JPH05502722A - 距離測定方法と装置 - Google Patents

距離測定方法と装置

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JPH05502722A
JPH05502722A JP3501271A JP50127191A JPH05502722A JP H05502722 A JPH05502722 A JP H05502722A JP 3501271 A JP3501271 A JP 3501271A JP 50127191 A JP50127191 A JP 50127191A JP H05502722 A JPH05502722 A JP H05502722A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 距離測定方法と装置 本発明は、ガンマ放射線の移行時間の計測に基づいて距離を決定する方法と装置 とに関する。
金属工業では、鉱石還元炉での表面レベルに関連した距離測定上の問題点が存在 している。これらの問題点は、距離測定スペースに在る腐蝕性の高温煙道ガスに よって複雑にされている。
5工業界で現在使用されている距離測定方法のうち、本発明に係る方法は、光の 移行時間が距離測定に使用されているパルス化されたレザーの飛程時間(pul sedLims−of41ight)の距離測定に原理的に類似している。レザ ーの使用に間違した制限によって、それは全ての距離測定には適用されない。制 限の最も重要なものは、多分レザー光線によって計測されるターゲットを目視コ ンタクト(ν1sual contact)する必要がある点であろう、この理 由によって、例えば煙、ガス、ダスト等が距離測定を妨害するか又は邪魔する。
レザー使用の別の難点は、計測受信器におけるノイズを増大し、これによって計 測値の不正確さを増長させることになる高い温度となっているターゲットの計測 に現れる。他方、媒体の温度が変化すると光の伝播速度が変化するため不正確さ が増長する。しかし、5工業界には、上記タイプの多くの距離測定ターゲットが あり、従って他に可能性のある距離測定方法を開発するl・要がある。
ガンマ放射線が距離測定に利用されることが今警きをもって観察されている。ガ ンマ−量子は、空気の圧力、湿度、温度に無関係に光の真空速度で空気中を移動 する。更に、それらの高いエネルギーによってそれらは媒体(1〜10g/cm ’)を透過し、それでターゲットとの目視コンタクトは必要とされない。本発明 に係る方法と装置は、かくして、例えば、鉄鋼業における転炉や、銅工業におけ るフラフノユ溶解炉等金属工業における表面レベルの決定に通している。更に、 本発明は、今日性る、表面レベルメータを使用してもバッチの溶解と還元がモニ ターされない軽電弧炉が使用されている他の金属工業加工処理にも用途を有して いる。計測される表面は、金属であったり、鉱物であったり、又はスラグによっ て覆われた金属であったりする。本発明に係る方法と装置は、更に、金属頂部上 のスラグ又はセラミックスの層の厚さを決めるために使用される。処理制御を改 善することによってエネルギーを節約するのは、本発明に係る方法と装置の更に 別な長所である。使用されるソースは、例えばNa−22アイソトープ等の陽電 子放射のラジオアイソトープとすることができる。
本発明の方法では、コリメー) (collimate )されたガンマ放射線 が、計測されるターゲットに放射され、ターゲットから戻る散乱ガンマ放射線は 、検出器を使用して検出される。本発明は、β゛対消6 (annihilat ion)に基づいている。使用さnる放射ソースが、例えばNa−22ラジオア イソトープの場合、1.28MeVガンマ量子と陽電子とが放射線減衰の結果と して発生される。発生される陽電子のr′f命は短く、その後それは電子と対消 滅される。対消滅では、陽電子と電子の′R量は、電磁放射エネルギーに転換さ れる。かくして、正確に反対方向に去って行き計測に利用可能な2つの0.5M eVのガンマ量子が発生される。
