JPH05502602A - カバー材 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 カ　バ　−　材 この発明は、生理用ナプキン、失禁用バントおよび外科用トレッシングのような 吸収用具のカバーとして使用するのに適したカバー材に関する。またこの発明は このようなカバー材を有する吸収用具およびその製造方法に関する。

生理用ナプキン、おむつ、ベットパッド、失禁用バッド、外科用トレツシングま たは包帯のような吸収用具の吸収材に浸透する血液、尿もしくは創傷滲出液のご とき体液は、吸収材の全吸収容量を利用するために吸収材全体に分散しなければ ならない。局部的な圧力が吸収用具に加わった場合、吸収された流体か入口部ま たは入口部から離れた部位に再び現われることかあるが、これは現在の吸収用具 の設計の好ましくない特徴である。

吸収された液体が再出現するこの現象は一般にウェット−バック（ｗｅｔ−ｂａ ｃｋ）と呼ばれている。

エラストマーポリマー製で孔を設は凹凸をつけた水透過性ポリマーフィルムであ って、くぼみ領域に対する孔の比率かｌより大きいポリマーフィルムをカバー材 として用いることによって、優れた吸収性とウェット−バック性を有する吸収用 具を製造できることはすてに見出されている。このようなフィルムと、それて製 造された吸収用製品は、国際特許願公開第ＷＯ３７１０１０２９号に記載されて いる。

上記公開特許願に記載されている孔あきフィルムには、例えばエンボス加工する ことによって凹凸を設け、一般に四角形もしくは六角形の輪郭もしくは形態のく ぼみ部か設けられている。

くぼみ部間の領域は、一連の連続した一般にストレートサイト形もしくはパラレ ルサイド形のうね部分である。

上記のカバー材は必要な優れたウェット−バック性をもっているか、触感の柔ら かさと快適な外観のようなある種の審美的な特性が欠けている。このようなカバ ー材は合成のポリマー材料製なのて、“プラスチック“材料の外観と感じ、すな わち、このようなカバー材で作られた身体と接触する層を育する生理用ナプキン のような吸収用具の使用者に対して審美的に不快感を与える性質をもっている。

この発明の発明者らは、外周が曲線形になっているくぼみ部を、フィルムに設け ることによってウェット−パック特性に不利な影響を与えることなく、かような カバー材の柔軟性と手ざわりを著しく改良できることを見出したのである。

したかって、この発明は、 多数のくぼみ領域とより多数の孔を存するフィルムからなり、（ｉ）各くぼみ領 域が少なくとも１つの孔を有し、（ｎ）その孔が、くほみ領域と、くぼみ領域間 の領域とに設けられ、 （ｉｉ）必須に、すへてのくほみ領域の外周が曲線形であり、ならびに （汁）くぼみ領域間の領域かフィルムの領域の２２〜５０％である、吸収用具に 用いるのに適切なカバー材を提供するものである。

“外周か曲線形”という表現は、外周にまっすぐに直線状の部分かないことを意 味する。外周か曲線形のくぼみ領域の例は、円形、だ円形もしくは梨形のくぼみ 領域である。くぼみ部の外周は規ＩＩＩ的、不規則的、単純もしくは複雑であっ てもよい。その形態は、円形もしくはだ円形のような単純な幾何学的パターン、 または成製葉形例えば花模様のようなより複雑なものでもよい。くほみ領域は、 異なった形態と大きさを有し、より大きな模様もしくはデザインでもよい。

孔は、くほみ領域全体にわたって、不規則に分布していることか適切である。し かし孔とくぼみ領域の頻度を賢明に選択することによって、孔がくほみ領域全体 にわたって規則的に分布しているカバー材を得ることができるか、不規則分布の 場合より劣る。

くぼみ領域か異なる数の孔を育し、例えばいくつかのくぼみ領域か１つの孔を有 し、いくつかのくぼみ領域か２以上の孔を有し、孔の全数：くぼみ領域の全数の 比がＩより大きいカバー材はこの発明の範囲に含まれる。

