JPH05502352A - ページング通信装置および方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 衛星をベースとしたアクルッジパック・ページングシステム 技術分野 この発明は、一般的には、ページング通信システムに関し、かつより特定的には 広い地理的領域のページングシステムに関し、かつ特に衛星をベースとしたアク ルッジバック（アックバック：Ａｃｋ−Ｂａｃｋ）ページング通信システムに関 する。

背景技術 歴史的には、ページングシステムは比較的高電力の集中的な送信サイトを使用し て限られた地理的領域にサービスを提供してきた。この構成は小さな都市および 地方自治体においてはよく作動したが、しばしば大都市領域に対しては適切でな いことが分かった。大きな地理的領域に適切にサービスを行うために、ページン グシステムは広い領域のカバレージを提供するために戦略的に配置された幾つか の送信機から同時送信（ｓ　ｉｍｕ　ｌ　ｃａｓ　ｔ、すなわち、同じメツセー ジをほぼ同時に送信〕することを始めた。そのようなシステムにおいては、選択 呼出し受信機（ページャ）を持つ個々の人は該大都市のページングサービス領域 におけるどこででも情報を受信することができた。

今日、ページング通信の傾向はより一層大きな地理的カバレージを提供する方向 にある。全国的な（Ｎａｔｉｏｎｗ　ｉ　ｄ　ｅ　）ページングシステムが、し ばしば顧客に彼らか合衆国（たとえば）内のどこにいるかにかかわりなくページ ングメツセージを提供しようとする試みにおいて考えられてきた。１つの知られ た各都市ページングシステムはページングメツセージを約８０の都市にある地上 中継器に送信するために衛星を使用し、それにより顧客がカバーされるいずれの 都市を旅行中の場合でもページングされ得るように構成されている。残念なこと に、これらの現在の衛星ページングシステムは設計に起因するエネルギおよびペ ージングトラフィックの効率の悪さを有する。すなわち、システムの衛星リンク （単数または複数は）しばしばページングメツセージの伝達に関しボトルネック を形成する。また、これらの衛星は最大送信電力で動作し、これはエネルギの浪 費であり、かつシステム全体の効率を低下させる。

従って、すべての人に便利な、信頼性あるかつ効率のよいページングサービスを 提供するページング通信システムの必要性が存在する。

発明の概要 要約すると、本発明によれば、ページング通信システムはページング情報を少な くとも１つの地上受信機（たとえば、ページャ）と通信するための少なくきも１ つの衛星を具備する。該地上受信機はベージングメツセージの受信をアクノ１ノ ツジするよう動作する。このアクノ１ノッジ信号を受信することにより（あるい は受信しないことにより）地上受信機の位置が決定でき、かつ衛星の送信電力を 制御できる。

図面の簡単な説明 第１図は、本発明に係わる軌道を回る衛星のネットワークの説明図である。

第２図は、本発明によるシステム動作を示す説明図である。

第３図は、第１図または第２図の衛星を示すブロック図である。

第４図は、衛星送信の足跡を示す説明図である。

第５図は、衛星通信経路およびリンクを示す説明図である。

第６ａ図から第６ｄ図までは、第１図、第２図または第５図の衛星の動作の概略 を説明するためのフロー図である。

第７図は、第２図または第５図の制御ステーションのブロック図である。

第８図は、第７図の制御ステーションの動作を説明するフロー図である。

第９図は、本発明に係わる任意選択的な地上ステーションのブロック図である。

第１０ａ図および第１０ｂ図は、第９図の地上ステーションの動作を説明するた めのフロー図である。

第１１図は、本発明に係わる選択呼出し受信機（ページャ）のブロック図である 。

好ましい実施例の説明 基本的には、本発明は選択呼出し受信機（ページャ）を持つ個人を呼出す（ベー ジングする）よう設計された世界的な通信システムを提供する。本発明によれば 、ここに開示された選択呼出し受信機（ページャ）はシステム内で動作してペー ジャのアクルッジバック信号を介し衛星の送信機の電力を制御する。

システム 第１図を参照すると、本発明の新規な通信システムが自然のまたは人工の天体１ ０４０回りに配置された衛星１０２のネットワークに基づくものとして見ること ができる。

好ましくは、７７個の衛星が天体（または惑星）の回りの種々の軌道に配置され 、それにより惑星上の任意の場所において受信機（たとえば、ページャ）に信号 を通信することができるようにされる。もちろん、衛星の送信能力および惑星の 所望の通信カバレージに依存してより多くのあるいはより少ない衛星を用いるこ とかできる。本発明によれば、７７個の軌道を回る衛星が７つの軌道面に配置さ れて衛星ネッ）・ワークを形成し、それにより前記受信機が陸地で動作している か、水上で動作しているか、あるいは航空機で移動しているか（該航空機が送信 衛星のビーム内にあれば）にかかわりなく通信を提供できるようにする。

さらに第１図を参照すると、前記衛星の内の３つが陸地（ｌａｎｄ　ｍａｓｓ） １θ８のそれぞれの領域１０６ａ−１０６ｃと通信ｊ７ているのが図示されてい る。各領域１０６は一般に各衛星の送信ビームの「足跡（ｆｏｏｔｐｒｊｎｔ） Ｊと称される。本発明によれば、各衛星はベージング情報をベージング受信機に 、あるいは特定の衛星の足跡内に位置する地上ステーションに送信可能である。

さらに、ページャからのアクルッジバック信号が衛星により受信されかつ処理さ れて後に明らかになるように衛星の送信電力を制御する。好ましい実施例におい ては、各衛星の送信足跡は各衛星の送信電力およびフットプリントをベージング メツセージを伝達するために制御しかつファインチューニングできるようにする ３７の個々の送信ロブ（Ｉ。

ｂｅｓ）を具備する。

衛星ネットワーク内では、ネットワーク全体は集中的な制御設備によって調整さ れるが、各々の衛星は他のものと実質的に独立に動作する。ページング受信機お よびシステムのために開発された種々の動作プロトコルを収容することができる 世界的ベージングシステムを提供するため、本発明は各々のベージング事象に対 しそれ自身の一部を該ベージング情報を受信するよう指定された受信機（単数ま たは複数）に適応させることができる。すなわち、たとえば、領域１０６ａで動 作するページング受信機はゴーレイ・シーケンシャル・コーディング（Ｇ　Ｓ　 Ｃ）を使用して衛星から直接ベージング情報を受信するかもしれない。同時に、 領域１０６ｂで動作するページング受信機は、よく知られたＰＯＣ８ＡＧプロト コルを使用して、その衛星、または地上のベースステーション（あるいは両方） から情報を受信することができる。さらに、領域１０６Ｃで動作する選択呼出し 受信機（ページャ）は現存のベージングシステムを介して衛星から中継された情 報を受信するトーンオンリまたはトーンおよび音声ベージング受信機とすること ができる。従って、本発明はコンタクトされるべきページャと通信することが要 求されるシステムの部分に適応する。

