JPH055011Y2 - - Google Patents

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JPH055011Y2
JPH055011Y2 JP1985202775U JP20277585U JPH055011Y2 JP H055011 Y2 JPH055011 Y2 JP H055011Y2 JP 1985202775 U JP1985202775 U JP 1985202775U JP 20277585 U JP20277585 U JP 20277585U JP H055011 Y2 JPH055011 Y2 JP H055011Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、バネチヤージ式ドツトインパクト
印字ヘツドに関する。
〔従来の技術〕
第２図は従来のバネチヤージ式ドツトインパク
ト印字ヘツドの断面図である。図において、Ｕは
印字ヘツドユニツトで、縦断面が略Ｚ字形に形成
された枠体５０と、この枠体５０の基部５０ｋに
取り付けられ、励磁コイル５１ｒとコア５ｋとよ
り構成された電磁石５１と、永久磁石５２と、永
久磁石５２および磁性体のスペーサ５３を介して
取付部材５４により前記枠体５０の折り曲げ部５
０ｍに固定された板ばね５５と、ワイヤー５６
と、板ばね５５の自由端に取り付けられ、先端部
にワイヤー５６を取り付けたアーマチユア５７と
より構成されている。５９はカバーで、その上部
中央部には、前記ワイヤー５６を挿通するワイヤ
ー整列部材５７ａ，５７ｂが固定されている。
従来のバネチヤージ式ドツトインパクト印字ヘ
ツドにおいては、永久磁石５２を外方に折り曲げ
た枠体５０の折り曲げ部５０ｍに固定する構成に
したから、印字ユニツトＵ環状に取り付け、バネ
チヤージ式ドツトインパクト印字ヘツドを形成す
ると、この印字ヘツドの径方向における最大突起
は、前記永久磁石５２と折り曲げ部５０ｍにな
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来のバネチヤージ式ドツトイ
ンパクト印字ヘツドは、最大内径を小さくしよう
とすると、永久磁石５２とこの永久磁石５２を取
り付ける折り曲げ部５０ｍを小さくする必要があ
るが、小さくした永久磁石５２は、吸引力が弱く
なるため、アーマチユア５７を吸引することがで
きないという問題点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、バネチヤージ式ドツトインパクト
印字ヘツドの最大内径をより小さくすることを目
的としており、印字ヘツドユニツトを、電磁石
と、この電磁石とともに磁気回路を形成する磁性
体枠と、磁性体枠に、中間部において揺動可能に
支持され、かつ、先端部にワイヤを取り付けたア
ーマチユアと、このアーマチユアのワイヤ取り付
け側とは反対側の基部を摺動部材を介して弾性押
圧する可撓部材とより構成し、この印字ヘツドユ
ニツトを環状に取り付けている。
〔実施例〕
第１図はこの考案の一実施例を示す断面図であ
る。図において、Ｗは印字ヘツドユニツトで、励
磁コイル１ｒとコア１ｃとより構成された電磁石
１と、コア１ｃに取り付けた永久磁石２と、この
永久磁石２を介して電磁石１に、基部３ｋを取り
付けた断面Ｌ字形の磁性体枠３と、この磁性体枠
３の頂部に、中間部において揺動可能に支持され
たアーマチユア４と、このアーマチユア４の先端
部に取り付けたワイヤ５と、このアーマチユア４
のワイヤ５取り付け側とは反対側の基部と摺動部
材６を介して弾性押圧する板ばね（可撓性部材）
７とより構成されている。９はヘツドノーズで、
軸方向に、ワイヤーガイド１０ａ，１０ｂ，１０
ｃ，１０ｄ，１０ｅが間隔をとつて取り付けられ
ている。
この考案は、永久磁石２を電磁石１と磁性体枠
３との間に介挿するとともに、アーマチユア４の
ワイヤ５取り付け側とは反対側の基部を、板ばね
７により摺動部材６を介して弾性押圧するように
構成したから、この印字ヘツドの径方向における
最大突起は、枠体３の立ち上げ部になる。
〔考案の効果〕
この考案は、上記のように構成したから、バネ
チヤージ式ドツトインパクト印字ヘツドの最大内
径をより小さくすることができるという効果があ
る。又、摺動部材を設けた構成なので、平板状の
板ばねを用いることが可能となり、折曲加工した
板ばねをもちいることなく、弾性力を作用するこ
とができるので、板ばねの加工精度のばらつきに
よる印字品質のばらつきを防止できると言う効果
がある。
更に又、板ばねが直接アーマチユアに接触する
構成ではないので、板ばねとアーマチユア間の摩
擦によるアーマチユアの駆動力のばらつきを防止
でき、従つて、印字品質のばらつき及び騒音を防
止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第１図はこの考案の一実施例を示す図、第２図
は従来例を示す図である。 図において、１は電磁石、２は永久磁石、３は
枠体、４はアーマチユア、５はワイヤ、６は摺動
部材、７は板ばねである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 環状に取付けた複数の印字ヘツドユニツトよ
    りなり、該印字ヘツドユニツトは、電磁石と、
    この電磁石のコアに取付けた永久磁石と、この
    永久磁石を介して電磁石と磁気回路形成する磁
    性体枠と、この磁性体枠に、中間部において揺
    動可能に支持され、かつ、先端部にワイヤを取
    付けたアーマチユアと、このアーマチユアのワ
    イヤ取付側とは反対側の基部を摺動部材を介し
    て弾性押圧する平板状の板ばねとよりなること
    を特徴とするバネチヤージ式ドツトインパクト
    印字ヘツド。 (2) 前記摺動部材は、耐摩耗性および耐クリープ
    性を有する材質で形成されていることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第１項記載のバネ
    チヤージ式ドツトインパクト印字ヘツド。
JP1985202775U 1985-12-27 1985-12-27 Expired - Lifetime JPH055011Y2 (ja)

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JP1985202775U JPH055011Y2 (ja) 1985-12-27 1985-12-27

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JPS62109945U JPS62109945U (ja) 1987-07-13
JPH055011Y2 true JPH055011Y2 (ja) 1993-02-09

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58136454A (ja) * 1982-02-08 1983-08-13 Nec Corp マトリクスプリンタ用印字ヘツド
JPS59140070A (ja) * 1983-01-31 1984-08-11 Tokyo Electric Co Ltd ドツトプリンタヘツドのアマチユア支持装置
JPS59158268A (ja) * 1983-02-28 1984-09-07 Tokyo Electric Co Ltd ドツトプリンタヘツド

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5790841U (ja) * 1980-11-21 1982-06-04

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JPS62109945U (ja) 1987-07-13

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