各くほみ領域は少なくとも１つの孔を有することが適切であり、そのくほみ部は 、工くほみ領域当り平均１を超える孔を存することが適切である。一般にその比 率は８：ｌはとに超える必要はなく、３〜６：１か適切で好ましくは４〜５：１ である。

カバー材のくぼみ領域間の領域にも孔を設けてもよい。単位面積当りの孔の分布 は、非くほみ領域とくほみ領域ともに同じであることか適切である。し、かじ、 所望により、単位面積基準で、くぼみ領域および非くぼみ領域の孔の分布か不釣 合゛てあ５、でもよい。例えばくほみ領域が、非くほみ領域より多い数の孔を単 位面積当りもっていＣもよい。あるいは非くほみ領域か。

Ｑｉｔｈみ領域より高い比率で孔を備え７いｒもよい。

・；はみ部は、フィルム表面全体にわた−）で規則的にもし人は、イζ規目りに 配置さｔｌでいてもよし１゜規則的に配列されたくはみ部は刊行であるか間隔さ −あけ７′−線（ご配列さ第１たくほみ部の形態である。しかし最終的に作製さ れたカバーＭの視感を改善Ｊ馨ために、くほみ部は、不規則にもしくは喰違い規 則ペター：、Ｃ酉ｅ。

置さ第１ているのか好ましく、１なわち各くほみ部か、ソ、・ルム長さ６向（機 械の方向）も［、＜は横方向（横利方向）またはぞｌ″ｌ′）両方向に隣接す・ Ｓ＼は、−＝覧部に灯して、配置か喰連、っているのパ（＼好ましい。

プ、７バー材のくぼみ領域の数は１２当り、４よｊ、′１大きい５′ニーとか適 切で、！（］より大きいことか特に適切である。一般にくほみ領域の数（よ１− 当り４０をごえる必要はなく３５より少なくてもよい。

好ましい数は、１ｄ当り１５〜３０である。

りｉＱみ領域　非り１！み領域の特定の比率が、カバー桐の好ましい柔らかい触 感を４えることか見出された。非くほみ領域の面積か特定の範囲内で犬きけｎは 大きい程、カバー材の触感もしく１４手されりか柔Ｃらつ８二なる。くほみ領域 の・１法と数は、カバー材の面積の少なくとも２＋２％か非くほみ領域で構成さ ねていることに相当する寸法と数である。カバー材のくほみ領域間の面積か５０ ％を超えると、カバー材のウェット−バック性か不利に影響されることか見出さ れた。カバー材は、非くほみ領域か、フィルム表面の２５％より大きいことか適 切である。一般に非く（ｉみ領域は、４０％までか適切であり、好ましくは２７ 〜３７％であり、一般に約３０％である。

特定の範囲内で、くぼみ領域間に非くほみ領域を有するカバー＋ａは、孔あきフ ィルムにくぼみ部を形成するのに用いられ一′）要素の配列の、形態、１　・ｊ 法および位置を選択することによっ゛、′製造さねる。特定の範囲内にある非く ほみ領域には、非くほみ領域内に位置づ−る孔江形成される空隙の領域か含まれ る。

この発明で製造されるカバー材では、くぼみ領域間の面積は例えば以下の方法で 測定することかできる。墨汁をすりガラス板上に広げ、過剰のイリキを標準の！ ＪＩ微鏡用スライ［・ガラスのふちでかきとる。カバー材の試料を、くぼみ部を 有する面をイ゛・タコ・−ティングに向けてインク面上に置く。次いで顕微鏡用 スライドガラスをカバー材の上に置く。顕微鏡用スライドガラスをカバー材から はず１−ａ次（ごカバー材をインクをコートしたガラス板からはずし、インクと 接触した面を試験する。ガラス板からのインクでコートさねた面積かカバー材の くほみ領域間の面積である。

カバー材は１８当り少なくとも８つの孔をもっているのか適切であり、一般にｌ ｃｉ当り約３００までの孔を設けることかてきる。カバー材はｌａＩ！当り１５ 以上の孔をもったものかより適切であり、１ｃｌＩＬ！当り　１００〜２００の 孔を備えていてもよい。