放射ソースから発射される一方の量子は、5TART (開始)検出器によって 検出され、時間計測が開始する。他方の量子は、ソースと検出器を結ぶ直線に沿 って反対方向に移行する。かくして形成されたガンマ線は、距離が決められるタ ーゲットに向けられる。ガンマ放射線が金属表面上に衝突すると、コンプトン散 乱が起きる。ターゲットから散乱される量子は、立体角(solid angl e)に対応した成る確率を伴ってEND (終了)検出器に向かって行き、それ に当たると時間の計測は止まる。もし、計測される距離が非業に長くて5TAR T (開始)パルスとEND’(終了)パルスとが同じ検出器によって相互に分 別されるならば、5TART検出器をEND検出器として使用することもできる 。ガンマ放射線が光の真空速度で移行することが知られているので、検出器と金 属表面との間の所望の距離が各ガンマ量子の移行時間から算出される。ガンマ量 子は、ノツチレーン1ン結晶を使って検出され、それらに当たるとそれらは光の パルスを発生する。光のパルスの強さは、ンンチレータと、結晶に当たる量子の エネルギーとに依存している。発生された光のパルスは、光電子倍増管(PMT )を使って増幅され、且つ電気の形に転換される。
PMTから受信されたパルスは、5TART及びEND検出器に衝突したガンマ 量子間の時間差を出力パルス振幅に変換する時間−振幅変換器に加えられる。得 られた計測結果は、パルス高さ分析器に記憶される。計測システムの原理の線図 が、第1図に描かれている。本装置に使用されている検出器は、最大限早いもの でなければならない。現在シンチレーノジン結晶がそのようなものとなっている 。使用されるンンチレータは、例えばフッ化バリウム(BaFz)やン/チレー ノゴンブラスチノク(例えば、NE]、04)とすることができよう。
本発明に係る装置のエレクトロ二ノクス装置は、ガンマ検出器として使用される BaF2 ンンチレーノヨン結晶検出器やPCに基づいた結果収集装置に適合化 された実時間−間隔計測エレクトロニンクス装置を含んでいる。BaFz検出器 は、良好な検出実効性と言う長所を有している。しかし、検出器から受けた光の パルス:′i、そのエレクトロニノクス装置がBaFz検出器のパルス用に特に 設計されていなければその計測エレクトロニノクス装置の性能を高周波数で弱め る長時定数(約600ns)を有した成分を持っている。時間−間隔計測エレク トロニ、クス装置の出力は、アナログパルスであり、その高さは、計測される時 間間隔に比例する。そのパルスは、AD変換されて、結果の収集と分析を行なう PCへ送られる。本装置は、転炉内の溶融鋼の表面レベルを決めるために使用さ れるように例えば転炉の上方に搭載される。その鋼は、約1500℃の温度とな っており、その装置は熱のかなりの輻射に耐えることができなければならない。
これは、熱遮蔽と冷却によって達成される。
本発明の必須の特徴は、添付請求の範囲に開示されている。各量子対の移動時間 には、約±5cmに相当した距離のランダム誤差がある。その誤差は、観察回数 の平方根の法則に基づいて減少する。即ち、観察回数が100倍に1加すると、 誤差は1/10に減少する。もし観察回数がNであれば、ランダム誤差は1 / (N倍に減少される。検出されるガンマ対の数は、コンプトン散乱量子が全方向 にほとんど−41に飛び去ると言った事実によって制約され、従ってEND検出 器によって検出される戻り量子は距離の2乗に逆比例して減少される。5TAR T検出器は飽和されるので、ソースの強さは無制限に増大されない。
他方、もしソースの活動が増大されれば、5TART信号とEND信号を発生さ せる量子が異なった対消滅から引き出される確率は増大する。しかし、TACの デッドタイムが5TART検出器の光線に到達する新しい量子の平均間隔よりも 短いので、この確率(′!低い。更に、ランダム計測結果は、距離計測のターゲ ットの距離に相当した遅れ以内にS積することはない。
計測率に影響するファクターは、本システムの結合構成、ソースの活性度、ンン チレーノヨン結晶の実効度合及びターゲットの素材を含んでいる。ターゲノ1− で起きるコンプトン散乱は、計測速度にも作用するが、このファクターは影響さ れない。第2図は、計測の結合構成を描いている。5TART検出器の立体角が 計測に使用されるガンマ量子の方向を決定すると言うことが第2図に見受けられ る。この理由のために、平均パルス率TSTARTは、立体角によって決定され る活性の割合としこの場合、eニー5TARTの実効性 r:+ = S T A RTの半径 Q =ソースの活性(Bq) 1、=STARTとソース間の距離 2つの対消滅のガンマ量子が各放射性崩壊毎に発生されているので、活性は2重 に取られている。
ターゲットでは、素材や面積A2や散乱された量子の透過深さSの特性に基づい て数Neが得られる電子から散乱が行なわれる。