第２図を参照すると、世界的ベージングシステムの一部のより詳細な構成が示さ れている。第１図と関連して説明すると、本発明は複数の軌道で惑星を周回する 衛星１０２ａ−１０２Ｃ（３つが示されている）の軌道空間をベースとしたバッ クボーンを使用する。システムに対する調整能力（ｃｏｏｒｄｔｎａｔｔｎｇ　 ｉｎｔｅｌｌｉｇｅｎｃｅ）が制御ステーション１１０によって与えられ、該制 御ステーション１１０は本質的に大きな計算センタ（または、他の適切な情報記 憶および処理センタ）を具備し、該計算センタは本世界的システムで動作するよ う登録されたすべてのページング受信機のデータライブラリとともに、そのペー ジングメツセージを受信するための好ましい（または、デフオールド）位置、該 ページング受信機の現在の位置（もし分かれば）、好ましいページングプロトコ ル、および効率的なページングサービスを提供するために必要であるかあるいは 望まれる他のパラメータを維持する。好ましい動作においては、制御ステーショ ン１１０は、惑星の回りからのすべての入すページング要求を導く、アンテナ１ １２により現在制御ステーションの上に位置する衛星からメツセージを受信する 。出ベージング情報はアンテナ１１４により衛星ネットワークに提供され、それ により該ページング情報が適切なページング受信機（単数または複数）に向けら れるようにする。任意選択的に、１つより多くの制御ステーションを使用するこ とができるが、データベースのライブラリのメンテナンスがより困難になり得る 。いずれにせよ、ページング情報は制御ステーション１１０によって処理されて 該ページングメツセージがどこにかつどのようにして伝達されるべきかに関する 情報を含もようにする。この処理は周波数選択、プロトコル選択、（ページング 受信機の現在の位置に応した）メツセージルーティング情報、および衛星がベー ンを直接伝達すべきかおよび７／または（もしシステムか地上ステーションのペ ージング情報を可能にするよう構成されておれば）該ページング受信機の近くの 地理的領域に位置する任意選択的な地上ステーションを介して伝達すべきかのよ うな他の情報を含むことができる。

ページを開始するためには、個々の人は公共または私的電話型ネットワーク（図 示せず）を介して（直接または間接的に）制御ステーションにコンタクトする。

任意選択的に、本システムは１つまたはそれ以上の地上ステーション１１６を使 用することができ、これはまたこれらの電話型装置１１８を使用してコンタクト することができる。この後者の実施例においては、地上ステーション１１６は該 ページングメツセージを任意の適切なプロトコルにより送信機１２０を介［７て 衛星（１０２ａとして図示されている）に中継する。この情報を受信すると、衛 星１０２ａはそれが現在制御ステーションの上にないことを判定し、かつ従って この情報を制御ステーションへのダウンリンク送信のために衛星ネットワークを 介して適切な衛星に中継する。

従って、この例では、メツセージは衛星１０２ａから１０２ｂに進み、かつ次に 他の衛星間リンクにより衛星１０２Ｃに進む。制御ステーション１１０は衛星１ ０２Ｃの送信「足跡」内にあるから、ページング要求は送信機１２２により制御 ステーション１１０に送信される。

ページング要求の受信に応して、制御ステーションはページングされるべき選択 呼出し受信機の識別（ＩＤ）コードを分析１．てページング受信機の現在の位置 あるいは該ページング受信機により要求されるサービス領域を決定する。

すなわち、本発明のシステムにおいて動作可能なページング受信機を持つ個々の 人は彼または彼女がページング情報を受信することを望むサービス領域を規定す ることができる。従って、個人は１つの都市または地方自治体内でのみページン グ情報を受信することを選ぶことができる。他の人は多数の州でページング情報 を受信することを望むかもしれない。さらに他の者は情報を国全体にわたり、大 陸にわたり、あるいは世界的に受信しそれにより彼らか世界のどこでもページン グメツセージを受信できるようにすることを望むかもしれない。本発明は中央ス テーション１１０が世界的システム内で動作するよう登録された各選択呼出し受 信機に対しこの情報を維持する。このようにして、ユーザは所望のデフオールド のカバレージ領域を特定することができる。すなわち、制御ステーションはシス テムにページングメツセージをページングのユーザによって特定された各領域に 伝達させるようにすることができる。しかしながら、あるいは、もしページング 受信機の現在の位置が知られておれば、ページングメツセージは単にその領域に のみ向けられ衛星ネッワークにわたるページングトラフィックを低減することか できる。従って、制御ステーションは入すページング要求を処理しかつ衛星ネッ トワークにページング情報がページングされるべき個人の指令およびページング 受信機の現在の位置（もし分かれば）に基づきどこにページング情報が伝達され るべきかを衛星ネットワークに指令する。この個人が旅行をし、あるいはさもな ければ（永久的なものであれ一時的なものであれ）メツセージを受信するための 彼または彼女のデフオールド位置（単数または複数）を変更することを望んでお れば、その人は制御ステーションのデータライブラリが更新されるようにページ ングサービス提供者に通知しなければならない。さらに、メツセージ伝達サイト （単数または複数）の地理的領域の調査により、各衛星の必要とされる送信電力 を決定できる。すなわち、もし該ページングメツセージが大きな都市に伝達され なければならないとすれば、その都市の上の衛星は最大出力でメツセージを送信 し「雑音の多い」　（たとえば、高い妨害強度）の大都市環境において適切に受 信できるように指令を受けることができる。逆に、該メツセージがいなかのロケ ーションに伝達されるべき場合には、このロケーション上の衛星は低減された電 力レベルで該ページングメツセージを送信することができるが、それは妨害信号 が大きな都市領域に比較して大幅に低減されるからである。

また、制御ステーション１１０はページングメツセージがどのようにしてページ ングされる個人に伝達されるべきであるかを、好ましいページングプロトコルお よびページングされるべき選択呼出し受信機の動作周波数（単数または複数）を 識別する情報を抽出するためにデータライブラリを調べることによって決定する 。この情報はまた好ましくは世界的システムにページャを登録する時にページン グサービス提供者によって提供される。もちろん、この情報はその個人が他の選 択呼出し受信機を購入しあるいは彼または彼女の登録された受信機の修理の間に 借りたページャを使用している場合にはしば（５ば更新される。

ページング情報かどこにかつどのようにして伝達されるべきかが決定された後、 制御ステーション１１０は該ページング情報を送信機１２４を介して衛星ネット ワーク（第２図の衛星１０２ｃ）に戻す。この例では、衛星１０２ｃが衛星１０ ２ａの送信「足跡」の下の領域に向けられるべきページング情報を受信する。従 って、該ページング情報は衛星１０２ｂを介して１０２ａに導かれ、そこで該ペ ージング情報は選択された電力レベルで衛星１０２ａによってカバーされる地理 的領域で動作するページング受信機１２６に送信される。好ましくは、後にさら に詳細に説明するように、衛星からの各送信ビームの各々は３７の個々の送信ロ ブ（ｌｏ’ｂｅｓ）を備え、これらのロブは衛星か情報を通信できる最大の「足 跡」を集合的に表す。