力！入−材は、各くほみ部の壁に少なくとも２つの孔を有するくほみ部を有する ものか適切である。１くほみ部当りｌＯまての孔を存するものかより適切てあり 、１くほみ部当り４つまでの孔を存するものか好ましい。

答礼の面積は少なくともＯ，Ｏ１ｍ’か適切てあり、３甑２まててあってもよい 。孔の面積は、少なくとも０１韮２かより好都合であり、０．２５〜０．７５ｍ ｍ２か好ましい。

孔あきフィルムの全開口面積は、フィルムの面積の少なくとも５％を占めるのか 適切であり、フィルムの全面積の５０％までであるのか適切である。望ましい開 口面積は、凹凸を設けて孔をあけた最終製品のフィルムか目的とする用途によっ て選択される。したかって、例えば目的とする用途か、トレッシングの創傷に対 面する層としての用途の場合、開口の面積は多くても１５％で例えば５〜１５％ であり、一方生理用ナプキンもしくはおむつ用のカバ一層として用いる場合、開 口面積は４０％程度の大きなもので例えば１５〜４０％である。

このフィルムに用いるのに適切なポリマーとして、ポリエーテルエステル、ポリ ウレタン類、スチレン−ブタジェンおよびスチレン−イソプレンのブロックコポ リマー、ポリウレタンニン、ならびにエチレン−酢酸ビニルコポリマーとポリオ レフィン類例えばポリスチレンのポリマーブレンドか含まれる。

この発明の凹凸を設けた孔あきフィルムを製造するのに適したポリマー原料は、 熱可塑性のエラストマーポリマーおよびポリマーブレンドである。適切な原料は 、好ましくは少なくとも１０重量％の量のエチレン−酢酸ビニルコポリマー（Ｅ ＶＡ）と、好ましくは少なくとも１０重量％の量のポリオレフィンのような不相 溶性ポリマーとのブレンドポリマーである。適切なボリオレフィ：／類の例とし ては、ポリスチレン、ならびに低密度ポリュチしシおよび直鎖状低密度ポリエチ レンのようなポリウレタンかある。特に好ましい原料は、１０〜９０重量部のエ チレン−酢酸ビニルコポリマーと９０〜ｌＯ重量部のポリオレフィンのポリマー ブレシトであり、一層好ましいのは２０〜８０重量部のエチμ゛・−酢酸ビニル コポリマーと８０〜２０重量部のポリスチレンのポリマーブレンドである。この ようなポリマーブレンドの代表例としては、４０部のエチレン−酢酸ビニルコポ リマーと６０部の高耐衝撃性ボリスチしンのポリマーブレンド、または約２５部 のエチレン−酢酸ビニルコポリマー、約１３部の高耐衝撃性ポリスチレンおよび 約６０重量部の直鎖状低密度ポリエチレンのブレンドポリマーである。

必要に応じて、ポリマー原料には、二酸化チタンのような充填材もしくは白色剤 を１０％まで添加してもよい。またポリマー原料は、約５重量％までの例えば約 １重量％の適切な界面活性剤を含有していることか望ましい。

この発明のカバー材を製造するのに適切なその外の原料としては、）ｆｙｔｒｅ ｌ　４０５６（登録商標）のようなエラストマーのポリエーテルエステルブロッ クコポリマーかある。

その外の適切な原料には、Ｐｅｂａｘ（登録商標）と呼ばれるコポリマー類のよ うなポリエーテルボリアミドブロツクコポリマ−がある。適切なコポリマーはＰ ｅｂａｘ　２５３３　ＳＮ　００である。

この発明のカバー材を製造するのに用いられるポリマーフィルムは、通常、ポリ マーもしくはポリマーブレンドの通常の押出法で製造される。押出法で製造され る場合、フィルムの厚みは、２５〜２００μｍか適切であり、３０〜１５０μｍ かより適切で、３５〜１００μｍか好ましい。厚みは、強度と柔軟性に関するフ ィルムの特性にある程度依存している。カバー材は、生理用保護用具もしくは外 科用ドレッシングに用いられて皮膚に接触する場合、柔軟でなければならず、同 時に破れることなく着用するのに充分に強力でなければならない。