その場合、ρ =ターゲットの密度 2=ターゲツトの原子の序数 N −ターゲットの質量数[g/ma+)NA;アボガドロ定数 6.202E 23 (1重mol)S =ガンマ量子の平均透過深さ A2−結合構成によって決定される対象物における面積面積A2内に到達する量 子に対する成る立体角内に散乱される量子の割合は、ターゲットからEND検出 器に間かって去る量子の比率は、検出器の立体角に基その場合、Ω2−ターゲッ トにおけるENDの立体角r3 =ENDの半径 11 =ENDとターゲットの間の距なE N D検出器の実効性e、が更に考 慮されると、計測速度に対して得られる公式本発明に係る方法は、高い計測速度 が必要とされない用途に通用可能である。その速度は、ソースの活動を増大する ことによって且つより効果的なノンチレーノブン結晶を使用して増大させる。速 度増大の限界は、現在のところ100.000〜200.000 1/sのオー ダとなっている5TARTパルスの最高の可能速度となっている。糸’15cm の直径を有したシンチレーノマン結晶が使用されると、この限界は結果が6メー トルの距離から毎分的10の速度で集積する作用を有する。
]00の結果の平均が使用されると約6分間隔で得られ、距離の不正確さはこの 場合±0.5cmである。
その分解能は、パルス高さの分析器をA/D変換器の分解能ばかりでなくTAC の分解能やノンチレーノヨン結晶による発光の各種の遅れやソースの大きさや光 電子倍増管における管レンズの異なった点での移行時間差にも基づいてる。これ らのうち、ソースは直接その大きさによって1回だけの計測についての分解能を 悪化させる。計測の結合構成は、更に、ターゲットの異なった点からの散乱によ って引き起こされる距離の差によって分解能にその影響を及ぼす。一般に計測結 果の分布の半分値の幅は、計測装置によって約0.3nsとなっており、それは 距離の決定にお:Jる4、5cmに相当している。不発明に係わる方法と装置の 半分値の幅に2じて得られる1回の計測分解能は10cmである。その分解能は 、計測結果を平均化することによって改善される。結果の数Nに応じてその分解 能は、1/fNの係数だけ良くなる。
バックグラウンド放射線(background radiation) 、一 時的な連続対消滅、またソースで発生された1、28MeVのガンマ量子によっ て引き起こされる二重符合(double coincidences)の結果 として、ランダム計測結果は全範囲(O〜60ns、!11ち0〜9m)にわた ってむしろ均一に分布されて発生される。二重符合からの結果の分布は、5TA RT及びENDの検出器の配置に依存している。更に、結果は本、・ステム濁り からのランダム散乱からも得られる。余分な計測結果を減らすためにソースと検 出器とはターゲットの方向を除いて全ての方向に九′いてvllえば鉛でそれら を包むことによってシールドされるべきである。
本発明は、実施列の助けを得て以下に解明される。
計測の際、次の寸法が一定に維持された第1図と第2図に応じた結合構成が使用 された。
L−40c:n d −24,6Cm 12−13−10 crn 使用された素材の特性は次のようになっていた。
M 、 55.El g/mol s−2・3Cm(100%の散乱を行なう説明上入手した一番薄い鉄の厚さ) ンンチレーン言ン結晶 NE 104 θ1− e3蒙0.2r1wr3−2. 5am ” ” ”−22Q −0,3mci −111E6 Bq実施例1 バックグラウンドの影響について上記値と結合構成を使って調査されたランダム 結果は、チャンネル当たりの平均速さが0.41/hとなるように3200の別 々の距離値にわたって分布されていた。鉛のシールドによって背景の影響を減じ ると、その背景の影響は0.11/hまで減らされた。かくして全ての計測結果 のうち半分値幅(half−value町dth)の@頭内に集積した結果の割 合は、距離が120 cmで15〜32% に増大した。
第3図は距離のスペクトルの例を描いている。使用されたADC設定でチャン矛 ル2803は0の距離に相当し、又チャンネル2000は226.9cmの距離 に相当した。その図は、結果の分布のピークが140cmの距離に相当している チャンネル2307にあることを示している。その図に見受けられるチャンネル 2500と2800との間の余分なXaは、二重の同時発生減少と鉛シールドか らのランダム散乱によるものである。
大践但主 ターゲットの前の媒体層の作用が計測された。2cm厚さのチップ基板、異なっ た厚さの砂層、レンガ及びスラツジのタイルとがソースとターゲットの間で使わ れた。
チップ基板は、距M測定が障害物を通して実施され得るかどうかをチェックする ために使用された。計測に際し20mm厚さのチップ基板がソースから75c’ mの距離にソースとターゲットの間に設置され、鉄鋼ターゲットの距離は140 cmであった。鉄鋼から設置され、鉄鋼ターゲットの距離は140cmであった 。鉄鋼から得られた計測結果の数は、30%だけ減らされており、又チップ基板 はそれ自身の若干より小さな集積を起こした。それにもかかわらず鉄鋼によって 引き起こされた結果の集積については明白にU察可能なものであった。距離スペ クトルは第4図に示されている。