本発明によれば、ページング受信機１２６によるページングメツセージの正しい 受信はアクルッジ信号１２７の送信によりアクノリツジされるっ該アクタ１ノツ ジバツク信号１２７はページャ１２６からページャのユーザによって特定（また は選択）されることが好ましい電力レベルて衛星（この場合は１０２ａ）に送信 される。あるいは、該アクノッジパックの電力レベルは知られた技術を用いて入 すページングメッセージを分析することにより決定できる。

いずれにせよ、衛星がアクルッジバック信号を受信すると、制御ステーション１ ３０はページングメツセージの適切な伝達を通知される。さらに、もし該ページ ングメツセージが（ユーザの指令により）幾つかの領域に送信された場合には、 該ページャのロケーションはアクルッジバック信号によって（おおざっばに）決 定できる。すなわち、ページャはそれか受信する送信のみをアクノリツジするか ら、制御ステーションは該アクルッジパック信号がどこで発信されたかを知るこ とによりページング受信機の現在の位置を追跡することができる。このようにｊ 、て、将来のページングメツセージは（たとえユーザにより特定されても）幾つ かのロケーションに送信する必要がなく、それは該システムが概略該ページャが どこにあるかを知るからである。しかしながら、ページャが次のページングメツ セージをアクノリツジしない場合には、該ページはユーザの指令に従って特定さ れた「デフオールド」領域の各々に再送信される。このようにして、ページャは 位置決めされそれにより惑星のまわりの移動が追跡されかつ衛星のトラフィック が制御できる。

他のページングメツセージの伝達のために、任意選択的な地上ステーション１１ ６を使用１．て衛星ネットワークから情報を受信しかつページング情報をローカ ル送信サイト１３０を介して導くことができる。これらのページング事象は衛星 からのダウンリンク送信と同しプロトコルを使用ｊ、て実行でき、あるいはダウ ンリンクプロトコルを他のプロトコル（すなわち、ページングされる選択呼出し 受信機と両立性あるプロトコル）に変換しそれにより該ページングメツセージを 受信することを意図してい□るページング受信機に適応できるようにすることに よって実行できる。さらに、本発明の地上ステーションは現代のローカルページ ングシステム］、３２に結合することができ、それによりページングメツセージ を衛星ネットワークから直接ページングメツセージを受信することができないペ ージング受信機に提供できるようにすることもできる。従って、地上ステーショ ン１１６′による送信１３４において受信されたページングメツセージは現存す るローカルページングシステム１．３２によって処理されかつ現存するローカル ページングシステム１３２によって認識可能なページング情報に変換できる。変 換されたページング情報は処理されかつ任意のローカルページング要求と同様に して該ローカルシステムに関連する送信サイトｉ　３０に分配する、二とかでき る。

知られているように、送信サイト１３０は異なる領域または都市のために集中化 された送信サイトを表すこともてき、あるいはより広い地理的領域に同時的な送 信カバ１ノージを提供するために同時送信サイトであってもよい。いずれにせよ 、本発明は基本的には衛星ネットワークからページング受信機に直接通信するこ とを意図１７でいるが、現存する機器、あるいは地上ベースの中継局を使用して 大きな自治体をサポートするように適切なページングプロトコルおよび周波数で ページング情報を中継しあるいは同時放送する全惑星システムネットワークを含 むこともできる。この実施例では、地上ステーションは衛星ネットワークからペ ージングトラフィックの一部を荷おろしし、ページング受信機が衛星ネットワー クから直接ページング情報を正確に受信できない（すなわち、影になった）状況 で別の送信点を提供し、あるいはダウンリンクプロトコルを現代の機器と両立す るプロトコルおよび周波数に変換するために使用できる。

本発明によれば、地上ステーションの送信したページングメツセージは送信地上 ステーションにアクノリツジされ、一方衛星のページング送信は該衛星にアクノ リツジされる。

このプロセスは任意選択的な地上ステーションがその送信電力を制御し、かつ直 接または衛星ネットワークを介した（ルート）を提供してページャの現在の位置 を制御ステーション１１０に戻すことを可能にする。

従って、これらの任意選択的な地上ステーションおよび制御ステーション１１０ が物理的に位置する地理的領域に物理的に存在するローカルシステムは直接制御 ステーション１１０と直接的通信リンク１３６を介して通信できる。

これはページング要求を通信するために衛星ネットワークに行く必要性を除去す る。当業者に明らかなように、衛星１０２の送信足跡は広い地理的領域をカバー する。制御ステーションと同じ動作足跡内の地上ステーションおよびローカルシ ステムは従って直接該制御ステーション１−１０に結合できるが、それはそのよ うなサイト間の通信はそれらの両方の上にある衛星によって中継されるからであ る。

衛星（単数または複数） 第３図を参照すると、衛星１０２がブロック図形式て示されている。好ましくは 、各衛星は商業的に利用可能なもののような伝統的な低高度軌道衛星からなる。

各衛星はアメリカのスペースンヤトルプログラムのような適切な打上げビークル （ｖｅｈｉｃｌｅ）によって軌道に乗せられる。

本発明によれば、好ましい軌道は大きく傾斜しており、それによって効率的な世 界的通信カバ１ノージを提供するものである。より少ない傾斜の軌道も使用でき るが、効率的な通信カバレージを達成するためには付加的な衛星か必要となる。

一旦軌道に入ると、伝統的な太陽電池アＩ／イ（第２図を参照）が開かれて衛星 １０２に電力を供給する。３これに続き、該衛星は、たとえば、衛星ネットワー クを形成するために現代のテレメトリ、トラッキング、および制御（ＴＴ＆Ｃ） プロトコルを使用することによるもののような、知られた技術を使用して「オン ライン」にされる。知られているように、太陽電池アレイは衛星に電力を提供す る。しかしながら、この電力は、天体が存在する特定の太陽系において星（太陽 ）からの太陽光を該天体が阻止する時間の部分により制限される。もし各衛星が 各々のページングメツセージを最大出力で送信すれば、衛星の電源は太陽電池ア レイが衛星のエネルギ蓄積手段を再び満たすことができない時間インターバルの 間は大きく制限されるかあるいは消費し尽くされるかもしれない。従って、本発 明はエネルギを節約しかつ効率的なシステムの運用を促進するために衛星の送信 電力を制御するよう動作する。

アップリンク送信はアップリンクアンテナ３００により受信されかつアップリン ク受信機３０２によりデコードされる。該アップリンク受信機は伝統的な衛星コ ントローラ３０４およびページングコントローラ３０６に結合され、それにより 衛星制御情報およびページング情報（アクルッジパック信号を含む）を適切に導 くことができるようにする。衛星コントローラ３０４は軌道の維持、位置追跡、 および惑星上の制御担当者により指示される他の適切な機能のような伝統的な衛 星制御機能を達成する。衛星コンＩ・ローラ３０４はまた衛星のダウンリンク送 信機３０８に結合され、それにより地上をベースとした制御担当者により要求さ れるいずれの情報をも提供する。

