸方向に延在する空洞をその中に規定する、請求項１に記 載の注射器。
12. １２．その上に協働手段を有するプランジャの部分はプランジャの残部から離脱 され、かつ針装着部とともに空洞の中に引かれるように適合される、請求項１１ に記載の注射器。
13. １３．プランジャの前記部分は空洞の中にばねバイアスをかけられる、請求項１ ２に記載の注射器。
14. １４．プランジャの前記部分はプランジャの前記残余部分にスナップ係合され、 かつバレルの前記一方の端部に向けてのプランジャの接近はプランジャの前記残 余部分の一部を横方向に変位させて前記部分のスナップ係合を離脱させる、請求 項１２に記載の注射器。
15. １５．プランジャのバレルの前記一方の端部に向けての接近中に、プランジャの 前記残余部分の前記部分はその半径方向に内方向に傾斜した前方表面および／ま たは前記一方の端部に配置され、かつバレルの内部壁から間隔を置かれた半径方 向に外方向に傾斜した表面によって半径方向に外方向に変位される、請求項１４ に記載の注射器。