JPH05502425A - 一体整列の特徴を有するスリーブ形運搬容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 一体整列の特徴を有するスリーブ形運搬容器発明の分野 本発明は、密閉端面パネルを有するスリーブ形の物品キャリヤに関する。さらに 詳しくは、本発明は、その端面パネルが、包装された物品の外形に追従するため 曲げられた部分を有するこの種の運搬容器に関する。

発明の背景 一般に、スリーブ形の板紙キャリヤが、飲料容器を包装するために使用されてい る。一般にこれらは、壜詰工場へ折たたまれた運搬スリーブの形で出荷され、こ れらがスリーブまたは管状の形に開かれ、その結果スリーブの開口端面が包装機 械を経て移動中は外方へ向く。その後に飲料容器がスリーブに開口端面から導入 され、その後にこの端面が端面フラップを重ねることにより密閉される。

この方法で形成された運搬容器の１種は、相対的に細長い首を有する通常の形の ボトルに用いられる。これらボトルを緊密に包装するため、カートンの端面パネ ルが、これらが全般に、隣接するボトルの形状に適合するように形成されている とともに、端面パネルの下部が底部パネルから垂直に延び、かつ端面パネルの上 部が、終端ボトルの先細り首に追従するように上部パネルと角度をなして延びる 。この形状を得るため、運搬容器の側面パネルの終端部が所望の特定の端面傾斜 に応じ形成されている。上部および底部パネルの終端に接続された重なり合う端 面フラップが、側面パネルの折曲げ終端縁に折曲げ線に沿い接続されたダストフ ラップに付着される。

上記構成が飲料ボトルの緊密に結束された包装を形成するにせよ、端面パネルの 折曲げ構造は、端面パネルを形成するフラップの位置ずれを極めて受け易い。こ の難点の主原因は、開かれたスリーブが包装機械へ押込まれた際に、側面パネル が外側に曲がりがちであることにあるが、１：れは明らかに側面パネルが、スリ ーブがこの作動中に受ける垂直方向の力に耐えられないためである。その結果、 運搬容器かわずかに弱められるだけでな（、その外観が著るしく損なわれる。一 般に、この種のパッケージは、写真、イラスト１）−ジョン、挿絵または他の表 示を側面パネルに包含する。統一された外観を表わすため、部分的に重なる端面 パネルフラップは、端面パネル上の表示か複合フラップにより損なわれて見えな いように正確に位置合わせされなければならない。もしフラップがダストフラッ プに、また互いに接着されたときに側面パネルが曲がっていると得られる運搬容 器は正しい形からはずれ、また地面パネルの表示かフラップの位置ずれを目立た せる。この、二とが、パッケージの所望の外観品位と合致しないので、これか解 決されるべき難点である。しかしながら、本発明以前には、傾斜端面パネルの基 本的形状を変更することまたは、厚い板紙ストックまたは費用のかがる補強板紙 の使用に訴えることなく、事態を正すことが可能と思われなかった。

従って、本発明の目的は、端面パネルフラップの位置ずれのおこる傾向を育しな い前記１１１Ｍのスリーブ形運搬容器を得ることである。

本発明の簡単な概要 本発明によれば、一体のダストフラップが、それぞれの側面パネルの角度をなす 終端縁部に接続され、かっ、ダストフラップに備えられた切欠か、ダストフラッ プを側面パネルに接続する折曲線に向けて延びる。切欠の終端位置はダメ１−フ ラップかほぼ折曲げ線で折曲げられるように折曲げ線に十分近く、しかし、側面 パネルを曲げようとする力に対し側面パネルを強化するほどの距離をおく。好適 には切欠か、ダストフラップを側面パネルの終端縁に接続する折曲げ線の角度を 成すセグメントの接合改に比較的に近接する位置に終端する。さらに好適には、 切欠の終端から接合点までの距離が、接合点から、折曲げ線に対向するダストフ ラップの終端縁までの距離の半分以下であることである。もし所望ならば、ダス Ｉ・フラップの、折曲げ線の角度をなすセグメントの接合点および切欠間の部分 か。