第３図に示されるように、衛星１０２の荷重（ｐａｙｌｏａｄ）はページングコ ントローラ３０６およびページング信号発生器３１０により占められる。ページ ング情報を受信すると、ページングコントローラは該ページングメツセージを惑 星に送信するか（すなわち、選択呼出ｊ、受信機をページングするかあるいは任 意選択的に該選択呼出し受信機への再送信のために地上ステーションにページ情 報を送信するか）、あるいは（制御ステーションあるいは他の衛星に送信のため に導くため）衛星ネットワークの池の衛星に送信するかを決定しなければならな い。従って、衛星間受信機３１２および送信機３１４がページングコントローラ ３０６に結合されており、それによりページング情報が適切に導かれる。さらに 、衛星コントローラ３０４は衛星間受信機および送信機に結合され、それにより 該衛星ネットワークのメンテナンスのために必要とされるネットワーク制御情報 を通信する。任意選択的に、単一の衛星間送受信機を使用することができるが、 これは該送受信機が衛星ネットワークにおけるその近隣の衛星と通信できるよう にするための方向転換可能なアンテナシステムを有する場合である。また、複数 の衛星間送受信機を、該衛星の大きさおよび重量が悪影響を与えず、かつそれが コスト的に制限されなければ、使用することもできる。

ページングコントローラ３０６は受信された情報のタイプに応じて主に何をかつ どのように送信するかを決定する。

たとえば、地上ステーションからのアップリンク送信（たとえば、ページング要 求あるいはアクルッジ信号）は通常制御ステーションに向けられるべきであるが 、制御ステーションからのアップリンク送信は通常どこにかつどのように該ペー ジングメツセージが伝達されるべきかに関する情報を含む。衛星間通信は、もち ろん、ページング要求、アクノ１ノッジ信号、あるいはページング情報のいずれ であってもよく、かつページングコントローラはその現在の位置（これは衛星コ ントローラ３０４によって監視される）および要求または情報の行き先を主に調 べることによって適切なルーティングを決定する。衛星コントローラが受信され たページング情報が惑星に向けて送信されるべきであることを決定すると、ペー ジング信号発生器３１０が使用されて適切なプロトコルおよび周波数選択を提供 する。すなわち、ページング信号発生器は以後説明する選択呼出し受信機に送信 する場合に任意の知られたページングプロトコル（または、もし任意選択的な地 上ステーションに送信する場合は任意の都合のよいプロトコル）を使用してペー ジング情報を伝達することができる。各々のページング送信に対し、この情報は 好ましくは制御ステーションにより提供され、あるいは所定のプロトコルにデフ オールドされる。さらに、ダウンリンク周波数の選択もまた制御ステーションに よって提供される伝達指令に従って行われる。

実際の送信に先立ち、ページングコントローラ３０６はページング情報を調べて ページングされるベキ個人によって特定される所望の通信カバレージを決定する 。本発明によれば、この情報は制御ステーションによってページングコントロー ラに提供され、かつアンテナ制御システム３１６に提供されて衛星の送信ビーム の「足跡」を調整する。

これは複数の個々の送信ロブのどれが（アンテナ制御３１６を介して）アクティ ベイトされるかを制御し、かつ「制御ライン３０７を介して）各々のアクティベ イトされたロブの電力を制御することによって達成されることが好ましい。本発 明によれば、ダウンリンクアンテナは３７の送信ロブを有するものからなる。こ のようにして、衛星の送信信号の比較的精細な制御が達成できる。すなわち、も しページングメツセージが大都市領域に向けられるべきであれば、各々のアクテ ィベイ）・されたロブのための送信電力は最大出力にセットされるであろう。逆 に、ページングメツセージを田舎の領域に伝達するためにはより低い送信電力設 定が１つまたはそれ以上のロブに対（、て使用できる。また、最初の電力設定に かかわりなく、もしページング受信機がページングメツセージの受信をアクノリ ツジしなければ、送信電力は（最大出力まで）増大されかっ該ページングメツセ ージが再送信される。このようにして、衛星の電力が節約される。

第４図を参照すると、好ましい衛星の送信「足跡（ｆ。

ｏｔｐｒｉｎｔ）Ｊを説明するために図式的な表現が与えられている。前にも述 べたように、好ましい衛星のダウンリンク送信システムは複数の個々Ｄロブを有 するアンテナを含む。第４図においては、セルラ電話サービスに関連して通常使 用されている六辺形の（ｈｅｘａｇｏｎａｌ）セルフオーマツ）・が本発明の選 択可能なカバレージの態様をユーザに説明するため便宜的に使用されている。当 業者は衛星のアンテナのロブの実際の送信パターンは完全な六辺形からなるもの でないことを理解するであろう。

本発明によれば、各々の個人は彼または彼女がページングメツセージを受信する 領域を特定することを許される。

例えば、ある個人がページを家であるいはオフィスで受信することのみを望むな らば、領域１７および１２を特定することができる。別の例として、領域１２− １４．１８−２０および２５−２６を特定することによりより広いカバレージを 与えることもできる。実際上、１つの衛星の３７の送信ロブの全体および全衛星 ネットワークにおける他の衛星の任意のもののいくつかまたはすべてのロブの下 でページング情報を受信することを含めて、（隣接するあるいは隣接しない）任 意の配列のカバ１ノージ領域を提供する、二とができる。このようにして、ペー ジングサービスはそのようなカバレージを望むものに対ｊ７世界的なカバレージ をベースとして任意のページングフォーマットまたはプロトコルを使用して提供 でき、一方ローカルエリアのカバレージもまたローカルカバレージおよびそれに 関連するより易い運用コストを望むものに提供できる。

衛星の通信能力につき第５図を参照してさらに説明する。

３つの衛星が示されており、これら３つの衛星は衛星間通信および地上アップリ ンク／ダウンリンク通信の双方てつながっている。図示された衛星（Ｎ−１，Ｎ およびＮ＋１）は同じ軌道面にある衛星であってもよく、あるいは３つの隣接す る軌道面にある１つの衛星を表わすこともできる。

いずれにせよ、衛星間通信は同じである。すなわち、各衛星は同じ軌道面にある 前のおよび次の衛星と通信でき、かつ前のおよび次の軌道にある衛星と通信でき る。この構成はベージング情報を軌道を回る天体上の任意の点に効果的に広める ことが可能な衛星ネットワークを提供する。

第５図に示されるように、衛星ＮはリンクＮを介して衛星Ｎ−１，Ｔｈ情報通信 し、かつリンクド＋＋１を介して衛星Ｎ＋１と通信する（以下同様である）。こ れらの送信は第３図に関連して上で説明（、た衛星間送信機および受信機（ある いは、任意選択的な送受信機）を使用ｊ７て行なわれる。