カバー材自体は、フィルムのくほみ領域の底面のレベルからくほみ部間の領域の 上面までを測定した厚みをもっている。くほみ領域のこの厚みすなわち深さとし ては少なくとも０．２皿か適切である。その深さは３ｗｎまてか適切で、１ｍｍ まで例えば０．５〜Ｉｗｎが一層適切で、好ましくは約０，７−である。それ故 に、このカバー材は、吸収用具に用いると、吸収材を着用者から分離する。

この発明のカバー材は、吸収用具に用いるのに特に適切である。本発明で用いら れる吸収用具には、生理用ナプキン、おむつ、失禁用パット、およびいくぶん異 なる分野の外科用トレッシングか含まれる。これらの用具において、カバー材は 、使用時に着用者の皮膚に接触する表面の少なくとも一部を占めている。カバー 材は、通常、乾燥した面を提供し、圧力下におかれると、吸収された液か通過す るのを制限する働きかあり、その結果、着用者の皮膚は実質的に乾燥状態のまま である。くほみ部は着用者の身体とは反対の方向に吸収材料に向かって対面する ように配置される。

ウェット−バックは、カバー材の表面に現われる吸収された液体の量として表さ れ、以下の方法て測定することかできる。

カバー材を、くほみ部を上方に向けて、吸収材例えば木材バルブの繊維のバット の上面に置く。所定量の１％食塩液を、カバー材の中央に、所定の流量で徐々に 送る（例えば滴下する）。

食塩液の添加を終ってから１０秒後、カバー材の上面に２０枚の予め重量を測定 したワットマン１号濾紙を置いて、２ｋｇの重しく底面の面積５ｘｌＯａｎ）を 上記濾紙の上面に置く。１分間の後、重しを除いて濾紙の重量を再測定する。濾 紙の元の重量と、カバー材から外した後の重量との差かウェット−バック値であ る。

満足すべきウェット−バック特性を有するカバー材は、上記の試験法によるウェ ット−バック値か０．５ｇより小さい。

この発明のカバー材としては、　０．２ｇより小さいウェット−バック値のもの か好ましい。

この発明は、第２の態様として、吸収材と上記定義のカバー材とからなる吸収用 具を提供するものである。

この発明の吸収用具としては、少なくともその身体に対面する面にこの発明のカ バー材を備えている生理用ナプキンもしくはおむつの形態のものか適切である。

身体に対面する面の全体かカバー材で構成されているのか適切である。吸収用具 として最も適切なのは生理用ナプキンである。その生理用ナプキンは、当該技術 分野の熟練者か通常のものとして認識している通常の構造、すなわち、液体透過 性の身体に対面する層、吸収材および流体不透過性裏打ち層とからなる構造のも のでよい。その対面層と流体不透過性裏打ち層とかそのまわりの端縁て熱シール され、その中に吸収材か封入される。

あるいは、カバー材を、吸収材全体のまわりに延出させ衣服に対面する側で重ね て、その端縁を、例えばホットメルトもしくは感圧性接着剤で接着してもよい。

この実施態様では、流体不透過性層は、少なくとも、吸収材の衣服対面側とカッ ＼−材との間に配置される。さらに別の実施態様では、カバー材は、フィルムの 大きなピースの一部に帯状体をを形成し、これを用いて、くぼみを設は孔をあけ た部分か身体と接触する面を形成し、カバー材の隣接する孔をあけずかつ任意に くほみ部かない部分か吸収材の残りの部分のまわりて重ね合わされて、流体不透 過性の包装体を形成する。

この発明に用いられる吸収材は、通常の衛生吸収バットに用のに適切な吸収材に は、粉砕し／ふくらませた木材バルブ、カード木綿のウェブ、ビスコースレーヨ ン繊維、ティッシュワラディング（ｔｉｓｓｕｅ　ｗａｄｄｉｎｇ）　、グラフ ト結合かなされたセルロースの超吸収材、ポリマーの超吸収材もしくはこれらの 混合物が含まれる。吸収層は、流体か吸収層内に分布するのを助けるティッソユ ワッディングのような挿入物を任意に含有していてもよい。