ダストフラップの折曲げを容易にするため筋目線または切目を包含してもよい。

この構成か、運搬スリーブを、これか包装機械中へ導入された際の湾曲に耐える 点まで強化するので、得られる垂直な側面パネルが、ダストフラップおよび部分 的に重なる終端フラップを正確（こ整列させる。

本発明の前記および他の態様、並びに他の利点が、後述する本発明の好適な実施 例のさらに詳細な説明から容易に確認される。

図面の簡単な説明 図１は、本発明を含むスリーブ形運搬容器の斜視図であり。

図２は、従来技術の運搬スリーブの部分斜視図であって、その開口端面を示し。

図３は、図２のスリーブから形成された公知技術の端面図であり１図４は、本発 明の運搬容器を形成するために使用されるブランクの平面図であり； 図５は、本発明の運搬スリーブの部分斜視図であって、その開口端面を示し； 図６は、本発明の運搬スリーブの部分側面図であって、端面パネルの形成中に折 曲げられる前の開口状態にお↓プるダストフラップを示し。

図７は、図６の運搬スリーブの端面図であって、折曲げ状態におけるダスＩ・フ ラップを示し； 図８は、図７のスリーブから形成された運搬容器の端面図であり１図９は、図６ と類似の図面であるが、変形ダストフラップを示し。

および 図１０は、図６と類似の図面であるか、もう１つの変形ダストフ図１について、 本発明の特徴を実施する運搬容器１０は、上部パネル１２、この図面で不可視の 底部パネル、上部および底部パネルを接続する側面パネル１４、および上部、側 面および底部パネルを接続する端面パネル１６より成る。それぞれの側面パネル か、底部パネルに対し実質的に垂直である下垂置部１８、および、下垂置部１８ から上部パネルｊ２に延びる上傾斜部２０から形成されている。

それぞれの側面パネルの下部か、側面パネルが接続されている端面パネルの外形 に相応するため側面パネル上部よりも長い。側面パネルの短かい上縁を接続する 上部パネル１２か、側面パネルの長い下縁を接続する底部パネルよりも相応に短 かい。

類似形状の従来技術の運搬容器が直面する難点をさらによく理解するため、図１ の運搬容器と実質的に同じ形状の運搬容器に形成されるようになされた代表的従 来技術のスリーブ１００が第２図に示されている。公知技術のスリーブは、それ ぞれの側面パネル１１４の下星直縁に折曲げ可能に接続された下ダストフラップ １０２、および、側面パネル１１４の上傾斜縁に折曲げ可能に接続された上ダス トフラップ１０４を含む。スリーブから運搬容器を形成する際、ダストフラップ １．０２および１０４は、スリーブに飲料容器か装入された浸析たたまれ、かつ 上部および底部パネル１１２および１１６に接続されている上および下端面フラ ップ１０６および１０８か折曲げられかつ、折たたまれたダストフラップに接着 さ桟る。代表的に、上端面フラップ１０６が下端面フラップよりも長くかつはじ めに折丁げらねる。その後にそれが、上ゲス１ヘフラツプ１．０４および、下端 面フラップ１０８か折たたまれる前に、下ダストフラップ＋０２の上部に接着さ れる。下端面フラップ１０８が、端面フラップ１０６に部分的に重なり、かっ下 ダストフラップ１０２および、丘端面フラップ１０６の部分的に重なり合った部 分に接着される。

ダス）・フラップ１０２および１．０４間の側面パネル１１．４の縁の部分１１ ０は、包装機械に導入されている運搬スリーブの進路中で機械的に加えられる大 きさの垂直力が運搬容器に加えられた際に座屈する傾向かある。類似に、底部パ ネル１ｉ＆および下端面パネル】０８の交差部に隣接する位置で側面パネルが、 同じ大きさのカか運搬容器に加えられた際に外方へ曲げられまたは湾曲される傾 向がある。側面パネルのこの部分か、包装機械を通る運搬容器スリーブの移動中 に包装機械の若干の部材を通過することを可能にするため。