１つの実施例においては、伝統的なマイクロウェーブ通信が衛星間リンクのため に使用されるが、勿論コストが異常に高くなければ知られた光学的媒体（例えば 、レーザ）を使用できる。

第５図にはまた本発明の衛星ネットワークの基本的なアップリンクおよびダウン リンク通信能力が示されている。

図示の如く、衛星Ｎ−１は任意選択的な地上または陸上ステーションと通信でき 、該地上または陸上ステーションは次に現存の伝統的なベージングネットワーク に接続できる。

地上ステージタンが使用される場合には、通信経路（ビームＮ−１）は通常双方 向とされ、それにより電話力ネットワークを介して受信されたアクルッン信号お よびページング要求が制御ステーションに伝送でき、一方ページング情報は衛星 ネットワークから受信されかつ処理される。あるいは、もし何らかの特定の構成 において望まれる場合には、地上ステーションはアップリンクまたはダウンリン ク通信経路のみを使用することができる。

衛星ＮはビームＮを介（７てページャと直接通信しているのが示されている。こ のリンクはまたベージング情報が衛星から直接１つまたはそれ以上のページャに 放射でき、かつページャからのアクルッジ信号を該衛星に戻すことができる点に おいて双方向的である。さらに、このリンクはまた現存の機器を持たないかつ地 上ステーションを配置することが経済的でないかあるいはさもなければ望まれな いような惑星の領域に通信を提供する。衛星ネットワークからベージング情報を 直接受信するのに適したアクルッジパック受信機は後に説明する。

他の基本的な通信ページは衛星Ｎ＋ゴからのビームＮ＋１として示されている。

この例では、衛星Ｎ＋１は制御ステーションの上部の衛星でありかつ従って、（ 地上ステーションが用いられておれば）ページング要求を最終的に制御ステーシ ョンに通信し、かつ該制御ステーションから初期的にベージング情報を受信する 責務を最終的に有する衛星である。本発明によれば、衛星ネットワークの衛星間 およびアップリンク／ダウンリンク通信能力はページング受信機を有する個人に 天体のどこででもページングメツセージを受信できるようにする。

第６ａ図から第６ｄ図までを参照すると、衛星の好ましい動作か示されている。

地上ステーションが使用されているものと仮定すると、ルーチンは判断６００て 始まり、そこで情報が地上ステーションから受信されているか否かが判定される 。判断６００からの肯定的な判定は一般にページング要求が地上ステーションの １つから送信されておりかつ制御ステーションに向けられて該ページングメツセ ージがどこにかつどのように伝達されるべきかを決定すべきであることを意味す る。あるいは、この情報は制御ステーションからのアクルッン情報を表わすこと かできる。従って、判断６０２は該衛星が現在制御ステーションの頭上にあるか 否かを判定する。この判定は衛星コントローラ内の知られた機構を使用して惑星 の上部の衛星の現在の位置を調へかつこの情報を制御ステーションの知らねた位 置と比較することによって行なわれる。もし判断６０２の決定か該衛星か現在制 御ステーションの頭上にあることを決定すれば、前記情報か制御ステーションに 送信される（ステップ６０４）。逆に、判断６０２の否定的な判定は該情報が他 の衛星に送信される結果を生する（ステップ６０６）。

前に述へたように、該池の衛星は該情報を最初に受信した衛星と同じ軌道面にあ るかあるいは隣接軌道面にあるかのいずれでもよい。このように（、て、該情報 はそれが制御ステーションに向けられるまで衛星ネッＩ・ワークを通って進行す る。

判断６００の決定が情報が地上または陸上ステーションから受信されなかったと いうことであれば、ルーチンは判断６０８に進み、該判断６０８は情報か制御ス テーションから受信された否かを判定する。本発明によれば、制御ステーション は各ページング要求を処理［、かつページングメツセージをどこにかつどのよう に伝達すべきかについて決定を行なう。従って、制御ステーションは典型的には すべてのページング情報を衛星ネットワークを介する適切な分配および（直接ま たは地上またはローカルステーションによって）惑星に戻すために衛星ネットワ ークにアップリンクする。従って、判断６０８の判定が情報が制御ステーション から受信されたと判定すれば、ルーチンは判断６］２に進み、そこで衛星か現在 ページングメツセージを受信すべき識別されたページャ（単数または複数）の頭 上にあるか否かを判定する。もし頭上になければ、ルーチンはステップ６１４に 進み、そこで前記情報は同し軌道面内にあるあるいは隣接軌道面にある他の衛星 に送信されそれにより該ページングメツセージを制御ステーションによって指令 されるページング受信機に伝達する。逆に、判断６］２の判定がページャか衛星 の通信能力範囲内にあるということであれば、ルーチンはステップ６１６に進み 、そこでページングメツセージの送信のために適切な送信電力か選択される。こ の判定はページングメツセージか、制御ステーションまたはページング加入者に よって与えられる命令により、該受信ページャ（単数または複数）によってアク ノレツジされるべき否かに基ついて行なうことかできる。いずれにせよ、衛星の 送信電力か設定されかうルーチンはステップ６１８に進み、そこでページング加 入者の指令に応したかつ制御ステーションの指令による好ましいメツセージ伝達 要求に従って選択される（ステップ６１８および６２０）。いったんこれらの調 整が行なわれると、アンテナビーム（足跡）が制御ステーションによって与えら れる命令に従って調整される（ステップ６２２）。前に述べたように、制御ステ ーションの命令は主に個々のユーザのカバレージの希望に基づき発生され、かつ （部分的には）該ページング事象に対して発生される課金額を決定する。衛星の ビームか適切に調整された後、該情報はページング受信機（単数または複数）に よって受信されるために惑星の方向に送信される（ステップ６２２）。

ベージング情報の衛星による送信の後、ルーチンは判断６２４に進み、そこでペ ージングされた選択呼出受信機がメツセージの受信をアクノレツジｊ７なければ ならないか否かが判定される。もしアクレッジする必要があれば、判断６２６は 該アクルッジ信号が受信されたか否かを判定する。もし受信されれば、制御ステ ーションはベージング情報が指定されたページャ（単数または複数）により受信 されたことを通知される（６２７）（衛星ネットワークを介してまたは直接送信 により）。逆に、もし判断６２６の判定かアクルッン信号か受信されていないと いうこであれば、送信電力か調整され（すなわち、増大され）（ステップ６２８ ）それによりメツセージの再送信により正しく受信される確率を増大させる（ス テップ６３０）。このようにして、衛星の電力か、可能な場合には常により低い 電力の送信を使用し、かつ必要とされる場合にのみ衛星の送信電力を調整（増大 ）することにより節約される。

６０８の判定が情報か制御ステーションから受信されていないとされた場合には 、ルーチンは判断６３２に進み、そこで情報が他の衛星から受信されたか否かが 判定される。

もし受信されておれば、判断６３４は該情報がページング受信機に向けられてい るか否かを判定する。すなわち、一般的な衛星制御および軌道維持情報は別にし て、衛星間通信は一般に制御ステーションに向けられている情報、あるいは制御 ステーションから１つまたはそれ以上のページャに向けられている情報である。