ターゲ−/ )の前の砂石は、計測に基づいて砂層厚さに依存して結果の分布の 半分値幅における増加を引き起こした。第5図は、2.2cmと6.2cmの砂 層の距離スペクトルに対する作用を示している。計測に際し、砂はブレキノガラ ス(plaxigIass) Hの箱二二人れられていた。その理由は、媒体層 の厚さが砂層のそれよりも0.6cmより大きくなっていたためであった。その 結果は、半分値幅が砂、+!!の1cm当たり約1.7mmだけ増大したことを 示していた。
第5図では、チャンネル2626は50cmの距離に相当し、又チャンネルの間 隔は2.83mmである。スラグとレンガに関しては、結果は砂に関して得らn たちのと同様なものであった。もし正確な結果が望まれるならば距離スペクトル の形は層の厚さからより正確に分析されなければならないし、又スペクトルの幅 に注意が払nnなければならない点に関心が向けられた。もちろん、このことは 単なる距離計測で使われたものよりもかなり長い計測時間を必要とする。
li I “ 1 ′ $ η 2:(=死2区碕) Z(二戦四朕源) z(=莞3駁ミ;) 要約 法において、(i)対消滅における放射性ソースから発生されて、且つ反対方向 に移行するガンマ量子の一方はターゲットに向けられ、他方はそれを検出する検 出器に向けられ、時間計測が始まり、(11)ターゲットからコンプトン散乱さ れた量子は、同じ又は別の検出器によって検出され、時間計測は停止し、(i  i i)ターゲットの距離は、(i)と(11)の間の時間差から算出される0 本発明は、更にその方法を実施する装置に関する。その装置は、放射性ソースと 、シンチレーシJン結晶のカウンター/複数カウンターと、時間−振幅変換器( TAC)と、パルス高さ分析器(PHA)とから構成されている。
国際調査報告 国際!1査報告 PCr/Fl 90100304

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.(i)β■の対消滅により放射線ソースから発生して反対方向に移行するガ ンマ量子の一方をターゲットに、他方をそれを検出する検出器に夫々移行さ、せ て時間計測を開始すること、 (ii)ターゲットよりコンプトン散乱された量子を同じもしくは別の検出器に よって検出して時間計測を停止すること、及び(iii)上記(i)(ii)の 時間差よりターゲットの距離を算出する、ことより成ることを特徴とするターゲ ットの距離を決定する方法。
  2. 2.ターゲットを、鉄鋼とすることを特徴とする請求の範囲1記載の方法。
  3. 3.使われる放射性ソースを、Na−22のラジオアイソトープ又は他の陽電子 エミッターとすることを特徴とする請求の範囲1記載の方法。
  4. 4.ターゲットとソースの間には、ある媒体層を介在させることを特徴とする請 求の範囲1記載の方法。
  5. 5.ターゲット上に媒体層を設けることを特徴とする請求の範囲1記載の方法。
  6. 6.ターゲット上の媒体層を、スラグとすることを特徴とする請求の範囲5記載 の方法。
  7. 7.ターゲット上の媒体層の厚さを、距離スペクトルの幅に基づいて計測するこ とを特徴とする請求の範囲5又は6記載の方法。
  8. 8.(a)反対方向に移行する2つのガンマ量子を発生する放射性ソースと、( b)第1ガンマ量子を検出し且つターゲットに関し放射性ソースの反対側に配置 した第1対消滅検出用シンチレーション検出器と、(c)ターゲットに向かって 移行してターゲットよりコンプトン散乱される第2ガンマ量子を検出する、第1 ガンマ量子を検出する検出器と同じもしくは別の検出器である、第2対消滅検出 用シンチレーション検出器と、(d)第1及び第2の光電子倍増管からのパルス が与えられ、且つ観察された第1と第2のガンマ量子間の時間差を出力パルス振 幅に変換する時間−振幅変換器と、及び (e)計測結果を記憶し、且つプリントアウトするパルス高さ分析器、以上より 構成されていることを特徴とするターゲット距離を決定する装置。
  9. 9.ターゲットを、金属、好ましくは鉄鋼とすることを特徴とする請求の範囲8 記載の装置。
  10. 10.放射性ソースを、Na−22ラジオアイソトープ又は他の陽電子エミッタ ーとすることを特徴とする請求の範囲8記載の装置。
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