下ダストフラップ１０２が底部パネル１１６と距離かおかれていることにより支 持されていないことがわかるであろう。側面パネルが、前述の座屈および湾曲動 作により変形するに至った際に、ボトルが運搬容器中へ装入された後にダストフ ラップおよび端面フラップを引続き折たたみかつ接着すると、図３に示したよう にかつ横方向の寸法矢印１０Ｓにより図示したように、パッケージが固定的に誤 整列した状態となる。図３かられかるように、側面パネルがそれらの湾曲位置に 固定されているとともに、ダストフラップ１０２および１０４の部分がみえてし まう。これにより、端面フラップ１０６および１０８がずれてしまい、その結果 端面パネル全面をおおう全体的構成の表示の１部分であるべきこれらフラップ上 の表示も同しくずれてしまい、意図された視覚効果を損う。

公知技術の運搬容器の難点が、図４にブランクの形で示されている本発明により 解決される。ブランクは、その側線に沿い折曲げ線２４により側面パネル部１４ に接続された底部パネル部２２を含む。

上部パネル部１２Ａが、その内縁に沿い折曲げ線２６により隣接する側面パネル １４に接続されている。もう１つの上部パネル部１２Ｂが、その内縁に沿い折曲 げ線２８により他の側面パネル部１４に接続されている。上部パネル部１２Ａが 、上部パネル部１２Ｂに重なりかつ付着されるようになされている。ハンドル開 口を、部分１２人中の開口を被覆するタブ３０および、部分１２Ｂ中の開口を被 覆するタブ３２により示された、上部パネル部中に整列された開口により、ブラ ンクに形成された上部パネル中に備えてもよい。また、下にある上部パネル部１ ２Ｂに運搬容器中のボトルを仕切るヒンン式の仕切りパネルを備えてもよい。ハ ンドルもまた仕切りパネルも本発明の機能に影響しないので、このような仕切り パネルの具備は任意であり、かつハンドルの設計は本発明と無関係の選択事項で ある。

図１および４かられかるように、折曲げ線２４か折曲げ線２６および２８よりも 長く、部分＋２Ａおよび１２Ｂにより形成された上部パネルを底部パネルよりも 短かくさせる。このことは、運搬容器の端面パネルの、内方へ向けられた傾斜部 のために必要である。端面パネルの形状か側面パネルの縁により描かれ、それに よりブランクに形成された運搬容器の端面パネルの下部が、折曲げ線２４から直 角に延びる側面パネル縁３６により制限され、かつ端面パネルの上傾斜部が、縁 ３６と折曲げ線２６および２８とをつなぐ傾斜側面パネル縁３８により制限され る。

ダストフラップ４０が、側面パネル縁３６および３８に相応する折曲げ線に沿い 側面パネル部１４のそれぞれの終端縁に接続されている。それぞれのダストフラ ップか、縁３６および３８に相応する折曲げ線セグメント間の接合点から距離を おいた近傍の半径またはアーチ形部４４に終端する切欠４２を包含する。端面フ ラップ１８が、底部パネル部２２に折曲げ線４６に沿い接続され、かつ端面フラ ップ２０が、上部パネル部１２Ａの終端縁に折曲げ線４８に沿い接続されている 。折曲げ線３８に接続されたダストフラップ４ｏの部分が折曲げ＃１３８および ２６の交差点に延び、上部パネルにまでの側面パネル縁に対する支持か得られる 。折曲げ線３６に接続されたダストフラップの部分が折曲げ線３６および２４の 交差点に延び、底部パネル２２まで下る側面パネルに対する支持が得られる。従 って、それぞれのダストフラップおよびその関連する側面パネル間に不破損接続 か存在する。

ダストフラップか、側面パネルを底部パネルに接続する折曲げ線２４に至るまで 延びてはいるが、ダストフラップの下縁５ｏか、運搬容器スリーブが機械のいか なる部材によっても衝突されることなく包装機械を通過するように、ダストフラ ップの下縁５ｏが、端面フラップ１８から離間されていることがわかるだろう。

離間された縁５０は、縁５０を側面パネルの底部と離間させることを許容すると ともに、同時に側面パネルの底部において側面パネルを支持する斜縁５２により 、折曲げ線３６および２４の交差点に接続されている。