この発明の上記観点の別の態様の吸収用具は外科用トレッシングの形態である。

そのカバー材は次のようにして製造される。フィルムは例えば通常のブレンディ ング法および／または押出法によって、ポリマー原料から製造することかできる 。これらのフィルムも、加工を助け、仕上げ処理をしたフ５ｒルムに充分な表面 特性と外観を与えるために、充填剤、白色剤、可塑剤、界面活性剤などを含有さ せてもよい。例えば約２５重量部のエチレン−酢酸ビニルコポリマー（１８％の 酢酸ビニル含有量）、５９重量部の直鎖状低密度ポリエチレン、１３重量部のポ リスチレン、ポリマーに対して３重量％の二酸化チタン、および０．７重量％の ラウリンジェタノールアミド界面活性剤（Ｌａｎｋｒｏｓｔａｔ　ＪＰ）を含有 するポリマーブレンドは、上記ポリマー類を１６５°Ｃに加熱したプレートミキ サ内て４分間混合することによって製造することかできる。

得られた混合物をミキサから取出し、加熱された練りロール機を用いてソートに 成形される。冷却後、得られたシートをＭａｓｓｏｎカッタて顆粒化することが できる。

例えば、Ｂｒａｂｅｎｄｅｒ　ＰＬＥ　６５１　Ｐｌａｓｔｉｃｏｒｄｅｒて駆 動されるＢｒａｂｅｎｄｅｒ　Ｅｘｔｒｕｓｉｏｇｒａｐｈ　Ｅｘｔｒｕｄｅｒ 　（スクリューの長さ　直径の比率は２５・１）を用いて、上記混合物を１５０ −フィルムダイを通じて、ダイの近くに設置されている２０−ラ成形器にむけて 押出す。このようにして、単位面積当りの重量か約４０ｇ／ｒｒｆのフィルムを 製造することかできる。

次いてフィルムには、その製造中もしくは製造後に、火炎孔あＩＪ法法号５びｔ ｎ：ｉ熱もしくは加熱さイ］でい、−いトχによるビシモールド法を含む、当該 技術う：ｔ　Ｗｆ　Ｔ　、１１：ｉいＩ穫′じこ−いる通常の方法によって孔か あけられる。この発明の１つの方法Ｃは、−１Ｊイルノ、をビンモールドに対し で賞いで、次いて１滑なポリ二升しレフィルムで覆う。ご二のよ゛）（こして作 製され／こ３層のザシトイ、。

チは次に圧縮され、その結果、ビシモールドのビシかピーの面積を有するフィル ム片を除去してフィン１．）５Ｊ二孔をあ１ブる。これらのフィルム片はポリエ ラ２レンフイルムに接着する。圧縮力を除き、フィルムの小片とともにポリュチ レンフィルン７を夕（し２て、実質的に平坦な孔のあいたポリマーフィルムか得 らｔする。

あるいは、孔あきしし・ルムを平坦な領域のトラフでっ１こまれた浮出し領域の バター−を有ｔ′６１′Ｊ−ラもしくはブレートに押し付けることによってくぼ みを付与することかできる。カバー材上のくぼんだ輪郭部に生成する浮出し領域 は曲線形であるが、円錐台形もしくはだ円錐台形のものか好ましい。成製葉形も しくは不規則な形をしたくぼみ部と形成させてもよい。孔あきフィルムに型押し さｔまた領域のパターンと孔の頻度とは、いずれのくぼみ部も１つもし５くはそ ｔ′１以上の孔を有するようにきめられる。実際に、し１くつかの孔は、フィル ムのくぼみ領域間のう、・上領域に形成される。これは、つ＼ような分布が、た とえフィノＬムの孔の規則的なパターン・の上に、くぼみ部の規則的なパターン を型押しすることによって生成したとしても、フィルムのくぼみ領域内の孔の分 布１こ不規則な外観を与える。各＜ｉｆみ部は少なくとも１つの孔をもっている のか適切である。適切な形態下′は、くぼみ部分のパターン゛ど孔の傾度によっ て、各々２〜１０の孔を存するくぼみ領域内（ｌ′孔の実質的に規則的な分布を 召二成さ仕る、−とかできる。