従って、判断６３４の否定的な判定は判断６３６に衛星か現在制御ステーション の頭上にあるか否かを判定させる。もし頭上になければ、該情報が該情報を制御 ステーションに向けるように衛星ネットワークのさらに池の衛星に送信される（ ステップ６１４）。

しかｊ７ながら、もし該衛星が制御ステーションの頭上にあれば、ステップ６３ ８は該情報を前に述べたように処理するために制御ステーションに送信する。逆 に、もし判断６３４の判定が該情報がページャに向けられていることになれば、 判断６４０は該情報がそのビームの「足跡」内の領域に向けられているかどうか を判定する。もし該領域に向けられておらなければ、このメツセージを受けるべ きページャ（単数または複数）は該衛星の真下にはなく、かつ従って、該ページ ング情報は伝達のために池の衛星に送られなければならない（ステップ６１４） 。し、かじながら、もし６４０の判定の決定が該情報が下の地理的領域に向けら れているということになれば、ルーチンはその送信およびアクルッジ段階６１６ −６３０に進む。

制御ステーション（単数または複数） 第７図を参照すると、制御ステーション１１０のブロック図が示されている。制 御ステーション１１０は受信アンテナ１１２および受信機７００を介して衛星ネ ットワークから情報を受信する。この情報はコントローラ７０２に導かれ、該コ ントローラ７０２は１つの実施例ではモトローラ・インコーボＩノイテッドによ り製造されたＭＣ６８０３０型のマイクロコント−ラ、あるいはその機能的な等 価物からなる。コントローラ７０２はページングメツセージかどこにかつとのよ うにして伝達さｒ：ｑるべきかを決定するためにページング要求を処理するよう 動作する。これは主としてメモリ７０４に記憶されているデータライブラリを調 べることによって達成され、該メモリ７０４は世界的ページングシステムで動作 するよう登録された各受信機に対し動作特性および命令を記憶するための適切な 量および形式のメモリを含む。さらに、もしページャの位置が前のメツセージの アクルッジメントから知られれば、このページングメツセージをどこにかつどの ように伝達するかの決定は単純化できる。この情報を処理した後、ページングメ ツセージは送信機７０６に送られてアンテナ１１４を介し衛星ネットワークに送 信される。任意選択的に、衛星コントロール回路７０８は中央ステーション（お よび各々の地上ステーション）内に設けて衛星の軌道維持、位置追跡、および衛 星ネットワークの維持のために技術上よく知られた他の制御機能を提供すること ができる。あるいは、衛星の制御メンテナンスは衛星ネットワークを追跡しかつ 維持するよう設計された１つまたはそれ以上の他の設備から行なうこともできる 。前にも述べたように、任意選択的な地上ステーションおよび制御ステーション １１０の同じ物理的領域内のローカルシステムのために、任意選択的な直接リン ク１３６を使用することができる。

第８図を参照すると、ページング要求を処理するために制御ステーション１１０ によって行なわれるルーチンが示されている。ステップ８００において、ページ ング要求が制御ステーションによって受信される。これに続き、コントローラ７ ０２はメモリ７０４を調べて個々のユーザにより希望されるページングカバレー ジの量およびページャの現在の位置が分っているか否かを決定する。また、メモ リ７０４は使用されるべき好ましいページングプロトコルを規定するためにユー ザにより特定された情報を含む（ステップ８０４）。さらに、ページング周波数 □もページングユーザにより特定されていることが好ましい（ステップ８０６） 。最後に、制御ステーション１１０は任意選択的な地上ステーションが情報を（ 直接的にあるいは伝統的なローカルシステムを介して）ページング受信機に中継 するために使用されるべきか否かを判定する。このようにして、ページング受信 機はページングメツセージを直接衛星から、任意選択的な地上ステーションから （あるいは、両方から）、または全衛星ネットワークがベージングユーザにとっ て透明なものとなるように任意の知られた（標準の）ページングフォーマットを 使用する現存のローカルシステムから受信することができる。

任意選択的な地上ステーション（単数または複数）第９図を参照すると、本発明 と共に任意選択的に使用することができる地上または陸上ステーション１１６の ブロック図が示されている。衛星ネットワークからのダウンリンク情報はアンテ ナ９００により受信されかつ地上ステーションのコントローラ９０４の受信機９ ０２によってデコードされる。地上ステーションのコントローラ９０４はこの情 報を処理してページングメツセージのページング受信機への伝達に使用されるへ き周波数およびページングプロトコルに関し制御ステーションから命令を他出す る。コントローラ９０４は、１つの実施例においては、モトローラ・インコーホ レイテッドにより製造されるＭＣ６８０３０形マイクロコントローラ、またはそ の機能的な等価物とすることができる。コントロールステーションからの命令に 従い、地上ステーションのコントローラ９０４はプロトコル変換器９０６を制御 して適切なプロトコルへの選択（または変換）を行なう。基本的に、プロトコル 変換器９０６はページングメツセージを抽出するために衛星によってダウンリン クメツセージのためにどのようなフォーマットが使用されたかをデコードするよ う動作する。いったんメツセージが抽出されると、それはページング受信機への 引続く送信のために任意の選択されたページングプロトコルで再エンコードする ことができる。典型的には、これは地上ステーションに関連する送信サイｌ−１ ３０からの送信を介し、あるいはページングメツセージを前に述べたように現存 するローカルステーション１３２への標準的なベージング要求に変換することに よって達成される。適切なプロトコルの選択に加えて、地上ステーションコント ローラ９０４は１つまたはそれ以上の送信サイトコンＩ・ローラ９０８を制御し 、該送信サイトコントロー９０８は周波数選択、信号を送信すべきサイトの数、 および信号が技術上知られているようにいくつかの送信機から同時放送されるべ きか否かのようなパラメータでローカル送信サイト１３０を制御するよう動作す る。

ページング要求を発生するために、地上ステーション１１６は伝統的なページン グターミナル９１０を導入して公共または私的電話ネットワーク９１２からメツ セージを受信する。ページングターミナルはフォーマットを操作しかつ適切な要 求を発生し、これは送信機９１４およびアップリンクアンテナ９１６を介して衛 星ネットワークに送信される前に地上ステーションコントローラに送られる。任 意選択的に、コントロールステーションに関して説明したように、衛星コントロ ール回路９１８を地上また陸上ステーションに導入して衛星ネットワークの制御 および維持を行なうことができる。