図４のブランクから折たたまれた運搬容器スリーブを形成するため、上部パネル 部１２Ｂが、隣接する側面パネル１４と対向関係にあるように折曲げ線２８周り に折曲げられる。その後に、他の側面パネル１４が、その折曲げ線２４周りで折 曲げられ、上部パネル部＋２Ａを折曲げられた上部パネルｌ１２Ｂに直接に重ね させる。２つのパネル部を相互に、上部パネル部１２Ａを仕切りパネル３４に結 合することなく２つの部分相互が付着する部分で接着することにより、折たたま れたスリーブを開いた際に仕切りパネルかしかるべき位置へ降下すべく旋回自在 となる。

包装機械中で、折たたまれたスリーブか図５の管状の形状へ開かれるとともに、 ダストフラップ４０および端面フラップ１８および２０が側面、上部および下部 パネルから外側に延伸する。さらに、接続されたダストフラップ４０により側面 パネルに与えられる完全支持を図６に示す。図６は上部パネル１２に至る折曲げ 線セグメント３８に接続されたダストフラップの上部、および底部パネル２２に 至る折曲げ線セグメント３６に接続されたダストフラップの下部を示す。ボトル か装入される前において、運搬容器スリーブか、側面パネル１４の湾曲または座 屈を惹起する垂直力に対し最も損われやすいのはこの状態のときである。前述し たように、側面パネルの下部における危険な部分が、ダストフラップが底部パネ ル以上の側面パネルに接続されることにより強化される。垂直方向に距離をおい た、公知技術のダストフラップ間の危険部分が、ダストフラップの上および下セ グメントを一体となすことにより、かつ一体のダストフラップ４０を２つの折曲 げ線セグメント３６および３８に接続することにより、たとえ折曲げ線セグメン トが異なる方向に延びていても除去される。折曲げ線３６および３８の接合点に おける公知技術の構成の隙間を除去することにより、側面パネルがこの部分で強 化され、かつその結果それらが、包装機械の垂直応力に曝された際の座屈に耐え る。切欠４２の終端４４の位置は運搬容器の特定の設計により変更されるが、但 し該位置は側面パネルを十分強化するようにダストフラップ折曲げ線から十分に 遠くなければならないが、その位置におけるダストフラップの巾が、ダストフラ ップの内方折曲げを妨げるほと遠くなってもならない。−例として、１／２イン チの巾が、ダストフラップの折曲げを妨げることなく側面を十分に強化すると判 明した。

スリーブが装荷された後、次いでダストフラップがそれらの折曲げ線３６および ３８周りで折曲げられる。スリーブは、図７に示されたような端面図から明白で あるか、これはそれぞれ４本のボトルの３列を保持するように構成された運搬容 器の端のボトルＢを示す。

側面パネルか真直ぐでありかつ変形されていない。端面フラップ１８および２ｏ が適当な位置へ折たたまれかつ接着された後の同じ図面か図８で示されている、 その中で包装されかつ密閉された運搬容器か実際的にきちんとした形で示される とともに、端面パネルか正確に整列している。この状態で、他方の端面パネルフ ラップ上の表示とつなかるへくなされた一方の端面パネルフラップ上の表示か正 確に整列され、かつ接着された端面フラップか単一の端面フラップの外観を生じ る。

図９について、その中で図１および４〜８との関連において説明した同じ引用数 字が同じ部材に対する引用数字であり、ダストフラップ４０に、折曲げ線３６お よび３８の交差点から切欠４２の終端４４に延びる筋目線が備えられた。これは ダストフラップがこの区域でしわがよったり、折り曲がったりしないようにして ダストフラップの折曲げ動作を容易にするためである。これはとくに湾曲および 座屈に対する大きい抵抗力を得るため折曲線交差点および切欠間の巾を最大化し 、かつ巾が大きいことによりダストフラップに生ずる問題をひき起こさないこと が望まれる場合に育用である。同様に筋目線の代りに、切目またはスリット７０ が折曲げ原文差点および切欠の終端間に備えられている図１０の構成が、同じ目 的に使用されることができる。

本発明が、公知技術のものと同じ形状および寸法の運搬容器を、端面パネルずれ の惧れおよび前述に詳記した付随する難点なしに使用され得ることがわかるであ ろう。本発明は、運搬容器ブランク製造の観点からは、わずかな変更を包含する にすぎず、かつ特別のブランク材料を必要としない。従って本発明は、運搬容器 の費用を増大させない。