この発明の１実施態様では、孔あきフィルムを、ポリプロピしンフィルン４のよ うな熱可塑性フィルムであって１ｄ当り例えば１４個の浮出し領域をＭ散させた フィルムの表面上におくことによ１．て、凹凸かつけられる。この浮出し領域は 、隣接する浮出し領域に対し７て喰遍って位置し、形成された凹凸のある孔あぎ 一フィルムの取外しを容易にするためノリコーン剥離剤をコードン、でもよい。

浮出し領域はとんな円形であ−）てもよい。孔あきフィルン、は、それをフィル ムの浮出し領域に対し７て押しつけることよって凹凸か付（ブらねる。通常、発 泡体のような弾性）Ａか孔あきフィルムの他方の側に存在している。圧縮は、通 常のプレスによるか、または２つのローラのニップ間を通過させることによって 行われる。この段階で、すでに孔をあけられたフィルムに追加の孔をあけること かできる。これらの追加の孔は、熱可塑性フィルム中の各浮出し領域の先端に形 成される。

この工程で用いられる温度と圧力の条件は、使用されるポリマーフィルムの特性 によってきまる。この処理した後、凹凸をつげた孔あきフィルムを熱可塑性フィ ルムからはがしとる。く（まみ部もしくはエンホスの大きさど、使用されるボス のバター〉とは、ニラストマーフィルム中の孔の大きさによって変わる。

フィン［、ムのくほみ領域は、圧縮工程中に孔あきフィルムに形成された各くほ み部の壁に少なくとも２つの孔が形成されるような大きさに形成さねている。

別の実施態様では、ローラの一方もしくは両方か表面に浮出し領域および／また はくぼみ領域のパターンを有する２つのローラ間を、孔あきフィルムに通過させ ることによって、孔あきフィルムに凹凸をつける。二〇ローラは、フィルムに凹 凸をつけるのを助１ブるために、適切な温度に加熱してもよい。１つの方法では 、１つのローラだけかその表面に浮出し領域のパターンをちっている。他方のロ ーラ、すなわち滑らかなコーラは、金属のような硬質の材料で通常製作されてい る滓出１．領域を有する前記ローラの浮出し領域を、孔あきフィルムに押しつ１ ＋てこれをネタ変形させるために、ゴムもしくは発泡体製の柔軟で弾性の表面を もっているものか好ましい。好ましい方法は、その表面（二滓出し領域とく１汗 み領域の互いにかみ合うパターンを持っている２つのローラを使う方法である。

この発明の他の目的は、ポリマーのフィルムに孔を形成し、次に孔のあいたフィ ルムを浮出し領域および、／または孔あき領域のパターンに対して押し付けるこ とからなり、その結果くぼみ邪のパターンか孔あきフィルムに梨押しされ、孔と くほみ部の数か、孔　＜（゛ぽ／ｌｊ部の比率か１より大きいような数である、 カバー材の製造方法を提供することである。

したかって上記の別の態様によって、多数の孔を育するフィルムを、浮出し領域 および７／またはくほみ領域のパターンに対して押し付けてくほみ部のパターン を孔あきフィルムにＹ押しすることからなるカバー材の製造方法であって、孔と くぼみ部の数か、 （ｉ）カバー材の各くほみ領域か少なくとも１つの孔を有し、（１１）孔かカバ ー材の、くほみ領域およびくほみ領域間の領域の両者に存在し、 Ｃ１１）　Ｔへてのくぼみ領域の外周か必須に曲線形であり、ならびに （ｉｖ　）カバー材のくほみ領域間の領域かフィルムの領域の２２〜５０％であ る、 ような数であるカバー材の製造方法か提供される。

実施例１ 】ｃｄ当り１０３個のダイヤモンド形の孔を存するフィルムにエンホスをかける ことによってカバー材を製造した。答礼は長さかＣ６６市幅か０．３５−で、フ ィルムの全開口面積は３６％であった。