第１０ａ図および第１０ｂ図を参照すると、地上ステーション１１６の動作の好 まｊ、いシーケンスが示されている。

該ルーチンはステップ１０００て始まり、そこてベージング要求が受信されたか 否かか判定される。もｊ７受信されておれば、該要求は適切にフォーマットされ かつ前に述へたように制御ステーションに導くために衛星ネットワークに送信さ れる（ステップ１．００２）。逆に、もし判断］０００の決定がページング要求 か受信されていないこととなれば、ルーチンは判断１００４に進み、そこでアク ノ１ノッジ情報が受信されたか否かが判定される。判断１００４の肯定的な判定 はこの情報を制御ステーション行きの衛星ネッＩ・ワークに送信されるようにす る（ステップ１００６）。

もしアクルッジ信号のためのいずれのページング要求も衛星ネットワークに送信 されるべきでない場合は、判断１００８はページング情報か衛星ネットワークか ら受信されたか否かを判定する。もし衛星ネットワークから受信されておれば、 判断１０１０は該ページング情報が現存のローカルページング要求を表わすため に処理されかつ送信のために現代のローカルステーションに送られるべきか否か を判定する。もし送られるべきであれば、ルーチンはステップ１０１２に進み、 そこで衛星から使用されたダウンリンクプロトコルが現存のａ−カルシステムの ための適切なページングフォーマット（これはステップ１０１４において送信の ためにローカルシステムに送られる）に変換される。

判断１０１０の判定がページング情報がローカルステーションのためのものでな いということになれば、ルーチンは地上ステーションに関連する送信サイト（単 数または複数）からの送信のためにステップ１０１６に進む。制御ステーション からの命令を調べた後、地上ステーションはページングプロトコルを選択しまた は前記ダウンリンクプロトコルからベーシング受信機の便宜のために適切なペー ジングプロトコルに変換するよう動作する。これに続き、好ましいページング周 波数がユーザの命令に従って選択される（ステップ１０１８）。次に、メツセー ジを送信するために使用されるべき送信サイトの番号および位置が該ページング 情報のページング受信機への送信（１０２２）に先立ち決定される（ステップ１ ０２０）。

ページング受信機（単数または複数） 第１１図を参照すると、本発明に係わるアクルッジバックページング受信機１２ ６のブロック図が示されている。

動作においては、ページングメツセージはアンテナ１１００により受信され、該 アンテナ１１００はアンテナスイッチ１１０２につながっている。受信モードに おいては、該スイッチの位置は受信情報をページング受信機１２６の衛星と両立 する（ｃｏｍｐａｔｉｂｌｅ）ｒフロントエンド」部分または地上ステーション と両立する「フロントエンド」に導く。従って、スイッチ１１０２の１つの出力 は受信信号をＲＦ増幅器１１０４に導き、該Ｒ，Ｆ増幅器１１０４は好ましくは １．５ＧＨｚ（ギガヘルツ）の衛星周波数範囲にある信号を増幅する。増幅され た信号はミキサ１１０６に印加され、該ミキサ１１０６はローカル発振信号をシ ンセサイザ回路１１０８から受信する。衛星をベースとした信号を受信するため に、ローカル発振信号は乗算器ゴー　１１−０によって乗算されそれにより高い 周波数の衛星信号を適切に復調する。ミキサ１１０６は第１のＩＦ信号１１１２ をＩＦフィルタ１１１４に提供し、該ＩＦフィルタ１１１４は第２のミキサ１１ １６に結合されている。ミキサ１１１６はシンセサイザ回路１１０８から池のロ ーカル発振信号１１１８を受入れかつ第２のＩＦ信号１１２０を提供し、該第２ のＩＦ信号１１２０はＩＦフィルタ１１２２によってろ彼される。本発明によれ ば、この第２の１７段は地上およびページング受信機の受信機復元セクションの 双方に共通なものである。

任意選択的な地上をベースとした機器から信号を受信するためには、アンテナス イッチ１１０２は該信号をＲＦ増幅器１１０４’　に導き、該ＲＦ増幅器１１０ ４’　はＵＨＦまたはＶＨＦ周波数範囲での周波数を増幅するよう設計された増 幅器を具備する。この信号はミキサ１１０６’　により混合されて第１のＩＦ信 号１１１２’をＩＦフィルタ１１１４′に提供する。該フィルタの信号は再び第 ２のミキサ１１１６’　においてシンセサイザ回路１１０８からの他のローカル 発振信号１１１．８’　により混合される。これは再び共通の第２のＩＦ信号１ １２０を生成し、該信号コ、１２０は第２のＩＦフィルタ１１２２によってろ波 される。

いずれの場合も、ろ波された第２のＩＦ倍信号検波器１１２４によって処理され 、該検波器１１２４はマイクロコントローラ１１２６によってさらに処理するた めにページング情報を復元する。本発明の１つの実施例においては、マイクロコ ントローラ１１２６はモトローラ・インコーポレイテッドにより製造されたＭＣ ６８ＨＣ１１型のマイクロコンピュータ、またはその機能的な等価物とすること ができる。

ページング情報をいくつかの知られた「標準の」陸上をベースとしたシステムの いずれかから、本発明の地上ステーションから、あるいは衛星から直接受信する ためには、マイクロコントローラ１１２６はシンセサイザ回路１１０８を制御し てこれらの信号を適切に第２１Ｆ信号１１２０にミクスダウンする。さらに、シ ンセサイザ回路１１０８はマイクロコントローラ１１２６によってプログラムさ れるから、本発明のページング受信機１２６は技術上知られた任意の周知のシン セサイザのプログラミング技術によって単にシンセサイザ回路を再プログラミン グするだけでいくつかの周波数を走査することができる。

本発明によれば、ページング受信機１２６は好ましくは自動モードで動作１７、 最初に地上をベースとした送信サイト（単数または複数）を提供するいずれかの 都市または地理的領域における直接送信のために衛星ネットワークに依存する前 に（もｊ、使用されておれば）地上をベースさした送信機を走査する。すなわち 、ここに説明されたページング受信機１２６に対しては、ページングの顧客か彼 または彼女がページングメツセージを受信することを望む領域（単数または複数 ）を特定する場合、もし地上をベースとした送信サイトかこれらのメツセージを 伝達するために利用可能であればそれらが使用されるであろう。この方法は衛星 ネットワークを「オフロード（ｏｆｆ−１，ｏａｄ）Ｊし、かつシステムにわた るページングメツセージのスループットを改善する。１つの好ましい走査技術に おいては、ページング受信機１２６は交互に地上および衛星信号を走査する。他 の実施例ではすべて（または一部）の知られた地上信号が最初に走査され、それ に続きページング受信機による１つまたはそれ以上の衛星チャネルの走査が行な われる。

もちろん、上に述べた自動モードはマニュアルモードのために無効にすることが できる。これを行うためには、マイクロコンＩ・ローラ１１２６はユーザ制＠１ １２８から命令およびコマンドを受信するが、該ユーザ制御１１２８は「リード （ｒｅａｄ）Ｊおよび「ロック（ｌｏｃｋ）Ｊファンクションセレクタ、メッセ ージアクルッジのオプション、および今日のページャに通常使用されている他の 知られたユーザ制御のような伝統的な機能を含む。さらに、１つのそのようなユ ーザ制御（すなわち、衛星／地上スイッチ）はマイクロコントローラ１１２６に ページング受信機１２６の衛星をベースとした復調セクションまたは地上をベー スと１．た復調セクションのいずれかを永久的に選択するなどのためにスイッチ １１０２を制御させるよう動作することができる。このように１．て、ページン グの顧客（ユーザ）はどのようにしてページングメツセージが受信されるかに関 しより多くの制御を与えられる。