本発明が好適な実施例との関連において記載されているにせよ、当業者が、本発 明の全体的基本的機能を変更せずにかつ本発明の、添付の請求の範囲に定義され た精神および範囲から逸脱せずに、好適な実施例の特定の特徴への変更をなしう ろことは明らかである。

Ｆｘｒ；、、３ 、Ｆｘｒ；、７　Ｆ、ｒｒ、、Ｂ Ｆ’ｘｃ、、、、ＥＩ　Ｆ”ｘｒ、−ＩＤ国際調査報告

Claims (14)

【特許請求の範囲】
1. １．スリーブ形の物品運搬容器であって、運搬容器が、相対的に短かい上部パネ ル、相対的に長い底部パネル、上部および底部パネルに折曲げ可能に接続された 側面パネルを含み、該側面パネルが底部パネルを横切る方向に延びる下終端縁部 、および下終端縁部に対しかつ上部パネルに対し角度をなして延びる上終端縁部 を有し、側面パネルの下終端縁部間の距離がその上終縁部間の距離よりも大であ るような相対的に狭い上部および相対的に広巾の下部を有する物品の運搬に適合 されたスリーブ形の物品運搬容器において、上部、底部および側面パネルを運搬 容器のそれぞれの端面で接続する改良端面パネル構造が： それぞれの側面パネルの上および下終端縁部に折曲げ線に沿い接続されたタスト フラップ； 上部パネルに折曲げ可能に接続されかつ隣接するダストフラップに付着される上 端面フラップ； 底部パネルに折曲げ可能に接続されかつ隣接するダストフラップに付着される下 端面フラップ；を含みそれぞれのダストフラップが上縁、下縁および、前記折曲 げ線に対向する端縁を有し； それぞれのダストフラップの該端縁が概して折曲げ線へ延びかっ折曲げ線から距 離をおいた点で終端する切欠きを有する、改良端面パネル構造。
2. ２．それぞれの側面パネルの関連する上および下終端縁部が接合点で出合い、切 欠が前記接合点に相対的に近接する位置に終端する、請求の範囲第１項記載の改 良運搬容器端面パネル構造。
3. ３．切欠から前記接合部までの距離が、側面パネルを湾曲させる傾向のある垂直 力に対し前記パネルを強化するのに十分であるほど離れているが、ダストフラッ プに前記折曲げ線周りで折曲げられることを許容するほど接合部に十分に近接す る、請求の範囲第２項記載の改良運搬容器端面パネル構造。
4. ４．ダストフラップが、前記接合点および切欠間に筋目線を包含する、請求の範 囲第３項記載の改良運搬容器端面パネル構造。
5. ５．ダストフラップが、前記接合点および切欠間にスリット手段を包含する、請 求の範囲第３項記載の改良運搬容器端面パネル構造。
6. ６．切欠から接合点までの距離が、接合点から、折曲げ線に対向するダストフラ ップの端縁までの距離の半分以下である、請求の範囲第２項記載の改良運搬容器 端面パネル構造。
7. ７．それに沿いダストフラップが側面パネルの下終端縁部に接続されている折曲 げ線が、運搬容器の底部パネルに隣接する最下位置まで延びる、請求の範囲第２ 項記載の改良運搬容器端面パネル構造。
8. ８．ダストフラップの下縁が、運搬容器の底部パネルから実質的距離に離された 部分を含み、前記距離のおかれた下縁部が、前記距離のおかれた下縁部に対し斜 めに延びる縁により折曲げ線の最下位置につながっている、請求項７記載の改良 運搬容器端面パネル構造。
9. ９．相対的に狭い上部および相対的に広巾の下部を有する物品が装荷されるよう に、かつ密閉運搬容器に形成されるように適合された開口端面式運搬スリーブに おいて： 相対的に短かい上部パネル； 相対的に長い底部パネル； 上部および底部パネルに折曲げ可能に接続された側面パネルであって、底部パネ ルを横切る方向に延びる下終端縁部と該下終端縁部と上部パネルとに対し角度を なす上終端縁部とを有し、側面パネルの対向する端部における下終端縁が、その 上終端縁間の距離よりも大である側面パネル； 折曲げ線に沿いそれぞれの側面パネルの上および下終端縁部に接続されたダスト フラップであって、関連する側面パネルの実質的に平面中に位置し、運搬容器ス