そのフィルムは、２５重量部のエチレン−酢酸ビニルコポリマー（１８％の酢酸 ビニル）、５９重量部の直鎖状低密度ポリエチレンおよび１３重量部の高耐衝撃 性ポリスチレンに、０．６重量％のラウリンノエタノールアミド（界面活性剤） と３重量％の二酸化チタンからなるポリマーフ゛レントて製造し７た。

＋２０’ｃ〜＋５０’ｃ’の熱風流を吹付けることによって、孔あきフィルムを 加熱して軟化させた。その後その加熱されたフィルムは、２つのエンホスローラ のニップを通過させた。一方のローラの円筒形表面はなめらかで、弾性ゴムで作 製されている。他方のローラの表面は、金属の突起部が点在していた（２．５４ −または直線のインチ当り１２個）。各突起部は、底面の呼称直径か１．０□− １．７ｍｍで深さか０．７５ｍｍの直立円錐形で、（はみ部の間に形成された領 域か全フィルム面積の２９％のエンボス製品か提供された。

エンボス加工する前の加熱段階で、孔あきフィルムにわずかな収縮か起こった。

得られたエンボスカバー材製品は全開孔面積が２９％で、その孔の呼称寸法は、 長さか０．６鴫幅か０．３闘であり、孔密度は１６４孔／ａｌｆまで増大した。

このカバー材のウェット−パック値は０．０３ｇであった。

吸収用具を製造する場合、粉砕してかさだかにしたバルブ（６，６ｇ）で作製さ れ、かつ折り畳んだティッシュワラディング製の中央層挿入物を有する吸収コア （幅６０−１長さ２１６ｍｍ）を、カバー材の帯状体（輻７０韮、長さ２４０ｍ ｍ）上の中央に置き、くぼみ部の開口が吸収コアと接触するようにする。次にポ リエチレン製の液体不透過性フィルムを、吸収コアの他の側の上に置き、その端 縁のまわりを孔あきフィルムに対してシールし、その結果吸収コアが２つのフィ ルム間にサンドインチされる。

液体不透過性フィルムの外側対面表面の１部分もしくは複数の部分は、剥離紙て 覆われた感圧接着剤層を育しており、これによって、生理ナプキンの形態の吸収 用具は使用時に使用者の衣服に接着される。

実施例２ ４０重量部のエチレン−酢酸ビニルコポリマー（１８％の酢酸ビニルを含１ｒ） 　、４０重量部の直鎖状低密度ポリエチレン、２０重量部の高耐衝撃性ポリスチ レン、ポリマーに対して３重量％の二酸化チタンおよび０．６重量％のラウリン ジェタノールアミド（界面活性剤）を含有するポリマーブレンドで製造され、Ｉ ｃｆｆ１当り９０〜１００のだ円形の孔を有し、孔面積か０．２７ｍｍ’でフィ ルムの開孔面積か２３％の孔あきフィルムを用いて、以下の方法によってカバー 材を製造した。

上記孔あきフィルムを、Ｎｏｖｅｌｉｎ（Ｊ、　Ｗ、　Ｓｕｏｍｉｎｅｎがら入 手てきる）として知られている不織布の層に対して置き、このようにして製造さ れたサンドイッチの不織布側を、不連続の滓出した円錐形ボスの不規則なパター ン（平均３．５／ａｎ）でエンボスされたポリプロピレンノートの表面に押しつ けた。弾性ポリウレタン発泡体を孔あきフィルム上に置き、得られたサンドイッ チに圧力をかけ、プレス中で８０″Ｃにて５分間加熱した。プレスからサンドイ ッチ層を取り出した後、エンボスシート、発泡体および不織布を凹凸つけた孔あ きフィルムから外した。