前記自動モードはまた前記制御ステーションからの命令により無効にされ、該命 令はページングメツセージに導入される。この手順は、好ましくは、渋滞したペ ージングトラフィック経路を緩和するためあるいはページングユーザを彼らの好 ましい（特定された）メツセージ伝達経路が故障した場合に収容するためにペー ジングメツセージの伝達を再ルートするために使用される。

メツセージが受信された時、マイクロコントローラ１１２６にとっては警報回路 １１３０をアクティベイトするのが通例であり、該警報回路１．１３０は技術上 知られているようにサイレント警報、可視的警報、可聴警報を含むこ七ができる 。データメツセージは、１・−ン、またはトーンおよび音声メツセージが（オー ディオ回路１１３６によって増幅およびろ波された後）スピーカ１．１３４を介 してユーザに提供される一方で、任意の適切な表示手段１１３２上で表示するこ とができる。このようにして、本発明のページング受信機１２６は衛星ネットワ ークあるいは地球をベースとした地上ステーションから直接ページングメツセー ジを受信することができる。

ページングメツセージの受信の後に、ページャ１２６はアクルッジ送信機１１３ ８をアクティベイトしく１１３７）、該アクルッジ送信機１１３８はアクルッジ モードの間にアンテナスイッチ１１０２によってアンテナ１１００に結合される 。本発明によれば、アクノｊノッジ送信機１１３８は好ましくは適切なアクルッ ジコードを衛星ネットワークに送信するために１．５ＧＨｚの帯域で動作する。

もしシステムがそのように構成されおれば、アクノ１ノッジメントは陸上をベー スとした局にも同様に行うことができる。このようにｊ７て、ページングメツセ ージの受信はページング受信機によってアクノレツジすることができる。

Ｆ’ｌＧ、１ Ｆ’ｌＧ、４ 、ｉ；ｉＮコ 逅２ ム □ 叉１ 葦Ｚる ＦＩＧ、６Ａ ＦＩＧ、６Ｂ Ｆ”ｌＧ、７ ＦＩＧ、８ Ｆ’ｌＧ、９ Ｆ’ｌＧ、１θＡ。

ＦＩＧ、１θＢ 国際調査報告 １＋瞳−ｉ自１Φ＋拳嘴＾峙””’”ｒ／＋ＫＡｎ／ｎム７７

Claims (13)

【特許請求の範囲】
1. １．ページング通信システムであって、ページング情報を少なくとも１つの選択 呼出し受信機（１２６）に通信するための衛星をベースとした通信手段（１０２ ）、 複数の選択呼出し受信機であって、その内の少なくともいくつかは前記衛星をベ ースとした通信手段からページング情報を受信可能であり、かつ前記ページング 情報の受信をアクノレッジするための手段（１１３８）を含むもの、そして 前記ページング情報をどこにかつどのように伝達するかを決定するための制御手 段（１１０）、を具備する衛星通信システム。
2. ２．前記衛星をベースとした通信手段から受信されたページング情報を該ページ ング情報を受信するよう指定された選択呼出し受信機に通信するための地上をベ ースとした通信手段（１１６）を含む、請求の範囲第１項に記載のシステム。
3. ３．前記地上をベースとした通信手段は前記衛星をベースとした通信手段から受 信したページング情報を該ページング情報を受信するよう指定された選択呼出し 受信機に収容するために変換する手段（９０６）を含む、請求の範囲第２項に記 載のシステム。
4. ４．前記制御手段は前記アクノレッジ信号（１２７）に応答してページング情報 を他の領域に再び送るよう動作する、請求の範囲第１項に記載のシステム。
5. ５．前記制御手段は前記アクノレッジ信号（１２７）に応答して前記衛星をベー スとした通信手段の送信電力を制御するよう動作する、請求の範囲第１項に記載 のシステム。
6. ６．前記制御手段は前記システムで動作する少なくとも幾つかの選択呼出し受信 機のために好ましいページング領域、好ましいページング周波数、および好まし いページングプロトコルを表す情報を少なくとも記憶するためのメモリ手段（７ ０４）を含む、請求の範囲第１項に記載のシステム。
7. ７．前記制御手段は前記メモリ手段（７０４）内に記憶された情報に従って前記 ページング情報をどこにかつどのように伝達するかを決定する、請求の範囲第６ 項に記載のシステム。
8. ８．天体上の１つまたはそれ以上の領域にメッセージを提供する方法であって、 制御ステーション（第８図）において、（ａ）前記メッセージを受信する段階、 （ｂ）該メッセージをどこにかつどのように伝達するかを決定する段階、 （ｃ）該メッセージを前記天体を周回する少なくとも１つの衛星に送信する段階 、 を具備し、 前記衛星（第６ａ図〜第６ｄ図）において、（ａ）前記制御ステーションからメ ッセージを受信する段階、 （ｂ）前記メッセージを前記天体に送信すべきかあるいは他の衛星に送信すべき かを決定する段階、（ｃ）前記メッセージを前記段階（ｂ）の決定に従って送信 する段階、 を具備し、 少なくとも１つの選択呼出し受信機（１２６）において、（ａ）前記メッセージ を受信する段階、（ｂ）前記メッセージの受信をアクノレッジする段階、を具備 する天体上の１つまたはそれ以上の領域にメッセージを提供する方法。
9. ９．前記衛星（第６ａ〜第６ｄ図）において、（ｂ）アクノレッジ信号を受信す る段階、（ｅ）前記制御ステーションに前記メッセージがアクノレッジされたこ とを情報信号を送信することにより通知する段階、 を含み、 前記制御ステーション（第８図）において、（ｂ）前記衛星から前記情報信号を 受信する段階、（ｅ）前記情報信号を処理して前記選択呼出し受信機の位置を決 定する段階、 を含む、請求の範囲第８項に記載の方法。
10. １０．もしアクノレッジ信号が受信されなければ前記ページングメッセージを再 送信する衛星の処理段階を含む、請求の範囲第８項に記載の方法。
11. １１．前記ページングメッセージを再送信する前に送信電力を増大する段階を含 む、請求の範囲第１０項に記載の方法。
12. １２．前記衛星の送信段階はさらに、前記選択呼出し受信機が大都市領域にある 場合には、高出力で前記天体に向けてメッセージを送信する段階を具備する、請 求の範囲第８項に記載の方法。
13. １３．前記衛星の送信段階はさらに、前記選択呼出し受信機がいなかの領域にあ る場合には、低い電力で前記メッセージを前記天体に送信する段階を具備する、 請求の範囲第８項に記載の方法。