リーブの同じ端部側のダストフラップが、それらの折曲げ線に沿い相互に向け折 曲げられるようになっているタストフラップ； 上部パネルに接続されかつ実質的にその平面中に位置する上端面フラップであっ て、隣接する折たたまれたタストフラップと係合するように折下げられるように なされている上端面フラップ；底部フラップに接続されかつ実質的にその平面中 に位置する下端面フラップであって、隣接する折たたまれたダストフラップと係 合するように折上げられるようになされている下端面フラップ；を含み、 それぞれのタストフラップが上縁、下縁および端縁を有し：タストフラップの端 縁が概して折曲げ線へ向けて延びかつそれから距離をおいた位置に終端する切欠 を包含する、開口端面形の運搬スリーブ。
10. １０．それぞれの側面パネルの関連する上および下終端縁部が接合点で出合い、 上および下終端縁部に接続されたダストフラップ中の切欠が、前記接合部に相対 的に近接する位置に終結し、それにより切欠から前記接合点までの距離が、側面 パネルを湾曲させる傾向のある垂直力に対し側面パネルを強化するのに十分であ るが、タストフラップに折曲げ線周りで折曲げられることを許容するほど接合点 に十分に近接している、請求の範囲第９項記載の開口端面形の運搬スリーブ。
11. １１．ダストフラップが、前記接合点および切欠間に筋目線を包含る、請求の範 囲第１０項記載の開口端面形の運搬スリーブ。
12. １２．ダストフラップが、前記接合部および切欠間にスリット手段を含有する、 請求の範囲第１０項記載の開口端面形の運搬スリーブ。
13. １３．それに沿いダストフラップが側面パネルの下終端縁部に接続されている折 曲げ線が運搬スリーブの底部パネルに隣接する最下位置まで延び、かつダストフ ラップの下縁が、運搬スリーブの底部パネルから実質的な距離に離された部分を 含み、前記距離をおいた下縁部が、前記距離をおいた下縁部に対し斜めに延びる 縁により折曲げ線の最下位置につながっている、請求の範囲第１０項記載の開口 端面形の運搬スリーブ。
14. １４．相対的に狭い上部および相対的に広巾の下部を有する物品を運搬するよう に適合されたスリーブ形運搬容器を形成するためのブランクにおいて： 終端縁および側縁を有する相対的に長い底部パネル部；折曲げ線に沿い底部パネ ル部の側線に接続された２つの側面パネル部であって、底部パネル部に側面パネ ル部を接続する折曲げ線から横方向に延びる第１の終端縁部、および第１の終端 縁部と角度をなして延びかつ同部と交わる第２の終端縁部を有し、側面パネル部 の対向終端縁における第２の終端縁部間の距離がその第１の終端縁部間の距離よ りも小さいような側面パネル部；少くとも一方の側面パネルに折曲げ可能に接続 されかつ終端縁および側線を有する相対的に短かい上部パネル部手段；それぞれ の側面パネル部の第１および第２の終端縁部に折曲げ線に沿い接続されたダスト フラップであって、ブランクから形成された運搬スリーブの同じ端面にあるもの はそれらの折曲げ線に沿い相互へ向け折曲げられるように適合されているダスト フラップ； 上部パネル部手段の終端縁に接続された上端面フラップであって、ブランクから 形成された運搬スリーブ中の隣接する折曲げられたダストフラップと係合するよ うに折下げられるように適合されている上端面フラップ； 底部パネル部の終端縁に接続された下端面フラップであって、ブランクから形成 された運搬スリーブ中の隣接する折曲げられたダストフラップと係合するように 析上げられるように適合されている下端面フラップ；を含み それぞれのダストフラップは上縁、下縁および端縁を有し；ダストフラップの端 縁は、概してダストフラップを側面パネル部の第１および第２の終端縁部に接続 する折曲げ線へ向かって延び、かつ、前記第１および第２の終端縁部の交点と距 離をおいた位置に終結する切欠を包含する、スリーブ形運搬容器を形成するため のブランク。