製造したカバー材は、ＩＣｉ当り約２０個のくぼみ部を育し、単位面積当りの重 量か約４０ｇ１ｒｄで、その非くぼみ領域は、全面積の約２８％であった。

要　約　書 吸収用具に用いるのに適したカバー材、およびカバー材からなる生理用ナプキン または外科用ドレッシングのような吸収用具か提供される。そのカバー材は、多 数のくぼみ領域とより多数の孔を育するフィルムからなり、各くぼみ領域か少な くとも１つの孔を有し、その孔は、くぼみ領域と、くぼみ領域間の領域との両者 に存在し、すへてのくぼみ領域の外周が必須に曲線形であり、ならびにくほみ領 域間の領域かフィルムの領域の２２〜５０％を占める。

国際調査報告 １＋、＋＋−１−−、、−６１．．−−−　ＰＣＴ／Ｇ［ｉ　９１１０１１）１ １ハａく際シ司１ン幸諌告 ＧＢ９．１０００２６

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．多数のくぼみ領域とより多数の孔を有するフィルムからなり、（ｉ）各くぼ み領域が少なくとも１つの孔を有し、（ｉｉ）その孔が、くぼみ領域と、くぼみ 領域間の領域とに設けられ、 （ｉｉｉ）必須に、すべてのくぼみ領域の外周が曲線形であり、ならびに （ｉｖ）くぼみ領域間の領域がカルムの領域の２２〜５０％てある、吸収用具に 用いるのに適切なカバー材。 ２．くぼみ領域の外周が、必須に円形もしくはだ円形である請求の範囲１に記載 のカバー材。 ３．くぼみ部分が浅裂棄形てある請求の範囲１または２に記載のカバー材。 ４．くぼみ儀域が、１つのくぼみ領域当り平均して１より多い孔をもっている請 求の範囲１に記載のカバー材。 ５．くぼみ傾城が、１つのくぼみ領域当り８までの孔をもっている請求の範囲１ 〜４のいずれか１つに記載のカバー材。 ６．くぼみ領域間の領域がフィルムの領域の２５〜４０％を形成する請求の範囲 １〜５のいずれか１つに記載のカバー材。 ７．フィルムの１ｃｍ２当り４〜４０のくぼみ部を有する請求の範囲１〜６のい ずれか１つに記載のカバー材。 ８．孔が、フィルムのくぼみ領域と、くぼみ領域間の領域との両者に実質的に同 等に分布している請求の範囲１〜７のいずれか１つに記載のカバー材。 ９．１ｃｍ２当り８〜３００の孔を有する請求の範囲１〜８のいずれか１つに記 載のカバー材。 １０．各孔が、０．０１ｍｍ２〜１．０ｍｍ２の面積を有する請求の範囲１〜９ のいずれか１つに記載のカバー材。 １１．フィルムの全開孔面積がフィルムの面積の５〜５０％である請求の範囲１ 〜１０のいずれか１つに記載のカバー材。 １２．くぼみ領域の深さが０．２〜３．０ｍｍである請求の範囲１〜１１のいず れか１つに記載のカバー材。 １３．くぼみ領域が異なる寸法を有する請求の範囲１〜１２のいずれか１つに記 載のカバー材。 １４、くぼみ領域が互いに喰いちがった配列で配置されている請求の範囲１〜１ ３のいずれか１つに記載のカバー材。 １５．くぼみ領域が不規則な配列に配置されている請求の範囲１〜１４のいずれ か１つに記載のカバー材。 １６．吸収材と組合わせた請求の範囲１〜１５のいずれか１つに記載のカバー材 からなる吸収用具。 １７．多数の孔を有するフィルムを、浮出し領域および／またはくぼみ領域のパ ターンに対して押し付けることからなるカバー材の製造方法であって、その結果 くぼみ部のパターンが孔あきフィルムに型押しされ、孔とくぼみ部の数が、（ｉ ）カバー材の各くぼみ領域が少なくとも１つの孔を有し、（ｉｉ）孔が、カバー 材の、くぼみ領域と、くぼみ領域間の領域との両者に存在し、 （ｉｉｉ）すべてのくぼみ領域の外周が必須に曲線形であり、ならびに （ｉｖ）カバー材のくぼみ領域間の領域がフィルムの領域の２２〜５０％である 、 ような数であるカバー材の製造方法。